JPH0782764B2 - 自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェード - Google Patents
自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェードInfo
- Publication number
- JPH0782764B2 JPH0782764B2 JP2228218A JP22821890A JPH0782764B2 JP H0782764 B2 JPH0782764 B2 JP H0782764B2 JP 2228218 A JP2228218 A JP 2228218A JP 22821890 A JP22821890 A JP 22821890A JP H0782764 B2 JPH0782764 B2 JP H0782764B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shade
- reflector
- main body
- frame
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用の
シェードに係り、特に自動車用ヘッドランプ内の発光源
であるフィラメントに対する所定位置に設けられ、リフ
レクターの反射放物面以外の領域に向かうフィラメント
の発光を遮るとともに、主にリフレクターの反射放物面
領域にのみフィラメントの発光を導くようにして、フィ
ラメントの発光を効率よく配光するために使用されるビ
ーム形成用のシェードに関する。
シェードに係り、特に自動車用ヘッドランプ内の発光源
であるフィラメントに対する所定位置に設けられ、リフ
レクターの反射放物面以外の領域に向かうフィラメント
の発光を遮るとともに、主にリフレクターの反射放物面
領域にのみフィラメントの発光を導くようにして、フィ
ラメントの発光を効率よく配光するために使用されるビ
ーム形成用のシェードに関する。
この種のシェードとしては、第8図に示されるように、
円筒形状のシェード本体2と、枠状の脚体4とが溶接に
より一体化された構造となっている。円筒形状シェード
本体2及び枠状脚体4は、第9図(a),(b)に示さ
れるように、それぞれ展開された形状に切断加工された
金属製薄板3,5をそれぞれ折り曲げて所定形状に成形し
た後、両者が溶接によって一体化されるようになってい
る。またシェードをリフレクター6に取り付けるには、
2本のビス8を用いてねじ締結により行なっていた。な
お符号1はリフレクター6の後頂部に装着されているバ
ルブである。
円筒形状のシェード本体2と、枠状の脚体4とが溶接に
より一体化された構造となっている。円筒形状シェード
本体2及び枠状脚体4は、第9図(a),(b)に示さ
れるように、それぞれ展開された形状に切断加工された
金属製薄板3,5をそれぞれ折り曲げて所定形状に成形し
た後、両者が溶接によって一体化されるようになってい
る。またシェードをリフレクター6に取り付けるには、
2本のビス8を用いてねじ締結により行なっていた。な
お符号1はリフレクター6の後頂部に装着されているバ
ルブである。
しかし従来のシェードは、溶接により二部材2,4が一体
化された構造であるため、溶接部に熱歪が残留している
場合があり、点灯時と非点灯時における温度差に起因し
た熱応力が繰り返し作用し、また振動に起因した繰返し
応力もこの溶接部に作用して、溶接部が疲労破壊するお
それがあるという問題があった。またシェードを製造す
る上で溶接工程が不可欠で、それだけ製造に時間がかか
り、コスト高となるという問題があった。さらに溶接す
るため、それだけ不良品の発生率も多く、歩留まりも悪
いという問題もあった。さらにまたシェードをリフレク
ターに取付けるには、2本のビスによって締結しなけれ
ばならず、それだけシェード取付作業に時間がかかると
いう問題もあった。
化された構造であるため、溶接部に熱歪が残留している
場合があり、点灯時と非点灯時における温度差に起因し
た熱応力が繰り返し作用し、また振動に起因した繰返し
応力もこの溶接部に作用して、溶接部が疲労破壊するお
それがあるという問題があった。またシェードを製造す
る上で溶接工程が不可欠で、それだけ製造に時間がかか
り、コスト高となるという問題があった。さらに溶接す
るため、それだけ不良品の発生率も多く、歩留まりも悪
いという問題もあった。さらにまたシェードをリフレク
ターに取付けるには、2本のビスによって締結しなけれ
ばならず、それだけシェード取付作業に時間がかかると
いう問題もあった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は溶接部が全くなく強度的に優れるとともに、
リフレクターへの取付けの容易な自動車用ヘッドランプ
におけるビーム形成用シェードを提供することにある。
その目的は溶接部が全くなく強度的に優れるとともに、
リフレクターへの取付けの容易な自動車用ヘッドランプ
におけるビーム形成用シェードを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る自動車用ヘッ
ドランプにおけるビーム形成用シェードにおいては、自
動車用ヘッドランプのバルブを取り囲む水平状態に配置
されて、バルブのフィラメントの発光の一部を遮蔽する
筒状のシェード本体と、前記シェード本体から下方に延
び、リフレクターへの取着部の形成された枠状の脚体と
からなる自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シ
ェードにおいて、前記筒状シェード本体とその両側端に
形成された枠状脚体とを連続して展開した所定形状に切
断加工された金属製薄板を折り曲げて、該両側端の枠状
脚体を重ね合わせて脚部一体型シェードを成形するよう
にしたビーム形成用シェードであって、前記枠状脚体の
リフレクターへの取着部に、リフレクター側のバルブ挿
着孔下方位置からバルブと平行に突出する突出部の側面
に前後に延出形成された凸部と係合する位置決め用の切
欠を形成し、かつ脚体を前記リフレクター側突出部にね
じ締結するための一個所のねじ締結部を形成するように
したものである。
ドランプにおけるビーム形成用シェードにおいては、自
動車用ヘッドランプのバルブを取り囲む水平状態に配置
されて、バルブのフィラメントの発光の一部を遮蔽する
筒状のシェード本体と、前記シェード本体から下方に延
び、リフレクターへの取着部の形成された枠状の脚体と
からなる自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シ
ェードにおいて、前記筒状シェード本体とその両側端に
形成された枠状脚体とを連続して展開した所定形状に切
断加工された金属製薄板を折り曲げて、該両側端の枠状
脚体を重ね合わせて脚部一体型シェードを成形するよう
にしたビーム形成用シェードであって、前記枠状脚体の
リフレクターへの取着部に、リフレクター側のバルブ挿
着孔下方位置からバルブと平行に突出する突出部の側面
に前後に延出形成された凸部と係合する位置決め用の切
欠を形成し、かつ脚体を前記リフレクター側突出部にね
じ締結するための一個所のねじ締結部を形成するように
したものである。
筒状シェード本体と枠状脚体とからなるビーム形成用シ
ェードは、一枚の金属製薄板の折曲成形体であるため、
二部材を溶接一体化した従来構造に比べて強度的に優れ
ている。しかも二部材間には溶接部がないため、溶接に
起因した残留歪の発生もなく、したがって応力の集中に
よる疲労破壊のおそれがない。また溶接工程が不要で、
折曲して形成すればよく製造も容易である。
ェードは、一枚の金属製薄板の折曲成形体であるため、
二部材を溶接一体化した従来構造に比べて強度的に優れ
ている。しかも二部材間には溶接部がないため、溶接に
起因した残留歪の発生もなく、したがって応力の集中に
よる疲労破壊のおそれがない。また溶接工程が不要で、
折曲して形成すればよく製造も容易である。
また枠状脚体に形成した位置決め用の切欠とリフレクタ
ー側の突出部に形成した凸部とが係合して脚体が突出部
回りに回り止めされるので、脚体側のねじ締結部に配し
た1本のねじによって脚体、即ちシェードをリフレクタ
ーに固定することができる。
ー側の突出部に形成した凸部とが係合して脚体が突出部
回りに回り止めされるので、脚体側のねじ締結部に配し
た1本のねじによって脚体、即ちシェードをリフレクタ
ーに固定することができる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
はビーム形成用シェードを内蔵した自動車用ヘッドラン
プを、レンズを取外した状態で示す斜視図、第2図はビ
ーム形成用シェードの分解斜視図、第3図(a),
(b)はそれぞれ脚体のシェード本体担持部の特徴点を
説明するための比較説明図、第4図はシェード本体と脚
体との分岐部を下側から見た斜視図、第5図は脚体を折
曲成形する様子を説明する説明図、第6図(a),
(b)はそれぞれシェード構成部材の展開図、第7図
(a),(b)はシェードとリフレクター側のシェード
被取着部であるバス部の形状を示す図である。
はビーム形成用シェードを内蔵した自動車用ヘッドラン
プを、レンズを取外した状態で示す斜視図、第2図はビ
ーム形成用シェードの分解斜視図、第3図(a),
(b)はそれぞれ脚体のシェード本体担持部の特徴点を
説明するための比較説明図、第4図はシェード本体と脚
体との分岐部を下側から見た斜視図、第5図は脚体を折
曲成形する様子を説明する説明図、第6図(a),
(b)はそれぞれシェード構成部材の展開図、第7図
(a),(b)はシェードとリフレクター側のシェード
被取着部であるバス部の形状を示す図である。
これらの図において、符号10は前面に開口する矩形容器
形状のヘッドランプ用ランプボディで、ランプボディ10
の内周面にはアルミ蒸着処理されたリフレクター12が形
成され、リフレクター12の後頂部に設けられたバルブ挿
着孔には、バルブ18が装着されている。リフレクター12
は、放物面形状の主反射面12Aと、ランプボディ上面壁1
3及び下面壁14の内側に形成され、ランプの配光にはさ
ほど寄与しない水平な副反射面12B,12Cと、これらの反
射面12A〜12Cの前端部に形成されて、周縁部にシール溝
16の形成されている枠領域15とから形成されている。ラ
ンプボディ背面壁11の内側の左右方向中央部位置には、
ボス部20が前方に突出形成されており、このボス部20に
ビーム形成用シェード30がねじ締結されてリフレクター
12に取着されている。なおボス部20の左右の側面には前
後方向(ボス突出方向)に延びるリブ22が形成されてお
り、このリブ22は後に詳しく説明するシェード30の取付
位置を設定する位置決め部として作用するようになって
いる。
形状のヘッドランプ用ランプボディで、ランプボディ10
の内周面にはアルミ蒸着処理されたリフレクター12が形
成され、リフレクター12の後頂部に設けられたバルブ挿
着孔には、バルブ18が装着されている。リフレクター12
は、放物面形状の主反射面12Aと、ランプボディ上面壁1
3及び下面壁14の内側に形成され、ランプの配光にはさ
ほど寄与しない水平な副反射面12B,12Cと、これらの反
射面12A〜12Cの前端部に形成されて、周縁部にシール溝
16の形成されている枠領域15とから形成されている。ラ
ンプボディ背面壁11の内側の左右方向中央部位置には、
ボス部20が前方に突出形成されており、このボス部20に
ビーム形成用シェード30がねじ締結されてリフレクター
12に取着されている。なおボス部20の左右の側面には前
後方向(ボス突出方向)に延びるリブ22が形成されてお
り、このリブ22は後に詳しく説明するシェード30の取付
位置を設定する位置決め部として作用するようになって
いる。
シェード30は、バルブ18を取り囲む位置に配置されて、
フィラメント19の発光の一部をカットする円筒形状のシ
ェード本体32と、このシェード本体32の下方に突出形成
されてシェード本体32を担持するとともに、リフレクタ
ー取着部でもある矩形枠体の脚体35と、シェード本体32
の内側に密着一体化された円筒形状の内張り部材132と
から構成されている。シェード本体32と脚体35とは、第
6図(a)に示されるように、所定形状に切断加工され
た金属光沢のあるアルミニウム製薄板Wが折曲加工され
た成形体である。また内張り部材132は、第6図(b)
に示されるように、シェード本体32の形成領域と同一形
状の鉄等の金属製薄板wが円筒状に成形され、表面での
光の反射をなくすためのベーキング処理がなされた後
に、嵌合、カシメ或いは溶接等適宜方法によってシェー
ド本体32の内側に一体化されたものである。薄板Wは、
円筒形状のシェード本体32が展開されたシェード本体形
成領域W1と、この領域W1の両側に脚体34が展開された脚
体形成領域W2が形成された略左右対称の長尺板であるた
め、所定寸法のシート材やコイル材からシェード形成用
の大きさに切断加工する際の板取り効率がよく、材料の
歩留まりがよい。
フィラメント19の発光の一部をカットする円筒形状のシ
ェード本体32と、このシェード本体32の下方に突出形成
されてシェード本体32を担持するとともに、リフレクタ
ー取着部でもある矩形枠体の脚体35と、シェード本体32
の内側に密着一体化された円筒形状の内張り部材132と
から構成されている。シェード本体32と脚体35とは、第
6図(a)に示されるように、所定形状に切断加工され
た金属光沢のあるアルミニウム製薄板Wが折曲加工され
た成形体である。また内張り部材132は、第6図(b)
に示されるように、シェード本体32の形成領域と同一形
状の鉄等の金属製薄板wが円筒状に成形され、表面での
光の反射をなくすためのベーキング処理がなされた後
に、嵌合、カシメ或いは溶接等適宜方法によってシェー
ド本体32の内側に一体化されたものである。薄板Wは、
円筒形状のシェード本体32が展開されたシェード本体形
成領域W1と、この領域W1の両側に脚体34が展開された脚
体形成領域W2が形成された略左右対称の長尺板であるた
め、所定寸法のシート材やコイル材からシェード形成用
の大きさに切断加工する際の板取り効率がよく、材料の
歩留まりがよい。
シェード本体32及び内張り部材132の円筒一開口端縁部3
3,133(第2図参照)は、リフレクターの主反射面12Aの
見切線12A1(第1図参照)に倣った形状に形成されてお
り、フィラメント19からリフレクターの主反射面12A以
外に向かう光をカットするようになっている。即ち、リ
フレクターの副反射面12B,12Cに向かう光は、所定の配
光パターンを形成する上で邪魔になる光であり、これら
の光をカットし主反射面12Aだけを使って適正な配光パ
ターンを効率よく形成するようになっている。シェード
本体32は、シェード本体形成領域W1の長手方向両端縁部
32a,32b(32b1,32b2)を付き合わせて円筒形に成形され
ているが、第2図,第4図に示されるように、一方の端
縁部32bに板厚相当の段差32cが形成されて重合状態とさ
れている、また端縁部の重合部は、脚体35との分岐部を
挾んだ両側に形成されており、それだけ成形強度上優れ
ている。また重合部を形成する端縁部32b(32b1,32b2)
は、第4図符号35a,35bで示す脚体35との分岐部付け根
位置まで延出して付合せ部に隙間が形成されないように
なっており、これによって脚体35との分岐部からの漏光
を防止している。符号34はカシメ部であり、シェード本
体形成領域W1から延出する脚体形成領域W2の一方の帯状
部37aに突出形成されているカシメ用突起34aを折り曲げ
ることにより、シェード本体32が円筒形状に成形保持さ
れている。またシェード本体32と脚体35との分岐部には
ビート部35cが形成されて、分岐部における剛性強度が
高められている。
3,133(第2図参照)は、リフレクターの主反射面12Aの
見切線12A1(第1図参照)に倣った形状に形成されてお
り、フィラメント19からリフレクターの主反射面12A以
外に向かう光をカットするようになっている。即ち、リ
フレクターの副反射面12B,12Cに向かう光は、所定の配
光パターンを形成する上で邪魔になる光であり、これら
の光をカットし主反射面12Aだけを使って適正な配光パ
ターンを効率よく形成するようになっている。シェード
本体32は、シェード本体形成領域W1の長手方向両端縁部
32a,32b(32b1,32b2)を付き合わせて円筒形に成形され
ているが、第2図,第4図に示されるように、一方の端
縁部32bに板厚相当の段差32cが形成されて重合状態とさ
れている、また端縁部の重合部は、脚体35との分岐部を
挾んだ両側に形成されており、それだけ成形強度上優れ
ている。また重合部を形成する端縁部32b(32b1,32b2)
は、第4図符号35a,35bで示す脚体35との分岐部付け根
位置まで延出して付合せ部に隙間が形成されないように
なっており、これによって脚体35との分岐部からの漏光
を防止している。符号34はカシメ部であり、シェード本
体形成領域W1から延出する脚体形成領域W2の一方の帯状
部37aに突出形成されているカシメ用突起34aを折り曲げ
ることにより、シェード本体32が円筒形状に成形保持さ
れている。またシェード本体32と脚体35との分岐部には
ビート部35cが形成されて、分岐部における剛性強度が
高められている。
一方、脚体35は、第2図に示されるように、屋根形のシ
ェード本体担持部36と、横断面コ字枠状のリフレクター
取着部38とから構成されている。シェード本体担持部36
は、脚体形成領域W2の帯状部37a,37bをリフレクター取
着部38の上に屋根形(下方程巾広の三角形状)に配置し
た構造であるため、第3図(a)に示す帯状部を平行に
配置した四角形配置構造や第3図(b)に示す帯状部を
重ね合わせた重合配置構造に比べて剛性強度に優れたも
のとなっている。シェード本体担持部36を形成する帯状
部37a,37bには、付き合わせ部から縦方向に延びるビー
ド部37cが形成されており、シェード本体担持部36の剛
性が高められている。リフレクター取着部38は、前面壁
と左右の側面壁のみ形成された水平断面コ字型の枠体
で、第5図に示されるように、前面形成部38a1,38a2、
側面形成部38b1,38b2,38b3がそれぞれ直角に折曲される
とともに、前面形成部38a1,38a2及び側面形成部38b1,38
b3がそれぞれ重合された成形体である。リフレクター取
着部38の左右の側面壁(側面形成部38b2及び側面形成部
38b3)には後方に開口する同一形状の切欠39がそれぞれ
形成されており、リフレクター12から突出するボス部20
の左右側面に形成されているリブ22にこれらの切欠39を
係合させることによりシェード30の位置決めができるよ
うになっている。なお側面形成部38b1にも切欠39Aが形
成されているが、この切欠39Aは切欠39より一回り大き
く、側面形成部38b3の切欠39とリブ22との係合の邪魔に
ならないようになっている。
ェード本体担持部36と、横断面コ字枠状のリフレクター
取着部38とから構成されている。シェード本体担持部36
は、脚体形成領域W2の帯状部37a,37bをリフレクター取
着部38の上に屋根形(下方程巾広の三角形状)に配置し
た構造であるため、第3図(a)に示す帯状部を平行に
配置した四角形配置構造や第3図(b)に示す帯状部を
重ね合わせた重合配置構造に比べて剛性強度に優れたも
のとなっている。シェード本体担持部36を形成する帯状
部37a,37bには、付き合わせ部から縦方向に延びるビー
ド部37cが形成されており、シェード本体担持部36の剛
性が高められている。リフレクター取着部38は、前面壁
と左右の側面壁のみ形成された水平断面コ字型の枠体
で、第5図に示されるように、前面形成部38a1,38a2、
側面形成部38b1,38b2,38b3がそれぞれ直角に折曲される
とともに、前面形成部38a1,38a2及び側面形成部38b1,38
b3がそれぞれ重合された成形体である。リフレクター取
着部38の左右の側面壁(側面形成部38b2及び側面形成部
38b3)には後方に開口する同一形状の切欠39がそれぞれ
形成されており、リフレクター12から突出するボス部20
の左右側面に形成されているリブ22にこれらの切欠39を
係合させることによりシェード30の位置決めができるよ
うになっている。なお側面形成部38b1にも切欠39Aが形
成されているが、この切欠39Aは切欠39より一回り大き
く、側面形成部38b3の切欠39とリブ22との係合の邪魔に
ならないようになっている。
ボス部20及びリブ22は、第7図(a),(b)に示され
るように先端程巾狭となるテーパ形状とされており、リ
ブ先端22aからの距離l(>d)の位置におけるリブの
巾はd+Δdとされている。一方、切欠39の底39aから
の距離l(>d)の位置における切欠の巾はd−Δdと
され、リブ22側面と切欠39周縁部とがリブ先端からある
程度離れたP点位置において圧接状態となるようになっ
ている。リブ側面と切欠周縁部との圧接点が第7図
(c)符号P1に示されるように、リブ先端22aから比較
的短い位置(l1<l)である場合には、振動に対しガタ
が生じやすいが、本実施例のようにすれば振動に対しガ
タが生じにくく、リフレクター12に対しその取付位置が
変化しにくいシェード取着構造が得られる。
るように先端程巾狭となるテーパ形状とされており、リ
ブ先端22aからの距離l(>d)の位置におけるリブの
巾はd+Δdとされている。一方、切欠39の底39aから
の距離l(>d)の位置における切欠の巾はd−Δdと
され、リブ22側面と切欠39周縁部とがリブ先端からある
程度離れたP点位置において圧接状態となるようになっ
ている。リブ側面と切欠周縁部との圧接点が第7図
(c)符号P1に示されるように、リブ先端22aから比較
的短い位置(l1<l)である場合には、振動に対しガタ
が生じやすいが、本実施例のようにすれば振動に対しガ
タが生じにくく、リフレクター12に対しその取付位置が
変化しにくいシェード取着構造が得られる。
またリフレクター取着部38の前面壁38a(前面形成部38a
1,38a2)にはねじ挿通孔40が形成されており、このねじ
挿通孔40に1本のねじ42を配してボス部20のねじ孔24に
捩じ込むことにより、リフレクター取着部38をボス部20
に取着し、即ちシェード30をリフレクター12に取付一体
化することができる。なおリフレクター取着部38の前面
壁38aは、第1前面壁(前面形成部)38a1と第2前面壁
(前面形成部)38a2との重合構造で、第1前面壁38a1の
ねじ挿通孔40aはねじ42の外径よりわずかに大きくさ
れ、第2前面壁38a2のねじ挿通孔40bはねじ42の外径に
ちょうど整合しており、このため第1前面壁38a1と第2
前面壁38a2間の成形時の位置ずれ誤差を吸収できるとい
う利点がある。
1,38a2)にはねじ挿通孔40が形成されており、このねじ
挿通孔40に1本のねじ42を配してボス部20のねじ孔24に
捩じ込むことにより、リフレクター取着部38をボス部20
に取着し、即ちシェード30をリフレクター12に取付一体
化することができる。なおリフレクター取着部38の前面
壁38aは、第1前面壁(前面形成部)38a1と第2前面壁
(前面形成部)38a2との重合構造で、第1前面壁38a1の
ねじ挿通孔40aはねじ42の外径よりわずかに大きくさ
れ、第2前面壁38a2のねじ挿通孔40bはねじ42の外径に
ちょうど整合しており、このため第1前面壁38a1と第2
前面壁38a2間の成形時の位置ずれ誤差を吸収できるとい
う利点がある。
また前記したように、シェード30は金属光沢のあるアル
ミニウム製円筒形状のシェード本体32の内側に、ベーキ
ング処理により表面が非反射面とされた内張り部材132
が一体化された構造であるため、非点灯時にはリフレク
ターの金属色との一体感が損なわれずランプの見栄えが
良好なものとなり、点灯時にはシェード本体32の内側で
の光の反射をなくして有害光の発生が抑制されるように
なっている。
ミニウム製円筒形状のシェード本体32の内側に、ベーキ
ング処理により表面が非反射面とされた内張り部材132
が一体化された構造であるため、非点灯時にはリフレク
ターの金属色との一体感が損なわれずランプの見栄えが
良好なものとなり、点灯時にはシェード本体32の内側で
の光の反射をなくして有害光の発生が抑制されるように
なっている。
また従来のシェードの枠状脚体は、第8図に示されるよ
うに、門型の脚部と、この脚部の外側に形成されたリフ
レクター取着部とからなり、リフレクターに対し枠状脚
体の占める面積比がかなりあるため、リフレクターでの
反射光がこの脚体でケラれて配光上の損失となってい
た。しかし、本実施例の脚体35は正方コ字枠状で非常に
小さく、リフレクター12での反射光がシェードによって
ケラれる割合が小さく、従って光を有効に利用できる。
また脚体35が小さいため、シェード30全体がコンパクト
かつ軽量なものとなっている。
うに、門型の脚部と、この脚部の外側に形成されたリフ
レクター取着部とからなり、リフレクターに対し枠状脚
体の占める面積比がかなりあるため、リフレクターでの
反射光がこの脚体でケラれて配光上の損失となってい
た。しかし、本実施例の脚体35は正方コ字枠状で非常に
小さく、リフレクター12での反射光がシェードによって
ケラれる割合が小さく、従って光を有効に利用できる。
また脚体35が小さいため、シェード30全体がコンパクト
かつ軽量なものとなっている。
なお前記した実施例では、シェード本体32の内側に光の
反射を抑えるための内張り部材132を組付けた構造とな
っているが、内張り部材132に代えてシェード本体32の
内側に遮光塗装を施すようにしてもよい。
反射を抑えるための内張り部材132を組付けた構造とな
っているが、内張り部材132に代えてシェード本体32の
内側に遮光塗装を施すようにしてもよい。
以上の説明から明かなように、本発明に係る自動車用ヘ
ッドランプにおけるビーム形成用シェードにおいては、
以下のような効果がある。
ッドランプにおけるビーム形成用シェードにおいては、
以下のような効果がある。
(1)本発明に係るシェードは、所定形状に切削加工し
た金属薄板の折曲成形体であり、溶接部がないため溶接
による残留歪に起因した耐久性に劣る等の各種弊害がな
い。
た金属薄板の折曲成形体であり、溶接部がないため溶接
による残留歪に起因した耐久性に劣る等の各種弊害がな
い。
(2)製造するには折曲するだけでよく、特に溶接工程
がないので製造が容易であるとともに、コスト的にも安
価となる。また溶接しないのでそれだけ不良品の発生率
も少なく、歩留まりもよい。
がないので製造が容易であるとともに、コスト的にも安
価となる。また溶接しないのでそれだけ不良品の発生率
も少なく、歩留まりもよい。
(3)シェードのリフレクターへの取付けはねじ1本で
足りるので、従来のシェードを取付ける場合に比べてシ
ェード取付け作業が迅速かつ容易化される。
足りるので、従来のシェードを取付ける場合に比べてシ
ェード取付け作業が迅速かつ容易化される。
第1図は本発明の一実施例であるシェードを内蔵するヘ
ッドランプのレンズを取外した状態の斜視図、第2図は
そのシェードの斜視図、第3図(a),(b)はそれぞ
れシェード本体担持部の特徴点を比較説明するための比
較説明図、第4図はシェード本体と脚体との分岐部を下
側から見た斜視図、第5図は折曲成形される際のシェー
ドの脚体の斜視図、第6図(a),(b)はそれぞれシ
ェードを構成する金属製薄板を示す平面図で、それぞれ
薄板を展開した平面図、第7図(a)及び(b)はシェ
ードとリフレクター側のシェード被取付部であるボス部
の形状を示す図、第7図(c)はシェード取付部の比較
例を示す図、第8図は従来のシェードが取付けられたヘ
ッドランプの斜視図、第9図(a),(b)は従来のシ
ェードを形成するシェード本体と脚体のそれぞれの展開
図である。 12……リフレクター、 18……バルブ、 19……フィラメント、 20……リフレクター側突出部であるボス部、 22……ボス部に延出形成された凸部であるリブ、 30……シェード、 32……筒状のシェード本体、 35……リフレクターへの取着部である枠状脚体、 39……位置決め用の切欠、 40(40a,40b)……ねじ締結部であるねじ挿通孔、 42……ねじ、 132……筒状の内張り部材、 W……所定形状に切断加工された金属製薄板、 W1……シェード本体形成領域、 W2……脚体形成領域、 w……内張り部材成形用の金属製薄板。
ッドランプのレンズを取外した状態の斜視図、第2図は
そのシェードの斜視図、第3図(a),(b)はそれぞ
れシェード本体担持部の特徴点を比較説明するための比
較説明図、第4図はシェード本体と脚体との分岐部を下
側から見た斜視図、第5図は折曲成形される際のシェー
ドの脚体の斜視図、第6図(a),(b)はそれぞれシ
ェードを構成する金属製薄板を示す平面図で、それぞれ
薄板を展開した平面図、第7図(a)及び(b)はシェ
ードとリフレクター側のシェード被取付部であるボス部
の形状を示す図、第7図(c)はシェード取付部の比較
例を示す図、第8図は従来のシェードが取付けられたヘ
ッドランプの斜視図、第9図(a),(b)は従来のシ
ェードを形成するシェード本体と脚体のそれぞれの展開
図である。 12……リフレクター、 18……バルブ、 19……フィラメント、 20……リフレクター側突出部であるボス部、 22……ボス部に延出形成された凸部であるリブ、 30……シェード、 32……筒状のシェード本体、 35……リフレクターへの取着部である枠状脚体、 39……位置決め用の切欠、 40(40a,40b)……ねじ締結部であるねじ挿通孔、 42……ねじ、 132……筒状の内張り部材、 W……所定形状に切断加工された金属製薄板、 W1……シェード本体形成領域、 W2……脚体形成領域、 w……内張り部材成形用の金属製薄板。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車用ヘッドランプのバルブを取り囲む
水平状態に配置されて、バルブのフィラメントの発光の
一部を遮蔽する筒状のシェード本体と、前記シェード本
体から下方に延び、リフレクターへの取着部の形成され
た枠状の脚体とからなる自動車用ヘッドランプにおける
ビーム形成用シェードにおいて、前記筒状シェード本体
とその両側端に形成された枠状脚体とを連続して展開し
た所定形状に切断加工された金属製薄板が折り曲げられ
て、該両側端の枠状脚体を重ね合わせて脚部一体型シェ
ードに成形されてなるビーム形成用シェードであって、
前記枠状脚体のリフレクターへの取着部には、リフレク
ター側のバルブ挿着孔下方位置からバルブと平行に突出
する突出部の側面に前後に延出形成された凸部と係合す
る位置決め用の切欠が形成され、かつ脚体を前記リフレ
クター側突出部にねじ締結するための一個所のねじ締結
部が形成されてなることを特徴とする自動車用ヘッドラ
ンプにおけるビーム形成用シェード。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2228218A JPH0782764B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェード |
| US07/594,572 US5067054A (en) | 1989-10-11 | 1990-10-09 | Beam-forming shade for vehicular headlamp |
| CA002027260A CA2027260C (en) | 1989-10-11 | 1990-10-10 | Beam-forming shade for vehicular headlamp |
| KR1019900016072A KR910008331A (ko) | 1989-10-11 | 1990-10-11 | 자동차 헤드램프용 빔 형성 쉐이드 |
| KR939309645U KR930005814Y1 (en) | 1989-10-11 | 1993-06-04 | Beam forming shade for vehicular headlamp |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2228218A JPH0782764B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112402A JPH04112402A (ja) | 1992-04-14 |
| JPH0782764B2 true JPH0782764B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16873031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2228218A Expired - Lifetime JPH0782764B2 (ja) | 1989-10-11 | 1990-08-31 | 自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782764B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0587710U (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-26 | 市光工業株式会社 | 自動車用灯具のシェード取付構造 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP2228218A patent/JPH0782764B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04112402A (ja) | 1992-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2027260C (en) | Beam-forming shade for vehicular headlamp | |
| JP3810927B2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JP3280885B2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JP2582928B2 (ja) | 自動車用灯具 | |
| JPH10329602A (ja) | 車両用灯具 | |
| JP4116715B2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| JP2527274B2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| JPH11232906A (ja) | 車両用灯具 | |
| JP2614007B2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
| JPH0782764B2 (ja) | 自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェード | |
| JP3136469B2 (ja) | 車輌用灯具 | |
| EP0269975B1 (en) | Headlamp for vehicle | |
| JPH0648645Y2 (ja) | 自動車用ヘッドランプにおけるビーム形成用シェード | |
| JPH05193413A (ja) | 自動車の照明又は指示ユニットを製作誤差を補正して取付ける装置 | |
| JPH11306843A (ja) | 照明器具 | |
| CN220688846U (zh) | 近光灯模组及车辆 | |
| JPH0733289Y2 (ja) | 遮熱構造を備える車両用灯具 | |
| JP3210555B2 (ja) | 自動車用前照灯及びその製造方法 | |
| JP3136461B2 (ja) | 車輌用灯具 | |
| JPH0327282Y2 (ja) | ||
| JPH05166401A (ja) | 車両用前照灯 | |
| JPS6210928Y2 (ja) | ||
| JP3174750B2 (ja) | 車輌用灯具 | |
| JP3919416B2 (ja) | 車輌用前照灯及び車輌用前照灯の組立方法 | |
| JP2504584Y2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ |