JPH078078B2 - スピーカのダストキヤップ - Google Patents
スピーカのダストキヤップInfo
- Publication number
- JPH078078B2 JPH078078B2 JP5941391A JP5941391A JPH078078B2 JP H078078 B2 JPH078078 B2 JP H078078B2 JP 5941391 A JP5941391 A JP 5941391A JP 5941391 A JP5941391 A JP 5941391A JP H078078 B2 JPH078078 B2 JP H078078B2
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- JP
- Japan
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- dust cap
- heat
- vibration
- fabric
- speaker
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- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維織物と吸振材を主
体とした、水分、熱に安定で、変形が少なく、かつ、軽
量で高耐入力のスピーカのダストキヤップに関するもの
である。
体とした、水分、熱に安定で、変形が少なく、かつ、軽
量で高耐入力のスピーカのダストキヤップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的なダイナミックスピーカの構造
は、図5に示すように、マグネット(30)を組み込んだ磁
気回路(29)の形成する円環状磁気空隙(29a)内に、振動
板(26)の先端に取り付けたボイスコイル(28)を懸垂し、
ダンパ(31)及び振動板(26)の外縁に張り付けたエッジ(3
5)でフレーム(27)により支持している。 しかして、振動
板(26)の上面のボイスコイル(28)との付け根近傍に、同
心的にドーム形状のダストキヤップ(25)を貼り付けて、
前記円環状磁気空隙(29a)を覆って、鉄粉等の夾雑物が
侵入しないように防護する。 したがって、振動板(26)は
ダストキヤップ(25)と一体に振動して、振動的には付加
質量として作用をする。 そして、振動板(26)の振動は、
直接ダストキヤップ(25)に伝わって、ダストキヤップ(2
5)自体でノイズを発生したり、ダストキヤップ(25)の振
動が、逆に振動板(26)に逆反射して振動板(26)の振動を
干渉したり、抑制したりするので、スピーカのダストキ
ヤップ(25)は、単に外部から夾雑物が混入することを防
護するだけでなく、スピーカの再生音質に大きく影響を
及ぼす。
は、図5に示すように、マグネット(30)を組み込んだ磁
気回路(29)の形成する円環状磁気空隙(29a)内に、振動
板(26)の先端に取り付けたボイスコイル(28)を懸垂し、
ダンパ(31)及び振動板(26)の外縁に張り付けたエッジ(3
5)でフレーム(27)により支持している。 しかして、振動
板(26)の上面のボイスコイル(28)との付け根近傍に、同
心的にドーム形状のダストキヤップ(25)を貼り付けて、
前記円環状磁気空隙(29a)を覆って、鉄粉等の夾雑物が
侵入しないように防護する。 したがって、振動板(26)は
ダストキヤップ(25)と一体に振動して、振動的には付加
質量として作用をする。 そして、振動板(26)の振動は、
直接ダストキヤップ(25)に伝わって、ダストキヤップ(2
5)自体でノイズを発生したり、ダストキヤップ(25)の振
動が、逆に振動板(26)に逆反射して振動板(26)の振動を
干渉したり、抑制したりするので、スピーカのダストキ
ヤップ(25)は、単に外部から夾雑物が混入することを防
護するだけでなく、スピーカの再生音質に大きく影響を
及ぼす。
【0003】すなわち、 ダストキヤップ(25)は振動板(2
6)の中心に位置するので、 特に高音域の音圧周波数特性
に多大の影響を与え、 質的に硬質で、 振動損失率の小さ
いものは、再生音圧周波数特性の高音域においてピー
ク、デイップが大きくなるので、それを防ぐために吸振
効果の大きいことが要求される。また、ダストキヤップ
(25)は振動板(26)と一体になって振動するので、音響輻
射体として振動板(26)を補佐する機能が望まれ、 振動板
(26)と同様に軽量で高剛性であることを当然に要求され
る。
6)の中心に位置するので、 特に高音域の音圧周波数特性
に多大の影響を与え、 質的に硬質で、 振動損失率の小さ
いものは、再生音圧周波数特性の高音域においてピー
ク、デイップが大きくなるので、それを防ぐために吸振
効果の大きいことが要求される。また、ダストキヤップ
