JPH0781129A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0781129A
JPH0781129A JP22734993A JP22734993A JPH0781129A JP H0781129 A JPH0781129 A JP H0781129A JP 22734993 A JP22734993 A JP 22734993A JP 22734993 A JP22734993 A JP 22734993A JP H0781129 A JPH0781129 A JP H0781129A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃度むらや歪みのない美しい画像形成装置を
提供すこと。 【構成】 本画像形成装置は、そのアパチャ電極体1の
絶縁シート2が、1軸延伸法で製造されたポリイミドフ
ィルムにより形成されており、この延伸方向とアパチャ
6の配列方向が一致するようにアパチャ6が形成されて
いる。絶縁シート2の延伸方向のヤング率は、それとは
直行する方向のヤング率よりも大きいため、ゴムシート
27により絶縁シート2の延伸方向にテンションをかけ
たとしても絶縁シート2に皺が発生することがなく、且
つアパチャ電極体1は、トナ−担持ローラ14の外形に
忠実に沿い易く、従って両者の接触状態が安定し、濃度
むらや歪みのない美しい画像が形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたアパチャ電極体
と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を与
える手段と、印加された電位によってアパチャを通過す
るトナー粒子の流れが変調されるよう帯電したトナー粒
子を供給する手段と、支持体とアパチャ電極体とを相対
的に移動させて支持体を粒子流路中に位置決めする手段
とから構成されている。
【0004】また、例えば米国特許第4743926
号、同4755837号、同4780733号、および
同4814796号の明細書には、アパチャ電極体が支
持体側に制御電極、トナー供給側に基準電極を向けて配
設された画像形成装置が開示されている。
【0005】これに対して、米国特許第4912489
号の明細書には、アパチャ電極体を支持体側に基準電
極、トナー供給側に制御電極を向けて配設することによ
り、オフ時に制御電極に対して印加される電圧を、上記
米国特許に開示される画像形成装置に比べて1/4程度
に抑えることができることが記載されている。
【0006】ここにおいて、前記オフ時とは、支持体上
にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白部
分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時と
言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置においては、図5に示すよ
うに、そのアパチャ電極体の絶縁基板200として、ト
ナー流発生効率を向上させるため、非常に薄いポリイミ
ドのシートが用いられており、さらに、シートには一定
方向に引張力が印加されているため、シートには、引張
方向に伸びが生じてアパチャ60の配置列に沿って無数
の皺が生じ、トナー担持体140に対する接触圧にばら
つきが生じていた。従って、接触圧の高い部分に位置す
るアパチャ60では多くのトナー流が発生しやすく、ま
た接触圧の低い部分に位置するアパチャ60ではトナー
流が発生しずらく、形成画像時にアパチャ60の配列方
向において濃度むらが生じていた。さらに、アパチャ6
0の支持体に対する向きも変化してしまい、形成ドット
の位置ずれや画像飛散の原因となり、画像の歪を発生さ
せていた。
【0008】だからといって、トナー制御手段を完全な
剛体にしてしまうと、トナー担持体の形状に馴染みにく
くなり、これも接触の安定性を欠く原因となる。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像の濃度むらや歪が発生する
ことがない優れた画像形成装置を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、トナー流制御手段の基材
を、剛性に方向依存性がある材料により構成したことを
特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置は、
剛性に方向依存性がある材料でトナー流制御手段の基材
が構成されているので、トナー流制御手段に皺が発生す
ること無く、しかもトナー担持体の形状に倣い易いた
め、両者が安定して接触し、画像に濃度むらや歪みが発
生することが無い。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明を実施した画像形成装置の
概要を示す図であり、トナー流制御手段としてのアパチ
ャ電極体1の上側には、1mmの間隙を有して、背面電
極板22がシャーシ(図示せず)に配設されている。背
面電極板22の右方には、一対の搬送ローラ119が配
置されており、それにより支持体20を搬送して、前記
1mmの間隙に挿入される得るように構成されている。
また、前記アパチャ電極体1の下側には、そのアパチャ
電極体1の長手方向に沿って、トナー供給装置10が配
設されており、更には、前記背面電極板22によって搬
送される支持体20の進行先には、定着装置26が配設
されている。
【0014】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
【0015】そして、前記供給ローラ12とトナー担持
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。
【0016】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ上
面に厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6毎に形成さ
れたものであり、アパチャ6は、絶縁シート2の長手方
向に延びている。そして、前記アパチャ電極体1は、図
1に示すように、支持体20側に制御電極4を対向させ
た状態で、絶縁シート2のアパチャ6位置でトナー担持
ローラ14に対して圧接されている。圧接方法として
は、図1に示すように、アパチャ電極体1の右端側が、
ケース11に直接固定してあり、またその左端側が、ゴ
ムシート27を介してケース11に固定されており、そ
れにより、前記アパチャ6の配列方向とは直行する方向
にテンションがかけられている。
【0017】前記アパチャ電極体1の基材である絶縁シ
ート2は、1軸延伸法で製造されたポリイミドフィルム
により形成されており、この延伸方向とアパチャ6の配
列方向が一致するようにアパチャ6が形成されている。
前記絶縁シート2の延伸方向のヤング率は、それとは直
行する方向のヤング率よりも大きいため、前記ゴムシー
ト27により絶縁シート2の延伸方向にテンションをか
けたとしても絶縁シート2に皺が発生することがなく、
且つアパチャ電極体1は、トナ−担持ローラ14の外形
に忠実に沿い易く、従って両者の接触状態が安定する。
【0018】ここにおいて、前記アパチャ電極体1のア
パチャ6とトナー担持ローラ14との位置関係の詳細を
説明すると、図3に示すように、各アパチャ6は各々の
中心線30がトナー担持ローラ14の周面の最上部分
と、トナー担持ローラ14の中心軸32とを通過するよ
うに配置されている。これによれば、各アパチャ6は、
トナー担持ローラ14の周面の最上部分を基準として、
左右に均等に配置されることにより、各アパチャ6を通
過するトナー16の分布をアパチャ内の全域で均一にす
ることができる。また、アパチャ6の壁面とトナー16
の飛翔方向とが平行であるため、安定してトナーを飛翔
させることができる。
【0019】更には、アパチャ電極体1自体は、図3に
示すようにトナー担持ローラ14に対して、アパチャ6
を中心として左右に同じ角度だけたわむように圧接され
ている。これにより、アパチャ電極体1とトナー担持ロ
ーラ14との接触面積を大きくすることができるととも
に、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧接することが
できるため、トナーの濃度むらが発生することを極力抑
えることができる。
【0020】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御電極
4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加するよ
うに構成されている。
【0021】更には、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ14との間には直流電源24が接続されてお
り、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+
1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0022】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0023】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー1
6は、層規制ブレード18によって薄層化されるととも
に帯電された後、トナー担持ローラ14の回転によって
アパチャ電極体1に向かって搬送される。そして、トナ
ー担持ローラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁
シート2に擦られつつアパチャ6の下に供給される。
【0024】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ロ
ーラ14の間の電位差により、制御電極4よりトナー担
持ローラ14に向かう電気力線が形成される。それによ
り、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静
電力を受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を
通過して制御電極4側に引き出される。引き出されたト
ナー16は、更に、背面電極板22に印加されている電
圧によって支持体20とアパチャ電極体1との間に形成
される電界により、支持体20に向かって飛翔し、支持
体20上に堆積して画素を形成する。
【0025】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4との間に
は電界が形成されないことにより、トナー担持ローラ1
4上のトナー16は静電力を受けないため、アパチャ6
を通過しない。
【0026】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0027】この時、本実施例では、アパチャ電極体1
の絶縁シート2は、その延伸方向にアパチャ6列が形成
してあるため、皺の発生が無く、且つ、アパチャ電極体
1はトナ−担持ローラ14の外形に忠実に沿い易いた
め、接触状態が安定し、従って濃度むらが無く、美しい
形成画像となる。
【0028】上記のように構成される画像形成装置にお
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ14
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
【0029】上記のプロセスにおいて、制御電極4によ
る制御電界は、制御電極4とアパチャ6の内部、および
そのアパチャ6と対向するトナー担持ローラ14のトナ
ー担持面との間に形成されるので、担持されるトナー1
6に直接、制御電界を印加できるため、制御効率がよ
い。
【0030】また、供給されるトナー16の一部が、ア
パチャ電極体1との摺動で機械的な力等を受け、非画像
部に対応するアパチャ6内に進入しても、アパチャ6内
部の電界でアパチャ6を通過しないよう制御できるた
め、トナーの制御性が良い。
【0031】更には、トナー担持ローラ14とアパチャ
電極体1はトナー層を挟んで対向しているので、比較的
近距離に配置することができることにより、制御電圧を
低くでき、安価な駆動素子を使用することができる。
【0032】また、アパチャ電極体1の絶縁性シート2
はトナー担持ローラ14側に向けられているので、トナ
ー供給系の不具合でトナー担持ローラ14上にトナー1
6が存在しない場合でも、制御電極4とトナー担持ロー
ラ14が接触して電気的に短絡し、駆動素子を壊すこと
はない。
【0033】また、アパチャ電極体1とトナー担持ロー
ラ14上のトナー16とは、アパチャ6の入口部分で接
触していることにより、アパチャ6の入口部分に堆積す
るトナー16は、トナー担持ローラ14により順次供給
されるトナーにより押し流されるため、トナー16が堆
積、架橋してアパチャ6を塞ぐことが無い。
【0034】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0035】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、米国特許第5036341号の明細書に記載される
ような編目状の電極体を用いることも可能である。
【0036】また、図4の如く、アパチャ6の配列方向
と平行な方向に補強材28を各々分割して接着あるいは
コートして、アパチャ6の配列方向のヤング率を、それ
とは直行する方向のヤング率よりも大きくすれば、前述
の実施例と同様の効果が得られる。補強部材はアパチャ
電極体1のどちらの面に形成させても良いが、制御電極
4側の面に導電性部材により補強材28を形成する場合
は、両者を絶縁するためのコート層等を設ける必要があ
る。
【0037】更に、縦横においてヤング率が異なるガラ
ス繊維や炭素繊維等の布地に、絶縁樹脂などを含侵させ
て絶縁シート2として用いたり、あるいはガラス繊維や
炭素繊維等のフィラーを、その繊維方向をアパチャ6の
配列方向と一致させてポリイミドフィルムに混入させて
用いても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置は、トナー流制御手段の基材に曲げ
剛性に方向依存性があることを特徴とし、濃度むらや歪
みの無い、高精細な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体とトナー担持ローラとの構成を模式的に示す図であ
る。
【図4】本発明の画像形成装置のその他の実施例を示す
図である。
【図5】従来の画像形成装置に用いられるアパチャ電極
体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極板 24 直流電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナーのトナー流を制御するト
    ナー流制御手段とその制御手段にトナーを供給する供給
    手段を備え、 前記トナー流制御手段の基材を、剛性に方向依存性があ
    る材料により構成したことを特徴とする画像形成装置。
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