JPH0785682A - 差動増幅回路 - Google Patents
差動増幅回路Info
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- JPH0785682A JPH0785682A JP5233799A JP23379993A JPH0785682A JP H0785682 A JPH0785682 A JP H0785682A JP 5233799 A JP5233799 A JP 5233799A JP 23379993 A JP23379993 A JP 23379993A JP H0785682 A JPH0785682 A JP H0785682A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 差動増幅回路の改善に関し、差電流を電圧変
換するミラー用のトランジスタのスイッチ動作の高速化
を図り、微小レベルの信号であっても、大きな振幅の差
信号を出力する。 【構成】 第1〜第4のトランジスタT1〜T4を具備
し、第1のトランジスタT1のゲートと第2のトランジ
スタT2のゲート及びドレインとを接続し、第1のトラ
ンジスタT1のソースを第1の電源線VDDに接続し、第
1のトランジスタT1のドレインと第3のトランジスタ
T3のドレインとを接続して出力OUTに接続し、第2の
トランジスタT2のドレインと第4のトランジスタT4
のドレインとを接続し、第2のトランジスタT2のソー
スと第3のトランジスタT3のゲートを接続して第1の
入力in1に接続し、第3のトランジスタT3のソースと
第4のトランジスタT4のソースとを接続してバイアス
源に接続し、第4のトランジスタT4のゲートを第2の
入力in2にそれぞれ接続する。
換するミラー用のトランジスタのスイッチ動作の高速化
を図り、微小レベルの信号であっても、大きな振幅の差
信号を出力する。 【構成】 第1〜第4のトランジスタT1〜T4を具備
し、第1のトランジスタT1のゲートと第2のトランジ
スタT2のゲート及びドレインとを接続し、第1のトラ
ンジスタT1のソースを第1の電源線VDDに接続し、第
1のトランジスタT1のドレインと第3のトランジスタ
T3のドレインとを接続して出力OUTに接続し、第2の
トランジスタT2のドレインと第4のトランジスタT4
のドレインとを接続し、第2のトランジスタT2のソー
スと第3のトランジスタT3のゲートを接続して第1の
入力in1に接続し、第3のトランジスタT3のソースと
第4のトランジスタT4のソースとを接続してバイアス
源に接続し、第4のトランジスタT4のゲートを第2の
入力in2にそれぞれ接続する。
Description
【0001】〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図11,12) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(2〜4) (2)第2の実施例の説明(5〜8) (3)第3の実施例の説明(9,10) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、差動増幅回路に関する
ものであり、更に詳しく言えば、メモリセルの読出し電
流を差動出力するカレントミラー型の差動アンプの改善
に関するものである。近年,半導体集積回路(以下LS
Iという)の高集積化及び高密度化とその低消費電力化
との要求に伴い、MOSトランジスタ構成の大規模なメ
モリセルが製造され、そこから情報を読み出す際に、微
小信号を検出するカレントミラー型の差動アンプが利用
される。
ものであり、更に詳しく言えば、メモリセルの読出し電
流を差動出力するカレントミラー型の差動アンプの改善
に関するものである。近年,半導体集積回路(以下LS
Iという)の高集積化及び高密度化とその低消費電力化
との要求に伴い、MOSトランジスタ構成の大規模なメ
モリセルが製造され、そこから情報を読み出す際に、微
小信号を検出するカレントミラー型の差動アンプが利用
される。
【0003】これによれば、差動アンプを構成するミラ
ー用のトランジスタのソースが電源線に接続される。こ
のため、入力信号のレベル差が小さくなると、このトラ
ンジスタによりスイッチ制御されるトランジスタの反転
動作が鈍くなり、差動増幅感度が低下をする。そこで、
入力信号の差電流を電圧変換するトランジスタのスイッ
チ動作の高速化を図り、微小レベルの信号であっても、
大きな振幅の差信号を出力することができる回路が望ま
れている。
ー用のトランジスタのソースが電源線に接続される。こ
のため、入力信号のレベル差が小さくなると、このトラ
ンジスタによりスイッチ制御されるトランジスタの反転
動作が鈍くなり、差動増幅感度が低下をする。そこで、
入力信号の差電流を電圧変換するトランジスタのスイッ
チ動作の高速化を図り、微小レベルの信号であっても、
大きな振幅の差信号を出力することができる回路が望ま
れている。
【0004】
【従来の技術】図11,12は、従来例に係る説明図であ
る。図11は、従来例に係るカレントミラー型の差動増幅
回路の構成図であり、図12は、その動作波形図をそれぞ
れ示している。例えば、カレントミラー型の差動アンプ
を利用した差動増幅回路は、図11に示すように、5個の
MOSトランジスタ(以下単にトランジスタという)Q
1〜Q5から成る差動アンプAと5個のMOSトランジ
スタ(以下単にトランジスタという)Q6〜Q10から成
る差動アンプBとを具備する。
る。図11は、従来例に係るカレントミラー型の差動増幅
回路の構成図であり、図12は、その動作波形図をそれぞ
れ示している。例えば、カレントミラー型の差動アンプ
を利用した差動増幅回路は、図11に示すように、5個の
MOSトランジスタ(以下単にトランジスタという)Q
1〜Q5から成る差動アンプAと5個のMOSトランジ
スタ(以下単にトランジスタという)Q6〜Q10から成
る差動アンプBとを具備する。
【0005】各アンプA,BのトランジスタQ3,Q4
やQ8,Q9は差動回路を構成し、入力IN1,IN2に供
給される差動入力を電流差に変換する。トランジスタQ
1,Q2やQ6,Q7はミラー回路を構成し、この電流
差を電圧に変換する。トランジスタQ1のソースは電源
線VDDに接続され、そのゲートがトランジスタQ2のゲ
ートとドレインとに接続される。ここで、両トランジス
タQ1,Q2のゲート接続点をノードN1とする。トラ
ンジスタQ1のドレインは出力OUT1とトランジスタQ
3のドレインに接続される。トランジスタQ2のソース
は電源線VDDに接続され、そのドレインがトランジスタ
Q4のドレインに接続される。
やQ8,Q9は差動回路を構成し、入力IN1,IN2に供
給される差動入力を電流差に変換する。トランジスタQ
1,Q2やQ6,Q7はミラー回路を構成し、この電流
差を電圧に変換する。トランジスタQ1のソースは電源
線VDDに接続され、そのゲートがトランジスタQ2のゲ
ートとドレインとに接続される。ここで、両トランジス
タQ1,Q2のゲート接続点をノードN1とする。トラ
ンジスタQ1のドレインは出力OUT1とトランジスタQ
3のドレインに接続される。トランジスタQ2のソース
は電源線VDDに接続され、そのドレインがトランジスタ
Q4のドレインに接続される。
【0006】トランジスタQ3,Q4のソースはトラン
ジスタQ5のドレインに接続される。トランジスタQ3
のゲートは入力IN1に接続され、トランジスタQ4のゲ
ートは入力IN2に接続される。トランジスタQ5のソー
スは接地線VSSに接続され、そのゲートが電源線VDDに
それぞれ接続される。トランジスタQ5はトランジスタ
Q3,Q4の動作電流ibを決定する。
ジスタQ5のドレインに接続される。トランジスタQ3
のゲートは入力IN1に接続され、トランジスタQ4のゲ
ートは入力IN2に接続される。トランジスタQ5のソー
スは接地線VSSに接続され、そのゲートが電源線VDDに
それぞれ接続される。トランジスタQ5はトランジスタ
Q3,Q4の動作電流ibを決定する。
【0007】トランジスタQ6のソースは電源線VDDに
接続され、そのゲートがトランジスタQ2のゲートとド
レインとに接続される。ここで、両トランジスタQ6,
Q7のゲート接続点をノードN2とする。トランジスタ
Q6のドレインは出力OUT2とトランジスタQ8のドレ
インに接続される。トランジスタQ7のソースは電源線
VDDに接続され、そのドレインがトランジスタQ9のド
レインに接続される。
接続され、そのゲートがトランジスタQ2のゲートとド
レインとに接続される。ここで、両トランジスタQ6,
Q7のゲート接続点をノードN2とする。トランジスタ
Q6のドレインは出力OUT2とトランジスタQ8のドレ
インに接続される。トランジスタQ7のソースは電源線
VDDに接続され、そのドレインがトランジスタQ9のド
レインに接続される。
【0008】トランジスタQ8,Q9のソースはトラン
ジスタQ10のドレインに接続される。トランジスタQ8
のゲートは入力IN2に接続され、トランジスタQ9のゲ
ートは入力IN1に接続される。トランジスタQ10のソー
スは接地線VSSに接続され、そのゲートが電源線VDDに
それぞれ接続される。トランジスタQ10はトランジスタ
Q8,Q9の動作電流ibを決定する。
ジスタQ10のドレインに接続される。トランジスタQ8
のゲートは入力IN2に接続され、トランジスタQ9のゲ
ートは入力IN1に接続される。トランジスタQ10のソー
スは接地線VSSに接続され、そのゲートが電源線VDDに
それぞれ接続される。トランジスタQ10はトランジスタ
Q8,Q9の動作電流ibを決定する。
【0009】次に、当該回路の動作を説明する。例え
ば、図12に示すように、入力IN1,IN2の電位レベルが
IN1>IN2の時には、差動増幅回路Aの出力OUT1,ノ
ードN1の電位はVOUT1<VN1となり、出力OUT1
が「L」(ロー)レベルになる。差動増幅回路Bの出力
OUT2,ノードN2の電位はVOUT2>VN2となり、
出力OUT2が「H」(ハイ)レベルになる。
ば、図12に示すように、入力IN1,IN2の電位レベルが
IN1>IN2の時には、差動増幅回路Aの出力OUT1,ノ
ードN1の電位はVOUT1<VN1となり、出力OUT1
が「L」(ロー)レベルになる。差動増幅回路Bの出力
OUT2,ノードN2の電位はVOUT2>VN2となり、
出力OUT2が「H」(ハイ)レベルになる。
【0010】逆に入力電位がIN1<IN2の時には、差動
増幅回路Aの出力OUT1,ノードN1の電位はVOUT1
>VN1となり、出力OUT1が「H」レベルになる。差
動増幅回路Bの出力OUT2,ノードN2の電位はVOUT
2<VN2となり、出力OUT2が「L」レベルになる。
増幅回路Aの出力OUT1,ノードN1の電位はVOUT1
>VN1となり、出力OUT1が「H」レベルになる。差
動増幅回路Bの出力OUT2,ノードN2の電位はVOUT
2<VN2となり、出力OUT2が「L」レベルになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
ればトランジスタQ3,Q9のゲートが入力IN1に接続
され、トランジスタQ4,Q8のゲートが入力IN2に接
続され、トランジスタQ2,Q7のソースが電源線VDD
に接続される。このため、入力IN1と入力IN2とのレベ
ル差が小さくなると、ノードN1,N2の電位の推移が
遅れる。これは、ノードN1,N2の電位が一定レベル
の電源線VDDに接続されたトランジスタQ2,Q7のド
レイン電圧に依存して推移するためである。このこと
で、トランジスタQ1,Q6の反転動作が遅れる。
ればトランジスタQ3,Q9のゲートが入力IN1に接続
され、トランジスタQ4,Q8のゲートが入力IN2に接
続され、トランジスタQ2,Q7のソースが電源線VDD
に接続される。このため、入力IN1と入力IN2とのレベ
ル差が小さくなると、ノードN1,N2の電位の推移が
遅れる。これは、ノードN1,N2の電位が一定レベル
の電源線VDDに接続されたトランジスタQ2,Q7のド
レイン電圧に依存して推移するためである。このこと
で、トランジスタQ1,Q6の反転動作が遅れる。
【0012】これにより、差動増幅感度が鈍くなる。敢
えて差動増幅動作の高速化をしようとすれば、動作電流
ibを多くするためにトランジスタQ1〜Q5やQ6〜
Q10のサイズを大きくしなくてはならない。また、動作
電流ibが多くなることで、メモリセルの情報読出しを
するセンスアンプ等の低消費化の妨げとなるという問題
がある。
えて差動増幅動作の高速化をしようとすれば、動作電流
ibを多くするためにトランジスタQ1〜Q5やQ6〜
Q10のサイズを大きくしなくてはならない。また、動作
電流ibが多くなることで、メモリセルの情報読出しを
するセンスアンプ等の低消費化の妨げとなるという問題
がある。
【0013】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、差電流を電圧変換するミラー用の
トランジスタのスイッチ動作の高速化を図り、微小レベ
ルの信号であっても、振幅がより増幅された差信号を出
力することが可能となる差動増幅回路の提供を目的とす
る。
作されたものであり、差電流を電圧変換するミラー用の
トランジスタのスイッチ動作の高速化を図り、微小レベ
ルの信号であっても、振幅がより増幅された差信号を出
力することが可能となる差動増幅回路の提供を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1(A)〜(C)は、
本発明に係る差動増幅回路の原理図をそれぞれ示してい
る。本発明の差動増幅回路は、図1(A)に示すよう
に、第1〜第4のトランジスタT1〜T4を具備し、前
記第1のトランジスタT1のゲートと第2のトランジス
タT2のゲート及びドレインとを接続し、前記第1のト
ランジスタT1のソースを第1の電源線VDDに接続し、
前記第1のトランジスタT1のドレインと第3のトラン
ジスタT3のドレインとを接続して出力OUTに接続し、
前記第2のトランジスタT2のドレインと第4のトラン
ジスタT4のドレインとを接続し、前記第2のトランジ
スタT2のソースと第3のトランジスタT3のゲートを
接続して第1の入力in1に接続し、前記第3のトランジ
スタT3のソースと第4のトランジスタT4のソースと
を接続してバイアス源に接続し、前記第4のトランジス
タT4のゲートを第2の入力in2にそれぞれ接続するこ
とを特徴とする。
本発明に係る差動増幅回路の原理図をそれぞれ示してい
る。本発明の差動増幅回路は、図1(A)に示すよう
に、第1〜第4のトランジスタT1〜T4を具備し、前
記第1のトランジスタT1のゲートと第2のトランジス
タT2のゲート及びドレインとを接続し、前記第1のト
ランジスタT1のソースを第1の電源線VDDに接続し、
前記第1のトランジスタT1のドレインと第3のトラン
ジスタT3のドレインとを接続して出力OUTに接続し、
前記第2のトランジスタT2のドレインと第4のトラン
ジスタT4のドレインとを接続し、前記第2のトランジ
スタT2のソースと第3のトランジスタT3のゲートを
接続して第1の入力in1に接続し、前記第3のトランジ
スタT3のソースと第4のトランジスタT4のソースと
を接続してバイアス源に接続し、前記第4のトランジス
タT4のゲートを第2の入力in2にそれぞれ接続するこ
とを特徴とする。
【0015】なお、本発明の第1の差動増幅回路におい
て、前記第2のトランジスタT2の閾値電圧を第1のト
ランジスタT1の閾値電圧よりも小さくすることを特徴
とする。また、本発明の他の差動増幅回路は図1(B)
に示すように、入力信号の差動増幅をする第1の差動増
幅回路A1と、前記入力信号の逆相信号の差動増幅をす
る第2の差動増幅回路A2とを具備し、前記第1,第2
の差動増幅回路A1,A2を本発明の差動増幅回路によ
り構成することを特徴とする。
て、前記第2のトランジスタT2の閾値電圧を第1のト
ランジスタT1の閾値電圧よりも小さくすることを特徴
とする。また、本発明の他の差動増幅回路は図1(B)
に示すように、入力信号の差動増幅をする第1の差動増
幅回路A1と、前記入力信号の逆相信号の差動増幅をす
る第2の差動増幅回路A2とを具備し、前記第1,第2
の差動増幅回路A1,A2を本発明の差動増幅回路によ
り構成することを特徴とする。
【0016】なお、本発明の差動増幅回路において、図
1(C)に示すように、前記第2のトランジスタT2の
正帰還作用を補助する第5のトランジスタT5を設け、
前記第5のトランジスタT5のソースを第1の電源線V
DDに接続し、前記第5のトランジスタT5のゲートを第
2の電源線VSSに接続し、前記第5のトランジスタT5
のドレインを、本発明の差動増幅回路の第1の入力in1
にそれぞれ接続することを特徴とする。
1(C)に示すように、前記第2のトランジスタT2の
正帰還作用を補助する第5のトランジスタT5を設け、
前記第5のトランジスタT5のソースを第1の電源線V
DDに接続し、前記第5のトランジスタT5のゲートを第
2の電源線VSSに接続し、前記第5のトランジスタT5
のドレインを、本発明の差動増幅回路の第1の入力in1
にそれぞれ接続することを特徴とする。
【0017】また、本発明の差動増幅回路において、前
記第1,第2,第5のトランジスタT1,T2,T5が
一導電型の電界効果トランジスタから成り、前記第3,
第4のトランジスタT3,T4が反対導電型の電界効果
トランジスタから成ることを特徴とし、上記目的を達成
する。
記第1,第2,第5のトランジスタT1,T2,T5が
一導電型の電界効果トランジスタから成り、前記第3,
第4のトランジスタT3,T4が反対導電型の電界効果
トランジスタから成ることを特徴とし、上記目的を達成
する。
【0018】
【作 用】本発明の差動増幅回路の動作を説明する。例
えば、入力in1,in2の電位レベルがin1>in2の時に
は、トランジスタT1,T3のドレイン接続点の電位V
aとトランジスタT2,T4のドレイン接続点の電位V
bとがVa<Vbとなり、出力OUTに「L」レベルが出
力される。逆に入力in1,in2の電位レベルがin1<in
2の時には、電位Vaと電位VbとがVa>Vbとな
り、出力OUTに「H」レベルが出力される。
えば、入力in1,in2の電位レベルがin1>in2の時に
は、トランジスタT1,T3のドレイン接続点の電位V
aとトランジスタT2,T4のドレイン接続点の電位V
bとがVa<Vbとなり、出力OUTに「L」レベルが出
力される。逆に入力in1,in2の電位レベルがin1<in
2の時には、電位Vaと電位VbとがVa>Vbとな
り、出力OUTに「H」レベルが出力される。
【0019】また、入力in1が「H」から「L」レベル
に変位し、入力in2が「L」から「H」レベルに変位す
る状態(以下第1のレベル変位状態という)では、出力
OUTが「L」から「H」レベルに変位する。この際に、
電位Vbは第1のレベル変位状態に基づいて変化する。
すなわち、トランジスタT2ではいち早く入力in1から
「L」レベルを引込むような正帰還作用が働き、電位V
bを急激に下げる。これにより、トランジスタT1のコ
ンダクタンスが大きく上昇し、従来例に比べて振幅の大
きな差信号が急激に立ち上がる。
に変位し、入力in2が「L」から「H」レベルに変位す
る状態(以下第1のレベル変位状態という)では、出力
OUTが「L」から「H」レベルに変位する。この際に、
電位Vbは第1のレベル変位状態に基づいて変化する。
すなわち、トランジスタT2ではいち早く入力in1から
「L」レベルを引込むような正帰還作用が働き、電位V
bを急激に下げる。これにより、トランジスタT1のコ
ンダクタンスが大きく上昇し、従来例に比べて振幅の大
きな差信号が急激に立ち上がる。
【0020】逆に、入力in1が「L」から「H」レベル
に変位し、入力in2が「H」から「L」レベルに変位す
る状態(以下第2のレベル変位状態という)では、出力
OUTが「H」から「L」レベルに変位する。この際に、
電位Vbは第2のレベル変位状態に基づいて変化する。
すなわち、トランジスタT2ではいち早く入力in1から
「H」レベルを引込むような正帰還作用が働き、電位V
bを急激に上げる。これにより、トランジスタT1のコ
ンダクタンスが大きく低下し、従来例に比べて振幅の大
きな差信号が急激に立ち下がる。
に変位し、入力in2が「H」から「L」レベルに変位す
る状態(以下第2のレベル変位状態という)では、出力
OUTが「H」から「L」レベルに変位する。この際に、
電位Vbは第2のレベル変位状態に基づいて変化する。
すなわち、トランジスタT2ではいち早く入力in1から
「H」レベルを引込むような正帰還作用が働き、電位V
bを急激に上げる。これにより、トランジスタT1のコ
ンダクタンスが大きく低下し、従来例に比べて振幅の大
きな差信号が急激に立ち下がる。
【0021】これにより、入力レベルの差が小さくなっ
た場合であっても、第1,第2のレベル変位状態に基づ
いてトランジスタT1のコンダクタンスを大きく上昇又
は低下させること、及び、その反転動作の高速化を図る
ことが可能となる。また、本発明によれば、このような
動作をする2つの差動増幅回路A1,A2を組み合わせ
ることによりカラントミラー型の高速センスアンプ等を
構成することが可能となる。
た場合であっても、第1,第2のレベル変位状態に基づ
いてトランジスタT1のコンダクタンスを大きく上昇又
は低下させること、及び、その反転動作の高速化を図る
ことが可能となる。また、本発明によれば、このような
動作をする2つの差動増幅回路A1,A2を組み合わせ
ることによりカラントミラー型の高速センスアンプ等を
構成することが可能となる。
【0022】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図2〜10は、本発明の実施例に係る差
動増幅回路を説明する図である。 (1)第1の実施例の説明 図2は、本発明の第1の実施例に係る差動増幅回路の構
成図であり、図3,4は、その動作説明図(その1,
2)をそれぞれ示している。
いて説明をする。図2〜10は、本発明の実施例に係る差
動増幅回路を説明する図である。 (1)第1の実施例の説明 図2は、本発明の第1の実施例に係る差動増幅回路の構
成図であり、図3,4は、その動作説明図(その1,
2)をそれぞれ示している。
【0023】例えば、2つの入力in1と入力in2とを比
較して差信号OUTを出力する差動増幅回路は図2に示す
ように、2個のp型の電界効果トランジスタ(以下単に
トランジスタという)Q11,Q12及び3個のn型の電界
効果トランジスタ(以下単にトランジスタという)Q13
〜Q15から成る。すなわち、トランジスタQ11は原理図
1の第1のトランジスタT1の一例であり、そのゲート
はトランジスタQ12のゲート及びドレインに接続する。
ここで、両トランジスタQ11,Q12のゲート接続点をノ
ードNとする。トランジスタQ11のソースは電源線VDD
に接続する。トランジスタQ11のドレインはトランジス
タQ13のドレインと接続して出力OUTに接続する。
較して差信号OUTを出力する差動増幅回路は図2に示す
ように、2個のp型の電界効果トランジスタ(以下単に
トランジスタという)Q11,Q12及び3個のn型の電界
効果トランジスタ(以下単にトランジスタという)Q13
〜Q15から成る。すなわち、トランジスタQ11は原理図
1の第1のトランジスタT1の一例であり、そのゲート
はトランジスタQ12のゲート及びドレインに接続する。
ここで、両トランジスタQ11,Q12のゲート接続点をノ
ードNとする。トランジスタQ11のソースは電源線VDD
に接続する。トランジスタQ11のドレインはトランジス
タQ13のドレインと接続して出力OUTに接続する。
【0024】トランジスタQ12は第2のトランジスタT
2の一例であり、そのドレインはトランジスタQ14のド
レインと接続する。トランジスタQ12のソースはトラン
ジスタQ13のゲートに接続して入力in1に接続する。ト
ランジスタQ13は第3のトランジスタT3の一例であ
り、そのソースはトランジスタQ14のソースに接続して
トランジスタQ15のドレインに接続する。トランジスタ
Q14はトランジスタT4の一例であり、そのゲートは入
力in2に接続する。
2の一例であり、そのドレインはトランジスタQ14のド
レインと接続する。トランジスタQ12のソースはトラン
ジスタQ13のゲートに接続して入力in1に接続する。ト
ランジスタQ13は第3のトランジスタT3の一例であ
り、そのソースはトランジスタQ14のソースに接続して
トランジスタQ15のドレインに接続する。トランジスタ
Q14はトランジスタT4の一例であり、そのゲートは入
力in2に接続する。
【0025】トランジスタQ15は動作電流ibを決定す
るバイアス源を構成する。すなわち、トランジスタQ15
のゲートは電源線VDDに接続され、そのソースが接地線
VSSにそれぞれ接続される。なお、本実施例の差動増幅
回路において、トランジスタQ12の閾値電圧Vthをトラ
ンジスタQ11の閾値電圧Vthよりも小さくする。例え
ば、トランジスタQ12の閾値電圧Vthを0.2 〔V〕程度
とする。
るバイアス源を構成する。すなわち、トランジスタQ15
のゲートは電源線VDDに接続され、そのソースが接地線
VSSにそれぞれ接続される。なお、本実施例の差動増幅
回路において、トランジスタQ12の閾値電圧Vthをトラ
ンジスタQ11の閾値電圧Vthよりも小さくする。例え
ば、トランジスタQ12の閾値電圧Vthを0.2 〔V〕程度
とする。
【0026】次に、本実施例の差動増幅回路の動作を説
明する。例えば、入力in1,in2の電位レベルがin1>
in2の時,すなわち、図3(A)に示すように入力in1
が「H」レベルで、入力in2がそれよりもΔVだけ低い
「L」レベルの場合には、トランジスタQ11,Q12,Q
14がOFF動作をし、トランジスタQ13がON動作をす
る。これにより、ノードNの電位VNとトランジスタQ
12,Q14のドレイン接続点の電位VdとがVN<Vdと
なり、出力OUTに差信号として「L」レベルが出力され
る。
明する。例えば、入力in1,in2の電位レベルがin1>
in2の時,すなわち、図3(A)に示すように入力in1
が「H」レベルで、入力in2がそれよりもΔVだけ低い
「L」レベルの場合には、トランジスタQ11,Q12,Q
14がOFF動作をし、トランジスタQ13がON動作をす
る。これにより、ノードNの電位VNとトランジスタQ
12,Q14のドレイン接続点の電位VdとがVN<Vdと
なり、出力OUTに差信号として「L」レベルが出力され
る。
【0027】逆に入力in1,in2の電位レベルがin1<
in2の時,すなわち、図3(B)に示すように入力in1
が「L」レベルで、入力in2がそれよりもΔVだけ高い
「H」レベルの場合には、トランジスタQ11,Q12,Q
14がON動作をし、トランジスタQ13がOFF動作をす
る。これにより、電位VNと電位VdとがVN>Vdと
なり、出力OUTに「H」レベルが出力される。
in2の時,すなわち、図3(B)に示すように入力in1
が「L」レベルで、入力in2がそれよりもΔVだけ高い
「H」レベルの場合には、トランジスタQ11,Q12,Q
14がON動作をし、トランジスタQ13がOFF動作をす
る。これにより、電位VNと電位VdとがVN>Vdと
なり、出力OUTに「H」レベルが出力される。
【0028】また、入力in1が「H」から「L」レベル
に変位し、入力in2が「L」から「H」レベルに変位す
る第1のレベル変位状態では、図4(A)に示すように
トランジスタQ11,Q12,Q14がOFFからON動作に移
行し、トランジスタQ13がONからOFF動作に移行す
る。これにより、出力OUTが「L」から「H」レベルに
変位する。この際に、電位VNは第1のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ12は、
いち早く入力in1から「L」レベルを引込む正帰還が働
き、電位VNを急激に下げる。これにより、トランジス
タQ11のコンダクタンスが大きく上昇し、従来例に比べ
て振幅の大きな差信号が急激に立ち上がる。
に変位し、入力in2が「L」から「H」レベルに変位す
る第1のレベル変位状態では、図4(A)に示すように
トランジスタQ11,Q12,Q14がOFFからON動作に移
行し、トランジスタQ13がONからOFF動作に移行す
る。これにより、出力OUTが「L」から「H」レベルに
変位する。この際に、電位VNは第1のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ12は、
いち早く入力in1から「L」レベルを引込む正帰還が働
き、電位VNを急激に下げる。これにより、トランジス
タQ11のコンダクタンスが大きく上昇し、従来例に比べ
て振幅の大きな差信号が急激に立ち上がる。
【0029】逆に、入力in1が「L」から「H」レベル
に変位し、入力in2が「H」から「L」レベルに変位す
る第2のレベル変位状態では、図4(B)に示すように
トランジスタQ11,Q12,Q14がONからOFF動作に移
行し、トランジスタQ13がOFFからON動作に移行す
る。これにより、出力OUTが「H」から「L」レベルに
変位する。この際に、電位VNは第2のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ12は、
いち早く入力in1から「H」レベルを引込む正帰還が働
き、電位VNを急激に上げる。
に変位し、入力in2が「H」から「L」レベルに変位す
る第2のレベル変位状態では、図4(B)に示すように
トランジスタQ11,Q12,Q14がONからOFF動作に移
行し、トランジスタQ13がOFFからON動作に移行す
る。これにより、出力OUTが「H」から「L」レベルに
変位する。この際に、電位VNは第2のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ12は、
いち早く入力in1から「H」レベルを引込む正帰還が働
き、電位VNを急激に上げる。
【0030】これにより、トランジスタQ11のコンダク
タンスが大きく低下し、大きな振幅の差信号が立ち下が
る。このようにして、本発明の第1の実施例に係る差動
増幅回路によれば、トランジスタQ11〜Q15を具備し、
トランジスタQ12のソースがトランジスタQ13のゲート
に接続されて入力in1に接続される。
タンスが大きく低下し、大きな振幅の差信号が立ち下が
る。このようにして、本発明の第1の実施例に係る差動
増幅回路によれば、トランジスタQ11〜Q15を具備し、
トランジスタQ12のソースがトランジスタQ13のゲート
に接続されて入力in1に接続される。
【0031】このため、入力in1と入力in2との電位レ
ベルの差が小さくなった場合であっても、第1,第2の
レベル変位状態に従属させて、トランジスタQ11のコン
ダクタンスを大きく上昇又は低下させること、及び、そ
のON/OFFを高速に動作させることが可能となる。こ
れにより、当該差動増幅回路の増幅率を従来例に比べて
大幅に向上させること、及び、差動増幅動作の高速化を
図ることが可能となる。また、従来例のように、敢えて
動作電流ibを多くしたり、トランジスタQ11〜Q14の
サイズを大きくしなくても済む。なお、動作電流ibを
低く抑えることができることから、当該回路を応用した
センスアンプ等の低消費化に寄与するところが大きい。
ベルの差が小さくなった場合であっても、第1,第2の
レベル変位状態に従属させて、トランジスタQ11のコン
ダクタンスを大きく上昇又は低下させること、及び、そ
のON/OFFを高速に動作させることが可能となる。こ
れにより、当該差動増幅回路の増幅率を従来例に比べて
大幅に向上させること、及び、差動増幅動作の高速化を
図ることが可能となる。また、従来例のように、敢えて
動作電流ibを多くしたり、トランジスタQ11〜Q14の
サイズを大きくしなくても済む。なお、動作電流ibを
低く抑えることができることから、当該回路を応用した
センスアンプ等の低消費化に寄与するところが大きい。
【0032】(2)第2の実施例の説明 図5は、本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路の構
成図であり、図6は、その動作波形図であり、図7,8
はそれを補足する動作説明図(その1,2)をそれぞれ
示している。例えば、非反転入力IN1と反転入力IN2と
の差を増幅して非反転出力OUT1と反転出力OUT2を出
力する差動増幅回路は、図5に示すように、カレントミ
ラー型の差動アンプA1,A2を具備する。
成図であり、図6は、その動作波形図であり、図7,8
はそれを補足する動作説明図(その1,2)をそれぞれ
示している。例えば、非反転入力IN1と反転入力IN2と
の差を増幅して非反転出力OUT1と反転出力OUT2を出
力する差動増幅回路は、図5に示すように、カレントミ
ラー型の差動アンプA1,A2を具備する。
【0033】すなわち、差動アンプA1は非反転入力IN
1と反転入力IN2との差を増幅して非反転出力OUT1を
出力する回路である。差動アンプA1は第1の実施例に
係る差動増幅回路から成り、2個のp型の電界効果トラ
ンジスタ(以下単にトランジスタという)Q21,Q22及
び3個のn型の電界効果トランジスタ(以下単にトラン
ジスタという)Q23〜Q25から成る。
1と反転入力IN2との差を増幅して非反転出力OUT1を
出力する回路である。差動アンプA1は第1の実施例に
係る差動増幅回路から成り、2個のp型の電界効果トラ
ンジスタ(以下単にトランジスタという)Q21,Q22及
び3個のn型の電界効果トランジスタ(以下単にトラン
ジスタという)Q23〜Q25から成る。
【0034】すなわち、トランジスタQ21は原理図1の
第1のトランジスタT1の一例であり、そのゲートはト
ランジスタQ22のゲート及びドレインに接続する。ここ
で、両トランジスタQ21,Q22のゲート接続点をノード
N11とする。トランジスタQ21のソースは電源線VDDに
接続する。トランジスタQ21のドレインはトランジスタ
Q23のドレインと接続して出力OUT1に接続する。
第1のトランジスタT1の一例であり、そのゲートはト
ランジスタQ22のゲート及びドレインに接続する。ここ
で、両トランジスタQ21,Q22のゲート接続点をノード
N11とする。トランジスタQ21のソースは電源線VDDに
接続する。トランジスタQ21のドレインはトランジスタ
Q23のドレインと接続して出力OUT1に接続する。
【0035】トランジスタQ22は第2のトランジスタT
2の一例であり、そのドレインはトランジスタQ24のド
レインと接続する。トランジスタQ22のソースはトラン
ジスタQ23のゲートに接続して非反転入力IN1に接続す
る。トランジスタQ23は第3のトランジスタT3の一例
であり、そのソースはトランジスタQ24のソースに接続
してトランジスタQ25のドレインに接続する。トランジ
スタQ24はトランジスタT4の一例であり、そのゲート
は反転入力IN2に接続する。
2の一例であり、そのドレインはトランジスタQ24のド
レインと接続する。トランジスタQ22のソースはトラン
ジスタQ23のゲートに接続して非反転入力IN1に接続す
る。トランジスタQ23は第3のトランジスタT3の一例
であり、そのソースはトランジスタQ24のソースに接続
してトランジスタQ25のドレインに接続する。トランジ
スタQ24はトランジスタT4の一例であり、そのゲート
は反転入力IN2に接続する。
【0036】トランジスタQ25は動作電流ibを決定す
るバイアス源を構成する。すなわち、トランジスタQ25
のゲートは電源線VDDに接続され、そのソースが接地線
VSSにそれぞれ接続される。なお、本実施例の差動増幅
回路において、トランジスタQ22の閾値電圧Vthをトラ
ンジスタQ21の閾値電圧Vthよりも小さくする。例え
ば、トランジスタQ22の閾値電圧Vthを0.2 〔V〕程度
とする。
るバイアス源を構成する。すなわち、トランジスタQ25
のゲートは電源線VDDに接続され、そのソースが接地線
VSSにそれぞれ接続される。なお、本実施例の差動増幅
回路において、トランジスタQ22の閾値電圧Vthをトラ
ンジスタQ21の閾値電圧Vthよりも小さくする。例え
ば、トランジスタQ22の閾値電圧Vthを0.2 〔V〕程度
とする。
【0037】差動アンプA2は非反転入力IN1と反転入
力IN2との逆相信号の差を増幅して反転出力OUT2を出
力する回路である。差動アンプA2は第1の実施例に係
る差動増幅回路から成り、2個のp型の電界効果トラン
ジスタ(以下単にトランジスタという)Q26,Q27及び
3個のn型の電界効果トランジスタ(以下単にトランジ
スタという)Q28〜Q30から成る。
力IN2との逆相信号の差を増幅して反転出力OUT2を出
力する回路である。差動アンプA2は第1の実施例に係
る差動増幅回路から成り、2個のp型の電界効果トラン
ジスタ(以下単にトランジスタという)Q26,Q27及び
3個のn型の電界効果トランジスタ(以下単にトランジ
スタという)Q28〜Q30から成る。
【0038】すなわち、トランジスタQ26は原理図1の
第1のトランジスタT1の一例であり、そのゲートはト
ランジスタQ27のゲート及びドレインに接続する。ここ
で、両トランジスタQ26,Q27のゲート接続点をノード
N12とする。トランジスタQ26のソースは電源線VDDに
接続する。トランジスタQ26のドレインはトランジスタ
Q28のドレインと接続して出力OUT2に接続する。
第1のトランジスタT1の一例であり、そのゲートはト
ランジスタQ27のゲート及びドレインに接続する。ここ
で、両トランジスタQ26,Q27のゲート接続点をノード
N12とする。トランジスタQ26のソースは電源線VDDに
接続する。トランジスタQ26のドレインはトランジスタ
Q28のドレインと接続して出力OUT2に接続する。
【0039】トランジスタQ27は第2のトランジスタT
2の一例であり、そのドレインはトランジスタQ29のド
レインと接続する。トランジスタQ27のソースはトラン
ジスタQ28のゲートに接続して非反転入力IN2に接続す
る。トランジスタQ28は第3のトランジスタT3の一例
であり、そのソースはトランジスタQ29のソースに接続
してトランジスタQ30のドレインに接続する。トランジ
スタQ29はトランジスタT4の一例であり、そのゲート
は非反転入力IN1に接続する。
2の一例であり、そのドレインはトランジスタQ29のド
レインと接続する。トランジスタQ27のソースはトラン
ジスタQ28のゲートに接続して非反転入力IN2に接続す
る。トランジスタQ28は第3のトランジスタT3の一例
であり、そのソースはトランジスタQ29のソースに接続
してトランジスタQ30のドレインに接続する。トランジ
スタQ29はトランジスタT4の一例であり、そのゲート
は非反転入力IN1に接続する。
【0040】トランジスタQ30は動作電流ibを決定す
るバイアス源を構成する。すなわち、トランジスタQ30
のゲートは電源線VDDに接続され、そのソースが接地線
VSSにそれぞれ接続される。なお、本実施例の差動増幅
回路において、トランジスタQ27の閾値電圧Vthをトラ
ンジスタQ26の閾値電圧Vthよりも小さくする。例え
ば、トランジスタQ27の閾値電圧Vthを0.2 〔V〕程度
とする。
るバイアス源を構成する。すなわち、トランジスタQ30
のゲートは電源線VDDに接続され、そのソースが接地線
VSSにそれぞれ接続される。なお、本実施例の差動増幅
回路において、トランジスタQ27の閾値電圧Vthをトラ
ンジスタQ26の閾値電圧Vthよりも小さくする。例え
ば、トランジスタQ27の閾値電圧Vthを0.2 〔V〕程度
とする。
【0041】次に、本実施例の差動増幅回路の動作を説
明する。例えば、非反転入力IN1,反転入力IN2のレベ
ルがIN1>IN2の時,すなわち、図6に示すように入力
IN1が「H」レベルで、入力IN2がそれよりもΔVだけ
低い「L」レベルの場合には、トランジスタQ21,Q2
2,Q24,Q28がOFF動作をし、トランジスタQ23,Q2
6,Q27,Q29がON動作をする。これにより、ノード
N11の電位VNとトランジスタQ22,Q24のドレイン接
続点の電位VdとがVN11<Vdとなる。また、ノード
N12の電位VN12とトランジスタQ26,Q28のドレイン
接続点の電位VdとがVN12>Vdとなる。このこと
で、図7(A)に示すように非反転出力OUT1に差信号
として「L」レベルが出力され、反転出力OUT2に差信
号として「H」レベルが出力される。
明する。例えば、非反転入力IN1,反転入力IN2のレベ
ルがIN1>IN2の時,すなわち、図6に示すように入力
IN1が「H」レベルで、入力IN2がそれよりもΔVだけ
低い「L」レベルの場合には、トランジスタQ21,Q2
2,Q24,Q28がOFF動作をし、トランジスタQ23,Q2
6,Q27,Q29がON動作をする。これにより、ノード
N11の電位VNとトランジスタQ22,Q24のドレイン接
続点の電位VdとがVN11<Vdとなる。また、ノード
N12の電位VN12とトランジスタQ26,Q28のドレイン
接続点の電位VdとがVN12>Vdとなる。このこと
で、図7(A)に示すように非反転出力OUT1に差信号
として「L」レベルが出力され、反転出力OUT2に差信
号として「H」レベルが出力される。
【0042】逆に、非反転入力IN1と反転入力IN2のレ
ベルがIN1<IN2の時,すなわち、図7(B)に示すよ
うに入力IN1が「L」レベルで、入力IN2がそれよりも
ΔVだけ高い「H」レベルの場合には、トランジスタQ
21,Q22,Q24,Q28がON動作をし、トランジスタQ
23, Q26,Q27,Q29がOFF動作をする。これにより、
電位VN11と電位VdとがVN11>Vdとなり、非反転
出力OUT1に「H」レベルが出力される。また、電位V
N12と電位VdとがVN12<Vdとなり、反転出力OUT
2に「L」レベルが出力される。
ベルがIN1<IN2の時,すなわち、図7(B)に示すよ
うに入力IN1が「L」レベルで、入力IN2がそれよりも
ΔVだけ高い「H」レベルの場合には、トランジスタQ
21,Q22,Q24,Q28がON動作をし、トランジスタQ
23, Q26,Q27,Q29がOFF動作をする。これにより、
電位VN11と電位VdとがVN11>Vdとなり、非反転
出力OUT1に「H」レベルが出力される。また、電位V
N12と電位VdとがVN12<Vdとなり、反転出力OUT
2に「L」レベルが出力される。
【0043】また、非反転入力IN1が「H」から「L」
レベルに変位し、反転入力IN2が「L」から「H」レベ
ルに変位する第1のレベル変位状態では、図8(A)に
示すようにトランジスタQ21,Q22,Q24がOFFからO
N動作に移行し、トランジスタQ23がONからOFF動作
に移行する。これにより、出力OUTが「L」から「H」
レベルに変位する。この際に、電位VN11は第1のレベ
ル変位状態に基づいて変化する。すなわち、トランジス
タQ22は、いち早く非反転入力IN1から「L」レベルを
引込む正帰還が働き、電位VN11を急激に下げる。これ
により、トランジスタQ21のコンダクタンスが大きく上
昇し、従来例に比べて振幅の大きな差信号が急激に立ち
上がる。
レベルに変位し、反転入力IN2が「L」から「H」レベ
ルに変位する第1のレベル変位状態では、図8(A)に
示すようにトランジスタQ21,Q22,Q24がOFFからO
N動作に移行し、トランジスタQ23がONからOFF動作
に移行する。これにより、出力OUTが「L」から「H」
レベルに変位する。この際に、電位VN11は第1のレベ
ル変位状態に基づいて変化する。すなわち、トランジス
タQ22は、いち早く非反転入力IN1から「L」レベルを
引込む正帰還が働き、電位VN11を急激に下げる。これ
により、トランジスタQ21のコンダクタンスが大きく上
昇し、従来例に比べて振幅の大きな差信号が急激に立ち
上がる。
【0044】また、電位VN12は第2のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ27は、
いち早く反転入力IN2から「H」レベルを引込む正帰還
が働き、電位VN12を急激に上げる。これにより、トラ
ンジスタQ21のコンダクタンスが大きく低下し、大きな
振幅の差信号が立ち下がる。逆に、入力IN1が「L」か
ら「H」レベルに変位し、入力IN2が「H」から「L」
レベルに変位する第2のレベル変位状態では、図8
(B)に示すようにトランジスタQ21,Q22,Q24,Q
28がONからOFF動作に移行し、トランジスタQ23,Q
26,Q27,Q29がOFFからON動作に移行する。これに
より、非反転出力OUT1が「H」から「L」レベルに変
位する。この際に、電位VN11は第2のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ22は、
いち早く入力IN1から「H」レベルを引込む正帰還が働
き、電位VN11を急激に上げる。これにより、トランジ
スタQ21のコンダクタンスが大きく低下し、大きな振幅
の差信号が立ち下がる。
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ27は、
いち早く反転入力IN2から「H」レベルを引込む正帰還
が働き、電位VN12を急激に上げる。これにより、トラ
ンジスタQ21のコンダクタンスが大きく低下し、大きな
振幅の差信号が立ち下がる。逆に、入力IN1が「L」か
ら「H」レベルに変位し、入力IN2が「H」から「L」
レベルに変位する第2のレベル変位状態では、図8
(B)に示すようにトランジスタQ21,Q22,Q24,Q
28がONからOFF動作に移行し、トランジスタQ23,Q
26,Q27,Q29がOFFからON動作に移行する。これに
より、非反転出力OUT1が「H」から「L」レベルに変
位する。この際に、電位VN11は第2のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ22は、
いち早く入力IN1から「H」レベルを引込む正帰還が働
き、電位VN11を急激に上げる。これにより、トランジ
スタQ21のコンダクタンスが大きく低下し、大きな振幅
の差信号が立ち下がる。
【0045】また、電位VN12は第1のレベル変位状態
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ27は、
いち早く反転入力IN2から「L」レベルを引込む正帰還
が働き、電位VN12を急激に下げる。これにより、トラ
ンジスタQ26のコンダクタンスが大きく上昇し、従来例
に比べて振幅の大きな差信号が急激に立ち上がる。この
ようにして、本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路
によれば、トランジスタQ21〜Q25から成るカレントミ
ラー型の差動アンプA1と、トランジスタQ26〜Q30か
ら成るカレントミラー型の差動アンプA2とを具備し、
トランジスタQ22のソースがトランジスタQ23のゲート
に接続されて非反転入力IN1に接続され、トランジスタ
Q27のソースがトランジスタQ28のゲートに接続されて
反転入力IN2に接続される。
に基づいて変化する。すなわち、トランジスタQ27は、
いち早く反転入力IN2から「L」レベルを引込む正帰還
が働き、電位VN12を急激に下げる。これにより、トラ
ンジスタQ26のコンダクタンスが大きく上昇し、従来例
に比べて振幅の大きな差信号が急激に立ち上がる。この
ようにして、本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路
によれば、トランジスタQ21〜Q25から成るカレントミ
ラー型の差動アンプA1と、トランジスタQ26〜Q30か
ら成るカレントミラー型の差動アンプA2とを具備し、
トランジスタQ22のソースがトランジスタQ23のゲート
に接続されて非反転入力IN1に接続され、トランジスタ
Q27のソースがトランジスタQ28のゲートに接続されて
反転入力IN2に接続される。
【0046】このため、非反転入力IN1と反転入力IN2
とのレベルの差が小さくなった場合であっても、第1,
第2のレベル変位状態に従属させて、トランジスタQ22
やQ27のコンダクタンスを大きく上昇又は低下させるこ
と、及び、そのON/OFFを高速に動作させることが可
能となる。ここで、図11と図5を参照しながら本発明の
差動増幅回路(以下本回路という)と従来例の差動増幅
回路(以下従来回路という)との動作を比較する。な
お、本回路の各トランジスタQ21〜Q30のパラメータは
従来回路のトランジスタQ1〜Q10のパラメータと等し
い場合とすれば、基本的な差動動作は同じである。
とのレベルの差が小さくなった場合であっても、第1,
第2のレベル変位状態に従属させて、トランジスタQ22
やQ27のコンダクタンスを大きく上昇又は低下させるこ
と、及び、そのON/OFFを高速に動作させることが可
能となる。ここで、図11と図5を参照しながら本発明の
差動増幅回路(以下本回路という)と従来例の差動増幅
回路(以下従来回路という)との動作を比較する。な
お、本回路の各トランジスタQ21〜Q30のパラメータは
従来回路のトランジスタQ1〜Q10のパラメータと等し
い場合とすれば、基本的な差動動作は同じである。
【0047】すなわち、本回路や従来回路の非反転入力
IN1に「H」レベルが供給され、反転入力IN2に、それ
よりもΔVだけ低い「L」レベルが供給されると、非反
転出力OUT1から「L」レベルが出力され、反転出力O
UT2から「H」レベルが出力される。ところが、従来回
路BのトランジスタQ8,Q9と本発明の回路A1のト
ランジスタQ28,Q29に入力される電位は等しいが、本
回路の反転入力IN2の電位が非反転入力IN2の電位より
もΔVだけ低い。このことで、差動電流を流すために、
本回路A2のノードN12の電位は従来回路のノードN2
の電位より低くなる。また、ノードN12の電位が低くな
ると、トランジスタQ24のコンダクタンスは上がり、本
回路の反転出力OUT2の電位が従来回路の反転出力OUT
1の電位よりも高くなる。
IN1に「H」レベルが供給され、反転入力IN2に、それ
よりもΔVだけ低い「L」レベルが供給されると、非反
転出力OUT1から「L」レベルが出力され、反転出力O
UT2から「H」レベルが出力される。ところが、従来回
路BのトランジスタQ8,Q9と本発明の回路A1のト
ランジスタQ28,Q29に入力される電位は等しいが、本
回路の反転入力IN2の電位が非反転入力IN2の電位より
もΔVだけ低い。このことで、差動電流を流すために、
本回路A2のノードN12の電位は従来回路のノードN2
の電位より低くなる。また、ノードN12の電位が低くな
ると、トランジスタQ24のコンダクタンスは上がり、本
回路の反転出力OUT2の電位が従来回路の反転出力OUT
1の電位よりも高くなる。
【0048】その結果、本回路の差動出力電圧振幅は、
(反転出力OUT1の電位)−(非反転出力OUT1の電
位)<(反転出力OUT2の電位)−(反転出力OUT2の
電位)となる。このことから従来例に比べて大きな振幅
の差出力を得ることが可能となる。これにより、当該差
動増幅回路の増幅率を従来例に比べて大幅に向上させる
こと、及び、差動増幅動作の高速化を図ることが可能と
なる。このことで、当該回路を応用した高性能のセンス
アンプ等を構成することが可能となる。
(反転出力OUT1の電位)−(非反転出力OUT1の電
位)<(反転出力OUT2の電位)−(反転出力OUT2の
電位)となる。このことから従来例に比べて大きな振幅
の差出力を得ることが可能となる。これにより、当該差
動増幅回路の増幅率を従来例に比べて大幅に向上させる
こと、及び、差動増幅動作の高速化を図ることが可能と
なる。このことで、当該回路を応用した高性能のセンス
アンプ等を構成することが可能となる。
【0049】(3)第3の実施例の説明 図9は、本発明の第3の実施例に係る差動増幅回路の構
成図であり、図10はその動作波形図をそれぞれ示してい
る。第3の実施例では、第2の実施例の差動増幅回路に
p型の電界効果トランジスタ(以下単にトランジスタと
いう)Q31,Q33とn型の電界効果トランジスタ(以下
単にトランジスタという)Q32,Q34とが新たに設けら
れ、メモリセルの読出し線等の高インピーダンスの出力
特性を有する回路に接続される。
成図であり、図10はその動作波形図をそれぞれ示してい
る。第3の実施例では、第2の実施例の差動増幅回路に
p型の電界効果トランジスタ(以下単にトランジスタと
いう)Q31,Q33とn型の電界効果トランジスタ(以下
単にトランジスタという)Q32,Q34とが新たに設けら
れ、メモリセルの読出し線等の高インピーダンスの出力
特性を有する回路に接続される。
【0050】すなわち、トランジスタQ31,Q33は第5
のトランジスタT5の一例であり、トランジスタQ22,
Q27の正帰還作用を助長する素子である。トランジスタ
Q31のソースは電源線(第1の電源線)VDDに接続し、
そのゲートを接地線(第2の電源線)VSSに接続し、そ
のドレインを非反転入力IN1とトランジスタQ32のドレ
インとに接続する。トランジスタQ32のソースは接地線
VSSに接続する。トランジスタQ32のゲートには非反転
ゲート選択信号(以下VG1信号という)供給する。
のトランジスタT5の一例であり、トランジスタQ22,
Q27の正帰還作用を助長する素子である。トランジスタ
Q31のソースは電源線(第1の電源線)VDDに接続し、
そのゲートを接地線(第2の電源線)VSSに接続し、そ
のドレインを非反転入力IN1とトランジスタQ32のドレ
インとに接続する。トランジスタQ32のソースは接地線
VSSに接続する。トランジスタQ32のゲートには非反転
ゲート選択信号(以下VG1信号という)供給する。
【0051】トランジスタQ33のソースは電源線VDDに
接続し、そのゲートを接地線VSSに接続し、そのドレイ
ンを反転入力IN2とトランジスタQ34のドレインとに接
続する。トランジスタQ34のソースは接地線VSSに接続
する。トランジスタQ34のゲートには反転ゲート選択信
号(以下VG2信号という)を供給する。その他のトラ
ンジスタの接続方法は第2の実施例と同様となるため、
その説明を省略する。
接続し、そのゲートを接地線VSSに接続し、そのドレイ
ンを反転入力IN2とトランジスタQ34のドレインとに接
続する。トランジスタQ34のソースは接地線VSSに接続
する。トランジスタQ34のゲートには反転ゲート選択信
号(以下VG2信号という)を供給する。その他のトラ
ンジスタの接続方法は第2の実施例と同様となるため、
その説明を省略する。
【0052】次に、本実施例の差動増幅回路の動作を説
明する。例えば、図10に示すようにゲート選択信号が
(VG1信号の電圧)<(VG2信号の電圧)となるよ
うな関係に変化をすると、トランジスタQ31とQ33,Q
32とQ34のパラメータが等しければ、(非反転入力IN1
の電圧)>(反転入力IN2の電圧)となる。この結果、
トランジスタQ23,Q24の差動回路とトランジスタQ2
1,Q22のミラー回路のスイッチ動作により、非反転出
力OUT1から「L」レベルが出力される。同様に、反転
出力OUT2から「H」レベルが出力される。
明する。例えば、図10に示すようにゲート選択信号が
(VG1信号の電圧)<(VG2信号の電圧)となるよ
うな関係に変化をすると、トランジスタQ31とQ33,Q
32とQ34のパラメータが等しければ、(非反転入力IN1
の電圧)>(反転入力IN2の電圧)となる。この結果、
トランジスタQ23,Q24の差動回路とトランジスタQ2
1,Q22のミラー回路のスイッチ動作により、非反転出
力OUT1から「L」レベルが出力される。同様に、反転
出力OUT2から「H」レベルが出力される。
【0053】逆にVG2信号の電位が上がり、トランジ
スタQ34のコンダクタンスが上昇して、反転入力IN2の
電位が下がると、トランジスタQ27のコンダクダンスの
低下を抑えるために、ノードN12の電位も下がる。トラ
ンジスタQ27に流れる電流はトランジスタQ29に流れる
差動電流に等しく、ノードN12の電位を下げないと、ト
ランジスタQ27のコンダクダンスの低下が著しくなり、
その差動電流を供給できなくなる。
スタQ34のコンダクタンスが上昇して、反転入力IN2の
電位が下がると、トランジスタQ27のコンダクダンスの
低下を抑えるために、ノードN12の電位も下がる。トラ
ンジスタQ27に流れる電流はトランジスタQ29に流れる
差動電流に等しく、ノードN12の電位を下げないと、ト
ランジスタQ27のコンダクダンスの低下が著しくなり、
その差動電流を供給できなくなる。
【0054】従って、ノードN12の電位が下がれば、ト
ランジスタQ26のコンダクダンスが上昇し、反転出力O
UT2は「H」レベルとなる。また、反転入力IN2の電位
が下がると、トランジスタQ24のコンダクダンスが下が
り、ノードN11の電位が上昇してトランジスタQ21のコ
ンダクダンスは低下をする。その結果、非反転出力OUT
1の電位は上昇し、非反転出力OUT1と反転出力OUT2
との電位差は拡がる。また、ノードN12の電位が上昇す
れば、トランジスタQ22に流れる差動電流の減少を回復
するように、非反転入力IN2の電位が上昇する。この電
位が上昇すると、トランジスタQ29のコンダクダンスが
上がり、ノードN12の電位はさらに低下する。
ランジスタQ26のコンダクダンスが上昇し、反転出力O
UT2は「H」レベルとなる。また、反転入力IN2の電位
が下がると、トランジスタQ24のコンダクダンスが下が
り、ノードN11の電位が上昇してトランジスタQ21のコ
ンダクダンスは低下をする。その結果、非反転出力OUT
1の電位は上昇し、非反転出力OUT1と反転出力OUT2
との電位差は拡がる。また、ノードN12の電位が上昇す
れば、トランジスタQ22に流れる差動電流の減少を回復
するように、非反転入力IN2の電位が上昇する。この電
位が上昇すると、トランジスタQ29のコンダクダンスが
上がり、ノードN12の電位はさらに低下する。
【0055】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る差動増幅回路によれば、図9に示すように、トラン
ジスタQ31,Q33が非反転入力IN1,反転入力IN2に接
続され、メモリセルの読出し線等の高インピーダンスの
出力特性を有する回路に接続される。このため、トラン
ジスタQ31,Q33により非反転入力IN1,反転入力IN2
の電位が共に低下しないように働き、トランジスタQ2
2,Q27の正帰還作用を補助することが可能となる。こ
の正帰還作用により、微小な入力振幅を高速に増幅する
ことが可能となる。なお、トランジスタQ32,Q34をV
G1信号,VG2信号によりリセット制御しても良い。
係る差動増幅回路によれば、図9に示すように、トラン
ジスタQ31,Q33が非反転入力IN1,反転入力IN2に接
続され、メモリセルの読出し線等の高インピーダンスの
出力特性を有する回路に接続される。このため、トラン
ジスタQ31,Q33により非反転入力IN1,反転入力IN2
の電位が共に低下しないように働き、トランジスタQ2
2,Q27の正帰還作用を補助することが可能となる。こ
の正帰還作用により、微小な入力振幅を高速に増幅する
ことが可能となる。なお、トランジスタQ32,Q34をV
G1信号,VG2信号によりリセット制御しても良い。
【0056】また、非反転入力IN1とノードN11,反転
入力IN2とノードN12の電圧差はトランジスタQ22,Q
27の閾値Vthより小さな値をとることができない。しか
し、トランジスタQ22,Q27の閾値Vthを,例えば、0.
2 〔V〕程度に小さくとれば、低電圧で十分動作する低
消費型の高速センスアンプ等を構成することが可能とな
る。
入力IN2とノードN12の電圧差はトランジスタQ22,Q
27の閾値Vthより小さな値をとることができない。しか
し、トランジスタQ22,Q27の閾値Vthを,例えば、0.
2 〔V〕程度に小さくとれば、低電圧で十分動作する低
消費型の高速センスアンプ等を構成することが可能とな
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の差動増幅
回路によれば、第1〜第4のトランジスタを具備し、第
2のトランジスタのソースが第3のトランジスタのゲー
トに接続されて第1の入力に接続される。このため、第
1,第2の入力のレベル差が小さくなった場合であって
も、第1,第2のレベル変位状態に従属させて、第1の
トランジスタのコンダクタンスを大きく上昇又は低下さ
せること、及び、そのスイッチング動作の高速化を図る
ことが可能となる。
回路によれば、第1〜第4のトランジスタを具備し、第
2のトランジスタのソースが第3のトランジスタのゲー
トに接続されて第1の入力に接続される。このため、第
1,第2の入力のレベル差が小さくなった場合であって
も、第1,第2のレベル変位状態に従属させて、第1の
トランジスタのコンダクタンスを大きく上昇又は低下さ
せること、及び、そのスイッチング動作の高速化を図る
ことが可能となる。
【0058】これにより、当該差動増幅回路の増幅率を
従来例に比べて大幅に向上させること、及び、差動増幅
動作の高速化を図ることが可能となる。また、本発明の
他の差動増幅回路によれば、このような動作をする2つ
の差動増幅回路を組み合わせることにより、カラントミ
ラー型の高速差動増幅回路を構成することが可能とな
る。
従来例に比べて大幅に向上させること、及び、差動増幅
動作の高速化を図ることが可能となる。また、本発明の
他の差動増幅回路によれば、このような動作をする2つ
の差動増幅回路を組み合わせることにより、カラントミ
ラー型の高速差動増幅回路を構成することが可能とな
る。
【0059】これにより、メモリセル等の情報読出しを
する低消費型の高速センスアンプ等の提供に寄与すると
ころが大きい。
する低消費型の高速センスアンプ等の提供に寄与すると
ころが大きい。
【図1】本発明に係る差動増幅回路の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る差動増幅回路の構
成図である。
成図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る差動増幅回路の動
作説明図(その1)である。
作説明図(その1)である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る差動増幅回路の動
作説明図(その2)である。
作説明図(その2)である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路の構
成図である。
成図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路の動
作波形図である。
作波形図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路の動
作説明図(その1)である。
作説明図(その1)である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る差動増幅回路の動
作説明図(その2)である。
作説明図(その2)である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る差動増幅回路の構
成図である。
成図である。
【図10】本発明の第3の実施例に係る差動増幅回路の動
作波形図である。
作波形図である。
【図11】従来例に係る差動増幅回路の構成図である。
【図12】従来例に係る差動増幅回路の動作波形図であ
る。
る。
T1〜T5…第1〜第5のトランジスタ、 T1,T2,T5…一導電型の電界効果トランジスタ、 T3,T4…反対導電型の電界効果トランジスタ、 A1,A2…第1,第2の差動増幅回路、 VDD…第1の電源線、 VSS…第2の電源線。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03F 3/45 A
Claims (5)
- 【請求項1】 第1〜第4のトランジスタ(T1〜T
4)を具備し、 前記第1のトランジスタ(T1)のゲートと第2のトラ
ンジスタ(T2)のゲート及びドレインとを接続し、前
記第1のトランジスタ(T1)のソースを第1の電源線
(VDD)に接続し、前記第1のトランジスタ(T1)の
ドレインと第3のトランジスタ(T3)のドレインとを
接続して出力(OUT)に接続し、 前記第2のトランジスタ(T2)のドレインと第4のト
ランジスタ(T4)のドレインとを接続し、前記第2の
トランジスタ(T2)のソースと第3のトランジスタ
(T3)のゲートを接続して第1の入力(in1)に接続
し、 前記第3のトランジスタ(T3)のソースと第4のトラ
ンジスタ(T4)のソースとを接続してバイアス源に接
続し、 前記第4のトランジスタ(T4)のゲートを第2の入力
(in2)にそれぞれ接続することを特徴とする差動増幅
回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の差動増幅回路において、
前記第2のトランジスタ(T2)の閾値電圧を第1のト
ランジスタ(T1)の閾値電圧よりも小さくすることを
特徴とする差動増幅回路。 - 【請求項3】 入力信号の差動増幅をする第1の差動増
幅回路(A1)と、前記入力信号の逆相信号の差動増幅
をする第2の差動増幅回路(A2)とを具備し、前記第
1,第2の差動増幅回路(A1,A2)を請求項1記載
の差動増幅回路により構成することを特徴とする差動増
幅回路。 - 【請求項4】 請求項1,3記載の差動増幅回路におい
て、第2のトランジスタ(T2)の正帰還作用を補助す
る第5のトランジスタ(T5)を設け、前記第5のトラ
ンジスタ(T5)のソースを第1の電源線(VDD)に接
続し、前記第5のトランジスタ(T5)のゲートを第2
の電源線(VSS)に接続し、前記第5のトランジスタ
(T5)のドレインを請求項1,3記載の差動増幅回路
の第1の入力(in1)にそれぞれ接続することを特徴と
する差動増幅回路。 - 【請求項5】 請求項1,3記載の差動増幅回路におい
て、前記第1,第2及び第5のトランジスタ(T1,T
2,T5)が一導電型の電界効果トランジスタから成
り、前記第3,第4のトランジスタ(T3,T4)が反
対導電型の電界効果トランジスタから成ることを特徴と
する差動増幅回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5233799A JPH0785682A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 差動増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5233799A JPH0785682A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 差動増幅回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785682A true JPH0785682A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16960764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5233799A Withdrawn JPH0785682A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 差動増幅回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785682A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007097131A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Hynix Semiconductor Inc | 差動増幅装置 |
| JP2007181032A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トランスコンダクタ、積分器及びフィルタ回路 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233799A patent/JPH0785682A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007097131A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Hynix Semiconductor Inc | 差動増幅装置 |
| US8081015B2 (en) | 2005-09-29 | 2011-12-20 | Hynix Semiconductor Inc. | Differential amplifier with a feedback unit |
| JP2007181032A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トランスコンダクタ、積分器及びフィルタ回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |