JPH0784825A - プログラムデバッグ装置 - Google Patents

プログラムデバッグ装置

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JPH0784825A
JPH0784825A JP5228425A JP22842593A JPH0784825A JP H0784825 A JPH0784825 A JP H0784825A JP 5228425 A JP5228425 A JP 5228425A JP 22842593 A JP22842593 A JP 22842593A JP H0784825 A JPH0784825 A JP H0784825A
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JP
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message
host
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error
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Pending
Application number
JP5228425A
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English (en)
Inventor
Chikako Yokozawa
知嘉子 横澤
Takeshi Yasuda
剛 安田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない通信量で指示に対する結果の確認を可
能とし、応答速度を向上させることによって、効率的な
デバッグの可能な、優れたプログラムデバッグ装置を提
供する。 【構成】 中間層ノードA1が、下位ノードB1,B
2,…,Bnからの複数の返信メッセージを、単一の終
了メッセージ又はエラーメッセージに集約するので、各
中間層ノードが全ての返信メッセージを上位へ転送する
従来のプログラムデバッグ装置と比較して、通信回数及
び通信量が飛躍的に減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のノードコンピュ
ータが、通信回線によって階層的に接続されたターゲッ
トシステム上のプログラムをデバッグする、プログラム
デバッグ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アプリケーションなど各種のコンピュー
タプログラムを開発するには、プログラムの過誤(バ
グ)を除去するデバッグ作業が必要である。プログラム
開発は、そのプログラムが実行される機種のコンピュー
タ上で行われる場合もあるが、近年では、デバッグなど
の開発作業は、プログラム開発に適した機種のコンピュ
ータ(ホストコンピュータ、以下「ホスト」という)で
行い、開発されたプログラムは、開発時の機種とは異な
った機種(ターゲットシステム、以下「ターゲット」と
いう)で実行させる場合が増加している。このようなプ
ログラム開発環境はクロス開発環境と呼ばれ、制御プロ
グラムのように、ターゲットが比較的小規模で十分なメ
モリ容量や入出力手段を備えない場合のプログラム開発
に適している。
【0003】クロス開発環境におけるターゲットは、比
較的小規模な複数のコンピュータを通信回線で接続した
ネットワークである場合もあり、特に、プログラムの試
行などデバッグ作業の一部をターゲット上で行いたい場
合も考えられる。このような場合は、ターゲットを構成
するコンピュータ(ノードコンピュータ、以下「ノー
ド」という)にデバッグ機能の一部を搭載し、豊富なデ
バッグ機能や十分な入出力機能を有するホストを通信回
線でネットワークに接続することによってプログラムデ
バッグ装置を構成することが考えられる(参考文献:特
開昭62−267841)。このようにすれば、ホスト
から、通信によって、ターゲット上のデバッグ機能を遠
隔操作することができる。
【0004】さらに、このようなネットワークが、階層
的に構成されたネットワークである場合も考えられる。
すなわち、ホストが第1の通信回線を通じて第1、第2
のノードに接続され、このうち第1のノードがさらに第
2の通信回線を通じて第3、第4のノードに接続されて
いる場合、特定のノードにおけるデバッグ作業をホスト
から遠隔操作で行う必要がある。
【0005】このような場合、ホストや各ノードが、T
CP(Transmission Control Protocol) やIP(Interne
t Protocol) などの高度な通信機能を備えている場合、
ホストからの遠隔操作は自在に行うことができる。しか
し、このような高度な通信機能は、複雑な構成、特に通
信手順を制御する大規模なプログラムによって実現され
るので、そもそも容量の少ないターゲットのノード上で
は実現が困難である。
【0006】このため、ターゲットがネットワークであ
るクロス開発環境では、次のような態様でデバッグを行
っている。すなわち、まず、各ノードに所定のデバッグ
を実行するデバッグ手段を設けるとともに、固有のアド
レスを割り当てておく。プログラマなどのユーザは、指
示の対象となるノード(本明細書において「目的ノー
ド」という)と、この目的ノードに搭載されたデバッグ
手段に対する指示を、ホストに入力する。ホストは、目
的ノードのアドレスや指示を含む所定の通信単位(本明
細書において「メッセージ」という)を生成し、この指
示を含むメッセージ(本明細書において「指示メッセー
ジ」という)をネットワーク上に送り出す。この指示メ
ッセージには、送信経路を表す情報(本明細書において
「送信経路情報」という)の記憶領域が含まれており、
ネットワークの各ノードは、自らのアドレスを送信経路
情報に追加しながら、目的ノードに向かって指示メッセ
ージの転送を繰り返す。
【0007】指示メッセージを受信した目的ノードで
は、デバッグ手段が指示メッセージに含まれるデバッグ
指示を実行し、その結果を表す文字列などの情報(本明
細書において「結果情報」という)に、指示メッセージ
の送信経路情報を転写して付加し、デバッグ指示の実行
結果をホストに返信するためのメッセージ(本明細書に
おいて「終了メッセージ」という)を生成し、この終了
メッセージをネットワーク上に送り出す。送り出された
終了メッセージは、送信経路情報に含まれるノードを逆
に辿ってホストに返信される。
【0008】このようにすれば、ホストは、指示に対す
る結果を受領できるので、高度な通信機能を搭載できな
いノードによって構成されるネットワークについても、
ホストの有する豊富な開発環境を用いて効率的なデバッ
グを行うことが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のプログラムデバッグ装置では、指示メッセージ
は最下層の全ノードに送信されるが、ホストやユーザが
本来必要とする返信は、目的ノードからの終了メッセー
ジのみである。しかし、従来のプログラムデバッグ装置
は、最下層のノードのうち目的ノード以外のノードも、
自らが目的ノードでない旨のメッセージ(本明細書にお
いて「エラーメッセージ」という)をホストまで返信す
るように構成されている必要があった。これは、目的ノ
ード以外のノードが何らメッセージを返信しないと、タ
ーゲット上に存在しないノードを誤って指定した場合に
次のような不都合が生じるからである。
【0010】つまり、ターゲット上に存在しないノード
を誤って指定した場合、ターゲット上のいずれのノード
もデバッグ指示を実行しないので、ホストはデバッグの
結果を受信・表示せずに沈黙状態となるが、このような
沈黙状態は、デバッグ指示の実行や終了メッセージの返
信に時間がかかっている場合にも同様に生じる。このと
き、ユーザは、指示に対する結果、すなわち、沈黙状態
の原因が、ノードの指定の誤りなのか、指示の実行や終
了メッセージの返信に時間を要するためなのかを判断す
ることができないためデバッグ作業が停滞する。
【0011】そこで、従来のプログラムデバッグ装置で
は、最下層のノードのうち目的ノード以外のノードもエ
ラーメッセージをホストに返信するようにし、ターゲッ
ト上の全ノードからエラーメッセージが返信された場合
は、ホストやユーザが、ノードの指定の誤りを発見でき
るようにしている。
【0012】しかしながら、このように構成された従来
のプログラムデバッグ装置では、目的ノードを除く全ノ
ードがそれぞれエラーメッセージをホストまで返信し、
しかも、一つのエラーメッセージの返信が、相互に直接
接続されているノード間におけるエラーメッセージの転
送の繰り返しによって行われる。このため、一つの指示
を行うごとに、極めて多数の通信が発生し、通信量が多
くなる。このため、通信に関するターゲットやホストの
負担が増大することによって、通信所要時間が増大した
り、指示に対する応答が遅延し、結果的にデバッグ効率
が低下するという問題点があった。
【0013】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、少な
い通信量で指示に対する結果の確認を可能とし、応答速
度を向上させることによって、効率的なデバッグの可能
な、優れたプログラムデバッグ装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、請求項1のプログラムデバッグ装置は、デバッグ指
示を送信する上位側のホストコンピュータと、前記指示
を実行しその結果を返信する複数の下位側のノードコン
ピュータとが、複数の通信回線によって階層的に接続さ
れたプログラムデバッグ装置において、前記ノードコン
ピュータは、下位側に接続された他の前記ノードコンピ
ュータである下位ノードを有する中間層ノードと、前記
下位ノードを有しない最下層ノードを含み、前記各中間
層ノードは、当該中間層ノード宛てでない前記指示を受
信したときは、当該指示メッセージを前記下位ノードに
転送するように構成され、前記各ノードコンピュータ
は、当該ノードコンピュータ宛の前記指示を受信したと
きは、当該指示を実行し、その結果を、当該ノードコン
ピュータの上位側に接続された前記ノードコンピュータ
である上位ノード、又は、前記ホストコンピュータに返
信するように構成され、前記各最下層ノードは、当該最
下層ノード宛てでない前記指示を受信したときは、所定
のエラーメッセージを当該最下層ノードの前記上位ノー
ド又は前記ホストコンピュータに転送するように構成さ
