JPH0787148B2 - 磁性体搬送用マグネット - Google Patents
磁性体搬送用マグネットInfo
- Publication number
- JPH0787148B2 JPH0787148B2 JP12581391A JP12581391A JPH0787148B2 JP H0787148 B2 JPH0787148 B2 JP H0787148B2 JP 12581391 A JP12581391 A JP 12581391A JP 12581391 A JP12581391 A JP 12581391A JP H0787148 B2 JPH0787148 B2 JP H0787148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- magnetic material
- belt
- magnetic
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tyre Moulding (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたとえばタイヤのスチー
ルベルトを裁断位置から成型位置まで搬送する作業に使
用される磁性体搬送用マグネットに関するものである。
ルベルトを裁断位置から成型位置まで搬送する作業に使
用される磁性体搬送用マグネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁性体搬送用マグネットには、鉄
心にコイルを巻き付けた一般的な電磁石が用いられてい
る。
心にコイルを巻き付けた一般的な電磁石が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
電磁石によると、図4に示すような固有の磁気ヒステリ
シスにより、電源をオフにしても残留磁気によって吸着
力が残るため、搬送後の磁性体からの分離時に問題が生
じていた。
電磁石によると、図4に示すような固有の磁気ヒステリ
シスにより、電源をオフにしても残留磁気によって吸着
力が残るため、搬送後の磁性体からの分離時に問題が生
じていた。
【0004】一例として、タイヤのスチールベルトを裁
断位置からタイヤ成型位置まで搬送する場合について説
明する。
断位置からタイヤ成型位置まで搬送する場合について説
明する。
【0005】スチールベルトは、タイヤ成型工程におい
て円筒形の成型ドラム上に運ばれ、周方向に巻き付けら
れる。
て円筒形の成型ドラム上に運ばれ、周方向に巻き付けら
れる。
【0006】この場合、電磁石は、ベルトの先端を成型
ドラム上の所定の位置にセットする必要から、ベルト先
端部を吸着し、ドラムに向けて引っ張り移動させる。
ドラム上の所定の位置にセットする必要から、ベルト先
端部を吸着し、ドラムに向けて引っ張り移動させる。
【0007】ところが、ベルトを搬送した後、電磁石を
分離させる際に、残留磁力によりベルト先端側が電磁石
に引きずられて動き、タイヤ赤道に対して傾いたり幅方
向にずれたりする場合があった。
分離させる際に、残留磁力によりベルト先端側が電磁石
に引きずられて動き、タイヤ赤道に対して傾いたり幅方
向にずれたりする場合があった。
【0008】このベルトの位置ずれが起こると、ベルト
の搬送、カーカス上への位置決めおよび巻付け作業が自
動運転で行なわれる場合に、ベルトの張付け不良が生
じ、タイヤのユニフォーミティに悪影響を及ぼすことと
なっていた。
の搬送、カーカス上への位置決めおよび巻付け作業が自
動運転で行なわれる場合に、ベルトの張付け不良が生
じ、タイヤのユニフォーミティに悪影響を及ぼすことと
なっていた。
【0009】そこで本発明は、上記のような残留磁気に
よる被搬送物(磁性体)の位置ずれを防止することがで
きる磁性体搬送用マグネットを提供するものである。
よる被搬送物(磁性体)の位置ずれを防止することがで
きる磁性体搬送用マグネットを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、被搬送物とし
ての磁性体に対する吸着面を備えた吸着箱内に、磁性流
体と、この磁性流体を磁化させるコイルとが設けられて
なるものである。
ての磁性体に対する吸着面を備えた吸着箱内に、磁性流
体と、この磁性流体を磁化させるコイルとが設けられて
なるものである。
【0011】
【作用】磁性流体(コロイドサイズのマグネタイト等の
強磁性粉末を安定に分散させた懸濁液)は、よく知られ
ているように一般の電磁石のような磁気ヒステリシス
(図4)を示さず、図3に示すように、磁化力がなくな
ると同時に磁束が零になる特性を有する。
強磁性粉末を安定に分散させた懸濁液)は、よく知られ
ているように一般の電磁石のような磁気ヒステリシス
(図4)を示さず、図3に示すように、磁化力がなくな
ると同時に磁束が零になる特性を有する。
【0012】このため、磁性流体を用いたこのマグネッ
トによると、磁性体搬送後、コイルへの通電を遮断する
と同時に磁性体から確実に分離させることができる。こ
のため、この分離時に磁性体が位置ずれするおそれがな
くなる。
トによると、磁性体搬送後、コイルへの通電を遮断する
と同時に磁性体から確実に分離させることができる。こ
のため、この分離時に磁性体が位置ずれするおそれがな
くなる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図によって説明する。
【0014】この実施例では、ゴム被覆されたタイヤ用
スチールベルト(以下、単にベルトという)を裁断位置
からタイヤ成型位置まで搬送するためのマグネットを例
にとっている。
スチールベルト(以下、単にベルトという)を裁断位置
からタイヤ成型位置まで搬送するためのマグネットを例
にとっている。
【0015】このマグネットは、図1に示すように、吸
着箱1内に、磁性流体2と、この磁性流体2を磁化させ
るコイル3とが収容されて構成されている。
着箱1内に、磁性流体2と、この磁性流体2を磁化させ
るコイル3とが収容されて構成されている。
【0016】吸着箱1は、扁平な直方体状に形成され、
その下面1aがベルトに対する吸着面となっている。
その下面1aがベルトに対する吸着面となっている。
【0017】コイル3は、吸着箱1内の四隅に設けられ
たコイル支柱4…に巻付けられ、導線5を通じて外部電
源からこのコイル3に通電される。
たコイル支柱4…に巻付けられ、導線5を通じて外部電
源からこのコイル3に通電される。
【0018】このコイル3が通電されることにより、磁
性流体2(正確には溶媒中の強磁性粉末)が磁化されて
磁石作用を発揮する。
性流体2(正確には溶媒中の強磁性粉末)が磁化されて
磁石作用を発揮する。
【0019】図2に、このマグネットによるベルトBの
搬送状況を示している。
搬送状況を示している。
【0020】吸着箱1はマグネット移動装置5に取付け
られ、同装置5によってベルト裁断位置と成型ドラム6
によるタイヤ成型位置との間で水平移動可能、かつ、昇
降可能となっている。図2中、7はマグネット移動装置
5の水平移動用レール、8…はベルトBを移動案内する
ガイドローラ、9は同ガイド部材である。
られ、同装置5によってベルト裁断位置と成型ドラム6
によるタイヤ成型位置との間で水平移動可能、かつ、昇
降可能となっている。図2中、7はマグネット移動装置
5の水平移動用レール、8…はベルトBを移動案内する
ガイドローラ、9は同ガイド部材である。
【0021】このマグネットは、図2仮想線で示すよう
に裁断されたベルトBの先端部を吸着した状態で同ベル
トBを成型ドラム6に向けて引っ張り移動させる。そし
て、この搬送されてきたベルトBが図2実線で示すよう
に成型ドラム6上の所定位置にセットされ、巻付けられ
る。
に裁断されたベルトBの先端部を吸着した状態で同ベル
トBを成型ドラム6に向けて引っ張り移動させる。そし
て、この搬送されてきたベルトBが図2実線で示すよう
に成型ドラム6上の所定位置にセットされ、巻付けられ
る。
【0022】この場合、ベルト搬送後、コイル3への通
電を遮断すると、図3に示すヒステリシス特性によって
磁性流体2の磁束が直ちに零となる(残留磁気がない)
ため、マグネットをベルトBから確実に分離させること
ができる。すなわち、従来の一般的な電磁石を用いた場
合のように、残留磁力によってベルトがマグネットから
うまく分離せず、マグネットに引きずられて動いてしま
うといったおそれがなくなる。
電を遮断すると、図3に示すヒステリシス特性によって
磁性流体2の磁束が直ちに零となる(残留磁気がない)
ため、マグネットをベルトBから確実に分離させること
ができる。すなわち、従来の一般的な電磁石を用いた場
合のように、残留磁力によってベルトがマグネットから
うまく分離せず、マグネットに引きずられて動いてしま
うといったおそれがなくなる。
【0023】ところで、この磁性体搬送用マグネット
は、上記実施例で挙げたスチールベルトBのほか、カー
カス、ビード等の磁性体製の他のタイヤ部品の搬送用と
して使用することができる。また、タイヤ部品に限ら
ず、各種産業分野における磁性体材料または製品の搬送
用としても適用可能である。
は、上記実施例で挙げたスチールベルトBのほか、カー
カス、ビード等の磁性体製の他のタイヤ部品の搬送用と
して使用することができる。また、タイヤ部品に限ら
ず、各種産業分野における磁性体材料または製品の搬送
用としても適用可能である。
【0024】一方、吸着箱1の形状およびサイズは、こ
のような用途に応じて適宜選択することができる。
のような用途に応じて適宜選択することができる。
【0025】
【発明の効果】上記のように本発明の磁性体搬送用マグ
ネットによるときは、磁化力がなくなると同時に磁束が
零になる特性を備えた磁性流体により磁性体を吸着して
搬送する構成としているため、磁性体搬送後、コイルへ
の通電を遮断すると同時に磁性体から確実に分離させる
ことができる。
ネットによるときは、磁化力がなくなると同時に磁束が
零になる特性を備えた磁性流体により磁性体を吸着して
搬送する構成としているため、磁性体搬送後、コイルへ
の通電を遮断すると同時に磁性体から確実に分離させる
ことができる。
【0026】従って、この分離時に磁性体が動いて位置
ずれするおそれがなくなるため、所定の位置への正確な
搬送を行うことができ、たとえばタイヤのスチールベル
トの搬送用として使用した場合に、ベルトの位置ずれに
よってタイヤのユニフォーミティが悪化するといった問
題を解決することができる。
ずれするおそれがなくなるため、所定の位置への正確な
搬送を行うことができ、たとえばタイヤのスチールベル
トの搬送用として使用した場合に、ベルトの位置ずれに
よってタイヤのユニフォーミティが悪化するといった問
題を解決することができる。
【図1】本発明の実施例にかかる磁性体搬送用マグネッ
トの一部切欠き斜視図である。
トの一部切欠き斜視図である。
【図2】同マグネットによるタイヤのスチールベルトの
搬送作用を説明するための図である。
搬送作用を説明するための図である。
【図3】同マグネットに使用された磁性流体のヒステリ
シス曲線図である。
シス曲線図である。
【図4】従来の一般的な電磁石のヒステリシス曲線図で
ある。
ある。
1 吸着箱 1a 吸着箱の下面(吸着面) 2 磁性流体 3 コイル 4 コイル支柱 B 搬送される磁性体としてのタイヤのスチールベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 被搬送物としての磁性体に対する吸着面
を備えた吸着箱内に、磁性流体と、この磁性流体を磁化
させるコイルとが設けられてなることを特徴とする磁性
体搬送用マグネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12581391A JPH0787148B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 磁性体搬送用マグネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12581391A JPH0787148B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 磁性体搬送用マグネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04352303A JPH04352303A (ja) | 1992-12-07 |
| JPH0787148B2 true JPH0787148B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=14919568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12581391A Expired - Lifetime JPH0787148B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 磁性体搬送用マグネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787148B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP12581391A patent/JPH0787148B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04352303A (ja) | 1992-12-07 |
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