JPH0782810B2 - 投写装置 - Google Patents

投写装置

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JPH0782810B2
JPH0782810B2 JP26634787A JP26634787A JPH0782810B2 JP H0782810 B2 JPH0782810 B2 JP H0782810B2 JP 26634787 A JP26634787 A JP 26634787A JP 26634787 A JP26634787 A JP 26634787A JP H0782810 B2 JPH0782810 B2 JP H0782810B2
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繁 森
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプロジェクションテレビの投写系に係り、特に
部品点数、組立工数の低減、軽量化、高画質に好適な投
写装置に関する。
〔従来の技術〕
プロジェクションテレビの投写装置においては明るさを
向上するため投写管を高出力とし、それに伴い発生する
熱で投写管が破壊するのを防止するため、冷却液により
投写管を冷却している。
この方式では実開昭62−30201号に記載のように、投写
管と最も投写管に近いレンズ(以下入射レンズと称す)
を対向に配置するとともに、冷却液を封入するブラケッ
トが存在する。このブラケットは投写管から発生した熱
を放熱する役割をもっている。
従来、前記ブラケットは放熱能力を大きくするため熱伝
導率の高いアルミニウムのダイキャストにより作製され
ていた。ダイキャストでは光学部品として用いるには精
度不足であるため、後加工により寸法精度を出してい
る。また後加工でネジ部を形成している。
前記ブラケットと投写管、ブラケットと入射レンズの固
定等は冷却涎の漏れを防止するため、押エ板、Oリング
等種々の部品を介してネジの締め付けにより行ってい
る。
また複数のレンズはプラスチックで形成された2重構造
の鏡筒により所定の間隔に固定されている。内側鏡筒と
外側鏡筒はネジで固定され、外側鏡筒は前記ブラケット
にネジで固定されている。内側鏡筒は外側鏡筒に対し連
続的に位置を変えて固定することができる。従って入射
レンズとその他のレンズ群の位置関係を調整し、焦点距
離を変えられる構造となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、部品点数すなわち組立性及び重量の
点について十分考慮されておらず、 1) 押え板、Oリング、ネジ等の部品点数が多いた
め、部品コストが高くなる。
2) 部品点数が多く、後加工が必要なため、組立工数
が多くなり、組立コストが高くなる。
3) 部品点数が多くなると、組立精度が劣化し、投写
管とレンズの位置ずれ、レンズ同志の位置ずれが発生
し、画質が劣化する。
4) 重量が大きいため、組立作業が困難である。
5) 投写装置が重いことにより、プロジェクションテ
レビのセットの重量も大きくなり、運搬が困難である。
等の問題点があった。
本発明の目的は、投写管を冷却する機能を維持したうえ
に、部品点数、組立工数を低減して低コスト化、高画質
化を図り、さらに軽量化となる投写装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、下記により達成される。
1) 前記ブラケットをプラスチックと高熱伝導材の複
合構造とする。
2) 上記構造の方式により下記の手段を用いる。
a) 高熱伝導材がプラスチック内を貫通する構造とし i) プラスチックと高熱伝導材の境界に接着等の液密
性保持手段を用いる。
ii) 高熱伝導材は予め形成し、その表面に黒化処理等
の反射防止手段を用いた。
b) 高熱伝導材がプラスチック内を貫通しない構造と
し i) 冷却液と高熱伝導材の間のプラスチックの厚さを
極めて薄くする。
ii) 上記プラスチック薄肉部分に数ケ所厚肉部分を設
ける。
iii) プラスチックと高熱伝導材の線膨張係数の小さ
いものとする。
3) 前記ブラケットで、レンズ群の面間距離を決定す
る構造とする。
4) 前記ブラケットと入射レンズの固定等を、溶着、
接着、熱カシメ等により行う。
5) メネジ部は金属やセラミック等で予め形成しイン
サートする。
6) 前記ブラケットのプラスチック部分は、黒色のも
のを使用する等の反射防止手段を行う。
〔作用〕
ブラケットのプラスチック化は次のことにより部品低
減、組立工数低減となる。
1) 射出成形だけで高精度が得られるので後加工が必
要ない。
2) ブラケットと入射レンズともプラスチックである
ため、液密性の溶着ができる。Oリング、押え板やネジ
が必要ない。
3) ブラケットとベローズに関しても溶着でき、押え
板、ネジ不要である。
4) ブラケットで鏡筒の一部の機能をもつことがで
き、鏡筒の部品を低減することができる。
5) ブラケットがプラスチックであれば、他部品の固
定が熱カシメ等ででき、ネジ不要である。
以上のような部品点数低減の結果、組立精度が向上し、
画質が向上する。
また、次の点から軽量化となる。
1) 金属並みの強度を持つプラスチック、所謂エンジ
ニアリングプラスチックを使用することにより肉厚を増
やす必要はない。
2) アルミニウムの比重2.7に対し、一般に使用され
るプラスチックは、重くても1.9程度までである。
高熱伝導材を貫通してプラスチックにインサートにした
ブラケットは 1) 放熱は高熱伝導材で行うため、プラスチックの熱
伝導率が低くても冷却能力には影響しない。放熱部の伝
熱面積を大きくすることにより十分な放熱能力が得られ
る。
2) プラスチック部分は放熱能力にほとんど影響しな
い。従って強度的に十分な肉厚を得られる。
3) 高熱伝導材とプラスチックの境界面が液密的にシ
ールされているので液もれは発生しない。
4) プラスチック、高熱伝導材とも黒色塗装等の反射
防止処理を施してあるため、コントラストの劣化は生じ
ない。
一方、高熱伝導材をプラスチック内を貫通しないようイ
ンサートとしたブラケットは 1) 放熱をさせるためのプラスチック部分の肉厚を小
さくしているためプラスチックの熱伝導率が小さくても
熱は伝導しやすく、高熱伝導材の伝熱面積を大きくし、
十分な放熱能力が得られる。
2) 薄肉部分の途中に厚肉のランナ部を設けることに
より、樹脂が薄肉部分を長く流れるという状態を作らな
い構造としている。これにより流動性が向上し薄肉でも
成形可能である。
3) 高熱伝導材の中を樹脂を通すことにより、その部
分はプラスチックは厚肉となり、膨張係数の差があって
もはがれにくく、冷却液の漏れが発生しない。
4) プラスチックと高熱伝導材を線膨張係数の近い材
料とすることにより、膨張しても両者の寸法差は小さ
く、はがれは発生しにくい。
またメネジ部は金属やセラミック等を用いているためネ
ジの締付力に対する強度も十分である。
さらにプラスチック反射防止処理を施してあるので投写
管より出た光がプラスチックで反射し、コントラストを
劣化させ画質を低下させることはない。
なお、ブラケットは冷却液を封入しており、投写管から
発生する熱により加熱される。通常、ブラケット及び冷
却液は最高90℃程度まで昇温される。そのため熱により
変形して位置精度が劣化し画質が悪くなったり、液もれ
が発生したり、冷却液に溶解したりする怖れがある。し
かし、耐熱性、耐薬品性に優れた所謂エンジニアリング
プラスチックを使用することにより特に問題とはならな
い。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第11図により説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の投写装置の分解、斜視図で
ある。第2図は第1図の投写装置の組立時のA−A断面
図、第3図は第1図の投写装置の組立時のB−B断面
図、第4図は第2図のC部の拡大図である。
ブラケット1,投写管2,内側鏡筒3,レンズ4a,4b,4c,4d,ブ
ラケット1と投写管2を液密に保つためのOリング6,投
写管押え板7,ブラケット1に投写管押え板7を固定する
投写管固定用ネジ8とワッシャ27,投写管2と投写管押
え板7の間に介入させる弾性材9,内側鏡筒3をブラケッ
ト1に固定する内側鏡筒固定用ネジ10とワッシャ25,ベ
ローズ11,冷却液注入口ネジ12,注入口用Oリング13,レ
ンズ4b,4dを内側鏡筒3に固定するレンズ押え14b,14dか
ら構成されている。
ブラケット1には予め形成された高熱伝導材の放熱部1a
および投写管固定用ネジ8,注入口ネジ12に対応する各々
のメネジの固定部品1b,1cがインサートされている。
ブラケット1には鏡筒部1dが設けてあり、その鏡筒部1d
には内側鏡筒3を固定しかつレンズ系の焦点距離を調整
するための内側鏡筒固定用孔部1mが細長く形成してあ
る。
一方、内側鏡筒3には、ブラケット1に固定するための
突起部3aが形成されており、この突起部3aには、内側鏡
筒固定用ネジ10に対応するメネジが形成されている。
ブラケット1の内面には、最も投写管に近いレンズ(入
射レンズ)4aを位置決めを行うための入射レンズ取付用
凹部1eが形成されている。
一方、入射レンズ4aには、上記凹部1eに対する位置決め
用凸部4a1が設けてある。
またブラケット1の内面にはOリング6を挿入する凹部
1gが設けてある。
さらにブラケット1の外面にはベローズ11の位置決め用
凹部1fが設けてある。
一方、ベローズ11には位置決め用凸部11aが設けてあ
る。
またブラケット1には注入口用Oリングを挿入する凹部
1jが設けてある。
投写管2の背面には投写管押え板7により押えつけるた
めの突起2aが設けてある。なお投写管押え板7には投写
管固定用ネジ8を挿入する穴部7aを設けてある。
ブラケット1,入射レンズ4a,投写管2で囲まれた空隙15
には冷却液16が封入されている。ベローズ11とブラケッ
ト1に囲まれた空隙の圧力調整室26は前記空隙15と連通
している。
上記構成の投写装置の組立は以下の通りである。ブラケ
ット1は予め形成された高熱伝導材による放熱部1a,固
定部品1b,1cを挿入した所謂インサート成形により得ら
れる。ここで放熱部1aの冷却液16に接触する面1a1はイ
ンサート成形を行う前に黒色塗装してある。インサート
成形後、ブラケット1のプラスチック部分と高熱伝導材
の放熱部1aの境界部をシリコーン等のシール材で液密的
に接着する。
次に入射レンズ4aの位置決め用凸部4a1をブラケット1
の入射レンズ取付用凹部1eに一致させ、ブラケット1と
入射レンズ4aの接触面18を超音波装置を用いて液密的に
溶着する。
次にベローズ11の位置決め用凸部11aをブラケット1の
位置決め用凹部1fに一致させ、ブラケット1とベローズ
11の接触面19を液密的に溶着する。
次にブラケット1と投写管2を固定する。まずブラケッ
ト1の凹部1gにOリング6を挿入し、投写管2をのせ
る。この際、ブラケット1と投写管2の位置決めは、ブ
ラケット内面部1iで行なわれる。その後、投写管2の背
面に設けられた突起2aに弾性材9をのせ、投写管押え板
7をブラケット1と弾性材9の上にのせる。そしてワッ
シャ27を介して投写管固定用ネジ8を投写管押え板7の
穴部7aを通してブラケット1にインサートされた固定部
品1bに締め付ける。この締付力によりOリング6が圧縮
されて、ブラケット1と投写管2は液密的に密着する。
一方、レンズ4b,4c,4dを内側鏡筒3に所定の間隔をもっ
て固定する。まず真中のレンズ4cを内側鏡筒3内に設け
られた突起部3bにより固定する。その後、両側のレンズ
4b,4dをそれぞれ押え板14b,14dで固定する。
そして投写管2,入射レンズ4aおよびベローズ11が固定さ
れたブラケット1と、レンズ4b,4c,4dが固定された内側
鏡筒3を固定する。すなわちブラケット1の鏡筒部1dに
設けられた穴部1m,ワッシャ25を通して固定用ネジ10を
内側鏡筒3の突起部3aに形成されたメネジ部に締め付け
る。
組立が完了したら、真空状態で注入口14より冷却液16を
注入する。注入が完了したら、ブラケット1に設けられ
た注入口凹部1jに注入口用Oリング13をはめこみ、注入
口ネジ12をブラケット1にインサート成形された固定部
品1cに締めつける。
この締付力によりOリング13が圧縮され液密が保たれて
いる。
以上のように組み立てられた投写装置において、ブラケ
ット1と入射レンズ4a,ブラケット1とベローズ11の境
界面は樹脂の溶着により液密性が保たれており、ブラケ
ット1と投写管2,ブラケット1と注入口ネジ12の境界面
はOリングの圧縮により液密性が保たれている。またブ
ラケット1のプラスチック部分とインサートしている放
熱部1aの境界面のうち冷却液に接触する部分はシールし
ているので液もれは発生しない。
なおブラケット1と内側鏡筒3の位置関係は、画像を投
影した際にフォーカスを調整して決定する。すなわち、
固定用ネジ10をゆるめて固定用ネジ10をブラケット1の
鏡筒部1dの穴部1m上を移動させ、内側鏡筒3を前・後に
変化させる。それによりレンズ面間距離が変わり、フォ
ーカスを調整することができる。
この投写装置の動作は次の通りである。
投写装置の電源を投入すると、投写管2の蛍光面(図示
せず)から光が出射され、冷却液、レンズ4a,4b,4c,4d
を通過し、投写管上の画像がスクリーン(図示せず)に
拡大投影される。
この際、投写管2の表面は、発生する熱により加熱され
る。投写管2の表面の熱は冷却液16に伝達され、冷却液
16の温度が上昇する。冷却液16の熱はさらにブラケット
1および入射レンズ4aに伝達される。
ブラケット1にインサートされた放熱部品は、プラスチ
ックよりはるかに熱伝導率が大きいため冷却液からの熱
はほとんど放熱部品を伝導して周囲空気に伝達される。
投写管2より発生する熱により冷却液が昇温するため、
冷却液の圧力が高くなる。その圧力の変化をベローズ11
により調整している。ベローズ11はゴムのような弾性体
で作製されており、形状の変化が自由である。従って形
状の変化で体積を変化させ圧力を調整している。
投写管2より出射された光はレンズ4a,4b,4c,4d以外の
部分にも当たる。すなわちブラケット1のプラスチック
部分及び放熱部品に当たる。黒色のプラスチックを使用
し、放熱部品を黒色塗装しているため、これらの部分で
の反射は少ない。従って反射光が画像のコントラストを
劣化させることを防止している。
各部品の材質としては、次の通りである。冷却液16とし
ては、本実施例ではエチレングリコール系の溶剤を用い
た。レンズ4a〜4dは、ポリメチルメタクリレート,ポリ
カーボネート等の透明樹脂であれば何でも良いが、本実
施例ではポリメチルメタクリレートを用いた。ブラケッ
ト1に用いるプラスチックは、冷却液16として選定した
エチレングリコール系の溶剤に強く、耐熱性,強度に優
れた材料の中から選定すればよい。ポリフェニレンサル
ファイドやポリエーテルサルフォン等があり、本実施例
では材料コストを考慮しポリフェニレンサルファイドの
ガラス繊維強化30%で黒色のものを使用した。
またブラケット1にインサートした放熱部品1aの材質と
しては、熱伝導率の高い銅やアルミニウム等が使用でき
る。本実施例ではアルミニウムとした。またインサート
した固定部品1b,1cは金属やセラミックを用いることが
でき、本実施例で真ちゅうを使用した。
以上の実施例で、ブラケット1の内部鏡筒を固定する部
分1dは従来の外側鏡筒と同じ機能をもっている。
従って外側鏡筒をなくすことができた。それに伴い、外
側鏡筒成形用の金型を作製する必要がなくなった。
その他に、外側鏡筒とブラケットの固定用ネジ,入射レ
ンズとブラケットの固定用部品(押え板,Oリング,ネジ
等),ベローズとブラケットの固定用部品等が低減され
ている。
また射出成形で高精度に出来ているので後加工を必要と
していない。
従って部品コストや組立工数の低減となっている。また
部品点数が減ったことで外側鏡筒とブラケットの位置ず
れが発生しなくなり、レンズとCRTの位置精度が向上
し、画質が向上した。
またプラスチックのブラケットにより軽量化を実現し
た。
なお本実施例では、ブラケット1のプラスチックと放熱
部分の境界のうち、冷却液に接触する部分をシール材17
を接着することにより液密性を保ったが、このシール材
17を接着する部分は冷却液に接触する部分に限らず、境
界面の途中でも、また空気に接触する部分でもよい。こ
のシール材17の接着により、冷却液16を封入している空
隙15が液密性を保つならば、接着位置は本質的な問題と
はならない。
また本実施例では黒色のプラスチックを用い、放熱部1a
に黒色塗装を施し反射防止を行ったが、反射のおこる面
の粗くする等の他の反射防止を施しても差し支えない。
組立手順は本実施例の手順と異なっても何ら問題とはな
らない。
また本実施例で入射レンズ4aはブラケット1の冷却液16
側の面に溶着した構造としているが、第5図に示すよう
に、入射レンズ4aを冷却液16とは逆側の面に溶着しても
差し支えない。
第6図は、本発明の別の実施例の投写装置である。
構成は第1図の実施例とほぼ同じである。異なっている
のは、ブラケット1にインサートされている放熱部1a′
である。第1図の実施例では放熱部1aが冷却液16側に貫
通していたのに対し、本実施例では放熱部1a′は貫通し
ていない。
第7図は第6図のブラケット1の放熱部1a′がインサー
トされている部分の断面(D−D)斜視図、第8図は第
7図のインサート部分の断面平面図である。
第8図に示すように放熱部1a′は、冷却液に接する面か
らの長さをdとする。dが大きいとプラスチック部分が
厚くなるため冷却能力が小さくなる。プロジェクション
テレビの投写装置として、この構造を用いるとすると、
放熱能力を満足させるには、この最少肉厚dは1mm以下
で、好ましくは0.5mm以下であることが判明した。
一方、薄すぎると成形性が悪く欠陥が発生したり、使用
中に割れ等の問題がある。この薄肉部分には、ランナ部
20の突起が数多く設けられている。プラスチック部分
は、放熱部1a′内の貫通部21,22で結ばれている。この
ような構造にすることにより最少肉厚dが薄くても樹脂
が薄肉部を流れる距離が短かくなり、樹脂の流動性がよ
くなり成形することができた。しかし、この構造におい
てもdが0.1mm以下になると成形は困難であり、d≧0.1
mmであることが好ましいことが判明した。
この構成からなる投写装置の組立は、第1図の実施例と
ほぼ同等である。本実施例では放熱部1a′が冷却液16に
接触しないことから、インサートする放熱部1a′の黒色
塗装や、シール材接着を行う必要がない。
動作に関しても前述の実施例とほぼ同じである。放熱方
法が冷却液16から一端プラスチック部分に熱が伝達さ
れ、それから放熱部品1a′に熱伝導される。そして空気
に接触している部分1a′から熱が放熱される。
温度が上昇しても貫通部21,22により、プラスチック部
分と放熱部分のはがれに対する強度が補強されている。
従って冷却液16が漏れることはない。
各部品の材質は、前述実施例と同じものを使用した。部
品点数,組立工数低減等の効果も前実施例と同等であっ
た。
第9図は、第1図及び第6図の実施例におけるブラケッ
ト1と入射レンズ4aの固定方法を別の方法とした一実施
例を示す図である。
第9図(a)に示すようにブラケット1には入射レンズ
4aとの位置決めをするための凹部1e,Oリング用凹部1k,
熱カシメ用突起1lが設けてある。一方、入射レンズ4aに
は位置決め用凸部4a1および孔部4a2が設けてある。
固定方法は第9図(b)に示すようにOリング23をブラ
ケット凹部1kにはめこみ、その後、入射レンズ4aの孔部
4a2をブラケット突起1lに通す。そしてレンズ4aの凸部
をブラケット1の凹部1eに合わせて位置決めをする。
位置がきまったらブラケット1と入射レンズ4aを押さえ
てOリング23を圧縮する。その状態で超音波等によりブ
ラケット1の突起1lを溶解して第9図(c)に示すよう
なカシメにする。
第4図に示した接触面の溶着に比べるとOリングが増え
ているが、従来よりは押え板やネジ類は必要としないた
め部品低減となっている。
この熱カシメ方法はベローズ11の固定にも同様に使用で
きる。ベローズ11の場合、ベローズ自体がゴムのような
弾性体でできているため、Oリングは必要とせずに固定
できる。
また、超音波溶着や熱カシメ以外にも接着により固定を
行い、部品点数を低減することもできる。
第9図の実施例では、入射レンズ4aはブラケット1の冷
却液16側の面に固定しているが、第一実施例で述べたよ
うに、逆側の面に固定しても差し支えない。
また本実施例では高熱伝導材の放熱部は第10図(a)に
示すような直線フィン形状としたが、同じ直線フィンで
も第10図(b)のように先端が薄くなったフィンや、第
10図(c)のような突起フィンでも同じ効果が得られ
た。
また以上の実施例では放熱部1aあるいは1a′は1つの部
品で構成されていたが、第11図(a)の貫通方式、第11
図(b)の不貫通方式に示すようにパイプ24あるいは2
4′等を複数集めて放熱部1a,あるいは1a′を構成しても
差し支えない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、ブラケットをプラスチ
ック化し、高熱伝導材の放熱部をインサートすることに
より、放熱能力を維持したうえで、一体成形や溶着する
ことができるので、部品点数,組立工数の低減、組立精
度改善による画質向上,軽量化の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の投写装置を示す分解斜視
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図の
B−B断面図、第4図は第2図のC部拡大図、第5図は
C部の他の実施例を示す一部断面図、第6図は本発明の
他の実施例の投写装置を示す断面図、第7図は第6図の
D−D断面斜視図、第8図は第7図の断面図、第9図は
第2図中C部の他の実施例を示す一部断面図、第10図及
び第11図は、放熱板の他の実施例を示す一部断面図であ
る。 1……ブラケット、2……投写管 3……内側鏡筒、4a……入射レンズ 11……ベローズ、14……注入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/74 G (72)発明者 森 繁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 沼田 徹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 吉崎 功 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所横浜工場内 (56)参考文献 特開 昭59−68154(JP,A) 特開 昭58−154146(JP,A) 実開 昭62−65764(JP,U)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投写管と、該投写管の前面に配設されて投
    写管に最も近く配置された入射レンズを固定するブラケ
    ットと、前記投写管と前記入射レンズと前記ブラケット
    とに囲まれた空隙に充填される冷却液とを有するプロジ
    ェクションテレビ用投写装置において、 前記ブラケットはプラスチックにより作製され、該ブラ
    ケットの内側に前記入射レンズを液密的に固着するとと
    もに、前記ブラケットには複数のレンズをとりつけた内
    側鏡筒を、該鏡筒の軸線方向に位置調整可能にする鏡筒
    部が形成されていることを特徴とした投写装置。
  2. 【請求項2】前記ブラケットを形成するプラスチック材
    料はガラス繊維で強化されたポリフェニレンサルファイ
    ドであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    投写装置。
  3. 【請求項3】前記冷却液はエチレングリコール系の透明
    液体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の投写装置。
  4. 【請求項4】前記ブラケットと前記入射レンズの固着手
    段は、液密的に溶着、接着もしくは熱カシメであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の投写装置。
  5. 【請求項5】前記ブラケットのネジ部は、予め形成され
    たネジをインサート成形で形成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の投写装置。
  6. 【請求項6】前記プラスチックを黒色としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の投写装置。
  7. 【請求項7】投写管と、該投写管の前面に配設されて投
    写管に最も近く配置された入射レンズを固定するブラケ
    ットと、前記投写管と前記入射レンズと前記ブラケット
    とに囲まれた空隙に充填される冷却液とを有するプロジ
    ェクションテレビ用投写装置において、 前記ブラケットはプラスチックにより作製され、該ブラ
    ケットに前記入射レンズを液密的に固着するとともに、
    前記ブラケットに高熱伝導部材をインサート成形し、前
    記高熱伝導部材の一端部は前記冷却液に接触し、前記高
    熱伝導部材の他端部は外気に接触するように構成したこ
    とを特徴とした投写装置。
  8. 【請求項8】前記ブラケットを形成するプラスチック材
    料はガラス繊維で強化されたポリフェニレンサルファイ
    ドであることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    投写装置。
  9. 【請求項9】前記冷却液はエチレングリコール系の透明
    液体であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載
    の投写装置。
  10. 【請求項10】前記高熱伝導部材は銅又はアルミニウム
    であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の投
    写装置。
  11. 【請求項11】前記ブラケットと前記入射レンズの固着
    手段は、液密的に溶着、接着もしくは熱カシメであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の投写装置。
  12. 【請求項12】前記ブラケットのネジ部は、予め形成さ
    れたネジをインサート成形で形成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載の投写装置。
  13. 【請求項13】前記プラスチックを黒色としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載の投写装置。
  14. 【請求項14】投写管と、該投写管の前面に配設されて
    投写管に最も近く配置された入射レンズを固定するブラ
    ケットと、前記投写管と前記入射レンズと前記ブラケッ
    トとに囲まれた空隙に充填される冷却液とを有するプロ
    ジェクションテレビ用投写装置において、 前記ブラケットはプラスチックにより作製され、該ブラ
    ケットに高熱伝導部材をインサート成形するとともに、
    前記高熱伝導部材と前記冷却液との間のプラスチックの
    厚みdが1mm以下であることを特徴とした投写装置。
  15. 【請求項15】前記ブラケットを形成するプラスチック
    材料はガラス繊維で強化されたポリフェニレンサルファ
    イドであることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載
    の投写装置。
  16. 【請求項16】前記冷却液はエチレングリコール系の透
    明液体であることを特徴とする特許請求の範囲第14項記
    載の投写装置。
  17. 【請求項17】前記高熱伝導部材は銅又はアルミニウム
    であることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の投
    写装置。
  18. 【請求項18】前記ブラケットのネジ部は、予め形成さ
    れたネジをインサート成形で形成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第14項記載の投写装置。
  19. 【請求項19】前記プラスチックを黒色としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第14項記載の投写装置。
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