れ、前記各中間層ノードは、前記各指示について、当該
中間層ノードの前記下位ノードから返信される前記結果
又はエラーメッセージのうち少なくとも一方に基づい
て、当該中間層ノードの前記下位ノードにおける前記指
示に対する動作結果を表す単一の前記結果又は前記エラ
ーメッセージを、当該中間層ノードの前記上位ノード又
は前記ホストコンピュータに返信するように構成された
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項2の発明は、複数のノードコ
ンピュータとこれらノードコンピュータ間を接続する通
信回線とを有するネットワークであるターゲットシステ
ムと、このターゲットシステムに接続されたホストコン
ピュータと、を有する請求項1記載のプログラムデバッ
グ装置において、前記ホストコンピュータは、前記ノー
ドコンピュータに対するデバッグ指示を入力し、この指
示の対象となる前記ノードコンピュータである目的ノー
ドを特定するための指示入力手段と、前記ターゲットシ
ステムにおける通信単位であるメッセージであって、少
なくとも当該メッセージの送信経路を表す送信経路情報
と、前記目的ノードを表す目的ノード情報と、前記指示
の内容を表す指示情報とを含む、指示メッセージを生成
する指示メッセージ生成手段と、前記各指示メッセージ
について、前記ホストコンピュータの前記下位ノードご
との動作結果を表すデータテーブルであるホストテーブ
ルを格納するためのホストテーブル格納手段と、前記各
指示メッセージについて前記ホストテーブルを前記ホス
トテーブル格納手段に登録するホストテーブル登録手段
と、前記ホストコンピュータと前記通信回線との間で前
記メッセージを送受信するホスト通信手段と、を有し、
また、前記ノードコンピュータは、当該ノードコンピュ
ータと前記通信回線との間で前記メッセージを送受信す
るノード通信手段と、受信した前記メッセージである受
信メッセージを格納するための受信メッセージ格納手段
と、前記受信メッセージの送信先及び種類を判別するノ
ード判別手段と、前記受信メッセージが当該ノードコン
ピュータ宛てでない前記指示メッセージと判別されたと
きに、当該ノードコンピュータの前記下位ノードを検出
する下位ノード検出手段と、前記下位ノードが検出され
たときに、前記ターゲットシステム中において当該ノー
ドコンピュータを表す情報であるアドレスを、当該指示
メッセージの前記送信経路情報に追加する経路追加手段
と、前記各指示メッセージについて、当該ノードコンピ
ュータの前記下位ノードごとの動作結果を表すデータテ
ーブルであるノードテーブルを格納するためのノードテ
ーブル格納手段と、前記下位ノードが検出されたとき
に、当該指示メッセージについて前記ノードテーブルを
前記ノードテーブル格納手段に登録するノードテーブル
登録手段と、を有し、前記ノード通信手段は、当該ノー
ドコンピュータの前記アドレスが追加された前記指示メ
ッセージを当該ノードコンピュータの前記下位ノードへ
転送するように構成され、また、前記ノードコンピュー
タは、前記受信メッセージが当該ノードコンピュータ宛
てでない前記指示メッセージと判別され、かつ、前記下
位ノードが検出されなかったときに、所定のエラーメッ
セージを生成するエラーメッセージ生成手段を有し、前
記ノード通信手段は、前記エラーメッセージを当該ノー
ドコンピュータの前記上位ノード又は前記ホストコンピ
ュータへ返信するように構成され、また、前記ノードコ
ンピュータは、前記受信メッセージが当該ノードコンピ
ュータ宛ての前記指示メッセージと判別されたときに、
当該指示メッセージに含まれる前記指示を実行するデバ
ッグ手段と、前記実行の結果を表す情報である結果情報
に、少なくとも当該指示メッセージの前記送信経路情報
を付加して、前記メッセージである終了メッセージを生
成する終了メッセージ生成手段と、を有し、前記ノード
通信手段は、この終了メッセージを当該ノードコンピュ
ータの前記上位ノード又は前記ホストコンピュータへ返
信するように構成され、また、前記各ノードコンピュー
タは、前記受信メッセージが、前記終了メッセージ又は
前記エラーメッセージである返信メッセージで、かつ、
当該ノードコンピュータ宛てでないと判別されたとき
に、当該ノードコンピュータの前記アドレスが当該返信
メッセージの前記送信経路情報に含まれているか否かを
判断する、送信経路判定手段を有し、前記ノード通信手
段は、当該ノードコンピュータの前記アドレスが当該返
信メッセージの前記送信経路情報に含まれ、かつ、当該
返信メッセージが前記終了メッセージと判別されたとき
に、当該終了メッセージを当該ノードコンピュータの前
記上位ノード又は前記ホストコンピュータに送信するよ
うに構成され、また、前記ノードコンピュータは、当該
ノードコンピュータの前記アドレスが当該返信メッセー
ジの前記送信経路情報に含まれ、かつ、当該返信メッセ
ージが前記エラーメッセージと判別されたときに、当該
エラーメッセージに係る前記ノードテーブルの有無を検
出するノードテーブル検出手段と、前記ノードテーブル
が検出されたときに、前記ノードテーブルに、当該エラ
ーメッセージに係る前記下位ノードから前記エラーメッ
セージが着信した旨の情報であるエラーコードを記録す
るノードエラー記録手段と、前記エラーコードが記録さ
れたときに、前記ノードテーブルにおいて、全ての前記
下位ノードについて前記エラーコードが記録されている
か否かを判断するノードエラー状態判定手段と、を有
し、前記エラーメッセージ生成手段は、前記ノードテー
ブルにおいて、当該ノードコンピュータの全ての前記下
位ノードについて前記エラーコードが記録されていると
きに、前記エラーメッセージを生成するように構成さ
れ、また、前記ノードコンピュータは、当該ノードコン
ピュータから、前記終了メッセージ又は前記エラーメッ
セージが当該ノードコンピュータの前記上位ノード又は
前記ホストコンピュータに返信される場合に、当該返信
メッセージに係る前記ノードテーブルを消去するノード
テーブル消去手段を有し、また、前記ホストコンピュー
タは、前記ホスト通信手段が受信した前記受信メッセー
ジが前記終了メッセージであるか前記エラーメッセージ
であるかを判別するホスト判別手段と、当該受信メッセ
ージが前記終了メッセージと判別されたときに、当該終
了メッセージに係る前記結果を表示する結果表示手段
と、前記表示に係る前記結果に対応する前記ホストテー
ブルを消去するホストテーブル消去手段と、当該受信メ
ッセージが前記エラーメッセージと判別されたときに、
当該エラーメッセージに係る前記ホストテーブルを検出
するホストテーブル検出手段と、前記ホストテーブルが
検出されたときに、前記ホストテーブルに、当該エラー
メッセージに係る前記エラーコードを記録するホストエ
ラー登録手段と、前記エラーコードが記録されたとき
に、前記ホストテーブルにおいて、全ての前記下位ノー
ドについてエラーコードが記録されているか否かを判断
するホストエラー状態判定手段と、前記ホストテーブル
において、前記ホストコンピュータの全ての前記下位ノ
ードについてエラーコードが記録されているときに、所
定のエラー表示を行うエラー表示手段と、を有し、前記
ホストテーブル消去手段は、前記エラー表示が行われる
場合にも、当該エラー表示に係る前記ホストテーブルを
消去するように構成されたこと、を特徴とする。
【0016】
【作用】上記のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1の発明では、各最
下層ノードのうち、指示の対象であるノード(単に「ノ
ード」という)は指示の実行結果を、それ以外のノード
はエラーメッセージを上位側に返信する。そして、各中
間層ノードには、下位ノードから結果又はエラーメッセ
ージのうち少なくとも一方が返信されるが、中間層ノー
ドでは、これらに基づいて、当該中間層ノードの下位ノ
ードにおける指示に対する動作結果を表す単一の結果又
はエラーメッセージを上位ノード又はホストコンピュー
タ(単に「ホスト」という)へ返信する。
【0017】このように、請求項1の発明では、中間層
ごとに、下位ノードからの複数の通信が単一のものに集
約されるので、ターゲットの各ノードからホストへの通
信量が減少する。
【0018】また、請求項2の発明は、次のような作用
を有する。まず、ホストでは、指示入力手段を通じてデ
バッグ指示の入力と目的ノードの特定が行われると、指
示メッセージ生成手段が指示メッセージを生成し、ホス
トテーブル登録手段が、指示メッセージについてホスト
テーブルをホストテーブル格納手段に登録し、ホスト通
信手段が指示メッセージをホストの下位ノードへ送信す
る。
【0019】各ノードでは、ノード通信手段が通信回線
からメッセージを受信すると、この受信メッセージは受
信メッセージ格納手段に格納され、また、ノード判別手
段が受信メッセージの送信先及び種類を判別する。ここ
で、受信メッセージが当該ノード宛てでない指示メッセ
ージと判別され、かつ、下位ノード検出手段が下位ノー
ドを検出したときは、経路追加手段が、当該ノードのア
ドレスを当該指示メッセージの送信経路情報に追加し、
ノードテーブル登録手段が、当該指示メッセージについ
てノードテーブルをノードテーブル格納手段に登録し、
ノード通信手段が当該指示メッセージを下位ノードへ転
送する。
【0020】このような指示メッセージの転送が繰り返
され、指示メッセージが目的ノードに到達すると、目的
ノードでは、ノード判別手段が受信メッセージを当該ノ
ード宛ての指示メッセージと判別する。この場合、デバ
ッグ手段が当該指示メッセージに含まれる指示を実行
し、終了メッセージ生成手段が結果情報に少なくとも当
該指示メッセージの送信経路情報を付加して終了メッセ
ージを生成し、ノード通信手段が、この終了メッセージ
を上位ノード又はホストコンピュータへ返信する。
【0021】終了メッセージを受信したノードでは、ノ
ード判別手段が、受信メッセージが当該ノード宛てでな
い終了メッセージと判別し、かつ、送信経路判定手段
が、当該ノードのアドレスが当該終了メッセージの送信
経路情報に含まれていると判定するので、ノード通信手
段が、当該終了メッセージを上位ノード又はホストに転
送し、テーブル消去手段が当該終了メッセージに係るノ
ードテーブルを消去する。
【0022】ところで、指示メッセージは、最下層ノー
ドのうち目的ノード以外のノードにも受信されるが、当
該ノードでは、受信メッセージが当該ノードコンピュー
タ宛てでない指示メッセージと判別され、かつ、下位ノ
ードも検出されないので、エラーメッセージ生成手段が
エラーメッセージを生成し、ノード通信手段がこのエラ
ーメッセージを上位ノード又はホストへ返信する。
【0023】このエラーメッセージを受信したノードの
うち、自分が送信経路上にいる上位側ノードでは、受信
メッセージがエラーメッセージと判別され、ノードテー
ブル検索手段がノードテーブルを検出したときは、ノー
ドエラー記録手段が、ノードテーブルに、当該エラーメ
ッセージを返信した下位ノードについてエラーコードを
記録する。続いて、ノードエラー状態判定手段が、前記
ノードテーブルにおいて、全ての下位ノードについてエ
ラーコードが記録されているかを判断し、記録されてい
るときは、エラーメッセージ生成手段がエラーメッセー
ジを生成し、ノード通信手段がこのエラーメッセージを
上位ノード又はホストに返信し、ノードテーブル消去手
段が当該エラーメッセージに係るノードテーブルを消去
する。
【0024】以上のような返信メッセージの送信が階層
的に繰り返されると、ホストの下位ノードからは、終了
メッセージ及びエラーメッセージのうち少なくとも一方
である返信メッセージが返信される。ここで、返信メッ
セージを受信したホストにおいて、ホスト判別手段が受
信メッセージを終了メッセージと判別した場合、結果表
示手段が当該終了メッセージに係る結果を表示し、ま
た、ホストテーブル消去手段が表示が終了した結果に係
る前記ホストテーブルを消去する。
【0025】受信メッセージがエラーメッセージと判別
すると、ホストテーブル検索手段が当該エラーメッセー
ジに係るホストテーブルを検出するが、検出できたとき
は当該ホストテーブルに係る動作結果は得られていない
こととなるので、ホストエラー記録手段がホストテーブ
ルに当該エラーメッセージに係るエラーコードを記録す
る。また、続いて、ホストエラー状態判定手段が、全て
の下位ノードについてエラーコードが記録されているか
否か判断するが、記録されていると判断したときは、ホ
ストよりも下位の全ノード、すなわち、ターゲットシス
テムには目的ノードが存在しなかったこととなるので、
エラー表示手段が所定のエラー表示を行う。また、これ
によって当該ホストテーブルに係る動作結果が得られた
こととなるので、ホストテーブル消去手段がホストテー
ブルを消去する。
【0026】このように、請求項2の発明では、各ノー
ドがメッセージの転送を繰り返すことによって、通信回
線によって直接物理的に接続されているホスト及びノー
ド間のみならず、直接物理的には接続されていないホス
トとノード間においても、複数の通信回線を順次経由し
て通信を行うことができる。
【0027】そして、中間層ノードは、終了メッセージ
を受信すると終了メッセージを上位ノードへ転送する
が、その後下位ノードからエラーメッセージを受信して
もこれを上位ノードへ返信しない。また、エラーメッセ
ージを受信したノードも全ての下位ノードからのエラー
メッセージの受信が終了するまでエラーメッセージを上
位ノードへ送信しない。このように、各中間層ノード
が、下位ノードからの複数の返信メッセージを、単一の
終了メッセージ又はエラーメッセージに集約するので、
各中間層ノードが全ての返信メッセージを上位へ転送す
る従来のプログラムデバッグ装置と比較して、通信回数
及び通信量が飛躍的に減少する。
【0028】なお、本発明では、複数のノードコンピュ
ータが全て同一の構成を有する必要はなく、プログラム
デバッグ装置全体として前記のような構成を有していれ
ば足りる。したがって、各ノードコンピュータについ
て、中間層又は最下層ノードのいずれであるかなど、タ
ーゲットシステム中の位置に応じた構成を有するように
してもよい。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例であるプログラムデ
バッグ装置(以下「本装置」という)について、図面に
従って具体的に説明する。なお、本装置は複数のコンピ
ュータおよび通信回線を用いて実現されるもので、本装
置の各機能は、プログラムの形式で表現された所定の手
順で前記各コンピュータを動作させることによって実現
されている。したがって、以下、本装置の各機能を有す
る仮想的回路ブロックを想定して本装置を説明する。
【0030】(1)実施例の構成 本装置は、ノードが階層的に接続されたネットワークで
あるターゲット、及び、前記ターゲットの最上位に接続
されたホストとを含むもので、図1は本装置の全体構成
を示すブロック図である。この図に示すように、本装置
を構成するターゲットは、複数のノードA1,A2,
…,Am及びB1,B2,…,Bnが、通信回線C1,
C2によって階層的に接続されたものである。すなわ
ち、ノードA1,A2,…,Amは通信回線C1を通じ
てホストHに接続され、さらに、ノードA1は、通信回
線C2を通じてノードB1,B2,…,Bnに接続され
ている。
【0031】なお、本装置はホストHを含めて3層に構
成されているが、本発明のプログラムデバッグ装置は4
層以上に構成し得るものであるから、本実施例では、4
層以上の場合における動作をも包含するように説明す
る。
【0032】また、図2は、ホストHの構成を示す機能
ブロック図である。すなわち、ホストHは、ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnに対する
デバッグ指示を入力し、及び、この指示の対象となるノ
ードである目的ノードA1,A2,…,Am又はB1,
B2,…,Bnを特定するための指示入力手段1を有し
ている。また、ターゲットでは、通信単位としてメッセ
ージと呼ばれる所定の情報単位が用いられるが、ホスト
Hは、各指示を目的ノードA1,A2,…,Amまたは
B1,B2,…,Bnに送信するためのメッセージであ
る指示メッセージを生成する指示メッセージ生成手段2
を有している。
【0033】ここで、メッセージは、複数の指示を相互
に識別するための情報であるID情報であるIDコード
と、メッセージの送信経路を表す送信経路情報と、前記
目的ノードを表す目的ノード情報と、指示の内容を表す
指示情報とを含む。
【0034】また、ホストHは、各指示メッセージにつ
いて、ホストHの下位ノードA1,A2,…,Amごと
の動作結果を表すデータテーブルであるホストテーブル
を格納するためのホストテーブル格納手段3と、各指示
メッセージについて前記ホストテーブルをホストテーブ
ル格納手段に登録するホストテーブル登録手段4とを有
している。
【0035】このホストテーブルには、各指示メッセー
ジについて、IDコード、指示情報、及び、各下位ノー
ドA1,A2,…,Amからのエラーメッセージの受信
を示すエラーコードが記録される。また、ホストHは、
ホストHと通信回線C1との間でメッセージを送受信す
るホスト通信手段5を有する。
【0036】次に、図3は、ノードA1の構成を示す例
示するブロック図である。この図3に例示するように、
各ノードA1,A2,…,Am及びB1,B2,…,B
nは、それぞれ、当該ノードA1,A2,…,Am又は
B1,B2,…,Bnと、通信回線C1及びC2のうち
少なくとも一方との間で、メッセージを送受信するノー
ド通信手段6と、受信したメッセージである受信メッセ
ージを格納するための受信メッセージ格納手段7と、受
信メッセージの送信先及び種類を判別するノード判別手
段8とを有する。
【0037】また、各ノードA1,A2,…,Am及び
B1,B2,…,Bnは、受信メッセージが当該ノード
A1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn宛てで
ない指示メッセージと判別されたときに、当該ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnの下位ノ
ード(ここではA1についてB1,B2,…,Bnの
み)を検出する下位ノード検出手段9を有する。
【0038】また、各ノードA1,A2,…,Am及び
B1,B2,…,Bnは、下位ノードB1,B2,…,
Bnが検出されたときに、ターゲット中において当該ノ
ードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnを
表すアドレスA1,A2,…,Am又はB1,B2,
…,Bn(本実施例では、説明の簡略化のため、ホスト
又はノードの記号をそれらのアドレスとしても用いる)
を、当該指示メッセージの送信経路情報に追加する経路
追加手段10を有する。
【0039】また、各ノードA1,A2,…,Am及び
B1,B2,…,Bnは、各指示メッセージについて、
当該ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,
Bnの下位ノードごとの動作結果を表すテーブルである
ノードテーブルを格納するためのノードテーブル格納手
段11と、下位ノードが検出されたときに、当該指示メ
ッセージについてノードテーブルを前記ノードテーブル
格納手段11に登録するノードテーブル登録手段12
と、を有する。
【0040】また、ノード通信手段6は、当該ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnのアドレ
スA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnが追
加された指示メッセージを下位ノードへ転送するように
構成されている。
【0041】また、ノードA1,A2,…,Am及びB
1,B2,…,Bnは、受信メッセージが当該ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn宛てでな
い指示メッセージと判別され、かつ、下位ノードが検出
されなかったときに、所定のエラーメッセージを生成す
るエラーメッセージ生成手段13を有する。また、ノー
ド通信手段6は、前記エラーメッセージを当該ノードA
1,A2,…,Am及びB1,B2,…,Bnの上位ノ
ード又はホストHへ返信するように構成されている。
【0042】また、前記各ノードA1,A2,…,Am
及びB1,B2,…,Bnは、受信メッセージが当該ノ
ードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn宛
ての指示メッセージと判別されたときに、当該指示メッ
セージに含まれる指示を実行するデバッグ手段14を有
する。すなわち、各ノードA1,A2,…,Am及びB
1,B2,…,Bnは、アプリケーションなど所定のデ
バッグ対象プログラムを搭載しており、このデバッグ手
段14は、プログラムを所望のアドレスからステップご
とに実行したり、レジスタの内容を参照したり、所望の
アドレスのメモリ内容のダンプリストをとるなど、指示
を解釈し、指示に対応したデバッグ処理を実行するもの
である。
【0043】また、各ノードA1,A2,…,Am及び
B1,B2,…,Bnは、前記実行の結果を表す情報で
ある結果情報に、当該実行に係る指示メッセージのID
コード及び送信経路情報を付加して、メッセージである
終了メッセージを生成する終了メッセージ生成手段15
とを有する。なお、ノード通信手段6は、この終了メッ
セージを上位ノード又はホストHへ送信するように構成
されている。
【0044】また、各ノードA1,A2,…,Am及び
B1,B2,…,Bnは、受信メッセージが当該ノード
A1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn宛てで
ない終了メッセージ又はエラーメッセージ(返信メッセ
ージ)と判別されたときに、当該ノードA1,A2,
…,Am又はB1,B2,…,Bnの前記アドレスA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnが終了メ
ッセージの送信経路情報に含まれているか否かを判断す
る、送信経路判定手段16を有する。なお、ノード通信
手段6は、当該ノードA1,A2,…,Am又はB1,
B2,…,BnのアドレスA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,Bnが終了メッセージの送信経路情報に
含まれ、かつ、当該当該返信メッセージが終了メッセー
ジと判別されたときに、当該終了メッセージを当該ノー
ドA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnの上
位ノード又はホストHに転送するように構成されてい
る。
【0045】また、各ノードA1,A2,…,Am及び
B1,B2,…,Bnは、当該ノードA1,A2,…,
Am又はB1,B2,…,BnのアドレスA1,A2,
…,Am又はB1,B2,…,Bnが当該返信メッセー
ジの前記送信経路情報に含まれ、かつ、当該返信メッセ
ージがエラーメッセージと判別されたときに、当該エラ
ーメッセージに係る前記ノードテーブルの有無を検出す
るノードテーブル検出手段17と、前記ノードテーブル
が検出されたときに、ノードテーブルに、当該エラーメ
ッセージに係る下位ノードからエラーメッセージが着信
した旨の情報であるエラーコードを記録するノードエラ
ー記録手段18と、エラーコードが記録されたときに、
ノードテーブルにおいて、全ての下位ノードについてエ
ラーコードが記録されているか否かを判断するノードエ
ラー状態判定手段19と、を有する。また、エラーメッ
セージ生成手段13は、ノードテーブルにおいて、全て
の下位ノードについてエラーコードが記録されていると
きにも、前記エラーメッセージを生成するように構成さ
れている。
【0046】また、ノードA1,A2,…,Am及びB
1,B2,…,Bnは、当該ノードA1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,Bnから、終了メッセージ又は
エラーメッセージが当該ノードA1,A2,…,Am又
はB1,B2,…,Bnの上位ノードA1又はホストH
に送信されたときに、当該返信メッセージに係るノード
テーブルを消去するノードテーブル消去手段20を有す
る。
【0047】また、ホストHは(図2)、ホスト通信手
段5が受信した受信メッセージが終了メッセージである
かエラーメッセージであるかを判別するホスト判別手段
21と、受信メッセージが終了メッセージと判別された
ときに、当該終了メッセージに係る結果を表示する結果
表示手段22と、前記表示に係る結果に対応するホスト
テーブルを消去するホストテーブル消去手段23と、を
有する。
【0048】また、ホストHは、受信メッセージがエラ
ーメッセージと判別されたときに、エラーメッセージに
係るホストテーブルを検出するホストテーブル検出手段
24と、ホストテーブルが検出されたときに、ホストテ
ーブルに、当該エラーメッセージに係るエラーコードを
記録するホストエラー記録手段25と、エラーコードが
記録されたときに、ホストテーブルにおいて、全ての下
位ノードについてエラーコードが記録されているか否か
を判断するホストエラー状態判定手段26と、ホストテ
ーブルにおいて、全ての下位ノードについてエラーコー
ドが記録されているときに、所定のエラー表示を行うエ
ラー表示手段27と、を有する。また、ホストテーブル
消去手段23は、エラー表示が行われる場合にもホスト
テーブルを消去するように構成されている。
【0049】なお、指示入力手段1、結果表示手段22
及びエラー表示手段27は、入力に対するエコーバック
が一般化している前提において、一体のマン・マシン・
インタフェースとして実現すればよく、ここでは、図示
しないCRT、キーボード及びマウスを用いて入力及び
出力の双方を行うマルチ・ウインドウ・システムとす
る。
【0050】また、ホストHの結果表示手段8は、前記
結果に対応する目的ノードA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,Bnに関する情報(例えばアドレス)を
も表示するように構成されている。
【0051】(2)実施例の作用及び効果 上記のような構成を有する本装置におけるデバッグ作業
は、次のように行われる。ここで、図4は、指示入力時
におけるホストHの動作手順を示すフローチャートであ
る。
【0052】[指示の入力と指示メッセージの送信]す
なわち、デバッグ担当者などのユーザが、ある目的ノー
ドA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnのデ
バッグ手段15に指示を与えるときは、ホストHの指示
入力手段1を通じて、目的ノードA1,A2,…,Am
又はB1,B2,…,Bnのデバッグ手段15に対する
指示(デバッグコマンド)を入力すると共に(ステップ
41)、目的ノードA1,A2,…,Am又はB1,B
2,…,Bnを特定する。
【0053】例えば、目的ノードA1,A2,…,Am
又はB1,B2,…,Bnの特定は、アドレスA1,A
2,…,Am又はB1,B2,…,Bnを文字列として
キーボードから打ち込んだり、ネットワークの構成を示
すマップ上で目的ノードA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,Bnをマウスでポイント・クリックした
りして行えばよい。また、指示の入力についても、文字
列で打ち込んでも、メニューからマウスや番号で選択し
てもよい。
【0054】次に、指示メッセージ生成手段2が、新た
なIDコードを含む指示メッセージを生成する(ステッ
プ42)。ここで、本装置における通信用メッセージ
は、IDコード、種別フラグF1,F2、送信経路情
報、送信元アドレス、送信先アドレス(前記目的ノード
情報を含む)、指示情報又は結果情報、のような順序で
情報の連続したものであり、一般的に メッセージ: ID:-,F1:-,F2-,PATH:[],SA:-,DA:-,INFO:<> のように表すことができる。ここで、記号“−”など空
欄の部分に必要な情報が設定される。このうち、IDコ
ード(ID)と種別フラグ(F1,F2) はヘッダ部であり、この
ヘッダ部は、メッセージ全体のデータ長を示す情報フィ
ールドを含む。
【0055】種別フラグF1はメッセージの送信方向を
示すデータであり、ここでは、“1”がホストHからの
指示メッセージを、“0”がノードA1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,BnからホストHに返信される
返信メッセージ(終了メッセージ及びエラーメッセー
ジ)を表すものとする。また、種別フラグF2は動作結
果のステータスを表すもので、例えば、“1”が目的ノ
ードによるデバッグ結果を表すもので、“0”がノード
指定が誤っている場合にエラーを示すものである。
【0056】また、送信経路情報(PATH)の部分は最初は
空(ヌル)である。また、送信元アドレス(SA)は、送信
元のホストH又はノードA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,BnのアドレスH,A1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,Bnである。送信先アドレス(D
A)も、送信先のホストH又はノードA1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,BnのアドレスH,A1,A
2,…,Am又はB1,B2,…,Bnである。メッセ
ージの本体(INFO)は、指示情報、結果情報又はエラーを
表すエラーコメント(ERROR) である文字列である。
【0057】このような指示メッセージが生成される
と、ホストテーブル登録手段4がホストテーブルをテー
ブル格納手段に登録する(ステップ43)。ここで、ホ
ストテーブルは、各指示メッセージに係るIDコード、
指示情報、及び、直接の送信対象となる下位ノードごと
のステータスコードからなるホスト用のテーブルであ
る。ここでは、ステータスコードとしては、ノードA
1,A2,…,Amに対応して設けられ、各コードには
未受信を示す0がセットされる。例えば、IDが100
で、指示S1を内容とし、ホストからノードA1,A
2,…,Amに対して送信される指示メッセージに係る
ホストテーブルの初期状態は、 ID:100,INFO:<S1>,A1:0,A2:0,...,Am:0 のように表すことができる。
【0058】また、複数の指示を入力した場合のホスト
テーブルの状態は、 ID:100,INFO:<S1>,A1:0,A2:0,...,Am:0 ID:101,INFO:<S2>,A1:0,A2:0,...,Am:0 ID:102,INFO:<S3>,A1:0,A2:0,...,Am:0 のように表すことができる。
【0059】そして、ホスト通信手段6が、通信回線C
1を通じてホストHに直接接続されている各ノードA
1,A2,…,Amに指示メッセージを送信する(ステ
ップ44)。なお、ホストHは、この後、再びユーザか
らの指示の入力を受け付ける(ステップ41)。
【0060】[目的ノードへの指示メッセージの伝送]
図5は、各ノードA1,A2,…,Am及びB1,B
2,…,Bnの動作手順を表すフローチャートである。
すなわち、本装置を構成する各ノードA1,A2,…,
Am及びB1,B2,…,Bnは相互に同一の構成を有
するが、各ノードは、以下のような作用によって、ター
ゲット上における自己の位置、すなわち、前記中間層ノ
ード又は前記最下層ノードとしての役割を果たしてい
る。
【0061】まず、各ノードA1,A2,…,Am又は
B1,B2,…,Bnでは、動作手順はメッセージの待
ち受け状態から始まり、メッセージを受信すると(ステ
ップ51)、受信メッセージは受信メッセージ格納手段
7に格納される(ステップ52)。
【0062】次に、ノード判別手段8が受信メッセージ
の送信先及び種類を判別する(ステップ53,54)。
すなわち、まず、受信メッセージの送信先アドレスを当
該ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,B
nのアドレスA1,A2,…,Am又はB1,B2,
…,Bnと照合することによって、受信メッセージが当
該ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,B
n宛てか否かを判断する(ステップ53)。ここで、受
信メッセージが当該ノードA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,Bn宛てでない場合、ノード判別手段8
は、受信メッセージの種別フラグF1を参照することに
よって、受信メッセージがホストHから(直接又は間接
に)送信された指示メッセージであるか否かを判断する
(ステップ54)。なお、各ノードA1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,BnにホストHのアドレスHを
記録しておき、送信元アドレスがHである受信メッセー
ジを指示メッセージと判断するように構成してもよく、
この場合はメッセージの種別フラグF1は不要となる。
【0063】受信メッセージがホストHからの指示メッ
セージの場合、下位ノード検出手段9が、下位ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnを検出し
たときは(ステップ55)、経路追加手段10が、当該
ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn
のアドレスA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,
Bnを当該指示メッセージの送信経路情報に追加するこ
とによって(ステップ56)、新たな指示メッセージを
生成する。このように追加される送信経路情報は、返信
メッセージの返信経路の決定に用いられる。そして、ノ
ード通信手段6が当該指示メッセージを下位ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnに転送す
る(ステップ57)。また、ノードテーブル登録手段1
2が、ホストテーブルと同様の項目からなるノードテー
ブルをノードテーブル格納手段11に登録する(ステッ
プ58)。なお、ここでは、ホストテーブル登録手段は
異なり、指示情報を登録する必要はない。
【0064】[指示の実行と結果の返信]このような指
示メッセージの送信が階層的に繰り返され、指示メッセ
ージが目的ノードA1,A2,…,Am又はB1,B
2,…,Bnに到達すると、目的ノードA1,A2,
…,Am又はB1,B2,…,Bnでは、ノード判別手
段8が受信メッセージを当該ノードA1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,Bn宛ての指示メッセージと判
別する(ステップ53)。この場合、当該目的ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnのデバッ
グ手段14が、当該指示メッセージに含まれる指示を実
行し(ステップ59)、デバッグ指示の実行が終了する
と、終了メッセージ生成手段15は、結果情報を含む終
了メッセージを生成する(ステップ60)。
【0065】この結果情報は、一般には文字列であり、
例えば、レジスタ名とその内容との対照表や、メモリの
ダンプリストが考えられるが、結果情報の形式は自由で
あり、例えば、所定のコマンドに対する結果としてNO
RMAL又はERRORを表すわずか1ビットの情報と
することも考えられる。この終了メッセージには、受信
メッセージ格納手段7に格納されている指示メッセージ
のIDコードと送信経路情報がコピーされて付加され
る。また、終了メッセージの送信元アドレス及び送信先
アドレスとしては、指示メッセージの送信先アドレス及
び送信元アドレスが用いられる。
【0066】当該目的ノードA1,A2,…,Am又は
B1,B2,…,Bnのノード通信手段6は、この終了
メッセージを上位ノード又はホストHに送信するが(ス
テップ61)、この送信は、当該目的ノードA1,A
2,…,Am又はB1,B2,…,Bnから見て上位側
に直接接続されている通信回線C1又はC2に対して行
われる。そして、目的ノードA1,A2,…,Am又は
B1,B2,…,BnがホストHの直下に接続されてい
る場合は、終了メッセージは直接ホストHによって受信
されるが、終了メッセージがホストH以外のノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnによって
受信された場合、各ノードA1,A2,…,Am及びB
1,B2,…,Bnは、次のような動作によって、終了
メッセージをホストH側に送信する。
【0067】[終了メッセージの伝送]終了メッセージ
を受信したノードA1,A2,…,Am又はB1,B
2,…,Bnでは、ノード判別手段8が、受信メッセー
ジの送信先アドレスに基づいて受信メッセージを当該ノ
ードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn宛
てでないと判断し(ステップ53)、また、受信メッセ
ージの種別フラグF1に基づいて返信メッセージ(ステ
ップ54)と判断し、この結果、送信経路判定手段16
が、当該ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,
…,BnのアドレスA1,A2,…,Am又はB1,B
2,…,Bnが終了メッセージの送信経路情報に含まれ
ているか否か、すなわち、自分が通信経路上に存在する
か否かを判定する(ステップ62)。
【0068】このとき、当該ノードA1,A2,…,A
m又はB1,B2,…,Bnが送信経路情報に含まれて
いなければ当該ノード(自分)に無関係の返信メッセー
ジであるから、当該ノードA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,Bnは再び待ち受け状態となるが、当該
ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn
のアドレスA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,
Bnが送信経路情報に含まれている場合は、ノード判別
手段8が返信メッセージが終了メッセージであるかエラ
ーメッセージであるかを判断する(ステップ63)。こ
こで、終了メッセージの場合、ノード通信手段6が、受
信メッセージ格納手段7に格納されていた終了メッセー
ジを当該終了メッセージの受信に係る通信回線C1又は
C2以外の他の通信回線C2又はC1、すなわち、自分
が通信回線を介して直接接続されている上位層のノード
A1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn又はホ
ストHに終了メッセージを転送する(ステップ64)。
【0069】また、ノードテーブル消去手段20は、こ
れに続いて、ノードテーブルを消去する(ステップ6
5)。また、複数のノードテーブルが記録されている場
合は、終了メッセージのIDコードに係るノードテーブ
ルを消去する。これによって、当該IDの指示メッセー
ジに対応する動作結果は、すでに上位ノードに対して返
信済みであることを示す。
【0070】[エラーメッセージの生成]ところで、指
示メッセージは、最下位層のノードのうち目的ノード以
外のノードにも受信され、この場合は、ステップ55に
おいて、下位ノードが存在しないこととなる。この場
合、当該ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,
…,Bnのエラーメッセージ生成手段13は、指示メッ
セージに基づいて、ノード指定の不良を示すエラーメッ
セージを生成する(ステップ66)。
【0071】このエラーメッセージは、受信メッセージ
のIDコードは変更することなく、種別フラグF1を返
信メッセージを示す“0”に、種別フラグF2をエラー
を示す“0”に、送信元アドレスとして当該ノードA
1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnのアドレ
スA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bnを、
送信先アドレスとしてホストHのアドレスHを設定した
ものである。続いて、ノード通信手段が上位層側通信回
線C1又はC2を通じてこのエラーメッセージを返信し
(ステップ67)、ノードA1,A2,…,Am又はB
1,B2,…,Bnは再び待ち受け状態となる。このと
き、メッセージは、メッセージの送信経路上にないノー
ドにも着信するが、このようなノードは何もせずに再び
待ち受け状態となる。なお、上位層側通信回線は、例え
ば、受信メッセージの送信経路情報が空であることから
判断できる。
【0072】[エラーメッセージの集約]以上のような
エラーメッセージを受信したノードのうち、自分が送信
経路上にいる上位側ノード(ステップ62)において、
エラーメッセージは次のように処理される。すなわち、
ステップ63において、種別フラグF1,F2を参照す
ることによって、受信メッセージがエラーメッセージと
判断された場合、ノードテーブル検出手段17が当該エ
ラーメッセージに係るノードテーブルを参照し(ステッ
プ68)、テーブルが残っているときは、当該ノードテ
ーブルに係る動作結果は未だ上位ノードへ返信されてい
ないこととなるので、テーブルのうち、受信したエラー
メッセージに係るステータスコードとして、当該ノード
からのエラーメッセージを受信した旨のコード“1”を
記録することによって、記録内容を更新する(ステップ
69)。また、ステップ68において、ノードテーブル
が消去されているときは、当該ノードA1,A2,…,
Am又はB1,B2,…,Bnよりも下位のノードにお
ける動作結果は上位ノードに伝送済みであるから、当該
ノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,…,Bn
は再び待ち受け状態となる。
【0073】続いて、更新されたテーブルにおいて、全
下位ノードからエラーメッセージを受信済みか否かを判
断し(ステップ70)、受信済みならば、自分より下位
の全ノードに目的ノードが含まれていないので、エラー
メッセージ生成手段13がエラーメッセージを生成し、
ノード通信手段6がこのエラーメッセージを上位ノード
へ送信し(ステップ71)、また、当該ノードテーブル
に対応する指示に対する動作結果が得られたこととなる
ので、ノードテーブルを消去する(ステップ72)。一
方、ステップ70において、メッセージが未着の下位ノ
ードがあるときは、その後、終了メッセージが返信され
てくるか、全ノードからエラーメッセージが返信されて
くるかが未確定であるから、再び待ち受け状態となる。
【0074】以上のように、終了メッセージを返信し終
わったノードA1,A2,…,Am又はB1,B2,
…,Bnはその後エラーメッセージを返信せず、また、
複数のエラーメッセージを受信したノードA1,A2,
…,Am又はB1,B2,…,Bnも全ての下位ノード
からのエラーメッセージの受信が終了した時点で、単一
のエラーメッセージを上位ノードへ送信する。
【0075】このため、本実施例では、下位ノードから
返信された終了メッセージ及びエラーメッセージを全て
上位ノードへ返信する従来のプログラムデバッグ装置と
比較して、通信回数及び通信量が飛躍的に減少する。
【0076】[動作結果の表示]以上のような返信メッ
セージの転送が階層的に繰り返されると、ホストの直近
下位ノードからは、ノード指定が正しいときは終了メッ
セージ及びエラーメッセージが、ノード指定が誤ってい
るときは、エラーメッセージのみが返信される。これら
の返信メッセージがホストHによって受信された場合、
ホストHが行う動作を図6のフローチャートに示す。す
なわち、エラーメッセージを受信した場合(ステップ8
1)、ホスト判別手段21は受信メッセージをエラーメ
ッセージと判定し(ステップ82)、ホストテーブル検
索手段24がホストテーブルを検出し(ステップ8
3)、ホストテーブルがすでに消去されているときは、
当該ホストテーブルに係る動作結果はすでに得られたこ
ととなるので、ホストHは再び待ち受け状態になる。一
方、ホストテーブルが残っているときは、当該ホストテ
ーブルに係る動作結果は未だ表示されていないこととな
るので、ホストエラー記録手段25が、ホストテーブル
のステータスコードとして、当該ノードからのエラーメ
ッセージを受信した旨のコード“1”を記録することに
よって、記録内容を更新する(ステップ84)。
【0077】続いて、ホストエラー状態確認手段26
が、更新されたテーブルにおいて、全下位ノードについ
てエラーコードが記録済みか否かを判断し(ステップ8
5)、受信済みならば、自分より下位の全ノード、すな
わち、ターゲットに目的ノードが含まれていないので、
エラー表示手段27がエラー表示を行い(ステップ8
6)、ホストテーブル消去手段23が当該表示に係るホ
ストテーブルを消去する(ステップ87)。一方、ステ
ップ82において、メッセージが未着の下位ノードがあ
るときは、終了メッセージが返信されてくるか、全ノー
ドからエラーメッセージが返信されてくるかが未確定で
あるから、再び待ち受け状態となる。
【0078】また、返信メッセージが終了メッセージの
場合、結果表示手段22が指示と結果を表示し(ステッ
プ88)、また、これによって当該指示に対する処理は
終了したこととなるので、ホストテーブル消去手段23
が、当該結果に係るテーブルをホストテーブル格納手段
3から消去する(ステップ89)。これによって、指示
に対応する動作結果がすでに得られていることが示され
る。
【0079】以上のように、本実施例におけるネットワ
ークでは、各ノードA1,A2,…,Am又はB1,B
2,…,Bnがメッセージの転送を繰り返すことによっ
て、通信回線C1又はC2によって直接物理的に接続さ
れているホストH及びノードとA1,A2,…,Am間
のみならず、直接物理的には接続されていないホストH
とノードB1,B2,…,Bn間においても、複数の通
信回線C1及びC2を順次経由して通信を行うことがで
きる。
【0080】次に、本実施例におけるデバッグの2つの
実例を説明する。
【0081】[実例1]実例1は、目的ノードを正しく
指定した場合の処理を示すものである。
【0082】すなわち、ユーザが、目的ノードをB2と
して、指示S1をホストHに入力すると、 指示メッセージM1: ID:100,F1:1,F2:-,PATH:[],SA:H,DA:B2,INFO:<S1> が生成される。この指示メッセージM1は、種別フラグ
(F1)が指示メッセージ(1)であり、送信経路情報
は空(ヌル/[])であり、送信元アドレス(SA)がホス
トHに対応するHであり、送信先アドレス(DA)が目的ノ
ードB2のアドレスであるB2であり、この目的ノード
B2に対する指示がS1であることを意味している。ま
た、ホストテーブルとしては、 Th: ID:100,INFO:<S1>,A1:0,A2:0,...Am:0 が記録される。
【0083】このメッセージM1は、図7(本装置のブ
ロック図)において破線の矢印で示すように、通信回線
C1を通じてホストの下位ノードA1,A2,…,Am
に送信される。
【0084】このメッセージM1は、その送信先アドレ
スがB2であるから、各ノードA1,A2,…,Amに
おいて自分宛てでないと判断され、また、指示メッセー
ジM1は、その種別フラグF1が1であるから、各ノー
ドA1,A2,…,Amにおいて、ホストHからの指示
メッセージと判断される。
【0085】この結果、各ノードA1,A2,…,Am
において、下位ノードが検出され、このとき、ノードA
1,A2,…,AmのうちA1のみについて下位ノード
B1,B2,…,Bnが検出される。したがって、ノー
ドA1では、指示メッセージM1の送信経路情報に自身
のアドレスA1が追加されて 指示メッセージM2: ID:100,F1:1,F2:-,PATH:[A1],SA:H,DA:B1,INFO:<S1> が生成される。この指示メッセージM2は、図7に示す
ように、通信回線C2を通じて、ノードB1,B2,
…,Bnへ送信される。また、当該ノードA1では、 TA1: ID:100,B1:0,B2:0,...Bn:0 のようにノードテーブルが記録される。
【0086】一方、下位ノードを有しないノードA2,
…,Amでは、 エラーメッセージM3: ID:100,F1:0,F2:0,PATH:[],SA:A2,DA:H,INFO:ERROR エラーメッセージM4: ID:100,F1:0,F2:0,PATH:[],SA:Am,DA:H,INFO:ERROR が生成され、図8、図9に示すように、ホストHに返信
される。
【0087】このうち、エラーメッセージM3は、図8
に示すように、ノードA1,Am,ホストHによって受
信される。このとき、ノードA1,Amでは、当該ノー
ド宛てでない返信メッセージと判断されるが、自分が送
信経路上にないので何も行われない。ホストHでは、種
別フラグF1=“0”かつ種別フラグF2=“0”であ
るから、受信メッセージがエラーメッセージと判断す
る。このとき、テーブルは消去されていないので、指示
メッセージ送信時に記録されたテーブルのうち、ノード
A2に対応するステータスコードとして、 Th: ID:100,INFO:<S1>,A1:0,A2:1,...Am:0 のようにエラーコード“1”が記録される。この時点で
は、全ノードでエラーが受信されていないので、続いて
エラーメッセージM4が同様に処理され、テーブルは、 Th: ID:100,INFO:<S1>,A1:0,A2:1,...Am:1 となる。このときも、全ノードでエラーが受信されては
いないので、ホストは再び待ち受け状態となる。
【0088】ところで、各ノードB1,B2,…,Bm
は、ノードA1から通信回線C1を通じて、指示メッセ
ージM2を受信する(図7)。この指示メッセージは、
ノードB1,Bmにとっては、自分宛てでない指示メッ
セージであり、また、これらノードB1,Bmは、通信
回線C1以外に下位の通信回線には接続されていないの
で、これらノードB1,Bnでは、 エラーメッセージM5: ID:100,F1:0,F2:0,PATH:[],SA:B1,DA:H,INFO:ERROR エラーメッセージM6: ID:100,F1:0,F2:0,PATH:[],SA:Bn,DA:H,INFO:ERROR が生成され、それぞれ、図10、図11に示すようにノ
ードA1に返信される。
【0089】一方、指示メッセージM2の送信先アドレ
スはB2であるから、ノードB2では、指示メッセージ
M2が自分宛てと判断され、デバッグ指示<S1>の実行に
よって結果R1が生じ、 ID:100,F1:0,F2,1,PATH:[A1],SA:B2,DA:H,INFO:<R1> のような終了メッセージM7が生成され、図12に示す
ように、通信回線C2を通じてノードB1,Bn及びA
1に送信される。この終了メッセージM7は、指示メッ
セージM2に基づいて生成されたもので、具体的には、
指示メッセージM2のIDコードと送信経路情報をその
ままコピーし、指示メッセージM2の送信先アドレス
“B2”と送信元アドレス“H”を、それぞれ、送信元
アドレス、送信先アドレスとしたものである。また、種
別フラグF1,F2は、それぞれ、返信を示す“0”、
終了メッセージを示す“1”にセットされ、また、メッ
セージの本体としては結果R1を表す文字列がセットさ
れる。
【0090】ここで、受信メッセージM7の送信先アド
レスは“H”であるから、各ノードB1,Bn及びA1
において、終了メッセージM7は自分宛てでないと判断
され、また、各ノードB2,Bn,A1では、受信メッ
セージM7は、その種別フラグF1が0であるから返信
メッセージであると判断され、自分が送信経路上にいる
か否かが判断される。このとき、ノードB2,…,Bn
は送信経路上にいないので、再び待ち受け状態となる。
【0091】ここでは、ノードA1におけるノードBか
らの返信メッセージの着信順序は、返信メッセージM
5,M7,M6と仮定する(図13)。すなわち、説明
を単純化するため、ノードA1から各ノードBに送信さ
れた指示メッセージM2に対する返信メッセージの返信
所要時間は、ノードA1と各ノードBとの距離に比例す
ることを前提とする。
【0092】この場合、まず、エラーメッセージM5
が、ノードB2,Bn,A1によって受信される。この
とき、ノードB2,Bnでは、当該ノード宛てでない返
信メッセージと判断されるが、自分が送信経路上にない
ので何も行われない。ノードA1では、受信メッセージ
M5の種別フラグF1,F2が共に“0”であるから、
エラーメッセージと判断され、この時点では、テーブル
が消去されていないので、指示メッセージ送信時に記録
されたノードテーブルTA1のうち、ノードB1に対応
するステータスコートとして、 TA1: ID:100,B1:1,B2:0,...Bn:0 のようにエラーコード“1”が記録される。
【0093】このときは、全ノードでエラーが受信され
ていないので、ノードテーブルTA1は消去されない。
【0094】次に、返信メッセージM7がノードA1に
よって受信されるが、この返信メッセージM7は、種別
フラグF1,F2は、それぞれ、“0”,“1”である
から、ノードA1において、が自分宛てでない返信メッ
セージで、自分が経路上におり、かつ、終了メッセージ
と判断される。この結果、ノードA1からは、終了メッ
セージM7と同一内容の終了メッセージM8が、図14
に示すように、通信回線C1を通じてホストH及びノー
ドA2,…,Amへ送信される。また、これによってI
Dコード100に係る動作結果の返送は終了したことと
なるので、ノードテーブルTA1が消去される。ホスト
H及びノードA2,…,Amのうち、ノードA2,Am
は、受信メッセージM8が自分宛てでない返信メッセー
ジと判断するが、自分が受信メッセージM8の送信経路
上にいないので再び待ち受け状態となる。
【0095】次に、ノードA1はエラーメッセージM7
を受信するが、このときは、テーブルがすでに消去され
ており、すでにこのエラーメッセージに対応する指示に
ついては動作結果が上位に伝送されている。このため、
ノードA1はただちに待ち受け状態に戻る。
【0096】返信メッセージM8を受信したホストで
は、返信メッセージM8が終了メッセージであるので、
終了メッセージのIDコード“100”に基づいて指示
S1がテーブルから検索され、この指示S1と、終了メ
ッセージにM8に含まれていた結果R1とが表示され、
ホストテーブルが消去される。
【0097】[実例2]実例2は、ノード指定を誤った
場合の様子を示すものである。なお、メッセージの伝送
についての説明及び図面については、前記実例1と略同
様であるから省略する。すなわち、ユーザが、誤ってノ
ードBxというターゲット中に存在しないノードを指定
し、指示<S11> という指示を入力した場合、 指示メッセージM11: ID:200,F1:1,F2:-,PATH:[],SA:H,DA:Bx,INFO:<S11> が生成され、ホストテーブルには、 Th2: ID:200,INFO:<S11>,A1:0,A2:0,...Am:0 が記録される。
【0098】指示メッセージM11は、通信回線C1を
通じてノードA1,A2,…,Amに到達し、ノードA
1に到達した指示メッセージM11は、さらに送信経路
情報が追加された 指示メッセージM12: ID:200,F1:1,F2:-,PATH:[A1],SA:H,DA:Bx,INFO:<S11> として、ノードBに送信される。なお、このとき、ノー
ドA1では、 テーブルTA12: ID:200,A1:0,A2:0,...Am:0 が登録される。各ノードA1,A2,…,Am及びB
1,B2,…,Bnは、それぞれ、指示メッセージM1
1及びM12に対して、エラーメッセージを返信する。
【0099】ここで前記実例1と同様に、あるノードに
対する指示メッセージ送信から返信メッセージ返信まで
の所要時間は、ノード間の距離に比例するものとする。
この場合、ホストHとの距離はノードA1が最短となる
が、ノードA1はノードB1,B2,…,Bnからの返
信メッセージを待って返信メッセージをホストに返信す
るので、ホストHには、まず、ノードA2からの エラーメッセージM13: ID:200,F1:0,F2:0,PATH:[],SA:A2,DA:H,INFO:ERROR が最初に返信され、続いて、ノードAmからの エラーメッセージM14: ID:200,F1:0,F2:0,PATH:[],SA:Am,DA:H,INFO:ERROR が着信する。
【0100】このとき、ホストHでは、ホストテーブル
は消去されていないので、これらエラーメッセージM1
3,M14にしたがって、指示メッセージ送信時に記録
されたテーブルのうち、ノードA2,Amに対応するフ
ィールドに、 Th: ID:200,INFO:<S11>,A1:0,A2:1,...,Am:1 のようにエラーコード“1”が記録される。この時点で
は、全ノードでエラーが受信されていないのでホストは
待ち受け状態となる。
【0101】ホストがエラーメッセージM13,M14
を処理している間、ノードA1では、指示メッセージM
12に対する各ノードB1,B2,…,Bnからの エラーメッセージM15: ID:200,F1:0,F2:0,PATH:[A1],SA:B1,DA:H,INFO:ERROR エラーメッセージM16: ID:200,F1:0,F2:0,PATH:[A1],SA:B2,DA:H,INFO:ERROR エラーメッセージM17: ID:200,F1:0,F2:0,PATH:[A1],SA:Bn,DA:H,INFO:ERROR が、ノードA1に対する各ノードB1,B2,…,Bn
の距離にしたがって、M15,M16,M17の順序で
着信する。
【0102】ノードA1では、エラーメッセージM15
着信時にはテーブルTA12が ID:200,A1:1,A2:0,...Am:0 のように、また、エラーメッセージM16着信時にはテ
ーブルTA12が ID:200,A1:1,A2:1,...Am:0 のように更新されるが、この時点では、未だ全ノードで
エラーを受信していないので、テーブルは消去されな
い。
【0103】続いて、エラーメッセージM17着信時
は、ノードA1では、テーブルTA12が、 ID:200,A1:1,A2:1,...Am:1 のように更新され、全ての下位ノードからエラーを受信
したこととなるので、 エラーメッセージM18: ID:200,F1:1,F2:0,PATH:[],SA:A1,DA:H,INFO:ERROR がホストHへ返信される。
【0104】ホストHでは、このエラーメッセージM1
8を受信した時点ではホストテーブルが消去されていな
いので、エラーメッセージM18にしたがって、ホスト
テーブルThが、 ID:200,INFO:<S11>,A1:1,A2:1,...,Am:1 のように更新される。この結果、全ての下位ノードから
エラーを受信したこととなるので、ノード指定の誤りが
判明し、ホストHでは、エラー表示を行い、テーブルが
消去される。
【0105】以上のように、本実施例によれば、各中間
層ノードは、下位からの返信メッセージ全てを上位ノー
ドへ返信することなく、下位における動作結果が確定し
てから単一の返信メッセージを上位へ返信するので、従
来のプログラムデバッグ装置に比べて、通信の回数が減
少する。また、本実施例では、ノード指定に誤りがある
場合でも、正常に指定した場合と同等の通信量で指示に
対する動作結果を得ることができる。
【0106】また、本実施例では、指示に対応する結果
が、IDコードに基づいて、対応する指示とともに表示
される。このため、指示の入力順序と異なる順序で結果
が返信されても、ホストHとユーザは指示と結果との対
応関係が判断でき、指示と結果とを、正規の対応関係に
したがって保存・表示・処理することができる。このた
め、ユーザは、一の指示に対する結果の返信を待たず
に、複数の指示を連続して入力することができる。
【0107】また、本実施例では、メッセージの送信の
後にテーブルの消去を行っているので、テーブル消去の
後にメッセージを送信する場合と比べ、処理の高速化が
計られている。
【0108】(3)他の実施例 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
次のような他の実施例をも包含するものである。例え
ば、上記実施例におけるネットワーク(図1)は本発明
におけるネットワークの一例に過ぎず、本発明における
ターゲットシステムは自由な構造に構成することができ
る。また、テーブルの「消去」とは、必ずしも記憶領域
上におけるデータの物理的消去だけをいうものではな
く、消去を表すフラグを与えるなど、装置上においてテ
ーブルのデータの意味付けを変更する処理を広く意味す
る。
【0109】また、ホストHの結果表示手段8は、必ず
しも目的ノードに関する情報を表示するように構成する
必要はない。また、上記実施例ではメッセージの送信の
後にテーブルの消去を行っているが、この順序は逆にす
ることもできる。また、上記実施例のプログラムデバッ
グ装置はコンピュータ上に実現されているが、その機能
の一部は専用の電子回路上に実現してもよい。
【0110】
【発明の効果】以上のように、本発明のプログラムデバ
ッグ装置によれば、少ない通信量で指示に対する結果の
確認を可能となるので、指示に対する応答速度が向上
し、効率的なデバッグが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例におけるホストHの構成を示す
ブロック図。
【図3】本発明の実施例におけるノードの構成を示すブ
ロック図。
【図4】本発明の実施例において、ホストHの指示メッ
セージ送信時の動作手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施例におけるノードの動作手順を示
すフローチャート。
【図6】本発明の実施例において、ホストHの返信メッ
セージ受信時の動作手順を示すフローチャート。
【図7】本発明の実施例の実例1における指示メッセー
ジの送信経路を示す図。
【図8】本発明の実施例の実例1における指示メッセー
ジの送信経路を示す図。
【図9】本発明の実施例の実例1における指示メッセー
ジの送信経路を示す図。
【図10】本発明の実施例の実例1における指示メッセ
ージの送信経路を示す図。
【図11】本発明の実施例の実例1における指示メッセ
ージの送信経路を示す図。
【図12】本発明の実施例の実例1における指示メッセ
ージの送信経路を示す図。
【図13】本発明の実施例の実例1における指示メッセ
ージの送信経路を示す図。
【図14】本発明の実施例の実例1における指示メッセ
ージの送信経路を示す図。
【符号の説明】 1:指示入力手段 2:指示メッセージ生成手段 3:ホストテーブル格納手段 4:ホストテーブル登録手段 5:ホスト通信手段 6:ノード通信手段 7:受信メッセージ格納手段 8:ノード判別手段 9:下位ノード検出手段 10:経路追加手段 11:ノードテーブル格納手段 12:ノートテーブル登録手段 13:エラーメッセージ生成手段 14:デバッグ手段 15:終了メッセージ生成手段 16:送信経路判定手段 18:ノードエラー記録手段 19:ノードエラー状態判定手段 20:ノードテーブル消去手段 21:ホスト判別手段 22:結果表示手段 23:ホストテーブル消去手段 24:ホストテーブル検索手段 25:ホストエラー記録手段 26:ホストエラー状態確認手段 27:エラー表示手段 A,B:ノード C:通信回線 H:ホスト M:メッセージ 41以降:手順の各ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバッグ指示を送信する上位側のホスト
    コンピュータと、前記指示を実行しその結果を返信する
    複数の下位側のノードコンピュータとが、複数の通信回
    線によって階層的に接続されたプログラムデバッグ装置
    において、 前記ノードコンピュータは、下位側に接続された他の前
    記ノードコンピュータである下位ノードを有する中間層
    ノードと、前記下位ノードを有しない最下層ノードを含
    み、 前記各中間層ノードは、当該中間層ノード宛てでない前
    記指示を受信したときは、当該指示メッセージを前記下
    位ノードに転送するように構成され、 前記各ノードコンピュータは、当該ノードコンピュータ
    宛の前記指示を受信したときは、当該指示を実行し、そ
    の結果を、当該ノードコンピュータの上位側に接続され
    た前記ノードコンピュータである上位ノード、又は、前
    記ホストコンピュータに返信するように構成され、 前記各最下層ノードは、当該最下層ノード宛てでない前
    記指示を受信したときは、所定のエラーメッセージを当
    該最下層ノードの前記上位ノード又は前記ホストコンピ
    ュータに転送するように構成され、 前記各中間層ノードは、前記各指示について、当該中間
    層ノードの前記下位ノードから返信される前記結果又は
    エラーメッセージのうち少なくとも一方に基づいて、当
    該中間層ノードの前記下位ノードにおける前記指示に対
    する動作結果を表す単一の前記結果又は前記エラーメッ
    セージを、当該中間層ノードの前記上位ノード又は前記
    ホストコンピュータに返信するように構成されたことを
    特徴とするプログラムデバッグ装置。
  2. 【請求項2】 複数のノードコンピュータとこれらノー
    ドコンピュータ間を接続する通信回線とを有するネット
    ワークであるターゲットシステムと、このターゲットシ
    ステムに接続されたホストコンピュータと、を有する請
    求項1記載のプログラムデバッグ装置において、 前記ホストコンピュータは、 前記ノードコンピュータに対するデバッグ指示を入力
    し、この指示の対象となる前記ノードコンピュータであ
    る目的ノードを特定するための指示入力手段と、 前記ターゲットシステムにおける通信単位であるメッセ
    ージであって、少なくとも当該メッセージの送信経路を
    表す送信経路情報と、前記目的ノードを表す目的ノード
    情報と、前記指示の内容を表す指示情報とを含む、指示
    メッセージを生成する指示メッセージ生成手段と、 前記各指示メッセージについて、前記ホストコンピュー
    タの前記下位ノードごとの動作結果を表すデータテーブ
    ルであるホストテーブルを格納するためのホストテーブ
    ル格納手段と、 前記各指示メッセージについて前記ホストテーブルを前
    記ホストテーブル格納手段に登録するホストテーブル登
    録手段と、 前記ホストコンピュータと前記通信回線との間で前記メ
    ッセージを送受信するホスト通信手段と、 を有し、 また、前記ノードコンピュータは、 当該ノードコンピュータと前記通信回線との間で前記メ
    ッセージを送受信するノード通信手段と、 受信した前記メッセージである受信メッセージを格納す
    るための受信メッセージ格納手段と、 前記受信メッセージの送信先及び種類を判別するノード
    判別手段と、 前記受信メッセージが当該ノードコンピュータ宛てでな
    い前記指示メッセージと判別されたときに、当該ノード
    コンピュータの前記下位ノードを検出する下位ノード検
    出手段と、 前記下位ノードが検出されたときに、前記ターゲットシ
    ステム中において当該ノードコンピュータを表す情報で
    あるアドレスを、当該指示メッセージの前記送信経路情
    報に追加する経路追加手段と、 前記各指示メッセージについて、当該ノードコンピュー
    タの前記下位ノードごとの動作結果を表すデータテーブ
    ルであるノードテーブルを格納するためのノードテーブ
    ル格納手段と、 前記下位ノードが検出されたときに、当該指示メッセー
    ジについて前記ノードテーブルを前記ノードテーブル格
    納手段に登録するノードテーブル登録手段と、 を有し、 前記ノード通信手段は、当該ノードコンピュータの前記
    アドレスが追加された前記指示メッセージを当該ノード
    コンピュータの前記下位ノードへ転送するように構成さ
    れ、 また、前記ノードコンピュータは、 前記受信メッセージが当該ノードコンピュータ宛てでな
    い前記指示メッセージと判別され、かつ、前記下位ノー
    ドが検出されなかったときに、所定のエラーメッセージ
    を生成するエラーメッセージ生成手段を有し、 前記ノード通信手段は、前記エラーメッセージを当該ノ
    ードコンピュータの前記上位ノード又は前記ホストコン
    ピュータへ返信するように構成され、 また、前記ノードコンピュータは、 前記受信メッセージが当該ノードコンピュータ宛ての前
    記指示メッセージと判別されたときに、当該指示メッセ
    ージに含まれる前記指示を実行するデバッグ手段と、 前記実行の結果を表す情報である結果情報に、少なくと
    も当該指示メッセージの前記送信経路情報を付加して、
    前記メッセージである終了メッセージを生成する終了メ
    ッセージ生成手段と、 を有し、 前記ノード通信手段は、この終了メッセージを当該ノー
    ドコンピュータの前記上位ノード又は前記ホストコンピ
    ュータへ返信するように構成され、 また、前記各ノードコンピュータは、 前記受信メッセージが、前記終了メッセージ又は前記エ
    ラーメッセージである返信メッセージで、かつ、当該ノ
    ードコンピュータ宛てでないと判別されたときに、当該
    ノードコンピュータの前記アドレスが当該返信メッセー
    ジの前記送信経路情報に含まれているか否かを判断す
    る、送信経路判定手段を有し、 前記ノード通信手段は、当該ノードコンピュータの前記
    アドレスが当該返信メッセージの前記送信経路情報に含
    まれ、かつ、当該返信メッセージが前記終了メッセージ
    と判別されたときに、当該終了メッセージを当該ノード
    コンピュータの前記上位ノード又は前記ホストコンピュ
    ータに送信するように構成され、 また、前記ノードコンピュータは、 当該ノードコンピュータの前記アドレスが当該返信メッ
    セージの前記送信経路情報に含まれ、かつ、当該返信メ
    ッセージが前記エラーメッセージと判別されたときに、
    当該エラーメッセージに係る前記ノードテーブルの有無
    を検出するノードテーブル検出手段と、 前記ノードテーブルが検出されたときに、前記ノードテ
    ーブルに、当該エラーメッセージに係る前記下位ノード
    から前記エラーメッセージが着信した旨の情報であるエ
    ラーコードを記録するノードエラー記録手段と、 前記エラーコードが記録されたときに、前記ノードテー
    ブルにおいて、全ての前記下位ノードについて前記エラ
    ーコードが記録されているか否かを判断するノードエラ
    ー状態判定手段と、 を有し、 前記エラーメッセージ生成手段は、前記ノードテーブル
    において、当該ノードコンピュータの全ての前記下位ノ
    ードについて前記エラーコードが記録されているとき
    に、前記エラーメッセージを生成するように構成され、 また、前記ノードコンピュータは、 当該ノードコンピュータから、前記終了メッセージ又は
    前記エラーメッセージが当該ノードコンピュータの前記
    上位ノード又は前記ホストコンピュータに返信される場
    合に、当該返信メッセージに係る前記ノードテーブルを
    消去するノードテーブル消去手段を有し、 また、前記ホストコンピュータは、 前記ホスト通信手段が受信した前記受信メッセージが前
    記終了メッセージであるか前記エラーメッセージである
    かを判別するホスト判別手段と、 当該受信メッセージが前記終了メッセージと判別された
    ときに、当該終了メッセージに係る前記結果を表示する
    結果表示手段と、 前記表示に係る前記結果に対応する前記ホストテーブル
    を消去するホストテーブル消去手段と、 当該受信メッセージが前記エラーメッセージと判別され
    たときに、当該エラーメッセージに係る前記ホストテー
    ブルを検出するホストテーブル検出手段と、 前記ホストテーブルが検出されたときに、前記ホストテ
    ーブルに、当該エラーメッセージに係る前記エラーコー
    ドを記録するホストエラー登録手段と、 前記エラーコードが記録されたときに、前記ホストテー
    ブルにおいて、全ての前記下位ノードについてエラーコ
    ードが記録されているか否かを判断するホストエラー状
    態判定手段と、 前記ホストテーブルにおいて、前記ホストコンピュータ
    の全ての前記下位ノードについてエラーコードが記録さ
    れているときに、所定のエラー表示を行うエラー表示手
    段と、 を有し、 前記ホストテーブル消去手段は、前記エラー表示が行わ
    れる場合にも、当該エラー表示に係る前記ホストテーブ
    ルを消去するように構成されたこと、 を特徴とするプログラムデバッグ装置。
JP5228425A 1993-09-14 1993-09-14 プログラムデバッグ装置 Pending JPH0784825A (ja)

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