JPH0780011A - 眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬送方法 - Google Patents

眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬送方法

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JPH0780011A
JPH0780011A JP22887393A JP22887393A JPH0780011A JP H0780011 A JPH0780011 A JP H0780011A JP 22887393 A JP22887393 A JP 22887393A JP 22887393 A JP22887393 A JP 22887393A JP H0780011 A JPH0780011 A JP H0780011A
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JP
Japan
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ophthalmic lens
manufacturing
air
lens
guide surface
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JP22887393A
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Hiroyuki Oyama
博幸 大山
Kenshiro Hattori
健四郎 服部
Chikau Kosaka
誓 小坂
Masaji Fujita
正司 藤田
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Menicon Co Ltd
Original Assignee
Menicon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼用レンズの製作に用いられる材料や治具等
を、各製造工程の実施場所間でスムーズに搬送すること
のできる搬送装置を提供すること。 【構成】 搬送基台12の案内面16に開口する複数の
エア噴出孔24を設け、そしてそれらのエア噴出孔24
を通じて噴出される圧縮空気により、レンズ材等の眼用
レンズ製作用材26に対して、浮力を及ぼし、以て、か
かるレンズ製作用材26を、案内面16から浮上させ
て、搬送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、コンタクトレンズや眼内レンズ
等の眼用レンズの製作に用いられる材料や治具等の眼用
レンズ製作用材を、眼用レンズの各製造工程の実施場所
間で搬送する眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬送
方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】コンタクトレンズ等の眼用レンズは、一般
に、円形ロッド状のレンズ素材から複数の厚肉円板状の
レンズ材を切り出した後、かかるレンズ材の両面に、順
次、荒削り加工を施し、更に両レンズ面に、順次、仕上
げ加工を施すことによって、製造される。
【0003】ところで、これら各種の眼用レンズの製造
工程は、それぞれ、加工に際して特別な装置が必要とさ
れること等から、互いに異なる場所で実施されるように
なっており、レンズ材や治具等が、それら各工程の実施
場所に、順次、搬送されて、上述の如き加工が、加えら
れることとなる。
【0004】そして、従来では、そのような各工程の実
施場所間での、レンズ材や治具等の眼用レンズ製作用材
の搬送手段として、一般に、ベルトコンベヤが用いられ
ている。
【0005】ところが、コンタクトレンズや眼内レンズ
用のレンズ材等は、非常に小さく且つ軽量であるため
に、ベルトコンベヤの継目部分に生ずる隙間に引っ掛か
かって、搬送不能となったり、レンズ材等が反転したり
し易く、スムーズな搬送ができないという問題があっ
た。
【0006】また、特に、荒削り加工や仕上げ加工が施
されたレンズ材では、ベルトコンベヤの継目部分に生ず
る隙間への引っ掛かり等によって、加工面に傷が付いた
り、角が欠けたりして、損傷が生じ易いために、搬送時
の問題に起因して品質および良品率が低下するという問
題もあった。
【0007】さらに、ベルトコンベヤは、その構造上、
ベルトの他、モータ等の駆動手段や歯車,プーリ等の駆
動力伝達手段が必要であり、装置が大掛かりとなるため
に、設備費が高くつくと共に、工程変更等に際しての搬
送装置のレイアウト変更が非常に煩雑で、困難であると
いう問題もあった。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、コンタクトレンズや眼内レンズ用のレンズ
材の如き眼用レンズ製作用材を、各製造工程の実施場所
間で搬送するに際して、引っ掛かりや反転等が防止され
て、スムーズな搬送が有利に且つ安定して実現され得
る、眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬送方法を提
供することにある。
【0009】また、本発明は、眼用レンズ製作用材を各
製造工程の実施場所間で搬送するに際して、傷や欠け等
の損傷が防止されて、製品の品質および良品率が有利に
向上され得る、眼用レンズ製作用材の搬送装置および搬
送方法を提供することも、目的とする。
【0010】更にまた、本発明は、装置構成が簡略で、
レイアウト変更等も容易な眼用レンズ製作用材の搬送装
置および搬送方法を提供することも、目的とする。
【0011】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、眼用レンズの製作に用いら
れる材料や治具等の眼用レンズ製作用材を、眼用レンズ
の各製造工程の実施場所間で搬送せしめる眼用レンズ製
作用材の搬送装置において、平坦な案内面を備えた搬送
基台に対して、該案内面に開口する複数のエア噴出孔
を、前記眼用レンズ製作用材が常に少なくとも一つの開
口を覆う間隔で設けることにより、該エア噴出孔から噴
出される圧縮空気によって、前記眼用レンズ製作用材を
前記案内面から浮上させて、搬送するようにした眼用レ
ンズ製作用材の搬送装置にある。
【0012】なお、そのような搬送装置にあっては、有
利には、前記複数のエア噴出孔が、前記案内面に対して
傾斜して開口せしめられており、該エア噴出孔から噴出
される圧縮空気によって、前記眼用レンズ製作用材に対
して、浮力と共に、推進力が加えられるように構成され
ることとなる。
【0013】また、本発明は、眼用レンズの製作に用い
られる材料や治具等の眼用レンズ製作用材を、眼用レン
ズの各製造工程の実施場所間で搬送せしめるに際して、
かかる眼用レンズ製作用材に対し、圧縮空気を下方から
噴出せしめて、浮力を及ぼすことにより、該眼用レンズ
製作用材を浮上させつつ、移動させる眼用レンズ製作用
材の搬送方法をも、その特徴とする。
【0014】さらに、この搬送方法においても、有利に
は、前記圧縮空気の噴出が、前記眼用レンズ製作用材の
底面に対し、下方から斜め上方に向って実施され、該眼
用レンズ製作用材に対して、浮力と共に、推進力が加え
られるようにされることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0016】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
例としての眼用レンズ製作用材の搬送装置10の斜視説
明図および縦断面説明図が示されている。かかる搬送装
置10は、矩形状断面をもって延びる長手状の搬送基台
12を備えている。なお、搬送基台12の材質は、特に
限定されるものではないが、軽量性および加工性等か
ら、例えば、PMMA等の合成樹脂材料等が好適に採用
され得る。
【0017】そして、この搬送基台12の上面には、長
手方向に延びる浅底の案内溝14が形成されている。ま
た、かかる案内溝14の底面は、平坦な案内面16とさ
れていると共に、該案内面16の幅方向両側には、略一
定の対向面間距離をもって案内溝14の全長に亘って延
びる内壁面18,18が形成されている。
【0018】また、搬送基台12の内部には、中央部分
を長手方向略全長に亘って延びるエア供給路20が形成
されている。そして、このエア供給路20は、搬送基台
12の長手方向一方の側に開口されており、かかる開口
側端部がエア供給口22とされている。
【0019】さらに、搬送基台12の内部には、エア供
給路20から上方に延び、案内面16上に開口するエア
噴出孔24が、多数、穿孔されている。これらのエア噴
出孔24は、案内面16の幅方向略中央部分に開口する
ように、長手方向に略一定の間隔をもって、一列に設け
られている。また、かかるエア噴出孔24は、図2に示
されているように、搬送基台12の長手方向一方の側に
傾斜して案内面16上に開口する状態で設けられてい
る。それによって、エア供給口22から圧縮空気を供給
することにより、かかる圧縮空気が、エア供給路20を
通じて、各エア噴出孔24から、案内面16上に噴出さ
れるようになっているのである。
【0020】なお、エア噴出孔24の開口の案内面16
上における間隔は、搬送すべきレンズ材26の大きさに
応じて、該レンズ材26が、常に、少なくとも一つのエ
ア噴出孔24の開口を覆い得るように、設定されてい
る。また、エア噴出孔24の口径は、特に限定されるも
のではないが、エア供給路20から供給される圧縮空気
に適当な圧力損失が及ぼされて、全てのエア噴出孔24
