JPH0786269B2 - 流し展べ塗り床の施工用具 - Google Patents

流し展べ塗り床の施工用具

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JPH0786269B2
JPH0786269B2 JP2340037A JP34003790A JPH0786269B2 JP H0786269 B2 JPH0786269 B2 JP H0786269B2 JP 2340037 A JP2340037 A JP 2340037A JP 34003790 A JP34003790 A JP 34003790A JP H0786269 B2 JPH0786269 B2 JP H0786269B2
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山口  聡
学 伊藤
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、下地面に展べられた塗布材を均すための流
し展べ塗り床の施工用具に関する。
<従来の技術> 従来より、コンクリート床などの床面に、ウレタン、エ
ポキシ、アクリル、ポリエステル、ビニールエステル及
びラテックス等のプラスチック系の塗布材料等を塗り付
ける、塗り床工程が知られている。
この塗り床工程の一つとして、床面に展べると適度に床
面に拡がるような材料を、金こてや鉄製レーキを用いて
均す流し展べ工法がある。
<発明が解決しようとする課題> ところで、近年の建築現場では、人手不足から、熟練工
の確保が困難になってきており、未熟練者が、作業を行
う場面も増加してきている。
上記の流し展べ工法において、金こてを使用する場合、
一度の塗厚が約0.5〜3mmと薄いので、未熟練者では、均
一な塗厚に均すことが困難であった。特に、未熟練者で
は、余剰の塗布材が、金こての端部から既に仕上げられ
た部分へ塗布材が流出(いわゆるオーバーフロー)する
ことにより、上記既に仕上られた部分が荒らされてしま
い、良好な仕上がりが得られない。また、長時間、腰を
かがめての作業は、腰痛の原因ともなり、作業性が悪か
った。
また、櫛状の鉄製レーキを使用する場合、上記の金こて
の場合と同様に、余剰の塗布材が、レーキの端部から既
に仕上げられた部分に塗布材がオーバーフローすること
により、良好な仕上がりが得られないという問題があっ
た。また、レーキに体重をかけながらの施工は、長時間
の労働には適さず、作業性が悪かった。
この発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、未
熟練者でも容易に均一な塗厚の塗り床施工が行えると共
に、既に仕上げられた面への塗布材のオーバーフローを
防止して良好な仕上げ面を得ることができる流し展べ塗
り床の施工用具を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記問題を解決するためのこの発明の流し展べ塗り床の
施工用具は、フレームによって支持され、下地面に展べ
られた塗布材を均すこて部材と、下地面に当接してこて
部材と下地面との間の隙間を調整する隙間調整手段と、
こて部材を移動させる移動手段と、こて部材と移動手段
との間に介在し、こて部材の既仕上げ面側の端部が未仕
上げ面側の端部よりも移動方向側に位置するように、移
動方向とこて部材の長手方向とのなす角度を調整する移
動角度調整手段とが備えられたことを特徴とするもので
ある。
上記こて部材が可撓性であれば望ましい。
上記こて部材の均し面に、こて部材の移動方向に交差す
る方向に沿う少なくとも一つの溝部が形成されていれば
望ましい。
上記フレームに、下地面に転動される移動輪が取り付け
られていれば望ましい。この場合、移動輪の進行方向が
可変であり、当該進行方向を移動方向に沿わせた状態に
ロックする進行方向ロック手段が備えられていればより
望ましい。
上記フレームが、こて部材が取り付けられた前フレーム
と、上記移動手段及び移動輪が取り付けられた後フレー
ムとを備え、上記移動角度調整手段が、前フレームと後
フレームを回動自在に連結した軸と、前フレームと後フ
レームを所望の角度に止定する移動角度ロック手段とを
備えていても良い。
後フレームが、当該後フレームの前フレームに対する回
動に伴って車輪の進行方向を移動方向に沿わせるよう
に、移動輪を取り付けていれば望ましい。
塗布材を下地面に塗布してこて部材へ供給する塗布材供
給手段が備えられていれば望ましい。
上記こて部材の移動速度に応じて上記塗布材供給手段か
らの塗布材の単位時間当たりの供給量を制御する供給量
制御手段が備えられたものであれば望ましい。
<作 用> 上記構成の流し展べ塗り床の施工用具によれば下地面に
当接させた隙間調整手段によって、こて部材と下地面と
の間の隙間を調整することができる。そして、このよう
隙間が調整された状態で、移動手段によってこて部材を
移動させることにより、未熟練者でも、塗布材を容易に
均一な塗厚に均すことができる。しかも、移動角度調整
手段によって、移動手段のこて部材に対する角度を可変
し、これにより、こて部材の既仕上げ面側の端部が未仕
上げ面側の端部よりも移動方向側に位置するように移動
角度を調整する。この状態で、こて部材を移動させるこ
とにより、移動時にこて部材に当接する塗布材の余剰分
を、こて部材に沿って未仕上げ面側に流すことができ
る。したがって、上記余剰の塗布材が既仕上げ面側にオ
ーバーフローして仕上がりに悪影響を及ぼすことを回避
することができる。
こて部材が可撓性である場合には、こて部材が下地面の
不陸、特にこて部材の移動方向に交差する方向に沿う不
陸に対して良く追従し、一層均一に均すことができる。
上記こて部材の均し面に溝部が形成されている場合に
は、施工中、こて部材の均し面と塗布材との間に存在す
る気泡を、上記溝部に逃がすことができる。したがっ
て、当該気泡が塗布材の表面に滞留して塗り床の仕上が
りに悪影響を与えることが防止される。
上記フレームに、下地面に転動される移動輪が取り付け
られている場合には、移動に要する力を軽減することが
できる。この場合、移動輪の進行方向が可変であり、進
行方向ロック手段が備えられている場合には、こて部材
を移動輪によって誘導して安定した移動を行うことがで
きる。すなわち、上記のように角度をつけたこて部材を
移動させると、こて部材に当接する塗布材による抵抗に
よってこて部材が移動方向に交差する方向へ押され、こ
て部材が車輪を中心として旋回しようとするが、車輪の
進行方向を移動方向に沿わせた状態にロックしておくこ
とにより、上記こて部材の旋回すなわち移動方向に交差
する方向へのずれを抑制することができ、安定した牽引
が行える。
そして、上記フレームが、前フレームと後フレームから
なり、上記移動角度調整手段が、前フレームと後フレー
ムとを回動自在に連結した軸と、前フレームと後フレー
ムを所望の角度に止定する移動角度ロック手段とを備え
ている場合には、後フレームの前フレームに対する角度
を可変した後、移動角度ロック手段によって、当該移動
角度にロックすることができる。
さらに、後フレームが、車輪を取り付けている場合に
は、移動角度調整手段によって前フレームに対する後フ
レームの角度すなわち移動角度を調整することにより、
後フレームに取り付けられた、車輪の進行方向が、自動
的に移動方向に沿わされ、また、移動角度ロック手段に
よって移動角度をロックすると、車輪の進行方向が上記
移動方向に沿って自動的にロックされる。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面に基づいて説明する。
全体構成 第1図、第2図及び第3図は、この発明の一実施例とし
ての流し展べ塗り床の施工用具をそれぞれ示す側面図、
正面図及び平面図である。
これらの図を参照して、この施工用具は、均し面1aによ
って、下地面としての床面10上に塗布材を均すこて部材
1、このこて部材1を移動させる移動手段としての牽引
手段2、こて部材1が取り付けられたフレーム3、この
フレーム3に取り付けられ、床面10に転動される移動輪
4、こて部材1へ供給される塗布材の前均しを行う前均
し部材5、こて部材1と床面10との間の隙間を調整する
複数の隙間調整手段としての蝶ボルト6、床面10に塗布
材を垂らしつつ前均し部材5側へ塗布材を供給する塗布
材供給手段7、牽引手段2による移動方向K(牽引方
向)とこて部材1の長手方向lとのなす移動角度θを調
整する移動角度調整手段8、及びこて部材1の均し面1a
の水平レベルを調整する水平レベル調整手段9を、主要
部として備えている。
また、上記の塗布材供給手段7には、当該塗布材供給手
段7からの塗布材の単位時間当たりの供給量を移動速度
に応じて制御する供給量制御手段を提供する連動手段20
0が連設されている。
こて部材 こて部材1は、直方体形状をしており、ボルト12によっ
てフレーム3に取り付けられている。こて部材1の下端
には、上記均し面1aが形成されている。こて部材1は、
可撓性部材、例えば、ショアA硬度(JIS,K−6301)が5
0〜85程度のポリウレタンからなっている。
こて部材1としては、上記程度の硬度であれば、シリコ
ーン樹脂及び軟質塩化ビニル樹脂等のプラスチック材料
や、ゴムを使用することもできる。こて部材1の重さ
は、塗布材の種類に応じて選ばれるが、例えば、エポキ
シ系及びウレタン系の塗布材に対しては、こて部材1の
長手方向の長さが1000mmで重さ7kgと設定することによ
り、良好な結果が得られている。
こて部材1を可撓性にしてあるのは、以下の理由によ
る。すなわち、床面10の、特にこて部材1の長手方向に
沿う不陸に対して、こて部材1を適度に弾性変形させる
ことにより、均し面1aを床面10の不陸に追従させ、より
均一に均すためである。なお、こて部材1として剛体を
用いることもできる。
第4図及び第5図を参照して、こて部材1の均し面1aに
は、塗布材を溜める凹部からなる塗布材溜め部1b、この
塗布材止め部1bを囲んだU字状の第1仕上げ部1c、この
第1仕上げ部1cを囲んだU字状の溝部1d、この溝部1dを
囲んだU字状の第2仕上げ部1eが形成されている。
この均し面1aでは、第1仕上げ部1cと、最終仕上げを行
う上記第2仕上げ部1eとの二段階で仕上げが行われる。
第1仕上げ部1cは、塗布材溜め部1bからこて部材1の端
部の外方への塗布材の流出を抑制する流出抑制部1s,1t
を形成している。同様に、第2仕上げ部1eは、流出抑制
部1q,1rを形成している。これらの流出抑制部1s,1t,1q,
1rによって、塗布材溜め部1bから既仕上げ面側へのオー
バーフローが抑制され、良好な仕上がりを得ることがで
きる。
塗布材溜め部1bは、こて部材1の移動に伴って塗布材を
溜め、この溜めた塗布材を、第1仕上げ部1cに対して、
均一に供給する。
塗布材溜め部1bには、蝶ボルト6の下端が突出される座
部1fが突出形成されている。この座部1fは、第2仕上げ
部1eと面一である。これは、座部1fからの蝶ボルト6の
突出量の調整によって、第2仕上げ部1eの床面10からの
高さを調整できるようにするためである。
第5図を参照して、第1仕上げ部1cの床面10からの高さ
mは、第2仕上げ部1eの床面10からの高さnと同等以上
に設定されており(m≧n)、上記の二段階での仕上げ
を可能にしている。
溝部1dは、第1仕上げ部1cと第2仕上げ部1eとの間に介
在している。均し中、均し面1aを通過していく塗布材に
混入している気泡は、この溝1d内へ逃がされるので、当
該気泡が第2仕上げ部1e側へ送られることがない。した
がって、当該気泡によって塗り床の仕上がりに悪影響が
及ぼされることが防止される。
蝶ボルト6の下端部と第1の仕上げ部1cとの間に、塗布
材溜め部1bが存在するので、ボルト6の側方を通過した
塗布材が再び蝶ボルト6の背部に回り込み易い。したが
って、施工後の塗り床に筋がつくことが防止される。
均し面1aの両側縁部には、面取り部1g,1hが形成されて
いる。この面取り部1g,1hは、既に仕上げられた塗布面
と、現在仕上げ中の塗布面との境目が不連続になること
を防止する働きをする。なお、この面取り部1g,1hは、
後述する移動角度調整手段8との併用によって特に上記
の不連続防止の効果が高いが、面取り部1g,1hがない場
合でも、移動角度調整手段8のみによって上記不連続を
防止することができる。
隙間調整手段 第1図、第3図及び第5図を参照して、上記隙間調整手
段としての蝶ボルト6は、こて部材1の長手方向に沿っ
て複数が並設されている。これらの蝶ボルト6は、こて
部材1の鉛直なねじ孔に挿通された状態で、その下端部
6aが床面10に当接されている。11は、蝶ボルト6を止定
するロックナットである。蝶ボルト6であるから、スパ
ナ等を使用せずとも、直接、手により回旋操作すること
ができる。
蝶ボルト6を回旋操作することにより、均し面1aの座部
1fからの、蝶ボルト6の突出量が調整され、これによ
り、均し面1aの第2仕上げ部1eと床面10との間の隙間が
調整される。この隙間調整によって、第2仕上げ部1eと
床面10との間の隙間を、所望に調整することができ、こ
のように第2仕上げ部1eと床面10との間の隙間が所望に
保たれた状態で、均し面1aによって塗布材を床面10上に
均すことにより、未熟練者でも、塗布材を所望の厚さで
且つ均一に均すことができる。
上記の隙間調整は、こて部材1及び車輪4を水平板上に
載せた状態で行う。蝶ボルト6の下端が座部1fと面一に
なる状態から、蝶ボルト6を1回転させると、蝶ボルト
6のピッチ分だけ蝶ボルト6が座部1fから突出すること
になるので、蝶ボルト6の回転量の調整によって、所望
の隙間を、容易に設定することができる。実際には、均
し後の塗厚が、設定された上記隙間と厳密に一致すると
は限らないので、試験的に均しを行うことにより、所望
の塗厚が得られる隙間にあらかじめ調整しておくことが
好ましい。
蝶ボルト6の下端には、床面10に対して引っ掛かったり
せずに円滑に摺動できるように、面取りが施されてい
る。この蝶ボルト6の径としては、例えば、塗厚が1mm
以下の場合は、均し後の塗布材に筋等を残さないために
6mm以下程度が好ましい。蝶ボルト6の数は、少なくと
も2個以上が必要であるが、幅1000mmで重さ7kgのこて
部材1のショアA硬度が50の場合は5個、ショアA硬度
が85の場合は4個として、良好な結果が得られている。
フレーム 第1図ないし第3図を参照して、フレーム3は、上記の
移動角度調整手段8を介して回動自在に連結された前フ
レーム31と後フレーム32とからなる。前フレーム31は、
下端部にこて部材1を取り付けた略鉛直な一対の脚部33
a,33bと、これら脚部33a,33bの上端部を連結した略水平
な連結部34と、各脚部33a,33bに取り付けられたステー
部35からなる。ステー部35は、平面視でL形形状をして
いる。後フレーム32は、略水平な連結部36と、この連結
部36の後端部36bに固定された脚部37とからなる。
後フレーム32の連結部36の上面の全体によって、こて部
材1の均し面1aと平行であって、水準器が当接される基
準面36cが提供されている。この均し面1aに平行な基準
面36cに当接させた水準器によって、均し面1aの水平レ
ベルを確認できるので、容易に水平レベルが調整でき
る。なお、この基準面は、フレーム3の他の部分に設け
ることもできる。
移動手段 第1図ないし第3図を参照して、移動手段としての牽引
手段2は、後フレーム32の連結部36の他端部36bに、仰
角調整手段23によって連結された長尺の棒材21と、この
棒材21の先端に取り付けられた握り部22とからなる。棒
材21としては、腰をかがめなくても牽引が行える程度の
長尺のものを用いた。腰をかがめなくても牽引が行える
ので、牽引人が疲れ難く、非常に作業性が向上する。
仰角調整手段23は、側板24、軸25及びロック手段26を備
えている。側板24は、後フレーム3に固定された鉛直な
板である。軸25は、棒材21の端部を側板24に連結し、棒
材21の鉛直面内での回動を許容する。ロック手段26は、
棒材21を所棒の仰角にて止定する。仰角調整手段23によ
って、棒材21の傾斜角度を調整することにより、棒材21
の先端の握り部22を、施工用具を牽引する人間の手の高
さに合わせることができ、作業性が良い。
なお、移動手段としては、上記のような人力による牽引
の他、ウィンチによって牽引したり、自転車その他の駆
動車によって牽引したりすることができる。また、施工
用具自体が駆動手段を備えた自走式とすることもでき
る。
移動角度調整手段 第1図ないし第3図、及び第6図を参照して、移動角度
調整手段8は、半円板81、ボルト軸82及びロック手段83
を備えている。半円板81は、前フレーム31の連結部34の
中央部上面に付設されている。ボルト軸82は、後フレー
ム32の連結部36の前端部36aに立設されており、半円板8
1の孔81aに挿通されて前フレーム31と後フレーム32を回
動自在に連結する。ロック手段83は、連結部36を半円板
81に止定することにより移動角度θ(第3図参照)をロ
ックする。このロック手段83は、半円板81に穿設された
ガイド孔81bを貫通して、連結部36のねじ孔36cにねじ込
まれるねじ部83a、上記のねじ込みに伴って半円板81の
上面に摩擦係合されるフランジ部83b、及びねじ部83aを
回旋操作するレバー部83cを備えている。
上記の移動角度θとしては、30゜〜80゜程度が好まし
く、塗布材の粘度に応じて所望に調整することができ
る。
この移動角度θを調整することにより下記の利点があ
る。すなわち、第11図を参照して、こて部材1の既仕上
げ面C側の端部1yが未仕上げ面D側の端部1zよりも牽引
方向K側に位置するように、移動角度調整手段8によっ
て、こて部材1の角度を調整した状態で、牽引を行う。
これにより、牽引時にこて部材1に当接する塗布材Pの
余剰分を、こて部材1に沿って未仕上げ面D側に流すこ
とができる(図中、白抜矢符で示す)。したがって、上
記余剰の塗布材Pが既仕上げ面C側へのオーバーフロー
に起因した仕上がり不良を回避することができる。
移動輪 第1図ないし第3図、及び第6図を参照して、移動輪4
は、キャリア41によって支持された状態で、水平レベル
調整手段9を介して、後フレーム32の脚部37の下端部に
取り付けられている。このキャリア41は、断面逆U字状
のキャリア本体41a、このキャリア本体41aに車輪を回動
自在に支持させた軸41b、及び、キャリア本体41aに立設
され、脚部37のねじ孔37aにねじ込まれたボルト42から
なる。43は、ボルト42を脚部37に止定するロックナット
である。
移動輪4を支持したキャリア41が、後フレーム32の脚部
37に取り付けられているので、移動輪4の進行方向は、
後フレーム32の回動に依存している。すなわち、移動角
度調整手段8による回動に伴って、後フレーム32、牽引
手段2及び移動輪4が、ボルト軸82を中心として一体的
に旋回するので、移動輪4の進行方向は、移動角度θの
調整にかかわらず常に移動方向に沿い、且つ移動角度ロ
ック手段8による移動角度θのロックに伴って進行方向
がロックされる。したがって、この移動角度ロック手段
8は、移動輪4のロック手段を兼用していることにな
る。
このように移動輪4の進行方向を移動方向すなわち牽引
方向Kに沿わせることにより、下記の利点がある。すな
わち、上記のように角度をつけたこて部材1を牽引する
と、こて部材1に当接する塗布材による抵抗によってこ
て部材1が牽引方向Kに交差する方向(第11図において
紙面下方)へ押され、こて部材1が移動輪4を中心とし
て旋回しようとする傾向がある。これに対して、移動輪
4の進行方向が移動方向Kにロックしておくことによ
り、上記こて部材1の旋回すなわち移動方向Kに交差す
る方向への移動を抑制することができ、安定した牽引が
行える。
移動輪4としては、鉄製、ゴム製或いは硬質ウレタン樹
脂製のものであっても良く、移動輪4の直径は30〜100m
m程度が好ましい。移動輪4によって、牽引に要する力
を小さくすることができるので、作業者が疲れ難く、こ
れにより、作業性を向上させることができる。
なお、移動輪4はフレームに対して旋回自在に設け、移
動輪4の進行方向ロック手段を、キャリア41に設けられ
移動輪4に摩擦接触可能なブレーキ部材により構成する
こともできる。
水平レベル調整手段 上述したように、水平レベル調整手段9は、後フレーム
32の脚部37の下端部と移動輪4との間に介在している。
水平レベル調整手段9は、キャリア本体41a上に立設さ
れたボルト42、後フレーム32の脚部37の下端部に穿設さ
れ、上記ボルト42をねじ込ませるねじ孔37a、及び上記
ボルト42に螺合されると共に、脚部37の下端面37bに摩
擦係合してボルト42の回動を規制するロックナット43を
備えている。
この水平レベル調整手段9は、ねじ孔37aに対するボル
ト42のねじ込み量を可変することにより、フレーム3を
介してこて部材1の均し面1aの水平レベルを調整する。
すなわち、蝶ボルト6によってこて部材1の均し面1aと
床面10との間の隙間調整を行うことによって生じる均し
面1aの水平レベルのずれを、当該水平レベル調整手段9
によって補正することができる。
均し面1aと床面10との間の隙間が調整され且つ均し面1a
の水平レベルが調整された状態で、こて部材1を移動さ
せることにより、未熟練者でも容易に塗布材を均一に均
すことができる。
前均し部材 第1図ないし第3図を参照して、前均し部材5は、保持
部材51によって保持された、こて部材1の幅に略等しい
幅の平板からなる。この平板の下方に向いた面によっ
て、均し面5bが構成されている。この均し面5bは、こて
部材1側に向かって徐々に低くなるように傾斜してい
る。
前均し部材5は、こて部材1と平行な状態で、上記移動
輪4とこて部材1との間に配置されている。上記保持部
材51は、ステー部35に上下位置調整自在に取り付けられ
た支持部材52に対して、こて部材1の長手方向に平行な
ボルト14を中心として回動調整自在に且つボルト14によ
って止定可能に取り付けられている。保持部材51及びボ
ルト14によって、前均し部材5の均し面5bの傾斜角度を
調整する傾斜角度調整手段55が構成されている。
支持部材52は、第2図に示すように、ステー部35の鉛直
な長孔35aを通して支持部材52のねじ孔にねじこまれた
ボルト13によって、ステー部35に取付けられている。ボ
ルト13によるステー部35への締結位置を、長孔35aに沿
って上下にずらせることにより、前均し部材5の下端部
5aの、床面10からの高さを調整できるようにしてある。
保持部材51は、第1図に示すように、アングル部材51a
と平板51bとの間に上記前均し部材5を挟持した状態
で、上記アングル部材51aと平板51bとを複数のボルト15
(第3図参照)によって連結している。アングル部材51
aの両端部付近には、一対のリブ51cが垂設されており、
上記ボルト14は、支持部材52を貫通した状態でリブ51c
のねじ孔にねじこまれている。このボルト14を緩めた状
態で、このボルト14を中心として、保持部材51及び前均
し部材5を回動させることにより、前均し部材5の均し
面5bの、床面10に対する傾斜角度を調整することができ
る。
この前均し部材5によって塗布材の前均しを行って、当
該塗布材をこて部材1に供給することにより、こて部材
1の幅方向にわたって塗布材の供給量を適度に維持する
ことができる。したがって、こて部材1への塗布材の供
給過多に伴うこて部材1の部分的な押し上げ等に起因し
て、仕上げ面が不均一となることを防止することができ
る。また、塗布材の供給過少に伴って未均し面が出現し
たりすることを防止すことができる。また、このよう
に、二段階に均すので、非常に均一な仕上がりを得るこ
とができる。
また、前均し部材5の床面10からの高さが調整自在なの
で、前均し部材5による塗布材の均し高さを、こて部材
1による均し高さに応じて所望に調整することにより、
こて部材1への供給量を所望に調整することができる。
さらに、移動中の前均し部材5の均し面5bに当接した塗
布材が、均し面5bに沿って無理なく下方へ流されるの
で、前均しを円滑に行うことができる。さらに、塗布材
の粘度等の使用条件に応じて、傾斜角度調整手段55によ
って均し面5bの傾斜角度を調整することにより、使用条
件の変更にかかわらず、前均しを円滑に行うことができ
る。
前均し部材5の下端部5aとこて部材1との間隔は、15cm
程度あけておくことが好ましい。これは、第11図に示す
ように前均し部材8の牽引側に供給された塗布材Pが、
前均し部材8によって均された後、前均し部材5とこて
部材1との間に溜まり部Bを形成するが、この溜まり部
Bの量に基づいて、こて部材1に対して適度な量の塗布
材が供給されているかどうかを視覚的に判断しながら作
業するに際し、上記間隔が好適なものだからである。な
お、第11図において、Cは既均し面である。
また、前均し部材5の下端部5aの床面10からの高さとし
ては、設定塗厚(すなわちこて部材1の床面10からの高
さ)に、例えば0.5〜1mm程度を加えた高さに、或いは設
定塗厚の何倍かの高さに設定することが好ましい。
前均し部材5の材質としては、塗布材を均すのに必要な
剛性を備えていれば良く、鋼板、鉄板、アルミ板などの
金属製板の他、樹脂製板等、種々のものを使用すること
ができる。
前均し部材5の形状としては、平板状の他、櫛目状、波
形状等、種々のものを用いることができる。
なお、前均し部材5は、固定された傾斜角度を有するも
のであっても良く、また、前均し部材5が下地面に平行
な(水平な)均し面5bを有するものであっても良い。
塗布材供給手段 第1図、第8図及び第9図を参照して、塗布材供給手段
7は、後フレーム32の脚部37に取り付けられ、塗布材を
蓄えるホッパ71と、このホッパ71の下端の開口部71aか
ら塗布材を排出する排出手段としての回転型のブラシ72
とを備えている。
上記開口部71aは、こて部材1の長手方向の長さよりも
短いスリットである。この開口部71aの長さは、こて部
材1と略同一の長さとしても良い。
ブラシ72は、開口部71aに沿った状態で開口部71aを閉塞
している。ブラシ72は、表面に塗布材を担持できるよう
に起毛部72aを備えており、回転軸73の回転により駆動
される。ブラシ72は、回転に伴って、起毛部72aに担持
している塗布材を開口部71aから排出する。したがっ
て、ブラシ72は、回転速度に応じた量の塗布材を床面10
に供給できる。
上記の塗布材供給手段7が備えられているので、従来の
ようにバケツ等から塗布材を垂らす場合に比べて、格段
に作業性を向上させることができると共に、均一な塗布
が行える。また、ホッパ71に蓄えられた塗布材が連続的
に下地面に供給されるので、長い道程にわたって連続的
に均し作業を行うことができ、効率が良い。さらに、ブ
ラシ72を回転させるという簡単な構造で、塗布材の安定
した排出が行える。加えて、回転型のブラシ72は、後述
するように車輪203やモータ等の回転型の駆動手段と連
動して作動させやすい。さらには、塗布材供給装置7が
フレーム3に取り付けられているので、塗布材供給装置
7を含めた施工用具が、コンパクトな状態で一体化され
る。
第12図ないし第14図は、それぞれ塗布材供給装置7の変
更例を示している。
まず、第12図においては、塗布材供給装置7が、ホッパ
71と、排出手段としてのねじコンベア74とにより構成さ
れている。この場合、単位時間当たりの塗布材の供給量
が、ねじコンベア74の回転速度によって精度良く調整さ
れる。
第13図においては、塗布材供給装置7が、ホッパ71と、
開口部71aの長手方向に沿う排出手段としてのロッド75
と、このロッド75に少なくとも一つ形成され、回転に伴
って塗布材を溜めて排出する凹部75aとにより構成され
ている。この場合にも、単位時間当たりの塗布材の供給
量が、ロッド75の回転速度のよって精度良く調整され
る。
第14図においては、塗布材供給装置7が、シリンダ状の
ホッパ71と、塗布材排出用の凹部76aを有して、ホッパ7
1内を往復動する排出手段としてのピストン76とにより
構成されている。この場合にも、単位時間当たりの塗布
材の供給量が、ピストン76の往復速度によって精度良く
調整される。
供給量制御手段 第1図及び第10図を参照して、上記供給量調整手段とし
ての連動手段200は、ホッパ71の側面に軸202によって上
端部201aを中心として回動自在に取り付けられた杆体20
1、この杆体201の下端部201bに回動自在に支持され、床
面10に転動される車輪203、回転ブラシ72の回転軸73に
一体回転可能に連結されたプーリ204、及び、このプー
リを204と車輪203とに巻き掛けられたベルト205を備え
ている。
杆体201の上端部201aには、回転軸73を挿通させた状態
で、当該回転軸73と杆体201の相対回転を許容するため
の円弧溝201cが穿設されている。杆体201を、軸202を中
心として旋回させるのは、蝶ボルト6や水平レベル調整
手段9による調整時に、ホッパ71と床面10との間の距離
が変動するので、これに対応するためである。
牽引によって、車輪203が床面10に転動されると、この
車輪の203の回転力が、ベルト205及びプーリ204を介し
て回転ブラシ72に伝達されるので、車輪203の回転に応
じて回転ブラシ72が回転されることになる。すなわち、
移動速度に応じた量の塗布材が床面10に対して供給さ
れ、移動速度の変動に対応することができるので、より
一層均一な塗厚を得ることができることに加えて、既仕
上げ面側への塗布材のオーバーフローを防止して良好な
仕上がりを確保することができる。
第15図は、供給量制御手段を提供する連動手段の変更例
を示している。同図を参照して、この変更例が、第12図
の例と異なるのは、移動手段2が駆動装置としてのモー
タ210を備えていること、また、連動手段200が、モータ
210の回転軸210aによって駆動されるプーリ211、ベルト
212、及びブラシ72の回転軸73に一体回転可能に連結さ
れたプーリ204により構成されていることである。
移動手段2は、上記モータ210、モータ210の回転軸210a
に一体回転可能に設けられた主動プーリ213、フレーム
3によって軸215を介して支持され、床面10に転動され
る駆動輪214、この駆動輪214の軸215に一体回転可能に
設けられた従動プーリ216、及び主動プーリ213と従動プ
ーリ216に巻き掛けられたエンドレスのベルト217により
構成されている。モータ210の駆動力は、主動プーリ21
3、ベルト217及び従動プーリ216を介して、駆動輪214に
伝達され、こりにより、施工用具全体が移動される。す
なわち、自走式である。
この変更例では、ブラシ72を駆動するためのプーリ204
及び駆動輪214を駆動するためのプーリ216が、何れもモ
ータ210によって駆動されるので、ブラシ72の回転速度
と駆動輪217の回転速度とが連動されることになる。し
たがって、安定した塗布材の供給が行える。
<試験例> 上記実施例の施工用具を用い、牽引角度調整手段によっ
て牽引角度θを60゜に調整して流し展べ塗り床の施工テ
ストを行った。
なお、均し面1aと床面10との隙間は1mmに設定し、牽引
の走行速度は、20m/minとして、既塗布面の端部をなぞ
るようにして牽引を行った。
その結果、既仕上げ面へのオーバーフローに対する注意
を特に厳重に行わなくとも、上記オーバーフローがなく
て平滑性に優れた美しい仕上がりの塗布面が得られた。
<発明の効果> この発明によれば、下地面に当接させた隙間調整手段に
よって、こて部材と下地面との隙間を調整することがで
きる。そして、このよう隙間が調整された状態で、移動
手段によってこて部材を移動させることにより、未熟練
者でも容易に、塗布材を均一な塗厚に均すことができ
る。しかも、移動角度調整手段によって、移動手段のこ
て部材に対する角度を調整し、これにより、こて部材の
既仕上げ面側の端部を未仕上げ面側の端部よりも移動方
向側に位置させることができる結果、移動時にこて部材
に当接する塗布材の余剰分を、こて部材に沿って未仕上
げ面側に流すことができ、したがって、上記余剰の塗布
材が既仕上げ面側にオーバーフローして仕上がりに悪影
響を及ぼすことを回避することができ、良好な仕上がり
を確保できる。
こて部材が可撓性である場合には、こて部材が下地面の
不陸、特にこて部材の移動方向に交差する方向に沿う不
陸に対して良く追従し、一層均一に均すことができる。
上記こて部材の均し面に溝部が形成されている場合に
は、施工中、こて部材の均し面と塗布材との間に存在す
る気泡を、上記溝部に逃がすことができる。したがっ
て、当該気泡が塗布材の表面に滞留して塗り床の仕上が
りに悪影響を与えることが防止される。
上記フレームに、下地面に転動される移動輪が取り付け
られている場合には、移動に要する力を軽減することが
できる。この場合、移動輪の進行方向が可変であり、進
行方向ロック手段が備えられていれば、こて部材の移動
中、移動輪を中心としてこて部材が旋回しようとするの
を抑えることができ、安定した移動を行うことができ
る。
上記フレームが、前フレームと後フレームからなり、上
記移動角度調整手段が、前フレームと後フレームとを回
動自在に連結した軸と、前フレームと後フレームを所望
の角度に止定する移動角度ロック手段とを備えている場
合には、後フレームの前フレームに対する角度を可変し
た後、移動角度ロック手段によって、当該移動角度にロ
ックすることができ、作業性が良い。
後フレームが、車輪を取り付けている場合には、移動角
度調整手段によって前フレームに対する後フレームの角
度すなわち移動角度を調整することにより、後フレーム
に取り付けられた車輪の進行方向が、自動的に移動方向
に沿わされ、また、移動角度ロック手段によって移動角
度をロックすると、車輪の進行方向が上記移動方向に沿
って自動的にロックされ、作業性が良い。
上記こて部材へ塗布材を供給する塗布材供給手段が備え
られていれば、より作業性を向上させることができる。
さらに、供給量制御手段が備えられている場合には、上
記こて部材の移動速度に応じて、上記塗布材供給手段か
らの塗布材の単位時間当たりの供給量を制御することに
より、移動速度の変動しても適量の塗布材を供給でき、
したがって、塗布材の供給過多や供給不足に起因した塗
厚のばらつきの発生を防止することができると共に、塗
布材のオーバーフローを一層抑制してより一層良好な仕
上がりを確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例としての流し展べ塗り床の
施工用具の概略側面図、 第2図はその正面図、 第3図はその平面図、 第4図はこて部材の下面図、 第5図は第4図のV−V断面図、 第6図は移動角度調整手段を示す断面図、 第7図は水平レベル調整手段を示す断面図、 第8図はホッパの斜視図、 第9図はホッパの一部破断側面図、 第10図は連動手段を示す側面図、 第11図は施工用具の移動状態を示す概略平面図、 第12図ないし第14図は塗布材供給手段の他の例を示す概
略斜視図、 第15図は供給量制御手段を提供する連動手段の変更例を
示す部分側面図である。 1……こて部材、1a……均し面、1d……溝部、 2……牽引手段(移動手段)、3……フレーム、 31……前フレーム、32……後フレーム、 4……移動輪、6……蝶ボルト(隙間調整手段)、 7……塗布材供給手段、8……移動角度調整手段、 83……移動角度ロック手段、 10……床面(下地面)、 200……連動手段(供給量制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−72171(JP,A) 特開 昭63−184663(JP,A) 特開 昭47−44924(JP,A) 実開 昭60−154546(JP,U) 実公 昭60−3122(JP,Y2) 登録実用新案352951(JP,Z1)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームによって支持され、下地面に展べ
    られた塗布材を均すこて部材と、 下地面に当接してこて部材と下地面との間の隙間を調整
    する隙間調整手段と、 こて部材を移動させる移動手段と、 こて部材と移動手段との間に介在し、こて部材の既仕上
    げ面側の端部が未仕上げ面側の端部よりも移動方向側に
    位置するように、移動方向とこて部材の長手方向とのな
    す角度を調整する移動角度調整手段と が備えられたことを特徴とする流し展べ塗り床の施工用
    具。
  2. 【請求項2】上記こて部材が可撓性である請求項1記載
    の流し展べ塗り床の施工用具。
  3. 【請求項3】上記こて部材の均し面に、移動方向に交差
    する方向に沿う少なくとも一つの溝部が形成されている
    請求項1記載の流し展べ塗り床の施工用具。
  4. 【請求項4】上記フレームに、下地面に転動される移動
    輪が取り付けられた請求項1記載の流し展べ塗り床の施
    工用具。
  5. 【請求項5】上記移動輪の進行方向が可変であり、当該
    進行方向を移動方向に沿わせた状態にロックする進行方
    向ロック手段が備えられた請求項4記載の流し展べ塗り
    床の施工用具。
  6. 【請求項6】上記フレームが、こて部材が取り付けられ
    た前フレームと、上記移動手段及び移動輪が取り付けら
    れた後フレームとを備え、上記移動角度調整手段が、前
    フレームと後フレームを回動自在に連結した軸と、前フ
    レームと後フレームを所望の角度に止定する移動角度ロ
    ック手段とを備えている請求項5記載の流し展べ塗り床
    の施工用具。
  7. 【請求項7】後フレームが、当該後フレームの前フレー
    ムに対する回動に伴って車輪の進行方向を移動方向に沿
    わせるように、移動輪を取り付けている請求項6記載の
    流し展べ塗り床の施工用具。
  8. 【請求項8】塗布材を下地面に塗布してこて部材へ供給
    する塗布材供給手段が備えられた請求項1記載の流し展
    べ塗り床の施工用具。
  9. 【請求項9】上記こて部材の移動速度に応じて上記塗布
    材供給手段からの塗布材の単位時間当たりの供給量を制
    御する供給量制御手段が備えられた請求項8記載の流し
    展べ塗り床の施工用具。
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