(25)は振動板(26)と一体になって振動するので、音響輻
射体として振動板(26)を補佐する機能が望まれ、 振動板
(26)と同様に軽量で高剛性であることを当然に要求され
る。
【0004】従来この種のスピーカのダストキヤップ
は、図3に断面を示すように、形状付与材及び硬さ調節
材としてフェノール樹脂(04)を含浸した綿織物又はポリ
エステル等の熱可塑性繊維の織物基材(01)の表面に、 吸
振材兼目止め材(03)として、 アクリル樹脂をコーティン
グして、ドーム状に加熱、加圧成形したもの(従来例
(I))、あるいは、ポリプロピレンまたはポリウレタン等
の熱可塑性樹脂あるいはエラストマー樹脂のシートを、
加熱、加圧してドーム状に成形したもの(従来例(II))
(図示せず)等が用いられる。
は、図3に断面を示すように、形状付与材及び硬さ調節
材としてフェノール樹脂(04)を含浸した綿織物又はポリ
エステル等の熱可塑性繊維の織物基材(01)の表面に、 吸
振材兼目止め材(03)として、 アクリル樹脂をコーティン
グして、ドーム状に加熱、加圧成形したもの(従来例
(I))、あるいは、ポリプロピレンまたはポリウレタン等
の熱可塑性樹脂あるいはエラストマー樹脂のシートを、
加熱、加圧してドーム状に成形したもの(従来例(II))
(図示せず)等が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来のスピー
カダストキャップは、振動板にカーボン繊維、アルミシ
ート等の熱伝導の良好な材質を用いた場合、ボイスコイ
ルから発生する熱が伝わって、変形して空隙スレ不良を
発生する等の弊害があるので、耐熱性が要求される。
カダストキャップは、振動板にカーボン繊維、アルミシ
ート等の熱伝導の良好な材質を用いた場合、ボイスコイ
ルから発生する熱が伝わって、変形して空隙スレ不良を
発生する等の弊害があるので、耐熱性が要求される。
【0006】したがって、前記の従来のこの種のスピー
カのダストキヤップにあっては、前記した内の前者(従
来例(I))は、硬さ調整材を用いるので、所望のスティフ
ネスが得られ易いので汎用性があり、多用されている
が、基材が綿糸の場合、吸湿性が大きく、したがって湿
気によって変形し易く、また基材にポリエステル繊維織
物等の熱可塑性合成繊維織物を用いたものは、熱によっ
て変形し易いので、自動車用、船舶用等の耐湿性及び耐
熱性が要求される雰囲気で使用されると、ダストキヤッ
プ自身の変形による異常な固有振動を招来して、また、
振動板の変形等による、異常音や歪音の発生の原因にな
ることが多い欠点があるという問題があった。
カのダストキヤップにあっては、前記した内の前者(従
来例(I))は、硬さ調整材を用いるので、所望のスティフ
ネスが得られ易いので汎用性があり、多用されている
が、基材が綿糸の場合、吸湿性が大きく、したがって湿
気によって変形し易く、また基材にポリエステル繊維織
物等の熱可塑性合成繊維織物を用いたものは、熱によっ
て変形し易いので、自動車用、船舶用等の耐湿性及び耐
熱性が要求される雰囲気で使用されると、ダストキヤッ
プ自身の変形による異常な固有振動を招来して、また、
振動板の変形等による、異常音や歪音の発生の原因にな
ることが多い欠点があるという問題があった。
【0007】また、後者(従来例(II))のようなダストキ
ヤップにあっては、充填材によってある程度の硬さ調整
が出来るが、押し出し成形等によるシート製造時、 材料
の流動性が悪化するので、自然に混入量に限界が存する
ので、硬さ調整幅が小さく、スピーカ設計上に制限を及
ぼすという欠点があった。
ヤップにあっては、充填材によってある程度の硬さ調整
が出来るが、押し出し成形等によるシート製造時、 材料
の流動性が悪化するので、自然に混入量に限界が存する
ので、硬さ調整幅が小さく、スピーカ設計上に制限を及
ぼすという欠点があった。
【0008】また後者は、前者に比して熱変形温度が低
く、家庭用以外の用途に種々の問題があり、且つ家庭用
においても、大入力時にボイスコイル、ボビンから伝導
される熱によって変形したり、軟化によって周波数特性
が変化する等の欠点があった。
く、家庭用以外の用途に種々の問題があり、且つ家庭用
においても、大入力時にボイスコイル、ボビンから伝導
される熱によって変形したり、軟化によって周波数特性
が変化する等の欠点があった。
【0009】これらの欠点を補うために、前者において
剛性を付与するために、織物の樹脂含有量を増加して硬
くする、また後者は充填材によって硬化を高める等の手
段を講じているが、これらはいずれも周波数特性の高音
域のピーク、デイップを増加させる悪い結果を招く。さ
らにこのような悪い結果が現出しないように、前者にお
いては、吸振材の量を増加し、後者の場合は厚さを増す
等の処置をする必要がある。そこで、本発明は、前記し
た従来例(I),(II)の問題点を解決するために、繊維織物
基材布(1)の表面側(1a)に吸振材樹脂(2)をコーティング
し、裏面側(1b)に吸振材兼用熱融着型接着剤(3)をコー
ティングして成る2枚の繊維織物基材(10)のそれぞれ接
着剤がわ面(1b,1b)を対向せしめ、その間に、内部に空
気層(4)を内蔵する別の織物(40)を挟んで重ね合わせて
配置し、 加熱加圧接着して、 内部に空気を内蔵した状態
下でドーム状に成形した断面3層構成とすることによっ
て、耐水性、耐熱性と耐変形性の向上を図ることを目的
とし、異常固有振動に基づく異常音、歪音の発生を抑止
することができるスピーカのダストキヤップを提供する
ものである。
剛性を付与するために、織物の樹脂含有量を増加して硬
くする、また後者は充填材によって硬化を高める等の手
段を講じているが、これらはいずれも周波数特性の高音
域のピーク、デイップを増加させる悪い結果を招く。さ
らにこのような悪い結果が現出しないように、前者にお
いては、吸振材の量を増加し、後者の場合は厚さを増す
等の処置をする必要がある。そこで、本発明は、前記し
た従来例(I),(II)の問題点を解決するために、繊維織物
基材布(1)の表面側(1a)に吸振材樹脂(2)をコーティング
し、裏面側(1b)に吸振材兼用熱融着型接着剤(3)をコー
ティングして成る2枚の繊維織物基材(10)のそれぞれ接
着剤がわ面(1b,1b)を対向せしめ、その間に、内部に空
気層(4)を内蔵する別の織物(40)を挟んで重ね合わせて
配置し、 加熱加圧接着して、 内部に空気を内蔵した状態
下でドーム状に成形した断面3層構成とすることによっ
て、耐水性、耐熱性と耐変形性の向上を図ることを目的
とし、異常固有振動に基づく異常音、歪音の発生を抑止
することができるスピーカのダストキヤップを提供する
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明す
ると、本発明は、繊維織物基材布(1)の表面側(1a)に吸
振材樹脂(2)をコーティングし、裏面側(1b)に吸振材兼
用熱融着型接着剤(3)をコーティングして成る2枚の繊
維織物基材(10)のそれぞれ接着剤がわ面(1b,1b)を対向
せしめ、その間に、内部に空気層(4)を内蔵するように
加工した別の繊維織物(40)を挟んで重ね合わせて、 加熱
加圧接着して、 内部に空気を内蔵した状態下で成形した
構成のスピーカのダストキヤップである。
本発明の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明す
ると、本発明は、繊維織物基材布(1)の表面側(1a)に吸
振材樹脂(2)をコーティングし、裏面側(1b)に吸振材兼
用熱融着型接着剤(3)をコーティングして成る2枚の繊
維織物基材(10)のそれぞれ接着剤がわ面(1b,1b)を対向
せしめ、その間に、内部に空気層(4)を内蔵するように
加工した別の繊維織物(40)を挟んで重ね合わせて、 加熱
加圧接着して、 内部に空気を内蔵した状態下で成形した
構成のスピーカのダストキヤップである。
【0011】
【作用】本発明は、このような内部に空気を内蔵した3
層構造に構成したものであるから、密度を小さく、重量
を軽くできるので、ヤング率は若干低下するが、 厚さを
増加することができるので、 [ヤング率×厚さ3]で表さ
れる剛性が増加するので、ダストキヤップの変形ならび
に変形力に基づく振動板の変形を防止して、十分の形状
保持性を有し、異常音や歪音の発生を抑止できるととも
に、表裏両面に1.35もの値の材料振動損失率を有する吸
振材兼接着剤(3)をコーティングした繊維織物基材(10)
及び、心材の別の繊維織物(40)に内蔵した空気(4)の作
用によって、ダストキヤップの振動損失率(tanδ)を大
きく保持でき、 また、 振動エネルギー吸収作用によって
ダストキヤップ自身の異常な固有振動を抑止でき、これ
によってスピーカの音圧周波数特性の高音域のピーク、
デイップを改善することができる。
層構造に構成したものであるから、密度を小さく、重量
を軽くできるので、ヤング率は若干低下するが、 厚さを
増加することができるので、 [ヤング率×厚さ3]で表さ
れる剛性が増加するので、ダストキヤップの変形ならび
に変形力に基づく振動板の変形を防止して、十分の形状
保持性を有し、異常音や歪音の発生を抑止できるととも
に、表裏両面に1.35もの値の材料振動損失率を有する吸
振材兼接着剤(3)をコーティングした繊維織物基材(10)
及び、心材の別の繊維織物(40)に内蔵した空気(4)の作
用によって、ダストキヤップの振動損失率(tanδ)を大
きく保持でき、 また、 振動エネルギー吸収作用によって
ダストキヤップ自身の異常な固有振動を抑止でき、これ
によってスピーカの音圧周波数特性の高音域のピーク、
デイップを改善することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図に基づいて説
明する。図1は経糸、緯糸から成る心材として、 繊維織
物基材布(5)に例えば73.5g/m2の綿織物を採用
し、樹脂濃度10%のフェノール樹脂のメタノール溶液
の賦形材を含浸して、熱風乾燥して得た、82.5g/
m2、 200ミクロン厚の、 図2に示すような織り目穴
の一部分が空間を形成した繊維織物基材布(40)である。
また、繊維織物基材布(1)に、 50g/m2、 65ミクロン
厚のポリエステル繊維織物布を採用しその表面(1a)に、
吸振材(2)としてアクリル樹脂エマルジョンをコーティ
ングして、熱風乾燥して得た67.5g/m2、 85ミク
ロン厚の中間生成布の裏面(1b)に、 エチレンビニルアセ
テート樹脂を主成分とする、吸振材兼用熱融着型接着剤
(3)のエマルジョンをコーティングして、熱風乾燥し
て、78g/m2、 106ミクロン厚の繊維織物基材(1
0)を得た。
明する。図1は経糸、緯糸から成る心材として、 繊維織
物基材布(5)に例えば73.5g/m2の綿織物を採用
し、樹脂濃度10%のフェノール樹脂のメタノール溶液
の賦形材を含浸して、熱風乾燥して得た、82.5g/
m2、 200ミクロン厚の、 図2に示すような織り目穴
の一部分が空間を形成した繊維織物基材布(40)である。
また、繊維織物基材布(1)に、 50g/m2、 65ミクロン
厚のポリエステル繊維織物布を採用しその表面(1a)に、
吸振材(2)としてアクリル樹脂エマルジョンをコーティ
ングして、熱風乾燥して得た67.5g/m2、 85ミク
ロン厚の中間生成布の裏面(1b)に、 エチレンビニルアセ
テート樹脂を主成分とする、吸振材兼用熱融着型接着剤
(3)のエマルジョンをコーティングして、熱風乾燥し
て、78g/m2、 106ミクロン厚の繊維織物基材(1
0)を得た。
【0013】上記のような2枚の繊維織物基材(10,10)
の、それぞれの接着剤がわ面(1b,1b)を対向させて、 そ
れらの間に前記の空気層(4)を内蔵した別の繊維織物基
材布(40)を挟んだ状態で重ね合わせて、 約200℃の金
型で加熱加圧成形して、 図1に示すような繊維織物基材
(40)を心材として、 その両面に繊維織物基材(10,10)が
接着された三層構造の、 直径95mmのドーム形ダスト
キヤップを得て、外径25cmのコーン形振動板に装着
して周波数特性を測定し(図4)、 また、 そのフランジ
部を切り取り、ヤング率、厚さを、さらに、115℃、
42℃95%RHの耐熱耐湿変形度合いを測定した結果
を表1のAとして示している。
の、それぞれの接着剤がわ面(1b,1b)を対向させて、 そ
れらの間に前記の空気層(4)を内蔵した別の繊維織物基
材布(40)を挟んだ状態で重ね合わせて、 約200℃の金
型で加熱加圧成形して、 図1に示すような繊維織物基材
(40)を心材として、 その両面に繊維織物基材(10,10)が
接着された三層構造の、 直径95mmのドーム形ダスト
キヤップを得て、外径25cmのコーン形振動板に装着
して周波数特性を測定し(図4)、 また、 そのフランジ
部を切り取り、ヤング率、厚さを、さらに、115℃、
42℃95%RHの耐熱耐湿変形度合いを測定した結果
を表1のAとして示している。
【0014】次に、比較すべき従来例として、135g
/m2の綿織物に前記と同様の処理を施して、151g
/m2、厚さ280ミクロンのフェノール含浸基材を得
て、その表面にアクリル樹脂吸振材をコーティングした
231g/m2、厚さ300ミクロンの吸振コート布を
得て、加熱、加圧成形をして、表1のBに示すダストキ
ヤップを得て、前記Aと比較して表1のような結果を得
た。
/m2の綿織物に前記と同様の処理を施して、151g
/m2、厚さ280ミクロンのフェノール含浸基材を得
て、その表面にアクリル樹脂吸振材をコーティングした
231g/m2、厚さ300ミクロンの吸振コート布を
得て、加熱、加圧成形をして、表1のBに示すダストキ
ヤップを得て、前記Aと比較して表1のような結果を得
た。
【0015】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明のスピーカダストキヤップは、以
上のような構成によって、心材の繊維織物基材布(40)の
織り目穴に中空部の空気層(4)を内蔵し、図1で示すよ
うに厚さが大であるので、前記の従来例(I),(II)に比し
て、ヤング率は稍々低いが、剛性が大で、振動損失率も
大きく、図4に示すように従来例の点線の曲線に対し
て、実線で示すように高音域の周波数特性の高音域のピ
ーク、デイップが少なく、湿度、熱による変形がなくな
るという従来のものには期待することが出来ない顕著な
効果を有するに至ったのである。
上のような構成によって、心材の繊維織物基材布(40)の
織り目穴に中空部の空気層(4)を内蔵し、図1で示すよ
うに厚さが大であるので、前記の従来例(I),(II)に比し
て、ヤング率は稍々低いが、剛性が大で、振動損失率も
大きく、図4に示すように従来例の点線の曲線に対し
て、実線で示すように高音域の周波数特性の高音域のピ
ーク、デイップが少なく、湿度、熱による変形がなくな
るという従来のものには期待することが出来ない顕著な
効果を有するに至ったのである。
【0017】したがって、本発明は、吸湿変形量が小さ
く、かつ、熱による軟化変形が発生し難く、使用状態に
おいて耐熱性並びに耐湿性が要求される自動車用スピー
カ、あるいは大出力のスピーカ等のボイスコイルボビン
からの熱を伝導し易いカーボン繊維製振動板のスピーカ
等に使用して、伝導された熱によって熱変形することな
く、異常音の発生の原因になることもない。かつ、充填
剤による硬化についても選定範囲を広くとれるので、硬
さの調整度が広範で、汎用性の拡大を得られるという効
果をも併せて期待することが出来るに至ったのである。
く、かつ、熱による軟化変形が発生し難く、使用状態に
おいて耐熱性並びに耐湿性が要求される自動車用スピー
カ、あるいは大出力のスピーカ等のボイスコイルボビン
からの熱を伝導し易いカーボン繊維製振動板のスピーカ
等に使用して、伝導された熱によって熱変形することな
く、異常音の発生の原因になることもない。かつ、充填
剤による硬化についても選定範囲を広くとれるので、硬
さの調整度が広範で、汎用性の拡大を得られるという効
果をも併せて期待することが出来るに至ったのである。
【図1】本願発明の実施例の構成を示す断面模型図であ
る。
る。
【図2】図1の構成分解図である。
【図3】従来例の構成を示す断面模型図である。
【図4】本考案と従来例のスピーカの音圧周波数特性を
比較した図である。
比較した図である。
【図5】ダイナミックスピーカの断面図である。
(1) 繊維織物基材布 (10) 繊維織物基材 (1a) 表面側 (1b) 裏面側 (2) 吸振材樹脂 (3) 吸振材兼接着剤 (4) 空気層 (5) 心材の別の繊維織物基材布 (40) 賦形材を含浸して空気層を内蔵処理した繊維織物
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維織物基材布(1)の表面側(1a)に吸振材
樹脂(2)をコーティングし、裏面側(1b)に吸振材兼用熱
融着型接着剤(3)をコーティングして成る2枚の繊維織
物基材(10)のそれぞれ接着剤がわ面(1b,1b)を対向せし
め、その間に、内部に空気層(4)を内蔵するように加工
した別の繊維織物(40)を挟んで重ね合わせて、 加熱加圧
接着して、 内部に空気(4)を内蔵した状態下で成形した
構成のスピーカのダストキヤップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5941391A JPH078078B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | スピーカのダストキヤップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5941391A JPH078078B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | スピーカのダストキヤップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630496A JPH0630496A (ja) | 1994-02-04 |
| JPH078078B2 true JPH078078B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=13112566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5941391A Expired - Lifetime JPH078078B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | スピーカのダストキヤップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078078B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP5941391A patent/JPH078078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0630496A (ja) | 1994-02-04 |
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