JPH0783496B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH0783496B2
JPH0783496B2 JP2009128A JP912890A JPH0783496B2 JP H0783496 B2 JPH0783496 B2 JP H0783496B2 JP 2009128 A JP2009128 A JP 2009128A JP 912890 A JP912890 A JP 912890A JP H0783496 B2 JPH0783496 B2 JP H0783496B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低域変換カラー記録方式のヘリカルスキャン
ビデオテープレコーダに関する。
〔従来の技術〕
一般に、低域変換カラー記録方式のヘリカルスキャンビ
デオテープレコーダにおいては、ビデオテープの各トラ
ック毎に低域変換カラー信号の位相を、所定の規則に基
いて変更する(1H毎に90度ずつ所定方向にローテーショ
ンする)ことにより、隣接するトラック間でカラー信号
のスペクトラムが重なり合わないようにして、クロスト
ーク妨害を除去している。そして、低域変換カラー信号
位相の変更方向(ローテーション方向)を指定するカラ
ー位相処理制御信号として、外周に巻付られたビデオテ
ープに信号を記録再生するドラムの回転位相の変化に応
じて状態(信号レベル)が変化するドラムフリップフロ
ップ信号(以下、DFF信号と略称)を使用している。
DFF信号は、ドラムサーボのゆらぎ、再生時のトラッキ
ング調整、ならびに記録および再生時のドラムサーボロ
ック位相の微妙なずれ等により、ビデオ信号の垂直同期
信号に対して若干の位相ずれを発生する。従って、カラ
ー位相処理制御信号の状態変化点すなわちローテーショ
ン方向指示の切換点が変動してしまう。
このような問題点を解決するために、DFF信号と、ビデ
オ信号に含まれる同期信号とを受けて、同期信号に対し
て所定のタイミングで状態が変化するように調整したDF
F信号をカラー位相処理制御信号として記録時および再
生時に使用するカラー位相処理制御方式が提案されてい
る。
ところで、現在、カラー位相変更規則の切換点すなわち
カラー位相処理制御信号の状態変化点(遷移点)におけ
る処理切換方式には、第7図に示されているように、切
換直前の最後の位相からローテーションを反転する「そ
の場反転」方式と、リセット位相を持ち、切換直後に一
度その位相にリセットしてからローテーションを反転す
る「リセット反転」方式とがある。
第8図は、ビデオテープの記録側と再生側のカラー位相
処理装置の従来の構成例を示す。この図に示すように、
ビデオテープ200の記録側および再生側には、それぞれ
記録カラー位相処理回路202および再生カラー位相処理
回路204が設けられている。記録カラー位相処理回路202
と再生カラー位相処理回路204は、正反対の処理を行
い、カラー位相を元に戻す。さらに、1H遅延回路206と
加算回路208とから成るくし形フィルタは、再生カラー
位相処理回路204の出力と、この出力を1水平走査期間
(1H)遅延させる1H遅延回路206の出力とを加算して、
クロストークをキャンセルする。
第9図は、記録時に「リセット反転」方式を使用してカ
ラー位相変更規則を切換え(すなわち、カラー位相処理
制御を切換え)、再生時に「その場反転」方式を使用し
てカラー位相変更規則を切換え(すなわち、カラー位相
処理制御を切換え)、しかも記録時と再生時の切換点を
一致させたときの記録カラー位相処理回路202の出力、
再生カラー位相処理回路204の出力および加算回路208の
出力等を示す。
すなわち、記録カラー位相処理回路202は、低域変換カ
ラー信号の位相(以下単にカラー位相という)S11を、1
H毎に90度ずつローテーションしてカラー位相S12とし、
磁気テープ200に記憶させる。このローテーションの方
向は記録カラー位相処理制御信号に対応して1フィール
ド毎に所定のタイミングで切換えられる。
磁気テープ200から再生された信号のカラー位相S13は、
再生カラー位相処理回路204において、再生カラー位相
処理制御信号に対応して元のカラー位相S14に戻され
る。
カラー位相S14は1H遅延回路206により1H遅延されたカラ
ー位相S16と加算器208において加算され、カラー位相S1
6となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記提案されているカラー位相処理制御方式では、記録
および再生の双方にこの方式を採用した場合(すなわち
同一装置での記録再生、及びこの方式の互換再生の場
合)以外は、カラー位相処理制御の切換点がずれ、再生
時に色ずれや色消えが発生する。
また、記録時と再生時のカラー位相処理切換方式が異な
ると、切換点が一致していても第9図に示すように色ず
れが生じる。
本発明の目的は、カラー位相変更規則の切換点すなわち
カラー位相処理制御の切換点が記録時と再生時でずれて
も、色ずれや色消えの発生を防止するビデオテープレコ
ーダを提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、記録時と再生時のカラー位相処理
切換方式が異なっていても、色ずれの発生を防止するビ
デオテープレコーダを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に記載のビデオテープレコーダは、各トラック
毎に低域変換カラー信号の位相を所定の規則に基いて変
更することにより、隣接するトラック間でカラー信号の
スペクトラムが重なり合わないようにしたビデオテープ
レコーダにおいて、再生時、低域変換カラー信号の位相
を所定の規則に基づいて変更して、元の位相を有する再
生カラー信号を出力する再生カラー位相処理手段と、記
録時の所定の規則の切換点と再生時の所定の規則の切換
点とのずれにより再生時に生じる再生カラー信号の位相
のエラーを検出する検出手段と、検出手段から出力され
る位相カラーの検出信号に応じて再生カラー信号の位相
を補正する制御補正手段と、制御補正手段から出力され
る再生カラー信号をくし形フィルタ処理してそのクロス
トークを相殺する相殺手段とを備える。
請求項2に記載のビデオテープレコーダは、制御補正手
段は、再生ビデオ信号から得られる垂直同期信号に関係
づけられた一定期間を設定るタイミング手段と、一定期
間の間だけ、位相エラー検出信号を取り出すゲート手段
とを備える。
請求項3に記載のビデオテープレコーダは、複数のビデ
オ再生ヘッドと、これらのヘッド出力を切換えてビデオ
再生回路に供給するヘッドスイッチング回路と、外周に
巻付られたテープから信号を再生するドラムの回転位相
の変化に応じて状態が変化するドラムフリップフロップ
信号の状態変化点を、一定期間の範囲より後の位置まで
ずらせるように調整したドラムフリップフロップ信号
を、ヘッドスイッチング回路にヘッド切換制御信号とし
て供給するヘッド切換制御回路とをさらに有する。
請求項4に記載のビデオテープレコーダは、ゲート手段
は、一定期間内の最初の位相エラーのみを取り出し、制
御補正手段は、エラー検出信号発生時点からヘッド切換
制御信号の発生時点まで一定の規則に従って再生カラー
位相を補正することを特徴とする。
〔作 用〕
請求項1に記載のビデオテープレコーダにおいては、カ
ラー位相のエラーを検出して正しい位相に補正するの
で、色消えや色ずれの発生を防止できる。
請求項2に記載のビデオテープレコーダにおいては、垂
直同期信号に関係づけられた一定期間の間だけ位相エラ
ー検出信号を取り出すことができる。
請求項3に記載のビデオテープレコーダにおいては、再
生ヘッドの切換えを位相エラー検出後にシフトできるの
で、カラー位相補正中にヘッドが切換ってしまうことが
なくなる。
請求項4に記載のビデオテープレコーダにおいては、最
初に検出された位相エラーを使用するだけで、後は一定
の規則に従って補正を行うので、最初の位相エラー補正
だけが遅延するだけである。
〔実施例〕
第1図は、本発明によるビデオテープレコーダの一実施
例の構成を示す。この実施例は記録および再生が「その
場反転」方式で行われる場合の例である。再生カラー位
相処理回路4は、第8図の従来の再生カラー位相処理回
路204と同じ機能を有し、再生低域変換カラー信号およ
び位相ローテーション方向を指示する再生カラー位相処
理制御信号を受け、低域変換カラー信号の位相を上述し
た場合と同様に所定の規則に基いて、カラー位相処理制
御信号が指示するローテーション方向に変更する。すな
わち、再生カラー位相処理回路4は、例えば再生低域変
換カラー信号の位相が1水平走査期間(1H)毎に左回り
(または右回り)に90度ずつ回転しており、且つ、再生
カラー位相処理制御信号が左回り(または右回り)を指
示していれば、カラー信号の位相をすべてその元の位相
に戻す。すなわち、カラー信号の位相を記録カラー信号
処理により変更される前の元の位相に戻す。この再生カ
ラー位相処理回路4が再生カラー位相処理手段を構成す
る。
カラー位相調整装置5は、再生カラー位相処理回路4の
出力を受けて、記録時のカラー位相処理制御信号の切換
点、すなわち記録時のカラー位相変更規則の切換点と、
再生時のカラー位相処理制御信号の切換点、すなわち再
生時のカラー位相変更規則の切換点とのずれにより、再
生時に生じる再生カラー位相のエラーを検出する検出回
路50と、検出手段を構成するこの検出回路50から出力さ
れる位相エラー検出信号を受けて、所定論理に従って補
正制御信号を出力する制御回路60と、この制御回路60か
ら出力される補正制御信号に従って再生カラー位相処理
回路4の出力の再生カラー信号の位相を補正する補正回
路70とを有する。
制御回路60と補正回路70が制御補正手段を構成してい
る。
カラー位相調整装置5の配設位置は、再生低域変換カラ
ー信号を、例えば3.58MHzに変換し、カラー位相処理を
行った後の位置であって、くし形フィルタ処理によるク
ロストークの相殺を行う前の位置でなければならない。
くし形フィルタ処理を行うと、位相エラーのあるライン
が前後のラインと加算され、色相がずれたり、レベルが
小さくなったりして、位相エラーを検出できなくなって
しまうからである。従って、カラー位相調整装置5は、
第1図に示されているように、再生カラー位相処理回路
4の次段であって、1H遅延回路6と加算回路8とからな
る再生くし形フィルタ(相殺手段を構成する)の前段に
接続される。なお、1H遅延回路6および加算回路8の機
能は、第8図に示された1H遅延回路206および加算回路2
08と同じである。
第2図は、第1図に示された検出回路50、制御回路60、
および補正回路70の具体的構成例を示す。検出回路50
は、再生カラー位相処理回路4の出力信号S1を、図示せ
ぬ基準発振回路から供給される3.58MHzのカラー副搬送
波fscと比較することにより出力信号S1(第3図)を位
相検波する位相検波回路52を有している。位相検波回路
52の出力S3(第3図)は、信号S1の位相がずれていない
ときにはローレベルであり、信号S1の位相が180度ずれ
ているときには、すなわち位相エラーがあるときにはハ
イレベルとなる。位相検波回路52の出力は、検出回路50
内の低域通過フィルタ(LPF)54およびコンパレータ56
を介して制御回路60に設けられたラッチ62のデータ入力
に接続されている。ローパスフィルタ54は不用な高域成
分を除去し、コンパレータ56はローパスフィルタ54から
の信号を所定の基準電圧と比較し、波形整形するもので
ある。
制御回路60は、第1タイマ61、ラッチ62、垂直同期信号
(V−SYNC)検出回路63、第2タイマ64、ゲート65およ
びトグル回路66とから成る。第1タイマ61は、再生複合
同期(C−SYNC)信号を受けて、カラーバーストのセン
タのパルスS4(第3図)をラッチ62のクロック入力に供
給する。ラッチ62は、検出回路50から入力される位相エ
ラー検出信号(信号S3の波形整形信号)、クロック入力
パルスS4のタイミングでラッチし、そのラッチパルスS5
(第3図)をQ出力から発生する。
垂直同期信号検出回路63は、再生C−SYNC信号から垂直
同期信号を検出する。第2タイマ64は、垂直同期信号検
出回路63によって検出された垂直同期信号を受けて、1
フィールドに1回、所定のタイミングで、例えば10.5H
乃至3.0H(Hは水平走査期間)の幅のゲートパルスS6
(第3図)を出力する。垂直同期信号検出回路63と第2
タイマ64がタイミング手段を構成している。
ゲート65は、ラッチ62のQ出力S5と第2タイマ64から出
力されるゲートパルスS6とを受けて、ゲートパルスS6で
ラッチ62の出力S5が最初にハイレベルになってからゲー
トパルスS6の後エッジまでハイレベルとするゲート出力
S7(第3図)を発生する。トグル回路66はゲート65の出
力S7と再生C−SYNC信号中の水平同期信号の入力を受け
て、出力S7のハイレベルへのエッジで高レベルに反転
し、その後水平同期信号が入力される毎に反転する出力
S8(第3図)を発生する。
トグル回路66のハイレベル出力信号S8は、再生カラー位
相処理出力S1を180度移相すべきことを示す補正制御信
号であり、ローレベルの出力信号S8は、再生カラー位相
処理出力S1の位相を変更する必要がないことを示す補正
制御信号である。
補正回路70は、再生カラー位相処理出力S1の位相を変更
せずそのまま出力する0度移相器71と、再生カラー位相
処理出力S1の位相を90度移相する90度移相器72と、再生
カラー位相処理出力S1の位相を180度移相する180度移相
器73と、再生カラー位相処理出力S1の位相を270度移相
する270度移相器74と、制御回路60から供給される補正
制御信号S8に応じて4つの移相器71、72、73および74の
いずれか1つを選択するスイッチ75とを備えている。
スイッチ75は、制御回路60すなわちトグル回路66からハ
イレベルの補正制御信号S8を受けたときには、180度移
相器73を選択し、ローレベルの補正制御信号S8を受けた
ときには0度移相器71を選択する。
第3図は、第1図および第2図に示された実施例が、垂
直同期信号の6.5H手前の位置で記録カラー位相処理制御
信号が切換って記録が行われたビデオテープを、垂直同
期信号の3.0H手前の位置で再生カラー位相処理制御信号
が切換る再生装置で再生した場合の各部の信号波形を示
す。
記録カラー処理制御信号および再生カラー位相処理制御
信号がともに切換っていないときには、再生カラー位相
処理出力S1に位相エラーはなく、位相検波回路52の出力
S3はローレベルを維持する。
記録カラー処理制御信号が切換っているのに、再生カラ
ー位相処理制御信号が切換っていないと、再生カラー位
相処理出力S1に位相エラーが生じ、位相検波回路52の出
力S3がハイレベルとなり、トグル回路66の出力S8がハイ
レベルとなって、制御回路60は再生カラー位相処理出力
S1の位相を180度移相すべきことを示す補正制御信号を
出力する。これに応じて、スイッチ70は、180度移相器7
3を選択する。
次の水平走査期間ではトグル回路66の出力S8がローレベ
ルとなって、制御回路60は再生カラー位相処理出力S1の
位相をそのままにすべきことを示す補正制御信号を出力
する。これに応じて、スイッチ70は、0度移相器71を選
択する。
上述の実施例において、1水平走査期間(1H)毎に位相
エラーを検出し補正するのではなく、最初の位相エラー
のみを検出し、その後一定の規則に従って補正する(す
なわち、1水平走査期間おきに同じ位相エラーがあるも
のとして補正する)ようにしたのは、次の(1)および
(2)の理由による。
(1)の理由 位相検出は、バーストセンターで行うため、第4図に示
すようにバーストの半分(約1.1μsec)の遅延が生じ
る。これに対処するには、第5図に示すように、1μse
c程度のイコライザ(EQ)90を補正回路70の前後に入れ
なければならず、コストおよび性能の面で実用的でな
い。
(2)の理由 第3図に及び第6図の上段に示されているように、記録
時「その場反転」方式で再生時「その場反転」方式の場
合、記録時と再生時のカラー位相処理制御信号の切換点
がずれたとき、そのずれの期間の位相エラーは、「180
度、0度、180度」というように1水平走査期間おきに
同一の位相エラーが現われる。
このように、同一位相エラーが1水平走査期間おきに現
われるのは、記録時「その場反転」方式で再生時「その
場反転」方式の場合だけではない。
例えば第6図の中段に示されているように、記録時「リ
セット反転」方式で再生時「その場反転」方式の場合は
「90度、270度、90度」というように1水平走査期間お
きに同一位相エラーが現われる。また第6図の下段に示
されているように、記録時「リセット反転」方式で再生
時「その場反転」方式の場合は「270度、90度、270度」
というように1水平走査期間おきに同一位相エラーが現
われる場合もある。すなわち、再生時画面内でカラー位
相処理制御信号(ローテーション方向)を切換えなけれ
ば、切換えにどのような方式を採用していても、最初の
エラーから1水平走査期間おきに反転するエラーが現わ
れる。
上記(2)から明らかなように、最初に現われるエラー
の位相とその位置を知ることにより、そこから再生カラ
ー位相処理制御信号の切換点まで1水平走査期間おきに
位相を反転させるという規則で補正を行えば、最初の1
水平走査期間の検出遅延の問題は残るが、上記(1)の
問題は解決できる。カラーテレビジョン等の自動位相制
御装置(APC)は、1水平走査期間のバーストエラーに
追従するほど応答が速くないため、最初の1水平走査期
間の半分補正が遅れたとしても、実用上殆んど問題はな
い。
なお、第1図および第2図の実施例で、ゲート信号S7を
設定しているのは、カラー位相制御信号の切換点(6.5
±1.5H)の付近でしか実施例が動作しないようにして誤
動作を防止するためである。
また、第1図、第2図および第3図に示された実施例
は、記録時「その場反転」方式で再生時「その場反転」
方式である場合に本発明を適用したものなので、補正制
御信号S8がローレベルのときスイッチ75が0度移相器71
を選択し、補正制御信号S8がハイレベルのときスイッチ
75が180度移相器73を選択しているが、第6図の中段に
示す記録時「リセット反転」方式で再生時「その場反
転」方式の場合には、補正制御信号S8がローレベルのと
きにはスイッチ75が270度移相器74を選択し、補正制御
信号S8がハイレベルのときにはスイッチ75が90度移相器
72を選択するようにすればよい。また第6図下段の記録
時「リセット反転」方式で再生時「その場反転」方式の
場合には、補正制御信号がローレベルのときにはスイッ
チ75が90度移相器72を選択し、補正制御信号がハイレベ
ルのときにはスイッチ75が270度移相器74を選択するよ
うにすればよい。
尚、複数のビデオ再生ヘッドと、これらのヘッド出力を
切換えてビデオ再生回路に供給するヘッドスイッチング
回路(いずれも図示せず)とを有するビデオテープレコ
ーダにおいては、外周に巻付られたビデオテープから信
号を再生するドラムの回転位相の変化に応じて状態が変
化するドラムフリップフロップの状態変化点を、第3図
のゲート出力S7で設定される期間(この期間は再生カラ
ー位相処理制御信号の切換点で終了する)より後の位置
までずらせるように調整したドラムフリップフロップ信
号を、上記ヘッドスイッチング回路にヘッド切換制御信
号として供給するヘッド切換制御回路を設けることが好
ましい。こうすることにより、位相エラー補正期間中に
ビデオヘッドの切換えが行われなくなり、誤動作を防止
できる。
また、このようなヘッド切換制御回路が設けられるとき
には、位相エラーの補正はヘッド切換制御信号の発生時
点まで縦続されるのが好ましい。
〔発明の効果〕
請求項1に記載のビデオテープレコーダによれば、記録
時のカラー位相変更規則の切換点と再生時のカラー位相
変更規則の切換点とがずれていても、また、記録時と再
生時のカラー位相変更規則切換方式が異なっていても、
位相エラーを正確に検出してこれを補正でき、色ずれお
よび色消えを防止できる。
請求項2に記載のビデオテープレコーダによれば、カラ
ー位相制御信号の切換点付近のみの位相エラーを検出で
き誤動作を防止できる。
請求項3に記載のビデオテープレコーダによれば、位相
エラー補正期間内でビデオヘッドの切換えは行われなく
なり、誤動作を防止できる。
請求項4に記載のビデオテープレコーダによれば、位相
エラー補正の遅延が最初の位相エラーのみにとどめるこ
とができるとともに、ハードウェアを簡単にできコスト
を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のビデオテープレコーダの一実施例の
構成を示すブロック図、第2図は、第1図の検出回路5
0、制御回路60および補正回路70の具体的構成例を示す
ブロック図、第3図は、第2図の各部の信号の波形図、
第4図は、第3図の検出回路50の遅延の説明図、第5図
は、第4図に示された遅延に対処するための構成例を示
すブロック図、第6図は、種々の切換方式を採用した場
合の位相エラーパターン例を示すタイミングチャート、
第7図は、カラー位相処理の切換えのための「その場反
転」方式と「リセット反転」方式の説明図、第8図は、
従来の記録側および再生側のビデオテープレコーダの構
成例を示すブロック図、第9図は、第8図の各部の信号
のベクトル図である。 5……カラー位相調整装置、50……検出回路、52……位
相検波回路、60……制御回路、61,64……タイマ、62…
…ラッチ、63……垂直同期信号検出回路、65……ゲー
ト、66……トグル回路、70……補正回路、71,72,73,74
……0度,90度,180度、270度移相器、75……スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各トラック毎に低域変換カラー信号の位相
    を所定の規則に基いて変更することにより、隣接するト
    ラック間でカラー信号のスペクトラムが重なり合わない
    ようにしたビデオテープレコーダにおいて、 再生時、前記低域変換カラー信号の位相を前記所定の規
    則に基づいて変更して、元の位相を有する再生カラー信
    号を出力する再生カラー位相処理手段と、 記録時の前記所定の規則の切換点と再生時の前記所定の
    規則の切換点とのずれにより再生時に生じる前記再生カ
    ラー信号の位相のエラーを検出する検出手段と、 前記検出手段から出力される位相エラーの検出信号に応
    じて前記再生カラー信号の位相を補正する制御補正手段
    と、 前記制御補正手段から出力される再生カラー信号をくし
    形フィルタ処理してそのクロストークを相殺する相殺手
    段と、 を備えるビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】前記制御補正手段は、再生ビデオ信号から
    得られる垂直同期信号に関係づけられた一定期間を設定
    するタイミング手段と、前記一定期間の間だけ、前記位
    相エラー検出信号を取り出すゲート手段とを備えること
    を特徴とする請求項(1)に記載のビデオテープレコー
    ダ。
  3. 【請求項3】複数のビデオ再生ヘッドと、これらのヘッ
    ド出力を切換えてビデオ再生回路に供給するヘッドスイ
    ッチング回路と、外周に巻付られた前記テープから信号
    を再生するドラムの回転位相の変化に応じて状態が変化
    するドラムフリップフロップ信号の状態変化点を、前記
    一定期間の範囲より後の位置までずらせるように調整し
    た前記ドラムフリップフロップ信号を、前記ヘッドスイ
    ッチング回路にヘッド切換制御信号として供給するヘッ
    ド切換制御回路とをさらに有する請求項(2)に記載の
    ビデオテープレコーダ。
  4. 【請求項4】前記ゲート手段は、前記一定期間内の最初
    の位相エラーのみを取り出し、前記制御補正手段は、前
    記エラー検出信号発生時点から前記ヘッド切換制御信号
    の発生時点まで一定の規則に従って前記再生カラー位相
    を補正することを特徴する請求項(3)に記載のビデオ
    テープレコーダ。
JP2009128A 1989-04-28 1990-01-17 ビデオテープレコーダ Expired - Lifetime JPH0783496B2 (ja)

Priority Applications (6)

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