JPH0784746B2 - 地下構造物の構築方法 - Google Patents

地下構造物の構築方法

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JPH0784746B2
JPH0784746B2 JP63226171A JP22617188A JPH0784746B2 JP H0784746 B2 JPH0784746 B2 JP H0784746B2 JP 63226171 A JP63226171 A JP 63226171A JP 22617188 A JP22617188 A JP 22617188A JP H0784746 B2 JPH0784746 B2 JP H0784746B2
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steel
slab
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英二 松下
賢司 富岡
明美 野尻
隆夫 井上
俊平 田中
泰男 野田
吉和 新見
圭二 川上
和之 田崎
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Kajima Corp
Nippon Steel Corp
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Kajima Corp
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地下又は半地下の店舗地下駐車場、倉庫等を
構築するための地下構造物の構築方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来、地下構造物を構築する場合、予め構築予定部分を
掘削しておき、最下層より上層に向かって順次スラブ、
柱を構築してゆく方法や、掘削しながら上層から下層に
向かって順次柱等を樹立してゆく方法(いわゆる逆打工
法)があるが、いずれも、仮設時に切張、腹起こし等を
構築して施工を進めなければならず、多大の仮設費と仮
設時間を必要とするという不都合があった。
そこで、かかる不都合を解消するために、敷地の周囲に
杭兼用の柱を打設し、かつ、地下外壁として地下連続壁
を構築した後、地表面で予め構築した必要階数分のスラ
ブを前記柱に沿って吊り下ろしながら該スラブ下の地盤
を掘削し、切張を兼ねて上階のスラブより順次所定位置
に仮固定すると共に、仮固定したスラブより上部の柱に
コンクリートを打設し、かつ、該スラブ周辺部と前記地
中連続壁を接合する地下構造物の構築方法が開発されて
いる(特開昭62-72822号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この従来方法では、地下連続壁を鉄筋コ
ンクリート製としているから、その断面が厚くなり、敷
地の有効利用の点で不利であると共に、地下連続壁の形
状精度が悪い。施工にかなり時間がかかる。地下連続壁
にスラブとの接合部材を取り付け難い等の欠点があっ
た。また、地下連続壁は前述の如くコンクリート製で地
下水が浸透し易いから、外部止水も内部止水も行わない
場合には、各階床面積が狭くなっても、地下連続壁の内
側にさらに連続壁を設け、該連続壁と地下連続壁との間
を通して該地下連続壁から浸入した地下水を地下ピット
に集める必要があるため、地下連続壁がコンクリート製
であるということは各階床面積を確保する上で重大な欠
点となっており、この点でも敷地の有効利用ができなか
った。
〔発明の目的〕
本発明は前記課題を解決するためになしたもので、急速
施工で地下外壁の断面を薄くしながら地下外壁としての
信頼性と止水性を確保できると共に、地下外壁の形状精
度を向上させることができ、しかも、スラブとの接合部
材を取り付け易くできるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1発明に係る地下構造物の構築方法は、方形を1以上
横に併列させた断面形状の中空筒状の鋼製矢板の外側壁
を横方向に方形の辺の1/2の長さ突設させ連結片を形成
し、その先端に係合部を有する複数本の鋼製連続壁部材
を係合部どうしで互いに連接させて、敷地の周囲に設け
た連続孔内に建て込んだ後、この連続壁の根入部を打設
コンクリートで固定し、かつ、該連続壁の外側の周囲に
コンクリートを打設すると共に内側に砂を投入充填して
地下外壁を形成し、次いで、該地下外壁の内側の地盤を
掘削して吊り下ろしたスラブを、上階のスラブより地下
外壁内の連続壁に突設した接合材を介して前記地下外壁
と接合することを特徴とする。
第2発明に係る地下構造物の構築方法は、敷地の周囲に
設けた連続孔内にソイルセメントミルクを充填して地中
連続壁体を造成した後、方形を1以上横に併列させた断
面形状の中空筒状の鋼製矢板の外側壁を横方向に方形の
辺の1/2の長さ突設させ連結片を形成し、その先端に係
合部を有する複数本の鋼製連続壁部材を係合部どうしで
互いに連接させて前記連続壁体内に圧入し、次いで、こ
れによって形成された地下外壁の内側の地盤を掘削して
吊り下ろしたスラブを、上階スラブより地下外壁内の連
続壁に突設した接合材を介して前記地下外壁と接合する
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、第1発明の一実施例を第1図〜第15図に沿って説
明する。
本発明方法は次の〜の手順で実施される。
間隔をおいて一列に配置された複数本のオーガ等に
よって敷地1の周囲に連続孔2を掘削する(第1図)。
複数本の鋼製連続壁部材3を係合部どうしで互いに
連接させて前記連続孔2内に建て込んだ後(第2図)、
これによって形成された連続壁4の根入部を打設コンク
リートで固定する。鋼製連続壁部材3のかかる連接建て
込みに際しては、鋼製連続壁部材3の係合部(後述する
連結片9先端の係合部10)に吸水膨潤性の止水材を塗布
しておくと、より止水効果が得られて好ましい。
尚、連続孔2の底部に予めコンクリートを打設し、しか
る後、該連続孔2内に鋼製連続壁部材3を建て込み打設
コンクリートに打ち込んで連続壁4を形成し、該連続壁
4の根入部を固定しても良い。
連続壁4の外側にコンクリートを打設して地下外壁
5を形成する。本実施例では、連続壁4の外面に接合材
(例えばシェアコネクタ、スタッド等)を突設し、か
つ、該連続壁4の外側に配筋し、或いは接合材を設ける
ことなくコンクリートを打設して地下外壁5を形成す
る。しかる後、或いは地下外壁5の形成と共に、地盤掘
削の際外壁5の内側で地盤がくずれないように該地盤外
壁5の内側に砂を投入充填する(第3図、第4図)。
地下外壁5の内側上方に、地表面で予め構築した必
要階数分のRC系或いは鋼製スラブ6を配置する(第5
図)。
スラブ6の下の地盤を掘削すると共に、該スラブ6
をジャッキ7によって吊り下ろし、切張を兼ねて上階の
スラブより順次所定位置に残す。そして、地下外壁5の
連続壁4内面に突設した接合材を介して該地下外壁5と
スラブ6を接合しながら、他のスラブを吊り下ろす作業
を繰り返す(第6図、第7図)。
最下階のスラブ6を吊り下ろした後、該スラブ6の
下を掘削した部分にコンクリートを打設し、前記と同様
に地下外壁5と接合する(第8図、第9図)。
地下外壁5の内側から連続壁4の鋼製連続壁部材3
どうしを溶接する(第10図)。
このような本発明方法において、鋼製連続壁部材3とし
ては、方形を1以上横に併列させた断面形状の中空筒状
の鋼製矢板8の外側壁を横方向に方形の辺の1/2の長さ
突設させ連結片を形成し、その先端に係合部を有する3
A,3Bが使用されている(第10図、第11図、第12図)。
尚、鋼製連続壁部材3の主体部分を構成する鋼製矢板8
としては、前記鋼製矢板8の外、2枚の鋼板を間隔をお
いて複数枚の連結鋼板を介して連結した組立鋼板8′が
含まれるものとし、組立鋼板8′の幅方向対向壁外面
(例えば隅角部位置の外面)に前記連結片9を突設した
もの3Cを鋼製連続壁部材3として使用しても良い(第13
図)。
また、連続壁4のコーナー部においては、インタロッキ
ングパイプ11と略U字状断面のガイド12が使用され(第
14図)、該ガイド12を底部湾曲面にて前記インタロッキ
ングパイプ11と係合可能にすると共に、両方の片先端に
て連結片9先端に設けた係合部10と係合可能とする(2
組の連結片9を有する鋼製連続壁部材3Aの場合)か、或
いは一方の片先端にて連結片9先端に設けた係合部10と
係合可能で、かつ、他方の片先端にて中空筒状の鋼製矢
板8の外面と当接可能としている(1組の連結片9を有
する鋼製連続壁部材3Bの場合)。
尚、本実施例は、連続壁4の外側にコンクリートを打設
して地下外壁5を形成し、内側に砂を充填する例につい
て説明したが、鋼製連続壁部材3の構造上コンクリート
との合成が容易であることを利用し、2組の連結片9を
有する鋼製連続壁部材3Aの場合には連続壁4の各中空部
にコンクリートを充填して中詰コンクリート方式で地下
外壁5を形成するか、又は、本実施例とは逆に、第15図
に示す如く連続壁4の内面に接合材13を突設し、かつ、
該連続壁4の内側に配筋してコンクリートを打設し内壁
コンクリート方式で地下外壁5を形成しても良い。後者
の場合、連続壁4を利用して地下外壁5の内面に接合材
を容易かつ確実に設けることができるから、地下外壁5
とスラブ6との接合作業を容易かつ迅速にできる。
また、地下外壁5の内側で地盤がくずれないように砂を
充填するのに代え連続壁4の内側にコンクリートを打設
しても良い。この場合、コンクリートと地山が接する部
分にはコンクリート廻り込み防止装置14を設けることが
好ましい(第14図)。
次に、第2発明の一実施例を第16図〜第18図に沿って説
明する。
本発明方法は次の′、′と前記〜の手順で順次
実施される。
′間隔をおいて一列に配置された複数本のオーガ等に
よって敷地1の周囲に連続孔2を掘削しつつセメントミ
ルクを注入し、前記オーガ等の引き抜きにより連続孔2
内にセメントミルクと土砂を混合攪拌したソイルセメン
トミルクを連続配置して柱列状の壁体15を造成する(第
16図)。
′複数本の鋼製連続壁部材3を係合部どうしで互いに
連接させて前記壁体15内に打ち込む(第17図及び第18
図)。その際、鋼製連続壁部材3の係合部(連結片9先
端の係合部10)に吸水膨潤性の止水材を塗布すればより
止水効果がある。
このような本発明方法において、鋼製連続壁部材3とし
て鋼製連続壁部材3A,3Bが使用され、また、連続壁4の
コーナー部においては、インタロッキングパイプ11と略
U字状断面のガイド12とが使用されることは前記第1発
明と同様である。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明は、地下外壁の主体として中空筒状の
鋼製矢板からなる鋼製連続壁部材を使用するため大きな
剛性を備えた矢板により、容易かつ迅速に施工できると
共に、鋼製連続壁部材を係合部どうしで互いに連接さ
せ、必要に応じ係合部に止水材を塗布して連続壁を形成
することによって地下外壁の止水性を確保し、かつ、連
結片は1/2の方形の辺の長さで短かく剛性を弱めること
なく、地下外壁としての信頼性を確保することができ
る。しかも、鋼製連続壁部材相互の溶接等によって壁の
面内剛性を確保し易い。また、地下外壁の断面を薄く
し、かつ、形状精度を向上させることができる。さら
に、地下外壁に各階スラブを接合するための接合材を地
下連続壁に固定して容易かつ確実に設けることができ
る。従って、地下外壁を能率よく十分な強度を持たせて
施工でき、かつ、地下外壁と各階スラブとの接合強度を
大幅に向上させることができると共に、従来と比べて壁
厚を薄肉にし、かつ、内側連続壁を省略して敷地を有効
に使用できる。よって、特開昭62-72882号公報に示され
る地下構築物の構築方法をより有効なものとできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は第1発明の一実施例を示す工程図、第
10図、第11図、第12図、第13図、第14図は相異なる地下
外壁の断面図、第15図は内壁コンクリート方式の地下外
壁の断面図、第16図〜第18図は第2発明の一実施例を示
す工程図である。 1……敷地、2……連続孔、3,3A,3B,3C……鋼製連続壁
部材、4……連続壁、5……地下外壁、6……スラブ、
7……ジャッキ、8……中空筒状の鋼製矢板、8′……
組立鋼板、9……連結片、10……係合部、11……インタ
ロッキングパイプ、12……ガイド、13……接合材、14…
…コンクリート廻り込み防止装置、15……壁体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野尻 明美 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 井上 隆夫 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 田中 俊平 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 野田 泰男 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 新見 吉和 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 川上 圭二 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 田崎 和之 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−10539(JP,A) 特開 昭62−72822(JP,A) 特公 昭52−32164(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形を1以上横に併列させた断面形状の中
    空筒状の鋼製矢板の外側壁を横方向に方形の辺の1/2の
    長さ突設させ連結片を形成し、その先端に係合部を有す
    る複数本の鋼製連続壁部材を係合部どうしで互いに連接
    させて、敷地の周囲に設けた連続孔内に建て込んだ後、
    この連続壁の根入部を打設コンクリートで固定し、か
    つ、該連続壁の外側の周囲にコンクリートを打設すると
    共に内側に砂を投入充填して地下外壁を形成し、次い
    で、該地下外壁の内側の地盤を掘削して吊り下ろしたス
    ラブを、上階のスラブより地下外壁内の連続壁に突設し
    た接合材を介して前記地下外壁と接合することを特徴と
    する地下構造物の構築方法。
  2. 【請求項2】敷地の周囲に設けた連続孔内にソイルセメ
    ントミルクを充填して地中連続壁体を造成した後、方形
    を1以上横に併列させた断面形状の中空筒状の鋼製矢板
    の外側壁を横方向に方形の辺の1/2の長さ突設させ連結
    片を形成し、その先端に係合部を有する複数本の鋼製連
    続壁部材を係合部どうしで互いに連接させて前記連続壁
    体内に圧入し、次いで、これによって形成された地下外
    壁の内側の地盤を掘削して吊り下ろしたスラブを、上階
    スラブより地下外壁内の連続壁に突設した接合材を介し
    て前記地下外壁と接合することを特徴とする地下構造物
    の構築方法。
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JPS5232164A (en) * 1975-09-06 1977-03-11 Cosmo Denki Kk Thermostat apparatus
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