JPH0784490A - 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents

剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置

Info

Publication number
JPH0784490A
JPH0784490A JP6026149A JP2614994A JPH0784490A JP H0784490 A JPH0784490 A JP H0784490A JP 6026149 A JP6026149 A JP 6026149A JP 2614994 A JP2614994 A JP 2614994A JP H0784490 A JPH0784490 A JP H0784490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
peeling
forming substance
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6026149A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hinokigaya
敏明 桧ヶ谷
Kazuo Goto
一雄 後藤
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Kazuhiro Ando
和弘 安藤
Tadashi Saito
忠司 斉藤
Yoichi Asaba
陽一 浅場
Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Satoshi Shinguryo
慧 新宮領
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6026149A priority Critical patent/JPH0784490A/ja
Publication of JPH0784490A publication Critical patent/JPH0784490A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面にトナーが付着している転写紙からトナ
ーのみを確実に取り除くことができ、トナーを取り除い
た転写紙を剥離部材から確実に分離できる転写紙からの
トナー除去装置を提供する。 【構成】 表面にトナーが安定に付着している転写紙1
0とトナーとの付着状態を不安定化状態にし、転写紙か
らトナーを取り除くトナー除去装置において、トナーに
対して、該表面とトナーとの付着力より大きい付着力を
有する剥離ローラ302を、トナーが付着した該表面側
で、少なくとも該表面上のトナーと接触するように配置
したトナー剥離ユニット3を設ける。また、剥離ローラ
302を小径にするなどして、転写紙10の剥離ローラ
302からの曲率分離ができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって像形
成物質を安定に付着させた像保持体と像形成物質との付
着状態を不安定状態にし、該像保持体から該像形成物質
を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−55195号公報には、支持体上に離型剤
を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式で
載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体にイ
ンキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通し、
冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該インキ
剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方法が
開示されている。また特開平4−64472号公報に
は、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンドレ
スシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷却
ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペー
パ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつける
押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部からな
るイレーザが開示されている。また特開平4−8298
3号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を通
過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本のロ
ーラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接箇
所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、前
記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去す
る剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示されて
いる。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持体から像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を像保持体に融着させる
などして、像形成物質が像保持体表面の繊維に強固に固
着されているので、像形成物質除去の際に像形成物質と
共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしまう。
特に像形成物質の除去性を高めるために、上記インキ剥
離体、エンドレスシートあるいはローラ上に熱や圧力を
加える場合、種々の条件によっては、逆に像形成物質と
像保持体との間の定着性を高めてしまって除去を困難に
することもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み像保持
体に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形
成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−255
916号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較
的損傷することなく、像形成物質のみを除去することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
像保持体からの像形成物質除去装置においては、使用す
る剥離部材の材料、構成、配置等によっては、表面に像
形成物質が付着している像保持体から、像形成物質のみ
を確実に取り除くことができないおそれがあった。 ま
た、上記不安定化剤等を付与した像保持体上の像形成物
質を剥離部材で取り除いた後、像保持体を剥離部材から
分離する際に、確実に分離できないおそれがあった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、所定の剥離部材を用いることによ
り、表面に像形成物質が付着している像保持体から、像
形成物質のみを確実に取り除くことができ、像形成物質
を取り除いた像保持体を、剥離部材から確実に分離する
ことができる像保持体からの像形成物質除去装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に像形成物質が安定に付着
している像保持体と該像形成物質との付着状態を不安定
状態にし、該像保持体から該像形成物質を取り除く像保
持体からの像形成物質除去装置において、該像形成物質
に対して、該表面と該像形成物質との付着力より大きい
付着力を有する剥離部材を、該像形成物質が付着した該
表面側で、少なくとも該表面上の像形成物質と接触する
ように配置した剥離手段と、該剥離部材の表面が像保持
体搬送手段との接触部を通って移動するように、該剥離
部材を動かす手段とを設け、該接触部より下流側の該剥
離部材表面の移動軌跡を、該像保持体がその腰によって
曲率分離するような曲率を有するように設定したことを
特徴とするものである。請求項2の発明は、請求項1の
像保持体からの像形成物質除去装置において、上記剥離
部材が接触している又は接触する直前の上記像保持体に
付着している上記像形成物質を軟化させる軟化手段を設
けたことを特徴とするものである。請求項3の発明は、
請求項1の像保持体からの像形成物質除去装置におい
て、上記表面と像形成物質との間の安定な付着状態を不
安定状態とする不安定化液を該表面に塗布する不安定化
液塗布手段と、上記剥離部材が接触している上記像保持
体上の、該不安定化液塗布手段により付着状態が不安定
状態とされた該像形成物質を加熱して軟化させる軟化手
段とを設け、該剥離部材を通気性を有する部材で構成し
たことを特徴とするものである。請求項4の発明は、請
求項3の像保持体からの像形成物質除去装置において、
発泡体からなる部材を用いて、上記軟化手段に接触した
上記剥離部材と上記像保持体とを密着させる押圧手段を
設けたことを特徴とするものである。請求項5の発明
は、請求項1の像保持体からの像形成物質除去装置にお
いて、上記剥離部材を無端移動可能なシート状に構成
し、上記像保持体の先端部が該シート状剥離部材まで移
動してきたときのみ、該シート状剥離部材を該像保持体
の移動方向と同じ向きに移動させるように構成したこと
を特徴とするものである。請求項6の発明は、請求項5
の像保持体からの像形成物質除去装置において、上記シ
ート状剥離部材表面に充填材入りのフッ素コーティング
をしたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、上記像保持体の上
記像形成物質が付着した表面側で、少なくとも該表面上
の像形成物質と接触するように配置した上記剥離手段の
剥離部材が、該像形成物質に対して、該表面と該像形成
物質との付着力より大きい付着力を有することにより、
該剥離部材を該表面に接触させた後、該剥離部材と該像
保持体とを分離する際に、該像形成物質を確実に該像保
持体から離し、該剥離部材のみに付着させることができ
るようになる。また、上記剥離部材の表面が像保持体搬
送手段との接触部を通って移動するように、該剥離部材
を動かし、該接触部より下流側の該剥離部材表面の移動
軌跡を、該像保持体がその腰によって曲率分離するよう
な曲率を有するように設定することにより、該剥離部材
との接触部を通過した該像保持体の先端を、該剥離部材
の表面から確実に離すことができるようになる。
【0010】請求項2の発明においては、上記軟化手段
で、上記剥離部材が接触している又は接触する直前の上
記像保持体に付着している上記像形成物質を軟化させる
ことにより、該像保持体と該像形成物質との付着力をよ
り小さく、該像形成物質と該剥離部材との付着力を大き
くすることができるようになる。
【0011】請求項3の発明においては、上記軟化手段
で、上記剥離部材が接触している上記像保持体上の、該
不安定化液塗布手段により付着状態が不安定状態とされ
た該像形成物質を加熱して軟化させることにより、該像
保持体と該像形成物質との付着力をより小さく、該像形
成物質と該剥離部材との付着力を大きくすることができ
るようになる。そして、上記剥離部材は通気性を有する
ので、上記不安定化液が上記加熱により蒸気となって
も、この蒸気を発散させることができる。
【0012】請求項4の発明においては、上記軟化手段
に接触した上記剥離部材と上記像保持体とを密着させる
押圧手段は発泡体で構成されているので、上記不安定化
液が上記加熱により蒸気となっても、この蒸気を該押圧
手段を通して発散させることができる。
【0013】請求項5の発明においては、上記剥離部材
を無端移動可能なシート状に構成し、上記像保持体の先
端部が該シート状剥離部材まで移動してきたときのみ、
該シート状剥離部材を該像保持体の移動方向と同じ向き
に移動させるように構成したので、該シート状剥離部材
は該像保持体から像形成物質を取り除くとき以外は該像
保持体の移動方向と同じ向きに移動しない。
【0014】請求項6の発明においては、上記シート状
剥離部材表面に充填材入りのフッ素コーティングをした
ので、クリーニング性を向上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーとい
う)を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置(以
下、トナー除去装置という)に適用した実施例について
説明する。図1は、本発明が適用できるトナー除去装置
の一例の概略構成図である。まず、全体の概略を説明す
ると、このトナー除去装置は、積載状態で収容している
トナー像が形成された転写紙10を一枚づつ分離給送す
る給紙ユニット1と、給紙ユニット1から送られてきた
転写紙10に液を供給する液付与ユニット2と、液が供
給された転写紙10からトナーを除去するトナー剥離ユ
ニット3と、トナーが除去された転写紙10を乾燥させ
る乾燥ユニット4と、乾燥ユニット4から排出される転
写紙10を受ける紙受けユニット5とを備えている。そ
して、給紙ユニット1から搬送された転写紙10は、液
付与ユニット2で転写紙10とトナーとの付着状態を不
安定状態にする液体の不安定化剤(以下、処理液とい
う)20が付与され、処理液20を少なくとも転写紙1
0とトナーとの界面部に浸透させる。そして、トナー剥
離ユニット3の剥離ローラ302によって、処理液20
を浸透させた該界面部においてトナーを転写紙10から
剥離した後、転写紙10は乾燥ユニット4の乾燥ローラ
402で乾燥され、紙受けユニット5に排出される。
【0016】ここで、上記処理液20としては、水、水
溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、
及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を
用いることができる。また、該水又は水溶液には、所定
の有機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理
液20として、有機溶剤のみを用いることができる。
【0017】上記水溶性ポリマーとしては、例えば、デ
ンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タ
ピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ等)、
マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒天、ア
ルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロアオイ、
トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物による粘質
物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(にかわ、
ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリマー
や、セルロース系(ビスコース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0018】また、上記界面活性剤としては、例えば、
陰イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン
系(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ベンザルコニウ
ム塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリニジニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリア
ミン等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、ス
ルホベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸
塩、イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル
型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価
アルコール、アミノアルコール、ポリエチレングリコー
ル等)の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0019】また、上記水又は水溶液に含有させる有機
溶剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセ
テート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレ
ン、トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エ
チレンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオ
キサン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノ
ール、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0020】また、上記単独で用いる有機溶剤として
は、炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル
石油社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソ
ン社の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商
品名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,
150(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,
460(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール103
0,2130,3040(モービル石油社の商品名)等
が挙げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナート
FC40,43,70,77(住友3M社の商品名)、
アフルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤
である信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコ
ーンSH200,344(商品名)、東芝シリコーンT
SF431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0021】次に、図示の例の各ユニット1,2,3,
4,5について説明する。上記給紙ユニット1は、底板
101上に積載された転写紙10を最下部のものから給
紙ローラ102で給紙し、図示しない分離機構で重送紙
を分離して一枚の転写紙10のみを、タイミング調整及
びスキュー補正のためのレジストローラ対104で送り
出すものである。その具体的な構成及び動作は電子写真
複写機における給紙機構と同様であるので、詳細な説明
は省略する。
【0022】上記液付与ユニット2は、処理液20を所
定量満たした液容器201、転写紙10の一方の面(図
中の上面)に接触しながら、液容器201の処理液20
中に案内するように搬送する液中搬送ローラ202、液
中搬送ローラ202の駆動部(不図示)、転写紙10の
