JPH0781643B2 - 熱可塑性エラストマーからなるブーツ - Google Patents

熱可塑性エラストマーからなるブーツ

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JPH0781643B2
JPH0781643B2 JP1110613A JP11061389A JPH0781643B2 JP H0781643 B2 JPH0781643 B2 JP H0781643B2 JP 1110613 A JP1110613 A JP 1110613A JP 11061389 A JP11061389 A JP 11061389A JP H0781643 B2 JPH0781643 B2 JP H0781643B2
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JP
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boot
thermoplastic elastomer
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tightly bound
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正雄 原田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車の緩衝装置であるサスペンションの保
護ブーツ、ラックアンドピニオン式ステアリング装置の
保護ブーツ、駆動部の等速ジョイントブーツ等のブーツ
に関するものである。
[従来の技術] この種のブーツは、ブーツ内を密封するために、その両
端が上記した各装置と締付バンドにて緊密に締め付けら
れている。従来、固着部内面は平坦であるが、この締め
付けを完全に行うために特公昭53−12657号に示されて
いるように、固着部内に突出する突条を形成している。
[発明が解決しようとする課題] ところが上記従来の突条付固着部にあっては、締付バン
ドにて緊密に締め付けると、締め付けた当初はシール性
を有するが、このシール性は経時的に低下して、突条の
効果は実質的になくなってしまう。特にブーツを高温度
の環境に露すとこのシール性の低下は、加速度的に進行
する。これは、この種のブーツに使用される熱可塑性エ
ラストマーは、圧縮永久歪(JISK6301)が小さいために
経時的に反撥力及び弾力が低下し、特に高温環境下にて
この傾向は著しいためである。
本発明は、かかる従来のものの問題点に鑑み、熱可塑性
エラストマーからなるブーツであっても、シール性が経
時的に低下することがなく、さらに高温環境下において
も、シール性を保有するブーツを提供することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、その目的を達成するための技術的手段として
次のとおり構成した。
すなわち、その構成は、中央部に蛇腹部を有し両端に締
付バンドにて緊束される固着部を有する熱可塑性エラス
トマーからなるブーツであって、締付バンドにて緊束さ
れる固着部の平坦面をなす内面にはその肉厚方向に一本
以上の凹条からなる凹条部を形成するとともに該凹条部
は緊束する締付バンドの幅の50%以下の幅にて形成した
ことを特徴とする熱可塑性エラストマーからなるブーツ
としたものである。
[作用] 本発明のブーツによれば、締付バンドにて緊束される固
着部の平坦面をなす内面にはその肉厚方向に一本以上の
凹条からなる凹条部を形成することにより、固着部に局
部的に圧力、熱などの影響を受けない形状を形成して、
熱可塑性エラストマーの圧縮永久歪の低さをカバーして
シール強度の低下を防止することができるもので、特に
凹条部は緊束する締付バンドの幅の50%以下の幅にて形
成したので、高温環境下に露しても耐熱劣化によるシー
ル強度の低下をきたすことがないのである。
なお、凹条は特に0.1〜0.5mmの深さが効果的であること
がわかった。
[実施例] 本発明の実施例を図面について説明する。
第1図および第2図において、1は等速ジョイントブー
ツであって、このブーツ1は、蛇腹部2の両端に固着部
3,4が形成されたものである。それぞれの固着部3,4には
内部にジョイントカバー5,駆動軸6が挿入され、締付バ
ンド7,8にて緊密に締付けられている。固着部3,4には締
付バンド7,8にて締付ける際に作業が容易になり、しか
もはずれ防止をはかるために、締付バンド7,8と略同幅
の凹溝9,10を形成している。固着部3,4の平坦面をなす
内面にはその肉厚方向に凹条11a,11a,11a…からなる凹
条部11が形成されている。この凹条部11は、締付バンド
7,8と当接する面3a,4aの中央部分に形成する。第2図に
示す実施例では、凹条11aは、3本形成されている。凹
条11aの深さhは、0.1〜0.5mmが好ましく、幅は0.3〜1.
0mmでこの凹条11aを1〜10本、凹条11a間の間隔は0.3〜
1.0mmで形成されている。ここで、凹条部11の幅wは、
締付バンドの幅Wの50%以下であることが必要である。
以下に示す寸法の固着部を有する等速ジョイントブーツ
を外径25mmの駆動軸を有する等速ジョイントに組み込ん
で、常温の面圧分布測定をおこなうとともに120℃の環
境下に70時間セットの後、面圧分布測定及びシール試験
を行った。なお、面圧分布測定は固着部の内面と駆動軸
との間に面圧計を介在させて測定した。シール試験は、
ブーツ内に圧縮空気を注入し、ゲージ圧を1.3kg/cm2
で上げてゆき、リークしたときの圧力を測定した。
実施例1(第3図) 固着部内径:24.5mm 締付部の肉厚t:1.25mm 締付バンドの幅W:8mm 凹条部の幅w:4mm 凹条の深さh:0.2mm 凹条の幅:0.6mm 凹条の間隔:0.6mm 凹条の数:3本 実施例2 凹条の数を2本とし、凹条の幅を1mm、ピッチを1mm、凹
条部の幅wを3mmとした以外はすべて、実施例1と同
じ。
実施例3 凹条の数を2本とし、凹条部の幅wを1.8mmとした以外
は実施例1と同じ。
比較例1(第4図) 固着部の内部に凹条を形成せず、平坦としたもの。固着
部内径、締付け部の肉厚、締付バンドの幅は実施例1と
同じ。
比較例2(第5図) 固着部の内部に内方に突出する高さ0.2mm、幅0.6mm、間
隔0.6mmにて3本の突条を形成したもの。固着部内径、
締付け部の肉厚、締付バンドの幅は実施例1と同じ。
比較例3(第6図) 幅0.5mm、間隔0.5mmの凹条を7本形成し、凹条部の幅w
を6.5mmとした以外は、実施例1と同じ。
表1に、試験結果を示すとともに、第3図から第6図に
面圧分布測定結果を示した。図中、実線Aは常温時の面
圧分布結果を示し、破線Bは120℃、70時間後の面圧分
布測定結果を示すものであり、一点鎖線Cはシール性に
必要な面圧を示す。なお、第3図は、実施例1の結果を
表し、第4図から第6図は、比較例1から比較例3を表
すものである。
以上からわかるように、実施例1及び実施例3は、凹条
部を形成することにより部分的に面圧を他の部分より下
げて、圧縮に供する力を小さくして熱可塑性エラストマ
ーの変形を小さくすることにより、高温環境下の耐熱老
化による変形を抑制することができ、シール性の低下を
防ぐことができる。しかも、第3図からわかるように特
に複数の凹条からなる凹条部は、凹条と凹条との間の面
が一種の突起として作用し、面圧が飛躍的に向上してシ
ール性に敢献した。これは、ブーツが挿着されると凹条
がせり出して隆起し、凹条と凹条との間の面が隆起する
ことになり、一種の突起として作用するものと予想され
る。しかも、凹条と凹条との間の面は、高温環境下の耐
熱老化による変形を生じないのである。これに対して、
比較例1は、面圧分布に部分的にピークを示す部分がな
いので、シール性に必要な所謂Oリング効果が期待でき
ず、常温時のシール性に問題がある。比較例2は、突起
の部分で常温時の面圧が大きく、Oリング効果は期待で
きるものの、高温環境下の耐熱老化後のシール性は、こ
の突起の部分を中心に極端に低下する。これは、この突
起が大きな力で圧縮され、高温環境にさらされると、高
温度により“へたり”が発生してシール性が低下するも
のと思われる。また、比較例3は、凹条を多数形成して
いるために全体の面圧力が低下してしまい、高温環境下
の耐熱老化後のシール性はたとえピーク部分を作りだし
たとしても、シール性に要求される面圧を得ることがで
きずシール試験によりリークしてしまうのである。
[発明の効果] 本発明の熱可塑性エラストマーからなるブーツによれ
ば、締付バンドにて緊束される固着部の平坦面をなす内
面にはその肉厚方向に一本以上の凹条からなる凹条部を
形成するとともに該凹条部は緊束する締付バンドの幅の
50%以下の幅にて形成したことにより、固着部に局部的
に圧力や熱などの影響を受けない形状を形成して、熱可
塑性エラストマーの圧縮永久歪の低下をカバーして、シ
ール強度の低下を防止することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の等速ジョイントブーツの正面
図、第2図は第1図の等速ジョイントブーツの固着部の
要部拡大断面図、第3図から第6図は面圧分布を説明す
る図で第3図は実施例1、第4図は比較例1、第5図は
比較例2、第6図は比較例3を示すものである。 1……等速ジョイントブーツ、3,4……固着部、7,8……
締付バンド、11……凹条部、11a,11a……凹条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に蛇腹部を有し両端に締付バンドに
    て緊束される固着部を有する熱可塑性エラストマーから
    なるブーツであって、締付バンドにて緊束される固着部
    の平坦面をなす内面にはその肉厚方向に一本以上の凹条
    からなる凹条部を形成するとともに該凹条部は緊束する
    締付バンドの幅の50%以下の幅にて形成したことを特徴
    とする熱可塑性エラストマーからなるブーツ。
JP1110613A 1989-04-28 1989-04-28 熱可塑性エラストマーからなるブーツ Expired - Fee Related JPH0781643B2 (ja)

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Publications (2)

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JPH02286969A JPH02286969A (ja) 1990-11-27
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JPS61129968U (ja) * 1985-01-31 1986-08-14
JPH0322576Y2 (ja) * 1986-10-31 1991-05-16
JPS6424773U (ja) * 1987-08-01 1989-02-10

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JPH02286969A (ja) 1990-11-27

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