JPH078525U - 多気筒エンジンの排気マニホールド構造 - Google Patents
多気筒エンジンの排気マニホールド構造Info
- Publication number
- JPH078525U JPH078525U JP3622693U JP3622693U JPH078525U JP H078525 U JPH078525 U JP H078525U JP 3622693 U JP3622693 U JP 3622693U JP 3622693 U JP3622693 U JP 3622693U JP H078525 U JPH078525 U JP H078525U
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- Prior art keywords
- mounting
- common passage
- mounting holes
- exhaust manifold
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多気筒エンジン用のシングルタイプの排気マ
ニホールド構造について、シリンダヘッドのコンパクト
化に対応でき、共通通路部の熱伸びに起因する取付部分
のゆるみの発生をなくし、ヘッドへの組付性を向上させ
ること。 【構造】 各排気ポートに取り付ける各取付フランジ3
が共通通路2を挟んでその両端に一対の取付孔5a,5
bを備え、かつ一の取付フランジ3における取付孔5
a,5bを結ぶ中心線とこれに隣接する取付フランジ1
における取付孔5a,5bを結ぶ中心線とが気筒列方向
に対して互いに左右逆向きの傾斜となるように配置し、
隣接する取付フランジ3,3における取付孔5a,5a
もしくは5b,5bのうち、共通通路部2を挟んで左側
もしくは右側の取付孔間の距離の短い方L1に湾曲部内
側が、また取付孔間の距離の長い方L2に湾曲部外側が
位置するように取付フランジ3,3間毎で上記共通通路
部2を逆向きに湾曲させた。
ニホールド構造について、シリンダヘッドのコンパクト
化に対応でき、共通通路部の熱伸びに起因する取付部分
のゆるみの発生をなくし、ヘッドへの組付性を向上させ
ること。 【構造】 各排気ポートに取り付ける各取付フランジ3
が共通通路2を挟んでその両端に一対の取付孔5a,5
bを備え、かつ一の取付フランジ3における取付孔5
a,5bを結ぶ中心線とこれに隣接する取付フランジ1
における取付孔5a,5bを結ぶ中心線とが気筒列方向
に対して互いに左右逆向きの傾斜となるように配置し、
隣接する取付フランジ3,3における取付孔5a,5a
もしくは5b,5bのうち、共通通路部2を挟んで左側
もしくは右側の取付孔間の距離の短い方L1に湾曲部内
側が、また取付孔間の距離の長い方L2に湾曲部外側が
位置するように取付フランジ3,3間毎で上記共通通路
部2を逆向きに湾曲させた。
Description
【0001】
この考案は、多気筒エンジン等に設けられる排気マニホールド構造の改良に関 するものである。
【0002】
従来、この種排気マニホールド構造としては、たとえば多気筒エンジンにおけ るシリンダヘッド側面にある各排気ポートにブランチ部としての結合管を各々取 り付け、これらの結合管を共通通路部としての一つの管に集合させた構造のもの が知られ、これは、上記結合管先端に設けたフランジがガスケットを介してシリ ンダヘッド側面の各排気ポートにボルト締めで組み付されるようになっており、 いわゆるシングルタイプといわれている(たとえば、実開昭63−48916号 公報参照)。
【0003】
しかしながら、上記シングルタイプの排気マニホールド構造では、つぎに述べ るような種々の不都合がある。すなわち、シリンダヘッド側面にある各排気ポー トに各結合管先端に設けたフランジをガスケット等を介して組み付けた際に、フ ランジ端部やボルト等の取付部材がシリンダヘッド側面上下方向に出っ張って嵩 高となるので、シリンダヘッドのコンパクト化をはかることができない。また、 共通通路部となる管は常時、高温のガスが流れるので、高熱を帯びて熱膨張が大 きい。このことから、シリンダヘッド部分との熱膨張差により、これを取り付け ているフランジとシリンダヘッドとの相対的な動きが大きくなってフランジ締付 力が低下し、ひいては排気マニホールド取付のゆるみを生じるという不都合があ る。
【0004】 この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、シ リンダヘッド側面にある各排気ポートへの排気マニホールドの取付に当たり、排 気マニホールドをシリンダヘッド側面上下方向にさほど出っ張らないように取り 付けることで、シリンダヘッドのコンパクト化をはかり、併せてシリンダヘッド 部分と共通通路部分との熱膨張差に起因するフランジとシリンダヘッドとの相対 的な動きを効率的に吸収緩和することでフランジ締付力の低下を防止し、よって 排気マニホールド取付のゆるみの発生を防止しようということにある。
【0005】
上記の目的を達成するため、請求項1の考案に係る多気筒エンジンの排気マニ ホールド構造は、エンジンの各気筒に対応するブランチ部と、これらのブランチ 部の下流側を合流させるように気筒列方向に配置された共通通路部と、上記各ブ ランチ部の上流端に設けられ、エンジン本体の排気ポートに取り付けられる取付 フランジとを備えたことを前提とする。
【0006】 そして、この考案における特徴部分は、上記各取付フランジは、その両端に共 通通路部の位置を挟んで左右に一対の取付孔を備えるとともに、隣接する取付フ ランジの各々における上記一対の取付孔間を結ぶ中心線どうしが気筒列方向に対 して互いに逆向きの傾斜となるように配置され、上記共通通路部は、共通通路部 の位置を挟んで左側もしくは右側にある取付孔群のうち、隣接する取付孔間の距 離の短い方に湾曲部内側が、また取付孔間の距離の長い方に湾曲部外側がそれぞ れ位置するように各ブランチ部間で湾曲している点にある。
【0007】
上記構成により、請求項1の考案では、排気マニホールドの各ブランチ部上流 端に設けた各取付フランジが、その両端に設けられた一対の取付孔間を結ぶ中心 線が相互に隣接する取付フランジ間で気筒列方向に対し、互いに逆向きの傾斜と なるように、つまり、隣接する取付フランジ間ではこれらの取付フランジが「ハ 」の字状となるように配置されているので、シリンダヘッド側面上下方向におけ る排気マニホールドの取付幅は取付フランジの傾斜分だけ短くなる。しかも、各 ブランチ部を合流させるように気筒列方向に配置された共通通路部はその共通通 路部の位置を挟んで左側もしくは右側の取付孔間の距離の短い方に湾曲部内側が 、また取付孔間の距離の長い方に湾曲部外側がそれぞれ位置するように各ブラン チ部間で湾曲しているので、各取付孔はいずれも湾曲部内側に当たる空きスペー スに位置して設定されることになる。したがって、排気マニホールドは共通通路 部の湾曲部内側に当たる空きスペースを利用してシリンダヘッド側に取り付けら れ、組付性が良好であるのみならず、省スペースでコンパクトな取付ができる。 さらに、共通通路部の湾曲部内側では取付フランジの取付孔間の距離を短くし、 逆に、共通通路部の湾曲部外側では取付フランジの取付孔間の距離を長くして取 り付けられるように設定しているので、共通通路部とシリンダヘッドとの熱膨張 差に起因して起こる取付フランジとシリンダヘッドとの相対的な動きも効率的に 吸収することができ、したがって、取付フランジの締付力が低下することもなく 、排気マニホールド取付のゆるみの発生がない。
【0008】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1及び図2はこの考案の一実施例に係る排気マニホールドAを示し、この排 気マニホールドAは、たとえば多気筒エンジンにおけるシリンダヘッドB側面に ある各排気ポート(図示しない)に対応する各ブランチ部1と、これら各ブラン チ部2の下流端どうしを合流させるように気筒列方向(図で左右方向)に配置さ れた共通通路部2と、上記各ブランチ部1の上流端に設けられ、図示しないガス ケットを介してシリンダヘッドB側面に取り付けられる取付フランジ3と、上記 共通通路部2の一部を図示しない排気管と結ぶ集合部4とで構成されている。
【0010】 そして、図2に示すように、上記各取付フランジ3には共通通路部2の位置を 挟んでその両端に一対の取付孔5a,5bが備えられている。これら取付孔5a ,5bは、該取付孔5a,5b間を結ぶ中心線6aが、取付フランジ3に隣接す る取付フランジ3における取付孔5a,5b間を結ぶ中心線6bと軸線Hで示す 気筒列方向に対して互いに逆向きの傾斜となり、図示するように、隣接する取付 フランジ3間で「ハ」の字状となるように配置されている。
【0011】 また、上記共通通路部2は、図2で示すように取付フランジ3間毎に湾曲方向 が逆向きとなるように湾曲しており(正確には各ブランチ部2,2間毎に逆向き となるように湾曲されている)、しかも隣接する取付フランジ3,3における取 付孔5a,5bのうち、共通通路部2を挟んで左右両側の取付孔5a,5a(も しくは5b,5b)間の距離の短い方(図2では取付孔5a,5a間の距離L1 )に湾曲部内側が、また取付孔間の距離の長い方(図2では取付孔5b,5b間 の距離L2)に湾曲部外側がそれぞれ位置するように設定されている。
【0012】 上記のように構成した排気マニホールドAは、多気筒エンジンシリンダヘッド B側面にある排気ポートにガスケットを介して取付フランジ3を取付孔5a,5 bを介してボルト締め等することによって取り付けられる。この際、隣接する取 付フランジ3は気筒列方向(軸線H)に対して互いに逆向きの傾斜となるように 配置されているから、シリンダヘッド側面の上下方向での取付幅が従来のように 取付フランジ3を垂直に立てて取り付けられる場合に比べ、より短い取付幅で取 り付けされることになる。しかも、取付孔5a,5a(取付孔5b,5bも同様 である)は共通通路部2の湾曲部内側に当たる空スペース部分に位置するので、 取付フランジ3及び図示しない取付部材がシリンダヘッド側面の上下方向に出っ 張るおそれもない。したがって、シリンダヘッド側面における排気マニホールド の取付スペースが少なくてすむことから、シリンダヘッドのコンパクト化が可能 となる。
【0013】 さらに、共通通路部2は各ブランチ部1,1間毎で逆向きとなるように湾曲さ せられており、湾曲部内側では隣接する取付フランジの取付孔5a,5aの距離 を短くし、逆に、湾曲部外側では隣接する取付フランジの取付孔5b,5bの距 離を長くしてあるので、熱膨張による共通通路部の熱伸びを効率的に吸収でき、 したがって、シリンダヘッドと共通通路部との熱膨脹差による双方の相対的な動 きを効率的に緩和してフランジ締付力が低下しないから、排気マニホールド取付 の緩みもなく、長期にわたって安定した取付性を維持できるという効果がある。
【0014】
以上説明したように、請求項1の考案によれば、いわゆるシングルタイプとい われる排気マニホールド構造において、これをシリンダヘッド側面の排気ポート に取り付けるための各取付フランジがその両端に設けた一対の取付孔間を結ぶ中 心線とこれに隣接する取付フランジにおける取付部間を結ぶ中心線とが気筒列方 向に対して互いに逆向きの傾斜となるように配置され、上記取付孔に取付部材に よって取り付けられる構成とした。また、隣接する取付フランジにおける取付孔 のうち、共通通路部の位置を挟んで左側もしくは右側の取付孔間の距離の短い方 に湾曲部内側が、また取付孔間の距離の長い方に湾曲部外側がそれぞれ位置する ように各ブランチ部間で上記共通通路部を湾曲させ、各取付孔が湾曲部内側に位 置する構成とした。これらのことにより、排気マニホールドの取付部分がシリン ダヘッド側面の上下方向に出っ張ぱって嵩高くなることがなく、少ないスペース にコンパクトで、しかも効率的に組付けできる。したがって、シリンダヘッドの コンパクト化にとってきわめて有効である。また、共通通路部の湾曲部内側で取 付孔間の距離を短くし、湾曲部外側で取付孔間の距離が長くなるように設定して あるので、共通通路部が熱膨脹により大きく熱伸びしてそのシリンダヘッドとの 熱膨張差により、これらの間で相対的な動きがあっても、その共通通路部の熱伸 びをその湾曲部内外側で効率的に吸収でき、取付フランジの締付力が低下するお それもなく、排気マニホールドの取付にゆるみが発生せず、長期にわたって安定 した取付性を維持できるという効果がある。
【図1】この考案の一実施例に係る排気マニホールド構
造を示す側面図である。
造を示す側面図である。
【図2】この考案の一実施例に係る排気マニホールド構
造を示す底面図である。
造を示す底面図である。
A 排気マニホールド B シリンダヘッド 1 ブランチ部 2 共通通路部 3 取付フランジ 5a,5b 取付孔 6a,6b 中心線 H 気筒列方向を示す軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの各気筒に対応するブランチ部
と、これらのブランチ部の下流側を合流させるように気
筒列方向に配置された共通通路部と、上記各ブランチ部
の上流端に設けられ、エンジン本体の排気ポートに取り
付けられる取付フランジとを備えた多気筒エンジンの排
気マニホールド構造において、 上記各取付フランジは、その両端に共通通路部の位置を
挟んで左右に一対の取付孔を備えるとともに、隣接する
取付フランジの各々における上記一対の取付孔間を結ぶ
中心線どうしが気筒列方向に対して互いに逆向きの傾斜
となるように配置され、 上記共通通路部は、共通通路部の位置を挟んで左側もし
くは右側にある取付孔群のうち、隣接する取付孔間の距
離の短い方に湾曲部内側が、また取付孔間の距離の長い
方に湾曲部外側がそれぞれ位置するように各ブランチ部
間で湾曲していることを特徴とする多気筒エンジンの排
気マニホールド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3622693U JPH078525U (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 多気筒エンジンの排気マニホールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3622693U JPH078525U (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 多気筒エンジンの排気マニホールド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078525U true JPH078525U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12463870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3622693U Withdrawn JPH078525U (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 多気筒エンジンの排気マニホールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078525U (ja) |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP3622693U patent/JPH078525U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |