JPH0783147A - エンジンの始動装置 - Google Patents
エンジンの始動装置Info
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- JPH0783147A JPH0783147A JP23055193A JP23055193A JPH0783147A JP H0783147 A JPH0783147 A JP H0783147A JP 23055193 A JP23055193 A JP 23055193A JP 23055193 A JP23055193 A JP 23055193A JP H0783147 A JPH0783147 A JP H0783147A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flywheel
- crankshaft
- diameter portion
- starter
- engine
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】部品数の削減、重量の軽減、そしてクランクシ
ャフトベアリングに掛かる負担の軽減を図ったエンジン
の始動装置を提供するにある。 【構成】スタータモータ8から常時噛合う複数のギヤ8
b,21,26,27a,27b,28a,28bを介
してクランクシャフト13が作動連結されるエンジン1
において、上記クランクシャフト13の一端には大径部
19aと小径部19bとからなるフライホイール19が
固着され、上記フライホイール大径部19aを上記クラ
ンクシャフト13の中心C寄りに配置したものである。
ャフトベアリングに掛かる負担の軽減を図ったエンジン
の始動装置を提供するにある。 【構成】スタータモータ8から常時噛合う複数のギヤ8
b,21,26,27a,27b,28a,28bを介
してクランクシャフト13が作動連結されるエンジン1
において、上記クランクシャフト13の一端には大径部
19aと小径部19bとからなるフライホイール19が
固着され、上記フライホイール大径部19aを上記クラ
ンクシャフト13の中心C寄りに配置したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの始動装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】エンジンは、外部からクランクシャフト
を回して始動する必要があり、このために始動装置が装
備されている。例えば、自動二輪車のエンジン始動方式
には、電気式と機械式とがある。
を回して始動する必要があり、このために始動装置が装
備されている。例えば、自動二輪車のエンジン始動方式
には、電気式と機械式とがある。
【0003】電動式始動装置は、専ら四輪車に多用され
る電磁ピニオン摺動式と、自動二輪車に多用される常時
噛合式があり、図3にこの常時噛合式の電動式エンジン
始動装置の構造を示す。
る電磁ピニオン摺動式と、自動二輪車に多用される常時
噛合式があり、図3にこの常時噛合式の電動式エンジン
始動装置の構造を示す。
【0004】図3において、自動二輪車用エンジン1の
クランクケース3にボールベアリング14L,14Rに
より回転自在に支持されたクランクシャフト13は、そ
の図における左端部がマグネトカバー18に覆われたマ
グネト室9内に延出しており、このクランクシャフト1
3の左端部には充電装置の一部を構成するオルタネータ
15のフライホイールマグネト16が固着されている。
クランクケース3にボールベアリング14L,14Rに
より回転自在に支持されたクランクシャフト13は、そ
の図における左端部がマグネトカバー18に覆われたマ
グネト室9内に延出しており、このクランクシャフト1
3の左端部には充電装置の一部を構成するオルタネータ
15のフライホイールマグネト16が固着されている。
【0005】フライホイールマグネト16の右側にはフ
ライホイール19の大径部19aがリベット20等で固
着される。また、フライホイール小径部19bの右側に
はスタータギヤ21がメタルベアリング22を介してク
ランクシャフト13に支承されると共に、スタータクラ
ッチ23を介してフライホイール小径部19bにボルト
24等で固着されている。スタータクラッチ23は、ク
ランクシャフト13を正回転させる回転力のみをスター
タギヤ21からクランクシャフト13に伝達するように
構成されている。
ライホイール19の大径部19aがリベット20等で固
着される。また、フライホイール小径部19bの右側に
はスタータギヤ21がメタルベアリング22を介してク
ランクシャフト13に支承されると共に、スタータクラ
ッチ23を介してフライホイール小径部19bにボルト
24等で固着されている。スタータクラッチ23は、ク
ランクシャフト13を正回転させる回転力のみをスター
タギヤ21からクランクシャフト13に伝達するように
構成されている。
【0006】スタータクラッチ23は、その機能上クラ
ンクシャフト13との同軸度の確保が要求されるため、
フライホイール小径部19bに嵌合部25を設け、この
嵌合部25にスタータクラッチ23を密に嵌合してい
る。
ンクシャフト13との同軸度の確保が要求されるため、
フライホイール小径部19bに嵌合部25を設け、この
嵌合部25にスタータクラッチ23を密に嵌合してい
る。
【0007】スタータギヤ21は、スタータモータ8の
ピニオンギヤ8bに、第一アイドルギヤ26、トルクリ
ミッタのギヤ27a,27b、そして第二アイドルギヤ
28を介して作動連結している。そして、これらのギヤ
8b,21,26,27a,27b,28は常時噛合っ
ており、スタータモータ8の回転を減速してクランクシ
ャフト13に伝えるようになっている。
ピニオンギヤ8bに、第一アイドルギヤ26、トルクリ
ミッタのギヤ27a,27b、そして第二アイドルギヤ
28を介して作動連結している。そして、これらのギヤ
8b,21,26,27a,27b,28は常時噛合っ
ており、スタータモータ8の回転を減速してクランクシ
ャフト13に伝えるようになっている。
【0008】なお、トルクリミッタ27は、エンジン1
の始動時にキックバックが発生し、クランクシャフト1
3が一時的に強く逆回転した場合に、その逆回転力を緩
衝し、スタータモータ8に過大な逆負荷が加わって損傷
するのを防止する働きを持っている。
の始動時にキックバックが発生し、クランクシャフト1
3が一時的に強く逆回転した場合に、その逆回転力を緩
衝し、スタータモータ8に過大な逆負荷が加わって損傷
するのを防止する働きを持っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フライ
ホイール大径部19aをフライホイールマグネト16に
固着した場合、隣接する第二アイドルギヤ28はフライ
ホイール大径部19aの干渉を避けるように配置する必
要があり、その結果マグネトカバー18の合せ面と第二
アイドルギヤ28との間に隙間が生じるため、スペーサ
29を介在させる必要がある。
ホイール大径部19aをフライホイールマグネト16に
固着した場合、隣接する第二アイドルギヤ28はフライ
ホイール大径部19aの干渉を避けるように配置する必
要があり、その結果マグネトカバー18の合せ面と第二
アイドルギヤ28との間に隙間が生じるため、スペーサ
29を介在させる必要がある。
【0010】また、第二アイドルギヤ28をスペーサ2
9を介在させて配置すると隣接するトルクリミッタ27
のギヤ27bを大きくしなければならない。
9を介在させて配置すると隣接するトルクリミッタ27
のギヤ27bを大きくしなければならない。
【0011】さらに、第二アイドルギヤ28の外径はフ
ライホイール19の干渉を避けるように設定されるが、
このような制約を受けるようでは第二アイドルギヤ28
の歯数やモジュールの選択が制限され、好ましくない。
ライホイール19の干渉を避けるように設定されるが、
このような制約を受けるようでは第二アイドルギヤ28
の歯数やモジュールの選択が制限され、好ましくない。
【0012】さらにまた、フライホイール大径部19a
をフライホイールマグネト16に固着した場合、フライ
ホイールマグネト16とフライホイール19との合計重
心位置が左側ボールベアリング14Lから遠くに位置
し、エンジン1運転中の左側ボールベアリング14Lへ
の負荷が大きくなってしまう。そのため、左側ボールベ
アリング14Lを大型化しなければならない。
をフライホイールマグネト16に固着した場合、フライ
ホイールマグネト16とフライホイール19との合計重
心位置が左側ボールベアリング14Lから遠くに位置
し、エンジン1運転中の左側ボールベアリング14Lへ
の負荷が大きくなってしまう。そのため、左側ボールベ
アリング14Lを大型化しなければならない。
【0013】そして、スタータクラッチ23はフライホ
イール小径部19bに嵌合されるが、フライホイール1
9の外径の都合上、また、嵌合部25の必要上大型のス
タータクラッチを取付けられない。
イール小径部19bに嵌合されるが、フライホイール1
9の外径の都合上、また、嵌合部25の必要上大型のス
タータクラッチを取付けられない。
【0014】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、部品数の削減、重量の軽減、そしてクランクシ
ャフトベアリングに掛かる負担の軽減を図ったエンジン
の始動装置を提供することを目的とする。
もので、部品数の削減、重量の軽減、そしてクランクシ
ャフトベアリングに掛かる負担の軽減を図ったエンジン
の始動装置を提供することを目的とする。
【0015】この発明の他の目的は、大型のスタータク
ラッチの取付けが可能なエンジンの始動装置を提供する
にある。
ラッチの取付けが可能なエンジンの始動装置を提供する
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンジンの
始動装置は、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、スタータモータから常時噛合う複数
のギヤを介してクランクシャフトが作動連結されるエン
ジンにおいて、上記クランクシャフトの一端には大径部
と小径部とからなるフライホイールが固着され、上記フ
ライホイール大径部を上記クランクシャフトの中心寄り
に配置したものである。
始動装置は、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、スタータモータから常時噛合う複数
のギヤを介してクランクシャフトが作動連結されるエン
ジンにおいて、上記クランクシャフトの一端には大径部
と小径部とからなるフライホイールが固着され、上記フ
ライホイール大径部を上記クランクシャフトの中心寄り
に配置したものである。
【0017】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記フライホイール大径部に
スタータクラッチを嵌合したものである。
求項2に記載したように、上記フライホイール大径部に
スタータクラッチを嵌合したものである。
【0018】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、スター
タモータから常時噛合う複数のギヤを介してクランクシ
ャフトが作動連結されるエンジンにおいて、上記クラン
クシャフトの一端には大径部と小径部とからなるフライ
ホイールが固着され、上記フライホイール大径部を上記
クランクシャフトの中心寄りに配置したため、部品数の
削減、重量の軽減、そしてクランクシャフトベアリング
に掛かる負担の軽減が図れる。
タモータから常時噛合う複数のギヤを介してクランクシ
ャフトが作動連結されるエンジンにおいて、上記クラン
クシャフトの一端には大径部と小径部とからなるフライ
ホイールが固着され、上記フライホイール大径部を上記
クランクシャフトの中心寄りに配置したため、部品数の
削減、重量の軽減、そしてクランクシャフトベアリング
に掛かる負担の軽減が図れる。
【0019】また、上記フライホイール大径部にスター
タクラッチを嵌合したため、大型のスタータクラッチの
取付けが可能になる。
タクラッチを嵌合したため、大型のスタータクラッチの
取付けが可能になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0021】本発明は、各種エンジン全般の始動装置に
適用できるが、ここでは、自動二輪車用のエンジン始動
装置に適用した例を示す。また、この実施例における始
動装置の基本構成は従来のものと同じであることから、
双方に共通の構成部材には同一の符号を付する。
適用できるが、ここでは、自動二輪車用のエンジン始動
装置に適用した例を示す。また、この実施例における始
動装置の基本構成は従来のものと同じであることから、
双方に共通の構成部材には同一の符号を付する。
【0022】図1は、この発明を適用した自動二輪車用
エンジンの一例を示す概略側面図であり、図2は、図1
のA−A線に沿う断面図である。
エンジンの一例を示す概略側面図であり、図2は、図1
のA−A線に沿う断面図である。
【0023】図1において、エンジン1は、車体フレー
ム2の中央下部に搭載されており、主に、クランクケー
ス3、シリンダブロック4、シリンダヘッド5、そして
ヘッドカバー6とから外形が構成される。シリンダヘッ
ド5には、エンジン吸気系7を構成するキャブレータ7
aとエアクリーナ7bが接続される。
ム2の中央下部に搭載されており、主に、クランクケー
ス3、シリンダブロック4、シリンダヘッド5、そして
ヘッドカバー6とから外形が構成される。シリンダヘッ
ド5には、エンジン吸気系7を構成するキャブレータ7
aとエアクリーナ7bが接続される。
【0024】クランクケース3の後部上面にはスタータ
モータ8が配置され、また、クランクケース3の左側面
にはマグネト室9が配置される。そして、このマグネト
室9内にエンジン1の始動装置10が設けられる。
モータ8が配置され、また、クランクケース3の左側面
にはマグネト室9が配置される。そして、このマグネト
室9内にエンジン1の始動装置10が設けられる。
【0025】図2において、コンロッド11を介してピ
ストン12が接続されたクランクシャフト13は、クラ
ンクケース3に固着された左右一対のボールベアリング
14L,14Rにより回転自在に支持される。
ストン12が接続されたクランクシャフト13は、クラ
ンクケース3に固着された左右一対のボールベアリング
14L,14Rにより回転自在に支持される。
【0026】クランクシャフト13は、その図における
左端部がマグネト室9内に延出しており、このクランク
シャフト13の左端部には充電装置の一部を構成するオ
ルタネータ15のフライホイールマグネト16が固着さ
れる。また、オルタネータ15のステータ17が、マグ
ネト室9を覆うマグネトカバー18内側のフライホイー
ルマグネト16のマグネト部16aに対向する位置に設
けられる。
左端部がマグネト室9内に延出しており、このクランク
シャフト13の左端部には充電装置の一部を構成するオ
ルタネータ15のフライホイールマグネト16が固着さ
れる。また、オルタネータ15のステータ17が、マグ
ネト室9を覆うマグネトカバー18内側のフライホイー
ルマグネト16のマグネト部16aに対向する位置に設
けられる。
【0027】フライホイールマグネト16の図における
右側にはフライホイール19が配置される。フライホイ
ール19は、大径部19aおよび小径部19bから構成
される。フライホイール大径部19aはクランクシャフ
ト13の中心C寄りに配置され、フライホイール小径部
19bがリベット20等でフライホイールマグネト16
に固着される。
右側にはフライホイール19が配置される。フライホイ
ール19は、大径部19aおよび小径部19bから構成
される。フライホイール大径部19aはクランクシャフ
ト13の中心C寄りに配置され、フライホイール小径部
19bがリベット20等でフライホイールマグネト16
に固着される。
【0028】フライホイール19の右側にはエンジン始
動装置10の一部であるスタータギヤ21がメタルベア
リング22を介してクランクシャフト13に支承される
と共に、後述するスタータクラッチ23を介してフライ
ホイール大径部19aにボルト24等で固着される。
動装置10の一部であるスタータギヤ21がメタルベア
リング22を介してクランクシャフト13に支承される
と共に、後述するスタータクラッチ23を介してフライ
ホイール大径部19aにボルト24等で固着される。
【0029】フライホイール大径部19aには嵌合部2
5が形成され、この嵌合部25にエンジン始動装置10
の一部であるスタータクラッチ23が密に嵌合される。
スタータクラッチ23は、クランクシャフト13を正回
転させる回転力のみをスタータギヤ21からクランクシ
ャフト13に伝達するように構成される。
5が形成され、この嵌合部25にエンジン始動装置10
の一部であるスタータクラッチ23が密に嵌合される。
スタータクラッチ23は、クランクシャフト13を正回
転させる回転力のみをスタータギヤ21からクランクシ
ャフト13に伝達するように構成される。
【0030】一方、エンジン始動装置10の一部である
スタータモータ8の出力軸8aにはピニオンギヤ8bが
形成される。このピニオンギヤ8bは、隣接するエンジ
ン始動装置10の一部である第一アイドルギヤ26に作
動連結される。第一アイドルギヤ26のシャフト部26
aは、その一端がクランクケース3に、そして他端がマ
グネトカバー18の内側に回動自在に支承される。
スタータモータ8の出力軸8aにはピニオンギヤ8bが
形成される。このピニオンギヤ8bは、隣接するエンジ
ン始動装置10の一部である第一アイドルギヤ26に作
動連結される。第一アイドルギヤ26のシャフト部26
aは、その一端がクランクケース3に、そして他端がマ
グネトカバー18の内側に回動自在に支承される。
【0031】第一アイドルギヤ26の隣にはエンジン始
動装置10の一部であるトルクリミッタ27が配置され
る。このトルクリミッタ27は、減速大ギヤ27aを有
するリミッタ部と、減速小ギヤ27bとから構成され、
トルクリミッタ27のシャフト部27cは、その一端が
クランクケース3に、そして他端がマグネトカバー18
の内側に回動自在に支承される。また、減速大ギヤ27
aは、第一アイドルギヤ26に作動連結される。
動装置10の一部であるトルクリミッタ27が配置され
る。このトルクリミッタ27は、減速大ギヤ27aを有
するリミッタ部と、減速小ギヤ27bとから構成され、
トルクリミッタ27のシャフト部27cは、その一端が
クランクケース3に、そして他端がマグネトカバー18
の内側に回動自在に支承される。また、減速大ギヤ27
aは、第一アイドルギヤ26に作動連結される。
【0032】トルクリミッタ27は、エンジン1の始動
時にキックバックが発生し、クランクシャフト13が一
時的に強く逆回転した場合に、その逆回転力を緩衝し、
スタータモータ8に過大な逆負荷が加わって損傷するの
を防止する働きを持つ。
時にキックバックが発生し、クランクシャフト13が一
時的に強く逆回転した場合に、その逆回転力を緩衝し、
スタータモータ8に過大な逆負荷が加わって損傷するの
を防止する働きを持つ。
【0033】トルクリミッタ27の減速小ギヤ27b
は、隣接するエンジン始動装置10の一部である第二ア
イドルギヤ28の減速大ギヤ28aに作動連結される。
第二アイドルギヤ28の減速大ギヤ28aには減速小ギ
ヤ28bが併設される一方、第二アイドルギヤ28のシ
ャフト部28cは、その一端がクランクケース3に、ま
た、他端がマグネトカバー18の内側に回動自在に支承
される。そして、第二アイドルギヤ28の減速小ギヤ2
8bは、スタータギヤ21に作動連結される。
は、隣接するエンジン始動装置10の一部である第二ア
イドルギヤ28の減速大ギヤ28aに作動連結される。
第二アイドルギヤ28の減速大ギヤ28aには減速小ギ
ヤ28bが併設される一方、第二アイドルギヤ28のシ
ャフト部28cは、その一端がクランクケース3に、ま
た、他端がマグネトカバー18の内側に回動自在に支承
される。そして、第二アイドルギヤ28の減速小ギヤ2
8bは、スタータギヤ21に作動連結される。
【0034】次に、本実施例の作用について説明する。
【0035】本発明は、フライホイール大径部19aを
クランクシャフト13の中心C寄りに配置し、フライホ
イール小径部19bをフライホイールマグネト16に固
着したため、フライホイール大径部19aとフライホイ
ールマグネト16との間の空間、すなわちマグネトカバ
ー18の合せ面側に第二アイドルギヤ28の減速大ギヤ
28aを配置できる。その結果、従来マグネトカバー1
8の合せ面と第二アイドルギヤ28との間に介在したス
ペーサ29が排除でき、部品数が削減できる。
クランクシャフト13の中心C寄りに配置し、フライホ
イール小径部19bをフライホイールマグネト16に固
着したため、フライホイール大径部19aとフライホイ
ールマグネト16との間の空間、すなわちマグネトカバ
ー18の合せ面側に第二アイドルギヤ28の減速大ギヤ
28aを配置できる。その結果、従来マグネトカバー1
8の合せ面と第二アイドルギヤ28との間に介在したス
ペーサ29が排除でき、部品数が削減できる。
【0036】また、第二アイドルギヤ28の減速大ギヤ
28aをマグネトカバー18の合せ面側に配置すること
によりトルクリミッタ27の減速小ギヤ27bが小型化
でき、その結果、重量が軽減される。
28aをマグネトカバー18の合せ面側に配置すること
によりトルクリミッタ27の減速小ギヤ27bが小型化
でき、その結果、重量が軽減される。
【0037】さらに、第二アイドルギヤ28の減速大ギ
ヤ28aをマグネトカバー18の合せ面側に配置するこ
とにより第二アイドルギヤ28の歯数やモジュールの選
択自由度が増す。
ヤ28aをマグネトカバー18の合せ面側に配置するこ
とにより第二アイドルギヤ28の歯数やモジュールの選
択自由度が増す。
【0038】さらにまた、フライホイール大径部19a
をクランクシャフト13の中心C寄りに配置することに
よりフライホイール大径部19aが左側ボールベアリン
グ14Lに近接し、フライホイールマグネト16とフラ
イホイール19との合計重心位置が従来より左側ボール
ベアリング14L側に近付くため、エンジン1運転中の
左側ボールベアリング14Lへの負荷が低減される。よ
って左側ボールベアリング14Lが小型化可能になり、
また、信頼性も向上する。
をクランクシャフト13の中心C寄りに配置することに
よりフライホイール大径部19aが左側ボールベアリン
グ14Lに近接し、フライホイールマグネト16とフラ
イホイール19との合計重心位置が従来より左側ボール
ベアリング14L側に近付くため、エンジン1運転中の
左側ボールベアリング14Lへの負荷が低減される。よ
って左側ボールベアリング14Lが小型化可能になり、
また、信頼性も向上する。
【0039】そして、フライホイール小径部19bをフ
ライホイールマグネト16に固着したため、フライホイ
ール大径部19aにスタータクラッチ23の嵌合部25
が形成でき、その結果、大型のスタータクラッチ23が
容易に、そして確実に嵌合可能となる。また、フライホ
イール19の慣性モーメントを増減させることなく大型
のスタータクラッチ23が装備可能になることにより、
スタータモータ8からの伝達トルクの容量増に対応しや
すくなる(伝達容量選択の自由度が増す)一方、スター
タクラッチ23の信頼性も向上する。
ライホイールマグネト16に固着したため、フライホイ
ール大径部19aにスタータクラッチ23の嵌合部25
が形成でき、その結果、大型のスタータクラッチ23が
容易に、そして確実に嵌合可能となる。また、フライホ
イール19の慣性モーメントを増減させることなく大型
のスタータクラッチ23が装備可能になることにより、
スタータモータ8からの伝達トルクの容量増に対応しや
すくなる(伝達容量選択の自由度が増す)一方、スター
タクラッチ23の信頼性も向上する。
【0040】上述したエンジンの始動装置10は、主に
フライホイール19のレイアウトを変更するだけのもの
であり、始動装置10の他の部分を大きく変更する必要
がないため、コストアップを抑えながらも大きな効果が
得られる。
フライホイール19のレイアウトを変更するだけのもの
であり、始動装置10の他の部分を大きく変更する必要
がないため、コストアップを抑えながらも大きな効果が
得られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンの始動装置によれば、スタータモータから常時噛合
う複数のギヤを介してクランクシャフトが作動連結され
るエンジンにおいて、上記クランクシャフトの一端には
大径部と小径部とからなるフライホイールが固着され、
上記フライホイール大径部を上記クランクシャフトの中
心寄りに配置したため、部品数の削減、重量の軽減、そ
してクランクシャフトベアリングに掛かる負担の軽減が
図れる。
ジンの始動装置によれば、スタータモータから常時噛合
う複数のギヤを介してクランクシャフトが作動連結され
るエンジンにおいて、上記クランクシャフトの一端には
大径部と小径部とからなるフライホイールが固着され、
上記フライホイール大径部を上記クランクシャフトの中
心寄りに配置したため、部品数の削減、重量の軽減、そ
してクランクシャフトベアリングに掛かる負担の軽減が
図れる。
【0042】また、上記フライホイール大径部にスター
タクラッチを嵌合したため、大型のスタータクラッチの
取付けが可能になる。
タクラッチを嵌合したため、大型のスタータクラッチの
取付けが可能になる。
【図1】本発明に係るエンジンの始動装置の一実施例を
示す自動二輪車用エンジンの概略側面図。
示す自動二輪車用エンジンの概略側面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】従来の常時噛合式の電動式エンジン始動装置の
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
1 エンジン 3 クランクケース 8 スタータモータ(エンジン始動装置) 8a 出力軸 8b ピニオンギヤ 9 マグネト室 10 エンジン始動装置 13 クランクシャフト 14L,14R ボールベアリング(クランクシャフト
ベアリング) 16 フライホイールマグネト 18 マグネトカバー 19 フライホイール 19a大径部 19b小径部 21 スタータギヤ(エンジン始動装置) 23 スタータクラッチ(エンジン始動装置) 25 嵌合部 26 第一アイドルギヤ(エンジン始動装置) 27 トルクリミッタ(エンジン始動装置) 27a トルクリミッタの減速大ギヤ 27b トルクリミッタの減速小ギヤ 28 第二アイドルギヤ(エンジン始動装置) 28a 第二アイドルギヤの減速大ギヤ 28b 第二アイドルギヤの減速小ギヤ 29 スペーサ C クランクシャフトの中心
ベアリング) 16 フライホイールマグネト 18 マグネトカバー 19 フライホイール 19a大径部 19b小径部 21 スタータギヤ(エンジン始動装置) 23 スタータクラッチ(エンジン始動装置) 25 嵌合部 26 第一アイドルギヤ(エンジン始動装置) 27 トルクリミッタ(エンジン始動装置) 27a トルクリミッタの減速大ギヤ 27b トルクリミッタの減速小ギヤ 28 第二アイドルギヤ(エンジン始動装置) 28a 第二アイドルギヤの減速大ギヤ 28b 第二アイドルギヤの減速小ギヤ 29 スペーサ C クランクシャフトの中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16F 15/30
Claims (2)
- 【請求項1】 スタータモータから常時噛合う複数のギ
ヤを介してクランクシャフトが作動連結されるエンジン
において、上記クランクシャフトの一端には大径部と小
径部とからなるフライホイールが固着され、上記フライ
ホイール大径部を上記クランクシャフトの中心寄りに配
置したことを特徴とするエンジンの始動装置。 - 【請求項2】 上記フライホイール大径部にスタータク
ラッチを嵌合した請求項1記載のエンジンの始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23055193A JPH0783147A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | エンジンの始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23055193A JPH0783147A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | エンジンの始動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783147A true JPH0783147A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16909537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23055193A Pending JPH0783147A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | エンジンの始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783147A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5966985A (en) * | 1996-10-22 | 1999-10-19 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Engine starter |
| JP2014227970A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | スズキ株式会社 | 自動二輪車用エンジン |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP23055193A patent/JPH0783147A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5966985A (en) * | 1996-10-22 | 1999-10-19 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Engine starter |
| JP2014227970A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | スズキ株式会社 | 自動二輪車用エンジン |
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