JPH0780737A - 工作機械用の角スライドレール - Google Patents

工作機械用の角スライドレール

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JPH0780737A
JPH0780737A JP5231996A JP23199693A JPH0780737A JP H0780737 A JPH0780737 A JP H0780737A JP 5231996 A JP5231996 A JP 5231996A JP 23199693 A JP23199693 A JP 23199693A JP H0780737 A JPH0780737 A JP H0780737A
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野 貞 男 水
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野 彰 教 星
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    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/01Frames, beds, pillars or like members; Arrangement of ways
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベッド本体とスライドレールとの間のソリの
発生を抑制すると共にスライドレールの振動減衰率を向
上させること。 【構成】 レジンコンクリートから成るベッド本体11
と、ベッド本体11上に固定され上方に突出する角スラ
イドレール12と、角スライドレール12の上面12a
に載置されると共に角スライドレール12により摺動自
在に案内されるスライドテーブル13とを有する工作機
械において、角スライドレール12の上面12aを除く
部分にスライドテーブル13の摺動方向に沿うように金
属製の補強部材14,15をインサートし且つインサー
トされていない部分をレジンコンクリートから形成し、
更に補強部材14,15をレジンコンクリートに固定し
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工機械,組付機械等
の工作機械に用いられる角スライドレールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1及び図8を参照して従来技術につい
て説明する。
【0003】図1に示す工作機械70において、ベッド
本体71上には被加工物73を載置するための台72が
載置され、被加工物73はチャック74によりクランプ
されている。又、被加工物73に対向するようにベッド
本体71上に主軸ユニット75が設けられている。この
主軸ユニット75は、ベッド本体71に固定された角ス
ライドレール76と、角スライドレール76により摺動
自在に案内されるスライドテーブル77と、スライドテ
ーブル77上に固定されたコラム78と、被加工物73
を加工するための主軸部79と、主軸部79を回転駆動
するためのモータ80とから構成されている。
【0004】前述したベッド本体71は熱伝導率が低く
且つ振動減衰率が大きいレジンコンクリートから形成さ
れ、角スライドレール76はレジンコンクリートよりも
引張強度に対して優れるスチールから形成されている。
このように、角スライドレール76がスチールから形成
されているので、被加工物73の加工時にスライドテー
ブル77の移動方向に対して垂直方向(図8左右方向又
は上下方向)に応力が加わっても、角スライドレール7
6がヒビ割れすることはない。
【0005】ここで、レジンコンクリートの熱伝導率が
スチールの熱伝導率よりも小さく設定されている。これ
により、被加工物73の加工時に外気温の変化や摺動熱
によりベッド本体71が伸縮して変形するのを防いでい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コラム78を載置した
スライドテーブル77がスライドレール76に沿って移
動する際に、スライドレール76の上面とスライドプレ
ート77との間で摺動熱が発生する。その場合、上記し
た工作機械70では、スライドレール76全体がレジン
コンクリートよりも熱伝導率の大きいスチールから形成
されているので、スライドレール76内に摺動熱が蓄積
され易くなり、その結果、摺動熱に追従してスライドレ
ール76が変形する。一方、ベッド本体71はスチール
よりも熱伝導率の小さいレジンコンクリートから形成さ
れているので、前述の如くベッド本体71内に摺動熱が
蓄積され難くなり、その結果、ベッド本体71は摺動熱
に追従して変形し難くなる。従って、スライドレール7
6がベッド本体71に対して反る危険性があり、被加工
物の加工寸法精度が悪くなる。
【0007】又、スライドレール76を形成するスチー
ルはレジンコンクリートよりも振動減衰率が小さいの
で、加工時にコラム78を介してスライドレール76に
振動が伝えられてからスライドレール76が静止するま
での時間が長くなる。その結果、被加工物の加工寸法精
度の悪化につながる。
【0008】故に、本発明は、レジンコンクリートから
成るベッド本体と、スライドレールと、スライドテーブ
ルとを有する工作機械において、ベッド本体とスライド
レールとの間のソリの発生を抑制すると共にスライドレ
ールの振動減衰率を向上させることを、その技術的課題
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、レジンコ
ンクリートから成るベッド本体と、ベッド本体上に固定
され上方に突出する角スライドレールと、角スライドレ
ールの上面に載置されると共に角スライドレールにより
摺動自在に案内されるスライドテーブルとを有する工作
機械において、角スライドレールの上面を除く部分にス
ライドテーブルの摺動方向に沿うように金属製の補強部
材をインサートし且つインサートされていない部分をレ
ジンコンクリートから形成し、更に補強部材をレジンコ
ンクリートに固定したことである。
【0010】
【作用】上記技術的手段によれば、角スライドレールの
上面を除く部分にスライドテーブルの摺動方向に沿うよ
うに金属製の補強部材をインサートし、その他の部分を
レジンコンクリートから形成したので、スライドテーブ
ルが角スライドレール上を摺動する際にスライドテーブ
ルと角スライドレールの上面との間に発生する摺動熱は
角スライドレールには蓄積され難く、その結果、従来技
術と比較して角スライドレールは熱変形し難くなる。
尚、ベッド本体もレジンコンクリートから形成したの
で、ベッド本体も熱変形し難い。更に、ベッド本体及び
角スライドレールの大部分を共にレジンコンクリートか
ら形成したので、両者との間で熱伝導率の差が殆どなく
なり、角スライドレールとベッド本体との間にソリが発
生するのが低減される。
【0011】又、角スライドレールの上面をレジンコン
クリートから形成したので、工作機械の作動時にスライ
ドテーブルから角スライドレールの上面に振動が伝わっ
ても、角スライドレールが静止するまでの時間が従来技
術と比較して短くなる。その結果、工作機械の使用上有
利になる。
【0012】更に、角スライドレールの上面を除く部分
にスライドテーブルの摺動方向に沿うように金属製の補
強部材をインサートしたので、レジンコンクリートが補
強され、その結果、角スライドレールはスライドテーブ
ルの摺動方向と垂直方向に加えられた応力に対する強度
が確保され、角スライドレールにヒビが発生するのが防
がれる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図2は第1実施例に係る角スライドレール
の断面図である。
【0015】図2に示す角スライドレール12は図1に
示す切削加工装置70だけでなく他の加工装置,組付装
置,搬送装置等にも適用できるが、以下、図2に示す角
スライドレール12を図1に示す切削加工装置70に適
用した場合について説明する。尚、本実施例において
は、ベッド本体を11,スライドテーブルを13と記す
ことにする。
【0016】図2に示す角スライドレール12は上方に
突出するようにベッド本体11上に固定され、角スライ
ドレール12の上面12aにはスライドテーブル13が
載置され、スライドテーブル13は角スライドレールに
より摺動自在(図1左右方向)に案内されている。ベッ
ド本体11は金属よりも熱伝導率が小さくなるように設
定されたレジンコンクリートから形成され、レジンコン
クリートには例えば、斑れい岩をエポキシ樹脂で結合し
たものを使用することができる。又、スライドテーブル
にはスチール等の金属が使用されている。
【0017】図2に示す角スライドレール12におい
て、角スライドレールの両側面(図2左右側面)には、
スライドテーブル13の摺動方向に沿うようにスチール
等の金属製の補強部材14及び15がインサートされて
いる。ここで、スチール製の補強部材14及び15は角
スライドレール12の上面12aには設けられていな
い。角スライドレール12のスチール製の補強部材14
及び15が配置されていない部分はベッド本体11を構
成するものと同じレジンコンクリートから形成されてい
る。前記スチール製の補強部材14は鉄筋16によりレ
ジンコンクリートに強固に固定され、補強部材14と鉄
筋16は溶接により接合されている。又、スチール製の
補強部材15はボルト等の固定部材(図示せず)を介し
て補強部材14に固定されている。
【0018】上記の如く構成された角スライドレール1
2及びベッド本体11の製造方法について説明する。
【0019】まず、鉄筋16の両端を溶接により補強部
材14に接合する。次に、ベッド本体11と角スライド
レール12とを一体化したものと同一形状を呈するキャ
ビテー(図示せず)内に前記補強部材14及び鉄筋16
を配置し、その状態でキャビテー内にレジンコンクリー
トを流し込んで固める。最後に、キャビテーから取り出
し、補強部材15を補強部材14にボルト絞めすること
により角スライドレール12とベッド本体11とを一体
化したものを製造する。
【0020】以上示したように、第1実施例では、角ス
ライドレール12の上面12aを含む大部分をレジンコ
ンクリートから形成したので、スライドテーブル13が
角スライドレール12上を摺動する際にスライドテーブ
ル13と角スライドレール12の上面12aとの間に発
生する摺動熱は角スライドレール12には蓄積され難
く、その結果、全体をスチールで形成した従来技術と比
較して角スライドレール12は熱変形し難くなる。更
に、ベッド本体11及び角スライドレール12の上面を
含む大部分を共にレジンコンクリートから形成したの
で、両者との間で熱伝導率の差が殆どなくなり、角スラ
イドレール12とベッド本体11との間にソリが発生す
るのを低減できる。
【0021】又、角スライドレール12の上面12aを
振動減衰率の大きいレジンコンクリートから形成したの
で、図1に示す切削加工機械70の加工時に振動が被加
工物73から主軸79及,コラム78及びスライドテー
ブル13を介して角スライドレール12の上面12aに
振動が伝わっても、角スライドレール12が静止するま
での時間が全てをスチールで形成した従来技術と比較し
て短くなる。その結果、被加工物73の加工寸法精度が
向上する。
【0022】又、スライドテーブル13の摺動方向に沿
うようにスチール製の補強部材14,15を設けたの
で、レジンコンクリートが補強される。その結果、加工
時に図2左右方向に応力が加わっても角スライドレール
12にヒビが発生するのが防がれる。
【0023】更に、補強部材14及び15を分離可能な
構造とした為、角スライドレール12のスライドテーブ
ル13との当り面を精密の形成することができる。図3
は第2実施例に係る角スライドレールの要部断面図であ
る。
【0024】図3に示す角スライドレール22は第1実
施例の角スライドレール12の補強部材14,15を一
体構造としたもので、その他の構成は第1実施例と同じ
であるので、その説明は省略する。尚、17は単一のス
チール製の補強部材で、22aは角スライドレール22
の上面である。第2実施例においても第1実施例と同様
に本発明の効果を得ることができる。
【0025】図4は第3実施例に係る角スライドレール
の要部断面図である。
【0026】図4に示す角スライドレール32におい
て、その上面32aの幅Lは第1実施例の角スライドレ
ール12の上面12aよりも小さくなっている。又、外
側の補強部材20の上面とスライドテーブル13との間
にはクリアランスAが形成されると共に補強部材18及
び19の上面とスライドテーブル13との間には空間B
が形成されている。その他も構成については第1実施例
の構成と基本的に同じであるので、その説明は省略す
る。尚、第3実施例では第1実施例と同様な効果が得ら
れる。
【0027】図5は第4実施例に係る角スライドレール
の要部断面図である。
【0028】図5に示す角スライドレール42は第3実
施例の角スライドレール32の補強部材18,19及び
補強部材18,20を一体構造としたもので、その他の
構成は第3実施例と同じであるので、その説明は省略す
る。尚、21,23はスチール製の補強部材で、42a
は角スライドレール42の上面である。第4実施例にお
いても第1実施例と同様に本発明の効果を得ることがで
きる。
【0029】図6は第5実施例に係る角スライドレール
の要部断面図であり、図7はその要部斜視図である。
【0030】図6に示す角スライドレール52は、スラ
イドテーブル13の摺動方向に沿うように延在する第1
補強部材24と、所定の間隔をおいて(図7参照)第2
補強部材24の側面及び上面を覆うように第1補強部材
24にボルト等の固定部材により固定された第2補強部
材25と、第1補強部材24及び第2補強部材25の殆
どの周囲を覆うように形成されたコンクリート部26と
から構成されている。
【0031】ここで、コンクリート部26はスライドテ
ーブル13を載置するための上面52aを有している。
尚、角スライドレール52はベッド本体11にボルト等
の固定部材により固定されている。上記第5実施例にお
いても第1実施例と同様に本発明の効果を得ることがで
きる。
【0032】尚、本発明の角スライドレールは、図2〜
図6に示される構造に限定される必要は全くなく、スラ
イドテーブルを載置するための上面を含む大部分をコン
クリートで形成したものであれば何でも良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0034】角スライドレールの大部分及びベッド本体
をスチールよりも熱伝導率の小さいレジンコンクリート
により形成したので、角スライドレール及びベッド本体
は熱変形し難くなると共に角スライドレールとベッド本
体との間にソリが発生するのを低減できる。
【0035】又、角スライドレールの上面をレジンコン
クリートから形成したので、工作機械の作動時にスライ
ドテーブルから角スライドレールの上面に振動が伝わっ
ても、角スライドレールが静止するまでの時間が従来技
術と比較して短くなる。その結果、工作機械の使用上有
利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術又は第1〜4実施例に係る切削加工装
置の構成図である。
【図2】第1実施例に係る角スライドレールの断面図で
ある。
【図3】第2実施例に係る角スライドレールの要部断面
図である。
【図4】第3実施例に係る角スライドレールの要部断面
図である。
【図5】第4実施例に係る角スライドレールの要部断面
図である。
【図6】第5実施例に係る角スライドレールの要部断面
図であり、図7のY−Y断面図である。
【図7】第5実施例に係る角スライドレールの部分斜視
図である。
【図8】従来技術に係る角スライドレールの要部断面図
である。
【符号の説明】
11 ベッド本体 12,22,32,42,52 角スライドレール 12a,22a,32a,42a,52a 角スライド
レールの上面 13 スライドテーブル 14,15,17,18,19,20,21,23,2
4,25 補強部材 70 切削加工装置(工作機械)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジンコンクリートから成るベッド本体
    と、前記ベッド本体上に固定され、上方に突出する角ス
    ライドレールと、前記角スライドレールの上面上に載置
    されると共に前記角スライドレールにより摺動自在に案
    内されるスライドテーブルとを有する工作機械におい
    て、 前記角スライドレールの上面を除く部分に前記スライド
    テーブルの摺動方向に沿うように金属製の補強部材がイ
    ンサートされ且つ前記補強部材がインサートされていな
    い部分が前記レジンコンクリートから形成され、更に前
    記補強部材は前記レジンコンクリートに固定されてなる
    工作機械用の角スライドレール。
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