JPH078046Y2 - 遠隔制御式動力噴霧機 - Google Patents

遠隔制御式動力噴霧機

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JPH078046Y2
JPH078046Y2 JP1989007562U JP756289U JPH078046Y2 JP H078046 Y2 JPH078046 Y2 JP H078046Y2 JP 1989007562 U JP1989007562 U JP 1989007562U JP 756289 U JP756289 U JP 756289U JP H078046 Y2 JPH078046 Y2 JP H078046Y2
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pump
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寿朗 中西
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、薬液散布等に使用される遠隔制御式動力噴
霧機に係り、詳しくはポンプを駆動するエンジンの回転
速度をエンジンストップの惧れがなく遠隔制御すること
ができる遠隔制御式動力噴霧機に関するものである。
〔従来の技術〕
動力噴霧機を利用した作物への薬剤散布作業では、作業
者は、動力噴霧機のホースリールより散布ホースを長く
伸ばして、動力噴霧機より遠く離れた散布ホースの先端
部の噴霧ノズルから薬液を散布する。この場合、薬液散
布の開始や停止に伴って、噴霧ノズル元部の散布コック
を操作するとともに、動力噴霧機のポンプ駆動用エンジ
ンを低速運転から高速運転へ又その逆へ切換えて、燃費
の低減並びにエンジン及びポンプの寿命向上を図る必要
がある。しかし、作業者がエンジンの回転速度を変更す
るために、一々動力噴霧機の所へ戻ることは煩雑であ
り、作業能率を低下させる。
そこで、実開昭61−48070号公報では、作業者が携帯す
る送信機からの遠隔制御指令によりエンジンを低速回転
と高速回転との2個の回転速度で切換えることのできる
遠隔制御式動力噴霧機が開示されている。その遠隔制御
式動力噴霧機では、エンジンの低速運転時にエンジンス
トップが生じるのを防止するために、ポンプの吐出圧を
調整する調圧弁に対して並列に開閉コックを接続し、エ
ンジンの回転速度と共に開閉コックの開閉を制御してい
る。すなわち、共通のサーボモータへエンジンのスロッ
トル弁および開閉コックをそれぞれワイヤ及びリンクを
介して連結し、受信機が送信機から低速回転指令及び高
速回転指令を受信したときは、サーボモータを作動させ
て、スロットル開度の変更と開閉コックの開閉の切換え
とを同時に行ない、エンジンの低速回転時では、開閉コ
ックが開となって、ポンプの吐出圧を零に下げ、エンジ
ンの出力低下にもかかわらず、エンジンストップが起こ
らないようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
実開昭61−48070号公報の遠隔制御式動力噴霧機では、
エンジンの回転速度を切換える時に、エンジンのスロッ
トル開度の変更とポンプの負荷運転及び無負荷運転切換
え用の開閉コックの開閉切換えとを同時に行なうため、
次のような問題がある。
(a)エンジンを低速運転から高速運転へ切換えると
き、エンジンの出力が増大する前に、開閉コックが閉と
なって、エンジンが負荷運転となり、エンジンストップ
が起こることがある。
(b)エンジンを高速運転から低速運転へ切換えると
き、開閉コックが開となって、エンジンが無負荷運転と
なる前に、スロットル弁がアイドリング開度となって、
エンジンの出力が低下し、エンジンストップが起こるこ
とがある。
(c)エンジンのスロットル弁と、ポンプの負荷運転及
び無負荷運転切換え用の開閉コックとがそれぞれワイヤ
及びリンクを介して共通のサーボモータに連結し、エン
ジンの回転速度切換えのためのスロットル弁の操作量は
エンジンの種類に応じて異なるので、エンジンを載せ換
えるとき、スロットル弁の操作量と共に開閉コックの操
作量も調整する必要があり、エンジンの載せ換え時の作
業が煩雑になっている。
(d)エンジンはアイドリング開度の低速に対して高速
のスロットル弁開度は1個しか設定されていないので、
作業状況によって吐出量の小さい噴霧ノズルへ交換した
とき、余液量が多大となり、エンジンの駆動損失が増加
する。
請求項1及び3の考案の目的は、エンジンがスロットル
弁のアイドリング開度からアイドリング開度より大きい
スロットル弁開度運転へ切換えられるときのエンジンス
トップを防止することができる遠隔制御式動力噴霧機を
提供することである。
請求項2及び3の考案の目的は、エンジンがアイドリン
グ開度での運転からアイドリング開度より大きいスロッ
トル弁開度での運転へ切換えられるときのエンジンスト
ップを防止することができる遠隔制御式動力噴霧機を提
供することである。
請求項4の考案の目的は、種類の異なるエンジンへ載せ
換えるときも、ポンプの負荷運転及び無負荷運転切換え
用の開閉弁の操作量を調整する手間を省くことができる
遠隔制御式動力噴霧機を提供することである。
請求項5の考案の目的は、使用する噴霧ノズルの容量に
応じてポンプの送出量、すなわちエンジンの回転速度を
適切に設定することができる遠隔制御式動力噴霧機を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号として使用し
て説明する。
請求項1の遠隔制御式動力噴霧機(10)は、 エンジン(14)により駆動されるポンプ(16)と、 ポンプ(16)の吐出口から吐出される液の一部を余液と
して導出しポンプ(16)の吐出圧を調整する調圧弁(5
6)と、 ポンプ(16)の吐出口と調圧弁(56)の余液導出側と接
続するバイパス通路(60)を開閉する開閉弁(62)と、 エンジン(14)をスロットル弁のアイドリング開度で運
転する第1の運転指令及びアイドリング開度より大きい
スロットル弁開度で運転する第2の運転指令を選択的に
送信する送信機(48)と、 開閉弁(62)が閉じている場合に送信機(48)からの第
1の運転指令を受信すると開閉弁(62)を開いてからス
ロットル弁をアイドリング開度へ変更する受信機(38)
と、 を有している。
請求項2の遠隔制御式動力噴霧機(10)は、 エンジン(14)により駆動されるポンプ(16)と、 ポンプ(16)の吐出口から吐出される液の一部を余液と
して導出しポンプ(16)の吐出圧を調整する調圧弁(5
6)と、 ポンプ(16)の吐出口と調圧弁(56)の余液導出側と接
続するバイパス通路(60)を開閉する開閉弁(62)と、 エンジン(14)をスロットル弁のアイドリング開度で運
転する第1の運転指令及びアイドリング開度より大きい
スロットル弁開度で運転する第2の運転指令を選択的に
送信する送信機(48)と、 開閉弁(62)が開いている場合に、送信機(48)からの
第2の運転指令を受信するとスロットル弁開度をアイド
リング開度より増大させてから開閉弁(62)を閉じる受
信機(38)と、 を有している。
請求項3の遠隔制御式動力噴霧機(10)は、 エンジン(14)により駆動されるポンプ(16)と、 ポンプ(16)の吐出口から吐出される液の一部を余液と
して導出しポンプ(16)の吐出圧を調整する調圧弁(5
6)と、 ポンプ(16)の吐出口と調圧弁(56)の余液導出側と接
続するバイパス通路(60)を開閉する開閉弁(62)と、 エンジン(14)をスロットル弁のアイドリング開度で運
転する第1の運転指令及びアイドリング開度より大きい
スロットル弁開度で運転する第2の運転指令を選択的に
送信する送信機(48)と、 開閉弁(62)が閉じている場合に、送信機(48)からの
第1の運転指令を受信すると開閉弁(62)を開いてから
スロットル弁をアイドリング開度へ変更しまた開閉弁
(62)が開いている場合に送信機(48)からの第2の運
転指令を受信するとスロットル弁開度をアイドリング開
度より増大させてから開閉弁(62)を閉じる受信機(3
8)と、 を有している。
請求項4の遠隔制御式動力噴霧機(10)では、請求項1
〜3のいずれかの遠隔制御式動力噴霧機(10)におい
て、さらに、開閉弁(62)は、受信機(38)からの電気
制御信号により開閉を操作されるものである。
請求項5の遠隔制御式動力噴霧機(10)では、請求項1
〜4のいずれかの遠隔制御式動力噴霧機(10)におい
て、さらに、第2の運転指令は、スロットル弁の異なる
複数個のスロットル弁開度に対応して複数個に区別され
て設定されている。
〔作用〕
請求項1〜3の遠隔制御式動力噴霧機(10)出力、ポン
プ(16)は、エンジン(14)により駆動されて、液を吐
出する。開閉弁(62)がバイパス通路(60)を開いてい
るときは、ポンプ(16)からの吐出液は、調圧弁(56)
により調圧されることなく、バイパス通路(60)を介し
て余液として放出され、結果、ポンプ(16)は無負荷状
態にあり、エンジン(14)の負荷も小さい。開閉弁(6
2)がバイパス通路(60)を開いているときは、バイパ
ス通路(60)を介する液の放出は中止され、ポンプ(1
6)の吐出液は、調圧弁(56)により調圧された値を保
持し、結果、ポンプ(16)は負荷状態にあり、エンジン
(14)の負荷も大きい。
請求項1及び3の遠隔制御式動力噴霧機(10)におい
て、開閉弁(62)が閉じているときに、送信機(38)か
ら第2の運転指令が発せられて、受信機(38)がその第
2の運転指令を受信すると、先に、開閉弁(62)が開か
れ、すなわち、ポンプ(16)が無負荷状態になり、それ
から、スロットル弁開度はアイドリング開度へ変更され
て、エンジン(14)の出力が低下する。
請求項2及び3の遠隔制御式動力噴霧機(10)におい
て、開閉弁(62)が開いているときに、送信機(48)か
ら第2の運転指令が発せられて、受信機(38)がその第
2の運転指令を受信すると、先に、スロットル弁がアイ
ドリング開度より大きい開度へ変更され、すなわち、エ
ンジン(14)の出力が増大し、それから、開閉弁(62)
が閉じられて、ポンプ(16)が負荷状態になり、エンジ
ン(14)の負荷が増大する。
請求項4の遠隔制御式動力噴霧機(10)では、開閉弁
(62)は、受信機(38)から電気制御信号を受けて、開
閉を切換えられ、これにより、ポンプ(16)の吐出圧
は、ほぼ零となったり、又は調圧弁(56)により調整さ
れる状態となる。
請求項5の考案では、送信機(48)は、区別された複数
個の第2の運転指令を発し、スロットル弁開度は、アイ
ドリング開度より大きくかつ各第2の運転指令に対応す
る値となる。こうして、エンジン(14)の出力は、各第
2の運転指令に応じた出力で運転される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第8図は動力噴霧機10の全体構造を概略的に示す斜視図
である。動力噴霧機10のフレーム12には、エンジン14と
このエンジン14により駆動されて薬液を散布ホース18へ
圧送する往復ポンプ16とが載置され、さらに、散布ホー
ス18を巻き付けられるホースリール20が回転自在に軸支
されている。ホースリール20は、散布ホース18を巻き取
る回転方向へエンジン14により回転させられる。薬槽22
は薬液を貯留し、吸入ホース24は、一端において往復ポ
ンプ16の吸入口へ接続され、他端においては、ストレー
ナ26を装着されて、薬槽22の薬液内に沈められている。
戻しホース28は往復ポンプ16の余液を薬槽へ戻す。整列
巻取装置30はホースリール20の上方においてフレーム12
に取付けられている。整列巻取装置30の可動台32はホー
スリール20の回転に同期してホースリール20の軸方向へ
往復動し、ホースガイドローラ34は、ホースヘッド36に
回転自在に軸支され、散布ホース18を通され、また、ホ
ースヘッド36は、鉛直線の周りに回転可能に可動台32に
支持され、散布ホース18の引出し方向へ向くようになっ
ている。受信機38は、フレーム12の上辺部に固定され、
アンテナ40を有している。噴霧ノズル42は、その長手方
向へ適宜間隔で複数個の噴口43を有し、作業者44により
把持され、手元側において散布ホース18の先端へ接続さ
れている。散布コック46は、噴霧ノズル42の手元側に配
設され、散布ホース18から噴霧ノズル42への薬液の導入
を制御する。送信機48は、バンドにより作業者44の腰に
取付けられ、アンテナ50を有し、受信機38で電波を送
る。スイッチ群52は、噴霧ノズル40の手元側の端部に取
付けられ、リード線54を介して送信機48へ接続されてい
る。すなわち、作業者44によりスイッチ群52において指
示された制御指令は、リード線54を介して送信機48へ送
られ、そこで電波が発信され、受信機38へ送られる。
第2図は動力噴霧機10の全体の概略ブロック図である。
調圧弁56は、往復ポンプ16の吐出口へ接続され、往復ポ
ンプ16の吐出圧を所定値に調整する。余液通路58は、調
圧弁56より排出される余液を戻しホース28へ導く。バイ
パス通路60は、両端をそれぞれ往復ポンプ16の吐出口及
び戻しホース28へ接続され、開閉弁62により開閉され
る。吐出管64は、往復ポンプ16の吐出口をホースリール
20内の散布ホース18へ接続する。サーボモータ66は、3
本の制御信号線68を介して受信機38からそれぞれ低速、
中速及び高速信号を入力され、ワイヤ70を介してエンジ
ン14のスロットル開度を制御する。切換えリレー72は、
2本の制御信号線74を介して受信機38から弁開及び弁閉
信号を入力され、2本の給電線76の正負を切換えて、開
閉弁62の開閉を制御する。バッテリ78は、受信機38及び
サーボモータ66等へ電力を供給する。
第1図は動力噴霧機10の主要部の構成図である。開閉弁
62は、バイパス通路60を開閉する開閉部80と、正逆転に
より開閉部80の開閉を操作するサーボモータ82とを有し
ている。サーボモータ82は、2本の給電線76を介して切
換えリレー72から給電電圧を印加されるとともに、切換
えリレー72により2本の給電線76の正負を切換えられ
て、正転及び逆転を制御される。サーボモータ66は受信
機38から3本の制御信号線68を介してそれぞれ送られて
来る低速、中速及び高速信号によりアーム84の揺動角を
3段階に制御し、レバー86はエンジン14のスロットル弁
と一体的に揺動する。サーボモータ66及びレバー86はワ
イヤ70により互いに連結され、サーボモータ66及びレバ
ー86の実線位置、破線位置及び一点鎖線位置はエンジン
14のスロットル弁のアイドリング開度、中開度及び大開
度に対応する。
第3図は送信機48内のブロック図である。低速指令スイ
ッチ52a、中速指令スイッチ52b及び高速指令スイッチ52
cは、作業者44により操作されて、エンジン14を低速、
中速及び高速で運転することを指示するものである。エ
ンコーダ部88は、低速指令スイッチ52a、中速指令スイ
ッチ52b及び高速指令スイッチ52cのオン、オフ状態に対
応するコードのパルス列を生成する。高周波部90は、エ
ンコーダ部88から送られて来るパルス列をFSK−FM方式
により変調し、変調信号をアンテナ50から電波で送信す
る。
第4図は受信機38内のブロック図である。高周波部92は
アンテナ40において受信した変調信号を復調し、デコー
ダ部94は、高周波部92の出力から低速指令、中速指令及
び高速指令を判断する。信号処理部96は、デコーダ部94
からの低速指令、中速指令及び高速指令に基づいてオ
ン、オフされる弁開指令用リレー98、弁閉指令用リレー
100、低速指令用リレー102、中速指令用リレー104及び
高速指令用リレー106を含む。弁開指令用リレー98及び
弁閉指令用リレー100は、各制御信号線74を介して切換
えリレー72(第1図)へ接続され、弁開指令用リレー98
がオンになると、サーボモータ82は切換えリレー72から
の印加電圧により正転し、開閉弁62の開閉部80はバイパ
ス通路60を開き、また、弁閉指令用リレー100がオンに
なると、サーボモータ82は、切換えリレー72からの印加
電圧の正負を逆にされて、逆転し、開閉弁62はバイパス
通路60を閉じる。低速指令用リレー102、中速指令用リ
レー104及び高速指令用リレー106は、各制御信号線68を
介してサーボモータ66(第1図)へ送られ、低速指令用
リレー102がオンになると、サーボモータ66は、アーム8
4(第1図)をエンジン14の低速運転位置、すなわちエ
ンジン14のスロットル弁のアイドリング開度に対応する
揺動位置(第1図実線位置)にし、また、中速指令リレ
ー104がオンになると、アーム84をエンジン14の中速運
転位置、すなわちエンジン14のスロットル弁の中開度に
対応する揺動位置(第1図破線位置)にし、また、高速
指令用リレー106がオンになると、アーム84をエンジン1
4の高速運転位置、すなわちエンジン14のスロットル弁
の大開度に対応する揺動位置(第1図一点鎖線位置)に
する。AND回路108,110,112は、デコーダ部94が低速指
令、中速指令及び高速指令をそれぞれ出力しているとき
に1を入力され、ワンショットマルチバイブレータ114,
116,118は、それぞれAND回路108,110,112から1を入力
されると、所定時間だけ1を出力する。ワンショットマ
ルチバイブレータ114からの1の出力は、弁開指令用リ
レー98へ直ちに送られて、弁開指令用リレー98を直ちに
オンにするとともに、遅延回路120を介して低速指令用
リレー102へ送られ、所定時間遅延後に低速指令用リレ
ー102をオンにする。ワンショットマルチバイブレータ1
16からの1の出力は、中速指令用リレー104へ直ちに送
られて、中速指令用リレー104を直ちにオンするととも
に、遅延回路122を介して弁閉指令用リレー100へ送ら
れ、所定時間遅延後に弁閉指令用リレー100をオンにす
る。ワンショットマルチバイブレータ118からの1の出
力は、高速指令用リレー106へ直ちに送られて、高速指
令用リレー106を直ちにオンするとともに、遅延回路122
を介して弁閉指令用リレー100へ送られ、所定時間遅延
後に弁閉指令用リレー100をオンにする。NOR回路124
は、ワンショットマルチバイブレータ114,116,118及び
遅延回路120,122の出力がいずれも0であるとき、すな
わちエンジン14の回転速度及び開閉弁62の開閉が切換え
る処理が信号処理部96において終了し、信号処理部96が
定常状態であるとき、1を出力し、デコーダ部94からAN
D回路108,110,112への低速指令、中速指令及び高速指令
を有効にさせる。
第5図、第6図及び第7図は送信機48においてそれぞれ
低速指令、中速指令及び高速指令が発生されたときの動
力噴霧機10の各部の作動状態を示すタイミングチャート
である。
最初に送信機48において低速指令を指示したときの作用
を第5図において説明する。低速指令は、例えば噴霧ノ
ズル42からの薬液の散布作業を終了して、ホースリール
20への散布ホース18の巻取を開始するとき等に、発生さ
れる。エンジン14を低速運転に切換えるために、時刻t1
に送信機48の低速指令スイッチ52aがオンにされると、
受信機38のデコーダ部94は時刻t2において低速指令をAN
D回路108へ出力し、ワンショットマルチバイブレータ11
4は1を出力する。これにより、弁開指令用リレー98
は、時刻t2に直ちにオンとなり、開閉弁62のサーボモー
タ82は正転して、開閉部80はバイパス通路60を開き、エ
ンジン14は無負荷となる。一方、低速指令用リレー102
は、遅延回路120を介してワンショットマルチバイブレ
ータ114からの1を受けるので、時刻t2より遅れた時刻t
3にオンとなり、サーボモータ66のアーム84及びエンジ
ン14のレバー86が低速用揺動位置(第1図実線位置)と
なり、エンジン14のスロットル弁はアイドリング開度と
なる。したがって、エンジン14は、無負荷となった後、
中速又は高速から低速へ切換えられ、出力を低下され
る。時刻t3からワンショットマルチバイブレータ114の
出力パルス幅に対応する時間が経過した時刻t4以降は、
すなわち、エンジン14が低速で運転される定常期間で
は、送信機48において中速指令スイッチ52b又は高速指
令スイッチ52cがオンにならない限り、開閉弁62の開閉
部80はバイパス通路60を開いた状態に保持する。
送信機48において中速指令を指示したときの作用を第6
図において説明する。
中速指令は、例えば、小容量の噴霧ノズル42を使用する
場合において、作業者44が、ホースリール20から散布ホ
ース18を引出して、被散布場所まで移動し、噴霧ノズル
42から薬液の散布を実施するとき等に、発生される。エ
ンジン14を中速運転に切換えるために、時刻t1に送信機
48の中速指令スイッチ52bがオンにされると、受信機38
のデコーダ部94は時刻t2において中速指令をAND回路110
へ出力し、ワンショットマルチバイブレータ116は1を
出力する。これにより、中速指令用リレー104は、時刻t
2に直ちにオンとなり、サーボモータ66のアーム84及び
エンジン14のレバー86が中速用揺動位置(第1図破線位
置)となり、エンジン14のスロットル弁は中開度とな
る。一方、弁閉指令用リレー100は、遅延回路122を介し
てワンショットマルチバイブレータ116からの1を受け
るので、時刻t2より遅れた時刻t3にオンとなり、切換え
リレー72において開閉弁62のサーボモータ82の給電印加
電圧の正負が低速指令の場合とは逆にされ、サーボモー
タ82が逆転し、開閉部80はバイパス通路60を閉じる。し
たがって、エンジン14の低速から中速への切換えでは、
エンジン14が、そのスロットル弁を中開度にされて、出
力を増大した後、負荷を増大されるので、エンジンスト
ップを抑制される。なお、エンジン14が高速から中速へ
切換えられるときは、開閉弁62の開閉部80はバイパス通
路60を既に閉じているので、送信機48における中速指令
の発生にもかかわらず、バイパス通路60は閉に保持され
たまであり、往復ポンプ16の吐出圧は下降することな
く、エンジン14は高速から中速へ切換えられる。時刻t3
からワンショットマルチバイブレータ116の出力パルス
幅に対応する時間が経過した時刻t4以降は、すなわち、
エンジン14が中速で運転される定常時間では、送信機48
において低速指令スイッチ52aがオンにならない限り、
開閉弁62の開閉部80はバイパス通路60を閉じた状態に保
持する。
送信機48において高速指令を指示したときの作用を第7
図において説明する。高速指令は、例えば、大容量の噴
霧ノズル42を使用する場合において、作業者44が、ホー
スリール20から散布ホース18を引出して、被散布場所ま
で移動し、噴霧ノズル42から薬液の散布を実施するとき
等に、発生される。エンジン14を高速運転に切換えるた
めに、時刻t1に送信機48の高速指令スイッチ52cがオン
にされると、受信機38のデコーダ部94は時刻t2において
高速指令をAND回路112へ出力し、ワンショットマルチバ
イブレータ118は1を出力する。これにより、高速指令
用リレー106は、時刻t2に直ちにオンとなり、サーボモ
ータ66のアーム84及びエンジン14のレバー86が高速用揺
動位置(第1図一点鎖線位置)となり、エンジン14のス
ロットル弁は大開度となる。一方、弁閉指令用リレー10
0は、遅延回路122を介してワンショットマルチバイブレ
ータ118からの1を受けるので、時刻t2より遅れた時刻t
3にオンとなり、切換えリレー72において開閉弁62のサ
ーボモータ82の給電印加電圧の正負が低速指令の場合と
は逆にされ、サーボモータ82が逆転し、開閉部80はバイ
パス通路60を閉じる。したがって、エンジン14の低速か
ら高速への切換えでは、エンジン14が、そのスロットル
弁を大開度にされて、出力を増大した後、負荷を増大さ
れるので、エンジンストップを抑制される。なお、エン
ジン14が中速から高速へ切換えられるときは、開閉弁62
の開閉部80はバイパス通路60を既に閉じているので、送
信機48における高速指令の発生にもかかわらず、バイパ
ス通路60は閉に保持されたままであり、往復ポンプ16の
吐出圧は下降することなく、エンジン14は中速から高速
へ切換えられる。時刻t3からワンショットマルチバイブ
レータ118の出力パルス幅に対応する時間が経過した時
刻t4以降は、すなわち、エンジン14が高速で運転される
定常期間では、送信機48において低速指令スイッチ52a
がオンにならない限り、開閉弁62の開閉部80はバイパス
通路60を閉じた状態に保持する。
〔考案の効果〕
請求項1及び3の考案では、送信機からの第1の運転指
令によりエンジンをスロットル弁のアイドリング開度で
運転させようとするとき、エンジンの出力減少に先行し
て、開閉弁が開かれて、エンジンの負荷が減少するの
で、エンジンストップを防止することができる。
請求項2及び3の考案では、送信機からの第2の運転指
令によりエンジンをアイドリング開度より大きいスロッ
トル弁開度で運転させようとするとき、開閉弁の開から
閉への切換え、すなわちエンジンの負荷の増大に先行し
て、スロットル弁開度をアイドリング開度より増大させ
て、エンジンの出力を増大させるので、エンジンの負荷
の増大に対してエンジンの出力の増大が遅れる事態を回
避して、エンジンストップを防止することができる。
請求項4の考案では、開閉弁は受信機からの電気制御信
号により開閉を操作されるので、異種のエンジンの載せ
換えに伴う開閉弁の操作量の変更作業を省略することが
でき、載せ換え作業の作業能率が向上する。
請求項5の考案では、エンジンをアイドリング開度より
大きい複数個のスロットル弁開度で運転させることがで
きるので、各状況に応じてポンプに要求される各流体送
出量に応じた出力でエンジンを運転させて、ポンプの適
切な送出量を確保しつつ、エンジンの駆動損失の増大を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図は動力噴霧機の
主要部の構成図、第2図は動力噴霧機の全体の概略ブロ
ック図、第3図は送信機内のブロック図、第4図は受信
機内のブロック図、第5図、第6図及び第7図は送信機
においてそれぞれ低速指令、中速指令及び高速指令が発
生されたときの動力噴霧機の各部の作動状態を示すタイ
ミングチャート、第8図は動力噴霧機の全体構造を概略
的に示す斜視図である。 10……動力噴霧機(遠隔制御式動力噴霧機)、14……エ
ンジン、16……往復ポンプ(ポンプ)、38……受信機、
48……送信機、56……調圧弁、60……バイパス通路、62
……開閉弁。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン(14)により駆動されるポンプ
    (16)と、 前記ポンプ(16)の吐出口から吐出される液の一部を余
    液として導出し前記ポンプ(16)の吐出圧を調整する調
    圧弁(56)と、 前記ポンプ(16)の吐出口と前記調圧弁(56)の余液導
    出側と接続するバイパス通路(60)を開閉する開閉弁
    (62)と、 前記エンジン(14)をスロットル弁のアイドリング開度
    で運転する第1の運転指令及びアイドリング開度より大
    きいスロットル弁開度で運転する第2の運転指令を選択
    的に送信する送信機(48)と、 前記開閉弁(62)が閉じている場合に前記送信機(48)
    からの第1の運転指令を受信すると前記開閉弁(62)を
    開いてから前記スロットル弁をアイドリング開度へ変更
    する受信機(38)と、 を有していることを特徴とする遠隔制御式動力噴霧機。
  2. 【請求項2】エンジン(14)により駆動されるポンプ
    (16)と、 前記ポンプ(16)の吐出口から吐出される液の一部を余
    液として導出し前記ポンプ(16)の吐出圧を調整する調
    圧弁(56)と、 前記ポンプ(16)の吐出口と前記調圧弁(56)の余液導
    出側と接続するバイパス通路(60)を開閉する開閉弁
    (62)と、 前記エンジン(14)をスロットル弁のアイドリング開度
    で運転する第1の運転指令及びアイドリング開度より大
    きいスロットル弁開度で運転する第2の運転指令を選択
    的に送信する送信機(48)と、 前記開閉弁(62)が開いている場合に前記送信機(48)
    からの第2の運転指令を受信するとスロットル弁開度を
    アイドリング開度より増大させてから前記開閉弁(62)
    を閉じる受信機(38)と、 を有していることを特徴とする遠隔制御式動力噴霧機。
  3. 【請求項3】エンジン(14)により駆動されるポンプ
    (16)と、 前記ポンプ(16)の吐出口から吐出される液の一部を余
    液として導出し前記ポンプ(16)の吐出圧を調整する調
    圧弁(56)と、 前記ポンプ(16)の吐出口と前記調圧弁(56)の余液導
    出側と接続するバイパス通路(60)を開閉する開閉弁
    (62)と、 前記エンジン(14)をスロットル弁のアイドリング開度
    で前記エンジン(14)を運転する第1の運転指令及びア
    イドリング開度より大きいスロットル弁開度で運転する
    第2の運転指令を選択的に送信する送信機(48)と、 前記開閉弁(62)が閉じている場合に前記送信機(48)
    からの第1の運転指令を受信すると前記開閉弁(62)を
    開いてから前記スロットル弁をアイドリング開度へ変更
    しまた前記開閉弁(62)が開いている場合に前記送信機
    (48)からの第2の運転指令を受信するとスロットル弁
    開度をアイドリング開度より増大させてから前記開閉弁
    (62)を閉じる受信機(38)と、 を有していることを特徴とする遠隔制御式動力噴霧機。
  4. 【請求項4】前記開閉弁(62)が前記受信機(38)から
    の電気制御信号により開閉を操作されるものであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔制御
    式動力噴霧機。
  5. 【請求項5】前記第2の運転指令は、異なる複数個のス
    ロットル弁開度に対応して複数個に区別されて設定され
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の遠隔制御式動力噴霧機。
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