JPH0783646B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0783646B2
JPH0783646B2 JP4354988A JP4354988A JPH0783646B2 JP H0783646 B2 JPH0783646 B2 JP H0783646B2 JP 4354988 A JP4354988 A JP 4354988A JP 4354988 A JP4354988 A JP 4354988A JP H0783646 B2 JPH0783646 B2 JP H0783646B2
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JP
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hydraulic
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work frame
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廣見 山口
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンバインに関し、詳しくは、収穫時における
作業能率を向上させるための技術に関する。
〔従来の技術〕
コンバインでの収穫作業を例に挙げると、従来からのコ
ンバインで収穫作業を行う場合には、第13図に示す如く
圃場の枕地部分(Pm),(Pm)の穀稈を予め刈取ること
で、この枕地部分(Pm),(Pm)に車体の走行経路(R
m),(Rm)を形成し、収穫作業は同図に矢印で示す方
向に車体を走行させることで、枕地部分(Pm),(Pm)
に挟まれた圃場部分(Pa)の穀稈を刈取るように行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述のように車体を走行させて収穫作業を行う
場合には、前記走行経路(Rm),(Rm)を何度も車体が
走行するので枕地部分(Pm),(Pm)を荒らしてしまう
ばかりで無く、この走行経路(Rm),(Rm)を走行する
に要する時間が無駄になって作業能率を低下させる原因
になっている。
そこで、圃場の畦際から圃場の中心方向に向け渦巻き状
に車体を走行させる、所謂、廻刈りを行うことも考えら
れるが、この廻刈りでは株間が揃った方向と不揃いの方
向とが交互に表れるため、株列に追従する走行を行い難
い面もあり、能率良く作業を行えるコンバインが望まれ
る。
又、従来のコンバインでは収穫作業時に車体の前後方向
が未刈穀稈列と平行し、かつ、この穀稈列に対して車体
の側面が隣接するので、車体との接触によって穀稈を傷
めることがあり、又、車体の後部からの排ワラが未刈穀
稈列の方向に放出されて収穫作業の妨げになることもあ
りこの点の改善も余地がある。
本発明の目的は、車体の合理的な改造によって、株列に
追従する作業形態を維持し乍ら、高い能率で収穫を行
い、しかも、車体と穀稈との接触を生じ難く、又、車体
からの排ワラが未刈穀稈列の方向に放出され難いコンバ
インを構成する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、刈取前処理部及び、脱穀装置を備えた
作業フレームと、左右の走行装置、及び、これら走行装
置を独立に駆動する油圧モータを備えた走行フレームと
が、回転連結機構によって、縦向き軸芯周りで少なくと
も180度の旋回を行えるよう連結されると共に、前記油
圧モータ夫々に対する一対の油圧ポンプを作業フレーム
に設け、走行フレームの直進走行方向に対して、作業フ
レームの前後方向を沿わせた姿勢を含む所定の揺動域、
及び、走行フレームの直進走行方向に対して、作業フレ
ームの前後方向を逆向きに沿わせた姿勢を含む所定の揺
動域夫々の域内に作業フレームを旋回させた場合に、一
対の油圧ポンプから左右の油圧モータに対する作動油の
流路を左右入れ替え、かつ、この流路の送油断面積を所
定値に確保する油圧ジョイントが、前記縦向き軸芯と同
軸芯上に設けられて成る点にあり、その作用、及び効果
は次の通りである。
〔作 用〕
上記特徴を例えば第2図,第3図,第4図に示すように
構成すると、収穫作業を行う場合には第1図に示す如
く、圃場の枕地部分(Pm),(Pm)を予め刈取り、この
枕地部分(Pm),(Pm)に挟まれる圃場部分(Pa)の穀
稈を刈取る際には、まず車体を経路(Ra)に従って直進
走行させると共に、車体が枕地部分(Pm),(Pm)に達
すると、作業フレーム(6)を略180度旋回させ、か
つ、走行フレーム(12)を逆行させ乍ら、走行経路(R
b)を刈取幅だけ横方向にずらせるだけで従来のように
枕地部分(Pm)に何度も車体を走行させること無く、収
穫作業を再開できることになる。
又、この作業フレーム(6)の旋回時には、左右の走行
用の油圧モータ(7),(7)に対する油圧ポンプ(2
5),(25)からの作動油の流路が入れ替わり、操向レ
バー(24)の操作方向に対する操向制御感覚を一定に維
持し乍ら作業を行えると共に、第1図に示す如く、作業
フレーム(6)の前部を未刈穀稈の側に向かうよう作業
フレーム(6)の旋回姿勢を設定した状態で収穫作業を
行えることになる。
〔発明の効果〕
従って、走行系と収穫作業系とを旋回可能に連結し、旋
回と連係して走行駆動用の作動油の流路を左右入れ替え
ると共に、この入れ替え状態を所定の揺動域内でも維持
するという改造によって、株列に追従するよう車体を走
行させて収穫を行う場合でも高い能率を維持し、しか
も、車体との接触に起因する未刈穀稈の傷みが解消され
ると同時に、排ワラが未刈穀稈列から離間する方向に放
出されるので作業を妨げる等の不都合も解消されるコン
バインが構成されたのである。
特に本発明では縦向き軸芯上に油圧ジョイントが配置さ
れるので、第8図に示す如く、油圧ジョイントをロータ
リ弁のように構成するという比較的簡単な構造によって
流路の左右を入れ替が可能になるという効果も奏する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図乃至第7図に示すように複数の引起し装置(1)
‥、バリカン型の刈取装置(2)、刈取穀稈を送る搬送
装置(3)等で成る刈取前処理部(A)及び搬送装置
(3)からの刈取穀稈が受渡されるフィードチェーン
(4)、扱胴(5)等で成る脱穀装置(B)夫々を作業
フレーム(6)に備えると共に、油圧モータ(7)、減
速ケース(8)、駆動スプロケット(9)、多数の遊転
輪(10)‥、クローラベルト(11)等で成る走行装置
(C)を走行フレーム(12)の左右両側に備え、作業フ
レーム(6)と走行フレーム(12)とを回転連結機構
(D)によって縦向き軸芯(Y)周りで180度以上旋回
可能に連結してコンバインが構成されている。
第7図に示すように前記作業フレーム(6)は、前後向
きフレーム(6a)と左右向きフレーム(6b)とを多数連
結して構成され、この作業フレーム(6)には第2図に
示す如く、エンジン(13)、このエンジン(13)からの
動力で駆動される三連ポンプ(P)、エンジン(13)の
上方に配置した運転座席(14)、運転座席(14)の後方
に配置したグレンタンク(15)夫々が備えられ、前記走
行フレーム(12)は、回転連結機構(D)を囲むよう矩
形に形成された支持フレーム(12a)と、駆動スプロケ
ット(9)、遊転輪(10)‥夫々を支持するトラックフ
レーム(12b)と、これらを連結する脚状の連結フレー
ム(12c)とで構成され、前記回転連結機構(D)は作
業フレーム(6)側に取付けられたプレート(16)、リ
ング状部材(17)と、走行フレーム(12)側に取付けら
れた支持部材(18)、リングギヤ(19)とで構成され、
作業フレーム(6)を旋回させるため、リングギヤ(1
9)に噛合するピニオンギヤ(20)と、減速ケース(2
1)と油圧モータ(22)とで成る旋回駆動機構が作業フ
レーム(6)の側に設けられている。
又、回転連結機構(D)の縦向き軸芯(Y)と同軸芯上
に油圧ジョイント(23)が配置され、作業フレーム
(6)の側の圧油はこの油圧ジョイント(23)を介して
