JPH078103Y2 - 摺動面の削り加工用手工具 - Google Patents
摺動面の削り加工用手工具Info
- Publication number
- JPH078103Y2 JPH078103Y2 JP8164688U JP8164688U JPH078103Y2 JP H078103 Y2 JPH078103 Y2 JP H078103Y2 JP 8164688 U JP8164688 U JP 8164688U JP 8164688 U JP8164688 U JP 8164688U JP H078103 Y2 JPH078103 Y2 JP H078103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- sliding
- work
- cutting tool
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工作機械や測定機械等の摺動面を精度の高い
平面に仕上げるために人手によって使用される加工工具
に関し、特に摺動面の摺り合わせ作業の初期段階におい
て使用される荒削り加工用手工具に関する。
平面に仕上げるために人手によって使用される加工工具
に関し、特に摺動面の摺り合わせ作業の初期段階におい
て使用される荒削り加工用手工具に関する。
工作機械や測定機械には、構成要素間で相対運動をさせ
るために、多くの摺動する部材を有している。これらの
摺動部材間の接触面即ち摺動面は、相対運動の精度を高
めるために、できるだけ実質的な接触面積を大きく、均
等に接触し、且つ潤滑油溜まりを有して仕上げられる必
要がある。
るために、多くの摺動する部材を有している。これらの
摺動部材間の接触面即ち摺動面は、相対運動の精度を高
めるために、できるだけ実質的な接触面積を大きく、均
等に接触し、且つ潤滑油溜まりを有して仕上げられる必
要がある。
このため、通常は機械の組み立て工程において、研削等
の機械加工によって所望の平面度に仕上げられたベッド
等の摺動面を基準面として、テーブル等相手側の摺動面
を手作業によって仕上げる摺り合わせが行われる。最近
は、この相手側の摺動面に四フッ化エチレン等の耐摩耗
性、潤滑性の大きい樹脂材料を貼付して使う場合が多
い。
の機械加工によって所望の平面度に仕上げられたベッド
等の摺動面を基準面として、テーブル等相手側の摺動面
を手作業によって仕上げる摺り合わせが行われる。最近
は、この相手側の摺動面に四フッ化エチレン等の耐摩耗
性、潤滑性の大きい樹脂材料を貼付して使う場合が多
い。
この摺り合わせ作業について簡単に説明する。仕上げる
べき摺動面に赤い光明丹を塗り、これを基準面に載せて
押しつけながら相対運動を数回行う。すると摺動面は凸
の部分のみで基準面に接触するので、両方の面を離して
摺動面を観察すると、該部分の光明丹が剥げて他の領域
と明らかに識別可能となる。この剥げた部分のことを
「黒当たり」と称する。そこで、第7図に示すきさげと
いう工具を手に持って使用し、その先端の刃を摺動面に
押しつけて動かし、黒当たりの部分を適当量だけ削り取
る。そして再び摺動面に光明丹を塗布して、両方の面の
当たりを観察しては黒当たりの部分を削るステップを繰
り返す。そして単位面積当たりの黒当たりの数が所定値
以上に達し、しかも摺動面全体に均等に分散した時点で
摺り合わせ作業を終了する。
べき摺動面に赤い光明丹を塗り、これを基準面に載せて
押しつけながら相対運動を数回行う。すると摺動面は凸
の部分のみで基準面に接触するので、両方の面を離して
摺動面を観察すると、該部分の光明丹が剥げて他の領域
と明らかに識別可能となる。この剥げた部分のことを
「黒当たり」と称する。そこで、第7図に示すきさげと
いう工具を手に持って使用し、その先端の刃を摺動面に
押しつけて動かし、黒当たりの部分を適当量だけ削り取
る。そして再び摺動面に光明丹を塗布して、両方の面の
当たりを観察しては黒当たりの部分を削るステップを繰
り返す。そして単位面積当たりの黒当たりの数が所定値
以上に達し、しかも摺動面全体に均等に分散した時点で
摺り合わせ作業を終了する。
この摺合わせ作業は体力と熟練を要すると共に、摺動面
全体を仕上げるには何遍もの作業を繰り返さなければな
らず、時間がかかる欠点がある。きさげ10の切刃11は第
7図に示すようにRが200mm〜300mmの半径の円弧状に形
成されており、実際にはその中央部分11aの狭い範囲の
みが削り作用を行うのである。これは誤って作業中に切
刃11が左右に傾いた場合にも、切刃11の角が摺動面に食
い込んで過剰な削りが行われないように配慮されている
