JPH0786784B2 - 実効値検出回路 - Google Patents
実効値検出回路Info
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- JPH0786784B2 JPH0786784B2 JP62075580A JP7558087A JPH0786784B2 JP H0786784 B2 JPH0786784 B2 JP H0786784B2 JP 62075580 A JP62075580 A JP 62075580A JP 7558087 A JP7558087 A JP 7558087A JP H0786784 B2 JPH0786784 B2 JP H0786784B2
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば負荷に交流電力を供給する電源装置の出
力を実効値で検出するようにしたものに関する。
力を実効値で検出するようにしたものに関する。
負荷に交流電力を供給する電源装置例えば無停電電源装
置(以下UPSという)等に用いられるインバータには、
半導体によるスイッチング素子が使用されており、これ
ら半導体デバイスはタコジェネレータ等の発電機に比べ
て、過負荷に弱いため、適切な保護装置を必要としてい
る。
置(以下UPSという)等に用いられるインバータには、
半導体によるスイッチング素子が使用されており、これ
ら半導体デバイスはタコジェネレータ等の発電機に比べ
て、過負荷に弱いため、適切な保護装置を必要としてい
る。
一方、近時のFA・OA化に伴いUPSの負荷には、いわゆる
コンデンサインプット形整流回路の電源回路を備えた機
器が多くなってきた。このコンデンサインプット形整流
回路の電源回路を備えた機器にあっては、入力電流波形
が電源電圧波形のピーク値近傍で高いピーク値となる歪
んだ電流波形となり(第4図)、これの的確な検出によ
る保護が必要である。
コンデンサインプット形整流回路の電源回路を備えた機
器が多くなってきた。このコンデンサインプット形整流
回路の電源回路を備えた機器にあっては、入力電流波形
が電源電圧波形のピーク値近傍で高いピーク値となる歪
んだ電流波形となり(第4図)、これの的確な検出によ
る保護が必要である。
他方、UPS等の電源装置における定格出力電流は実効値
で規定されている。これは装置の発熱が実効値によるた
めであり、従って、装置の出力電流は実効値で検出する
必要がある。
で規定されている。これは装置の発熱が実効値によるた
めであり、従って、装置の出力電流は実効値で検出する
必要がある。
ところが、実効値検出回路は、自乗回路、平均化(積
分)回路、開平回路等を組合せて形成したアナログ実効
値検出回路やアナログ値をデジタル変換して、上記演算
をデジタルで行うデジタル実効値検出回路もあるが、構
成が複雑で高価となり、一般には平均値検出回路が用い
られている。
分)回路、開平回路等を組合せて形成したアナログ実効
値検出回路やアナログ値をデジタル変換して、上記演算
をデジタルで行うデジタル実効値検出回路もあるが、構
成が複雑で高価となり、一般には平均値検出回路が用い
られている。
上述した平均値検出回路としては、第3図に示すよう
に、交流入力を全波整流する整流回路RECの出力端に、
充放電用抵抗Rdと平滑用コンデンサCsとを直列に挿入
し、上記コンデンサの端子間から入力を平均値で検出し
た出力を送出するよう構成されている。この場合、負荷
の入力波形が常に正弦波であれば問題はないが、上述し
たように負荷がコンデンサインプット形であると検出し
た出力は実効値より小さい出力となり過電流が検出でき
ないという問題がある。したがって、UPSの過電流検出
レベルを正弦波で設定すれば、コンデンサインプット形
負荷においてはかなりの過電流が流れないと過負荷とし
て検出せず、装置を破壊するということになり、上記過
電流検出レベルをコンデンサインプット形負荷で設定す
れば、小電流で過負荷と検出してしまう不都合を生じ
る。
に、交流入力を全波整流する整流回路RECの出力端に、
充放電用抵抗Rdと平滑用コンデンサCsとを直列に挿入
し、上記コンデンサの端子間から入力を平均値で検出し
た出力を送出するよう構成されている。この場合、負荷
の入力波形が常に正弦波であれば問題はないが、上述し
たように負荷がコンデンサインプット形であると検出し
た出力は実効値より小さい出力となり過電流が検出でき
ないという問題がある。したがって、UPSの過電流検出
レベルを正弦波で設定すれば、コンデンサインプット形
負荷においてはかなりの過電流が流れないと過負荷とし
て検出せず、装置を破壊するということになり、上記過
電流検出レベルをコンデンサインプット形負荷で設定す
れば、小電流で過負荷と検出してしまう不都合を生じ
る。
これを電流の実効値と平均値及び波高率の関係において
説明すると、今、電流の実効値をIrms、平均値をIave、
波高値(ピーク値)をIp、波高率をCFとすると、波高率
CFはCF=Ip/Irmsで示され、この波高率CFは、入力電流
波形が矩形波であればCF=1.0、正弦波でCF=1.4、OA負
荷の場合、CF=2.0〜3.0と通常考えられている。そこで
上記OF負荷の電流を第4図に示すように近似してながめ
ると、電流波形の1/2周期をT,パルス幅をtとおけば、
実効値Irms、平均値Iave、波高率CFはそれぞれ、 と示される。したがって、上記Irms,IaveをCFで表らわ
すと、 Irms=Ip/CF Iave=Ip/CF2 と示すことができ、ここでIave/Irmsを考えると、上式
から Iave/Irms=1/CF となる。これをグラフで示せば第5図のようになる。即
ち、平均値検出形では、CF=2.0で実効値の50%、CF=
3.0では実効値の33%にしかならず、このことはCF=3.0
において例えば実効値で10Aの場合でも平均値検出形で
は3.3Aしか流れないように検出することを意味し、的確
な検出ができないという不都合を生ずることになる。
説明すると、今、電流の実効値をIrms、平均値をIave、
波高値(ピーク値)をIp、波高率をCFとすると、波高率
CFはCF=Ip/Irmsで示され、この波高率CFは、入力電流
波形が矩形波であればCF=1.0、正弦波でCF=1.4、OA負
荷の場合、CF=2.0〜3.0と通常考えられている。そこで
上記OF負荷の電流を第4図に示すように近似してながめ
ると、電流波形の1/2周期をT,パルス幅をtとおけば、
実効値Irms、平均値Iave、波高率CFはそれぞれ、 と示される。したがって、上記Irms,IaveをCFで表らわ
すと、 Irms=Ip/CF Iave=Ip/CF2 と示すことができ、ここでIave/Irmsを考えると、上式
から Iave/Irms=1/CF となる。これをグラフで示せば第5図のようになる。即
ち、平均値検出形では、CF=2.0で実効値の50%、CF=
3.0では実効値の33%にしかならず、このことはCF=3.0
において例えば実効値で10Aの場合でも平均値検出形で
は3.3Aしか流れないように検出することを意味し、的確
な検出ができないという不都合を生ずることになる。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、その
目的とするところは、簡単な構成で交流入力を実効値で
検出することができるようにしたものを提供することに
ある。
目的とするところは、簡単な構成で交流入力を実効値で
検出することができるようにしたものを提供することに
ある。
本発明は上記目的を達成するため、交流入力を全波整流
する整流回路の出力端に、充放電用抵抗と平滑用コンデ
ンサを直列に挿入し、上記抵抗の端子間にダイオードと
充電用抵抗を直列に挿入し、上記2つの抵抗の比(充電
用抵抗/充放電用抵抗)を波高率に応じて設定して、交
流入力の実効値を近似した直流出力で上記コンデンサか
ら送出するように構成したものである。
する整流回路の出力端に、充放電用抵抗と平滑用コンデ
ンサを直列に挿入し、上記抵抗の端子間にダイオードと
充電用抵抗を直列に挿入し、上記2つの抵抗の比(充電
用抵抗/充放電用抵抗)を波高率に応じて設定して、交
流入力の実効値を近似した直流出力で上記コンデンサか
ら送出するように構成したものである。
本発明の理解を容易にするために、上述した波効率CFと
Iave/Irms及びIp/Irmsの関係をさらに説明すると、Ip/I
rmsはCFであり、CFが大きくなれば大きくなり、一方Iav
e/IrmsはCFが大きくなると小さくなる。これを図示した
のが第6図で、同図において特性曲線Aは上記Ip/Irms
を、またBは上記Iave/Irmsを示したもので、両特性曲
線A,Bから特性曲線cを得るように構成すれば、波高率C
Fがある範囲で変化しても略一定の値を得ることができ
ることになる。言換えれば、特性曲線Aはピーク値検出
の場合であり、特性曲線Bは平均値検出の場合である。
従って、ピーク値検出と平均値検出の回路を組合せれば
誤差の小さい実効値検出が可能となる。
Iave/Irms及びIp/Irmsの関係をさらに説明すると、Ip/I
rmsはCFであり、CFが大きくなれば大きくなり、一方Iav
e/IrmsはCFが大きくなると小さくなる。これを図示した
のが第6図で、同図において特性曲線Aは上記Ip/Irms
を、またBは上記Iave/Irmsを示したもので、両特性曲
線A,Bから特性曲線cを得るように構成すれば、波高率C
Fがある範囲で変化しても略一定の値を得ることができ
ることになる。言換えれば、特性曲線Aはピーク値検出
の場合であり、特性曲線Bは平均値検出の場合である。
従って、ピーク値検出と平均値検出の回路を組合せれば
誤差の小さい実効値検出が可能となる。
そこで、交流入力を全波整流する整流回路RECの出力端
に、充放電用抵抗Rdと平滑用コンデンサCsを直列に挿入
した平均値検出回路の上記抵抗Rdの端子間にダイオード
と充電用抵抗Rcを直列に挿入して形成し、上記抵抗Rcと
Rdの比Rc/Rdをkとすると、kが小さい場合は上記特性
曲線Aに近付き、kが大となると特性曲線Bに近付く、
即ち、抵抗RcとRdの組合せによって、上記特性曲線Cを
種々選定することができる。したがって、UPS等では出
力電流の波高率の範囲に応じて上記kの値を適宜設定す
ることにより電源装置の出力電流を実効値で的確に検出
することができることになる。
に、充放電用抵抗Rdと平滑用コンデンサCsを直列に挿入
した平均値検出回路の上記抵抗Rdの端子間にダイオード
と充電用抵抗Rcを直列に挿入して形成し、上記抵抗Rcと
Rdの比Rc/Rdをkとすると、kが小さい場合は上記特性
曲線Aに近付き、kが大となると特性曲線Bに近付く、
即ち、抵抗RcとRdの組合せによって、上記特性曲線Cを
種々選定することができる。したがって、UPS等では出
力電流の波高率の範囲に応じて上記kの値を適宜設定す
ることにより電源装置の出力電流を実効値で的確に検出
することができることになる。
以下、本発明の実施例をUPSに適用した第1図によって
説明する。1は交流電源、2は上記交流電源1に接続さ
れた充電器(図示せず)と、これにより充電されるバッ
テリを備えた直流電源、3は上記交流電源1と直流電源
2から接続されて負荷4に交流電力を供給するインバー
タ回路である。これは交流電源1に接続されて直流に変
換して出力する直流変換器と、これに接続されてトラン
ジスタ等のスイッチング素子をブリッジ状に結線したイ
ンバータと、出力の高周波(スイッチング周波数)をカ
ットして良好な正弦波交流を出力するフィルタとを備
え、上記直流変換器の出力端に、直流電源2の出力端を
常時開路し、交流電源1が停電したとき閉路する切換ス
イッチを介して接続して、上記インバータの複数のスイ
ッチング素子を、後述のPWM制御回路9のパルス幅変調
信号(以下PWM信号という)により順次オンオフ制御し
フィルタを通して、直流入力を商用正弦波の交流出力に
変換して送出するようになっている。5は、上記インバ
ータ回路3の出力回路に挿入した変流器CTとこれの2次
側端子間に挿入した抵抗R1とを備え、上記抵抗R1の一端
を回路接地し、上記出力回路に流れる電流に比例した電
流を抵抗R1から電圧として出力するようにした電流検出
回路である。6は、上記電流検出回路5から接続され
て、インバータ回路3の出力電流を実効値で検出して出
力する実効値検出回路である。これは、上記抵抗R1から
接続されて交流入力を全波整流する整流回路RECの出力
端と回路接地間に、充放電用抵抗Rdと、入力の脈流を十
分に平滑する平滑用コンデンサCsを直列に挿入し、上記
抵抗Rdの端子間に、ダイオードD1と充電用抵抗Rcとを直
列に挿入し、上記抵抗RdとコンデンサCsの接続点に、反
転入力端子を出力端に接続して、高入力インピーダンス
バッファに形成した演算増幅器A1の非反転入力端子を接
続し、この増幅器A1の出力端から入力電圧の実効値を近
似した直流電圧で出力するようになっている。7は、上
記実効値検出回路6の出力電圧V6と基準電圧設定器8が
出力する基準電圧Vrefとの偏差を出力する差動増幅回路
である。そして、上記基準電圧Vrefは、過電流検出レベ
ルから設定されている。
説明する。1は交流電源、2は上記交流電源1に接続さ
れた充電器(図示せず)と、これにより充電されるバッ
テリを備えた直流電源、3は上記交流電源1と直流電源
2から接続されて負荷4に交流電力を供給するインバー
タ回路である。これは交流電源1に接続されて直流に変
換して出力する直流変換器と、これに接続されてトラン
ジスタ等のスイッチング素子をブリッジ状に結線したイ
ンバータと、出力の高周波(スイッチング周波数)をカ
ットして良好な正弦波交流を出力するフィルタとを備
え、上記直流変換器の出力端に、直流電源2の出力端を
常時開路し、交流電源1が停電したとき閉路する切換ス
イッチを介して接続して、上記インバータの複数のスイ
ッチング素子を、後述のPWM制御回路9のパルス幅変調
信号(以下PWM信号という)により順次オンオフ制御し
フィルタを通して、直流入力を商用正弦波の交流出力に
変換して送出するようになっている。5は、上記インバ
ータ回路3の出力回路に挿入した変流器CTとこれの2次
側端子間に挿入した抵抗R1とを備え、上記抵抗R1の一端
を回路接地し、上記出力回路に流れる電流に比例した電
流を抵抗R1から電圧として出力するようにした電流検出
回路である。6は、上記電流検出回路5から接続され
て、インバータ回路3の出力電流を実効値で検出して出
力する実効値検出回路である。これは、上記抵抗R1から
接続されて交流入力を全波整流する整流回路RECの出力
端と回路接地間に、充放電用抵抗Rdと、入力の脈流を十
分に平滑する平滑用コンデンサCsを直列に挿入し、上記
抵抗Rdの端子間に、ダイオードD1と充電用抵抗Rcとを直
列に挿入し、上記抵抗RdとコンデンサCsの接続点に、反
転入力端子を出力端に接続して、高入力インピーダンス
バッファに形成した演算増幅器A1の非反転入力端子を接
続し、この増幅器A1の出力端から入力電圧の実効値を近
似した直流電圧で出力するようになっている。7は、上
記実効値検出回路6の出力電圧V6と基準電圧設定器8が
出力する基準電圧Vrefとの偏差を出力する差動増幅回路
である。そして、上記基準電圧Vrefは、過電流検出レベ
ルから設定されている。
9は、上記インバータの各スイッチング素子にPWM信号
を送出するPWM制御回路である。これは一定の周波数で
三角波信号を発生する三角波信号発生器と、正弦波信号
を発生する正弦波信号発生器と、この正弦波信号発生器
の正弦波信号の振幅を上記差動増幅回路7の出力によっ
て制御する例えば上記基準電圧Vrefと、実効値検出回路
6の出力電圧V6とがVref<V6の関係になったときの差動
増幅回路7の出力に応じて、正弦波信号の振幅が小さく
なるよう制御する出力リミッタと、上記三角波、正弦波
両信号発生器の出力を比較してパルス幅を変調した出力
信号(PWM信号)を送出する比較器と、これの出力と分
配器の出力とによりPWM信号を送出するドライバーとか
らなっている。
を送出するPWM制御回路である。これは一定の周波数で
三角波信号を発生する三角波信号発生器と、正弦波信号
を発生する正弦波信号発生器と、この正弦波信号発生器
の正弦波信号の振幅を上記差動増幅回路7の出力によっ
て制御する例えば上記基準電圧Vrefと、実効値検出回路
6の出力電圧V6とがVref<V6の関係になったときの差動
増幅回路7の出力に応じて、正弦波信号の振幅が小さく
なるよう制御する出力リミッタと、上記三角波、正弦波
両信号発生器の出力を比較してパルス幅を変調した出力
信号(PWM信号)を送出する比較器と、これの出力と分
配器の出力とによりPWM信号を送出するドライバーとか
らなっている。
次に、その動作について説明する。交流電源1をうけた
インバータ回路3がPWM制御回路9のPWM信号により、イ
ンバータのスイッチング素子が順次オンオフ制御され
て、負荷4に交流電力が供給される。この負荷4に対す
る出力電流は電流検出回路5を介して実効値検出回路6
により検出される。即ち、電流検出回路5の抵抗R1に流
れる上記出力電流に比例した電流を電圧としてうけた実
効値検出回路6は、入力電圧を全波整流する整流回路RE
Cの出力電圧によってコンデンサCsが充放電し、このコ
ンデンサCsの端子間電圧が増幅器A1を介して、該回路6
の出力電圧V6として送出される。そして、整流回路REC
の出力電圧がコンデンサCsの充電電圧より高いときは、
ダイオードD1が導通して抵抗RcRdとコンデンサCsとの
CR時定数で定まる時限で、コンデンサCsが充電され、反
対に整流回路RECの出力電圧がコンデンサCsの充電電圧
より低いときは、ダイオードD1が不導通となり、コンデ
ンサCsは抵抗Rdを通して放電される。従って、充電時定
数と放電時定数が異なることとなり、コンデンサCsはピ
ーク値と平均値との中間の電圧、すなわち実効値に対応
した端子間電圧となる。これをうけた差動増幅回路7
は、基準電圧Vrefと上記出力電圧V6との偏差を出力す
る。これをうけたPWM制御回路9の出力リミッタは、上
記偏差の出力が基準電圧Vrefと出力電圧V6がV6≦Vrefの
関係にあるときの出力であれば、正弦波信号発生器の正
弦波信号の振幅を制御せず、従ってUPSの出力は定格電
圧となり、またV6>Vrefの関係にあるときは正弦波信号
の振幅を小さくするよう、すなわちUPSの出力を定格電
圧よりさげるべく制御する。
インバータ回路3がPWM制御回路9のPWM信号により、イ
ンバータのスイッチング素子が順次オンオフ制御され
て、負荷4に交流電力が供給される。この負荷4に対す
る出力電流は電流検出回路5を介して実効値検出回路6
により検出される。即ち、電流検出回路5の抵抗R1に流
れる上記出力電流に比例した電流を電圧としてうけた実
効値検出回路6は、入力電圧を全波整流する整流回路RE
Cの出力電圧によってコンデンサCsが充放電し、このコ
ンデンサCsの端子間電圧が増幅器A1を介して、該回路6
の出力電圧V6として送出される。そして、整流回路REC
の出力電圧がコンデンサCsの充電電圧より高いときは、
ダイオードD1が導通して抵抗RcRdとコンデンサCsとの
CR時定数で定まる時限で、コンデンサCsが充電され、反
対に整流回路RECの出力電圧がコンデンサCsの充電電圧
より低いときは、ダイオードD1が不導通となり、コンデ
ンサCsは抵抗Rdを通して放電される。従って、充電時定
数と放電時定数が異なることとなり、コンデンサCsはピ
ーク値と平均値との中間の電圧、すなわち実効値に対応
した端子間電圧となる。これをうけた差動増幅回路7
は、基準電圧Vrefと上記出力電圧V6との偏差を出力す
る。これをうけたPWM制御回路9の出力リミッタは、上
記偏差の出力が基準電圧Vrefと出力電圧V6がV6≦Vrefの
関係にあるときの出力であれば、正弦波信号発生器の正
弦波信号の振幅を制御せず、従ってUPSの出力は定格電
圧となり、またV6>Vrefの関係にあるときは正弦波信号
の振幅を小さくするよう、すなわちUPSの出力を定格電
圧よりさげるべく制御する。
そして、正弦波信号発生器の正弦波信号と三角波信号発
生器の三角波信号とを比較してPWM信号が作成され、こ
のPWM信号によりインバータ回路3の出力が制御され
る。このようにして形成されたUPSの出力電圧電流特性
は第2図に示すように垂下特性となり、出力リミッタの
機能により出力電流は定格リミッタ電流I0で保護され
る。もし、上記実効値検出回路6に代わって、平均値検
出回路で形成した場合、正弦波I0で設定してもCFが大き
い場合、第2図のI0′で示すようにリミッタレベルが大
きくなって、インバータの素子を破壊させることにな
る。
生器の三角波信号とを比較してPWM信号が作成され、こ
のPWM信号によりインバータ回路3の出力が制御され
る。このようにして形成されたUPSの出力電圧電流特性
は第2図に示すように垂下特性となり、出力リミッタの
機能により出力電流は定格リミッタ電流I0で保護され
る。もし、上記実効値検出回路6に代わって、平均値検
出回路で形成した場合、正弦波I0で設定してもCFが大き
い場合、第2図のI0′で示すようにリミッタレベルが大
きくなって、インバータの素子を破壊させることにな
る。
上記動作において、入力の実効値を1として実効値検出
回路6の出力をIxとすると、上述した関係式から、 となる。
回路6の出力をIxとすると、上述した関係式から、 となる。
但し、上記コンデンサCsは入力の脈流を十分平滑できる
値に選定しておく。
値に選定しておく。
そして、今、波高率CF=1.4〜2.5の範囲で誤差が最小と
なるよう選定したk値が、例えば0.28とすると、第6図
の特性曲線Cのように示され、この場合の本発明による
実効値検出と従来の平均値検出の誤差を比較すると、 (A)本発明による実効値検出の場合 Ixmax=1.207,Ixmin=1.156 (B)これに対し、平均値検出の場合 Ixmax=0.714,Ixmin=0.400 したがって誤差は、 即ち、出力Ixは波高率が1.4〜2.5の範囲で入力の実効値
に対して本発明による実効値検出によれば、誤差は±2
%であるのに比し、従来の平均値検出では±28%の誤差
が生ずることになり、検出精度を平均値検出形に対して
著しく向上することができる。
なるよう選定したk値が、例えば0.28とすると、第6図
の特性曲線Cのように示され、この場合の本発明による
実効値検出と従来の平均値検出の誤差を比較すると、 (A)本発明による実効値検出の場合 Ixmax=1.207,Ixmin=1.156 (B)これに対し、平均値検出の場合 Ixmax=0.714,Ixmin=0.400 したがって誤差は、 即ち、出力Ixは波高率が1.4〜2.5の範囲で入力の実効値
に対して本発明による実効値検出によれば、誤差は±2
%であるのに比し、従来の平均値検出では±28%の誤差
が生ずることになり、検出精度を平均値検出形に対して
著しく向上することができる。
上記試算例では、k=0.28の場合を示したが、波高率CF
の範囲に応じてk=0.1〜1.0の範囲で上記IxmaxとIxmin
の差が小さくなるよう最適値に設定することによって、
上記試算例同様、従来に比し、極めて小さい誤差で検出
することができることは勿論である。
の範囲に応じてk=0.1〜1.0の範囲で上記IxmaxとIxmin
の差が小さくなるよう最適値に設定することによって、
上記試算例同様、従来に比し、極めて小さい誤差で検出
することができることは勿論である。
尚、上記実施例において、実効値検出回路6の出力部に
は高入力インピーダンスバッファに形成した演算増幅器
A1を設けるよう説明したが、平滑用コンデンサCsが大き
く、かつ抵抗Rc,Rdが小さい場合はこれを省略すること
ができる。
は高入力インピーダンスバッファに形成した演算増幅器
A1を設けるよう説明したが、平滑用コンデンサCsが大き
く、かつ抵抗Rc,Rdが小さい場合はこれを省略すること
ができる。
上述したように、本発明によれば、交流入力を全波整流
する整流回路の出力端に、充放電用抵抗と平滑用コンデ
ンサを直列に挿入し、上記充放電用抵抗の端子間に、ダ
イオードと充電用抵抗を直列に挿入して、交流入力の実
効値を検出するようにしてあるので、極めて簡単な回路
で、かつ極めて小形、安価に構成することができる。し
かも、波高率に応じて、上記充電用抵抗と充放電用抵抗
の比とを設定するようにしてあるので、交流入力の実効
値の検出精度を著しく向上させることができる。又、本
発明をUPS等の電源装置のコンデンサインプット形整流
回路を負荷としたものの出力電流検出回路に用いて過負
荷検出とした場合は、電源装置側の半導体デバイスの保
護を的確に行うことができる。さらに交流入力の実効値
を精度を高めて検出できるので、実効値メータにも応用
でき、サイリスタによる位相制御回路の電流検出回路に
用いれば、実効値電流制御を高精度で行うことができる
等、適用範囲を拡大して著しい効果を有するものであ
る。
する整流回路の出力端に、充放電用抵抗と平滑用コンデ
ンサを直列に挿入し、上記充放電用抵抗の端子間に、ダ
イオードと充電用抵抗を直列に挿入して、交流入力の実
効値を検出するようにしてあるので、極めて簡単な回路
で、かつ極めて小形、安価に構成することができる。し
かも、波高率に応じて、上記充電用抵抗と充放電用抵抗
の比とを設定するようにしてあるので、交流入力の実効
値の検出精度を著しく向上させることができる。又、本
発明をUPS等の電源装置のコンデンサインプット形整流
回路を負荷としたものの出力電流検出回路に用いて過負
荷検出とした場合は、電源装置側の半導体デバイスの保
護を的確に行うことができる。さらに交流入力の実効値
を精度を高めて検出できるので、実効値メータにも応用
でき、サイリスタによる位相制御回路の電流検出回路に
用いれば、実効値電流制御を高精度で行うことができる
等、適用範囲を拡大して著しい効果を有するものであ
る。
第1図は本発明をUPSに適用した実施例を示すブロック
図、第2図は第1図の出力特性図、第3図は従来の平均
値検出回路を示すブロック図、第4図は波形説明図、第
5図は実効値に対する平均値の比と波高率の関係を示す
特性図、第6図は本発明の出力を入力の実効値に対する
出力の比と波高率の関係で示す特性図。 3:インバータ回路、6:実効値検出回路 REC:整流回路、Rd:充放電用抵抗 Rc:充電用抵抗、Cs:平滑用コンデンサ
図、第2図は第1図の出力特性図、第3図は従来の平均
値検出回路を示すブロック図、第4図は波形説明図、第
5図は実効値に対する平均値の比と波高率の関係を示す
特性図、第6図は本発明の出力を入力の実効値に対する
出力の比と波高率の関係で示す特性図。 3:インバータ回路、6:実効値検出回路 REC:整流回路、Rd:充放電用抵抗 Rc:充電用抵抗、Cs:平滑用コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】交流入力を全波整流する整流回路の出力端
に、充放電用抵抗と平滑用コンデンサとを直列に挿入
し、充放電用抵抗の端子間にダイオードと充電用抵抗を
直列に挿入し、波高率に応じて上記充電用抵抗と充放電
用抵抗の比とを設定して、上記平滑用コンデンサから交
流入力の実効値を近似した直流出力で送出するようにし
たことを特徴とする実効値検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62075580A JPH0786784B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 実効値検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62075580A JPH0786784B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 実効値検出回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63240608A JPS63240608A (ja) | 1988-10-06 |
| JPH0786784B2 true JPH0786784B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=13580271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62075580A Expired - Fee Related JPH0786784B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 実効値検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786784B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10886859B2 (en) | 2016-04-13 | 2021-01-05 | Rohm Co., Ltd. | Alternating-current power supply device with windings wound in different directions |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS627567A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | Sony Corp | サ−マルヘツド |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP62075580A patent/JPH0786784B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10886859B2 (en) | 2016-04-13 | 2021-01-05 | Rohm Co., Ltd. | Alternating-current power supply device with windings wound in different directions |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63240608A (ja) | 1988-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |