JPH0782645A - 熱接着性不織布、天井成形用芯材及び天井材 - Google Patents
熱接着性不織布、天井成形用芯材及び天井材Info
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- JPH0782645A JPH0782645A JP5160755A JP16075593A JPH0782645A JP H0782645 A JPH0782645 A JP H0782645A JP 5160755 A JP5160755 A JP 5160755A JP 16075593 A JP16075593 A JP 16075593A JP H0782645 A JPH0782645 A JP H0782645A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】作業工程を増やすことなく、又、作業環境を汚
すことなく、且つ、安価に芯材上に風合い、柔軟性、意
匠性に優れた表皮材を設けること可能な熱接着性不織
布、その熱接着性不織布を用いた天井成形用芯材及び天
井材を提供する。 【構成】ポリエステル繊維からなる目付量200g/m
2 の不織布の一外方に、高密度ポリエチレン樹脂を押出
しラミネート法により積層し、不織布の一外方に接着層
を積層した熱成形性不織布を得る。
すことなく、且つ、安価に芯材上に風合い、柔軟性、意
匠性に優れた表皮材を設けること可能な熱接着性不織
布、その熱接着性不織布を用いた天井成形用芯材及び天
井材を提供する。 【構成】ポリエステル繊維からなる目付量200g/m
2 の不織布の一外方に、高密度ポリエチレン樹脂を押出
しラミネート法により積層し、不織布の一外方に接着層
を積層した熱成形性不織布を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は、建築物、車
両、船舶等の天井材などの表皮材として用いられる熱接
着性不織布、天井成形用芯材及び天井材に関するもので
ある。
両、船舶等の天井材などの表皮材として用いられる熱接
着性不織布、天井成形用芯材及び天井材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】建築物、車両、船舶等の天井材は、一般
に、芯材と表皮材より構成されている。従来、芯材と表
皮材を接着する方法としては、一般的に、芯材表面又は
/及び表皮材の裏面に接着剤を塗工して積層し貼り合わ
せるか、芯材表面と表皮材の裏面間にシート状熱活性物
を挟み込んで熱圧着して貼り合わせる等の方法が取られ
てきた。
に、芯材と表皮材より構成されている。従来、芯材と表
皮材を接着する方法としては、一般的に、芯材表面又は
/及び表皮材の裏面に接着剤を塗工して積層し貼り合わ
せるか、芯材表面と表皮材の裏面間にシート状熱活性物
を挟み込んで熱圧着して貼り合わせる等の方法が取られ
てきた。
【0003】しかし、前者の方法の場合には、接着剤の
塗布乾燥工程を必要とし、工程が煩雑であり、又、作業
環境を汚すという問題点がある。又、後者の場合には、
接着のため、芯材及び表皮材に別途加熱工程を設ける必
要があり、煩雑であるという問題点がある。
塗布乾燥工程を必要とし、工程が煩雑であり、又、作業
環境を汚すという問題点がある。又、後者の場合には、
接着のため、芯材及び表皮材に別途加熱工程を設ける必
要があり、煩雑であるという問題点がある。
【0004】しかして、例えば、特開昭58─8735
3号公報に記載の如く、融点の異なる2種の繊維をニー
ドリングしたマットを加熱して、低融点の繊維のみを融
解しマットを圧縮した成形可能な不織布が提案され、特
開昭58─31153号公報には、繊維状物が、ガラス
転移温度が異なり、相互に相溶しない2種類以上の熱可
塑性樹脂からなる接着剤により結着されている成形材料
が提案され、特開昭58─71154号公報には、変性
ポリスチレン樹脂の発泡体の両面に、変性ポリスチレン
樹脂を含浸したポリエステル不織布を熱融着した自動車
用天井内装材が提案されているが、いずれも、内装材用
の芯材として用いられるものであって、風合い、柔軟性
及び意匠性に優れた表皮材として用いることはできな
い。
3号公報に記載の如く、融点の異なる2種の繊維をニー
ドリングしたマットを加熱して、低融点の繊維のみを融
解しマットを圧縮した成形可能な不織布が提案され、特
開昭58─31153号公報には、繊維状物が、ガラス
転移温度が異なり、相互に相溶しない2種類以上の熱可
塑性樹脂からなる接着剤により結着されている成形材料
が提案され、特開昭58─71154号公報には、変性
ポリスチレン樹脂の発泡体の両面に、変性ポリスチレン
樹脂を含浸したポリエステル不織布を熱融着した自動車
用天井内装材が提案されているが、いずれも、内装材用
の芯材として用いられるものであって、風合い、柔軟性
及び意匠性に優れた表皮材として用いることはできな
い。
【0005】又、特開平4─241159号公報には、
2成分からなる複合繊維の1成分にエチレン共重合体を
用いた熱接着性の繊維からなる熱接着性不織布が提案さ
れている。しかし、この熱接着性不織布は、芯材に接着
層を介して接着するものではないので、特に異種の材料
からなる芯材との接着性が充分でなく、接着強度を大き
くするためには、前記の従来技術と同様に、芯材表面又
は/及び熱接着性不織布の裏面に接着剤を塗工して積層
し貼り合わせるか、芯材表面と熱接着性不織布の裏面間
にシート状熱活性物を挟み込んで熱圧着して貼り合わせ
る必要があり、やはり、接着剤の塗布乾燥工程を必要と
したり、接着のため、芯材及び熱接着性不織布に別途加
熱工程を設ける必要があり、煩雑であるという問題点が
ある。
2成分からなる複合繊維の1成分にエチレン共重合体を
用いた熱接着性の繊維からなる熱接着性不織布が提案さ
れている。しかし、この熱接着性不織布は、芯材に接着
層を介して接着するものではないので、特に異種の材料
からなる芯材との接着性が充分でなく、接着強度を大き
くするためには、前記の従来技術と同様に、芯材表面又
は/及び熱接着性不織布の裏面に接着剤を塗工して積層
し貼り合わせるか、芯材表面と熱接着性不織布の裏面間
にシート状熱活性物を挟み込んで熱圧着して貼り合わせ
る必要があり、やはり、接着剤の塗布乾燥工程を必要と
したり、接着のため、芯材及び熱接着性不織布に別途加
熱工程を設ける必要があり、煩雑であるという問題点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芯材の一外
方に不織布からなる表皮材を貼り合わせる工程におい
て、作業工程を増やすことなく、又、作業環境を汚すこ
となく、且つ、安価に、風合い、柔軟性、意匠性に優れ
た表皮材を設けることができる熱接着性不織布、その熱
接着性不織布を用いた天井成形用芯材及び天井材を提供
することを目的としてなされたものである。
方に不織布からなる表皮材を貼り合わせる工程におい
て、作業工程を増やすことなく、又、作業環境を汚すこ
となく、且つ、安価に、風合い、柔軟性、意匠性に優れ
た表皮材を設けることができる熱接着性不織布、その熱
接着性不織布を用いた天井成形用芯材及び天井材を提供
することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明1は、天然繊維及
び合成繊維の少なくとも1種の繊維からなる基層の一外
方に、前記合成繊維よりも溶融温度の低い熱可塑性樹脂
繊維もしくは熱活性樹脂の熱接着層が積層されている熱
接着性不織布である。
び合成繊維の少なくとも1種の繊維からなる基層の一外
方に、前記合成繊維よりも溶融温度の低い熱可塑性樹脂
繊維もしくは熱活性樹脂の熱接着層が積層されている熱
接着性不織布である。
【0008】本発明1において、基層を形成する天然繊
維としては、例えば、綿、羊毛、麻等からなる繊維が挙
げられ、合成繊維としては、例えば、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリウレタ等からなる繊維が挙げられる。こ
れらの天然繊維及び合成繊維は単独で用いてもよいし、
2種以上併用してもよい。
維としては、例えば、綿、羊毛、麻等からなる繊維が挙
げられ、合成繊維としては、例えば、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリウレタ等からなる繊維が挙げられる。こ
れらの天然繊維及び合成繊維は単独で用いてもよいし、
2種以上併用してもよい。
【0009】基層は、これらの天然繊維及び合成繊維の
少なくとも1種の繊維からなり、適宜、表皮材の用途に
応じて、柔軟性、風合い、意匠性等の表面性能に優れた
不織布に形成されている。基層の目付量は、表皮材とし
ての上記の優れた表面性能を発揮させるためには、10
0g/m2 以上であるのが好ましい。
少なくとも1種の繊維からなり、適宜、表皮材の用途に
応じて、柔軟性、風合い、意匠性等の表面性能に優れた
不織布に形成されている。基層の目付量は、表皮材とし
ての上記の優れた表面性能を発揮させるためには、10
0g/m2 以上であるのが好ましい。
【0010】本発明1において、熱接着層を形成する、
基層の合成繊維よりも溶融温度の低い熱可塑性樹脂繊維
としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン等からなる繊維が挙げられ、基層の合成繊維
よりも溶融温度の低い熱活性樹脂としては、熱接着可能
な樹脂を用いることができ、例えば、ポリアミド系共重
合体、ポリエステル系共重合体、酸変性ポリエチレン、
酸変性エチレン─酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。
これらの熱可塑性樹脂繊維及び熱活性樹脂は単独で用い
てもよいし、又、2種以上併用してもよい。
基層の合成繊維よりも溶融温度の低い熱可塑性樹脂繊維
としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン等からなる繊維が挙げられ、基層の合成繊維
よりも溶融温度の低い熱活性樹脂としては、熱接着可能
な樹脂を用いることができ、例えば、ポリアミド系共重
合体、ポリエステル系共重合体、酸変性ポリエチレン、
酸変性エチレン─酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。
これらの熱可塑性樹脂繊維及び熱活性樹脂は単独で用い
てもよいし、又、2種以上併用してもよい。
【0011】熱接着層の形態としては、例えば、フィル
ム状、網目状、点状、海島状のいずれでもよい。熱接着
層を基層に積層する方法としては、例えば、熱接着層の
形態がフィルム状の場合には、押出しラミネートに代表
される各種ラミネート法、熱接着層の形態が網目状の場
合には、スパンボンディング法、熱接着層の形態が点
状、海島状の場合には、スプレー塗布、グラビア印刷等
のコーティング法等が挙げられる。
ム状、網目状、点状、海島状のいずれでもよい。熱接着
層を基層に積層する方法としては、例えば、熱接着層の
形態がフィルム状の場合には、押出しラミネートに代表
される各種ラミネート法、熱接着層の形態が網目状の場
合には、スパンボンディング法、熱接着層の形態が点
状、海島状の場合には、スプレー塗布、グラビア印刷等
のコーティング法等が挙げられる。
【0012】熱接着層は、被着体(例えば、熱成形性芯
材)の種類、形状等により、材料の種類、層厚さ等を適
宜選択する必要がある。即ち、被着体の接着表面が凹凸
がなく均一面である場合には、被着体との接着は接着形
態は界面での接着となり、被着体素材との親和性の高い
材料を用いる必要があり、被着体の接着表面が多孔性あ
る場合には、被着体との接着形態は被着体内部に熱接着
層層の材料が含浸することで発現するアンカー効果によ
る構造接着となり、熱接着層の加熱接着時における溶融
粘度が低い材料、即ち、メルトフローレート(JIS
K7210に準じて、試験温度230℃、試験荷重2.
16kgfにて測定した10分間に押し出された試料の
質量g)(以下、MFRという)3以上の樹脂からなる
ものが好適に使用される。
材)の種類、形状等により、材料の種類、層厚さ等を適
宜選択する必要がある。即ち、被着体の接着表面が凹凸
がなく均一面である場合には、被着体との接着は接着形
態は界面での接着となり、被着体素材との親和性の高い
材料を用いる必要があり、被着体の接着表面が多孔性あ
る場合には、被着体との接着形態は被着体内部に熱接着
層層の材料が含浸することで発現するアンカー効果によ
る構造接着となり、熱接着層の加熱接着時における溶融
粘度が低い材料、即ち、メルトフローレート(JIS
K7210に準じて、試験温度230℃、試験荷重2.
16kgfにて測定した10分間に押し出された試料の
質量g)(以下、MFRという)3以上の樹脂からなる
ものが好適に使用される。
【0013】本発明2の天井成形用芯材は、無機繊維が
熱可塑性樹脂繊維又は熱可塑性樹脂の溶融物により結着
せられたものからなる熱成形性芯材の一外方に、本発明
1の熱接着性不織布が熱接着層の方を向けるようにして
積層されていることを特徴とする天井成形用芯材であ
る。
熱可塑性樹脂繊維又は熱可塑性樹脂の溶融物により結着
せられたものからなる熱成形性芯材の一外方に、本発明
1の熱接着性不織布が熱接着層の方を向けるようにして
積層されていることを特徴とする天井成形用芯材であ
る。
【0014】本発明2の天井成形用芯材において、熱成
形性芯材を形成する無機繊維としては、例えば、ガラス
繊維、ロックウール等が挙げられる。無機繊維の長さ
は、基層の形成性の観点から、5〜250mmが好まし
く、より好ましくは、50〜150mmのものが70重
量%以上の分布をなすものである。又、無機繊維の太さ
は、得られる熱成形芯材の曲げ強度、厚み回復性の観点
から、5〜20μmが好ましく、より好ましくは7〜1
3μmである。
形性芯材を形成する無機繊維としては、例えば、ガラス
繊維、ロックウール等が挙げられる。無機繊維の長さ
は、基層の形成性の観点から、5〜250mmが好まし
く、より好ましくは、50〜150mmのものが70重
量%以上の分布をなすものである。又、無機繊維の太さ
は、得られる熱成形芯材の曲げ強度、厚み回復性の観点
から、5〜20μmが好ましく、より好ましくは7〜1
3μmである。
【0015】熱可塑性樹脂繊維は、溶融され易くガラス
繊維と結着する樹脂が好ましい。このような熱可塑性樹
脂繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン等の樹脂からなる繊維が挙げられる。
熱可塑性樹脂繊維の長さ及び太さは、無機繊維に分散性
よく混繊して容易に基層を形成できる程度が好ましい。
具体的には、長さは好ましくは5〜200mm、より好
ましくは20〜100mmである。太さは5〜70μm
が好ましく、より好ましくは15〜40μmである。
繊維と結着する樹脂が好ましい。このような熱可塑性樹
脂繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン等の樹脂からなる繊維が挙げられる。
熱可塑性樹脂繊維の長さ及び太さは、無機繊維に分散性
よく混繊して容易に基層を形成できる程度が好ましい。
具体的には、長さは好ましくは5〜200mm、より好
ましくは20〜100mmである。太さは5〜70μm
が好ましく、より好ましくは15〜40μmである。
【0016】熱可塑性樹脂は、溶融させた状態で無機繊
維間に含浸され易く、且つ、ガラス繊維と結着し易いも
のが好ましい。このような熱可塑性樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、飽和ポリエステル及びこ
れらの変性物(例えば、無水マレイン酸変性ポリエチレ
ン)等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
維間に含浸され易く、且つ、ガラス繊維と結着し易いも
のが好ましい。このような熱可塑性樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、飽和ポリエステル及びこ
れらの変性物(例えば、無水マレイン酸変性ポリエチレ
ン)等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
【0017】本発明2における熱成形性芯材は、厚み方
向に拡開されている。拡開の程度は、基層の空隙率が5
0〜99%になるような範囲が好ましい。これにより、
基層は無機繊維同士がその交差部において熱可塑性樹脂
繊維及び熱可塑性樹脂の溶融物により結着されており、
且つ、全体にわたって大きな空隙を有している。
向に拡開されている。拡開の程度は、基層の空隙率が5
0〜99%になるような範囲が好ましい。これにより、
基層は無機繊維同士がその交差部において熱可塑性樹脂
繊維及び熱可塑性樹脂の溶融物により結着されており、
且つ、全体にわたって大きな空隙を有している。
【0018】熱成形性芯材の一外方に熱接着性不織布を
積層するには、例えば、熱接着性不織布の熱接着層を基
層の合成繊維の溶融温度よりも低い温度に加熱して、熱
可塑性樹脂繊維又は熱活性樹脂を溶融させて、熱成形性
芯材の一外方にその熱接着層の方を向けるようにして積
層して圧着するか、又は、熱接着性不織布の熱接着層を
加熱せずに、熱成形性芯材の一外方に熱接着性不織布を
熱接着層の方を向けるように積層し、その上から、基層
の合成繊維の溶融温度よりも低い温度に昇温したプレス
にて、熱可塑性樹脂繊維又は熱活性樹脂を溶融させると
もに圧着する方法等が採用される。
積層するには、例えば、熱接着性不織布の熱接着層を基
層の合成繊維の溶融温度よりも低い温度に加熱して、熱
可塑性樹脂繊維又は熱活性樹脂を溶融させて、熱成形性
芯材の一外方にその熱接着層の方を向けるようにして積
層して圧着するか、又は、熱接着性不織布の熱接着層を
加熱せずに、熱成形性芯材の一外方に熱接着性不織布を
熱接着層の方を向けるように積層し、その上から、基層
の合成繊維の溶融温度よりも低い温度に昇温したプレス
にて、熱可塑性樹脂繊維又は熱活性樹脂を溶融させると
もに圧着する方法等が採用される。
【0019】本発明3の天井材は、本発明2の天井成形
用芯材が天井材の形状に賦形されている天井材である。
用芯材が天井材の形状に賦形されている天井材である。
【0020】本発明3の天井材において、天井成形用芯
材を天井材の形状に賦形する方法としては、目的とする
建築物、車両、船舶等の天井材の形状になるように、適
宜、プレス成形法、真空成形法、圧空成形法等の公知の
方法により賦形する方法が採用できる。
材を天井材の形状に賦形する方法としては、目的とする
建築物、車両、船舶等の天井材の形状になるように、適
宜、プレス成形法、真空成形法、圧空成形法等の公知の
方法により賦形する方法が採用できる。
【0021】
【作用】本発明1の熱成形性不織布は、天然繊維及び合
成繊維の少なくとも1種の繊維からなる基層の一外方
に、前記合成繊維よりも溶融温度の低い熱可塑性樹脂繊
維もしくは熱活性樹脂の熱接着層が積層されていること
により、芯材上の一外方に積層し、熱可塑性樹脂繊維及
び熱活性樹脂を溶融状態にて圧着するだけて、芯材の一
外方に風合い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材を設ける
ことができ、作業工程を増やすことなく、又、作業環境
を汚すことなく、且つ、安価な表皮材の形成用材料とし
て供することができる。
成繊維の少なくとも1種の繊維からなる基層の一外方
に、前記合成繊維よりも溶融温度の低い熱可塑性樹脂繊
維もしくは熱活性樹脂の熱接着層が積層されていること
により、芯材上の一外方に積層し、熱可塑性樹脂繊維及
び熱活性樹脂を溶融状態にて圧着するだけて、芯材の一
外方に風合い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材を設ける
ことができ、作業工程を増やすことなく、又、作業環境
を汚すことなく、且つ、安価な表皮材の形成用材料とし
て供することができる。
【0022】本発明2の天井成形用芯材は、無機繊維が
熱可塑性樹脂繊維又は熱可塑性樹脂の溶融物により結着
せられたものからなる熱成形性芯材の一外方に、本発明
1の熱接着性不織布が熱接着層の方を向けるようにして
積層されていることにより、芯材の一外方に風合い、柔
軟性、意匠性に優れ、芯材に対する接着強度が強い表皮
材を形成した天井材に成形することがでに材料として好
適に使用することができる。
熱可塑性樹脂繊維又は熱可塑性樹脂の溶融物により結着
せられたものからなる熱成形性芯材の一外方に、本発明
1の熱接着性不織布が熱接着層の方を向けるようにして
積層されていることにより、芯材の一外方に風合い、柔
軟性、意匠性に優れ、芯材に対する接着強度が強い表皮
材を形成した天井材に成形することがでに材料として好
適に使用することができる。
【0023】本発明3の天井材は、本発明2の天井成形
用芯材が天井材の形状に賦形されていることにより、芯
材の一外方に、風合い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材
が接着強度が優れた状態にて形成されており、建築物、
車両、船舶等の天井材として好適に使用することができ
る。
用芯材が天井材の形状に賦形されていることにより、芯
材の一外方に、風合い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材
が接着強度が優れた状態にて形成されており、建築物、
車両、船舶等の天井材として好適に使用することができ
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施例1 ポリエステル繊維からなる目付量200g/m2 の不織
布の一外方に、高密度ポリエチレン樹脂〔旭化成社製、
商品名「サンテックJ─320」、MFR12〕層を押
出しラミネート法により積層し、不織布の一外方に熱接
着層を積層した熱成形性不織布を得た。
布の一外方に、高密度ポリエチレン樹脂〔旭化成社製、
商品名「サンテックJ─320」、MFR12〕層を押
出しラミネート法により積層し、不織布の一外方に熱接
着層を積層した熱成形性不織布を得た。
【0025】一方、長さが40〜75mm、直径9μm
のガラス繊維と、6デニール、50mmカットの高密度
ポリエチレン繊維とを、重量比で2:1の割合で配合し
てカードマシンに供給し、解繊及び混繊して綿状物を得
た。次に、この綿状物に20箇所/cm2 の密度でニー
ドルパンチを打って、目付量約500g/m2 のマット
状物を得た。次に、この得られたマット状物の両外方
に、高密度ポリエチレン樹脂(融点135℃、MFR
7)からなる厚さが約100μmの熱可塑性樹脂フィル
ムを積層して、厚さ約7mm、重さ約700g/m2 の
積層シートを得た。
のガラス繊維と、6デニール、50mmカットの高密度
ポリエチレン繊維とを、重量比で2:1の割合で配合し
てカードマシンに供給し、解繊及び混繊して綿状物を得
た。次に、この綿状物に20箇所/cm2 の密度でニー
ドルパンチを打って、目付量約500g/m2 のマット
状物を得た。次に、この得られたマット状物の両外方
に、高密度ポリエチレン樹脂(融点135℃、MFR
7)からなる厚さが約100μmの熱可塑性樹脂フィル
ムを積層して、厚さ約7mm、重さ約700g/m2 の
積層シートを得た。
【0026】作製した積層シートを両外側から、テフロ
ンコーティングされたガラスクロスシートで挾み、20
0℃の熱風加熱炉に供給し、5分間放置した後、200
℃に加熱された平板プレスに移して、積層シートの厚さ
が0.9mmになるように圧縮し、5秒間保持した。次
に、平板プレスの間隔が約7mmになるように広げ、積
層シートをガラスクロスシートで挾んだまま、平板状の
真空拡開装置に移して、ガラスシートを両側から0.5
mm/秒の速度で吸引して、吸引板の間隔が6mmまで
拡開して吸引を解除し、取り出して、3分間空冷した。
次に、ガラスクロスシートを剥して、厚さ約5.5m
m、重さ約700g/m2 の平板状の熱成形性芯材を得
た。
ンコーティングされたガラスクロスシートで挾み、20
0℃の熱風加熱炉に供給し、5分間放置した後、200
℃に加熱された平板プレスに移して、積層シートの厚さ
が0.9mmになるように圧縮し、5秒間保持した。次
に、平板プレスの間隔が約7mmになるように広げ、積
層シートをガラスクロスシートで挾んだまま、平板状の
真空拡開装置に移して、ガラスシートを両側から0.5
mm/秒の速度で吸引して、吸引板の間隔が6mmまで
拡開して吸引を解除し、取り出して、3分間空冷した。
次に、ガラスクロスシートを剥して、厚さ約5.5m
m、重さ約700g/m2 の平板状の熱成形性芯材を得
た。
【0027】上記の熱成形性不織布の熱接着層を赤外線
ヒーターにて140℃に加熱して、上記の熱成形性芯材
の一外方に、その熱接着層の方を向けるようにして積層
し、これを所定の形状の施された平板プレスに移して、
その間隔が4.0mmになるように圧縮し、10秒間保
持して、天井成形性芯材を賦形すると同時に熱成形性不
織布を貼り併せた後、平板プレスより積層物を取り出
し、表皮材付きの天井材を得た。
ヒーターにて140℃に加熱して、上記の熱成形性芯材
の一外方に、その熱接着層の方を向けるようにして積層
し、これを所定の形状の施された平板プレスに移して、
その間隔が4.0mmになるように圧縮し、10秒間保
持して、天井成形性芯材を賦形すると同時に熱成形性不
織布を貼り併せた後、平板プレスより積層物を取り出
し、表皮材付きの天井材を得た。
【0028】得られた表皮材付き天井材には、天然繊維
及び合成繊維の少なくとも1種の繊維からなる風合い、
柔軟性、意匠性に優れた表皮材が形成されていた。又、
得られた表皮材付き天井材の表皮材接着強度を測定した
ところ、表皮材が破壊し、充分な接着強度があることが
確認された。
及び合成繊維の少なくとも1種の繊維からなる風合い、
柔軟性、意匠性に優れた表皮材が形成されていた。又、
得られた表皮材付き天井材の表皮材接着強度を測定した
ところ、表皮材が破壊し、充分な接着強度があることが
確認された。
【0029】実施例2 ポリエステル繊維からなる目付量200g/m2 の不織
布の一外方に、酸変性ポリエチレン樹脂(三菱化成社
製、商品名「VOTATEC−AP,281L」、メル
トフローレートMFR7.1)層をロール温度140℃
にて熱ラミネート法により100g/m2 となるように
積層して、熱成形性不織布を得た。
布の一外方に、酸変性ポリエチレン樹脂(三菱化成社
製、商品名「VOTATEC−AP,281L」、メル
トフローレートMFR7.1)層をロール温度140℃
にて熱ラミネート法により100g/m2 となるように
積層して、熱成形性不織布を得た。
【0030】上記の熱成形性不織布の熱接着層を赤外線
ヒーターにて160℃に加熱して、上記の熱成形性芯材
の一外方に、その熱接着層の方を向けるようにして積層
し、これを所定の形状の施された平板プレスに移して、
その間隔が4.0mmになるように圧縮し、10秒間保
持して、天井成形性芯材を賦形すると同時に熱成形性不
織布を貼り併せた後、平板プレスより積層物を取り出
し、表皮材付きの天井材を得た。
ヒーターにて160℃に加熱して、上記の熱成形性芯材
の一外方に、その熱接着層の方を向けるようにして積層
し、これを所定の形状の施された平板プレスに移して、
その間隔が4.0mmになるように圧縮し、10秒間保
持して、天井成形性芯材を賦形すると同時に熱成形性不
織布を貼り併せた後、平板プレスより積層物を取り出
し、表皮材付きの天井材を得た。
【0031】得られた表皮材付き天井材には、天然繊維
及び合成繊維の少なくとも1種の繊維からなる風合い、
柔軟性、意匠性に優れた表皮材が形成されていた。又、
得られた表皮材付き天井材の表皮材接着強度を測定した
ところ、表皮材が破壊し、充分な接着強度があることが
確認された。
及び合成繊維の少なくとも1種の繊維からなる風合い、
柔軟性、意匠性に優れた表皮材が形成されていた。又、
得られた表皮材付き天井材の表皮材接着強度を測定した
ところ、表皮材が破壊し、充分な接着強度があることが
確認された。
【0032】実施例3 ポリエステル繊維からなる目付量200g/m2 の不織
布の片面に、ポリアミド系共重合体からなる網目状シー
ト(東洋紡績社製、商品名「ダイナックLNS─130
0」)をロール温度80℃にて熱ラミネート法により積
層し、不織布の片面に熱接着層を積層した熱成形性不織
布を得た。
布の片面に、ポリアミド系共重合体からなる網目状シー
ト(東洋紡績社製、商品名「ダイナックLNS─130
0」)をロール温度80℃にて熱ラミネート法により積
層し、不織布の片面に熱接着層を積層した熱成形性不織
布を得た。
【0033】得られた熱成形性不織布の熱接着層を赤外
線ヒーターにて140℃にて加熱し、平均孔径150μ
mの多数の細孔を有する多孔質木製ボードの表面に、そ
の熱接着層の方を向けるようにして積層し、50kg/
m2 の圧力にてプレス圧着し、表皮材付き内装材を得
た。
線ヒーターにて140℃にて加熱し、平均孔径150μ
mの多数の細孔を有する多孔質木製ボードの表面に、そ
の熱接着層の方を向けるようにして積層し、50kg/
m2 の圧力にてプレス圧着し、表皮材付き内装材を得
た。
【0034】得られた表皮材付き内装材には、その表面
に、天然繊維及び合成繊維の少なくとも1種の繊維から
なる風合い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材が形成され
ていた。又、得られた表皮材付き内装材の表皮材接着強
度を測定したところ、表皮材が破壊し、充分な接着強度
があることが確認された。
に、天然繊維及び合成繊維の少なくとも1種の繊維から
なる風合い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材が形成され
ていた。又、得られた表皮材付き内装材の表皮材接着強
度を測定したところ、表皮材が破壊し、充分な接着強度
があることが確認された。
【0035】比較例1 エチレン共重合体(メチルアクリレート15重量部、ア
クリル酸5重量部、エチレン80重量部)第1成分と
し、ポリエチレンテレフタレートを第2成分とし、第1
成分/第2成分=40/60(重量比)の割合で用い
て、鞘芯型複合繊維を紡糸した。次いで、これをローラ
カード方式にて、目付量200g/cm2 の熱成形性不
織布を得た。
クリル酸5重量部、エチレン80重量部)第1成分と
し、ポリエチレンテレフタレートを第2成分とし、第1
成分/第2成分=40/60(重量比)の割合で用い
て、鞘芯型複合繊維を紡糸した。次いで、これをローラ
カード方式にて、目付量200g/cm2 の熱成形性不
織布を得た。
【0036】得られた熱成形性不織布を用いて、実施例
1と同様の熱成形性芯材に実施例1と同様の条件にて貼
り合わせて表皮材付き天井材の作製を試みた。得られた
表皮材付き天井材の表皮材接着強度を測定したところ、
表皮材は簡単に剥離し、充分な接着強度は得られなかっ
た。
1と同様の熱成形性芯材に実施例1と同様の条件にて貼
り合わせて表皮材付き天井材の作製を試みた。得られた
表皮材付き天井材の表皮材接着強度を測定したところ、
表皮材は簡単に剥離し、充分な接着強度は得られなかっ
た。
【0037】
【発明の効果】本発明1の熱成形性不織布は、上記の如
き構成とされていることにより、芯材上の一外方に積層
し、熱可塑性樹脂繊維及び熱活性樹脂を溶融状態にて圧
着するだけて、芯材の一外方に風合い、柔軟性、意匠性
に優れた表皮材を設けることができ、作業工程を増やす
ことなく、又、作業環境を汚すことなく、且つ、安価な
表皮材の形成用材料として供することができる。
き構成とされていることにより、芯材上の一外方に積層
し、熱可塑性樹脂繊維及び熱活性樹脂を溶融状態にて圧
着するだけて、芯材の一外方に風合い、柔軟性、意匠性
に優れた表皮材を設けることができ、作業工程を増やす
ことなく、又、作業環境を汚すことなく、且つ、安価な
表皮材の形成用材料として供することができる。
【0038】本発明2の天井成形用芯材は、上記の如き
構成とされていることにより、芯材の一外方に、風合
い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材が接着強度が優れた
状態にて形成されており、建築物、車両、船舶等の天井
材として好適に使用することができる。
構成とされていることにより、芯材の一外方に、風合
い、柔軟性、意匠性に優れた表皮材が接着強度が優れた
状態にて形成されており、建築物、車両、船舶等の天井
材として好適に使用することができる。
【0039】本発明3の天井材は、上記の如き構成とさ
れていることにより、芯材の一外方に、風合い、柔軟
性、意匠性に優れた表皮材が接着強度が優れた状態にて
形成されており、建築物、車両、船舶等の天井材として
好適に使用することができる。
れていることにより、芯材の一外方に、風合い、柔軟
性、意匠性に優れた表皮材が接着強度が優れた状態にて
形成されており、建築物、車両、船舶等の天井材として
好適に使用することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 天然繊維及び合成繊維の少なくとも1種
の繊維からなる基層の一外方に、前記合成繊維よりも溶
融温度の低い熱可塑性樹脂繊維もしくは熱活性樹脂の熱
接着層が積層されていることを特徴とする熱接着性不織
布。 - 【請求項2】 無機繊維が熱可塑性樹脂繊維又は熱可塑
性樹脂の溶融物により結着せられたものからなる熱成形
性芯材の一外方に、請求項1の熱接着性不織布が熱接着
層の方を向けるようにして積層されていることを特徴と
する天井成形用芯材。 - 【請求項3】 請求項3の天井成形用芯材が天井材の形
状に賦形されていることを特徴とする天井材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5160755A JPH0782645A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 熱接着性不織布、天井成形用芯材及び天井材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5160755A JPH0782645A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 熱接着性不織布、天井成形用芯材及び天井材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0782645A true JPH0782645A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=15721768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5160755A Pending JPH0782645A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 熱接着性不織布、天井成形用芯材及び天井材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782645A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998042904A1 (en) * | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Glass fiber strand mats, thermoplastic composites reinforced with the same and methods for making the same |
| CN114135045A (zh) * | 2015-09-08 | 2022-03-04 | 亨特道格拉斯工业公司 | 线性镶板 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5160755A patent/JPH0782645A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998042904A1 (en) * | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Glass fiber strand mats, thermoplastic composites reinforced with the same and methods for making the same |
| CN114135045A (zh) * | 2015-09-08 | 2022-03-04 | 亨特道格拉斯工业公司 | 线性镶板 |
| CN114135045B (zh) * | 2015-09-08 | 2023-10-24 | 亨特道格拉斯工业公司 | 线性镶板 |
| EP4219854A3 (en) * | 2015-09-08 | 2023-10-25 | Hunter Douglas Industries B.V. | Linear panel |
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