JPH0786161A - 半導体の選択成長方法 - Google Patents
半導体の選択成長方法Info
- Publication number
- JPH0786161A JPH0786161A JP22544593A JP22544593A JPH0786161A JP H0786161 A JPH0786161 A JP H0786161A JP 22544593 A JP22544593 A JP 22544593A JP 22544593 A JP22544593 A JP 22544593A JP H0786161 A JPH0786161 A JP H0786161A
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- JP
- Japan
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- growth
- temperature
- substrate
- semiconductor
- laser
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】固体ソース分子線エピタキシ装置を用いた半導
体の選択成長方法において、マスクを使用せず、基板上
に直接選択成長層を形成する。 【構成】分子線エピタキシ装置の成長チャンバ内の半導
体基板表面の任意の場所にレーザ光を照射し、その部分
の温度を成長速度がゼロになる温度まで上げながら成長
することにより、レーザ光の非照射部分のみに選択的に
成長層を形成する。 【効果】マスクの形成および除去プロセスが必要なくな
り、選択成長層の形成時間が大幅に短縮できる。基板へ
のダメージや汚染を防止でき、基板の清浄面に成長でき
るので欠陥,界面準位を低減することができる。
体の選択成長方法において、マスクを使用せず、基板上
に直接選択成長層を形成する。 【構成】分子線エピタキシ装置の成長チャンバ内の半導
体基板表面の任意の場所にレーザ光を照射し、その部分
の温度を成長速度がゼロになる温度まで上げながら成長
することにより、レーザ光の非照射部分のみに選択的に
成長層を形成する。 【効果】マスクの形成および除去プロセスが必要なくな
り、選択成長層の形成時間が大幅に短縮できる。基板へ
のダメージや汚染を防止でき、基板の清浄面に成長でき
るので欠陥,界面準位を低減することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の結晶成長方法
に係り、特に、マスクレスで選択成長,埋込成長が可能
な半導体の結晶成長方法に関する。
に係り、特に、マスクレスで選択成長,埋込成長が可能
な半導体の結晶成長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAs等に代表されるIII −V族化合
物半導体の結晶成長において、固体ソースを用いた分子
線エピタキシ法(MBE)では、GaAs表面には正常
なエピタキシャル膜が成長するが、SiO2 等の酸化膜
上にも多結晶が成長してしまい、選択成長は出来ないと
言われていた。しかし、近年、SiO2 マスクを用いて
成長中の基板温度を高くし、GaAs表面とSiO2 表
面でのGaの付着係数、マイグレーション距離の違いに
より選択性を実現している(アプライド フィジクス
レター(Appl.Phys.Lett.)51(19),9 198
7 P1512−1514)。
物半導体の結晶成長において、固体ソースを用いた分子
線エピタキシ法(MBE)では、GaAs表面には正常
なエピタキシャル膜が成長するが、SiO2 等の酸化膜
上にも多結晶が成長してしまい、選択成長は出来ないと
言われていた。しかし、近年、SiO2 マスクを用いて
成長中の基板温度を高くし、GaAs表面とSiO2 表
面でのGaの付着係数、マイグレーション距離の違いに
より選択性を実現している(アプライド フィジクス
レター(Appl.Phys.Lett.)51(19),9 198
7 P1512−1514)。
【0003】上記の様に、従来の選択成長技術はGaA
s基板上にSiO2 等の酸化膜をデポし、さらに、レジ
ストを用いたホトリソグラフィにより選択的に酸化膜を
除去して残った酸化膜をマスクとして選択成長するもの
であった。これらのマスクを用いた方法では成長前にプ
ロセス数が多く、個々のプロセスにおいて基板に与える
ダメージ(SiO2 デポ時の熱ストレス等)、基板の表面
汚染等は避けられなかった。
s基板上にSiO2 等の酸化膜をデポし、さらに、レジ
ストを用いたホトリソグラフィにより選択的に酸化膜を
除去して残った酸化膜をマスクとして選択成長するもの
であった。これらのマスクを用いた方法では成長前にプ
ロセス数が多く、個々のプロセスにおいて基板に与える
ダメージ(SiO2 デポ時の熱ストレス等)、基板の表面
汚染等は避けられなかった。
【0004】また、選択成長を行った後は、一度成長装
置から出し、マスクを除去しないと次のプロセスは出来
ない。このため、選択成長層の埋込成長、または選択成
長後の連続ヘテロ成長のような同一成長プロセスでの連
続成長は不可能であった。
置から出し、マスクを除去しないと次のプロセスは出来
ない。このため、選択成長層の埋込成長、または選択成
長後の連続ヘテロ成長のような同一成長プロセスでの連
続成長は不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】固体ソースを用いた分
子線エピタキシ装置を用いて選択成長を行う場合、基板
上に酸化膜によるマスクを形成する必要があり、このた
め、異物接触による表面汚染、および熱歪等の物理的ダ
メージが発生する。また、選択成長後、マスクの除去プ
ロセスが必要なため、選択成長後の連続成長が出来な
い。
子線エピタキシ装置を用いて選択成長を行う場合、基板
上に酸化膜によるマスクを形成する必要があり、このた
め、異物接触による表面汚染、および熱歪等の物理的ダ
メージが発生する。また、選択成長後、マスクの除去プ
ロセスが必要なため、選択成長後の連続成長が出来な
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】成長中の半導体基板の任
意の場所にレーザ光を照射し、その部分の基板温度を成
長する半導体のIII 族元素が脱離する温度まで上げるこ
とにより、レーザ光を照射した場所には成長させず、そ
れ以外の場所に選択的に結晶成長する。
意の場所にレーザ光を照射し、その部分の基板温度を成
長する半導体のIII 族元素が脱離する温度まで上げるこ
とにより、レーザ光を照射した場所には成長させず、そ
れ以外の場所に選択的に結晶成長する。
【0007】
【作用】基板表面に照射するレーザ光をパルス照射と
し、かつ、レーザの照射時間をレーザ照射部分と非照射
部分の境界面の温度が、熱伝導により半導体が成長しな
い温度になる時間より短くすることにより、レーザ照射
部分から非照射部分への熱伝導を抑え、境界面の温度を
半導体が成長しない温度以下に抑えることにより、境界
面でだれの無い選択成長層がマスクレスで成長可能とな
る。
し、かつ、レーザの照射時間をレーザ照射部分と非照射
部分の境界面の温度が、熱伝導により半導体が成長しな
い温度になる時間より短くすることにより、レーザ照射
部分から非照射部分への熱伝導を抑え、境界面の温度を
半導体が成長しない温度以下に抑えることにより、境界
面でだれの無い選択成長層がマスクレスで成長可能とな
る。
【0008】
(実施例1)本発明の実施例を図1,図2を用いて説明
する。装置の構成は次の様になっている。成長チャンバ
1内に液体窒素シュラウド2があり、下方に数本の分子
線源3,上方に基板加熱機構4があり、内部は超高真空
に保持されている。半導体基板5は基板加熱機構4の下
部に成長面を下にして設置されている。基板5の真下に
はビューイングポート6が設けられている。レーザ光源
7にはArレーザを用い、これより発生したレーザ光は
パターンジェネレータ8を経由してビューイングポート
6より基板5の表面に照射される。また、成長チャンバ
1下部には基板5の温度を測定するためのパイロメータ
9がある。
する。装置の構成は次の様になっている。成長チャンバ
1内に液体窒素シュラウド2があり、下方に数本の分子
線源3,上方に基板加熱機構4があり、内部は超高真空
に保持されている。半導体基板5は基板加熱機構4の下
部に成長面を下にして設置されている。基板5の真下に
はビューイングポート6が設けられている。レーザ光源
7にはArレーザを用い、これより発生したレーザ光は
パターンジェネレータ8を経由してビューイングポート
6より基板5の表面に照射される。また、成長チャンバ
1下部には基板5の温度を測定するためのパイロメータ
9がある。
【0009】次に、図2を用いて選択成長の手順を説明
する。まず、通常の前処理を施したGaAs基板21を
基板加熱機構4にセットし、成長温度(例えばGaAs
の場合540℃程度)まで昇温する。次に、Arレーザ
光をパターンジェネレータ8に導入し、ここで、レーザ
光を任意のパターンに設定し、反射ミラー10,ビュー
イングポート6を経由させGaAs基板21表面に照射
する。この時、GaAs基板21表面には希望したパター
ン通りにレーザ光が当っている部分22と当っていない
部分23とに分離される。この状態でパイロメータ9の
値を見ながらレーザ出力を調整し、基板温度を部分的に
昇温する。この時、GaAs基板21の温度は、レーザ
光の当っていない場所23は成長温度(例えばGaAs
の場合540℃程度)に設定し、レーザ光の当っている
場所22はIII 族元素が脱離する温度(例えば、GaA
sの場合725℃)に設定する。この状態で成長を開始
すると、レーザ光の当っている場所にはGaAs基板2
1に入射したIII 族元素(ここではGa元素)が再蒸発
するためGaAsは成長しないが、レーザ光が当ってい
ない場所は成長温度から変化していないためGaAs2
4がエピタキシャル成長する。以上の方法により、マス
クレスの選択成長が実現できる。
する。まず、通常の前処理を施したGaAs基板21を
基板加熱機構4にセットし、成長温度(例えばGaAs
の場合540℃程度)まで昇温する。次に、Arレーザ
光をパターンジェネレータ8に導入し、ここで、レーザ
光を任意のパターンに設定し、反射ミラー10,ビュー
イングポート6を経由させGaAs基板21表面に照射
する。この時、GaAs基板21表面には希望したパター
ン通りにレーザ光が当っている部分22と当っていない
部分23とに分離される。この状態でパイロメータ9の
値を見ながらレーザ出力を調整し、基板温度を部分的に
昇温する。この時、GaAs基板21の温度は、レーザ
光の当っていない場所23は成長温度(例えばGaAs
の場合540℃程度)に設定し、レーザ光の当っている
場所22はIII 族元素が脱離する温度(例えば、GaA
sの場合725℃)に設定する。この状態で成長を開始
すると、レーザ光の当っている場所にはGaAs基板2
1に入射したIII 族元素(ここではGa元素)が再蒸発
するためGaAsは成長しないが、レーザ光が当ってい
ない場所は成長温度から変化していないためGaAs2
4がエピタキシャル成長する。以上の方法により、マス
クレスの選択成長が実現できる。
【0010】(実施例2)レーザ光照射により微細パタ
ーンを形成する場合、高温部と低温部との境界面での熱
伝導が少なからず問題になる。これを解決するための実
施例を図3を用いて説明する。GaAs基板の熱伝導
率,比熱より、基板の一部分を800℃にした時の境界
面の温度が600℃になる時間を計算すると、約50n
sec となる。
ーンを形成する場合、高温部と低温部との境界面での熱
伝導が少なからず問題になる。これを解決するための実
施例を図3を用いて説明する。GaAs基板の熱伝導
率,比熱より、基板の一部分を800℃にした時の境界
面の温度が600℃になる時間を計算すると、約50n
sec となる。
【0011】本実施例ではレーザ光をパルス照射するこ
とにより境界面の温度を分離するものである。基板表面
に照射するレーザは図の様な、照射時間50nsec ,オ
フ時間100nsec のパルスである。ここではオフ時間
を100nsec としてあるが、最長,選択成長する半導
体が1/2モノレイヤ成長する時間まで長くすることが
できる。この方法では、レーザ光が照射されてから境界
面の温度がレーザ照射部と同じになる前にレーザをオフ
し、かつレーザオフ時間の間に境界面の温度を自然冷却
できる。このため、境界面の温度は常に成長速度がゼロ
になる温度まで上昇することがなく、また、GaAsが
1原子層成長するための時間は1秒程度なのでレーザ光
オフ時間にGaAsが成長することはなく、境界面にだ
れの無い選択成長が可能となる。
とにより境界面の温度を分離するものである。基板表面
に照射するレーザは図の様な、照射時間50nsec ,オ
フ時間100nsec のパルスである。ここではオフ時間
を100nsec としてあるが、最長,選択成長する半導
体が1/2モノレイヤ成長する時間まで長くすることが
できる。この方法では、レーザ光が照射されてから境界
面の温度がレーザ照射部と同じになる前にレーザをオフ
し、かつレーザオフ時間の間に境界面の温度を自然冷却
できる。このため、境界面の温度は常に成長速度がゼロ
になる温度まで上昇することがなく、また、GaAsが
1原子層成長するための時間は1秒程度なのでレーザ光
オフ時間にGaAsが成長することはなく、境界面にだ
れの無い選択成長が可能となる。
【0012】(実施例3)図4に本発明を利用した選択
成長,埋込成長を連続成長した実施例を示す。まず、成
長前のGaAs基板41を基板加熱機構4にセットし、
サーマルクリーニングを行った後、InAs成長温度
(400℃)に設定する。次に、GaAs基板41表面
にパターンニングされたレーザ光を照射する。レーザ照
射面42をInAsが再蒸発する温度(600℃)にな
るようにレーザ出力を調整する。次に、レーザをパルス
照射とし、照射しながらInAs層43を500Å程度
成長する。この時、レーザ照射部と非照射部の境界面は
パルス照射により冷却時間を設けているので600℃以
上には上昇しない。したがって、レーザ照射部にはIn
Asは成長せず、図の様な形状に周辺のだれがない選択
成長できる。ここで、選択成長層のサイズはレーザ照射
部の間隔を狭めることにより微細化が可能である。次
に、レーザ照射を止め、基板温度をGaAsの成長温度
(500℃)として、GaAs層44を成長し、InA
s選択成長層43を埋め込む。以上の手順により、マス
クレスの選択成長から埋込成長まで同一プロセス内で連
続成長できる。
成長,埋込成長を連続成長した実施例を示す。まず、成
長前のGaAs基板41を基板加熱機構4にセットし、
サーマルクリーニングを行った後、InAs成長温度
(400℃)に設定する。次に、GaAs基板41表面
にパターンニングされたレーザ光を照射する。レーザ照
射面42をInAsが再蒸発する温度(600℃)にな
るようにレーザ出力を調整する。次に、レーザをパルス
照射とし、照射しながらInAs層43を500Å程度
成長する。この時、レーザ照射部と非照射部の境界面は
パルス照射により冷却時間を設けているので600℃以
上には上昇しない。したがって、レーザ照射部にはIn
Asは成長せず、図の様な形状に周辺のだれがない選択
成長できる。ここで、選択成長層のサイズはレーザ照射
部の間隔を狭めることにより微細化が可能である。次
に、レーザ照射を止め、基板温度をGaAsの成長温度
(500℃)として、GaAs層44を成長し、InA
s選択成長層43を埋め込む。以上の手順により、マス
クレスの選択成長から埋込成長まで同一プロセス内で連
続成長できる。
【0013】(実施例4)図5に三元混晶(ここではA
lGaAs)の中に二元混晶(ここではGaAs)を埋込
成長した実施例を示す。まず、GaAs基板51上にA
lGaAsバッファ層52を通常成長する。次に、成長
表面にレーザ光を任意の場所に照射して表面温度をGa
Asが成長しない温度(725℃)に設定する。このま
まレーザ光を照射しながらGaAs層53を選択成長す
る。次にレーザ光をオフし、AlGaAs埋込層54を通常成
長する。以上の工程により三元混晶に埋め込まれた二元
混晶の選択成長層をマスクレスで形成することができ
る。
lGaAs)の中に二元混晶(ここではGaAs)を埋込
成長した実施例を示す。まず、GaAs基板51上にA
lGaAsバッファ層52を通常成長する。次に、成長
表面にレーザ光を任意の場所に照射して表面温度をGa
Asが成長しない温度(725℃)に設定する。このま
まレーザ光を照射しながらGaAs層53を選択成長す
る。次にレーザ光をオフし、AlGaAs埋込層54を通常成
長する。以上の工程により三元混晶に埋め込まれた二元
混晶の選択成長層をマスクレスで形成することができ
る。
【0014】(実施例5)図6に選択成長層に電子を閉
じ込めた場合の実施例を示す。まず、GaAs基板61
上にアンドープGaAsバッファ層62を成長する。次
に成長表面の任意の場所にレーザ光を照射して表面温度
をGaAsが成長しない温度(725℃)に設定する。
その状態でレーザ光を照射しながらSiドープGaAs
層63を選択成長する。次にレーザ光をオフし、アンド
ープGaAs埋込層64を通常成長する。以上の工程に
より、アンドープGaAs内にSiドープGaAsを埋
め込むことができる。ここで、SiはGaAsに対して
n型の不純物となるので電子は選択成長層内に閉じ込め
られた状態になる。また、Siの替わりにBe等のp型
不純物をドーピングすることにより、正孔を閉じ込める
こともできる。
じ込めた場合の実施例を示す。まず、GaAs基板61
上にアンドープGaAsバッファ層62を成長する。次
に成長表面の任意の場所にレーザ光を照射して表面温度
をGaAsが成長しない温度(725℃)に設定する。
その状態でレーザ光を照射しながらSiドープGaAs
層63を選択成長する。次にレーザ光をオフし、アンド
ープGaAs埋込層64を通常成長する。以上の工程に
より、アンドープGaAs内にSiドープGaAsを埋
め込むことができる。ここで、SiはGaAsに対して
n型の不純物となるので電子は選択成長層内に閉じ込め
られた状態になる。また、Siの替わりにBe等のp型
不純物をドーピングすることにより、正孔を閉じ込める
こともできる。
【0015】(実施例6)図7にドーピングされた異種
類の半導体を埋め込んだ場合の実施例を示す。まず、G
aAs基板71上にアンドープGaAsバッファ層72
を成長する。次に成長表面の任意の場所にレーザ光を照
射して表面温度をInAsが成長しない温度(600
℃)に設定する。その状態でレーザ光を照射しながらB
eドープInAs層73を選択成長する。次にレーザ光をオ
フし、アンドープGaAs埋込層74を通常成長する。
以上の工程により、アンドープGaAs内にBeドープ
InAsを埋め込むことができる。ここで、BeはInA
sに対してp型の不純物となるので正孔は選択成長層内
に閉じ込められた状態になる。また、Beの替わりにS
i等のn型不純物をドーピングすることにより、電子を
閉じ込めることもできる。
類の半導体を埋め込んだ場合の実施例を示す。まず、G
aAs基板71上にアンドープGaAsバッファ層72
を成長する。次に成長表面の任意の場所にレーザ光を照
射して表面温度をInAsが成長しない温度(600
℃)に設定する。その状態でレーザ光を照射しながらB
eドープInAs層73を選択成長する。次にレーザ光をオ
フし、アンドープGaAs埋込層74を通常成長する。
以上の工程により、アンドープGaAs内にBeドープ
InAsを埋め込むことができる。ここで、BeはInA
sに対してp型の不純物となるので正孔は選択成長層内
に閉じ込められた状態になる。また、Beの替わりにS
i等のn型不純物をドーピングすることにより、電子を
閉じ込めることもできる。
【0016】(実施例7)図8に選択成長層を超格子構
造にした場合の実施例を示す。まず、GaAs基板81
上にGaAsバッファ層82を成長する。次に成長表面
の任意の場所にレーザ光を照射して表面温度をGaAs
が成長しない温度(725℃)に設定する。その状態で
レーザ光を照射しながらGaAs層84を選択成長す
る。続けて、InAs薄膜85,GaAs層84を順次
成長する。InAsが成長しない温度はGaAsに比べ
て低い温度のため、レーザ出力を調節しなくてもGaA
sが成長しない温度に設定しておけば連続成長が可能で
ある。その後、レーザ光をオフし、GaAs層85を通
常成長により全面成長することにより、超格子構造83
を埋込成長することができる。
造にした場合の実施例を示す。まず、GaAs基板81
上にGaAsバッファ層82を成長する。次に成長表面
の任意の場所にレーザ光を照射して表面温度をGaAs
が成長しない温度(725℃)に設定する。その状態で
レーザ光を照射しながらGaAs層84を選択成長す
る。続けて、InAs薄膜85,GaAs層84を順次
成長する。InAsが成長しない温度はGaAsに比べ
て低い温度のため、レーザ出力を調節しなくてもGaA
sが成長しない温度に設定しておけば連続成長が可能で
ある。その後、レーザ光をオフし、GaAs層85を通
常成長により全面成長することにより、超格子構造83
を埋込成長することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明により、選択成長に使用するマス
クが不要になる。これにより、マスクの形成および除去
プロセスが必要なくなり、選択成長層の形成時間が大幅
に短縮できるだけでなく、基板へのダメージや汚染を防
止でき、基板の清浄面に成長できるので欠陥,界面準位
を低減することができる。また、レーザ光をパルス照射
することにより、高温部と低温部の境界を明確に区別で
き、微小面積の選択成長が可能になる。
クが不要になる。これにより、マスクの形成および除去
プロセスが必要なくなり、選択成長層の形成時間が大幅
に短縮できるだけでなく、基板へのダメージや汚染を防
止でき、基板の清浄面に成長できるので欠陥,界面準位
を低減することができる。また、レーザ光をパルス照射
することにより、高温部と低温部の境界を明確に区別で
き、微小面積の選択成長が可能になる。
【図1】本発明の分子線エピタキシ装置の概要を示す説
明図。
明図。
【図2】マスクレス選択成長の手順を示す説明図。
【図3】レーザパルス照射による境界面の温度上昇防止
策を示す説明図。
策を示す説明図。
【図4】同一プロセスでの埋込成長手順を示す説明図。
【図5】三元混晶内に二元混晶を埋め込んだ実施例を示
す説明図。
す説明図。
【図6】GaAs成長層にSi−GaAs層を埋め込ん
だ実施例を示す説明図。
だ実施例を示す説明図。
【図7】GaAs成長層にBe−InAs層を埋め込ん
だ実施例を示す説明図。
だ実施例を示す説明図。
【図8】埋込成長による超格子構造の閉じ込め手順を示
す説明図。
す説明図。
1…成長チャンバ、2…液体窒素シュラウド、3…分子
線源、4…基板加熱機構、5…半導体基板、6…ビュー
イングポート、7…レーザ光源、8…パターンジェネレ
ータ、9…パイロメータ、10…反射ミラー、21…G
aAs基板、22…レーザ照射部(高温部)、23…レー
ザ非照射部(低温部)、24…GaAs成長層。
線源、4…基板加熱機構、5…半導体基板、6…ビュー
イングポート、7…レーザ光源、8…パターンジェネレ
ータ、9…パイロメータ、10…反射ミラー、21…G
aAs基板、22…レーザ照射部(高温部)、23…レー
ザ非照射部(低温部)、24…GaAs成長層。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C30B 23/04
Claims (9)
- 【請求項1】複数の分子線源と基板ホルダおよび液体窒
素シュラウドを有する分子線エピタキシ装置を用いた半
導体の結晶成長において、エピタキシャル成長中に半導
体基板表面の任意の部分の温度を成長中の半導体の成長
速度がゼロになる温度まで局所的に上昇させ、温度を上
げた部分にはエピタキシャル成長させず、その他の部分
のみに選択的にエピタキシャル成長することを特徴とす
る半導体の結晶成長方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記分子線エピタキシ
装置の成長チャンバの外部からビューイングポートを介
してレーザ光を成長面に垂直に照射することができる構
造を持ち、レーザ発生源と分子線エピタキシ装置の間に
パターンジェネレータを設置することによりレーザ光路
を変化させ、半導体表面に任意のパターンを照射し、選
択成長する化合物半導体の結晶成長方法。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記基板の表
面の任意の部分のみにレーザ光を照射し、それ以外の部
分に前記基板と異種類の半導体を選択的に成長し、その
後、レーザ光をオフすることにより、前記基板の温度を
通常成長温度に戻し、その上に選択成長層と異種類の半
導体を基板全面に連続成長することにより、選択成長層
を埋め込む化合物半導体の結晶成長方法。 - 【請求項4】請求項1または2において、レーザ光をパ
ルス照射することにより、レーザ照射部分と非照射部分
との境界面の温度が成長する半導体のIII 族元素が脱離
する温度まで上昇する以前にレーザ照射を止め、かつ、
次のレーザ照射までに自然冷却時間を設けることによ
り、レーザ照射部分から非照射部分への温度拡散を抑制
し、成長部分と非成長部分との境界を明確にする化合物
半導体の結晶成長方法。 - 【請求項5】請求項4において、自然冷却時間の長さを
選択成長する化合物半導体が1/2モノレイヤ成長する
までの時間を最大とする半導体の結晶成長方法。 - 【請求項6】請求項2において、成長中の基板温度、特
にレーザ照射部の温度をパイロメータで検出し、そのデ
ータをレーザ発生源にフィードバックすることにより、
基板に照射するレーザ出力を調整し、基板温度を常に制
御しながら選択成長する半導体の結晶成長方法。 - 【請求項7】請求項1または3において、選択成長層の
サイズを量子サイズにすることにより、量子細線,量子
箱を形成する半導体の結晶成長方法。 - 【請求項8】請求項1,3または7において、選択成長
層にn型またはp型の不純物をドーピングすることによ
り、選択成長層内に電子または正孔を閉じ込める半導体
の結晶成長方法。 - 【請求項9】請求項1または3において、選択成長層を
超格子構造にすることにより、選択成長層内に量子構造
を持たせる半導体の結晶成長方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22544593A JPH0786161A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 半導体の選択成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22544593A JPH0786161A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 半導体の選択成長方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0786161A true JPH0786161A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16829474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22544593A Pending JPH0786161A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 半導体の選択成長方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786161A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190126878A (ko) | 2017-03-23 | 2019-11-12 | 오사까 가스 가부시키가이샤 | 연료 가스 제조 장치의 운전 방법 |
| CN116013968A (zh) * | 2021-10-22 | 2023-04-25 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种半导体器件及其制作方法 |
| CN116013766A (zh) * | 2021-10-22 | 2023-04-25 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种外延设备及半导体器件 |
| CN116013766B (zh) * | 2021-10-22 | 2026-05-01 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种外延设备及半导体器件 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP22544593A patent/JPH0786161A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190126878A (ko) | 2017-03-23 | 2019-11-12 | 오사까 가스 가부시키가이샤 | 연료 가스 제조 장치의 운전 방법 |
| CN116013968A (zh) * | 2021-10-22 | 2023-04-25 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种半导体器件及其制作方法 |
| CN116013766A (zh) * | 2021-10-22 | 2023-04-25 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种外延设备及半导体器件 |
| CN116013766B (zh) * | 2021-10-22 | 2026-05-01 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种外延设备及半导体器件 |
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