JPH0781377A - 車両用空調表示装置 - Google Patents

車両用空調表示装置

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Publication number
JPH0781377A
JPH0781377A JP25114593A JP25114593A JPH0781377A JP H0781377 A JPH0781377 A JP H0781377A JP 25114593 A JP25114593 A JP 25114593A JP 25114593 A JP25114593 A JP 25114593A JP H0781377 A JPH0781377 A JP H0781377A
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JP
Japan
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air
air conditioning
thermal environment
display
occupant
Prior art date
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Application number
JP25114593A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Hara
潤一郎 原
Mitsuaki Hagino
光明 萩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP25114593A priority Critical patent/JPH0781377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調機器の状態についての情報に限定せず,
乗員が次に行うべき操作の内容として適当な情報を提供
し,さらに,表示の種類についての重要度を明確にし,
乗員による空調操作の利便性を向上させる。 【構成】 空調に関する状態量あるいは制御量に関して
2組以上の表示を行う表示手段CL5を有し,該表示手
段CL5の第1組に空調装置の空調能力評価に関する値
を,第2組に乗員の空調評価に関する値をそれぞれ表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,車両における空調表
示装置の内容を適宜切り換えることにより,乗員の空調
操作の利便性を向上させる車両用空調表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置としては,例え
ば,実開平5−26534号公報に開示されている「空
調装置の絵表示装置」がある。この技術は,吸込口,吹
出口,風量,制御方式(自動あるいは手動制御)という
空調状態と,乗員が設定する設定室温と,サンルーフ開
/閉状態がそれぞれ表示される空調装置の絵表示装置で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来に
おける上記空調表示装置にあっては,種々の空調状態に
関する表示を行っているものの,空調機器の状態につい
ての情報に限定されるため,乗員が次に行うべき操作の
内容としては適当な情報にはなりにくく,さらに,多数
の情報を表示する場合,同時に表示する項目数を減らす
ため,表示の種類についての重要度をどのように決定す
るかに関して明確ではないという問題点があった。
【0004】この発明は,上記に鑑みてなされたもので
あって,空調機器の状態についての情報に限定せず,乗
員が次に行うべき操作の内容として適当な情報を提供
し,さらに,表示の種類についての重要度を明確にし,
乗員による空調操作の利便性を向上させることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用空
調表示装置は,上記目的を達成するために,車室内へ導
入する空気流を発生させる空気流発生手段と,車室内に
おける熱環境状態を所定状態にすべく空気流に対する熱
交換を行う熱交換手段と,車室内外における熱環境状態
を検出する熱環境検出手段と,乗員による前記各手段の
設定により車室内における熱環境状態を所定状態に調整
する空調設定手段と,空調に関する状態量あるいは制御
量に関して2組以上の表示を行う表示手段とを具備し,
前記表示手段の第1組に空調装置の空調能力評価に関す
る値を,前記表示手段の第2組に乗員の空調評価に関す
る値をそれぞれ表示するものである。
【0006】また,前記表示手段は,少なくとも2組以
上,同時に表示するものである。
【0007】また,車室内へ導入する空気流を発生させ
る空気流発生手段と,車室内における熱環境状態を所定
状態にすべく空気流に対する熱交換を行う熱交換手段
と,車室内外における熱環境状態を検出する熱環境検出
手段と,乗員による前記各手段の設定により車室内にお
ける熱環境状態を所定状態に調整する空調設定手段と,
空調に関する状態量あるいは制御量に関する表示を行う
表示手段と,前記表示手段に対して,空調装置の空調能
力評価に関する値と,乗員の空調評価に関する値とを選
択的に切り換える表示切換手段とを具備するものであ
る。
【0008】また,前記表示切換手段は,車室内におけ
る熱環境状態に応じて,空調装置の空調能力評価に関す
る値と,乗員の空調評価に関する値とを選択的に切り換
えるものである。
【0009】また,前記表示切換手段は,車室内におけ
る熱環境状態が乗員により設定される熱環境状態に所定
値内において近傍している場合,前記表示手段に乗員の
空調評価に関する値を選択的に表示し,車室内における
熱環境状態が乗員により設定される熱環境状態に所定値
内において近傍していない場合,前記表示手段に空調装
置の空調能力評価に関する値を選択的に表示するもので
ある。
【0010】また,前記表示手段は,乗員の空調評価に
関する値として車室内における熱環境に対する乗員の好
みを表示し,空調装置の空調能力に関する値として空調
風の目標吹出温度に関する量などの乗員により設定され
る熱環境と実際の熱環境との乖離程度を表示するもので
ある。
【0011】
【作用】この発明に係る車両用空調表示装置は,表示手
段により空調に関する状態量あるいは制御量に関して2
組以上の表示,すなわち,第1組に空調装置の空調能力
評価に関する値を,第2組に乗員の空調評価に関する値
をそれぞれ表示する。
【0012】また,上記表示手段は,空調装置の空調能
力評価に関する情報,乗員の空調評価に関する情報の少
なくとも2組以上,同時に表示する。
【0013】また,この発明に係る車両用空調表示装置
は,表示切換手段により空調装置の空調能力評価に関す
る情報と,乗員の空調評価に関する情報とを選択的に表
示する。
【0014】また,上記表示切換手段は,車室内におけ
る熱環境状態に応じて,空調装置の空調能力評価に関す
る情報と,乗員の空調評価に関する情報とを選択的に表
示する。
【0015】また,上記表示切換手段は,車室内におけ
る熱環境状態が乗員により設定される熱環境状態に所定
値内において近傍している場合,乗員の空調評価に関す
る情報を選択的に表示し,車室内における熱環境状態が
乗員により設定される熱環境状態に所定値内において近
傍していない場合,空調装置の空調能力評価に関する情
報を選択的に表示する。
【0016】また,上記表示手段は,乗員の空調評価に
関する値として車室内における熱環境に対する乗員の好
みを表示し,空調装置の空調能力に関する値として空調
風の目標吹出温度に関する量などの乗員により設定され
る熱環境と実際の熱環境との乖離程度を表示する。
【0017】
【実施例】以下,この発明に係る車両用空調表示装置の
実施例を図面に基づいて説明する。図1は,車両用空調
装置の概略構成を示す説明図であり,(1)空調装置本
体1は, ブロアユニット2 クーリングユニット3 ヒータユニット4 から構成されており,(2)コントローラ30により制
御される。
【0018】(1)空調装置本体 ブロアユニット ブロアユニット2には外気導入口5と内気導入口6とが
成形されているとともに,この両導入口5,6を開閉す
るインテークドア7,該インテークドア7を回動するた
めのアクチュエータ8,空調風を発生させるためのブロ
アファン9,該ファン9を回転せるためのブロアファン
モータ10が配置されている。
【0019】 クーリングユニット クーリングユニット3にはエバポレータ11が配置さ
れ,配管12により冷凍サイクル(図示せず)と連結構
成する膨張弁(図示せず)からの低温冷媒がエバポレー
タ11に供給され,空調風を冷却後,冷媒はコンプレッ
サ(図示せず)に戻る。
【0020】 ヒータユニット ヒータユニット4にはエアミックスドア13が枢設さ
れ,さらにそのエアミックスドア13を回動するための
アクチュエータ14が配設されるとともにヒータコア1
5が配設されている。ヒータコア15には配管27によ
り図示しない車両用エンジンの温水である冷却水が供
給,循環され,ヒータコア15を通過する空調風を加熱
する。ヒータユニット4の下流端部にはデフロスタダク
ト16,ベントダクト17,フットダクト18が連通さ
れており,各ダクト16,17,18の基端部には開閉
ドア19,20,21が枢支され,さらに,各開閉ドア
用のアクチュエータ22,23,24が配設されてい
る。ベントダクト17の端部にはベントグリル25が設
けられ,所望の風向を設定するルーバーフィン26が配
設されている。
【0021】(2)コントローラ また,車両用空調装置は,空調のインテークモード,風
量,吹出モードおよび温度制御を実行するコントローラ
30が設けられ,室温設定器31,室温センサ32,外
気温センサ33,日射量センサ34,室温,後述する吹
出口モード,内外気導入切換モード,風量設定の自動制
御を行うオートエアコン稼働スイッチ35,エアコン停
止スイッチ36,風量設定器37,空調風の導入を室内
あるいは室外あるいはその両方に切り換える内外気導入
切換スイッチ38,車両フロントウィンドウの窓曇りを
除去するためのフロントウィンドウデフロスタスイッチ
39,車両リアウィンドウの窓曇りを除去するためのリ
アウィンドウデフロスタスイッチ40が設けられてい
る。
【0022】さらに,空調風を室内に吹き出す際,前席
乗員の胸元付近へ吹き出すベント吹出モード,前席乗員
の足元付近へ吹き出すフット吹出モード,その両方から
吹き出すバイレベル吹出モードを切り換える吹出口選択
スイッチ41の出力値が入力され,演算後,インテーク
モードの設定としてアクチュエータ8に開閉の指示がな
され,風量設定としてブロアファンモータ10へ電圧が
出力され,吹出モードとしてドアアクチュエータ22,
23,24にそれぞれ開閉の指示がなされ,さらに吹出
温制御として,エアミックスドアアクチュエータ14に
開度の指示が行われる。なお,42は空調表示部であ
り,目標室温,吹出口モード,リアデフロスタ,風量な
どの各種情報が表示されている。
【0023】図2は,空調装置全体の制御動作を示すフ
ローチャートである。すなわち,まず,装置全体の初期
化を実行し(S100),各種データの入力処理を実行
する(S101)。次に,エアミックス開度処理を実行
し(S102),吹出口モード処理を実行し(S10
3),温冷感,風速感申告処理を実行し(S104),
マニュアルスイッチ処理,出力処理を実行する(S10
5)。以上のステップを終了すると,上記ステップS1
01へ戻り,このループを再度繰り返す。
【0024】〔実施例1〕次に,この発明に係る第1の
実施例について説明する。図3は,この発明に係る車両
用空調表示装置の概略構成を示すブロック図であり,図
において,CL1は車室内へ導入する空気流を発生せる
ブロアファンなどの空気流発生手段,CL2は車室内に
おける熱環境状態を所定状態に設定すべく,この空気流
に対して熱交換を行うエバポレータ,ヒータコアなどの
熱交換機器と,その熱交換器通過風量比率を設定するエ
アミックスドアなどから構成される熱交換手段,CL3
は車室内外における熱環境状態を検出する外気温セン
サ,室温センサ,日射量センサなどから構成される熱環
境検出手段,CL4は乗員により上記各手段の設定およ
び車室内における熱環境状態を所定状態に調整する空調
制御装置,種々のアクチュエータ,乗員による空調につ
いての操作系などから構成される空調設定手段,CL5
は空調設定手段CL4による制御を表示する表示手段で
ある。
【0025】図4は,図3に示した表示手段CL5の具
体的な構成を示す説明図であり,この表示手段における
熱環境設定の方式として,室温を設定したり,風量の段
階を直接的に設定するのではなく,空調装置の温度や風
量の自動制御に対して,「高め/低め」あるいは「強め
/弱め」による設定を行う。この方式によれば,一般の
乗員の温冷感あるいは風速感に対して,よりわかりやす
い操作が可能になる。なお,この温冷感についての申告
は,熱環境が快適な温度域に近い条件では,乗員の熱環
境に対する好みと考えることができる。
【0026】図4において,31aは温冷感についての
感覚値入力のための操作系,37aは風速感についての
感覚値入力のための操作系,43は風速感についての入
力の操作値を示す表示系,44は乗員の熱環境に対する
好みを表示する表示系であり,この例においては,表示
系43は風速感の中間値に操作値があることを,また,
表示系44は中間値から二段階低めの側の設定になって
いることを示している。次に,45は乗員が設定する目
標となる熱環境と実際の熱環境との差に対応した量とし
て,室温と乗員が設定する目標室温に関係した量との差
異に応じた情報を表示する表示系であり,この例では,
中間値から一段階暖房側になっているので,弱い暖房を
行っていることを示している。
【0027】以上のように,上記実施例によれば,空調
機器の状態についての情報だけではなく,乗員の空調評
価に関する情報も表示することで,乗員が次に行うべき
操作の内容として適当な情報を提供することができ,ま
た,2組以上の表示系について,少なくとも2組以上,
同時に表示可能として乗員が必要に応じて,選択的に表
示を見ることができ,その結果,乗員による空調操作の
利便性が向上する。
【0028】〔実施例2〕次に,この発明に係る第2の
実施例について説明する。図5は,この発明に係る車両
用空調表示装置の概略構成を示すブロック図であり,図
3に示した内容に対して,表示切換手段CL6が付加さ
れている。表示切換手段CL6は表示手段CL5を所定
条件(表示切換スイッチのON/OFF,あるいは,
自動制御)に基づいて切り換える。
【0029】 表示切換スイッチのON/OFF 図6,図7は,図5に示した表示手段CL5の具体的な
構成を示す説明図であり,図において,50は表示切換
スイッチであり,これを押下することで,熱環境に対す
る好みを表示する表示系48「高め/低め」と目標熱環
境に対する乖離程度を表示する表示系49「最大暖房/
最大冷房」を切り換えることができる。図6では,表示
系49「最大暖房/最大冷房」が点灯し,表示系48
「高め/低め」が薄く点灯することによって,目標熱環
境に対する乖離程度を表示している。図7では,図6と
反対の状態(表示系49「最大暖房/最大冷房」が点灯
し,表示系48「高め/低め」が薄く点灯する)を示
し,熱環境に対する好みを表示している。
【0030】 自動制御 図8,図9は,図5に示した表示手段CL5の具体的な
構成を示す説明図であり,これは図示しない表示切換手
段CL6が,車室内の熱環境状態に応じて自動的に熱環
境に対する好みを表示する表示系48「高め/低め」と
目標熱環境に対する乖離程度を示す表示系49「最大暖
房/最大冷房」を切り換えるものである。図8では,目
標熱環境に対する乖離程度を示す表示系49「最大暖房
/最大冷房」を示し,図9では,熱環境に対する好みを
表示する表示系48「高め/低め」を示している。
【0031】以上のように,上記実施例によれば,1個
の表示装置に対して,空調装置の空調能力評価に関する
情報と,乗員の空調評価に関する情報とを選択的に表示
するため,乗員による空調操作の利便性が向上する。
【0032】また,車室内における熱環境状態に応じ
て,1個の表示系に対して,空調装置の空調能力評価に
関する情報と,乗員の空調評価に関する情報とを選択的
にすることで,乗員に対して操作に役立つ情報に限定し
て表示することができる。
【0033】〔実施例3〕図10は,車両用空調装置の
動作を示すフローチャートであり,図2に示したフロー
チャートのマニュアルスイッチ処理,出力処理(S10
5)に該当する。まず,吹出口モード(選択)スイッチ
が押されたか否かを判断し(S105−1),押されて
いると判断した場合には,その位置に応じて,ベント吹
出モード(S105−2),バイレベル吹出モード(S
105−3),フット吹出モード(S105−3)が選
択される。また,スイッチが押されていないと判断した
場合には,その決定された吹出モードになるように吹出
口設定アクチュエータ22,23,24に指令信号を出
力する(S105−5)。
【0034】その後,フロントデフロスタスイッチが押
されたか否かを判断し(S105−6),スイッチが押
されていると判断した場合には,フロントデフロスタを
稼働(ON)する(S105−7)。この場合,エアコ
ン用コンプレッサ(図示せず),冷凍サイクルを稼働さ
せ,エバポレータ12により除湿を行う。さらに,吹出
口モードとしてアクチュエータ22,23,24を作動
させ,フロントウィンドウに空調風を吹き出すデフロス
タ吹出モードに設定する。
【0035】具体的には,デフロスタダクト16に対す
る空調風の導入のみを可能にし,ベントダクト17およ
びフットダクト18に対する空調風の導入を妨げるよう
にアクチュエータ22,23,24を制御する。さら
に,風量が停止していれば所定の風量に設定する。ま
た,上記除湿により空調風の吹出温度が低下する場合,
エアミックスドア13の開度をアクチュエータ14によ
り制御することにより,所定の吹出温度になるように調
節する。こうすることによりフロントウィンドウの窓曇
りを除去することが可能となる。
【0036】上記S105−6において,スイッチが押
されていないと判断した場合には,フロントデフロスタ
を停止(OFF)する(S105−8)。すなわち,フ
ロントデフロスタが稼働していれば,停止させ,通常の
空調状態に設定する。
【0037】次に,リアデフロスタスイッチが押された
か否かを判断し(S105−9),押されていると判断
した場合には,リアデフロスタを稼働(ON)させる
(S105−10)。すなわち,リアウィンドウに埋め
込まれた熱線に通電することにより,リアウィンドウを
加熱し,表面に付着している水滴を蒸発させる。また,
リアウィンドウにワイパーが装着されている車両であれ
ば,そのワイパーを稼働する。こうすることによりリア
ウィンドウの窓曇りを除去することが可能となる。上記
S105−9において,スイッチが押されていないと判
断した場合には,リアデフロスタが稼働状態であれば停
止(OFF)させる(S105−11)。
【0038】さらに,算出された目標吹出温Tofが6
0℃以上であるか否かを判断し(S105−12),目
標吹出温Tofが60℃以上であると判断した場合に
は,空調風の吸込口を室内として,内気循環を実行する
(S105−15)。反対に,目標吹出温Tofが60
℃以上ではないと判断した場合には,次に,目標吹出温
Tofが−20℃以下か否かを判断する(S105−1
3)。その結果,目標吹出温Tofが−20℃以下でな
ければ,空調風の吸込口を外気として,外気導入を実行
する(S105−14)。反対に,目標吹出温Tofが
−20℃以下であれば,空調風の吸込口を室内として,
内気循環を行う(S105−15)。
【0039】すなわち,上記ステップS105−10か
らステップS105−15により,目標吹出温度が快適
な室温の温度範囲から大きく外れている場合には,内気
循環とすることで,室内を迅速に設定室温になるように
する。ただし,内気循環のままにすると,乗員の呼気に
含まれる湿度により窓曇りを引き起こす可能性が高くな
るので,通常の場合にあっては,外気導入に設定する。
【0040】次に,吸込口(選択)スイッチが押された
か否かを判断する(S105−16)。その結果,押さ
れていると判断した場合には,外気導入(S105−1
7)あるいは内気循環(S105−18)に設定する。
その後,吹出口,吸込口,エアミックスドアのアクチュ
エータに指令信号を出力し(S105−19),さら
に,ブロアファンモータに対して信号を出力する(S1
05−20)。
【0041】次に,室温偏差が2℃以内か否かを判断す
る(S105−21)。すなわち, |Tic−Tptc’|<2℃ を判断し,2℃以内ではないと判断した場合には,熱環
境の乖離程度を表示する(S105−22)。すなわ
ち,目標熱環境に対する乖離程度を示す表示系49「最
大暖房/最大冷房」に程度を示唆する。反対に,2℃以
内であると判断した場合には,熱環境の好みを表示して
(S105−23),一連の動作を終了する。
【0042】以上のように,上記実施例によれば,所定
値内に近傍している場合には,乗員の熱環境に対する感
覚に対応した申告を操作として入力する場合に参考とな
る値を表示し,反対に,所定値内に近傍していない場
合,例えば,夏期のような冷房を使用し始める環境で
は,個人ごとの温冷感的な好みによらず,「暑い」状態
であることが明確なので,乗員の熱環境に対応した申告
はほぼ「暑い」側で一様な結果となり,表示する意味が
ない。そこで,空調機器の能力がどの程度であるかとい
う情報を表示することにより,所定値内へ近傍するまで
の程度を明示し,乗員の空調機器の能力に対する期待感
などに対応させることができる。
【0043】また,乗員の空調評価に関する値として,
車室内における熱環境に対する乗員の好みを表示し,空
調装置の空調能力に関する値として,空調風の目標吹出
温度に関する量などの乗員の設定する熱環境と実際の熱
環境との乖離程度を表示するようにしたので,車室内に
おける熱環境に応じて最適な情報を乗員に提供すること
ができる。
【0044】
【発明の効果】以上,説明した通り,この発明に係る車
両用空調表示装置にあっては,表示手段により空調に関
する状態量あるいは制御量に関して2組以上の表示,す
なわち,第1組に空調装置の空調能力評価に関する情報
を,第2組に乗員の空調評価に関する情報をそれぞれ表
示し,また,表示手段は,少なくとも2組以上,同時に
表示するため,乗員による空調操作の利便性を向上させ
ることができる。
【0045】また,この発明に係る車両用空調表示装置
にあっては,表示切換手段は空調装置の空調能力評価に
関する情報と,乗員の空調評価に関する情報とを選択的
に表示し,具体的には,車室内における熱環境状態に応
じて,空調装置の空調能力評価に関する情報と,乗員の
空調評価に関する情報とを選択的に表示するため,乗員
による空調操作の利便性を向上させることができる。
【0046】さらに,車室内における熱環境状態が乗員
が設定する熱環境状態に所定値内において近傍している
場合,乗員の空調評価に関する情報を選択的に表示し,
車室内における熱環境状態が乗員が設定する熱環境状態
に所定値内において近傍していない場合,空調装置の空
調能力評価に関する情報を選択的に表示する。加えて,
表示手段は,乗員の空調評価に関する情報として車室内
における熱環境に対する乗員の好みを表示し,空調装置
の空調能力に関する情報として空調風の目標吹出温度に
関する量などの乗員により設定される熱環境と実際の熱
環境との乖離程度を表示するため,空調機器の状態につ
いての情報に限定せず,乗員が次に行うべき操作の内容
として適当な情報を提供し,さらに,表示の種類につい
ての重要度を明確にし,その結果,乗員による空調操作
の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置本体およびコントローラの構成
を示す説明図である。
【図2】図1に示した車両用空調装置およびコントロー
ラの動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明に係る車両用空調表示装置の概略構成
(実施例1)を示すブロック図である。
【図4】図3に示した表示手段の構成および動作を示す
説明図である。
【図5】この発明に係る車両用空調表示装置の概略構成
(実施例2)を示すブロック図である。
【図6】図5に示した表示手段の構成および動作を示す
説明図である。
【図7】図5に示した表示手段の構成および動作を示す
説明図である。
【図8】図5に示した表示手段の構成および動作を示す
説明図である。
【図9】図5に示した表示手段の構成および動作を示す
説明図である。
【図10】この発明に係る車両用空調表示装置の動作
(実施例3)を示すフローチャートである。
【図11】この発明に係る車両用空調表示装置の動作
(実施例3)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 ブロアユニット 3 クーリングユニット 4 ヒータユニット 30 コントローラ 44 表示系 45 表示系 48 表示系 49 表示系 50 表示切換スイッチ CL1 空気流発生手段 CL2 熱交換手段 CL3 熱環境検出手段 CL4 空調設定手段 CL5 表示手段 CL6 表示切換手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内へ導入する空気流を発生させる空
    気流発生手段と,車室内における熱環境状態を所定状態
    にすべく空気流に対する熱交換を行う熱交換手段と,車
    室内外における熱環境状態を検出する熱環境検出手段
    と,乗員による前記各手段の設定により車室内における
    熱環境状態を所定状態に調整する空調設定手段と,空調
    に関する状態量あるいは制御量に関して2組以上の表示
    を行う表示手段とを具備し,前記表示手段の第1組に空
    調装置の空調能力評価に関する値を,前記表示手段の第
    2組に乗員の空調評価に関する値をそれぞれ表示するこ
    とを特徴とする車両用空調表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は,少なくとも2組以上,
    同時に表示することを特徴とする請求項1記載の車両用
    空調表示装置。
  3. 【請求項3】 車室内へ導入する空気流を発生させる空
    気流発生手段と,車室内における熱環境状態を所定状態
    にすべく空気流に対する熱交換を行う熱交換手段と,車
    室内外における熱環境状態を検出する熱環境検出手段
    と,乗員による前記各手段の設定により車室内における
    熱環境状態を所定状態に調整する空調設定手段と,空調
    に関する状態量あるいは制御量に関する表示を行う表示
    手段と,前記表示手段に対して,空調装置の空調能力評
    価に関する値と,乗員の空調評価に関する値とを選択的
    に切り換える表示切換手段とを具備することを特徴とす
    る車両用空調表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示切換手段は,車室内における熱
    環境状態に応じて,空調装置の空調能力評価に関する値
    と,乗員の空調評価に関する値とを選択的に切り換える
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用空調表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示切換手段は,車室内における熱
    環境状態が乗員により設定される熱環境状態に所定値内
    において近傍している場合,前記表示手段に乗員の空調
    評価に関する値を選択的に表示し,車室内における熱環
    境状態が乗員により設定される熱環境状態に所定値内に
    おいて近傍していない場合,前記表示手段に空調装置の
    空調能力評価に関する値を選択的に表示することを特徴
    とする請求項4記載の車両用空調表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は,乗員の空調評価に関す
    る値として車室内における熱環境に対する乗員の好みを
    表示し,空調装置の空調能力に関する値として空調風の
    目標吹出温度に関する量などの乗員により設定される熱
    環境と実際の熱環境との乖離程度を表示することを特徴
    とする請求項5記載の車両用空調表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248968A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Denso Corp 被制御対象の制御方法、制御システム及びプログラム
JP2022076734A (ja) * 2020-11-10 2022-05-20 スズキ株式会社 搭載機能の使用促進装置

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JP2002248968A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Denso Corp 被制御対象の制御方法、制御システム及びプログラム
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