を通じて噴出されるエア圧力が略均一とされるように、
供給されるエア圧力やエア噴出孔24の数等に応じて決
定されるべきであり、本実施例では、0.2mmφとされ
ている。
【0021】かくの如く構成された搬送装置10におい
ては、エア供給口22に図示しないエア供給管路を接続
して圧縮空気を供給することにより、エア噴出孔24か
ら噴出されるエアが、レンズ材26に作用せしめられ
る。それによって、かかるエアの噴出圧により、レンズ
材26に浮力が及ぼされて、該レンズ材26が案内面1
6から浮上せしめられる。また、エア噴出孔24は案内
面16に対して傾斜していることから、エアの噴出圧に
より、レンズ材26に対し、かかるエア噴出孔24の傾
斜方向に推進力が及ぼされるのであり、以て、かかるレ
ンズ材26が、案内面16から浮上せしめられた状態
で、案内溝14内を長手方向に移動せしめられることと
なる。
【0022】また、そのようなレンズ材26の移動に際
しては、下方から斜め上方に向って噴出されるエアの巻
込み作用等によって、レンズ材26の移動方向の安定化
が図られ得るのであり、万一、外力等によりレンズ材2
6がふらついた場合でも、両内壁面18,18によるガ
イド作用によって、移動方向が修正され得る。
【0023】なお、エア供給口22を通じて供給するエ
ア圧力は、レンズ材26に対して十分な浮力と推進力を
及ぼし得るように設定する必要があるが、余り大き過ぎ
ると、レンズ材26が案内溝14から飛び出してしまう
おそれがある。そこで、かかるエア圧力は、流量調整器
や圧力調整器などを用いて、レンズ材26の大きさや形
状、エア噴出孔24の数や配置形態等に応じて、適宜に
調節する必要がある。尤も、レンズ材26は非常に軽
く、特にコンタクトレンズ材の場合には、一般に、治具
も含めて6.0g以下であることから、本実施例構造の
搬送装置10であれば、長さが30cmのもので、0.5
〜1.0 kg/cm2 程度のエア圧力を設定すれば十分であ
る。
【0024】また、かくの如き搬送装置10にあって
は、図3に示されているように、二つの搬送装置10を
近接させて直列的に配設することによって、連続した案
内面を形成することもできるのであり、それによって、
案内面16,16の接続部分においても、レンズ材26
を、浮上状態下に移動せしめることが可能である。
【0025】なお、より長い案内面を形成したい場合に
は、エア供給路20を長手方向両端面に開口させた搬送
基台12の複数個を用い、それらのエア供給路20,2
0を、シール材を介して、直列的に接続することも可能
である。或いは、エア供給路20の長手方向両端部を閉
塞すると共に、該エア供給路20の中央部分を搬送基台
12の側方に開口させてエア供給口を設けることによ
り、3つ以上の搬送装置を、直列的に配設して連続した
案内面を形成することが可能となる。
【0026】従って、上述の如き搬送装置10において
は、レンズ材26が、浮上状態下に搬送されることか
ら、搬送路上での引っ掛かりが防止されて、スムーズな
搬送が可能となるのである。
【0027】また、かかる搬送装置10においては、搬
送路上での引っ掛かり等に起因するレンズ材26の反転
が防止されることから、案内溝14の端部に設置した把
持装置によってレンズ材26を把持して取り出す際にお
けるレンズ材26の把持方向が有利に規定され得るので
あり、それ故、レンズ材26を、続く工程における加工
装置に対して、所定の方向性をもって装着することが可
能となることから、製造工程の自動化が有利に図られ得
るといった利点もある。
【0028】さらに、かかる搬送装置10においては、
搬送時におけるレンズ材26の搬送装置10への接触が
回避されることから、レンズ材26の磨耗や損傷が有利
に防止され得るのであり、それによって、製品の品質お
よび良品率の向上も有利に達成されると共に、磨耗等に
起因する塵埃の発生も防止され得るのである。
【0029】また、かかる搬送装置10にあっては、各
搬送装置10毎に駆動手段等を設ける必要がなく、構造
が極めて簡略であることから、従来のベルトコンベアに
比べて製造容易で安価であると共に、エア供給口22に
接続するエア供給管路の配管を変更するだけで、搬送装
置10の案内溝14によって形成される搬送路のレイア
ウトを容易に変更することができるといった利点もあ
る。
【0030】次に、図4〜7には、本発明の別の実施例
としての搬送装置30が示されている。なお、前記第一
実施例と同様な構造とされた部材および部位にあって
は、それぞれ、第一実施例と同一の符号を付することに
より、その詳細な説明を省略する。
【0031】すなわち、本実施例の搬送装置30におい
ては、それぞれ、搬送基台12の内部を長手方向全長に
亘って延び、長手方向一端面に開口する第一,第二,第
三のエア供給路32,34,36が設けられている。そ
して、第一のエア供給路32は、搬送基台12の幅方向
中央部分に設けられている一方、第二及び第三のエア供
給路34、36は、搬送基台12の幅方向において、か
かる第一のエア供給路32の両側に位置し、該第一のエ
ア供給路32と平行に設けられている。なお、これら第
一,第二,第三のエア供給路32,34,36の各開口
部は、それぞれ、エア供給口38,40,42とされて
いる。
【0032】さらに、それら第一,第二,第三のエア供
給路32,34,36に連通せしめられて、これら第
一,第二,第三のエア供給路32,34,36から搬送
基台12の内部を貫通して上方に延び、案内面16上に
開口する第一,第二,第三のエア噴出孔44,46,4
8が、それぞれ、多数個穿孔されている。
【0033】ここにおいて、第一のエア供給路32に連
通された第一のエア噴出孔44は、案内面16の幅方向
略中央部分に開口するように、長手方向に略一定の間隔
をもって、一列に設けられている。また、かかる第一の
エア噴出孔44は、図5に示されているように、搬送基
台12の長手方向一方の側(図中、右方向)に傾斜して
案内面16上に開口せしめられている。
【0034】また一方、第二及び第三のエア供給路3
4,36に連通された第二及び第三のエア噴出孔46,
48は、それぞれ、案内面16の幅方向両側に偏倚した
位置(第一のエア噴出孔44の両側)に開口するよう
に、長手方向に略一定の間隔をもって一列に設けられて
いる。また、これら第二及び第三のエア噴出孔46,4
8は、図6に示されているように、第一のエア噴出孔4
4とは逆方向となる、搬送基台12の長手方向他方の側
(図中、左方向)に傾斜して案内面16上に開口せしめ
られている。
【0035】そして、かかる搬送装置30においては、
図面上に明示はされていないが、図示しないエア切換バ
ルブによって、第一のエア供給路32と、第二及び第三
のエア供給路34,36とに、選択的に圧縮空気が供給
されるようになっている。
【0036】それによって、第一のエア供給路32に圧
縮空気を供給せしめて、第一のエア噴出孔44からエア
を噴出させることにより、案内溝14内において、レン
ズ材を、図中、右方向に移動せしめることができるので
あり、一方、第二及び第三のエア供給路34、36に圧
縮空気を供給せしめて、第二及び第三のエア噴出孔4
6、48からエアを噴出させることにより、案内溝14
内において、レンズ材を、図中、左方向に移動せしめる
ことが可能となる。
【0037】従って、上述の如き、本実施例の搬送装置
30においても、前記第一の実施例と同様な効果が、い
ずれも有効に奏せしめられ得るのであり、また、それに
加えて、かかる搬送装置30においては、圧縮空気の供
給口を切り換えることによって、レンズ材の搬送方向を
任意に選択することができるのである。
【0038】さらに、図8には、本発明の更に別の実施
例としての搬送装置50が示されている。なお、本実施
例でも、前記第一実施例と同様な構造とされた部材およ
び部位については、それぞれ、第一実施例と同一の符号
を付することにより、その詳細な説明を省略することと
する。
【0039】すなわち、本実施例の搬送装置50におい
ては、搬送基台12に形成された案内溝14が、長手方
向一方の側において拡幅されており、それによって、案
内溝14と同一平面上に広がる幅広凹部52が形成され
ている。そして、この幅広凹部52にも、案内面16に
開口する複数個のエア噴出孔24が設けられており、そ
れぞれ、搬送基台12の内部において、図示しないエア
供給路に接続せしめられている。
【0040】さらに、これら幅広凹部52に形成された
エア噴出孔24は、いずれも、案内溝14の中心部に向
かって傾斜して開口せしめられている。それによって、
幅広凹部52の案内面16上に載置されたレンズ材に対
して、エア噴出孔24から噴出されるエアにより、案内
溝14の中心部側に向かう推進力が及ぼされ得るように
なっている。
【0041】従って、このような構造とされた本実施例
における搬送装置50においては、レンズ材が、幅広凹
部52内のいずれの場所に位置せしめられた場合でも、
エア噴出孔24から噴出されるエアによる浮力および推
進力によって、かかるレンズ材が案内溝14の中央部分
に導かれて、該案内溝14内を、前述の如く、長手方向
に移動せしめられるのである。
【0042】それ故、かかる搬送装置50においては、
レンズ材が、搬送装置50の案内溝14内に手作業で導
かれる場合や、複数の場所から導かれる場合等において
も、レンズ材を搬送装置へ載せることが容易であり、優
れた作業性が発揮され得るのである。
【0043】また、図9に示される搬送装置60にあっ
ては、長手の搬送基台12における案内溝14の底面た
る案内面16に開口するエア噴出孔56が、該案内面1
6に垂直な方向に穿設されて、内面のエア供給路20に
接続せしめられた構造とされている。そして、このよう
な搬送基台12が、その長手方向における一方の端部か
ら他方の端部に向って傾斜するように、高さの異なる支
持脚62、64によって、水平な支持面58上において
支持されている。
【0044】このような構造の搬送装置60において
は、エア噴出孔56から噴出せしめられる圧縮空気によ
ってレンズ材26は浮上せしめられ、そして重力による
推進力が付与されて、図において右から左へ移動させる
ことが可能となるのである。
【0045】さらに、図10に示される搬送装置70に
あっては、レンズ材に対して推進力を与える推進用エア
噴出孔66が、長手の搬送基台12における案内溝14
の両側の内壁面に、傾斜して、それぞれ設けられてい
る。そして、かかる推進用エア噴出孔66は、浮上用の
エア供給路20の両側にそれぞれ設けられた推進用エア
供給孔68、68に接続されているのである。なお、浮
上用のエア噴出孔56が、図9における搬送装置60と
同様に、案内面16に垂直な方向に穿設され、内部の浮
上用のエア供給路20に接続せしめられている。
【0046】従って、この搬送装置70にあっては、エ
ア噴出孔56より垂直方向に噴出される圧縮空気によっ
てレンズ材(26)が浮上せしめられる一方、推進用エ
ア噴出孔66からの圧縮空気の噴出によって、レンズ材
(26)には推進力が付与されることとなり、以て図に
おいて右から左に移動せしめられ得るのである。
【0047】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、こ
れらの具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0048】例えば、図1〜図8に示される如き、案内
面に開口するエア噴出孔により浮力及び推進力を生じさ
せるタイプの搬送装置において、エア噴出孔の案内面に
対する傾斜角度は、レンズ材に目的とする浮力および推
進力を及ぼし得るように、レンズ材の形状や重量、或い
は供給されるエア圧力等を考慮して、適宜に決定される
べきものであり、限定されるものではない。そして、か
かるエア噴出孔の傾斜角度を変更することによって、レ
ンズ材の搬送速度を調節することが、可能である。
【0049】また、エア噴出孔の傾斜角度を、搬送方向
で異ならせることも可能であり、例えば、搬送路の終端
部でエア噴出孔の傾斜角度を反対向きにすることによ
り、レンズ材に制動力を及ぼすことも可能である。
【0050】さらに、図9や図10に示される搬送装置
60、70における、案内面16に垂直な方向に圧縮空
気を噴出するエア噴出孔56は、穿孔形態において設け
られているが、これに代えて多孔質部材をエア噴出孔形
成部位に設けて、該多孔質部材を通じて圧縮空気を噴出
せしめるようにすることも可能である。
【0051】また、前記実施例では、案内面16が案内
溝14の底面によって構成されて、該案内面16の両側
に内壁面18,18が形成されていたが、エア供給口か
ら噴出されるエアの巻込み作用等によって、レンズ材の
移動方向の安定化が図られ得ることから、そのような内
壁面18,18は、必ずしも必要ではない。また、かか
る内壁面18,18に代えて、案内面16の両サイドか
ら中心側に向かってエアを噴出させて、レンズ材の移動
方向の安定化を図ることも可能である。
【0052】さらに、レンズ材の下面や外周面に整流板
のような凹凸を設けることにより、搬送時におけるレン
ズ材の安定化を図ったり、レンズ材に方向性を持たせて
搬送時の回転を防止することも可能である。
【0053】また、案内溝18を湾曲させること等によ
り、曲線状の搬送路を形成することも可能である。な
お、そのような場合には、曲線部の外側に位置する内壁
面18にもエア噴出孔を設けることによって、レンズ材
の内壁面18への衝撃的な接触を防止することが望まし
い。
【0054】更にまた、エア噴出孔に圧縮空気を導くエ
ア供給路は、搬送基台の下面に開口して形成された凹溝
を適当な蓋材にて覆蓋すること等によって形成すること
も可能であり、特に、上述の如く、曲線状の搬送路を形
成する場合には、そのようなエア供給路の構造が有利に
採用され得る。
【0055】加えて、本発明に係る搬送装置および搬送
方法は、レンズ材の他、各種の眼用レンズ製作用材の搬
送に適用され得るものであり、例えば、図11に示され
ている如く、外周部分に把持用の凹部72が形成された
レンズ材74や、図12に示されている如く、一方のレ
ンズ面(凹面)が切削加工されたレンズ材76が接着さ
れる球状凸面78を有する切削加工用治具80、更に、
図13及び図14に示されている如く、粗加工された半
完成レンズ82を収容するための凹所84を備えた搬送
用コンテナ86などの搬送等に、いずれも、有利に適用
され得る。
【0056】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、いずれも、本発明の範囲内に含まれるものであるこ
とは、言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に係る搬送装置および搬送方法によれば、眼用レンズ製
作用材が浮上状態下に搬送されることから、眼用レンズ
製作用材の搬送路上での引っ掛かりや、そのような引っ
掛かりに起因する反転等が有利に防止されて、スムーズ
な搬送が可能となるのである。
【0058】また、かかる搬送装置および搬送方法によ
れば、搬送時における眼用レンズ製作用材の案内面に対
する接触が回避されることから、眼用レンズ製作用材の
磨耗や損傷が防止され得て、製品の品質および良品率の
向上が有利に達成され得るのである。
【0059】また、本発明に係る搬送装置においては、
曲線的な搬送路を形成することが可能であり、搬送路の
設計自由度が有利に確保され得る。
【0060】更にまた、本発明に係る搬送装置において
は、構造が極めて簡略であることから、従来のベルトコ
ンベアに比べて製造容易で安価であると共に、搬送路の
レイアウトも容易に変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての搬送装置を示す斜視
図である。
【図2】図1に示された搬送装置の縦断面図説明図であ
る。
【図3】二つの搬送装置の接続構造例を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の別の実施例としての搬送装置を示す平
面図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
【図6】図4におけるVI−VI断面図である。
【図7】図4における VII−VII 矢視図である。
【図8】本発明の更に別の実施例としての搬送装置を示
す平面図である。
【図9】本発明に従う搬送装置の異なる実施例を示す縦
断面説明図である。
【図10】本発明に従う搬送装置の他の異なる実施例を
示す平面説明図である。
【図11】眼用レンズ製作用材の具体例としてのレンズ
材を示す斜視図である。
【図12】眼用レンズ製作用材の具体例としての切削加
工用治具を示す斜視図である。
【図13】眼用レンズ製作用材の具体例としてのコンテ
ナを示す平面図である。
【図14】図13における XIV−XIV 断面図である。
【符号の説明】
10,30,50,60,70 搬送装置 12 搬送基台 14 案内溝 16 案内面 18 内壁面 20 エア供給路 24,56 エア噴出孔 26 レンズ材 32 第一のエア供給路 34 第二のエア供給路 36 第三のエア供給路 44 第一のエア噴出孔 46 第二のエア噴出孔 48 第三のエア噴出孔 66 推進用エア噴出孔 68 推進用エア供給路 76 レンズ材 80 切削加工用治具 86 コンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 正司 岐阜県関市新迫間3番地 株式会社メニコ ン関工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼用レンズの製作に用いられる材料や治
    具等の眼用レンズ製作用材を、眼用レンズの各製造工程
    の実施場所間で搬送せしめる眼用レンズ製作用材の搬送
    装置において、 平坦な案内面を備えた搬送基台に対して、該案内面に開
    口する複数のエア噴出孔を、前記眼用レンズ製作用材が
    常に少なくとも一つの開口を覆う間隔で設けることによ
    り、該エア噴出孔から噴出される圧縮空気によって、前
    記眼用レンズ製作用材を前記案内面から浮上させて、搬
    送するようにしたことを特徴とする眼用レンズ製作用材
    の搬送装置。
  2. 【請求項2】前記複数のエア噴出孔が、前記案内面に対
    して傾斜して開口せしめられており、該エア噴出孔から
    噴出される圧縮空気によって、前記眼用レンズ製作用材
    に対して浮力と共に推進力が加えられるようにした請求
    項1記載の眼用レンズ製作用材の搬送装置。
  3. 【請求項3】 眼用レンズの製作に用いられる材料や治
    具等の眼用レンズ製作用材を、眼用レンズの各製造工程
    の実施場所間で搬送せしめるに際して、 かかる眼用レンズ製作用材に対し、圧縮空気を下方から
    噴出せしめて、浮力を及ぼすことにより、該眼用レンズ
    製作用材を浮上させつつ、移動させるようにしたことを
    特徴とする眼用レンズ製作用材の搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記圧縮空気の噴出が、前記眼用レンズ
    製作用材の底面に対し、下方から斜め上方に向って実施
    され、該眼用レンズ製作用材に対して浮力と共に推進力
    が加えられるようにされる請求項3記載の眼用レンズ製
    作用材の搬送方法。
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