JPH078509B2 - 手袋製造装置 - Google Patents
手袋製造装置Info
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- JPH078509B2 JPH078509B2 JP24974492A JP24974492A JPH078509B2 JP H078509 B2 JPH078509 B2 JP H078509B2 JP 24974492 A JP24974492 A JP 24974492A JP 24974492 A JP24974492 A JP 24974492A JP H078509 B2 JPH078509 B2 JP H078509B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化ビニール等の合成
樹脂やゴム等の溶液中に手形状の成形型を浸漬して成膜
した後に、不要に成膜されている耳部を除去して縁部処
理する手袋製造装置に関する。
樹脂やゴム等の溶液中に手形状の成形型を浸漬して成膜
した後に、不要に成膜されている耳部を除去して縁部処
理する手袋製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂やゴム等の溶液中に手袋成形型
を浸漬せしめて手袋を成形する浸漬方法では、手袋口元
部(手入り口部)に残る耳部(不要部分)を除去して縁
部処理する工程が必須であり、従来その縁部処理(耳部
除去)装置はなく、製造ライン外において、作業者がカ
ッター等で逐次切断していたものであった。そこで本願
出願人は、手袋製造工程における上記カッターによる耳
部除去作業の煩わしさを解消すべく手袋成形型を先に発
明した(実願昭57-113915 号)。即ち、該型は、型本体
の口元部(手入り口部)周域に刃形状に突出する先端尖
状の突条部を設けてなるもので、上記尖部部位に付着す
る溶液が表面張力によって局部的に薄膜状となるように
することで、余分に成膜されている耳部を尖部部位に成
膜される薄膜部分から手で容易に剥ぎ取れるようにした
ものである。
を浸漬せしめて手袋を成形する浸漬方法では、手袋口元
部(手入り口部)に残る耳部(不要部分)を除去して縁
部処理する工程が必須であり、従来その縁部処理(耳部
除去)装置はなく、製造ライン外において、作業者がカ
ッター等で逐次切断していたものであった。そこで本願
出願人は、手袋製造工程における上記カッターによる耳
部除去作業の煩わしさを解消すべく手袋成形型を先に発
明した(実願昭57-113915 号)。即ち、該型は、型本体
の口元部(手入り口部)周域に刃形状に突出する先端尖
状の突条部を設けてなるもので、上記尖部部位に付着す
る溶液が表面張力によって局部的に薄膜状となるように
することで、余分に成膜されている耳部を尖部部位に成
膜される薄膜部分から手で容易に剥ぎ取れるようにした
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記型を使用
しても結果的に製造ライン外で作業者が付きっきりで、
かつ手作業により耳部の剥ぎ取り作業をしなければなら
ないことには変わらず、作業労力の改善は充分に図られ
ていたものであるとは言えず、また作業能率も悪く製造
工程全体の自動化の要請もありこの種の手袋製造装置に
おける改良が望まれているという背景もあった。
しても結果的に製造ライン外で作業者が付きっきりで、
かつ手作業により耳部の剥ぎ取り作業をしなければなら
ないことには変わらず、作業労力の改善は充分に図られ
ていたものであるとは言えず、また作業能率も悪く製造
工程全体の自動化の要請もありこの種の手袋製造装置に
おける改良が望まれているという背景もあった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、浸漬方法によって型表面に成膜される手袋の耳部除
去作業を製造ライン内にて自動的に行わせしめ、作業労
力及び作業能率の改善に充分寄与せしめると共に、この
種の手袋製造における全行程の自動化要請に充分対応せ
しめることである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、浸漬方法によって型表面に成膜される手袋の耳部除
去作業を製造ライン内にて自動的に行わせしめ、作業労
力及び作業能率の改善に充分寄与せしめると共に、この
種の手袋製造における全行程の自動化要請に充分対応せ
しめることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、浸漬成形ラインのコン
ベアー上に回転可能に備えられ、所望溶液中に浸漬せし
めて表面を成膜している手袋成形型を、軸芯を中心に所
定方向に強制的に回転せしめつつ移送する型回転移送機
構と、該型表面に成膜されている耳部を上面に当接せし
めて除去する耳部除去ベルトとで構成され、上記除去ベ
ルトを成形型の回転速度と異なった速度で回転させるこ
とである。
に本発明がなした技術的手段は、浸漬成形ラインのコン
ベアー上に回転可能に備えられ、所望溶液中に浸漬せし
めて表面を成膜している手袋成形型を、軸芯を中心に所
定方向に強制的に回転せしめつつ移送する型回転移送機
構と、該型表面に成膜されている耳部を上面に当接せし
めて除去する耳部除去ベルトとで構成され、上記除去ベ
ルトを成形型の回転速度と異なった速度で回転させるこ
とである。
【0006】また、浸漬成形ラインのコンベアー上に回
転可能に備えられ、所望溶液中に浸漬せしめて表面を成
膜している手袋成形型を、軸芯を中心に所定方向に強制
的に回転せしめつつ移送する型回転移送機構と、該型表
面に成膜されている耳部を上面に当接せしめて除去する
耳部除去ベルトとで構成され、上記除去ベルトを成形型
の回転方向と異なった方向に回転させることである。
転可能に備えられ、所望溶液中に浸漬せしめて表面を成
膜している手袋成形型を、軸芯を中心に所定方向に強制
的に回転せしめつつ移送する型回転移送機構と、該型表
面に成膜されている耳部を上面に当接せしめて除去する
耳部除去ベルトとで構成され、上記除去ベルトを成形型
の回転方向と異なった方向に回転させることである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明すると、本発
明製造装置に使用される手袋成形型1は、例えば手形形
状に形成された型本体2の口元部3(手入り口部)周域
に刃形状に突出する先端尖状の突条部5を設け、該突条
部5の先端6(尖部)から指先部7までを手袋本体Aを
成膜する手袋本体成膜面8、突条部先端6から基端縁4
までを耳部Bを成膜する耳部成膜面9としたもので、該
型1を製造ライン内に備えているエンドレスのチェーン
プレート13上に備えた支持軸15に回転可能に取付
け、そして上記型1を所定の型温に調整した後、吊り下
げ状態で所望配合とした塩化ビニル溶液に一回または複
数回型全体を浸漬せしめて型1の表面全体に塩化ビニル
ペーストを付着させて引き上げると、上記突条部先端6
には表面張力によって局部的に薄膜状にペーストが付着
し、そしてセミキュアーして成膜し、その後耳部自動除
去装置11へと移動させる。
明製造装置に使用される手袋成形型1は、例えば手形形
状に形成された型本体2の口元部3(手入り口部)周域
に刃形状に突出する先端尖状の突条部5を設け、該突条
部5の先端6(尖部)から指先部7までを手袋本体Aを
成膜する手袋本体成膜面8、突条部先端6から基端縁4
までを耳部Bを成膜する耳部成膜面9としたもので、該
型1を製造ライン内に備えているエンドレスのチェーン
プレート13上に備えた支持軸15に回転可能に取付
け、そして上記型1を所定の型温に調整した後、吊り下
げ状態で所望配合とした塩化ビニル溶液に一回または複
数回型全体を浸漬せしめて型1の表面全体に塩化ビニル
ペーストを付着させて引き上げると、上記突条部先端6
には表面張力によって局部的に薄膜状にペーストが付着
し、そしてセミキュアーして成膜し、その後耳部自動除
去装置11へと移動させる。
【0008】上記チェーンプレート13上に設けられる
支持軸15は、中途部(回転部位)17にて軸芯を中心
にw方向に回転可能に構成されると共に、チェーンプレ
ート13上に固定されている保持部14に横倒し可能
(y方向)に軸着され、手袋成形型1を先端に接続して
支持し製造ラインに沿って移動する(z方向)。即ち、
上記浸漬工程において吊り下げ状態に保持して成膜した
手袋成形型1を、チェーンプレート13のライン方向両
側に併設されるメインガイド壁24によって立脚状態に
支持して移動し、そして次の耳部除去工程において支持
軸接触面26を上方に向けて上記チェーンプレート13
と平行状に配設したサブガイド壁25によって上記型1
を横倒し状態に支持して移動せしめる。
支持軸15は、中途部(回転部位)17にて軸芯を中心
にw方向に回転可能に構成されると共に、チェーンプレ
ート13上に固定されている保持部14に横倒し可能
(y方向)に軸着され、手袋成形型1を先端に接続して
支持し製造ラインに沿って移動する(z方向)。即ち、
上記浸漬工程において吊り下げ状態に保持して成膜した
手袋成形型1を、チェーンプレート13のライン方向両
側に併設されるメインガイド壁24によって立脚状態に
支持して移動し、そして次の耳部除去工程において支持
軸接触面26を上方に向けて上記チェーンプレート13
と平行状に配設したサブガイド壁25によって上記型1
を横倒し状態に支持して移動せしめる。
【0009】そして、耳部自動除去装置11に移動して
きた表面成膜状態の手袋成形型1は、サブガイド壁25
によって支持軸15の軸着部16を中心に横倒し状態と
され、そして耳部自動除去装置11の型回転移送機構1
2によって左回りに転動されつつ耳部除去ベルト21に
よって耳部Bが剥ぎ取られ、次の表面処理工程及び手袋
反転剥離工程へと移動することとなる。また、耳部除去
工程以前に表面処理工程(即ち浸漬工程→表面処理工程
→耳部除去工程)を行うものであってもよく適宜変更可
能である。尚、本実施例では手袋成形型1の回転方向を
左回り(x方向)で説明するが右回りでもよく所定方向
にのみ回転されるものであれば何等限定はされない。
きた表面成膜状態の手袋成形型1は、サブガイド壁25
によって支持軸15の軸着部16を中心に横倒し状態と
され、そして耳部自動除去装置11の型回転移送機構1
2によって左回りに転動されつつ耳部除去ベルト21に
よって耳部Bが剥ぎ取られ、次の表面処理工程及び手袋
反転剥離工程へと移動することとなる。また、耳部除去
工程以前に表面処理工程(即ち浸漬工程→表面処理工程
→耳部除去工程)を行うものであってもよく適宜変更可
能である。尚、本実施例では手袋成形型1の回転方向を
左回り(x方向)で説明するが右回りでもよく所定方向
にのみ回転されるものであれば何等限定はされない。
【0010】上記せるように耳部除去機構11は、型回
転移送機構12及び耳部除去ベルト21とからなり、型
回転移送機構12は、中途部(回転部位)17にて軸芯
を中心に回転可能に構成されている上記支持軸15と、
そして上記支持軸15の回転部位17よりも上方に一体
的に周設されたピニオン18と、該ピニオン18下位で
チェーンプレート13と平行状に配されているラック1
9とからなり、チェーンプレート13の動きに伴ってピ
ニオン18がラック19に噛み合い移動することによっ
て、回転部位17より上部15aが左回りに回転させら
れるため、手袋成形型1は強制的に左回りに回転しなが
ら移送される(図中x方向)。
転移送機構12及び耳部除去ベルト21とからなり、型
回転移送機構12は、中途部(回転部位)17にて軸芯
を中心に回転可能に構成されている上記支持軸15と、
そして上記支持軸15の回転部位17よりも上方に一体
的に周設されたピニオン18と、該ピニオン18下位で
チェーンプレート13と平行状に配されているラック1
9とからなり、チェーンプレート13の動きに伴ってピ
ニオン18がラック19に噛み合い移動することによっ
て、回転部位17より上部15aが左回りに回転させら
れるため、手袋成形型1は強制的に左回りに回転しなが
ら移送される(図中x方向)。
【0011】また上記支持軸15は、ピニオン18の周
設位置よりも上方に突条20を周設しており、該突条2
0をサブガイド壁25の支持軸接触面26に摺接せしめ
ている。
設位置よりも上方に突条20を周設しており、該突条2
0をサブガイド壁25の支持軸接触面26に摺接せしめ
ている。
【0012】一方耳部除去ベルト21は、手袋成形型1
の回転速度と異速度、例えば手袋成形型1と同方向
(x′方向)の回転で、型回転速度に対して回転速度が
速くなるように速度調整された所望長さのエンドレス状
のベルトで、そのベルト表面(剥ぎ取り面)22を上記
成形型1の耳部成膜面9と対向せしめて上記ラック19
と平行状に配される。
の回転速度と異速度、例えば手袋成形型1と同方向
(x′方向)の回転で、型回転速度に対して回転速度が
速くなるように速度調整された所望長さのエンドレス状
のベルトで、そのベルト表面(剥ぎ取り面)22を上記
成形型1の耳部成膜面9と対向せしめて上記ラック19
と平行状に配される。
【0013】上記手袋成形型1の回転速度と耳部除去ベ
ルト21との回転速度は、例えば互いの周速の差を6m
/minとする。
ルト21との回転速度は、例えば互いの周速の差を6m
/minとする。
【0014】また、図示せるように上記耳部除去ベルト
21の手前に耳部切り離しロール(前処置工程)28を
備え、耳部除去ベルト21の手前で該ロール28の回転
によって予め耳部Bを突条部先端6より切り離して耳部
除去ベルト21の剥ぎ取り効率を上げるものとしてもよ
く、さらに本実施例では、耳部除去ベルト21に手袋成
形型1を密着させるために押圧部29を備えている。
21の手前に耳部切り離しロール(前処置工程)28を
備え、耳部除去ベルト21の手前で該ロール28の回転
によって予め耳部Bを突条部先端6より切り離して耳部
除去ベルト21の剥ぎ取り効率を上げるものとしてもよ
く、さらに本実施例では、耳部除去ベルト21に手袋成
形型1を密着させるために押圧部29を備えている。
【0015】従って、手袋成形型1の突条部先端6と基
端縁との間に成膜されている耳部B部分を、上記耳部除
去ベルト21の表面22に当接させつつ上記型1を転動
させれば、その両者の速度差により生じる摩擦によって
上記耳部Bが引っ掛かり、薄膜状に成膜されている突条
部先端6部分に沿って剥ぎ取られた耳部Bは下方に落下
し、その後耳部Bが除去されて縁部処理された手袋本体
Aを備えた手袋成形型1は、サブガイド壁25からメイ
ンガイド壁(図示省略)によって再び立脚状態に支持さ
れて次の表面処理工程へと移る。
端縁との間に成膜されている耳部B部分を、上記耳部除
去ベルト21の表面22に当接させつつ上記型1を転動
させれば、その両者の速度差により生じる摩擦によって
上記耳部Bが引っ掛かり、薄膜状に成膜されている突条
部先端6部分に沿って剥ぎ取られた耳部Bは下方に落下
し、その後耳部Bが除去されて縁部処理された手袋本体
Aを備えた手袋成形型1は、サブガイド壁25からメイ
ンガイド壁(図示省略)によって再び立脚状態に支持さ
れて次の表面処理工程へと移る。
【0016】また、本実施例では耳部除去ベルト21の
始端23よりも手前のサブガイド壁25上に段差27を
設け、支持軸15に周設した突条20を上記段差27上
に乗り上げて手袋成形型1を耳部除去ベルト21よりも
一旦上位に掲げた後にベルト21上を転動せしめること
とすることにより、耳部除去ベルト21へと移動してき
た手袋成形型1がベルト始端23に接触しないようにし
ている。
始端23よりも手前のサブガイド壁25上に段差27を
設け、支持軸15に周設した突条20を上記段差27上
に乗り上げて手袋成形型1を耳部除去ベルト21よりも
一旦上位に掲げた後にベルト21上を転動せしめること
とすることにより、耳部除去ベルト21へと移動してき
た手袋成形型1がベルト始端23に接触しないようにし
ている。
【0017】また、上記実施例とは逆にベルト速度を型
回転速度に対して遅くするものとしても同様耳部剥ぎ取
り効果があり適宜変更可能である。
回転速度に対して遅くするものとしても同様耳部剥ぎ取
り効果があり適宜変更可能である。
【0018】従って、上記耳部除去工程を経て、従来周
知の表面処理工程、反転剥離工程を経た手袋は縁部が綺
麗に処理されている。尚、表面処理工程及び反転剥離工
程は従来周知であるため説明は省略する。
知の表面処理工程、反転剥離工程を経た手袋は縁部が綺
麗に処理されている。尚、表面処理工程及び反転剥離工
程は従来周知であるため説明は省略する。
【0019】そして、また請求項2のように耳部除去ベ
ルト21を手袋成形型1の回転方向と異方向(図面のよ
うに型が左回りである場合ベルトを右回りとする)に回
転調整して、上記型1の突条部5と基端縁4との間に成
膜されている耳部Bを当接させつつ成形型1を転動させ
るものとすると、手袋成形型1に成膜されている耳部B
は両者の異方向の回転により生じる摩擦によって剥ぎ取
られ、上記同様に縁部処理することができる。尚、回転
速度は何等限定されず、両者同等あるいはいずれかが速
いものとしてもよく任意である。
ルト21を手袋成形型1の回転方向と異方向(図面のよ
うに型が左回りである場合ベルトを右回りとする)に回
転調整して、上記型1の突条部5と基端縁4との間に成
膜されている耳部Bを当接させつつ成形型1を転動させ
るものとすると、手袋成形型1に成膜されている耳部B
は両者の異方向の回転により生じる摩擦によって剥ぎ取
られ、上記同様に縁部処理することができる。尚、回転
速度は何等限定されず、両者同等あるいはいずれかが速
いものとしてもよく任意である。
【0020】また、本実施例では手袋成形型1を横倒し
状態として耳部除去するものについて詳述したが、上記
型1を立脚状態としたままで耳部除去するものであって
もよくこれに限定されるものではないが、本実施例によ
れば剥ぎ取られる耳部Bは通常のライン外に落下するも
のとなるため剥ぎ取られた耳部(屑)の清掃上好まし
い。そして,さらに本実施例では、耳部除去ベルト21
のライン方向下位に剥ぎ取り屑回収ベルト30を設置
し、剥ぎ取り落ちた耳部Bを回収して資源再利用に有効
に寄与せしめるものとしている。
状態として耳部除去するものについて詳述したが、上記
型1を立脚状態としたままで耳部除去するものであって
もよくこれに限定されるものではないが、本実施例によ
れば剥ぎ取られる耳部Bは通常のライン外に落下するも
のとなるため剥ぎ取られた耳部(屑)の清掃上好まし
い。そして,さらに本実施例では、耳部除去ベルト21
のライン方向下位に剥ぎ取り屑回収ベルト30を設置
し、剥ぎ取り落ちた耳部Bを回収して資源再利用に有効
に寄与せしめるものとしている。
【0021】また、上記本実施例において使用される手
袋成形型1は、一実施例にすぎず限定はされないが、そ
の耳部成膜面9の表面にフッソ,シリコン等のフッソ系
被膜10を設けてなるものとしてもよい。即ち、上記フ
ッソの濡れ性(滑り性)により、耳部成膜面9の表面に
付着した耳部Bを耳部除去ベルト21で自動的に剥ぎ取
る際の離型性を一層向上せしめることができるととも
に、本来不要部分である耳部Bを形成する塩化ビニルペ
ーストの付着量が低減できるものとなり大変実用価値が
あり好ましいものである。
袋成形型1は、一実施例にすぎず限定はされないが、そ
の耳部成膜面9の表面にフッソ,シリコン等のフッソ系
被膜10を設けてなるものとしてもよい。即ち、上記フ
ッソの濡れ性(滑り性)により、耳部成膜面9の表面に
付着した耳部Bを耳部除去ベルト21で自動的に剥ぎ取
る際の離型性を一層向上せしめることができるととも
に、本来不要部分である耳部Bを形成する塩化ビニルペ
ーストの付着量が低減できるものとなり大変実用価値が
あり好ましいものである。
【0022】ここで、ちなみに上記フッソ系被膜の具体
的一例を下記に示す。 組材 Ni- F 系表面処理(厚度30μm ) 付着量 2.5g〜1.8g 摩擦抵抗(動) 0.06μm (500g垂直荷重)
的一例を下記に示す。 組材 Ni- F 系表面処理(厚度30μm ) 付着量 2.5g〜1.8g 摩擦抵抗(動) 0.06μm (500g垂直荷重)
【0023】尚、上記実施例では塩化ビニル樹脂製の手
袋を製造するものであるが、上記塩化ビニルに限定され
るものでなく、ウレタン,シリコン等の他の合成樹脂、
あるいはゴム等であってもよいことは勿論であり、ま
た、手袋は単体手袋、植毛手袋等任意であり、縁部形
状、肉厚等も適宜変更可能であり何等限定はされない。
袋を製造するものであるが、上記塩化ビニルに限定され
るものでなく、ウレタン,シリコン等の他の合成樹脂、
あるいはゴム等であってもよいことは勿論であり、ま
た、手袋は単体手袋、植毛手袋等任意であり、縁部形
状、肉厚等も適宜変更可能であり何等限定はされない。
【0024】
【発明の効果】本発明は、型本体の口元部周域に先端尖
状の突条部を設けた手袋成形型を、合成樹脂あるいはゴ
ム等の溶液中に浸漬せしめて上記突条部先端のみを局部
的に薄膜状として型全体を成膜し、次に型回転移送機構
及び耳部除去ベルトとで構成される耳部除去機構へと移
動させ、そして上記型回転移送機構にて成形型を軸芯を
中心として所望方向に回転させ、そして該型の回転速度
と異速度に速度調整されている除去ベルトの表面に上記
型の突条部と基端縁との間に成膜されている耳部部位を
当接させつつ成形型を転動させ、その速度差により生じ
る摩擦によって上記耳部を剥ぎ取って縁部処理する手袋
製造装置であるため、従来作業者が付きっきりで、かつ
手作業によって行っていた手袋の耳部除去作業が浸漬成
型による手袋製造ラインにて自動的に、かつ確実に行え
ることとなり、作業労力の軽減及び作業能率の向上が図
れ、この種の手袋製造装置における自動化要請に充分応
えることができる。
状の突条部を設けた手袋成形型を、合成樹脂あるいはゴ
ム等の溶液中に浸漬せしめて上記突条部先端のみを局部
的に薄膜状として型全体を成膜し、次に型回転移送機構
及び耳部除去ベルトとで構成される耳部除去機構へと移
動させ、そして上記型回転移送機構にて成形型を軸芯を
中心として所望方向に回転させ、そして該型の回転速度
と異速度に速度調整されている除去ベルトの表面に上記
型の突条部と基端縁との間に成膜されている耳部部位を
当接させつつ成形型を転動させ、その速度差により生じ
る摩擦によって上記耳部を剥ぎ取って縁部処理する手袋
製造装置であるため、従来作業者が付きっきりで、かつ
手作業によって行っていた手袋の耳部除去作業が浸漬成
型による手袋製造ラインにて自動的に、かつ確実に行え
ることとなり、作業労力の軽減及び作業能率の向上が図
れ、この種の手袋製造装置における自動化要請に充分応
えることができる。
【0025】また、耳部除去機構における除去ベルト
を、型の回転方向と異方向に回転調整して、上記型の突
条部と基端縁との間に成膜されている耳部部位を当接さ
せつつ成形型を転動させ、その異方向の回転により生じ
る摩擦によって上記耳部を剥ぎ取って縁部処理する手袋
製造装置としても上記同様作業労力の軽減及び作業能率
の向上が図れ、この種の手袋製造装置における自動化要
請に充分応えることができる。
を、型の回転方向と異方向に回転調整して、上記型の突
条部と基端縁との間に成膜されている耳部部位を当接さ
せつつ成形型を転動させ、その異方向の回転により生じ
る摩擦によって上記耳部を剥ぎ取って縁部処理する手袋
製造装置としても上記同様作業労力の軽減及び作業能率
の向上が図れ、この種の手袋製造装置における自動化要
請に充分応えることができる。
【0026】さらに、上記各製造方法において、突条部
と基端縁との間の耳部成膜面の表面にフッソ系被膜を設
けた成形型を使用するものとすれば、上記フッソの濡れ
性(滑り性)により、型表面に付着した耳部を耳部除去
ベルトで自動的に剥ぎ取る際の離型性を向上せしめると
ともに、本来不要部分である耳部を形成する原料の付着
量低減が図れコスト安となる。
と基端縁との間の耳部成膜面の表面にフッソ系被膜を設
けた成形型を使用するものとすれば、上記フッソの濡れ
性(滑り性)により、型表面に付着した耳部を耳部除去
ベルトで自動的に剥ぎ取る際の離型性を向上せしめると
ともに、本来不要部分である耳部を形成する原料の付着
量低減が図れコスト安となる。
【図1】 本発明手袋製造装置における要部である耳部
除去機構を示す斜視図
除去機構を示す斜視図
【図2】 耳部除去機構を部分的に拡大して示す側面図
1:手袋成形型 3:口元部 4:基端縁 5:突条部 6:先端 8:手袋本体成膜面 9:耳部成膜面 10:フッソ系被膜 11:耳部除去機構 12:型回転移送機構 18:ピニオン 19:ラック 21:耳部除去ベルト 21:ベルト表面
Claims (2)
- 【請求項1】浸漬成形ラインのコンベアー上に回転可能
に備えられ、所望溶液中に浸漬せしめて表面を成膜して
いる手袋成形型を、軸芯を中心に所定方向に強制的に回
転せしめつつ移送する型回転移送機構と、該型表面に成
膜されている耳部を上面に当接せしめて除去する耳部除
去ベルトとで構成され、上記除去ベルトは成形型の回転
速度と異なった速度で回転することを特徴とする手袋製
造装置。 - 【請求項2】浸漬成形ラインのコンベアー上に回転可能
に備えられ、所望溶液中に浸漬せしめて表面を成膜して
いる手袋成形型を、軸芯を中心に所定方向に強制的に回
転せしめつつ移送する型回転移送機構と、該型表面に成
膜されている耳部を上面に当接せしめて除去する耳部除
去ベルトとで構成され、上記除去ベルトは成形型の回転
方向と異なった方向に回転することを特徴とする手袋製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24974492A JPH078509B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 手袋製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24974492A JPH078509B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 手袋製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699447A JPH0699447A (ja) | 1994-04-12 |
| JPH078509B2 true JPH078509B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=17197572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24974492A Expired - Fee Related JPH078509B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 手袋製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078509B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101498243B1 (ko) * | 2012-01-18 | 2015-03-05 | 대우조선해양 주식회사 | 부유식 해상구조물 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110236249B (zh) * | 2018-07-20 | 2025-07-11 | 厦门海宏信自动化设备有限公司 | 一次性手套生产装置 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP24974492A patent/JPH078509B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101498243B1 (ko) * | 2012-01-18 | 2015-03-05 | 대우조선해양 주식회사 | 부유식 해상구조물 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0699447A (ja) | 1994-04-12 |
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