JPH07831B2 - 銅膜の製造方法 - Google Patents
銅膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH07831B2 JPH07831B2 JP13490086A JP13490086A JPH07831B2 JP H07831 B2 JPH07831 B2 JP H07831B2 JP 13490086 A JP13490086 A JP 13490086A JP 13490086 A JP13490086 A JP 13490086A JP H07831 B2 JPH07831 B2 JP H07831B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- alloy film
- glass substrate
- weight
- copper film
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、銅膜の製造方法に関する。
[従来の技術] 一般にガラス基板に金属元素を真空蒸着した場合、その
接着力はAu、Ag等の酸化され難い金属では小さく、Cr、
Ni-Cr、Ti、Mn等の酸化され易い金属では大きい。銅は
これらの元素の中間の接着強度を有している。このため
ガラス基板に銅を高い強度で接着したい場合、ガラス基
板の表面に一旦接着力の大きいCr蒸着層等の下地層を形
成し、その上に銅を蒸着することが行なわれている。し
かしながら、このような方法によるものでは下地層を余
分に形成するため、生産性、経済性が悪い欠点が有る。
接着力はAu、Ag等の酸化され難い金属では小さく、Cr、
Ni-Cr、Ti、Mn等の酸化され易い金属では大きい。銅は
これらの元素の中間の接着強度を有している。このため
ガラス基板に銅を高い強度で接着したい場合、ガラス基
板の表面に一旦接着力の大きいCr蒸着層等の下地層を形
成し、その上に銅を蒸着することが行なわれている。し
かしながら、このような方法によるものでは下地層を余
分に形成するため、生産性、経済性が悪い欠点が有る。
そこで、余分な下地層を形成せずに銅蒸着層の接着強度
を高める手段として、基板温度を高くして抵抗加熱や電
子銃による銅の真空蒸着が行なわれている。
を高める手段として、基板温度を高くして抵抗加熱や電
子銃による銅の真空蒸着が行なわれている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、抵抗加熱や電子銃によって銅を蒸発させ
て真空蒸着を行なうものでは、排気ガスの流量の変化に
よって真空度が変動し、均一な膜厚の銅膜を安定して形
成することが難しい。また、基板温度を高くして蒸着を
行なうものは、基板構成物質に十分な耐熱性がない場合
は採用できない。更に、真空蒸着プロセスの観点から蒸
着の際の温度は低い方が好ましい。
て真空蒸着を行なうものでは、排気ガスの流量の変化に
よって真空度が変動し、均一な膜厚の銅膜を安定して形
成することが難しい。また、基板温度を高くして蒸着を
行なうものは、基板構成物質に十分な耐熱性がない場合
は採用できない。更に、真空蒸着プロセスの観点から蒸
着の際の温度は低い方が好ましい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ガラ
ス基板上に全く下地層を形成せずに、しかも、低温で銅
を十分に高い接着力の下に容易に蒸着させることができ
る銅膜の製造方法を提供するものである。
ス基板上に全く下地層を形成せずに、しかも、低温で銅
を十分に高い接着力の下に容易に蒸着させることができ
る銅膜の製造方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、被蒸着体のガラス基板に1重量%以上のAlを
含有した銅からなるターゲットを使用してスパッタリン
グによってCu-Al合金膜を形成することを特徴とするCu-
Al合金膜の製造方法である。
含有した銅からなるターゲットを使用してスパッタリン
グによってCu-Al合金膜を形成することを特徴とするCu-
Al合金膜の製造方法である。
ここで、本発明は、各種電極及び導体配線、印刷回路や
フレキシブル印刷回路の形成等に適用できるものであ
る。
フレキシブル印刷回路の形成等に適用できるものであ
る。
また、ターゲットを構成する銅中のAlの量は、1〜10重
量%の範囲に設定するのがが好ましい。Alの量を1重量
%以上とするのは、図に示す銅膜の接着強度とCu中のAl
の量との関係の特性線Iから明らかなように、Alの量が
1重量%を越える当りから十分な接着強度が得られるこ
とが実験的に確認されているからである。Alの量を10重
量%未満とするのは、この値を越えると銅膜としての性
質(例えば表面反射率、エッチング液に対する溶解性)
が失われるという実情を考慮したものである。かかる銅
膜の性質の変化を十分に考慮したものであれば、10重量
%以上の値であっても良いことは勿論である。
量%の範囲に設定するのがが好ましい。Alの量を1重量
%以上とするのは、図に示す銅膜の接着強度とCu中のAl
の量との関係の特性線Iから明らかなように、Alの量が
1重量%を越える当りから十分な接着強度が得られるこ
とが実験的に確認されているからである。Alの量を10重
量%未満とするのは、この値を越えると銅膜としての性
質(例えば表面反射率、エッチング液に対する溶解性)
が失われるという実情を考慮したものである。かかる銅
膜の性質の変化を十分に考慮したものであれば、10重量
%以上の値であっても良いことは勿論である。
[作用] 本発明にかかるCu-Al合金膜の製造方法によれば、ガラ
ス基板に1重量%以上のAlを含有した銅からなるターゲ
ットを使用してスパッタリングによってCu-Al合金膜を
形成するので、ガラス基板上に全く下地層を形成せず
に、しかも、低温で銅を十分に高い接着力の下に容易に
蒸着させることができる。
ス基板に1重量%以上のAlを含有した銅からなるターゲ
ットを使用してスパッタリングによってCu-Al合金膜を
形成するので、ガラス基板上に全く下地層を形成せず
に、しかも、低温で銅を十分に高い接着力の下に容易に
蒸着させることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
3インチΦ×1.6mmの高ガラス転移点ガラス(コーニン
グ社商品名、ソーダーライム7056、)からなるガラス基
板をクロム酸混合液に浸漬後、純水ですすぎ純水をしな
がらスポンジで擦って洗浄して自動乾燥した。このよう
に前処理を施したガラス基板を回転式のドーム状基板ホ
ルダを備えたスパッタ装置(CNC社商品名AST-601,DC平
板2極スパッタ装置)に設置し、通常の排気操作で8×
10-6Torrの減圧状態に設定して下記の条件でスパッタリ
ングを行ない、厚さ1μのCu-Al合金膜を形成した。
グ社商品名、ソーダーライム7056、)からなるガラス基
板をクロム酸混合液に浸漬後、純水ですすぎ純水をしな
がらスポンジで擦って洗浄して自動乾燥した。このよう
に前処理を施したガラス基板を回転式のドーム状基板ホ
ルダを備えたスパッタ装置(CNC社商品名AST-601,DC平
板2極スパッタ装置)に設置し、通常の排気操作で8×
10-6Torrの減圧状態に設定して下記の条件でスパッタリ
ングを行ない、厚さ1μのCu-Al合金膜を形成した。
このように形成したCu-Al合金膜の接着強度を調べるた
めにセロテープによる剥離テストを行ったところ、基板
温度が100℃、200℃のいずれの場合も膜剥がれを起こさ
ず十分に高い接着力を有していることが分った。
めにセロテープによる剥離テストを行ったところ、基板
温度が100℃、200℃のいずれの場合も膜剥がれを起こさ
ず十分に高い接着力を有していることが分った。
また、前述のCu-Al合金膜を5mm口の微細パターンにして
加重テストを行なったところ、第1図に示すように600
(Kg/cm2)以上の値であり極めて良好な結果であること
が分った。
加重テストを行なったところ、第1図に示すように600
(Kg/cm2)以上の値であり極めて良好な結果であること
が分った。
記 作業時の真空度 4×10-4Torr 回転数 20/分RPM 設定温度 90℃ 10分 スパッタリング時間 30〜35分 ターゲット 8インチ×6mm ターゲット材質 Cu+Al(1〜10%) [発明の効果] 以上説明した如く、本発明にかかるCu-Al合金膜の製造
方法によれば、ガラス基板上に何ら下地層を形成せず
に、しかも、低温で銅を十分に高い接着力の下に容易に
蒸着させることができるものである。
方法によれば、ガラス基板上に何ら下地層を形成せず
に、しかも、低温で銅を十分に高い接着力の下に容易に
蒸着させることができるものである。
第1図は、Cu-Al合金膜の接着強度とCu中のAlの量との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】被蒸着体のガラス基盤に1重量%以上のAl
を含有した銅からなるターゲットを使用してスパッタリ
ングによってCu-Al合金膜を形成することを特徴とするC
u-Al合金膜の製造方法。 - 【請求項2】ターゲットを構成する銅中に1〜10重量%
のAlが含有していることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載のCu-Al合金膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13490086A JPH07831B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 銅膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13490086A JPH07831B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 銅膜の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62294167A JPS62294167A (ja) | 1987-12-21 |
| JPH07831B2 true JPH07831B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=15139145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13490086A Expired - Lifetime JPH07831B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 銅膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07831B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008030368A1 (en) * | 2006-09-08 | 2008-03-13 | Tosoh Smd, Inc. | Copper sputtering target with fine grain size and high electromigration resistance and methods of making the same |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP13490086A patent/JPH07831B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62294167A (ja) | 1987-12-21 |
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