他の面(図中の下面)を液容器201の処理液20中に
案内する液中ガイド板203、挾持搬送手段としても機
能する絞りローラ対204、下側の絞りローラ204に
食い込み配置された絞り棒205、などを備えている。
このユニット2において、給紙ユニット1から給送され
た転写紙10は、液中搬送ローラ202と液中ガイド板
203とによって、液容器201の処理液20中に案内
され、処理液20に浸漬された後、絞りローラ対204
によって余分な処理液20が除去かれ、次のトナー剥離
ユニット3へと搬送される。なお、この例のように直接
転写紙10を処理液中に通して転写紙10に処理液を付
与するのに代え、塗布ローラで転写紙10の表面に処理
液を塗布したり、噴霧器により転写紙10の表面に霧状
にされた処理液を付着させたりして、付与するようにし
ても良い。その他任意の方法を用いることができる。
【0023】上記トナー剥離ユニット3は、それぞれト
ナーTの軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵し互
いに圧接状態で配置された一対の剥離部材としての剥離
ローラ対302、転写紙排出側の圧接部近傍の剥離ロー
ラ302の表面に接触するように配設された分離爪30
3、剥離ローラ302の表面をクリーニングするクリー
ニング装置304、駆動部(不図示)等を備えている。
なお、トナー剥離ユニット3の他の構成例については、
後で詳しく説明する。
【0024】この剥離ローラ302の表面は、少なくと
も軟化しているトナーに対して、転写紙10と該トナー
との付着力より大きい付着力を有するものを用いて構成
する。具体的には、上記トナーと同一又は類似のトナー
成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等を用いることができ、
またアルミ系、銅系、ニッケル系、鉄系等の金属材料を
用いることもできるが、これらに限定されるものではな
い。また、上記樹脂は、水溶性のものであっても、ある
いは非水溶性のものであってもよい。
【0025】上記トナー成分樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブ
チルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0026】また、上記接着剤の成分樹脂としては、に
かわ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質
系接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接
着剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、
エチレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン等の熱可塑性接着剤、ポリクロロプレン系、ニト
リルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴ
ム系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0027】また、上記樹脂を用いる場合には、テンシ
ョンや熱による伸び防止、耐久性等の観点から、支持体
と表層の少なくとも2層以上の多層構造にすることが望
ましい。即ち、図示の例のようにローラ形状の剥離部材
とする場合には、支持体としての基体ローラ上に上記樹
脂などからなる表層を形成して剥離部材を構成すること
が望ましい。上記樹脂などを支持する支持体としては、
例えば、ゴムローラ、シート、セロハンテープ、クラフ
ト紙粘着テープ、ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテー
プ、フィラメント補強テープ等のテープ、等も用いるこ
とができるが、これらに限定されるものではない。
【0028】また上記上下剥離ローラ302の加熱ラン
プ301は、転写紙10の表裏に密着して転写紙10に
固着しているトナーを加熱して軟化させ、これにより、
トナーを転写紙10の繊維から剥がれ易くするものであ
る。この加熱は圧接部において転写紙10上のトナーが
溶融しない程度に行うことが望ましい。トナーが溶融し
てしまうと転写紙10上のトナーを、紙側と剥離ローラ
302側とに分断することなく、剥離ローラ302側へ
転写させるのが、困難になるためである。また加熱し過
ぎると剥離ローラ302対の圧接部を通過中に転写紙1
0が乾燥し過ぎて、トナーの転写紙10に対する固着力
が転写紙10が濡れている場合に比して強まり、転写紙
10がトナーを介して該ローラ302に貼り付いて上記
分離爪303で分離できなくなる恐れがある。従って、
加熱部通過後の転写紙10に多少の湿り気が残って上記
トナーの再付着を防止できる程度に加熱することが望ま
しい。(以下、余白)
【0029】上記クリーニング装置304は、剥離ロー
ラ302の表面上のトナーTを除去するクリーニングロ
ーラ305、クリーニングローラ305上のトナーTを
掻き落すスクレーパブレード306、スクレーパブレー
ドで306で掻き落したトナーTを収容するトナー受け
(トナー容器)307を備えている。
【0030】なお、上記剥離ローラ302に代え、これ
と同様の表面特性を備えたベルトを用いたり、上記クリ
ーニング装置304のクリーニングローラ305に代え
剥離ローラ302表面に直接当接させたクリーニングブ
レードやスクレーパなどを用いたりしても良い。これら
の変形についても後に詳述する。
【0031】上記乾燥ユニット4は、転写紙10を乾燥
させるものであり、加熱ランプ401内蔵の例えばアル
ミからなる上乾燥ローラ402と、これに下方から圧接
する下乾燥ローラ404とから構成されている。この下
乾燥ローラ404は給液性部材からなる表層を備え、該
表層の液を絞り落す絞りブレード405が当接してい
る。このような乾燥ローラ対404,404に代え、又
は加え、ベルト状の部材を用いたり、熱風ファンや赤外
線ランプなどを用いたりしても良い。
【0032】そして、上記紙受けユニット5は、この乾
燥ユニット4から排出された転写紙を受けるための排紙
トレー501を備えている。
【0033】また、このトナー除去装置には、図示を省
略したが、給紙台に転写紙10があるか否かを検出する
検出手段、給紙ユニット1による転写紙10の重送検出
手段、液容器201中の液残量検出手段、液容器201
への液自動補給手段、転写紙10の装置内ジャム検出手
段、各加熱ランプの点灯制御手段と、トナー受け容器3
07内満杯手段などが設けられている。
【0034】以上の構成において、給紙ユニット1から
送られた転写紙10は、液付与ユニット2でそのトナー
像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット3に送
られる。このトナー剥離ユニット3で、紙に固着してい
るトナーが剥離ローラ302からの加熱で軟化し、剥離
ローラ302表面に付着する。そして、紙を剥離ローラ
302から分離する際に、剥離ローラ302表面に付着
したトナーが紙から剥離し、これにより、紙からトナー
が除去される。トナーが除去された紙は乾燥ユニット4
で乾燥され、紙受けユニット5に排出される。
【0035】以上、このトナー除去装置によれば、トナ
ーが付着した紙に液を供給して紙のトナーとの界面部に
液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊維
を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0036】また、紙表面が液で濡れた状態で剥離ロー
ラ302と接触させ、かつ剥離ローラ302から分離す
る時点でも紙が湿った状態を維持できる程度に加熱する
ので、剥離ローラ302表面をトナー接着性有する材質
で構成した場合にも、紙表面自体が剥離ローラ302表
面に接着して分離不良が生じるのを防止でき、また分離
した紙部分が剥離ローラ302と再接触することによる
トナーの再転移を防止できる。
【0037】また、このトナー除去装置では、二つの剥
離ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両面
からトナーを除去するように構成したので、給紙ユニッ
ト1の底板101上にトナーを除去すべき転写紙10を
セットする場合に、表裏を考慮する必要がない。また両
面使用した転写紙の両面のトナーを除去したい場合に
も、装置内を一度通すだけで済む。
【0038】次に、本発明の特徴部であるトナー剥離ユ
ニット3の構成例について詳しく説明する。なお、上記
図1のトナー除去装置の全体構成図では、二つの剥離ロ
ーラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両面から
トナーを除去するように構成されているが、以下では、
一つの剥離ローラ302で転写紙10の片面からトナー
を除去するトナー剥離ユニット3の場合について説明す
る。もちろん、以下の構成は、図1のように二つの剥離
ローラ302で転写紙10を挾持し、転写紙10両面か
らトナーを除去するように構成したトナー剥離ユニット
3にも適用できる。
【0039】図2を用いて、剥離ローラ302上に付着
した不均一なトナーを平滑化する平滑手段を有するトナ
ー剥離ユニット3の一具体例について説明する。このト
ナー剥離ユニット3は、トナーTの軟化手段としての加
熱ランプ301を内蔵した中空の剥離ローラ302、剥
離ローラ302の表面に接触するように配設されたバッ
クアップローラ308、剥離ローラ302の表面に回転
しながら押圧するように配設された上記平滑手段の押圧
部材としての押圧ローラ309、駆動部(不図示)等を
備えている。
【0040】上記バックアップローラ308及び駆動部
は、剥離ローラ302の表面を複写紙10の表面に接触
させた状態で移動させる剥離部材移動手段を構成してい
る。上面にトナーTが付着した転写紙10は、バックア
ップローラ308と剥離ローラ302との間に挾持さ
れ、左方に搬送される。上記駆動部は、剥離ローラ30
2のみ、バックアップローラ308のみ、又はその両方
を矢印方向に駆動するように構成することができる。こ
こで、バックアップローラ308を駆動し、剥離ローラ
302をバックアップローラ308に従動するように構
成した場合には、剥離ローラ302の繰り返し使用によ
ってトナー付着量が増加し、剥離ローラ302の径が増
加しても、挾持部での剥離ローラ302の表面の移動速
度及び転写紙10の搬送速度一定に維持することができ
る。
【0041】なお、上記押圧ローラ309の表面部の材
料としては、トナーTとの離型性に優れた材料が好まし
く、具体例としてはテフロン等が挙げられる。
【0042】また、本例では、軟化手段として加熱ラン
プ30を用いているが、それに代えて、加圧でトナーを
軟化させる加圧装置等を設けてもよい。また、この加熱
ランプや加圧装置等は、剥離ローラ302と転写紙10
との接触部の上流側に設けてもよい。
【0043】本例において、トナーTが上面に付着した
転写紙10が、剥離ローラ302とバックアップローラ
308との間に挾持され、左方に搬送される。この挾持
部では、トナーTに対して、転写紙10表面とトナーT
との付着力より大きい付着力を有する剥離ローラ302
表面に、転写紙10のトナーTの付着した面が圧接し、
その後、転写紙10が該挾持部を通過するとき、トナー
Tが剥離ローラ302表面に付着したまま、転写紙10
表面から剥離される。
【0044】このとき、加熱ランプ301によって剥離
ローラ302が加熱され、剥離ローラ302及びバック
アップローラ308で挾持した転写紙10上のトナーT
を軟化させているので、トナーTと転写紙10との間の
付着力が更に小さくなり、トナーTと剥離ローラ302
表面との付着力が大きくなり、トナーTが剥離ローラ3
02表面から剥離しやすくなっている。
【0045】転写紙10表面から剥離され、剥離ローラ
302表面に付着しているトナーTは、転写紙10上の
画像パターンに対応して凹凸になっているが、この凹凸
状の不均一なトナー付着は、剥離ローラ302の表面を
押圧している押圧ローラ309によって平滑化される。
トナー付着が平滑化された剥離ローラ302表面は、ト
ナーTが付着している転写紙10表面に接触し、次の剥
離処理に使用される。
【0046】更に、図3を用いて、上記平滑手段を有す
るトナー剥離ユニット3の他の具体例について説明す
る。このトナー剥離ユニット3は、上記平滑手段の押圧
部材として上記押圧ローラ309の代わりに、剥離ロー
ラ302の表面を押圧するように配置した押圧ブレード
310を設けている。本例においては、転写紙10上の
画像パターンに対応して凹凸状になって、剥離ローラ3
02上に不均一に付着しているトナーは、押圧ブレード
310が押圧することによって平滑化される。トナー付
着が平滑化された剥離ローラ302表面は、トナーTが
付着している転写紙10表面に接触し、次の剥離処理に
使用される。
【0047】以上、上記平滑手段を設けることにより、
剥離ローラ302上の画像パターンに対応した凹凸状の
トナー付着が平滑化され、剥離ローラ302表面の転写
紙10表面への接触状態にムラがなくなるので、局所的
な剥離不良等の剥離ムラの発生を防止でき、剥離ローラ
302を繰り返し使用できるようになる。
【0048】なお、上記トナー剥離ユニット3におい
て、図4に示すようにシリコーンオイル等の離型剤を押
圧ローラ309表面に塗布する離型剤塗布手段としての
離型剤塗布ローラ311と、押圧ローラ309上のトナ
ーTを掻き落す画像形成物質除去手段としてのスクレー
パブレード312を設けてもよい。この場合には、離型
剤塗布ローラ311で押圧ローラ309表面に離型剤を
塗布することにより、押圧ローラ309表面のトナーT
に対する離型性を高めることができ、一方、押圧ローラ
309表面に付着したトナーTを、スクレーパブレード
312で掻き落すことができるので、押圧ローラ309
表面にトナーが付着しないようにすることができ、剥離
ローラ302上の凹凸状に付着しているトナーTを、確
実に平滑化することができるようになる。
【0049】次に、図5を用いて、剥離ローラ302表
面に付着したトナーTを除去する画像形成物質除去手段
としてのトナー除去装置304を有するトナー剥離ユニ
ット3の一具体例について説明する。このトナー剥離ユ
ニット3は、上記図1と同様な構成であり、トナーTの
軟化手段としての加熱ランプ301を内蔵した中空の剥
離ローラ302、剥離ローラ302の表面に接触するよ
うに配設されたバックアップローラ308、駆動部(不
図示)等を備えている。そして、上記トナー除去手段と
して、剥離ローラ302の表面上のトナーTを除去する
クリーニングローラ305、クリーニングローラ305
上のトナーTを掻き落すスクレーパブレード306、ス
クレーパブレードで306で掻き落したトナーTを収容
するトナー受け(トナー容器)307を備えている。
【0050】上記クリーニングローラ305の少なくと
も表面は、剥離ローラ302上に付着しているトナーT
に対する離型性が、剥離ローラ302表面の該トナーに
対する離型性より劣っている材料で構成されている。こ
の具体的な材料としては、アルミ系、銅系、ニッケル
系、鉄系等の金属材料、又は酸化チタンを分散させたポ
リエチレンテレフタレート(PET)等の高分子系材料
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0051】本例においては、転写紙10表面から剥離
され、剥離ローラ302表面に付着しているトナーT
は、クリーニングローラ305で除去される。クリーニ
ングローラ305上に付着したトナーTはスクレーパブ
レード306で掻き落され、トナー受け(トナー容器)
307に収容される。
【0052】また、上記トナー除去装置304は、図6
に示すように剥離ローラ302上のトナーTを、スクレ
ーパブレード313で直接掻き落すように構成してもよ
い。スクレーパブレード313で掻き落されたトナーT
はトナー受け(トナー容器)307に収容される。ここ
で、上記スクレーパブレード313は、例えば金属で形
成され、テフロンなどでコーティングすることによりト
ナーTに対して良好な離型性を有するようにしているの
で、表面へのトナー付着を防止することができる。ま
た、トナー受け(トナー容器)307の上部は、装置本
体側に設けられたガイドレール314に沿って移動可能
に構成され、必要に応じて、トナー受け(トナー容器)
307を装置外に取りだし、トナー受け(トナー容器)
307内のトナーを廃棄できるようになっている。
【0053】また、上記トナー除去装置304は、図7
に示すように剥離ローラ302上のトナーTを、剥離ロ
ーラ302に圧接するように張架されたウェッブ(ベル
ト)315によって除去するように構成してもよい。未
使用ウェッブロール316から供給されたウェッブ31
5は、トナーTが付着している剥離ローラ302表面に
圧接しながら、剥離ローラ302表面の移動速度に対し
て速度差をもって駆動され、トナーTを除去した後、巻
取りロール317に巻き取られる。
【0054】以上、上記トナー除去装置304を設ける
ことにより、剥離ローラ302の表面に付着したトナー
Tを常時、又は必要に応じて除去でき、過剰のトナー付
着を防止できるようになるので、剥離ローラ302の剥
離性能を長期にわたって維持して使用できるようにな
る。
【0055】なお、上記トナー除去装置304で除去し
たトナーTを回収する回収手段であるトナー回収装置を
設けてもよい。このトナー回収装置の具体例としては、
上記図6で説明したように、トナー受け(トナー容器)
307の上部を、装置本体側に設けられたガイドレール
314に沿って移動可能に構成したものが挙げられる。
これによって、必要に応じて、トナー受け(トナー容
器)307を装置外に取りだし、トナー受け(トナー容
器)307内のトナーを廃棄できるようになる。
【0056】また、図8(a)〜(c)に示すようなト
ナー回収装置を設けることもできる。このトナー回収装
置は、バックアップローラ308が転写紙10を吸着し
て搬送する転写紙搬送体を兼用しており、スクリュー3
18を内蔵したトナー搬送路319、トナー搬送路31
9の端部に設けられたヒータ320及びトナー容器30
7、トナー容器307内のトナーTを圧縮する圧縮手段
としての圧縮部材321、スクリュー318の駆動部
(不図示)、ヒータ電源(不図示)等を備えている。な
お、上記圧縮部材は、手動で駆動してもよく、また自動
的に駆動するような駆動部を設けてもよい。本例におい
ては、図8(a)に示すように、剥離ローラ302の表
面に付着しているトナーTは、スクレーパブレード31
3でトナー搬送路319内に掻き落される。そして、図
8(b)に示すように、トナー搬送路319内のトナー
Tは、スクリュー318でトナー搬送路319の端部に
搬送され、ヒータ320で加熱されたトナー搬送路31
9内で溶融されながら、トナー容器307に収容され
る。そして、図8(c)に示すように、トナー容器30
7内に収容されたトナーTは、圧縮部材321で圧縮さ
れ、トナーTの密度が高められて、固形化される。トナ
ー容器307内のトナーTは、随時廃棄される。
【0057】以上のように、トナー回収装置を設けるこ
とにより、トナー容器307内のトナーTを回収して廃
棄できるので、トナー剥離ユニット3を長期にわたって
使用できるようになる。また、トナー容器307内のト
ナーTの密度を高くし、トナーTの容積を小さくできる
ので、トナー収容効率を高めることができ、装置のコン
パクト化を図ることができるようになる。更に、回収ト
ナーを容易に廃棄できるので、装置の維持、メンテナン
スの容易化、即ち装置の操作性及びサービス性の向上を
図ることができるようになる。
【0058】次に、剥離ローラ302上のトナー付着量
を検知し、その検知結果に基づいて、剥離ローラ302
の使用を止める等の制御を行う制御手段を有するトナー
剥離ユニット3について説明する。図9を用いて、上記
制御手段を有するトナー剥離ユニット3の一具体例につ
いて説明する。このトナー剥離ユニット3は、搬送ロー
ラ322a,b,cに張架された剥離部材としての剥離
ベルト323、バネ等の弾性部材324で剥離ベルト3
23表面に押圧するように付勢された押圧ローラ30
9、バネ等の弾性部材324で剥離ベルト323を介し
て搬送ローラ322aと圧接するように付勢されたバッ
クアップローラ308、剥離ベルト323上のトナー付
着量を検知するトナー付着量検知装置325、CPU,
RAM,ROM,I/O部などで構成された上記制御手
段である制御部(不図示)等を備えている。上記トナー
付着量検知装置325は、光反射面327aを有しバネ
等の弾性部材324で剥離ベルト323表面に当接する
ように付勢された反射板327、反射板327に光を照
射し、その反射光強度を検知する反射型フォトセンサ3
28等によって構成されている。
【0059】本例において、トナーTが上面に付着して
いる転写紙10は、剥離ベルト323とバックアップロ
ーラ308との間に挾持されて図の左方向に搬送され
る。この挾持部を転写紙10が通過するとき、トナーT
が剥離され、剥離ベルト323の表面に付着し、積層さ
れていく。このトナー層は、押圧ローラ309で平滑に
された後、反射板327の左端部が当接する。このと
き、剥離ベルト323上のトナー層厚に応じて、反射板
327が左右方向に移動し、反射面327aからの反射
光強度が変動するので、結果として、フォトセンサ32
8の出力電圧Vspが、剥離ベルト323上のトナー層
厚によって変動する。フォトセンサ328の出力電圧V
spは上記制御部に入力され、以下の各種制御に用いる
ことができる。
【0060】上記フォトセンサ328による出力電圧に
基づく制御の一例では、剥離ベルト323の交換を要す
るトナー層厚に対応するフォトセンサ328の出力電圧
V1を基準値として設定し、予め制御部に記憶してお
く。そして、フォトセンサ323の出力電圧Vspと上
記基準値V1とを比較し、剥離ベルト323の交換要と
判断した場合や、交換時期が近づいたと判断した場合な
どに、表示パネルでの表示や警告音などでオペレータに
知らせるように制御することができる。
【0061】また、上記制御の他の例では、転写紙10
の挾持・搬送が不可能となるトナー層厚に対応するフォ
トセンサ328の出力電圧V2を基準値として設定し、
予め制御部に記憶しておく。そして、フォトセンサ32
3の出力電圧Vspが上記基準値V2と略同じになった
場合に、装置全体の駆動を停止するように制御すること
ができる。これより、転写紙10のジャムを未然に防止
することができるようになる。なお、上記装置全体の停
止は、剥離ベルト323が所定回数回転した後に行なっ
てもよい。その場合は、例えば、剥離ベルト323上に
凸状の検知マークを形成しておき、フォトセンサ323
の出力電圧Vspが上記基準値V2と略同じになった
後、該検知マークの通過を上記トナー付着量検知装置3
25で検知し、剥離ベルト323の回転数を計数し、そ
の計数結果を制御に用いる。
【0062】次に、図10〜図12を用いて、転写紙1
0からトナーTを剥離した後、剥離ローラ302の表面
から転写紙10を分離する分離手段を有するトナー剥離
ユニット3の一具体例について説明する。ここでは、該
分離手段と組み合わせて用いるとより効果的な液付与ユ
ニット2についても合わせて説明する。
【0063】本例に係るトナー剥離ユニット3は、剥離
ローラ203、加熱ランプ201を内蔵したバックアッ
プローラ308、回動軸303aを中心に回動自在の分
離手段としての分離爪303、分離爪303をその分離
部先端が剥離ローラ302表面に接触するように付勢す
るバネ等の弾性部材324、分離爪303をその分離部
先端が剥離ローラ302表面から離間するように駆動す
るソレノイド329及びその駆動部等を備えている。ト
ナーの除去処理を行っていないときには、分離爪303
の分離部先端は、剥離ローラ302表面を損傷しないよ
うに、また剥離ローラ302表面の付着トナーを削り落
さないように、ソレノイド329で離間させているが、
分離時には、ソレノイド329をOFFすることによ
り、弾性部材324の付勢力で剥離ローラ302表面に
軽く、例えば0.1〜10gfで当接させる。
【0064】また、本例に係る液付与ユニット2は、処
理液20を収容した液容器201、給液パイプ212、
ポンプ213、ノズル216等からなる処理液噴霧装
置、搬送ガイド板221、給紙ユニット1から搬送され
てきた転写紙10先端を検知するための用紙先端センサ
234等を備えている。この用紙先端センサ234とし
ては、例えば、透過型、反射型、又はフィラー付きのフ
ォトセンサを用いることができる。
【0065】また、本例は、用紙先端センサ234、ソ
レノイド329などを制御するための制御部(不図示)
を備えている。この制御部は、例えば、CPU,RA
M,ROM,I/O部等で構成することができる。
【0066】本例においては、図11のタイミングチャ
ートに示すように、給紙ユニット1から搬送されてきた
転写紙10先端を用紙先端センサ234で検知し、その
検知した後所定時間t1だけ遅らせて、ポンプ213を
ONしてノズル216から処理液20を転写紙10側に
向けて噴射させるように制御部で制御する。これによ
り、転写紙10の先端から数mm(好ましくは、2〜10
mm)だけ処理液20を付与しない領域を設ける。これに
より、次のトナー剥離ユニット3での剥離処理が終了し
たあと、転写紙10自身の腰により、転写紙10の先端
が剥離ローラ203表面から容易に分離するようにな
る。また、図11のタイミングチャートに示すように、
転写紙1先端を検知した後所定時間t2経過する直前に
ソレノイド329をONするように制御部で制御し、弾
性部材324の付勢力によって分離爪303の分離部先
端を剥離ローラ302表面に当接させ、図12のよう
に、転写紙10の腰による分離に加えて、機械的に転写
紙10先端を剥離ローラ302表面から分離させる。こ
れにより、転写紙10先端を剥離ローラ302表面から
より確実に分離することができるようになる。この分離
爪303による分離は、上記の転写紙10先端部に処理
液未付与領域を設ける方法と組み合わせるとより効果的
である。
【0067】次に、図13を用いて、上記トナー剥離ユ
ニット3の他の具体例について説明する。本例に係るト
ナー剥離ユニット3は、小径(好ましくは、30mm程度
以下)の剥離ローラ302を備えている。本例において
は、剥離ローラ302と転写紙10との接触部の直前の
搬送方向と、該接触部の終端から見た転写紙10先端
(図中の2点鎖線)の剥離ローラ302からの離脱位置
の方向との間の角度、即ち転写紙10の分離角度(図中
のθ)を鋭角になり、これを言い替えると、該接触部よ
り下流側の剥離ローラ302表面の移動軌跡が、転写紙
10がその腰によって曲率分離するような曲率を有する
ようになる。したがって、該接触部を通過した転写紙1
0の先端を、剥離ローラ302の表面から確実に分離で
きる。このように、本例によれば、複雑な分離手段を設
けることなく、転写紙10の先端を剥離ローラ302か
ら確実に分離させることができる。(以下、余白)
【0068】なお、本例の構成は、上記図10の構成と
組み合わせると、より効果的である。また、本例の構成
は、搬送ローラで張架されたベルト状の剥離部材である
剥離ベルトを用いた場合にも適用でき、この場合には、
剥離ベルトと転写紙10との接触部の下流側の搬送ロー
ラの径を小さくすればよい。
【0069】次に、図14及び図15を用いて、上記分
離手段を有するトナー剥離ユニット3の更に他の具体例
について説明する。ここでは、該分離手段と組み合わせ
て用いるとより効果的な液付与ユニット2についても合
わせて説明する。
【0070】本例に係るトナー剥離ユニット3は、図1
4(a)及び(b)に示すように剥離ローラ203、加
熱ランプ201を内蔵したバックアップローラ308、
転写紙10の側端部を剥離ローラ302表面に接触させ
ずに所定の搬送方向にガイドするサイド分離板330等
を備えている。このサイド分離板330の表面は、トナ
ーの付着しにくい離型性を有するように、フッ素系樹脂
(例えば、テフロン)により処理しておくことが望まし
い。また、サイド分離板330の転写紙10側端からの
延在距離は3〜10mm程度が好ましい。また、本例に係
る液付与ユニット2は、図15(a)及び(b)に示す
ように、ノズル216等からなる処理液噴霧装置、搬送
ガイド板221等を備えているが、転写紙10の側端部
(図15(b)中の左端部)に処理液20が付与されな
いように、搬送ガイド板221を延在させている。この
搬送ガイド板221の転写紙10側端からの延在距離は
1〜10mmが好ましい。
【0071】本例においては、給紙ユニット1から搬送
されてきた転写紙10は、その側端部がサイド分離板3
30の下側に沿ってガイドされて、剥離ローラ302と
の接触部に到達する。そして、該接触部を通過した後、
転写紙10はさらにその側端部がサイド分離板330の
下側に沿ってガイドされながら搬送される。これによ
り、剥離ローラ302へのトナー付着が防止され、か
つ、転写紙10を剥離ローラ302表面から確実に分離
できるようになる。また、転写紙10の側端部に予め処
理液20を付与しない領域を設けているので、剥離ロー
ラ302へのトナー付着を更に防止できるようになり、
また転写紙10の腰が弱くならないので、転写紙10の
サイドのみでの剥離ローラ302からの分離を更に確実
にすることができるようになる。
【0072】次に、図16を用いて、上記分離手段を有
するトナー剥離ユニット3の他の具体例について説明す
る。本例に係るトナー剥離ユニット3は、剥離ローラ2
03、加熱ランプ201を内蔵したバックアップローラ
308等を備えている。このバックアップローラ308
の表面の一部には、凹部が設けられ、この凹部に転写紙
10先端を必要に応じて保持する開閉自在のクランプ爪
331が配設されている。このクランプ爪331は常態
において開状態になるように図示しないバネ等の付勢部
材で付勢されている。
【0073】また、本例では、給紙ユニット1から搬送
されてきた転写紙10先端を検知するための用紙先端セ
ンサ234、及び用紙先端センサ234、バックアップ
ローラ308の駆動部、搬送ローラ対209の駆動部な
どを制御するための制御部(不図示)を備えている。上
記用紙先端センサ234としては、例えば、透過型、反
射型、又はフィラー付きのフォトセンサを用いることが
でき、また、上記制御部は、例えば、CPU,RAM,
ROM,I/O部等で構成することができる。
【0074】本例においては、給紙ユニット1から搬送
されてきた転写紙10先端を用紙先端センサ234で検
知し、所定時間経過後に、バックアップローラ308を
駆動し、開状態のクランプ爪331の凹部を転写紙10
先端に同期させて移動させ、このときクランプ爪331
が剥離ローラ302表面で押されて付勢部材にさからっ
て凹部に入り込み、転写紙10を抑え込んだ状態で剥離
ローラ302との接触位置を通過する。その後、バック
アップローラ308が所定距離だけ回転した後クランプ
爪331は剥離ローラ302から離れると付勢部材によ
って開状態にされ、転写紙10先端を開放する。これに
より、転写紙10先端を剥離ローラ302から確実に分
離することができるようになる。
【0075】次に、図17を用いて、上記分離手段を有
するトナー剥離ユニット3の更に他の具体例について説
明する。図17は、本具体例に係るトナー剥離ユニット
3を備えたトナー除去装置の概略構成を示す正面図であ
る。まず、全体の概略を説明すると、このトナー除去装
置は、上記図1に係るトナー除去装置と同様に、積載状
態で収容しているトナー像が形成された転写紙10を一
枚づつ分離給送する給紙ユニット1と、給紙ユニット1
から送られてきた転写紙10に液を供給する液付与ユニ
ット2と、液が供給された転写紙10からトナーを除去
するトナー剥離ユニット3と、トナーが除去された転写
紙10を乾燥させる乾燥ユニット4とを備えている。
【0076】上記給紙ユニット1は、トナー像形成面が
下に向くようにして所定のカセット105にセットされ
押えローラ106によって押圧された転写紙10を、図
中矢印a方向に回転する給紙ローラ102で給紙し、図
中矢印b方向に回転するフィードローラ107とセパレ
ートローラ108で重送紙を分離して、一枚の転写紙1
0のみを液付与ユニット2の方向に送り出すものであ
る。その具体的な構成及び動作は電子写真複写機におけ
る給紙機構と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0077】上記液付与ユニット2は、図中矢印c方向
に回転し、転写紙10に処理液20を塗布する塗布ロー
ラ240と、塗布ローラ240及び処理液20を収容す
る液容器201と、塗布ローラ240と対向し、塗布ロ
ーラ240との対向部に進入した転写紙10を上方から
押圧する押圧ローラ241とで構成されている。上記塗
布ローラ240は、給液性材料である例えばスポンジ材
で構成することができる。
【0078】トナー剥離ユニット3は、加熱ヒータ34
0を内蔵した軟化手段としての加熱ユニット341と、
回転駆動される駆動ローラ342とアイドルローラ34
3a,bと加熱ユニット341とに張架された剥離ベル
ト323と、剥離ベルト323を介在させて加熱ユニッ
ト341に対向し、加熱ユニット341に対して剥離ベ
ルト323及び転写紙10を押圧するように配設された
押圧手段としての加圧ローラ345と、剥離ベルト32
3の表面をクリーニングするクリーニング装置346と
で構成されている。クリーニング装置346は、剥離ベ
ルト323の表面上のトナーTを掻き落とすスクレーパ
ブレード347、スクレーパブレード347で掻き落と
したトナーTを収容するトナー受け(トナー容器)34
8を備えている。
【0079】剥離ベルト323は、上記剥離ローラ30
2の表面と同様に、少なくとも軟化している転写紙10
上のトナーに対して、転写紙10と該トナーとの付着力
より大きい付着力を有する材質、例えば上記トナーと同
一又は類似のトナー成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等で
少なくとも表面が構成された樹脂フィルムが使用されて
おり、本装置においては通気性のあるフィルムが使用さ
れている。
【0080】ところで、剥離ベルト323が例えば上記
フィルムのみからなる1層構造の場合、粘着力が強すぎ
てトナーがクリーニング装置346で十分に掻き落とさ
れないことがあるという欠点があった。この欠点を解消
するためには、ベルト表面に離型性を有するフッ素コー
ティング層を形成してクリーニング性を向上させること
が考えられる。しかしながら、単にベルト表面にフッ素
コーティング層を形成しても、トナー剥離性能が低下し
てしまうことがある。ここで、従来フッ素コーティング
は離型性向上のために用いられているが、充填材が4%
以上になると離型効果が低下することが知られている。
そこで、本装置に係る剥離ベルト323においては、図
18に示すように、上記フィルムからなる基体ベルト3
23a表面に、充填材を4%以上いれたフッ素コーティ
ング層323bを形成することにより、トナーの剥離ベ
ルト323表面からの離型性を良くしてクリーニング装
置346によるクリーニング性を向上させるとともに、
所定のトナー剥離性能を維持している。
【0081】また、剥離ベルト323の厚さは、加熱ユ
ニット341による熱効率及びベルトの寿命を考慮する
と100μm以下が好ましく、本発明者らの実験におい
ては30μmの剥離ベルト323を使用したところ効率
よく加熱できた。
【0082】また、上記加熱ユニット341には、開口
部(図示せず)が形成されており、更に加圧ローラ34
5は発泡体で形成されている。ここで、上記開口部は、
例えば、加熱ユニット341の上面から下面へ連通する
連通孔で構成されている。なお、上記開口部を、加熱ユ
ニット341の剥離ベルト323が接触する面に形成さ
れた穴で構成しても良い。以上の構成により、加熱ユニ
ット341による加熱で転写紙10から蒸気が発生して
も、この蒸気は、上記剥離ベルト323に保持されて該
剥離ベルト323の移動により転写紙10搬送方向下流
側に搬送されて該下流側で気中に発散されたり、該フィ
ルムと上記連通孔とを通して気中に発散されたり、加熱
ユニット341に形成された穴に逃がされたり、ニップ
部で加圧ローラ345に吸収されたりする。これらのこ
とによって、後に詳述する乾燥ユニット4における乾燥
工程での乾燥効率を向上させることができる。なお、特
に上記加圧ローラ345の発泡孔が連泡状になってる
と、上記水蒸気は該発泡孔を通して気中に吐き出される
ので効果は大きい。
【0083】また、上記剥離ベルト323の走行は、上
記駆動ローラ342を回転駆動させることで行われる。
転写紙10からトナーを剥離する場合、すなわち、転写
紙10を液付与ユニット2側から乾燥ユニット4側へ移
動させる場合は、上記矢印d方向に駆動ローラ342を
回転駆動させて剥離ベルト323を走行させる。なお、
剥離ベルト323は、転写紙10の先端部が略アイドル
ローラ343b上に到達したときのみ走行するように構
成されている。この動作を実現するためには、例えば、
転写紙10の先端部を検出するための転写紙先端検出セ
ンサーをアイドルローラ343b上方に設け、該転写紙
先端検出センサーにより転写紙10の先端部が検出され
た時点で駆動ローラ342を回転駆動させて剥離ベルト
323の走行を開始させるようにすれば良い。
【0084】また、上記加熱ユニット341の転写紙1
0搬送方向下流側端部は曲率r=10以下の曲面で構成
されており、剥離ベルト323は該端部側においてθ≦
90°で曲げられている。また、加熱ユニット341の
加熱ヒータ340は剥離ベルト323に接触するように
配設されている。
【0085】乾燥ユニット4は、転写紙10を乾燥させ
るものであり、トナー剥離ユニット3から搬送されてき
た転写紙10をガイドするガイド板407と、加熱ラン
プ408内蔵の例えばアルミからなる上乾燥ローラ40
9と、これに下方から圧接する加熱ランプ410内蔵の
下乾燥ローラ411とから構成されている。この下乾燥
ローラ411は給液性部材からなる表層を備えている。
また、このような乾燥ローラ対409,411に代え、
又は加え、ベルト状の部材を用いたり、熱風ファンや赤
外線ランプなどを用いたりしても良い。
【0086】以上の構成に係るトナー除去装置において
は、転写紙10が給紙ユニット1の給紙ローラ102及
びフィードローラ107により液付与ユニット2に搬送
されると、塗布ローラ240が回転することにより、転
写紙10表面に上記処理液20を供給する。これによ
り、転写紙10とトナーとの間の界面部に処理液20を
浸透させる。
【0087】転写紙10の先端部が略アイドルローラ3
43b上に到達すると、駆動ローラ342が回転駆動さ
れて剥離ベルト323が走行し、この剥離ベルト323
の走行により転写紙10は剥離ベルト323上に支持さ
れて剥離ベルト323と加圧ローラ345との圧接部に
搬送される。
【0088】そして、上記処理液20が浸透した転写紙
10が剥離ベルト323と加圧ローラ345との圧接部
に搬送されると、転写紙10に絡みついているトナー
は、加熱ユニット341の加熱ヒータ340により加熱
され、転写紙10から剥離されやすいように軟化した状
態で、加熱ユニット341、剥離ベルト323及び加圧
ローラ345で加圧されて剥離ベルト323により転写
紙10から剥離される。
【0089】上記剥離ベルト323の走行により上記圧
接部を通過してその全面からトナーが剥離された転写紙
10は、上記加熱ユニット341の転写紙10搬送方向
下流側端部において剥離ベルト323の移動方向が急激
に変化していることにより、剥離ベルト323から曲率
分離される。
【0090】そして、剥離ベルト323から曲率分離さ
れた転写紙10は、ガイド板407により上乾燥ローラ
409と下乾燥ローラ411との圧接部に案内され、こ
の圧接部において残留した処理液20が下乾燥ローラ4
11の給液性部材からなる表層に吸収されるとともに、
加熱ランプ408,410の加熱で乾燥される。
【0091】なお、転写紙10を乾燥ユニット4に搬送
し終えた剥離ベルト323は、駆動ローラ342の駆動
停止により移動を止める。
【0092】以上の構成に係るトナー除去装置によれ
ば、剥離ベルト323は、加熱ユニット341の転写紙
10搬送方向下流側端部側でθ≦90°で曲げられてお
り、その移動方向が急激に変化しているので、転写紙1
0をその表面から良好に分離できる。また、加熱ユニッ
ト341の転写紙10搬送方向下流側端部を利用して剥
離ベルト323を上記角度に曲げているので、転写紙1
0分離用の特別な部材を必要とせず、安価なトナー除去
装置とすることができる。また、剥離ベルト323は通
気性を有しているので、加熱ユニット341による加熱
で転写紙10から蒸気が発生しても、この蒸気を容易に
発散させることができ、次の乾燥工程での乾燥効率を向
上できる。更に、加圧ローラ345は発泡体で形成され
ているので、通気性が保たれ、上記のようにして発生し
た転写紙10からの蒸気をニップ部でその発泡孔に取り
込み、容易に発散させることができ、次の乾燥工程での
乾燥効率を向上できる。また、剥離ベルト323は転写
紙10の先端部が略アイドルローラ343b上に到達し
たときのみ走行するように構成されているので、剥離ベ
ルト323の寿命向上を図ることができる。また、加熱
ユニット341の加熱ヒータ340は剥離ベルト323
に接触するように配設されており、剥離ベルト323の
みを介してトナーを加熱するので、従来のベルトを支持
するローラ内部に加熱ヒータが設けられ、該ローラとベ
ルトとを介してトナーを加熱するような構成に比して、
熱効率を向上させることができる。また、剥離ベルト3
23の表面をフッ素コーティング層323bとしている
ので、クリーニング性を向上でき、ベルトの寿命を長く
することができる。
【0093】ところで、上記実施例のトナー除去装置に
おいて、上記液付与ユニット2及びトナー剥離ユニット
3を個別に設ける代わりに、転写紙を表面に保持して搬
送する保持部材として大径の回転体(紙保持ドラム)を
備えた液付与ユニット兼トナー剥離ユニットを設けても
良い。このトナー除去装置の液付与ユニット兼トナー剥
離ユニットでは、上記給紙ユニット1からの転写紙が紙
保持ドラムとそれに圧接するように設けられた塗布ロー
ラとの間に挾持されて上記処理液が付与された後、紙保
持ドラム表面に密着しながら搬送される。次に、紙保持
ドラムに圧接するように設けられた剥離ローラで転写紙
上のトナーが付着除去される。このとき、転写紙と紙保
持ドラムとの間には、処理液による吸着力が作用してい
るため、剥離ローラと転写紙との間、又はトナーと転写
紙との間の付着力に抗して、転写紙は紙保持ドラム表面
に付着したまま、次の乾燥ランプを内蔵した乾燥ローラ
との接触位置に移動する。そして、乾燥ローラによって
転写紙の少なくとも先端部が乾燥した位置で、転写紙を
紙保持ドラム表面から分離する。
【0094】また、液付与ユニット2で転写紙10に多
量の処理液20を付与することにより、バックアップロ
ーラ308として大きな径の回転体を用いなくても、剥
離ローラ302からの転写紙10の分離を確実に行うこ
とができるようになる。この場合に、各ローラからの転
写紙10の分離を更に確実にするために、上記図12な
どに示したような分離爪303を適宜設けてもよい。
【0095】なお、上記実施例では、本発明を転写型の
電子写真複写機によって画像が形成された転写紙10に
適用しているが、ファクシミリ、プリンター、印刷機等
紙等の他の画像形成装置で用いる記録紙等の像保持体に
も適用できる。また、本発明は、繊維質の構造をした像
保持体に限定されることなく、像を形成することができ
る像保持体に適用できる。また、本発明が適用できる像
保持体は、例えば、プラスチック層等のベースシートの
表面層が紙等の吸液性及び弾性を有する材料層である積
層物等であってもよい。
【0096】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上記像保持体
の上記像形成物質が付着した表面側で、少なくとも該表
面上の画像形成物質と接触するように配置した上記剥離
手段の剥離部材が、該像形成物質に対して、該表面と該
像形成物質との付着力より大きい付着力を有することに
より、該剥離部材を該表面に接触させた後、該剥離部材
と該像保持体とを分離する際に、該像形成物質を確実に
該像保持体から離し、該剥離部材のみに付着させること
ができるようになるので、該像保持体から画像形成物質
のみを確実に取り除くことができるようになるという効
果がある。また、上記剥離部材の表面が像保持体搬送手
段との接触部を通って移動するように、該剥離部材を動
かし、該接触部より下流側の該剥離部材表面の移動軌跡
を、該像保持体がその腰によって曲率分離するような曲
率を有するように設定することにより、該剥離部材との
接触部を通過した該像保持体の先端を、該剥離部材の表
面から確実に離すことができるようになるので、簡単な
構成で、該像保持体を該剥離部材から確実に分離させ、
次の処理工程に搬送できるようになるという効果があ
る。
【0097】請求項2の発明によれば、上記軟化手段
で、上記剥離部材が接触している又は接触する直前の上
記像保持体に付着している上記像形成物質を軟化させる
ことにより、該像保持体と該像形成物質との付着力をよ
り小さく、該像形成物質と該剥離部材との付着力を大き
くすることができるようになるので、該像保持体から画
像形成物質のみを更に確実に取り除くことができるとい
う効果がある。
【0098】請求項3の発明によれば、上記軟化手段
で、上記剥離部材が接触している上記像保持体上の、該
不安定化液塗布手段により付着状態が不安定状態とされ
た該像形成物質を加熱して軟化させることにより、該像
保持体と該像形成物質との付着力をより小さく、該像形
成物質と該剥離部材との付着力を大きくすることができ
るようになるので、該像保持体から画像形成物質のみを
更に確実に取り除くことができるという効果がある。ま
た、上記不安定化液が上記加熱により蒸気となっても、
この蒸気を剥離部材を通して発散させることができるの
で、像形成物質剥離後の像保持体を乾燥させるような構
成の場合、乾燥工程での効率向上を図ることができると
いう効果がある。
【0099】請求項4の発明によれば、上記不安定化液
が上記加熱により蒸気となっても、この蒸気を押圧手段
を通して発散させることができるので、像形成物質剥離
後の像保持体を乾燥させるような構成の場合、乾燥工程
での効率向上を図ることができる。
【0100】請求項5の発明によれば、シート状剥離部
材は該像保持体から像形成物質を取り除くとき以外は移
動しないので、該シート状剥離部材の寿命向上を図るこ
とができる。
【0101】請求項6の発明によれば、シート状剥離部
材表面に充填材入りのフッ素コーティングをすること
で、クリーニング性を向上させることができるので、該
シート状剥離部材の寿命向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー除去装置の概略構成図。
【図2】同トナー除去装置のトナー剥離ユニットの概略
構成図。
【図3】変形例に係るトナー剥離ユニットの概略構成
図。
【図4】他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概略構
成図。
【図5】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図6】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図7】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図8】(a)は更に他の変形例に係るトナー剥離ユニ
ットの概略構成図。(b)は同トナー剥離ユニットのト
ナー回収部の断面図。(c)は同トナー回収部の圧縮部
材の説明図。
【図9】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの概
略構成図。
【図10】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニット、
及び液付与ユニットの概略構成図。
【図11】同トナー剥離ユニット及び液付与ユニットの
動作のタイミングチャート。
【図12】同トナー剥離ユニットの分離爪の当接部の拡
大図。
【図13】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの
概略構成図。
【図14】(a)は更に他の変形例に係るトナー剥離ユ
ニットの概略構成図。(b)は同トナー剥離ユニットの
斜視図。
【図15】(a)は同トナー剥離ユニットとともに用い
る液付与ユニットの液付与部の正面図。(b)は同液付
与部の側面図。
【図16】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットの
概略構成図。
【図17】更に他の変形例に係るトナー剥離ユニットを
備えたトナー除去装置の概略構成図。
【図18】同トナー剥離ユニットの剥離ベルトの断面概
略構成図。
【符号の説明】
2 液付与ユニット 3 トナー剥離ユニット 4 乾燥ユニット 10 転写紙 20 処理液 301 加熱ランプ 302 剥離ローラ 308 バックアップローラ
フロントページの続き (72)発明者 木村 祥之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 和弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 浅場 陽一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 谷川 清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮下 義明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 新宮領 慧 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体と該像形成物質との付着状態を不安定状態にし、
    該像保持体から該像形成物質を取り除く像保持体からの
    像形成物質除去装置において、 該像形成物質に対して、該表面と該像形成物質との付着
    力より大きい付着力を有する剥離部材を、該像形成物質
    が付着した該表面側で、少なくとも該表面上の像形成物
    質と接触するように配置した剥離手段と、該剥離部材の
    表面が像保持体搬送手段との接触部を通って移動するよ
    うに、該剥離部材を動かす手段とを設け、該接触部より
    下流側の該剥離部材表面の移動軌跡を、該像保持体がそ
    の腰によって曲率分離するような曲率を有するように設
    定したことを特徴とする像保持体からの像形成物質除去
    装置。
  2. 【請求項2】上記剥離部材が接触している又は接触する
    直前の上記像保持体に付着している上記像形成物質を軟
    化させる軟化手段を設けたことを特徴とする請求項1の
    像保持体からの像形成物質除去装置。
  3. 【請求項3】上記表面と像形成物質との間の安定な付着
    状態を不安定状態とする不安定化液を該表面に塗布する
    不安定化液塗布手段と、上記剥離部材が接触している上
    記像保持体上の、該不安定化液塗布手段により付着状態
    が不安定状態とされた該像形成物質を加熱して軟化させ
    る軟化手段とを設け、該剥離部材を通気性を有する部材
    で構成したことを特徴とする請求項1の像保持体からの
    像形成物質除去装置。
  4. 【請求項4】発泡体からなる部材を用いて、上記軟化手
    段に接触した上記剥離部材と上記像保持体とを密着させ
    る押圧手段を設けたことを特徴とする請求項3の像保持
    体からの像形成物質除去装置。
  5. 【請求項5】上記剥離部材を無端移動可能なシート状に
    構成し、上記像保持体の先端部が該シート状剥離部材ま
    で移動してきたときのみ、該シート状剥離部材を該像保
    持体の移動方向と同じ向きに移動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1の像保持体からの像形成物質
    除去装置。
  6. 【請求項6】上記シート状剥離部材表面に充填材入りの
    フッ素コーティングをしたことを特徴とする請求項5の
    像保持体からの像形成物質除去装置。
JP6026149A 1993-07-21 1994-01-28 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置 Withdrawn JPH0784490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6026149A JPH0784490A (ja) 1993-07-21 1994-01-28 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-201166 1993-07-21
JP20116693 1993-07-21
JP6026149A JPH0784490A (ja) 1993-07-21 1994-01-28 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0784490A true JPH0784490A (ja) 1995-03-31

Family

ID=26363897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6026149A Withdrawn JPH0784490A (ja) 1993-07-21 1994-01-28 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0784490A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6128464A (en) * 1997-04-10 2000-10-03 Minolta Co., Ltd. Apparatus for removing printing material from a recording member on which an image is recorded by the printing material
US6850729B2 (en) 1997-01-07 2005-02-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Image stripping member, and image stripping apparatus and image stripping method using the image stripping member
JP2008009135A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Ricoh Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2008129267A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sharp Corp 画像形成装置における剥離部材の駆動制御方法及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6850729B2 (en) 1997-01-07 2005-02-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Image stripping member, and image stripping apparatus and image stripping method using the image stripping member
US6128464A (en) * 1997-04-10 2000-10-03 Minolta Co., Ltd. Apparatus for removing printing material from a recording member on which an image is recorded by the printing material
JP2008009135A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Ricoh Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2008129267A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sharp Corp 画像形成装置における剥離部材の駆動制御方法及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0784490A (ja) 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置
JP3273832B2 (ja) 付着性不安定化液を用いた像保持体からの像形成物質除去装置、及び、像保持体処理装置
JP3269724B2 (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0784489A (ja) 剥離部材を用いた像保持体からの像形成物質除去装置
JP3208409B2 (ja) 剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0736329A (ja) 剥離部材表面の平滑手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0736328A (ja) 剥離部材表面の像形成物質の除去手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JP3224644B2 (ja) 剥離部材表面の像形成物質付着量の検知手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JP2764066B2 (ja) 像保持体の再生方法及びその装置
JP3312982B2 (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0736330A (ja) 像保持体の分離手段を有する剥離手段を備えた、像保持体からの像形成物質除去装置
JPH07121067A (ja) 処理ヘッドを有する不安定化液付与手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH07114310A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法、及びその装置
JPH0756472A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置
JPH07306614A (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JPH07225539A (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JPH0744074A (ja) 不安定化剤の付与制御手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH0756470A (ja) 反転搬送手段を有する不安定化液付与手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH0784491A (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置
JPH0756474A (ja) 像保持用シートの再生装置
JP2811530B2 (ja) 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置
JPH0756476A (ja) 像保持体の像消去領域からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに像保持体処理装置
JPH0744073A (ja) 浸透度促進剤の付与制御手段を備えた像保持体からの像形成物質除去装置及び像保持体処理装置
JPH07232860A (ja) 像保持体再生装置
JPH0756477A (ja) 像領域に浸透度促進剤を付与する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403