からである。従って円弧状切刃11の中央部分aでのみ削
るので、1回に削り取る切屑量が少なく、加工能率も悪
い。
全体を仕上げるには何遍もの作業を繰り返さなければな
らず、時間がかかる欠点がある。きさげ10の切刃11は第
7図に示すようにRが200mm〜300mmの半径の円弧状に形
成されており、実際にはその中央部分11aの狭い範囲の
みが削り作用を行うのである。これは誤って作業中に切
刃11が左右に傾いた場合にも、切刃11の角が摺動面に食
い込んで過剰な削りが行われないように配慮されている
からである。従って円弧状切刃11の中央部分aでのみ削
るので、1回に削り取る切屑量が少なく、加工能率も悪
い。
又、摺り合わせによって両面の間に適当な潤滑油溜まり
用の窪みを作ることも必要である。この窪みの数を単位
面積当たり所定の数になるようにしなければならない
が、従来のきさげを使用した作業では、作業者間或いは
同一作業者が行った作業でもその時々によってばらつき
が生じ、潤滑油溜まりの数の管理を或る程度均等に行う
のは困難であった。これは両摺動面がぴったりと合うべ
た当たりの状態を作ってから、第7図に示すきさげを使
って均等配置で窪みを作って行けば解決するが、このべ
た当たりの状態が出にくかったことに起因する。
用の窪みを作ることも必要である。この窪みの数を単位
面積当たり所定の数になるようにしなければならない
が、従来のきさげを使用した作業では、作業者間或いは
同一作業者が行った作業でもその時々によってばらつき
が生じ、潤滑油溜まりの数の管理を或る程度均等に行う
のは困難であった。これは両摺動面がぴったりと合うべ
た当たりの状態を作ってから、第7図に示すきさげを使
って均等配置で窪みを作って行けば解決するが、このべ
た当たりの状態が出にくかったことに起因する。
本考案はこのような従来技術の問題点を解決するために
なされたものであり、摺り合わせ作業の能率向上、非熟
練化、及び潤滑油溜まりの均等配置を確保することがで
きる摺動面の削り加工用手工具を提供することを目的と
する。
なされたものであり、摺り合わせ作業の能率向上、非熟
練化、及び潤滑油溜まりの均等配置を確保することがで
きる摺動面の削り加工用手工具を提供することを目的と
する。
本考案は上述の目的に鑑みてなされたものであり、摺り
合わせ用工具のすくい角が負になるようにホルダを取付
けて、該ホルダを手動で摺動面に押し付けながら滑動さ
せて、摺動面を削り取って行くものである。更に詳述す
ると、摺動面の摺り合わせ作業の初期段階において使用
される荒削り加工用手工具であって、ワークの被加工面
に接触して滑動し、且つ切刃に負のすくい角を与えるよ
うに刃具を取付けるホルダと、前記刃具を前記ホルダの
所定位置に着脱可能に固定する刃具取付け手段とを具備
したことを特徴とする摺動面の削り加工用手工具が提供
される。
合わせ用工具のすくい角が負になるようにホルダを取付
けて、該ホルダを手動で摺動面に押し付けながら滑動さ
せて、摺動面を削り取って行くものである。更に詳述す
ると、摺動面の摺り合わせ作業の初期段階において使用
される荒削り加工用手工具であって、ワークの被加工面
に接触して滑動し、且つ切刃に負のすくい角を与えるよ
うに刃具を取付けるホルダと、前記刃具を前記ホルダの
所定位置に着脱可能に固定する刃具取付け手段とを具備
したことを特徴とする摺動面の削り加工用手工具が提供
される。
本手工具を使って摺り合わせ作業を行いつつ、当たりの
強い個所を削り取って行くと、やがて摺動面同士がほぼ
ぴったり合うべた当たりの状態が得られる。このように
して得られた摺動面に、第7図に示すようなきさげを用
いて潤滑油溜まり用の窪みを形成して行けば、摺動面を
仕上げることができる。
強い個所を削り取って行くと、やがて摺動面同士がほぼ
ぴったり合うべた当たりの状態が得られる。このように
して得られた摺動面に、第7図に示すようなきさげを用
いて潤滑油溜まり用の窪みを形成して行けば、摺動面を
仕上げることができる。
本摺動面の削り加工用手工具の実施例を図面に基づいて
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
第1図は、本考案の手工具の全体斜視図を示し、幅×厚
さ×長さがそれぞれ約40mm×20mm×100mm程度の直方体
状をなす金属製のホルダ1からなり、その下面は正しい
平面状に仕上げられ、作業の際にこの手工具がワークの
被加工摺動面上に押しつけられると、実質的に全面で該
被加工摺動面に接触し、がたつきを生じることがない作
業面2として構成されている。
さ×長さがそれぞれ約40mm×20mm×100mm程度の直方体
状をなす金属製のホルダ1からなり、その下面は正しい
平面状に仕上げられ、作業の際にこの手工具がワークの
被加工摺動面上に押しつけられると、実質的に全面で該
被加工摺動面に接触し、がたつきを生じることがない作
業面2として構成されている。
該ホルダ1の中央部には、幅ホルダに延びその両側領域
を残して上下両面を貫通するスリット状の開口3が設け
られ、その一方の壁面は刃具4の取付け面8となってい
る。この取付け面8は被加工摺動面に対して一定の角度
で傾斜しており、その傾斜方向は作業の際に刃具4の先
端の切刃4aが被加工摺動面に対して負のすくい角θ(第
3図参照)で作用するような方向である。刃具4の切削
点4cにおいて、被加工摺動面に対して垂直線Nを立て、
該垂直線Nから刃具4の運動方向側にすくい面4d形成さ
れていると、すくい角θは負となる。もしすくい面4dが
切削点4cに立てた垂直線Nの刃具運動方向と反対側に形
成されていたとすると、すくい角θは正である。四フッ
化エチレン等の樹脂材料でなる摺動面の摺り合わせ加工
を対象とする場合には、すくい角θは−30度〜10度が好
適である。すくい角θが正の場合には、刃先の食い込み
量が大きくなり過ぎて、良好な摺り合わせ加工ができな
い。
を残して上下両面を貫通するスリット状の開口3が設け
られ、その一方の壁面は刃具4の取付け面8となってい
る。この取付け面8は被加工摺動面に対して一定の角度
で傾斜しており、その傾斜方向は作業の際に刃具4の先
端の切刃4aが被加工摺動面に対して負のすくい角θ(第
3図参照)で作用するような方向である。刃具4の切削
点4cにおいて、被加工摺動面に対して垂直線Nを立て、
該垂直線Nから刃具4の運動方向側にすくい面4d形成さ
れていると、すくい角θは負となる。もしすくい面4dが
切削点4cに立てた垂直線Nの刃具運動方向と反対側に形
成されていたとすると、すくい角θは正である。四フッ
化エチレン等の樹脂材料でなる摺動面の摺り合わせ加工
を対象とする場合には、すくい角θは−30度〜10度が好
適である。すくい角θが正の場合には、刃先の食い込み
量が大きくなり過ぎて、良好な摺り合わせ加工ができな
い。
刃具4は、第2図及び第3図に示すように切刃4aを先端
に具え、前記開口3の幅に一致する幅を有する板状の本
体4bからなり、刃具取付け面8に沿って前記開口3内に
挿入され、作業面2からその切刃4aを所定長さ(約10〜
20μm)突出させた状態で、ホルダ1の作業面2に穿設
されたねじ孔5を通じて、セットボルト6をねじ込むこ
とによってしっかりとクランプされる。この切刃4aの突
出の程度は被加工面の取り代の量をどの程度にするかに
応じて適宜に調節可能である。その調節は微調節ねじ12
によって押し金具13を介して刃具4を押し込む方法で行
う。
に具え、前記開口3の幅に一致する幅を有する板状の本
体4bからなり、刃具取付け面8に沿って前記開口3内に
挿入され、作業面2からその切刃4aを所定長さ(約10〜
20μm)突出させた状態で、ホルダ1の作業面2に穿設
されたねじ孔5を通じて、セットボルト6をねじ込むこ
とによってしっかりとクランプされる。この切刃4aの突
出の程度は被加工面の取り代の量をどの程度にするかに
応じて適宜に調節可能である。その調節は微調節ねじ12
によって押し金具13を介して刃具4を押し込む方法で行
う。
刃具取付け面8に対面する開口の他方の壁面と刃具4と
の間には、刃具4によって被加工面から削られた切屑を
逃がすための逃げ溝7が形成され、作業中に生じた切屑
をこれを通じてホルダ1の背面から脱出させて被加工面
を常に清浄に保つ働きをする。
の間には、刃具4によって被加工面から削られた切屑を
逃がすための逃げ溝7が形成され、作業中に生じた切屑
をこれを通じてホルダ1の背面から脱出させて被加工面
を常に清浄に保つ働きをする。
本考案の特徴の一つとして、刃具の切刃4aは従来のきさ
げの場合とは異なって直線状(第7図のRが無限大のこ
と)に研がれ、その全幅を通じて研削作業に使用できる
点が挙げられる。即ち、刃具4はしっかりとしたホルダ
1上に所定の負のすくい角を以て固定され、しかも作業
面2と被加工面とが接触して摺動するため、作業者の過
失によって工具が傾いて切刃4aの角の部分が被加工面に
食い込んだりする事故が皆無となるので、従来のように
切刃を円弧状に形成する必要がなく、直線状の刃とする
ことができるのである。又、直方体状の刃具本体4bの前
後両端の4個所に切刃4aを設けておけば(第3図)、一
つの切刃が摩耗した場合には刃具の表裏又は上下を入れ
換えてホルダ1にクランプし直すことにより、簡単に新
しい切刃と交換することが可能となる。
げの場合とは異なって直線状(第7図のRが無限大のこ
と)に研がれ、その全幅を通じて研削作業に使用できる
点が挙げられる。即ち、刃具4はしっかりとしたホルダ
1上に所定の負のすくい角を以て固定され、しかも作業
面2と被加工面とが接触して摺動するため、作業者の過
失によって工具が傾いて切刃4aの角の部分が被加工面に
食い込んだりする事故が皆無となるので、従来のように
切刃を円弧状に形成する必要がなく、直線状の刃とする
ことができるのである。又、直方体状の刃具本体4bの前
後両端の4個所に切刃4aを設けておけば(第3図)、一
つの切刃が摩耗した場合には刃具の表裏又は上下を入れ
換えてホルダ1にクランプし直すことにより、簡単に新
しい切刃と交換することが可能となる。
これによって、初心者であっても、能率よく又失敗せず
に摺り合わせ作業を行うことが可能になる。
に摺り合わせ作業を行うことが可能になる。
以下、別の図面に基づいて本考案の他の実施例について
説明する。これらの図並びに前述の第1実施例に関する
第1図〜第3図を通じて、同じ部品には同じ符号を付し
ている。
説明する。これらの図並びに前述の第1実施例に関する
第1図〜第3図を通じて、同じ部品には同じ符号を付し
ている。
第4図は本考案の第2実施例を示す。この例ではホルダ
1は開口3の部分では片側の壁9のみで側面領域が構成
され、他方は開放されている。刃具4は前の例と同様に
開口3内に挿入されて前と同じ構成のセットボルト6と
ねじ孔5とからなるクランプ手段によって固定されてい
る。刃具4の幅は開口3の幅と同じ寸法に設定されてい
るので、その開放端側の側面はホルダ1の側面と完全に
一致している。従って被加工面上でホルダ1を側面と一
致する領域までを残さずに削ることができるので、この
実施例の工具は、摺動面の最も端の領域を加工する場合
に好適に使用できる。
1は開口3の部分では片側の壁9のみで側面領域が構成
され、他方は開放されている。刃具4は前の例と同様に
開口3内に挿入されて前と同じ構成のセットボルト6と
ねじ孔5とからなるクランプ手段によって固定されてい
る。刃具4の幅は開口3の幅と同じ寸法に設定されてい
るので、その開放端側の側面はホルダ1の側面と完全に
一致している。従って被加工面上でホルダ1を側面と一
致する領域までを残さずに削ることができるので、この
実施例の工具は、摺動面の最も端の領域を加工する場合
に好適に使用できる。
第5図に示す第3実施例においては、刃具4がホルダ1
の後端に設けられたブラケット1aとセットボルト6によ
って取付けられており、切屑が工具の進行方向に対して
後ろ側に逃げるので便利である。
の後端に設けられたブラケット1aとセットボルト6によ
って取付けられており、切屑が工具の進行方向に対して
後ろ側に逃げるので便利である。
第6図に示す第4実施例においては、前述の例と反対に
刃具4がホルダ1の前端に設けられたブラケット1bとセ
ットボルト6によって取付けられている。この場合には
切屑の逃げ溝7を設ける必要があるが、作業姿勢が楽な
利点を有する。
刃具4がホルダ1の前端に設けられたブラケット1bとセ
ットボルト6によって取付けられている。この場合には
切屑の逃げ溝7を設ける必要があるが、作業姿勢が楽な
利点を有する。
なお、実施例では、ホルダ1への刃具取付け手段として
刃具取付け面8を予め所定の角度になるように形成し、
その取付け面8に刃具4をセットボルト6で押し付ける
構成にしたが、切刃のすくい角θが−30〜−10度の間で
可変になるように刃具取付け角度が調節可能な構造にし
てもよい。
刃具取付け面8を予め所定の角度になるように形成し、
その取付け面8に刃具4をセットボルト6で押し付ける
構成にしたが、切刃のすくい角θが−30〜−10度の間で
可変になるように刃具取付け角度が調節可能な構造にし
てもよい。
以上詳述したように、本考案の手工具によれば、従来き
さげを使用して行われた摺動面の摺り合わせ作業を能率
化することができ、初心者であっても安定した作業を期
待できる。又、従来は作業者の熟練と勘による力の入れ
具合に頼っていた被加工面に対する取り代の調節が、ホ
ルダからの切刃の出具合の調整によって客観的に確実に
行えるようになった。因みに一例を述べると、従来のき
さげを使用した場合には16時間を要した作業が、本考案
の手工具の使用により12時間に短縮された。
さげを使用して行われた摺動面の摺り合わせ作業を能率
化することができ、初心者であっても安定した作業を期
待できる。又、従来は作業者の熟練と勘による力の入れ
具合に頼っていた被加工面に対する取り代の調節が、ホ
ルダからの切刃の出具合の調整によって客観的に確実に
行えるようになった。因みに一例を述べると、従来のき
さげを使用した場合には16時間を要した作業が、本考案
の手工具の使用により12時間に短縮された。
更に、幅広く削れることから、両摺動面の全面がほぼぴ
ったり合ったべた当たりの状態が得やすく、この状態か
ら第7図に示すようなきさげを用いて等間隔で窪みを作
れば、非熟練者でもばらつきの少ない潤滑油溜まりを形
成することができる。このような効果によって、工作機
械や測定機械等の各構成要素間の相対運動が正確に行わ
れ、機械の精度向上に寄与できる。
ったり合ったべた当たりの状態が得やすく、この状態か
ら第7図に示すようなきさげを用いて等間隔で窪みを作
れば、非熟練者でもばらつきの少ない潤滑油溜まりを形
成することができる。このような効果によって、工作機
械や測定機械等の各構成要素間の相対運動が正確に行わ
れ、機械の精度向上に寄与できる。
第1図は本考案の手工具の全体斜視図、 第2図は同じく側断面図、 第3図は本考案に使用される刃具の斜視図、 第4図は本考案の第2実施例の全体斜視図、 第5図は同じく第3実施例の側面図、 第6図は同じく第4実施例の側面図、 第7図は従来の摺り合わせ作業に使用されていたきさげ
の側断面図及び刃先の拡大斜視図である。 1……ホルダ、2……作業面、3……開口、4……刃
具、4a……切刃、4b……本体、5……ねじ孔、6……セ
ットボルト、7……逃げ溝、8……刃具取付け面。
の側断面図及び刃先の拡大斜視図である。 1……ホルダ、2……作業面、3……開口、4……刃
具、4a……切刃、4b……本体、5……ねじ孔、6……セ
ットボルト、7……逃げ溝、8……刃具取付け面。
Claims (2)
- 【請求項1】摺動面の摺り合わせ作業の初期段階におい
て使用される荒削り加工用手工具であって、ワークの被
加工面に接触して滑動し、且つ切刃に負のすくい角を与
えるように刃具を取付けるホルダと、前記刃具を前記ホ
ルダの所定位置に着脱可能に固定する刃具取付け手段と
を具備したことを特徴とする摺動面の削り加工用手工
具。 - 【請求項2】前記ホルダは、該ホルダと前記刃具のすく
い面との間に被加工面から発生する切屑の逃げ溝を設け
て形成された請求項1に記載の摺動面の削り加工用手工
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8164688U JPH078103Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 摺動面の削り加工用手工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8164688U JPH078103Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 摺動面の削り加工用手工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH024720U JPH024720U (ja) | 1990-01-12 |
| JPH078103Y2 true JPH078103Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31306422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8164688U Expired - Lifetime JPH078103Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 摺動面の削り加工用手工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078103Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4627192B2 (ja) * | 2005-01-18 | 2011-02-09 | 株式会社デンソー | シール部材の加工方法およびその装置 |
| JP7761520B2 (ja) * | 2022-03-31 | 2025-10-28 | シチズン時計株式会社 | 自動キサゲ加工装置及び自動キサゲ加工方法 |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP8164688U patent/JPH078103Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024720U (ja) | 1990-01-12 |
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