前記走行用の油圧モータ(7),(7)に供給されるよ
うになっている。
即ち、このコンバインに備えられる油圧回路は第2図の
ように表され、前記三連ポンプ(P)は第4図に示す如
く前記運転座席(14)の前方に配置された操向レバー
(24)と連係し、かつ、その吐出量を変化させる2つの
可変容量形の油圧ポンプ(25),(25)と1つの定容量
ポンプ(26)とで成り、夫々の油圧ポンプ(25),(2
5)からの作動油は夫々とも一対の第1流路(27),(2
7)を介して前記油圧ジョイント(23)に送られ、この
油圧ジョイント(23)と前記走行用の油圧モータ
(7),(7)との間にも夫々一対の第2流路(28),
(28)が形成されている。
又、この油圧ジョイント(23)は筒状体(23a)と回転
弁体(23b)とで成ると共に、走行フレーム(12)に対
して作業フレーム(6)が180度旋回した姿勢毎に第3
図に示す如く、この揺動姿勢を含む所定の揺動域
(θ),(θ)において前記第1,第2流路(27),(2
8)の送油断面積を所定値に確保するよう回転弁体(23
b)の側に切欠き部(23c)‥を有し、かつ、所定の側の
油圧ポンプ(25)からの作動油の供給される油圧モータ
(7)が左右切換えられるよう切換弁の機能を有し、作
業フレーム(6)がいずれの方向に設定された場合でも
前記操向レバー(24)の操作方向と操向方向とが一致す
るように構成されている。
又、定容量ポンプ(26)からの作動油は第1制御弁(2
9)及び一対の油路(30)を介して前記旋回用の油圧モ
ータ(22)、及び、第2制御弁(31)及び一対の油路
(32)を介して刈取前処理部(A)を駆動する油圧モー
タ(33)(油圧回路図のみに表記してある)夫々に供給
されるようになっている。
尚、前記油圧ジョイント(23)の構造の概要は第3図及
び第8図のように表され、この油圧ジョイント(23)の
筒状体(23a)は走行フレーム(12)の側に固定され、
筒状体(23a)には第1流路(27),(27)と連通する
案内路(34),(34)が形成され、回転弁体(23b)に
は案内路(34),(34)と下部のポート(35),(35)
とを前記切欠き部(23c)‥を介して連通させるよう一
対の連結路(36),(36)が形成されている。
又、前記操向レバー(24),(24)は前方への揺動操作
によって車体を前進させ、後方への揺動操作によって車
体を後進させるよう油圧ポンプ(25),(25)と連係
し、収穫作業時において車体の走行速度と連係して刈取
前処理部(A)の駆動速度を変更できるよう、この操向
レバー(24),(24)と第2制御弁(31)と連係されて
いる。
つまり第9図及び第10図に示すように一対の操向レバー
(24),(24)は単一の軸芯(X)周りで揺動自在に支
持されるアーム(37)に対して縦向き軸芯(Z)周りで
揺動自在に支承される天秤状部材(38)が操向レバー
(24),(24)の前面部に配置され、更に、このアーム
(37)に形成された突出片(37a)に接当操作される位
置に第2制御弁(31)のスプール(31a)と連係する操
作部材(39)が配置されることで、双方の操向レバー
(24),(24)が等量操作された場合には、この操作と
等しい関係で第2制御弁(31)を操作し、又、双方の操
向レバー(24),(24)の操作量に差を生じている場合
(車体の旋回時等)には第10図に示す如く天秤状部材
(38)の揺動変位によって操作量の差の略1/2の関係で
第2制御弁(31)を操作するように構成されている。
又、第2制御弁(31)は、スプール(31a)の操作量に
対する作動油の供給量が非線形に表われるよう構成さ
れ、しかも、車体の走行停止時においても刈取前処理部
(A)を駆動するよう連係がセットされている。そし
て、操向レバー(24)の操作量に対する車速変化、及
び、刈取前処理(A)の駆動速度(穀稈の搬送速度)の
変化は第11図のグラフのように表され、車速を所定値よ
り増速することによって、車速が刈取前処理(A)の駆
動速度より高まるようになっている。
更に、このコンバインでは第12図に示すように、作業フ
レーム(6)の左右両側部に円弧状の分草杆(40),
(40)が作業フレーム(6)の前後端の間に亘る状態
で、かつ、前後向き軸芯周りでの揺動姿勢の切換えによ
って外方への張り出し量を調節できるよう設けられ、作
業フレーム(6)の旋回操作時には、この分草杆(4
0),(40)を仮想線に示す如く、外方に大きく張出し
て作業者と作業フレーム(6)との接触を妨げるように
なっている。
そして、収穫作業時には第1図に示す如く、前記揺動域
(θ)内において、刈取前処理部(A)が未刈穀稈列に
向うよう、走行フレーム(12)に対する作業フレーム
(6)の旋回姿勢を設定して走行することによって、車
体の側面に未刈り穀稈を接触させ難い状態で、しかも、
脱穀装置(B)の後部に連結された排ワラ細断装置(4
1)からの排ワラが未刈り穀稈の方向から離間する方向
に排出されるようになっている。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、油圧ジョイントの筒
状体の側に切欠部を形成して、所定の揺動域内での流路
の送油断面積を確保するように実施することも可能であ
り、又、油圧ジョイントにおける流路の切換を行うため
の構造として油圧ジョイントの内部にスプール型の弁体
を内装しても良く、又、走行装置を多輪型に構成し、
又、脱穀装置を、所謂、直流型に構成する等、様々に実
施可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの実施例を示し、第1図
は圃場での作業形態を表わす平面図、第2図は油圧回路
図、第3図は油圧ジョイントの横断平面図、第4図はコ
ンバインの全体側面図、第5図は走行装置等を表わす断
面図、第6図は回転連結機構を表わす断面図、第7図は
走行装置等を表わす概略平面図、第8図は油圧ジョイン
トの概略斜視図、第9図は操向レバーの正面図、第10図
は操向レバーの側面図、第11図は第2制御弁の特性を表
わすグラフ、第12図はコンバインの全体平面図であり、
第13図は従来の作業形態の平面図である。 (6)……作業フレーム、(7)……油圧モータ、(1
2)……走行フレーム、(23)……油圧ジョイント、(2
5)……油圧ポンプ、(27)……流路、(28)……流
路、(A)……刈取前処理部、(B)……脱穀装置、
(C)……走行装置、(D)……回転連結機構、(Y)
……縦向き軸芯、(θ)……揺動域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈取前処理部(A)及び、脱穀装置(B)
    を備えた作業フレーム(6)と、左右の走行装置
    (C),(C)、及び、これら走行装置(C),(C)
    を独立に駆動する油圧モータ(7),(7)を備えた走
    行フレーム(12)とが、回転連結機構(D)によって、
    縦向き軸芯(Y)周りで少なくとも180度の旋回を行え
    るよう連結されると共に、前記油圧モータ(7),
    (7)夫々に対する一対の油圧ポンプ(25),(25)を
    作業フレーム(6)に設け、走行フレーム(12)の直進
    走行方向に対して、作業フレーム(6)の前後方向を沿
    わせた姿勢を含む所定の揺動域(θ)、及び、走行フレ
    ーム(12)の直進走行方向に対して、作業フレーム
    (6)の前後方向を逆向きに沿わせた姿勢を含む所定の
    揺動域(θ)夫々の域内に作業フレーム(6)を旋回さ
    せた場合に、一対の油圧ポンプ(25),(25)から左右
    の油圧モータ(7),(7)に対する作動油の流路(2
    7),(28)を左右入れ変え、かつ、この流路(27),
    (28)の送油断面積を所定値に確保する油圧ジョイント
    (23)が、前記縦向き軸芯(Y)と同軸芯上に設けられ
    て成るコンバイン。
JP4354988A 1988-02-25 1988-02-25 コンバイン Expired - Lifetime JPH0783646B2 (ja)

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