JPH078058Y2 - クリーナ構造 - Google Patents

クリーナ構造

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JPH078058Y2
JPH078058Y2 JP1991112070U JP11207091U JPH078058Y2 JP H078058 Y2 JPH078058 Y2 JP H078058Y2 JP 1991112070 U JP1991112070 U JP 1991112070U JP 11207091 U JP11207091 U JP 11207091U JP H078058 Y2 JPH078058 Y2 JP H078058Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、耳あなの掃除やテー
プレコーダの汚れ落し等に用いるクリーナの構造の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活が向上すると、
衣,食,住は勿論のこと、衛生的で健康的な生活がより
良く追及するようになってきている。
【0003】したがって、改良生活に常に心身の健康、
且つ、清潔の状態の保持が重要視されるようになり、各
種の保健衛生,清潔保持の技術が案出され実用化されて
いる。
【0004】このうち、成人は勿論のこと、乳幼児等の
保健衛生にかかわる商品として耳かきが日常生活必需品
として広く用いられており、耳等の垢や汚れ除去に重宝
されており、従来から、例えば、竹製であって一端にス
プーン状のへらを、他端に球状の綿毛等を付した耳かき
が用いられてきたが、不用意な用い方では傷つき等が生
じ、中耳炎等を生ずる虞があることから、近時、プラス
チック製の可撓性のバー状シャンクの先端に綿球等を一
体的に設けた所謂「綿棒」が、例えば、実開昭61−1
77656号公報考案に示されているように開発され、
安全性の高い保健衛生用のクリーナとして用いられるよ
うになってきており、例えば、図12に示す様に、該綿
棒1をケース2に所定数収納した商品3とし、或いは、
図13に示す様に、パック2′内に所定数並列状に収納
してシール密封した商品3′として流通市場で取り扱わ
れるようになってきている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】かかる綿棒1にあって
はその綿球が柔軟体であり、皮膚を傷つけることもなく
効果的にこれを除去し、清潔状態を保つような利点は満
され、又、単に、保健衛生上の見地から清潔状態保持用
としてのクリーナとして広く用いられるばかりでなく、
テープレコーダのヘッド等のOA機器の整備用のクリー
ナとして使用に供され、垢落し,汚れ除去,防錆等の用
途に供され、歯のスポット的な疾患部に対する薬液塗布
等にも使用出来る汎用性の利便さはある。
【0006】しかしながら、かかる綿棒は一般にはプラ
スチック製のバー状のシャンク先端に設けた綿球が通常
乾燥状態で取り付けられているに過ぎないことから、垢
や汚れが皮膚に密着状態で付着している場合には除去し
難いという難点があり、剥離性が不充分でテープレコー
ダのヘッドに固着している鉄粉の強制的な剥離能力に欠
けるという欠点があった。
【0007】そして、テープレコーダのヘッドのクリー
ナとしてピン等を用いてスポット的に汚れ除去等を行お
うとすると、当該ヘッドを不測にして損傷したり、回路
等の機構等にトラブルを生じかねないという不都合さが
あった。
【0008】又、綿球を部位によってその断面を角形に
したようなものも上記公報にはあるが、該綿球が硬化し
た場合には上述同様の損傷を生じるような虞があり、
又、柔軟性を有する角形に形成するには加工上熟練を要
し、加工能率が悪いという不具合がある。
【0009】したがって、クリーナとしての完全性に不
充分さがあり、汚れ等の完全除去性が望まれるものであ
った。
【0010】
【考案の名称】この出願の考案の目的は上述従来技術に
基づく清潔状態を保持するクリーナや精密機械部品のメ
ンテナンス用の綿棒タイプのクリーナの問題点を解決す
べき技術的課題とし、確実に柔軟体を有し、可撓性を有
することにより安全性が良く、使い勝手が良く、大量生
産,低コストでの提供性等のメリットを生かしながら、
汚れ等の剥離性をより確実にし、被洗浄体のに対する清
浄作業を完全に保持し、しかも、量産供給が低コストで
行え、より良き市民生活の維持,精密機械等の機能保持
に与かるようにして各種産業における機能維持技術利用
分野に益する優れたクリーナ構造を提供せんとするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述実用新案登録請求の範囲を要旨とするこの出願の考案
の構成は、前述課題を解決するために、目,耳,鼻等の
汚れ落し,薬液塗布等に用いる綿棒タイプのクリーナ、
更には、テープレコーダのヘッド等精密機械部分の機構
部の汚れ落し等に用いるクリーナ等において、そのバー
状のシャンクの一端、もしくは、両端に綿球やスポンジ
等の断面円形状の柔軟体を一体的に付設し、或いは、初
期成形時に容易に一体成形し、該柔軟体の外周面,内部
の少くとも前者に粘着テープや粘着性の高い粘着材を巻
き付け、或いは、塗布,含浸等の手段により強制剥離機
能を持たせるようにし、シャンクには可撓性を具備さ
せ、該クリーナにより所定の皮膚部分、或いは、装置の
機構部等に所望に任意の部分の柔軟体を当接させること
により汚れや塵埃等は粘着材により確実に強制的に剥離
除去され、清浄状態の回復、或いは、設計通り装置の機
能維持が図られ、何ら損傷等を与えることなく、使用状
況によっては再使用にも供することが出来るようにした
技術的手段を講じたものである。
【0012】
【実施例】次に、この出願の考案の実施例を図1、乃
至、図11に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0013】尚、図12,図13と同一態様部分は同一
符号を用いて説明するものとする。
【0014】図示態様は耳等の垢落し,手入れや歯科治
療部等への薬液の塗布、テープレコーダのヘッドの汚れ
落し等に使用し得る態様であり、図1,図2に示す実施
例において1′はこの出願の考案の要旨の中心を成すク
リーナであり、図12,図13に示す一般態様同様にケ
ース2やパック2′内に所定に収納されて製造状態を保
持し、流通市場を介し一般市場に供せられるものであっ
て、プラスチック製の断面円形のバー状のシャンク4に
はその一端に柔軟体としての綿球5が糸、或いは、極細
テープ6により、或いは、粘着材等により在来態様の綿
棒同様に離脱不能に固定的に付設されている。
【0015】尚、綿球5は量産的に加工されるものであ
る。
【0016】そして、当該実施例においてはクリーナ
1′の製造時に柔軟体5が溶液状の粘着材、例えば、ロ
ジン等の粘着付与剤と液状ゴムとタルク等の充填剤、そ
の他の混合液にどぶ漬けされてその全周面に粘着材7を
とりもち状に形成されている。
【0017】尚、どぶ漬けすることにより柔軟体5の内
部にも当該粘着材7が含浸されいることは何ら支障には
ならないものである。
【0018】そのため、図12,図13に示す様に、容
器2、パック2′内に所定数束ねられて収納される場
合、柔軟体5部分が相隣って束ねられるようにすること
により、粘着材7の粘着状態は使用時にまで確実に有効
に保持されることになる。
【0019】而して、かかるクリーナ1′において、耳
等の垢落し等、或いは、テープレコーダのヘッドの手入
れ等を行うに際してはその使用は在来態様の綿棒同様に
行うようにされると、柔軟体5はシャンク4の可撓性と
共に所望の部位が任意に当接された部位を傷つけたりす
ることなく擦過され、掃擦作用により垢,汚れ,鉄粉等
の塵埃等は粘着材7により強制的に吸着剥離されて当該
部位を清浄化されることになる。
【0020】この場合、シャンク4の他端にも後述する
如く、柔軟体5を一体的に設け、その綿球にベンジンや
シンナー、或いは、消毒液を含浸させて仕上げ刷掃を行
うことにより清掃,手入れ作業は完全になされることに
なる。
【0021】そして、使用済みのクリーナ1′は廃棄し
ても良く、更に、柔軟体5を洗浄して再使用にしても良
い。
【0022】当該実施例においては、例えば、図2に示
す柔軟体5を周方向2つに色分けし、一方側に粘着材を
他方側に適宜の仕上げ液を含浸させて使用の見分けがし
易いようにし、汚れの剥離,除去と消毒,刷掃を一連に
行うようにすることも可能である。
【0023】而して、図3に示す実施例のクリーナ11
にあっては、シャンク4先端に設けた柔軟体5としての
綿球に両面に粘着材を有する所謂両面テープ8を巻き付
けた態様であり、その奏する作用効果は上述実施例と変
りはないものである。
【0024】又、図4に示す実施例のクリーナ12にあ
っては、シャンク4の先端の柔軟体5の綿球の全周面に
予め所定に形成した粘着材の袋7′を適宜手段により皮
包させた態様であり、当該実施例もまた上述各実施例実
質的にその機能は変らないものである。
【0025】次に、図5に示す実施例のクリーナ13に
あっては、シャンク4の先端に一体的に設ける柔軟体
5′を上述各実施例の綿球によるものに代えてスポンジ
等の適宜の弾性を有する発泡体にしたものであり、発泡
ゴムや海綿等も用いられ、該柔軟体5′の周面に於ける
粘着材の実施態様は上述各実施例の塗布,含浸,貼り付
け,皮包等適宜に選択可能であるものである。
【0026】又、図6に示す実施例のクリーナ14にあ
っては、そのシャンク4′とその先端の柔軟体5′′を
製造時に一体成形するようにし、該柔軟体5′′の成形
後その周面に粘着材7′′をライニング,塗布,貼り付
け,皮包等を適宜の手段を選択して設けるようにした態
様であり、この出願の考案時における成形技術において
温度,圧力,溶液の濃度,種類等の選択によりシャンク
4′と柔軟体5′′を一体成形し得るものである。
【0027】而して、図7に示すクリーナ15の実施例
においては、シャンク4′′と柔軟体5′′′部分を1
つの有弾性の合成樹脂材等により一体成形させ、内部を
中空にしてチューブ状にした態様であり、該柔軟体部
5′′′の外側面に塗布等の手段により粘着材7′′′
を形成させたものであって、その奏する作用効果は上述
各実施例と何ら変りはないものであり、コスト的には設
計によって相当に安く抑えることが出来るものであり、
安全性や取り扱い性においては極めて優れたものであ
る。
【0028】そして、中空内部には空気等の所定の気体
を設定圧力で封入し、クリーニングに際して皮膚や機構
部に不測の損傷等が絶対に生じないようにすることが出
来る。
【0029】次に、図8に示す実施例のクリーナ16に
あっては、シャンク4先端に設けた柔軟体51(上述各
実施例のいづれの柔軟体であっても良い)に周方向所定
数のノッチ8,8…を形成してスプライン状になし、刷
掃プロセスにおける汚れ落しや塵埃剥離をより機械的に
効果的に行えるようにした態様である。
【0030】勿論、当該実施例においても粘着材はノッ
チ8を含めて全面的に設けられているものである。
【0031】次に、設計変更の態様の実施例を示すと、
図9に於ける実施例にあってはシャンク4の両端の柔軟
体52,52′のサイズ形状を適宜に変え、又、粘着材
71,71′の付設態様を変えて初期除去作業と仕上げ
作用を取り代え的に効率良く行うことが出来るようにし
た態様である。
【0032】又、図10に示す実施例のクリーナ18の
態様においては、シャンク4の一端側に柔軟体5を形成
し他端側にはそのツールとしての耳かき9を形成した態
様である。
【0033】そして、図11に示す実施例のクリーナ1
9にあってはシャンク4′′を断面偏平な板状に形成
し、先端の柔軟体53をへら等のものに形成し、例え
ば、皮膚の汚れ,除去や精密機械装置の平面部分に対す
る清掃整備等を行うに適した態様であり、実質的な作用
効果は勿論各上述実施例のものと変りはないものであ
る。
【0034】尚、この出願の考案の実施態様は上述各実
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、シャ
ンクに用途別のラベルを張り付けたり、更にはシャンク
を十文字式にクロス状にしたりする等種々の態様が採用
可能である。
【0035】そして、適用例としては耳の手入れ等ばか
りでなく、歯治療等医療用具として用いたり、婦人の化
粧用に用いたり、理科工作や各種の製造工場に於ける接
着剤塗布用等に供することが出来ることも勿論のことで
ある。
【0036】そして、設計変更的にはシャンクは可撓性
を有する合成樹樹脂に代えて木製や金属製のもの、或い
は、ゴム製の棒等も用いることが出来ることもまた勿論
のことである。
【0037】又、柔軟体に対する粘着材の付設態様をテ
ープによる巻き付け式や袋による皮包式のものにあって
は皮包に際し、これらの粘着材を剥離して乾燥状態の綿
球等の柔軟体本体を露呈させて在来態様の綿棒タイプの
クリーナとして用いるようにすることも出来るものであ
る。
【0038】そして、クリーナを容器2、或いは、パッ
ク2′に封入して流通市場にて取り扱うに際し、該容器
2やパック2′内に綿棒タイプのクリーナとは別に巻き
付け式のテープや袋をセットさせて使用に際し柔軟体に
巻き付けたり,包皮するガイドを示しても良い。
【0039】又、グリップに差し込み,引き抜き式にし
てペンタイプにするようにする商品化も可能である。
【0040】
【考案の効果】以上、この出願の考案によれば、基本的
に耳や鼻の手入れ、更には精密機械部品のクリーニング
用等のクリーナとして用いる綿棒タイプのクリーナにお
いて、合成樹脂製等の可撓性を有するバー状のシャンク
の前部に綿球等の柔軟体を設けて手入れを行って汚れ,
除去や塵埃剥離を行うに際し、該柔軟体に巻き付け塗
布、或いは、含浸等を介して所定の粘着材を設けること
により、擦過等の刷掃等によって汚れ除去,塵埃剥離を
行うに際し、単なる掃擦による機械的な剥離作用のみな
らず、粘着材による強制的な吸着剥離除去が行え、した
がって、汚れ除去等が確実に有効裡に行えるという優れ
た効果が奏される。
【0041】この際、柔軟体が断面円形のため粘着材に
よる汚れ除去が所望に任意の位置で行え、したがって、
確実に汚れ除去が行えるという効果が奏される。
【0042】したがって、綿棒タイプのクリーナの安全
で、使い勝手が良いという基本的な利点を有する効果に
加えて、クリーナとての機能をより確実に促進させ、清
浄化精度が高められるという効果が奏されることにな
る。
【0043】而して、容器やパック内に束ねてクリーナ
を収納して流通市場に供するに、柔軟体部分を相互に連
設状態にすることにより、粘着材が相互に結合されて実
使用に際し当該粘着材の粘着機能を充分に保持させると
いう効果もある。
【0044】そして、構造的には実質的に在来態様の綿
棒と変らないことにより、安定した低コストでの量産供
給が保証され得、生産側にとっての企業的利益も確実に
保証され、消費者側にあってもその安全性を充分に保証
され、公共性,福祉性が何ら損われないという優れた効
果が奏される。
【0045】しかも、クリーナは使用者にとっての使用
態様において、保健衛生上の点から清潔保守を図るクリ
ーナとして機能するばかりでなく、簡単な保守点検整備
用具として、又、各種の機器道具類の手入れ等でもメン
テナンス治具として使用出来、汎用性があるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の考案の1実施例の全体概略斜視図で
ある。
【図2】同、部分拡大断面図である。
【図3】他の実施例の部分拡大斜視図である。
【図4】別の実施例の部分拡大断面図である。
【図5】更に、他の実施例の部分拡大断面図である。
【図6】更に、別の実施例の部分拡大断面図である。
【図7】更に、別の実施例の部分拡大断面図である。
【図8】他の実施例の部分拡大側面図である。
【図9】設計変更の1態様の部分拡大断面図である。
【図10】更に、他の設計例の部分拡大断面図である。
【図11】更に、別の実施例の拡大斜視図である。
【図12】一般の綿棒の収納状態の斜視図である。
【図13】同、他の収納態様の斜視図である。
【符号の説明】
4 バー状シャンク 5 柔軟体 1′ クリーナ 7 粘着材

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バー状シャンクの先端に断面円形のピース
    状の柔軟体が一体的に設けられているクリーナ構造にお
    いて、該柔軟体の少くとも表面全面に粘着材が付設され
    ていることを特徴とするクリーナ構造。
  2. 【請求項2】上記粘着材が柔軟体に外装されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリ
    ーナ構造。
  3. 【請求項3】上記粘着材が柔軟体に含浸されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリ
    ーナ構造。
  4. 【請求項4】上記粘着材が柔軟体に塗布されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリ
    ーナ構造。
  5. 【請求項5】上記柔軟体がシャンクと別体にされて一体
    化されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のクリーナ構造。
  6. 【請求項6】上記柔軟体がシャンクと一体成形されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のクリーナ構造。
  7. 【請求項7】上記シャンクの一端に上記柔軟体が設けら
    れ他端には他のツールが形成されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリーナ構造。
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