JPH0787362A - ゴースト除去回路 - Google Patents
ゴースト除去回路Info
- Publication number
- JPH0787362A JPH0787362A JP5250914A JP25091493A JPH0787362A JP H0787362 A JPH0787362 A JP H0787362A JP 5250914 A JP5250914 A JP 5250914A JP 25091493 A JP25091493 A JP 25091493A JP H0787362 A JPH0787362 A JP H0787362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ghost
- signal
- level
- output
- signal component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 主信号より前のトランスバーサルフィルタ3
のタップ範囲期間において、規定レベル出力部16から
のタップ範囲外に生じる孫ゴーストの最小許容レベルを
得るための規定レベルと、減算器12から出力されるゴ
ースト成分の微分波形Pgとを比較器15で比較し、微
分波形Pgが規定レベルを越えた場合には信号切換スイ
ッチ14をアース側に切換えて変換器13から修正量デ
ータSTを出力させないようにする。また、これらの回
路構成をマイクロコンピュータ8においてソフトウェア
により構成する。 【効果】 上記構成によれば、部品増加等のコストを抑
えながら許容最小レベルを越えるような見苦しい孫ゴー
スト画像の発生を解消できるという効果を有している。
のタップ範囲期間において、規定レベル出力部16から
のタップ範囲外に生じる孫ゴーストの最小許容レベルを
得るための規定レベルと、減算器12から出力されるゴ
ースト成分の微分波形Pgとを比較器15で比較し、微
分波形Pgが規定レベルを越えた場合には信号切換スイ
ッチ14をアース側に切換えて変換器13から修正量デ
ータSTを出力させないようにする。また、これらの回
路構成をマイクロコンピュータ8においてソフトウェア
により構成する。 【効果】 上記構成によれば、部品増加等のコストを抑
えながら許容最小レベルを越えるような見苦しい孫ゴー
スト画像の発生を解消できるという効果を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送信電波の経路差により
テレビジョン受像機等の画面上に発生するゴースト現象
を解消するためのゴースト除去回路に関するものであ
る。
テレビジョン受像機等の画面上に発生するゴースト現象
を解消するためのゴースト除去回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11はテレビジョン受像機の画像に表
れるゴーストの発生原因を概念的に示す説明図である。
この図に示すように、受信アンテナに対しては実線で示
す送信塔から直接届く電波のほかに、破線で示すように
建物(あるいは山等)に反射した後受信アンテナに到達
する電波、更には一点鎖線で示すようにテレビジョン受
像機のアンテナ端子に対して直接届くような電波も存在
する。これらの電波は送信塔からアンテナ端子に至るま
での経路差、つまり時間差を当然有している。したがっ
て、これらの信号が時間差をもってテレビジョン受像機
で受信されると、受信信号には主信号のほかにこれらの
反射波や直接波等の成分が合成されることとなり、結果
として表示画像には主映像の外にこれらの電波の遅延時
間や受信レベルに応じたゴーストが表れることとなる。
そして、受信信号のうち図に示すように、実線による経
路の電波が最も強度を有する主信号であるとすると、破
線で示す電波の経路は主信号の電波の経路よりも長く、
時間的に遅延したゴースト信号成分とされるので後ゴー
ストといい、また、一点鎖線で示す電波の経路は主信号
の電波よりも短い経路を有し、時間的により早いゴース
ト信号成分とされるので前ゴーストという。
れるゴーストの発生原因を概念的に示す説明図である。
この図に示すように、受信アンテナに対しては実線で示
す送信塔から直接届く電波のほかに、破線で示すように
建物(あるいは山等)に反射した後受信アンテナに到達
する電波、更には一点鎖線で示すようにテレビジョン受
像機のアンテナ端子に対して直接届くような電波も存在
する。これらの電波は送信塔からアンテナ端子に至るま
での経路差、つまり時間差を当然有している。したがっ
て、これらの信号が時間差をもってテレビジョン受像機
で受信されると、受信信号には主信号のほかにこれらの
反射波や直接波等の成分が合成されることとなり、結果
として表示画像には主映像の外にこれらの電波の遅延時
間や受信レベルに応じたゴーストが表れることとなる。
そして、受信信号のうち図に示すように、実線による経
路の電波が最も強度を有する主信号であるとすると、破
線で示す電波の経路は主信号の電波の経路よりも長く、
時間的に遅延したゴースト信号成分とされるので後ゴー
ストといい、また、一点鎖線で示す電波の経路は主信号
の電波よりも短い経路を有し、時間的により早いゴース
ト信号成分とされるので前ゴーストという。
【0003】このようにして生じるゴーストをキャンセ
ルするために、送信側で映像信号にゴーストキャンセル
用基準信号(以下GCR(Ghost Cancel Referense)信
号という)を挿入し、受信側でこのGCR信号に基づい
てゴースト信号成分を検出し、この検出データに応じて
トランスバーサルフィルタの特性を可変することにより
受信信号からゴースト信号成分を除去するという方法が
知られている。
ルするために、送信側で映像信号にゴーストキャンセル
用基準信号(以下GCR(Ghost Cancel Referense)信
号という)を挿入し、受信側でこのGCR信号に基づい
てゴースト信号成分を検出し、この検出データに応じて
トランスバーサルフィルタの特性を可変することにより
受信信号からゴースト信号成分を除去するという方法が
知られている。
【0004】図5(a),(b)は上記GCR信号SGCR
を示す波形図であり、これらの図においてHDは水平同
期信号を、BRSTはカラーバースト信号を示している。そ
して、GCR信号SGCRとしては、図5(a)に示すGC
R波形GCR と図5(b)に示すペデスタル波形PDS が一
組として設定されている。この図5(a)に示すGCR
波形GCR は、水平期間の後ろ側に位置するバー波形とさ
れると共に、その幅は44.7μ秒、レベルは70IRE
とされる。また、立上がり特性はsinχ/χのリンギ
ング特性とされている。また、図5(b)に示すペデス
タル波形PDS は、この図に示すように0レベルとされて
いる。
を示す波形図であり、これらの図においてHDは水平同
期信号を、BRSTはカラーバースト信号を示している。そ
して、GCR信号SGCRとしては、図5(a)に示すGC
R波形GCR と図5(b)に示すペデスタル波形PDS が一
組として設定されている。この図5(a)に示すGCR
波形GCR は、水平期間の後ろ側に位置するバー波形とさ
れると共に、その幅は44.7μ秒、レベルは70IRE
とされる。また、立上がり特性はsinχ/χのリンギ
ング特性とされている。また、図5(b)に示すペデス
タル波形PDS は、この図に示すように0レベルとされて
いる。
【0005】そして、上記GCR信号SGCRとしてのGC
R波形GCR およびペデスタル波形PDS は、例えば図6
(a)〜(h)に示すようにして映像信号に挿入されて
いる。つまり、映像信号の8フィールド期間を繰り返し
周期とし、その第1、第3、第6、第8フィールドにお
けるそれぞれの第18Hあるいは第281Hに前記図5
(a)のGCR波形GCR が挿入され、残りの第2、第
4、第5、第7フィールドにおけるそれぞれの第18H
あるいは第280Hに前記図5(b)のペデスタル波形
PDS が挿入される。なお、この場合の各フィールドの第
17Hあるいは第280Hは固定波形であると規定され
ている。
R波形GCR およびペデスタル波形PDS は、例えば図6
(a)〜(h)に示すようにして映像信号に挿入されて
いる。つまり、映像信号の8フィールド期間を繰り返し
周期とし、その第1、第3、第6、第8フィールドにお
けるそれぞれの第18Hあるいは第281Hに前記図5
(a)のGCR波形GCR が挿入され、残りの第2、第
4、第5、第7フィールドにおけるそれぞれの第18H
あるいは第280Hに前記図5(b)のペデスタル波形
PDS が挿入される。なお、この場合の各フィールドの第
17Hあるいは第280Hは固定波形であると規定され
ている。
【0006】次に、図7の波形図はこれらのGCR信号
SGCRに基づくゴースト信号成分の検出原理を概念的に示
しており、例えば図7(a)は第1フィールドにおける
17Hと18Hの波形を示し、この18Hに対してGC
R波形GCR が挿入されているものとし、図7(b)は第
5フィールドにおける17Hと18Hの波形を示し、こ
の18Hに対してペデスタル波形PDS が挿入されている
とする。そして、受信信号にゴースト成分が含まれてい
る場合には、GCR波形GCR は例えば図7(a)に示す
ように、主信号成分に対する時間差やレベルに応じたゴ
ースト成分の波形(BRST(G) はゴースト信号成分におけ
るカラーバースト信号を示す)が合成された波形変化を
示すこととなる。ところで、映像信号においては4フィ
ールド分先の水平同期信号HD及びカラーバースト信号
BRSTは同相とされている。そこで、第1フィールドの1
8HのGCR波形GCR (図7(a))から第5フィール
ドの18Hのペデスタル波形PDS(図7(b))を減算
すれば、互いのフィールドの水平同期信号HDとカラー
バースト信号BRSTが相殺されるために、図7(c)に示
す波形が得られることとなる。そして、例えばこの波形
を微分回路に介すれば、図7(d)に示すような微分パ
ルス波形を得ることができ、例えばこの図の矢印Aに示
す微分パルスは少なくとも主信号成分に対するゴースト
成分のレベル及び時間差を表している。これに基づいて
ゴースト成分を検出することが可能となる。
SGCRに基づくゴースト信号成分の検出原理を概念的に示
しており、例えば図7(a)は第1フィールドにおける
17Hと18Hの波形を示し、この18Hに対してGC
R波形GCR が挿入されているものとし、図7(b)は第
5フィールドにおける17Hと18Hの波形を示し、こ
の18Hに対してペデスタル波形PDS が挿入されている
とする。そして、受信信号にゴースト成分が含まれてい
る場合には、GCR波形GCR は例えば図7(a)に示す
ように、主信号成分に対する時間差やレベルに応じたゴ
ースト成分の波形(BRST(G) はゴースト信号成分におけ
るカラーバースト信号を示す)が合成された波形変化を
示すこととなる。ところで、映像信号においては4フィ
ールド分先の水平同期信号HD及びカラーバースト信号
BRSTは同相とされている。そこで、第1フィールドの1
8HのGCR波形GCR (図7(a))から第5フィール
ドの18Hのペデスタル波形PDS(図7(b))を減算
すれば、互いのフィールドの水平同期信号HDとカラー
バースト信号BRSTが相殺されるために、図7(c)に示
す波形が得られることとなる。そして、例えばこの波形
を微分回路に介すれば、図7(d)に示すような微分パ
ルス波形を得ることができ、例えばこの図の矢印Aに示
す微分パルスは少なくとも主信号成分に対するゴースト
成分のレベル及び時間差を表している。これに基づいて
ゴースト成分を検出することが可能となる。
【0007】そこで、実際のゴースト成分の検出にあた
っては、8フィールド期間において第1と第5、第2と
第6、第3と第7、第4と第8フィールドごとの18H
について上記したような減算を行って4セットのGCR
波形GCR (ゴースト成分を含む)を得て、更にこれらの
平均をとるという演算を行っている。つまり、図5
(a)〜(h)の第1フィールド〜第8フィールドに示
すGCR波形GCR あるいはペデスタル波形PDS をそれぞ
れS1 〜S8 とすると、 (式1) S=1/4{−(S5 −S1 )+(S6 −S2 )−(S7 −S3 )+ (S8 −S4 )}=GCR で示される演算を行うものである。上記演算処理によっ
て得られたGCR波形GCR は、ゴースト成分が含まれて
いれば、例えば図7(c)に示したような主信号成分に
対してゴースト信号成分が合成された波形が得られるこ
ととなり、この後微分回路を介することで同様に図7
(d)に示す微分パルスとされてゴースト信号成分の検
出を行うことができる。
っては、8フィールド期間において第1と第5、第2と
第6、第3と第7、第4と第8フィールドごとの18H
について上記したような減算を行って4セットのGCR
波形GCR (ゴースト成分を含む)を得て、更にこれらの
平均をとるという演算を行っている。つまり、図5
(a)〜(h)の第1フィールド〜第8フィールドに示
すGCR波形GCR あるいはペデスタル波形PDS をそれぞ
れS1 〜S8 とすると、 (式1) S=1/4{−(S5 −S1 )+(S6 −S2 )−(S7 −S3 )+ (S8 −S4 )}=GCR で示される演算を行うものである。上記演算処理によっ
て得られたGCR波形GCR は、ゴースト成分が含まれて
いれば、例えば図7(c)に示したような主信号成分に
対してゴースト信号成分が合成された波形が得られるこ
ととなり、この後微分回路を介することで同様に図7
(d)に示す微分パルスとされてゴースト信号成分の検
出を行うことができる。
【0008】そこで、図4のブロック図を参照して上記
検出方法を適用したゴースト除去回路の一例について説
明する。この図において、1は受信信号について検波を
行い検波信号SYを出力する検波回路であり、2は検波
回路1から供給された検波信号SYについてA/D変換
を行うA/Dコンバータを示す。3はトランスバーサル
フィルタを示し、A/Dコンバータ2にてデジタル信号
化された検波信号SYが入力される。このトランスバー
サルフィルタ3は例えばタップ付遅延線と、各々のタッ
プに任意のタップ利得(荷重)を与えられる係数器と、
全てのタップについての荷重出力の総和を得る加算回路
から構成され、有限のインパルス応答のフィルタ特性を
有する。そして、図のようにトランスバーサルフィルタ
3の出力を後述するマイクロコンピュータ8に供給し、
このマイクロコンピュータ8から出力される修正量デー
タSTに基づいてトランスバーサルフィルタ3の係数を
制御することにより、トランスバーサルフィルタ3では
これに応じた打ち消し信号を生成してゴースト信号成分
を除去していくこととなる。
検出方法を適用したゴースト除去回路の一例について説
明する。この図において、1は受信信号について検波を
行い検波信号SYを出力する検波回路であり、2は検波
回路1から供給された検波信号SYについてA/D変換
を行うA/Dコンバータを示す。3はトランスバーサル
フィルタを示し、A/Dコンバータ2にてデジタル信号
化された検波信号SYが入力される。このトランスバー
サルフィルタ3は例えばタップ付遅延線と、各々のタッ
プに任意のタップ利得(荷重)を与えられる係数器と、
全てのタップについての荷重出力の総和を得る加算回路
から構成され、有限のインパルス応答のフィルタ特性を
有する。そして、図のようにトランスバーサルフィルタ
3の出力を後述するマイクロコンピュータ8に供給し、
このマイクロコンピュータ8から出力される修正量デー
タSTに基づいてトランスバーサルフィルタ3の係数を
制御することにより、トランスバーサルフィルタ3では
これに応じた打ち消し信号を生成してゴースト信号成分
を除去していくこととなる。
【0009】4はトランスバーサルフィルタ3の出力に
ついてD/A変換を行い、ゴースト除去処理を経たアナ
ログの検波信号SYとして出力するD/Aコンバータ、
5はこの検波信号SYを内部又は外部の他の所要回路に
供給するための端子である。
ついてD/A変換を行い、ゴースト除去処理を経たアナ
ログの検波信号SYとして出力するD/Aコンバータ、
5はこの検波信号SYを内部又は外部の他の所要回路に
供給するための端子である。
【0010】6はトランスバーサルフィルタ3から供給
されるデジタル信号から、フィールド期間ごとの18H
あるいは281Hに挿入されているGCR信号SGCR(G
CR波形GCR 、ペデスタル波形PDS )を抽出して出力す
るゲート回路であり、7はゲート回路6から供給されて
くるGCR信号SGCRを1フィールド期間ごとに保持して
マイクロコンピュータ8に出力するバッファメモリを示
す。
されるデジタル信号から、フィールド期間ごとの18H
あるいは281Hに挿入されているGCR信号SGCR(G
CR波形GCR 、ペデスタル波形PDS )を抽出して出力す
るゲート回路であり、7はゲート回路6から供給されて
くるGCR信号SGCRを1フィールド期間ごとに保持して
マイクロコンピュータ8に出力するバッファメモリを示
す。
【0011】図の破線で示す8はマイクロコンピュータ
である。したがって破線内の回路構成は実際にはコンピ
ュータ及びソフトウェアにより実現されるものである
が、ここでは動作手段を示す便宜上ハードウェアにより
示している。このマイクロコンピュータ8においてはバ
ッファメモリ6から1フィールド期間ごとに入力される
GCR信号SGCRに基づいてゴースト信号成分の検出を行
い、この検出結果に応じてトランスバーサルフィルタ3
の係数を制御する修正量データSTを出力するものであ
る。このマイクロコンピュータ8において9はフィール
ド演算回路を示し、バッファメモリ6からのGCR信号
SGCRについて、図5及び図6及び(数1)により説明し
た8フィールドシーケンスの演算を行って、例えば図7
(c)に示すと同様の波形、つまりGCR波形GCR とゴ
ースト信号成分Sgが合成された信号(GCR+Sg)を
得る。例えば、前述の(式1)に示した演算は、 (式2) S=1/4(S1 −S2 +S3 −S4 −S5 +S6 −S7 +S8 ) と書き換えることが可能であり、実際のフィールド演算
はフィールド順に得られるGCR信号SGCRを上記のよう
に積算してけばよい。
である。したがって破線内の回路構成は実際にはコンピ
ュータ及びソフトウェアにより実現されるものである
が、ここでは動作手段を示す便宜上ハードウェアにより
示している。このマイクロコンピュータ8においてはバ
ッファメモリ6から1フィールド期間ごとに入力される
GCR信号SGCRに基づいてゴースト信号成分の検出を行
い、この検出結果に応じてトランスバーサルフィルタ3
の係数を制御する修正量データSTを出力するものであ
る。このマイクロコンピュータ8において9はフィール
ド演算回路を示し、バッファメモリ6からのGCR信号
SGCRについて、図5及び図6及び(数1)により説明し
た8フィールドシーケンスの演算を行って、例えば図7
(c)に示すと同様の波形、つまりGCR波形GCR とゴ
ースト信号成分Sgが合成された信号(GCR+Sg)を
得る。例えば、前述の(式1)に示した演算は、 (式2) S=1/4(S1 −S2 +S3 −S4 −S5 +S6 −S7 +S8 ) と書き換えることが可能であり、実際のフィールド演算
はフィールド順に得られるGCR信号SGCRを上記のよう
に積算してけばよい。
【0012】10は所定の時定数が設定された微分回路
を示す。フィールド演算回路9から出力されたゴースト
信号成分を含むGCR波形(GCR +Sg)はこの微分回
路9を介することで、微分パルス波形(PGCR+Pg)に
変化される。この微分パルス(PGCR+Pg)は、例えば
図7(d)にて説明したと同様の波形として得られる。
11はリファレンス波形形成回路であり、GCR波形GC
R を微分回路10と同様の時定数により微分して得られ
る微分パルス波形(PGCR)を発生させて出力する。12
は減算器を示し、微分回路10より入力される信号PGCR
+Pgからリファレンス波形形成回路11より入力され
る信号PGCRを減算するものである。したがって出力とし
ては、(PGCR+Pg)−PGCR=Pgが得られる。つま
り、ゴースト信号成分Sgのみを微分して得られるゴー
スト信号成分の微分パルスが出力されることとなる。1
3は変換器であり、減算器12から入力されたゴースト
信号成分の微分パルスPgの信号位相及びレベルに基づ
いてゴースト信号の主信号に対する時間差やレベルに対
応するデータを得、このデータからトランスバーサルフ
ィルタ3のタップ係数をゴーストが除去される修正量S
Tに設定し、この信号STがトランスバーサルフィルタ
3に帰還されることでフィルタの通過特性が制御される
こととなる。そして、上記した動作が繰り返されていく
ことでトランスバーサルフィルタ3の特性は徐々にゴー
スト信号成分Sgを除去するように収束していき、これ
にともない表示される画像に表れているゴーストも消え
ていくこととなる。
を示す。フィールド演算回路9から出力されたゴースト
信号成分を含むGCR波形(GCR +Sg)はこの微分回
路9を介することで、微分パルス波形(PGCR+Pg)に
変化される。この微分パルス(PGCR+Pg)は、例えば
図7(d)にて説明したと同様の波形として得られる。
11はリファレンス波形形成回路であり、GCR波形GC
R を微分回路10と同様の時定数により微分して得られ
る微分パルス波形(PGCR)を発生させて出力する。12
は減算器を示し、微分回路10より入力される信号PGCR
+Pgからリファレンス波形形成回路11より入力され
る信号PGCRを減算するものである。したがって出力とし
ては、(PGCR+Pg)−PGCR=Pgが得られる。つま
り、ゴースト信号成分Sgのみを微分して得られるゴー
スト信号成分の微分パルスが出力されることとなる。1
3は変換器であり、減算器12から入力されたゴースト
信号成分の微分パルスPgの信号位相及びレベルに基づ
いてゴースト信号の主信号に対する時間差やレベルに対
応するデータを得、このデータからトランスバーサルフ
ィルタ3のタップ係数をゴーストが除去される修正量S
Tに設定し、この信号STがトランスバーサルフィルタ
3に帰還されることでフィルタの通過特性が制御される
こととなる。そして、上記した動作が繰り返されていく
ことでトランスバーサルフィルタ3の特性は徐々にゴー
スト信号成分Sgを除去するように収束していき、これ
にともない表示される画像に表れているゴーストも消え
ていくこととなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11にて
説明した前ゴーストの信号成分を上記構成のゴースト除
去回路により除去する際には、トランスバーサルフィル
タ3で生成される打ち消し信号に前ゴーストの信号成分
が残り、孫ゴーストといわれるゴーストが生じる。そこ
で、図8〜図10を参照して孫ゴーストの発生原理につ
いて説明する。ここで、図8はトランスバーサルフィル
タ3へ入力される入力信号Iを概念的に示している。こ
の図のようにパルス状の主信号Mを想定すると、前ゴー
スト信号gP は主信号Mより時間的に早く表れる信号で
あるから、主信号Mより時間的に前に位置する同じくパ
ルス状の信号で示される。
説明した前ゴーストの信号成分を上記構成のゴースト除
去回路により除去する際には、トランスバーサルフィル
タ3で生成される打ち消し信号に前ゴーストの信号成分
が残り、孫ゴーストといわれるゴーストが生じる。そこ
で、図8〜図10を参照して孫ゴーストの発生原理につ
いて説明する。ここで、図8はトランスバーサルフィル
タ3へ入力される入力信号Iを概念的に示している。こ
の図のようにパルス状の主信号Mを想定すると、前ゴー
スト信号gP は主信号Mより時間的に早く表れる信号で
あるから、主信号Mより時間的に前に位置する同じくパ
ルス状の信号で示される。
【0014】ところで、図4に示したトランスバーサル
フィルタ3は、波形等化(ここでいう波形等化とは主信
号に対して時間的に近接したゴースト信号成分の除去を
指す)を行うことから、図9の回路図に概念的に示すよ
うに、例えば入力信号Iがディレイライン21とトラン
スバーサルフィルタ部20に分配して供給された後、そ
れぞれの出力を加算器22で合成して出力信号Oとする
FIR構成としている。この構成によれば、ディレイラ
イン21において入力信号Iにおける主信号成分Mより
時間的に前にあるタップ数分遅延させた遅延信号Dと、
トランスバーサルフィルタ部20で生成された打ち消し
信号Eを加算器22で加算することでゴースト信号成分
が相殺された出力信号Oが得られ、波形等化を行うこと
ができる。なお、打ち消し信号Eは前述の修正量データ
STを示す帰還信号によりトランスバーサルフィルタ部
20のタップ係数が制御されることで生成される。
フィルタ3は、波形等化(ここでいう波形等化とは主信
号に対して時間的に近接したゴースト信号成分の除去を
指す)を行うことから、図9の回路図に概念的に示すよ
うに、例えば入力信号Iがディレイライン21とトラン
スバーサルフィルタ部20に分配して供給された後、そ
れぞれの出力を加算器22で合成して出力信号Oとする
FIR構成としている。この構成によれば、ディレイラ
イン21において入力信号Iにおける主信号成分Mより
時間的に前にあるタップ数分遅延させた遅延信号Dと、
トランスバーサルフィルタ部20で生成された打ち消し
信号Eを加算器22で加算することでゴースト信号成分
が相殺された出力信号Oが得られ、波形等化を行うこと
ができる。なお、打ち消し信号Eは前述の修正量データ
STを示す帰還信号によりトランスバーサルフィルタ部
20のタップ係数が制御されることで生成される。
【0015】そこで、図10を参照して上記構成により
前ゴースト信号gP を除去した場合について説明する。
これらの図において、破線で示す枠はトランスバーサル
フィルタ3のタップ範囲を示している。このタップ範囲
とはタップ係数が影響する信号の時間的な幅を示してお
り、図のように主信号成分Mの前後をカバーするように
して設定されている。ゴースト除去動作開始直後はフィ
ルタのタップ係数が設定されていないので、トランスバ
ーサルフィルタ3の出力信号O1 としては図10(a)
に示すように、図8の入力信号Iと同一の信号が得られ
る。そこで、この図10(a)の出力信号O1 に基づい
て図3にて説明した動作により修正量データSTを得
て、トランスバーサルフィルタ3ではタップ範囲内にお
いて図10(b)に示すようなタップ係数k1 を求め
る。トランスバーサルフィルタ部20ではこのタップ係
数k1 に基づいて図10(c)に示すような、前ゴース
ト成分g1 と主信号成分M1からなる打ち消し信号E1
が生成される。そして、加算器22にて図10(a)の
出力信号O1 と図10(c)の打ち消し信号E1 が加算
されると、図10(d)に示すように前ゴースト信号g
P が除去された出力信号O2 を得ることができるが、こ
の際出力信号O2 には打ち消し信号E1 の成分である前
ゴースト成分g1 が相殺されずに残ってしまう。これが
孫ゴーストといわれるものであり、この場合には最初に
生じた孫ゴーストなので、ここでは第1の孫ゴーストと
いうことにする。
前ゴースト信号gP を除去した場合について説明する。
これらの図において、破線で示す枠はトランスバーサル
フィルタ3のタップ範囲を示している。このタップ範囲
とはタップ係数が影響する信号の時間的な幅を示してお
り、図のように主信号成分Mの前後をカバーするように
して設定されている。ゴースト除去動作開始直後はフィ
ルタのタップ係数が設定されていないので、トランスバ
ーサルフィルタ3の出力信号O1 としては図10(a)
に示すように、図8の入力信号Iと同一の信号が得られ
る。そこで、この図10(a)の出力信号O1 に基づい
て図3にて説明した動作により修正量データSTを得
て、トランスバーサルフィルタ3ではタップ範囲内にお
いて図10(b)に示すようなタップ係数k1 を求め
る。トランスバーサルフィルタ部20ではこのタップ係
数k1 に基づいて図10(c)に示すような、前ゴース
ト成分g1 と主信号成分M1からなる打ち消し信号E1
が生成される。そして、加算器22にて図10(a)の
出力信号O1 と図10(c)の打ち消し信号E1 が加算
されると、図10(d)に示すように前ゴースト信号g
P が除去された出力信号O2 を得ることができるが、こ
の際出力信号O2 には打ち消し信号E1 の成分である前
ゴースト成分g1 が相殺されずに残ってしまう。これが
孫ゴーストといわれるものであり、この場合には最初に
生じた孫ゴーストなので、ここでは第1の孫ゴーストと
いうことにする。
【0016】この後、図10(d)の出力信号O2 に基
づいて新たな修正量STがマイクロコンピュータ8から
出力されて、トランスバーサルフィルタ3では図10
(e)に示すようにタップ係数k1 に加えタップ係数k
2 が更に求められる。トランスバーサルフィルタ部20
ではこれらのタップ係数k1 ,k2 により、図10
(f)に示す打ち消し信号E1 +E2 を生成する。この
打ち消し信号E1 +E2 は、タップ係数k1 により得ら
れる打ち消し信号E1 (前ゴースト成分g1 、主信号成
分M1 )と、タップ係数k2 により得られる打ち消し信
号E2 (前ゴースト成分g2 、主信号成分M2 )からな
る。そして、この打ち消し信号E2 の成分により、出力
信号O2 にて生じた第1の孫ゴースト(前ゴースト成分
g1 )を除去することで、図10(g)に示す出力信号
O3 得ることができるが、この段階でも打ち消し信号E
2 の成分である前ゴースト成分g2 が出力信号O3 に第
2の孫ゴーストとして表れることとなる。そして、この
第2の孫ゴースト信号成分g2 のようにタップ範囲を越
えて位置すると、これ以上打ち消し信号を生成すること
はできないために、これ以上の孫ゴーストの除去は不可
能となり主信号Mと共に残ることとなる。
づいて新たな修正量STがマイクロコンピュータ8から
出力されて、トランスバーサルフィルタ3では図10
(e)に示すようにタップ係数k1 に加えタップ係数k
2 が更に求められる。トランスバーサルフィルタ部20
ではこれらのタップ係数k1 ,k2 により、図10
(f)に示す打ち消し信号E1 +E2 を生成する。この
打ち消し信号E1 +E2 は、タップ係数k1 により得ら
れる打ち消し信号E1 (前ゴースト成分g1 、主信号成
分M1 )と、タップ係数k2 により得られる打ち消し信
号E2 (前ゴースト成分g2 、主信号成分M2 )からな
る。そして、この打ち消し信号E2 の成分により、出力
信号O2 にて生じた第1の孫ゴースト(前ゴースト成分
g1 )を除去することで、図10(g)に示す出力信号
O3 得ることができるが、この段階でも打ち消し信号E
2 の成分である前ゴースト成分g2 が出力信号O3 に第
2の孫ゴーストとして表れることとなる。そして、この
第2の孫ゴースト信号成分g2 のようにタップ範囲を越
えて位置すると、これ以上打ち消し信号を生成すること
はできないために、これ以上の孫ゴーストの除去は不可
能となり主信号Mと共に残ることとなる。
【0017】このとき、第2の孫ゴースト信号成分g2
のレベルが少なくとも表示画像となった時に知覚不可能
とされるレベル(これを許容最小レベルという)にまで
減衰されていれば実用上問題は無いのであるが、前ゴー
スト信号は強電界地区においてビル等の建造物に設けら
れる共同視聴システムを利用したテレビジョン受像機に
おいて発生する場合が多い。したがって、このようにタ
ップ範囲を越えて存在する孫ゴーストのレベルが許容最
小レベル以上であるような場合には、これが画像となっ
て表れることとなる。加えて、このような孫ゴーストは
重なる除去処理により本来の前ゴーストの位置よりも更
に時間的に前に位置しているので、実際の表示画像では
主映像から離れた位置でゴーストが表示される。このよ
うな理由から孫ゴースト映像は比較的目立つ傾向にあ
り、場合によってはゴースト除去を行わない場合よりも
かえって見苦しい画像となるという問題を有している。
のレベルが少なくとも表示画像となった時に知覚不可能
とされるレベル(これを許容最小レベルという)にまで
減衰されていれば実用上問題は無いのであるが、前ゴー
スト信号は強電界地区においてビル等の建造物に設けら
れる共同視聴システムを利用したテレビジョン受像機に
おいて発生する場合が多い。したがって、このようにタ
ップ範囲を越えて存在する孫ゴーストのレベルが許容最
小レベル以上であるような場合には、これが画像となっ
て表れることとなる。加えて、このような孫ゴーストは
重なる除去処理により本来の前ゴーストの位置よりも更
に時間的に前に位置しているので、実際の表示画像では
主映像から離れた位置でゴーストが表示される。このよ
うな理由から孫ゴースト映像は比較的目立つ傾向にあ
り、場合によってはゴースト除去を行わない場合よりも
かえって見苦しい画像となるという問題を有している。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
問題点を解決するため、有限のタップ範囲を持ちゴース
ト信号成分を除去することのできるトランスバーサルフ
ィルタと、このトランスバーサルフィルタの出力から例
えばGCR信号を抽出して、このGCR信号に基づいて
主信号成分に対するゴースト信号成分を検出する検出部
と、この検出部の検出情報に基づいてトランスバーサル
フィルタの通過特性を可変するためのフィルタ特性可変
データを出力するフィルタ特性可変データ出力部を備え
ているゴースト除去回路において、主信号成分より以前
におけるタップ範囲内において、先ず、ゴースト信号成
分を除去した場合に残留する孫ゴーストの最小許容レベ
ルを得るための規定レベルを主信号成分からの時間的距
離に応じて設定することとした。そして、この規定レベ
ルと前ゴースト信号成分のレベルを比較して、規定レベ
ルよりも前ゴースト信号成分のレベルが大きい場合に
は、フィルタ特性可変データ出力部からフィルタ特性可
変データが出力されないよう制御する制御部を設けるこ
ととした。そして、この規定レベルはゴースト信号成分
を所定の時定数により微分して得られる微分パルスのレ
ベルに基づいて設定することとした。また、上記制御部
等の動作はマイクロコンピュータのソフトウェアにより
構成することとした。
問題点を解決するため、有限のタップ範囲を持ちゴース
ト信号成分を除去することのできるトランスバーサルフ
ィルタと、このトランスバーサルフィルタの出力から例
えばGCR信号を抽出して、このGCR信号に基づいて
主信号成分に対するゴースト信号成分を検出する検出部
と、この検出部の検出情報に基づいてトランスバーサル
フィルタの通過特性を可変するためのフィルタ特性可変
データを出力するフィルタ特性可変データ出力部を備え
ているゴースト除去回路において、主信号成分より以前
におけるタップ範囲内において、先ず、ゴースト信号成
分を除去した場合に残留する孫ゴーストの最小許容レベ
ルを得るための規定レベルを主信号成分からの時間的距
離に応じて設定することとした。そして、この規定レベ
ルと前ゴースト信号成分のレベルを比較して、規定レベ
ルよりも前ゴースト信号成分のレベルが大きい場合に
は、フィルタ特性可変データ出力部からフィルタ特性可
変データが出力されないよう制御する制御部を設けるこ
ととした。そして、この規定レベルはゴースト信号成分
を所定の時定数により微分して得られる微分パルスのレ
ベルに基づいて設定することとした。また、上記制御部
等の動作はマイクロコンピュータのソフトウェアにより
構成することとした。
【0019】
【作用】タップ範囲外に生じる孫ゴーストの最小許容レ
ベルを得るための規定レベルをGCR信号から得られた
ゴースト成分を微分パルス化した波形レベルに基づいて
設定し、この規定レベルと前ゴースト信号成分のレベル
を比較して、これが規定レベルを越えた場合にはフィル
タ特性可変データを設定しないようにすることで、トラ
ンスバーサルフィルタにおいてこの前ゴースト信号成分
は除去されずに通過する。従って、この前ゴーストの孫
ゴーストは発生しないこととなる。また、制御部や検出
部やフィルタ特性可変データ出力部等をマイクロコンピ
ュータにより構成すれば、上記動作はソフトウェアによ
り実現可能となる。
ベルを得るための規定レベルをGCR信号から得られた
ゴースト成分を微分パルス化した波形レベルに基づいて
設定し、この規定レベルと前ゴースト信号成分のレベル
を比較して、これが規定レベルを越えた場合にはフィル
タ特性可変データを設定しないようにすることで、トラ
ンスバーサルフィルタにおいてこの前ゴースト信号成分
は除去されずに通過する。従って、この前ゴーストの孫
ゴーストは発生しないこととなる。また、制御部や検出
部やフィルタ特性可変データ出力部等をマイクロコンピ
ュータにより構成すれば、上記動作はソフトウェアによ
り実現可能となる。
【0020】
【実施例】図1は本発明のゴースト除去回路の一実施例
を示すブロック回路図であり、図4と同一部分は同一符
号を付して説明を省略する。この図において14は信号
切換スイッチで、端子t1 〜t3 が設けられている。そ
して、端子t1 には減算器12からのゴースト成分信号
の微分パルスPgが接続され、端子t2 はアースと接続
され、端子t3 は変換器13の入力に対して接続され
る。また、スイッチの切換えは端子t3 が端子t1 ,t
2 に対して択一的に切換えられるようになっており、端
子t3 は後述するANDゲート18の出力がHレベルの
時に端子t2 に、Lレベルの時に端子t1 に切換わるよ
うにされる。従ってこの信号切換スイッチ14におい
て、ANDゲート18の出力がLレベルとされて端子t
3 と端子t1 が接続されている時には、ゴースト成分信
号の微分パルスPgが変換器13に供給されて修正量デ
ータSTを設定する状態とされ、またANDゲート18
の出力がHレベルとされて端子t3 と端子t2 が接続さ
れている場合には変換器13に信号が供給されなくなる
ため修正量データSTは設定されない状態となる。
を示すブロック回路図であり、図4と同一部分は同一符
号を付して説明を省略する。この図において14は信号
切換スイッチで、端子t1 〜t3 が設けられている。そ
して、端子t1 には減算器12からのゴースト成分信号
の微分パルスPgが接続され、端子t2 はアースと接続
され、端子t3 は変換器13の入力に対して接続され
る。また、スイッチの切換えは端子t3 が端子t1 ,t
2 に対して択一的に切換えられるようになっており、端
子t3 は後述するANDゲート18の出力がHレベルの
時に端子t2 に、Lレベルの時に端子t1 に切換わるよ
うにされる。従ってこの信号切換スイッチ14におい
て、ANDゲート18の出力がLレベルとされて端子t
3 と端子t1 が接続されている時には、ゴースト成分信
号の微分パルスPgが変換器13に供給されて修正量デ
ータSTを設定する状態とされ、またANDゲート18
の出力がHレベルとされて端子t3 と端子t2 が接続さ
れている場合には変換器13に信号が供給されなくなる
ため修正量データSTは設定されない状態となる。
【0021】15は比較器であり、減算器12から入力
されるゴースト成分信号の微分パルスPgの絶対値のレ
ベルと、次に説明する規定レベル出力部16から入力さ
れる規定レベルとを比較する。そしてこの場合には、微
分パルスPgのレベルが規定レベルを越えた場合にはH
レベルを、越えない場合はLレベルをANDゲート18
に出力するものとされる。16は規定レベル出力部であ
り、タイマ部17の始動時間から終了時間まで主信号成
分からの時間的距離に応じて変化する規定レベルを出力
する。なお、この規定レベルについては後述する。17
はタイマ部である。このタイマ部17はトランスバーサ
ルフィルタ3の最初のタップ範囲の時点から始動し、主
信号成分が位置する時点で終了するものとされ、例えば
この間規定レベル出力部16及びANDゲート18にH
レベルを出力するものとされる。18はANDゲートを
示し、比較器15及びタイマ部17からの信号が入力さ
れる。
されるゴースト成分信号の微分パルスPgの絶対値のレ
ベルと、次に説明する規定レベル出力部16から入力さ
れる規定レベルとを比較する。そしてこの場合には、微
分パルスPgのレベルが規定レベルを越えた場合にはH
レベルを、越えない場合はLレベルをANDゲート18
に出力するものとされる。16は規定レベル出力部であ
り、タイマ部17の始動時間から終了時間まで主信号成
分からの時間的距離に応じて変化する規定レベルを出力
する。なお、この規定レベルについては後述する。17
はタイマ部である。このタイマ部17はトランスバーサ
ルフィルタ3の最初のタップ範囲の時点から始動し、主
信号成分が位置する時点で終了するものとされ、例えば
この間規定レベル出力部16及びANDゲート18にH
レベルを出力するものとされる。18はANDゲートを
示し、比較器15及びタイマ部17からの信号が入力さ
れる。
【0022】次に、上記のように構成された本実施例の
ゴースト除去回路の動作の概要について、図2の説明図
を参照して説明する。これらの図においては時間軸上に
主信号成分M1 (破線)と、ゴースト成分の微分パルス
により示すゴースト信号成分Pg1 〜Pg4 (実線)が
そのレベルに応じた長さで示されており、この場合に
は、ゴースト信号成分Pg1 〜Pg4 において主信号成
分M1 より時間的前に存在するものが前ゴースト(Pg
1 ,Pg3 ,Pg4 )、後に存在するものが後ゴースト
(Pg2 )とされる。また、破線の枠はタップ範囲を示
している。このタップ範囲は、図10にて説明したよう
にトランスバーサルフィルタ3のタップ係数が影響する
信号の時間的な幅を示しており、主信号成分M1 の前後
をカバーするようにして設定されている。そして、この
タップ範囲内にゴースト信号成分が位置していればタッ
プ係数を荷重してそのゴースト信号の除去を行うことが
可能とされる。また、図2(b),(c)に示すLB は
規定レベル出力部16から出力される規定レベルを示し
ている。この規定レベルは、図のように時間的にはタッ
プ範囲の始まりの時点から主信号成分M1 が実際に位置
するとされる時点までの期間にわたり出力されるもので
あり、レベル的にはOレベルから所定のレベルまで増加
する曲線で示される。そしてこの規定レベルであるが、
例えば図9に示したようにしてタップ範囲内の前ゴース
ト信号成分の除去を行ったとした場合に、タップ範囲外
に発生する除去不能の孫ゴーストが視覚的に感知できな
いとされる程度のレベル(許容最小レベル)を有する元
の前ゴースト信号成分を想定し、このような前ゴースト
信号成分の主信号に対する時間的距離に応じて得られる
レベルに基づいて設定されるものである。更に本実施例
の場合には、この規定レベルについて、微分回路10と
同様の時定数によりゴースト信号成分を微分パルス化し
た際のレベルに対応して設定している。これにより、図
1に示すように減算器12から得られるゴースト信号成
分の微分パルスPgとのレベルの比較をすることが可能
となる。
ゴースト除去回路の動作の概要について、図2の説明図
を参照して説明する。これらの図においては時間軸上に
主信号成分M1 (破線)と、ゴースト成分の微分パルス
により示すゴースト信号成分Pg1 〜Pg4 (実線)が
そのレベルに応じた長さで示されており、この場合に
は、ゴースト信号成分Pg1 〜Pg4 において主信号成
分M1 より時間的前に存在するものが前ゴースト(Pg
1 ,Pg3 ,Pg4 )、後に存在するものが後ゴースト
(Pg2 )とされる。また、破線の枠はタップ範囲を示
している。このタップ範囲は、図10にて説明したよう
にトランスバーサルフィルタ3のタップ係数が影響する
信号の時間的な幅を示しており、主信号成分M1 の前後
をカバーするようにして設定されている。そして、この
タップ範囲内にゴースト信号成分が位置していればタッ
プ係数を荷重してそのゴースト信号の除去を行うことが
可能とされる。また、図2(b),(c)に示すLB は
規定レベル出力部16から出力される規定レベルを示し
ている。この規定レベルは、図のように時間的にはタッ
プ範囲の始まりの時点から主信号成分M1 が実際に位置
するとされる時点までの期間にわたり出力されるもので
あり、レベル的にはOレベルから所定のレベルまで増加
する曲線で示される。そしてこの規定レベルであるが、
例えば図9に示したようにしてタップ範囲内の前ゴース
ト信号成分の除去を行ったとした場合に、タップ範囲外
に発生する除去不能の孫ゴーストが視覚的に感知できな
いとされる程度のレベル(許容最小レベル)を有する元
の前ゴースト信号成分を想定し、このような前ゴースト
信号成分の主信号に対する時間的距離に応じて得られる
レベルに基づいて設定されるものである。更に本実施例
の場合には、この規定レベルについて、微分回路10と
同様の時定数によりゴースト信号成分を微分パルス化し
た際のレベルに対応して設定している。これにより、図
1に示すように減算器12から得られるゴースト信号成
分の微分パルスPgとのレベルの比較をすることが可能
となる。
【0023】そこでゴースト除去回路の動作であるが、
例えば、図2(a)に示すように主信号成分M1 に対し
て、タップ範囲外の前ゴースト信号成分Pg1 あるいは
後ゴースト信号成分Pg2 が存在するような場合には、
後述の動作により信号切換スイッチ14の端子t3 と端
子t1 が接続される。これにより、減算器12で得られ
るゴースト信号成分の微分パルスPgが変換器13に供
給されるので、これに応じたゴースト信号を除去する修
正量データSTが設定されることとなる。従ってつまり
通常のゴースト除去処理が行われる状態とされる。但
し、前ゴースト信号成分Pg1 についてはタップ範囲外
であるから、トランスバーサルフィルタ3における係数
設定はされず除去は行われないこととなる。
例えば、図2(a)に示すように主信号成分M1 に対し
て、タップ範囲外の前ゴースト信号成分Pg1 あるいは
後ゴースト信号成分Pg2 が存在するような場合には、
後述の動作により信号切換スイッチ14の端子t3 と端
子t1 が接続される。これにより、減算器12で得られ
るゴースト信号成分の微分パルスPgが変換器13に供
給されるので、これに応じたゴースト信号を除去する修
正量データSTが設定されることとなる。従ってつまり
通常のゴースト除去処理が行われる状態とされる。但
し、前ゴースト信号成分Pg1 についてはタップ範囲外
であるから、トランスバーサルフィルタ3における係数
設定はされず除去は行われないこととなる。
【0024】また、図2(b)に示すようにタップ範囲
内に前ゴースト信号成分Pg3 が存在し、かつこの前ゴ
ースト信号成分Pg3 のレベルが規定レベルLB よりも
小さいような場合には、図2(a)の場合と同様に信号
切換スイッチ14の端子t3と端子t1 が接続され、通
常のゴースト除去処理が行われる。つまり、前ゴースト
を除去すると前述のようにタップ範囲外に孫ゴーストが
生じるが、この場合のように元の前ゴーストが規定レベ
ルより小さいのであれば、表示される孫ゴーストのレベ
ルは許容最小レベルより下であり、視覚的に無視できる
までに減衰されることとなるので実用上問題とならない
わけである。
内に前ゴースト信号成分Pg3 が存在し、かつこの前ゴ
ースト信号成分Pg3 のレベルが規定レベルLB よりも
小さいような場合には、図2(a)の場合と同様に信号
切換スイッチ14の端子t3と端子t1 が接続され、通
常のゴースト除去処理が行われる。つまり、前ゴースト
を除去すると前述のようにタップ範囲外に孫ゴーストが
生じるが、この場合のように元の前ゴーストが規定レベ
ルより小さいのであれば、表示される孫ゴーストのレベ
ルは許容最小レベルより下であり、視覚的に無視できる
までに減衰されることとなるので実用上問題とならない
わけである。
【0025】そして、図2(c)に示すようにタップ範
囲内に前ゴースト信号成分Pg4 が存在し、かつそのレ
ベルが規定レベルLB を越えるような場合には、信号切
換スイッチ14は端子t3 と端子t2 が接続されること
となる。端子t2 はアースと接続されていることから、
変換器13には0レベルが入力されることとなる。した
がって、このとき修正量データSTは設定されないこと
となり、前ゴースト信号成分Pg4 のゴースト信号は除
去されないでトランスバーサルフィルタ3から主信号と
共に出力されることとなる。つまり、この場合のように
規定レベルLB より大きいレベルの前ゴースト信号を除
去したとすると、タップ範囲外に生じる孫ゴーストは許
容最小レベルより大きいものとなり、表示の際に視覚的
に認識できるに足るレベルを有していることになってし
まう。また、このような孫ゴーストの画像は主画像から
比較的離れた位置に表示されるから目立ちやすい傾向に
ある。そこで、このようにして前ゴースト信号の除去を
行わないようにすれば、このようなゴーストの画像は表
示されなくなる。なお、この場合には元の前ゴースト信
号成分は除去されず表示されることとなるが、このゴー
スト信号成分の画像は通常主画像ときわめて近接して表
示されるから目立ちにくい傾向にある。
囲内に前ゴースト信号成分Pg4 が存在し、かつそのレ
ベルが規定レベルLB を越えるような場合には、信号切
換スイッチ14は端子t3 と端子t2 が接続されること
となる。端子t2 はアースと接続されていることから、
変換器13には0レベルが入力されることとなる。した
がって、このとき修正量データSTは設定されないこと
となり、前ゴースト信号成分Pg4 のゴースト信号は除
去されないでトランスバーサルフィルタ3から主信号と
共に出力されることとなる。つまり、この場合のように
規定レベルLB より大きいレベルの前ゴースト信号を除
去したとすると、タップ範囲外に生じる孫ゴーストは許
容最小レベルより大きいものとなり、表示の際に視覚的
に認識できるに足るレベルを有していることになってし
まう。また、このような孫ゴーストの画像は主画像から
比較的離れた位置に表示されるから目立ちやすい傾向に
ある。そこで、このようにして前ゴースト信号の除去を
行わないようにすれば、このようなゴーストの画像は表
示されなくなる。なお、この場合には元の前ゴースト信
号成分は除去されず表示されることとなるが、このゴー
スト信号成分の画像は通常主画像ときわめて近接して表
示されるから目立ちにくい傾向にある。
【0026】次に、上記動作を実行する際の各機能回路
部の動作について、図3のタイミングチャートを参照し
ながら説明する。ここで、図3(a)はタイマ部17の
出力波形を、図3(b)はゴースト信号成分の微分パル
スPg1 〜Pg4 及び規定レベルLB (破線の曲線)を
共に示し、微分パルスPg1 〜Pg4 は減算器12の出
力であり、規定レベルLB は規定レベル出力部16から
比較器15に出力されるものである。図3(c)は比較
器15の出力を示しており、前述したように入力された
ゴースト信号成分の微分パルスが規定レベルを越えた場
合にHレベルを出力するものとされる。図3(d)はA
NDゲート18の出力を示しており、図1で説明したよ
うに、このANDゲート18には比較器15とタイマ部
17の出力がそれぞれ入力されている。従って、このA
NDゲート18は比較器15とタイマ部17の出力が共
にいHレベルの時にHレベルを出力し、それ以外の場合
にはLレベルを出力することとなる。そして、信号切換
スイッチ14ではANDゲート18からHレベルが出力
された場合には、信号切換スイッチ14はアース側(端
子t2 →t3 )に切換えられ、Lレベルの場合には減算
器12側(端子t2 →t1 )に切換えられるようにされ
ている。また図3(e)は主信号成分Mの位置を示して
いる。
部の動作について、図3のタイミングチャートを参照し
ながら説明する。ここで、図3(a)はタイマ部17の
出力波形を、図3(b)はゴースト信号成分の微分パル
スPg1 〜Pg4 及び規定レベルLB (破線の曲線)を
共に示し、微分パルスPg1 〜Pg4 は減算器12の出
力であり、規定レベルLB は規定レベル出力部16から
比較器15に出力されるものである。図3(c)は比較
器15の出力を示しており、前述したように入力された
ゴースト信号成分の微分パルスが規定レベルを越えた場
合にHレベルを出力するものとされる。図3(d)はA
NDゲート18の出力を示しており、図1で説明したよ
うに、このANDゲート18には比較器15とタイマ部
17の出力がそれぞれ入力されている。従って、このA
NDゲート18は比較器15とタイマ部17の出力が共
にいHレベルの時にHレベルを出力し、それ以外の場合
にはLレベルを出力することとなる。そして、信号切換
スイッチ14ではANDゲート18からHレベルが出力
された場合には、信号切換スイッチ14はアース側(端
子t2 →t3 )に切換えられ、Lレベルの場合には減算
器12側(端子t2 →t1 )に切換えられるようにされ
ている。また図3(e)は主信号成分Mの位置を示して
いる。
【0027】これらの図において、T1 時点はトランス
バーサルフィルタ3のタップ範囲の開始時点を示してい
る。例えば、このT1 時点以前において図3(b)に示
すようにタップ範囲外の前ゴースト成分の微分パルスP
g1 が得られた場合においては、タイマー部17は起動
しておらず図3(a)に示すようにLレベルがANDゲ
ート18に入力される。また、比較器15では、この時
点では規定レベルLBが出力されていない状態にあり、
従って規定レベルは0レベルとされる。これにより、微
分パルスPg1 のレベルと0レベル(規定レベル)を比
較した結果、図3(c)に示すようにHレベルを出力す
ることとなる。この場合、図3(d)に示すANDゲー
ト18の出力はLレベルとなるので、信号切換スイッチ
14は減算器12側と変換器13が接続されて、修正量
データSTの出力動作が可能な状態とされる。しかし、
前ゴースト成分の微分パルスPg1 はタップ範囲外であ
るためにトランスバーサルフィルタ3にて係数設定が行
われず、したがって微分パルスPg1 に対応する前ゴー
スト信号は除去されない。
バーサルフィルタ3のタップ範囲の開始時点を示してい
る。例えば、このT1 時点以前において図3(b)に示
すようにタップ範囲外の前ゴースト成分の微分パルスP
g1 が得られた場合においては、タイマー部17は起動
しておらず図3(a)に示すようにLレベルがANDゲ
ート18に入力される。また、比較器15では、この時
点では規定レベルLBが出力されていない状態にあり、
従って規定レベルは0レベルとされる。これにより、微
分パルスPg1 のレベルと0レベル(規定レベル)を比
較した結果、図3(c)に示すようにHレベルを出力す
ることとなる。この場合、図3(d)に示すANDゲー
ト18の出力はLレベルとなるので、信号切換スイッチ
14は減算器12側と変換器13が接続されて、修正量
データSTの出力動作が可能な状態とされる。しかし、
前ゴースト成分の微分パルスPg1 はタップ範囲外であ
るためにトランスバーサルフィルタ3にて係数設定が行
われず、したがって微分パルスPg1 に対応する前ゴー
スト信号は除去されない。
【0028】そして、T1 時点のタップ範囲の開始時点
とされると、タイマ部17からは図3(a)に示すよう
にHレベルが出力されることとなる。そしてこのHレベ
ルは実際に主信号成分M(図3(e))が位置するT4
時点まで継続して出力される。
とされると、タイマ部17からは図3(a)に示すよう
にHレベルが出力されることとなる。そしてこのHレベ
ルは実際に主信号成分M(図3(e))が位置するT4
時点まで継続して出力される。
【0029】上記T1 時点においては、タイマ部17か
らのHレベル出力に応じて、規定レベル出力部17から
予め設定された曲線特性の規定レベルLB (図3(b)
に破線で示す)が比較器16に出力されることとなる。
そして、このT1 時点から主信号成分Mが位置するまで
のT4 時点までの期間において、例えば図3(b)のT
2 時点に示すように規定レベルLB よりも大きいレベル
の前ゴースト成分の微分パルスPg4 が比較器15に入
力されると、この比較器15からは図3(c)に示すよ
うにHレベルをANDゲート18に出力する。するとこ
の時点で、ANDゲート18には比較器15のHレベル
とタイマ部17のHレベルが入力されるため、このAN
Dゲート18からは図3(d)に示すようにHレベルが
出力される。したがって、このとき信号切換スイッチ1
4はアース側(端子t2 →t3 )に切換えられるため、
変換器13では修正量データSTが設定されず、この微
分パルスPg4 に応じた前ゴースト信号成分はトランス
バーサルフィルタ3で除去されずに通過することとな
る。
らのHレベル出力に応じて、規定レベル出力部17から
予め設定された曲線特性の規定レベルLB (図3(b)
に破線で示す)が比較器16に出力されることとなる。
そして、このT1 時点から主信号成分Mが位置するまで
のT4 時点までの期間において、例えば図3(b)のT
2 時点に示すように規定レベルLB よりも大きいレベル
の前ゴースト成分の微分パルスPg4 が比較器15に入
力されると、この比較器15からは図3(c)に示すよ
うにHレベルをANDゲート18に出力する。するとこ
の時点で、ANDゲート18には比較器15のHレベル
とタイマ部17のHレベルが入力されるため、このAN
Dゲート18からは図3(d)に示すようにHレベルが
出力される。したがって、このとき信号切換スイッチ1
4はアース側(端子t2 →t3 )に切換えられるため、
変換器13では修正量データSTが設定されず、この微
分パルスPg4 に応じた前ゴースト信号成分はトランス
バーサルフィルタ3で除去されずに通過することとな
る。
【0030】また、例えば図3(b)のT3 時点に示す
ように、規定レベルLB よりも小さいレベルの前ゴース
ト成分の微分パルスPg3 が得られたような場合には、
比較器15からはLレベルが出力されている状態(図3
(c))にあるので、ANDゲート18からもLレベル
が出力され、これにより信号切換スイッチ14は減算器
12側(端子t2 →t1 )に切換えられている。従っ
て、変換器13では微分パルスPg3 に基づく修正量デ
ータSTを設定して出力する。トランスバーサルフィル
タ3ではこの修正量データSTによりタップ係数を設定
し、微分パルスPg3 に応じたゴースト信号成分を除去
することとなる。
ように、規定レベルLB よりも小さいレベルの前ゴース
ト成分の微分パルスPg3 が得られたような場合には、
比較器15からはLレベルが出力されている状態(図3
(c))にあるので、ANDゲート18からもLレベル
が出力され、これにより信号切換スイッチ14は減算器
12側(端子t2 →t1 )に切換えられている。従っ
て、変換器13では微分パルスPg3 に基づく修正量デ
ータSTを設定して出力する。トランスバーサルフィル
タ3ではこの修正量データSTによりタップ係数を設定
し、微分パルスPg3 に応じたゴースト信号成分を除去
することとなる。
【0031】このようにして主信号成分M(図3
(e))が位置するT4 時点に至るとタイマ部17はタ
イマ時間を終了させ、Hレベルの出力を停止する(図3
(a))。また、この時点で規定レベルLB の出力も停
止される(図3(b))。この後、例えばT5 時点(タ
ップ範囲内)で後ゴースト信号成分の微分パルスPg2
が得られた場合には、比較器15からはHレベルが出力
されるが、タイマ部17の出力が既にLレベルの状態に
あるので、ANDゲート18からはLレベルの出力が継
続する。従って、信号切換スイッチ14は減算器12側
(端子t2→t1 )に切換えられた状態が継続している
ので、この微分パルスPg2 が変換器13にて修正量S
Tに変換され、トランスバーサルフィルタ3ではタップ
係数を設定して、微分パルスPg2 に応じたゴースト信
号成分の除去を行うこととなる。上述のように各機能回
路部が動作することで、図2にて説明したようにゴース
ト除去処理が実現されることとなる。
(e))が位置するT4 時点に至るとタイマ部17はタ
イマ時間を終了させ、Hレベルの出力を停止する(図3
(a))。また、この時点で規定レベルLB の出力も停
止される(図3(b))。この後、例えばT5 時点(タ
ップ範囲内)で後ゴースト信号成分の微分パルスPg2
が得られた場合には、比較器15からはHレベルが出力
されるが、タイマ部17の出力が既にLレベルの状態に
あるので、ANDゲート18からはLレベルの出力が継
続する。従って、信号切換スイッチ14は減算器12側
(端子t2→t1 )に切換えられた状態が継続している
ので、この微分パルスPg2 が変換器13にて修正量S
Tに変換され、トランスバーサルフィルタ3ではタップ
係数を設定して、微分パルスPg2 に応じたゴースト信
号成分の除去を行うこととなる。上述のように各機能回
路部が動作することで、図2にて説明したようにゴース
ト除去処理が実現されることとなる。
【0032】なお、図1に示した回路構成及びこれに伴
う図3の動作タイミングはあくまでも一例であり、図2
により説明したと同様の動作が実現される限り変更が可
能である。また、GCR信号以外のゴースト検出用信号
が映像信号に挿入されたような場合にも、このゴースト
検出用信号に基づいて本発明の応用は可能とされる。ま
た、本実施例のゴースト除去回路は例えばテレビジョン
受像機等に内蔵されるものとして説明したが、このよう
な機器とは別体のゴースト除去装置として構成されるこ
とも考えられる。更に、マイクロコンピュータ8の内部
の回路構成は前述のように、実際にはソフトウェアによ
る処理動作とされるが、これらをハード部品等により構
成することも可能である。ただし、本実施例のようにマ
イクロコンピュータによって構成すれば、ソフトウェア
により各回路部の動作を実現できるために、電子部品等
の増設は不用となり、コストアップを避けることができ
て有利である。
う図3の動作タイミングはあくまでも一例であり、図2
により説明したと同様の動作が実現される限り変更が可
能である。また、GCR信号以外のゴースト検出用信号
が映像信号に挿入されたような場合にも、このゴースト
検出用信号に基づいて本発明の応用は可能とされる。ま
た、本実施例のゴースト除去回路は例えばテレビジョン
受像機等に内蔵されるものとして説明したが、このよう
な機器とは別体のゴースト除去装置として構成されるこ
とも考えられる。更に、マイクロコンピュータ8の内部
の回路構成は前述のように、実際にはソフトウェアによ
る処理動作とされるが、これらをハード部品等により構
成することも可能である。ただし、本実施例のようにマ
イクロコンピュータによって構成すれば、ソフトウェア
により各回路部の動作を実現できるために、電子部品等
の増設は不用となり、コストアップを避けることができ
て有利である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明のゴースト除
去回路は、タップ範囲外の孫ゴーストの許容最小レベル
を有する元の前ゴースト信号成分レベルの、主信号から
の時間的距離に応じた変化を、GCR信号の微分波形か
ら得られるレベルに基づいて求めた規定レベルとして設
定し、この規定レベルを越える前ゴースト信号成分につ
いては除去処理を行わないようにすることで、許容最小
レベルを越えるような孫ゴーストの発生を防止してい
る。許容最小レベルを越えるような孫ゴースト映像は主
映像からかなり離れた位置に表示されるため目立つ傾向
にあるので、このような見苦しい映像となることを解消
することができるという効果が得られる。また、上記効
果の実現に必要な各種回路部の動作を、実際にはマイク
ロコンピュータのソフト処理により実行することで、コ
スト高を抑制することができるという効果を有してい
る。
去回路は、タップ範囲外の孫ゴーストの許容最小レベル
を有する元の前ゴースト信号成分レベルの、主信号から
の時間的距離に応じた変化を、GCR信号の微分波形か
ら得られるレベルに基づいて求めた規定レベルとして設
定し、この規定レベルを越える前ゴースト信号成分につ
いては除去処理を行わないようにすることで、許容最小
レベルを越えるような孫ゴーストの発生を防止してい
る。許容最小レベルを越えるような孫ゴースト映像は主
映像からかなり離れた位置に表示されるため目立つ傾向
にあるので、このような見苦しい映像となることを解消
することができるという効果が得られる。また、上記効
果の実現に必要な各種回路部の動作を、実際にはマイク
ロコンピュータのソフト処理により実行することで、コ
スト高を抑制することができるという効果を有してい
る。
【図1】本発明の実施例のゴースト除去回路を示すブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
【図2】本実施例のゴースト除去回路の動作の概要を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】本実施例のゴースト除去回路の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】従来例におけるゴースト除去回路を示すブロッ
ク回路図である。
ク回路図である。
【図5】GCR信号を示す波形図である。
【図6】映像信号におけるGCR信号の挿入方法を示す
波形図である。
波形図である。
【図7】ゴースト信号成分検出のためのフィールド演算
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図8】主信号成分と前ゴースト信号成分を含む入力信
号を示す説明図である。
号を示す説明図である。
【図9】トランスバーサルフィルタの構成を概念的に示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図10】孫ゴーストの発生の過程を示す説明図であ
る。
る。
【図11】ゴーストの発生を示す説明である。
3 トランスバーサルフィルタ 8 マイクロコンピュータ 9 フィールド演算回路 10 微分回路 11 リファレンス波形形成回路 12 減算器 13 変換器 14 信号切換スイッチ 15 比較器 16 規定レベル出力部 17 タイマ部 18 ANDゲート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このようにして生じるゴーストをキャンセ
ルするために、送信側で映像信号にゴーストキャンセル
用基準信号(以下GCR(Ghost Cancel Reference)信
号という)を挿入し、受信側でこのGCR信号に基づい
てゴースト信号成分を検出し、この検出データに応じて
トランスバーサルフィルタの特性を可変することにより
受信信号からゴースト信号成分を除去するという方法が
知られている。
ルするために、送信側で映像信号にゴーストキャンセル
用基準信号(以下GCR(Ghost Cancel Reference)信
号という)を挿入し、受信側でこのGCR信号に基づい
てゴースト信号成分を検出し、この検出データに応じて
トランスバーサルフィルタの特性を可変することにより
受信信号からゴースト信号成分を除去するという方法が
知られている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】そして、上記GCR信号SGCRとしてのGC
R波形GCR およびペデスタル波形PDS は、例えば図6
(a)〜(h)に示すようにして映像信号に挿入されて
いる。つまり、映像信号の8フィールド期間を繰り返し
周期とし、その第1、第3、第6、第8フィールドにお
けるそれぞれの第18Hあるいは第281Hに前記図5
(a)のGCR波形GCR が挿入され、残りの第2、第
4、第5、第7フィールドにおけるそれぞれの第18H
あるいは第281Hに前記図5(b)のペデスタル波形
PDS が挿入される。なお、この場合の各フィールドの第
17Hあるいは第280Hは固定波形であると規定され
ている。
R波形GCR およびペデスタル波形PDS は、例えば図6
(a)〜(h)に示すようにして映像信号に挿入されて
いる。つまり、映像信号の8フィールド期間を繰り返し
周期とし、その第1、第3、第6、第8フィールドにお
けるそれぞれの第18Hあるいは第281Hに前記図5
(a)のGCR波形GCR が挿入され、残りの第2、第
4、第5、第7フィールドにおけるそれぞれの第18H
あるいは第281Hに前記図5(b)のペデスタル波形
PDS が挿入される。なお、この場合の各フィールドの第
17Hあるいは第280Hは固定波形であると規定され
ている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】4はトランスバーサルフィルタ3の出力に
ついてD/A変換を行い、ゴースト除去処理を経たアナ
ログの検波信号SYとして出力するD/Aコンバータ、
5はこの検波信号SYを内部又は外部の他の所要回路に
供給するための出力端子である。
ついてD/A変換を行い、ゴースト除去処理を経たアナ
ログの検波信号SYとして出力するD/Aコンバータ、
5はこの検波信号SYを内部又は外部の他の所要回路に
供給するための出力端子である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図の破線で示す8はマイクロコンピュータ
である。したがって破線内の回路構成は実際にはコンピ
ュータ及びソフトウェアにより実現されるものである
が、ここでは動作手段を示す便宜上ハードウェアにより
示している。このマイクロコンピュータ8においてはバ
ッファメモリ7から1フィールド期間ごとに入力される
GCR信号SGCRに基づいてゴースト信号成分の検出を行
い、この検出結果に応じてトランスバーサルフィルタ3
の係数を制御する修正量データSTを出力するものであ
る。このマイクロコンピュータ8において9はフィール
ド演算回路を示し、バッファメモリ7からのGCR信号
SGCRについて、図5及び図6及び(式1)により説明し
た8フィールドシーケンスの演算を行って、例えば図7
(c)に示すと同様の波形、つまりGCR波形GCR とゴ
ースト信号成分Sgが合成された信号(GCR+Sg)を
得る。例えば、前述の(式1)に示した演算は、 (式2) S=1/4(S1 −S2 +S3 −S4 −S5 +S6 −S7 +S8 ) と書き換えることが可能であり、実際のフィールド演算
はフィールド順に得られるGCR信号SGCRを上記のよう
に積算してけばよい。
である。したがって破線内の回路構成は実際にはコンピ
ュータ及びソフトウェアにより実現されるものである
が、ここでは動作手段を示す便宜上ハードウェアにより
示している。このマイクロコンピュータ8においてはバ
ッファメモリ7から1フィールド期間ごとに入力される
GCR信号SGCRに基づいてゴースト信号成分の検出を行
い、この検出結果に応じてトランスバーサルフィルタ3
の係数を制御する修正量データSTを出力するものであ
る。このマイクロコンピュータ8において9はフィール
ド演算回路を示し、バッファメモリ7からのGCR信号
SGCRについて、図5及び図6及び(式1)により説明し
た8フィールドシーケンスの演算を行って、例えば図7
(c)に示すと同様の波形、つまりGCR波形GCR とゴ
ースト信号成分Sgが合成された信号(GCR+Sg)を
得る。例えば、前述の(式1)に示した演算は、 (式2) S=1/4(S1 −S2 +S3 −S4 −S5 +S6 −S7 +S8 ) と書き換えることが可能であり、実際のフィールド演算
はフィールド順に得られるGCR信号SGCRを上記のよう
に積算してけばよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】10は所定の時定数が設定された微分回路
を示す。フィールド演算回路9から出力されたゴースト
信号成分を含むGCR波形(GCR +Sg)はこの微分回
路10を介することで、微分パルス波形(PGCR+Pg)
に変化される。この微分パルス(PGCR+Pg)は、例え
ば図7(d)にて説明したと同様の波形として得られ
る。11はリファレンス波形形成回路であり、GCR波
形GCR を微分回路10と同様の時定数により微分して得
られる微分パルス波形(PGCR)を発生させて出力する。
12は減算器を示し、微分回路10より入力される信号
PGCR+Pgからリファレンス波形形成回路11より入力
される信号PGCRを減算するものである。したがって出力
としては、(PGCR+Pg)−PGCR=Pgが得られる。つ
まり、ゴースト信号成分Sgのみを微分して得られるゴ
ースト信号成分の微分パルスが出力されることとなる。
13は変換器であり、減算器12から入力されたゴース
ト信号成分の微分パルスPgの信号位相及びレベルに基
づいてゴースト信号の主信号に対する時間差やレベルに
対応するデータを得、このデータからトランスバーサル
フィルタ3のタップ係数をゴーストが除去される修正量
STに設定し、この信号STがトランスバーサルフィル
タ3に帰還されることでフィルタの通過特性が制御され
ることとなる。そして、上記した動作が繰り返されてい
くことでトランスバーサルフィルタ3の特性は徐々にゴ
ースト信号成分Sgを除去するように収束していき、こ
れにともない表示される画像に表れているゴーストも消
えていくこととなる。
を示す。フィールド演算回路9から出力されたゴースト
信号成分を含むGCR波形(GCR +Sg)はこの微分回
路10を介することで、微分パルス波形(PGCR+Pg)
に変化される。この微分パルス(PGCR+Pg)は、例え
ば図7(d)にて説明したと同様の波形として得られ
る。11はリファレンス波形形成回路であり、GCR波
形GCR を微分回路10と同様の時定数により微分して得
られる微分パルス波形(PGCR)を発生させて出力する。
12は減算器を示し、微分回路10より入力される信号
PGCR+Pgからリファレンス波形形成回路11より入力
される信号PGCRを減算するものである。したがって出力
としては、(PGCR+Pg)−PGCR=Pgが得られる。つ
まり、ゴースト信号成分Sgのみを微分して得られるゴ
ースト信号成分の微分パルスが出力されることとなる。
13は変換器であり、減算器12から入力されたゴース
ト信号成分の微分パルスPgの信号位相及びレベルに基
づいてゴースト信号の主信号に対する時間差やレベルに
対応するデータを得、このデータからトランスバーサル
フィルタ3のタップ係数をゴーストが除去される修正量
STに設定し、この信号STがトランスバーサルフィル
タ3に帰還されることでフィルタの通過特性が制御され
ることとなる。そして、上記した動作が繰り返されてい
くことでトランスバーサルフィルタ3の特性は徐々にゴ
ースト信号成分Sgを除去するように収束していき、こ
れにともない表示される画像に表れているゴーストも消
えていくこととなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に、上記動作を実行する際の各機能回路
部の動作について、図3のタイミングチャートを参照し
ながら説明する。ここで、図3(a)はタイマ部17の
出力波形を、図3(b)はゴースト信号成分の微分パル
スPg1 〜Pg4 及び規定レベルLB (破線の曲線)を
共に示し、微分パルスPg1 〜Pg4 は減算器12の出
力であり、規定レベルLB は規定レベル出力部16から
比較器15に出力されるものである。図3(c)は比較
器15の出力を示しており、前述したように入力された
ゴースト信号成分の微分パルスが規定レベルを越えた場
合にHレベルを出力するものとされる。図3(d)はA
NDゲート18の出力を示しており、図1で説明したよ
うに、このANDゲート18には比較器15とタイマ部
17の出力がそれぞれ入力されている。従って、このA
NDゲート18は比較器15とタイマ部17の出力が共
にHレベルの時にHレベルを出力し、それ以外の場合に
はLレベルを出力することとなる。そして、信号切換ス
イッチ14ではANDゲート18からHレベルが出力さ
れた場合には、信号切換スイッチ14はアース側(端子
t3 →t2 )に切換えられ、Lレベルの場合には減算器
12側(端子t3 →t1 )に切換えられるようにされて
いる。また図3(e)は主信号成分Mの位置を示してい
る。
部の動作について、図3のタイミングチャートを参照し
ながら説明する。ここで、図3(a)はタイマ部17の
出力波形を、図3(b)はゴースト信号成分の微分パル
スPg1 〜Pg4 及び規定レベルLB (破線の曲線)を
共に示し、微分パルスPg1 〜Pg4 は減算器12の出
力であり、規定レベルLB は規定レベル出力部16から
比較器15に出力されるものである。図3(c)は比較
器15の出力を示しており、前述したように入力された
ゴースト信号成分の微分パルスが規定レベルを越えた場
合にHレベルを出力するものとされる。図3(d)はA
NDゲート18の出力を示しており、図1で説明したよ
うに、このANDゲート18には比較器15とタイマ部
17の出力がそれぞれ入力されている。従って、このA
NDゲート18は比較器15とタイマ部17の出力が共
にHレベルの時にHレベルを出力し、それ以外の場合に
はLレベルを出力することとなる。そして、信号切換ス
イッチ14ではANDゲート18からHレベルが出力さ
れた場合には、信号切換スイッチ14はアース側(端子
t3 →t2 )に切換えられ、Lレベルの場合には減算器
12側(端子t3 →t1 )に切換えられるようにされて
いる。また図3(e)は主信号成分Mの位置を示してい
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上記T1 時点においては、タイマ部17か
らのHレベル出力に応じて、規定レベル出力部17から
予め設定された曲線特性の規定レベルLB (図3(b)
に破線で示す)が比較器16に出力されることとなる。
そして、このT1 時点から主信号成分Mが位置するまで
のT4 時点までの期間において、例えば図3(b)のT
2 時点に示すように規定レベルLB よりも大きいレベル
の前ゴースト成分の微分パルスPg4 が比較器15に入
力されると、この比較器15からは図3(c)に示すよ
うにHレベルをANDゲート18に出力する。するとこ
の時点で、ANDゲート18には比較器15のHレベル
とタイマ部17のHレベルが入力されるため、このAN
Dゲート18からは図3(d)に示すようにHレベルが
出力される。したがって、このとき信号切換スイッチ1
4はアース側(端子t3 →t2 )に切換えられるため、
変換器13では修正量データSTが設定されず、この微
分パルスPg4 に応じた前ゴースト信号成分はトランス
バーサルフィルタ3で除去されずに通過することとな
る。
らのHレベル出力に応じて、規定レベル出力部17から
予め設定された曲線特性の規定レベルLB (図3(b)
に破線で示す)が比較器16に出力されることとなる。
そして、このT1 時点から主信号成分Mが位置するまで
のT4 時点までの期間において、例えば図3(b)のT
2 時点に示すように規定レベルLB よりも大きいレベル
の前ゴースト成分の微分パルスPg4 が比較器15に入
力されると、この比較器15からは図3(c)に示すよ
うにHレベルをANDゲート18に出力する。するとこ
の時点で、ANDゲート18には比較器15のHレベル
とタイマ部17のHレベルが入力されるため、このAN
Dゲート18からは図3(d)に示すようにHレベルが
出力される。したがって、このとき信号切換スイッチ1
4はアース側(端子t3 →t2 )に切換えられるため、
変換器13では修正量データSTが設定されず、この微
分パルスPg4 に応じた前ゴースト信号成分はトランス
バーサルフィルタ3で除去されずに通過することとな
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、例えば図3(b)のT3 時点に示す
ように、規定レベルLB よりも小さいレベルの前ゴース
ト成分の微分パルスPg3 が得られたような場合には、
比較器15からはLレベルが出力されている状態(図3
(c))にあるので、ANDゲート18からもLレベル
が出力され、これにより信号切換スイッチ14は減算器
12側(端子t3 →t1 )に切換えられている。従っ
て、変換器13では微分パルスPg3 に基づく修正量デ
ータSTを設定して出力する。トランスバーサルフィル
タ3ではこの修正量データSTによりタップ係数を設定
し、微分パルスPg3 に応じたゴースト信号成分を除去
することとなる。
ように、規定レベルLB よりも小さいレベルの前ゴース
ト成分の微分パルスPg3 が得られたような場合には、
比較器15からはLレベルが出力されている状態(図3
(c))にあるので、ANDゲート18からもLレベル
が出力され、これにより信号切換スイッチ14は減算器
12側(端子t3 →t1 )に切換えられている。従っ
て、変換器13では微分パルスPg3 に基づく修正量デ
ータSTを設定して出力する。トランスバーサルフィル
タ3ではこの修正量データSTによりタップ係数を設定
し、微分パルスPg3 に応じたゴースト信号成分を除去
することとなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】このようにして主信号成分M(図3
(e))が位置するT4 時点に至るとタイマ部17はタ
イマ時間を終了させ、Hレベルの出力を停止する(図3
(a))。また、この時点で規定レベルLB の出力も停
止される(図3(b))。この後、例えばT5 時点(タ
ップ範囲内)で後ゴースト信号成分の微分パルスPg2
が得られた場合には、比較器15からはHレベルが出力
されるが、タイマ部17の出力が既にLレベルの状態に
あるので、ANDゲート18からはLレベルの出力が継
続する。従って、信号切換スイッチ14は減算器12側
(端子t3 →t1 )に切換えられた状態が継続している
ので、この微分パルスPg2 が変換器13にて修正量S
Tに変換され、トランスバーサルフィルタ3ではタップ
係数を設定して、微分パルスPg2 に応じたゴースト信
号成分の除去を行うこととなる。上述のように各機能回
路部が動作することで、図2にて説明したようにゴース
ト除去処理が実現されることとなる。
(e))が位置するT4 時点に至るとタイマ部17はタ
イマ時間を終了させ、Hレベルの出力を停止する(図3
(a))。また、この時点で規定レベルLB の出力も停
止される(図3(b))。この後、例えばT5 時点(タ
ップ範囲内)で後ゴースト信号成分の微分パルスPg2
が得られた場合には、比較器15からはHレベルが出力
されるが、タイマ部17の出力が既にLレベルの状態に
あるので、ANDゲート18からはLレベルの出力が継
続する。従って、信号切換スイッチ14は減算器12側
(端子t3 →t1 )に切換えられた状態が継続している
ので、この微分パルスPg2 が変換器13にて修正量S
Tに変換され、トランスバーサルフィルタ3ではタップ
係数を設定して、微分パルスPg2 に応じたゴースト信
号成分の除去を行うこととなる。上述のように各機能回
路部が動作することで、図2にて説明したようにゴース
ト除去処理が実現されることとなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
Claims (4)
- 【請求項1】 有限のタップ範囲を有し、入力信号から
ゴースト信号成分を除去することのできるトランスバー
サルフィルタと、 上記トランスバーサルフィルタの出力からゴースト検出
用信号を抽出して、上記ゴースト検出用信号に基づいて
上記ゴースト信号成分を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出情報に基づいて、上記トランスバー
サルフィルタの通過特性を可変するためのフィルタ特性
可変データを設定して出力することのできるフィルタ特
性可変データ出力手段を備えているゴースト除去回路に
おいて、 主信号成分より以前に位置する前ゴースト信号成分を除
去した場合に、上記タップ範囲外に残留する孫ゴースト
の最小許容レベルに基づく規定レベルを上記主信号成分
からの時間的距離に応じて設定し、 上記規定レベルと上記前ゴースト信号成分のレベルを比
較して、上記規定レベルよりも上記前ゴースト信号成分
のレベルが大きい場合には、上記フィルタ特性可変デー
タ出力手段から上記フィルタ特性可変データが出力され
ないよう制御することのできる制御手段を設けたことを
特徴とするゴースト除去回路。 - 【請求項2】 上記ゴースト検出用信号は映像信号の所
定位置に挿入されるGCR信号であることを特徴とする
請求項1に記載のゴースト除去回路。 - 【請求項3】 上記規定レベルは、上記ゴースト信号成
分を所定の時定数により微分して得られる微分パルスの
レベルに基づいて設定されることを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載のゴースト除去回路。 - 【請求項4】 少なくとも上記制御手段はマイクロコン
ピュータのソフトウェアにより構成されることを特徴と
する請求項1又は請求項2又は請求項3に記載のゴース
ト除去回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250914A JPH0787362A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ゴースト除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250914A JPH0787362A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ゴースト除去回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787362A true JPH0787362A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17214902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250914A Withdrawn JPH0787362A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ゴースト除去回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787362A (ja) |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5250914A patent/JPH0787362A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4924315A (en) | Video signal processing system | |
| EP0450720B1 (en) | Ghost cancellation circuit | |
| US5293234A (en) | Ghost cancelling apparatus having transversal filter for generating ghost cancelling signal and method thereof | |
| JPH02290398A (ja) | テレビジョン映像受信信号波形歪み検出方法並びにそれに使用するテレビジョン映像信号送信装置および受信装置 | |
| JP2843690B2 (ja) | 波形等化回路 | |
| JPH0787362A (ja) | ゴースト除去回路 | |
| JP2861282B2 (ja) | 波形歪の検出回路 | |
| JP3371299B2 (ja) | ゴースト除去装置 | |
| JP3371298B2 (ja) | ゴースト除去装置 | |
| JPH0211069A (ja) | ゴースト除去装置 | |
| EP0710419A1 (en) | Ghost signal cancellation system for television signals | |
| JPH04318768A (ja) | 非線形信号処理装置 | |
| JP2768222B2 (ja) | ゴースト除去装置 | |
| KR0129563B1 (ko) | 고스트 제거장치 | |
| JP2822268B2 (ja) | 波形歪みの除去回路 | |
| JPH0380612A (ja) | 不要信号除去装置 | |
| JP3281992B2 (ja) | ノイズ低減回路 | |
| JP2000341557A (ja) | 輪郭補正回路 | |
| Kim et al. | A new ghost cancellation system for Korean GCR | |
| JPS58117780A (ja) | ゴ−スト除去装置 | |
| JP2861273B2 (ja) | 波形歪みの検出回路 | |
| JP2570116B2 (ja) | 送信装置 | |
| JPH04264886A (ja) | ゴースト除去装置 | |
| JP3256966B2 (ja) | テレビジョン信号処理装置 | |
| JPH0294965A (ja) | 輪郭補正方法及びディジタル輪郭補正回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |