JPH0787904B2 - 気流式微粉砕機 - Google Patents

気流式微粉砕機

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JPH0787904B2
JPH0787904B2 JP4059465A JP5946592A JPH0787904B2 JP H0787904 B2 JPH0787904 B2 JP H0787904B2 JP 4059465 A JP4059465 A JP 4059465A JP 5946592 A JP5946592 A JP 5946592A JP H0787904 B2 JPH0787904 B2 JP H0787904B2
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chamber
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gas
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rotary impeller
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徹 森脇
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不二パウダル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は医薬、農薬、食品、化
学製品、合成樹脂、金属材料、または無機物質などの固
形物を10数μmから1μm前後の粒度分布幅の狭い微
粉に粉砕する気流式微粉砕機に関し、さらに詳しくは、
低融点、弱熱性、付着性、または削摩性物質などの粉砕
に適する気流式微粉砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば
(1)特公昭54−13631号公報、(2)特公昭6
2−8215号公報、および(3)特公昭60−184
54号公報に開示されたものが知られている。これらの
公報に開示された装置では、供給される固形物(以下砕
料という)は気体噴流によって粉砕され、粉砕によって
できた粉体は粉砕室上部の分級手段によって選別され
る。所定の粒度以下になった微粉は不図示の輸送集塵手
段によって装置外に取出され、残りの粗粉は再度粉砕室
へ戻されて、繰り返し粉砕される。
【0003】このうち、前記(1),(2)の公報で
は、砕料を何らかの機械式輸送手段によって粉砕室へ送
りこみ、粉砕室の中に貯留された粉体層の中にノズルを
介して気体噴流を吹きこみ、粉体相互間の衝突、摩擦作
用によって粉砕を行う。粉砕された粉砕物は、粉砕作用
と減勢された気流とによって分級ゾーンに運ばれ、ここ
で強制回転型分級ローターによって選別された粗粉は、
前記公報(1)のFig4;8;14に示されるように
砕料の輸送手段へ戻されるか、又は公報(1)のFig
15と公報(2)とに示されるように重力によって直接
に粉体層へ戻される。
【0004】また、前記公報(3)では、砕料ホッパー
の下側において、砕料はインジェクター・ノズルから出
る気体噴流によって吸引された後、加速管内で加速され
て粉砕室に向かう。一方、分級手段にて選別された粗粉
は、対向する別のノズルから出る気体噴流によって吸引
された後、別の加速管内で加速されて、反対側から加速
されて運ばれてきた砕料と粉砕室において衝突する。加
速管内及び粉砕室での衝突によって生じた粉砕物は、な
お余力を有する気流によって分級室へ運ばれ、サイクロ
ンの原理によって微粉のみが機外へ送り出され、粗粉は
気流によって循環され、繰り返し粉砕作用を受ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(A)まず、砕料の供
給に関しては次の課題がある。 前記公報(1),(2)の分級手段では、粉砕室の静圧
は、分級手段である分級ロータのファン作用によって外
界の気圧以上になるので、外界の気圧下にある砕料を粉
砕室内に搬入するためには、公報(1)のFig 5;
Fig 7に示されるようにダブル・ダンパー又はロー
タリー・バルブのような気体遮断装置を付与するか、或
いは公報(2)では説明は省略されているが、装置の後
に集塵装置に続いて吸引ブロアーを連結して、粉砕室内
を常に外界の気圧以下に保つ必要がある。これを怠れ
ば、砕料ホッパーから気体と共に砕料が吹き出される欠
点がある。
【0006】また公報(3)では、インジェクター・ノ
ズルから出る気体噴流によって惹起される負圧によっ
て、砕料ホッパーから砕料が吸引されるため、粉砕室内
部が外界の気圧以上でも問題が起こることはない。しか
し、インジェクター・ノズルに続く加速管内では砕料を
同伴する気体噴流が音速前後の高速で通過するために、
器壁の摩耗粉が砕料中に混入し、砕製物の汚染と部材の
消耗を招く欠点がある。
【0007】(B)次に分級に関しては、下記の課題が
ある。 前記公報(1),(2)では決まった開度のノズルが使
用され、常に圧縮気体源の作動能力(圧と発生風量)を
最大限に利用すると想定すると、分級ローターを通過す
る風量の大きさは変わらず、前記ローターを通過する気
流が粒子をローターの中へ引きこむ力は粒子の大きさだ
けに依存する。従って、分級ローターの回転数を人為的
に変更してローターの周囲の旋回気流速度を調節し、気
流に伴って旋回する粒子に作用する遠心加速度を変える
ことにより、同じ大きさの粒子でも、それに作用する遠
心力を変えることができる。それゆえ、粉砕作用とは独
立に、任意に分級点(砕製物中の最大粒径)を変えるこ
とができる。しかし、作業の終期のように粉砕室内の粉
体層の厚みが薄く、気体噴流の粉砕による減勢が不十分
な場合は、分級点を越える大きな粒子が上昇気流に乗っ
て分級ローターの中に飛びこみ、砕製物中に「トビ」と
稱される大きな粒子が混入する問題が起きる。
【0008】また公報(3)では、決まった開度のノズ
ルを使用して圧縮気体源の作動能力を常に最大限に利用
する前提に立てば、分級室での気流の旋回速度はほとん
ど変わらず、粒子に作用する遠心加速度はほぼ一定とな
るため、固気比(砕料の供給量と風量の比)を変えるこ
とにより、砕製物の平均粒度はある程度変えられるが、
サイクロンの原理により分級点の変更は難しくなる問題
が起きる。
【0009】この発明は、従来の技術が有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、(A)粉砕室内の静圧が外界の気圧を少々越
えることがあっても、気体遮断装置のような特別な付加
物の助けを借りずに、作業中に砕料が砕料の供給装置か
ら吹き出ることがなく、しかも、(B)分級点の調節が
可能であり、「トビ」と称される問題が起きない砕製物
が得られる気流式微粉砕機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明においては、インジェクター・ノズルを介
して粉砕室に供給される砕料を、インジェクター・ノズ
ルとカウンター・ノズルとにより粉砕し、粉砕物中の一
定粒度以下の微粉を粉砕室上部の分級室内の分級手段に
より分級して装置外に取出すとともに、一定粒度以上の
粗粉を循環手段により粉砕室に戻し再度粉砕を繰り返し
て行う気流式微粉砕機において、前記カウンター・ノズ
ルがインジェクター・ノズルの中心線に対し鈍角で交叉
するよう対向して粉砕室に取付けられ、該インジェクタ
ーノズルの中心線上に、中を砕料が運ばれる中空スピン
ドルが第1の芯体として配され、またカウンターノズル
の中心線上にニードルが第2の芯体として配され、第1
の芯体と第2の芯体の各周囲を囲んでそれぞれ筒体状の
管状シートが設けられ、各芯体とそれを囲む管状シート
との間隙にできる環状部分が気体通路とされ、この気体
通路に、断面積が気体の流れにそって一旦縮小したのち
拡大されるノド部を備え、この気体通路の粉砕室外側か
ら粉砕室内側に向けて圧縮気体が流入されてなる気流式
微粉砕機である。
【0011】上記構成において、分級手段は、閉塞され
た端面側を駆動軸に固定するとともに、軸線に平行な多
数の短冊形の羽根を外周面に備えた回転羽根車で、回転
羽根車は大径円筒部と小径円筒部とを有する径違いの円
筒形の外形を有し、小径円筒部の終端に角形リングによ
って開口が形成され、この角形リングの外周に近接して
環状の仕切板が設けられ、回転羽根車が収納される分級
ケースの開口側に微粉取出口を備えた分級ケースカバー
が取付けられ、分級室は回転羽根車を取囲む二重円筒の
ハウジングによって形成され、回転羽根車が駆動軸に取
付けられる閉塞された端面の手前側に、前記の二重円筒
の内筒の延長面を形成する円筒状ハウジングによって気
流予備旋回室が設けられ、粉体の循環手段は、カウンタ
ー・ノズルがインジェクター・ノズルの中心線に対して
鈍角をなすよう交叉され、この交叉点の上側から、分級
手段に形成される気流予備旋回室に向かい、回転羽根車
の軸芯に対して偏向して連結される粉砕物輸送通路と、
分級室の二重円筒間に形成される環状空間部を粉砕室に
取付けられるノズルの一方の先端に近接するよう連結さ
れる粗粉戻し通路とにより形成される気流式微粉砕機を
提供する。
【0012】また、前記構成において、インジェクター
・ノズルとカウンター・ノズルは、それらの芯体を形成
する中空スピンドルまたはニードルの先端部に、粉砕室
側に向かってゆるやかに縮小する円錐面が形成され、こ
れら芯体の円錐面と対向する各管状シートの内面には、
圧縮気体導入側から粉砕室側に向かって縮小する芯体の
円錐角より大きな円錐角を有する第一の円錐面と、芯体
の円錐角より小さな円錐角を有する第二の円錐面または
円筒面とが連続して形成され、これらの管状シートの内
面と各芯体の外面との間隙の中間部に、環状の断面槓が
最小となるノド部が形成されてなる気流式微粉砕機、ま
たはこれらの構成を備えるとともに、中空スピンドルの
反粉砕側の開口部にスクリュー軸を内包する砕料供給装
置を遊合的に内挿してなる気流式微粉砕機を提供する。
【0013】また、前記構成において、先端部に円錐面
が形成された中空スピンドルまたはニードルは、それら
の先端部が係合された各管状シートに対し、螺合その他
の手段により進退可能に取付けられてなる気流式微粉砕
機、またはこれらの構成を備えるとともに、中空スピン
ドルの反粉砕側の開口部にスクリュー軸を内包する砕料
供給装置を遊合的に内挿してなる気流式微粉砕機を提供
する。
【0014】さらにまた、前記構成において、分級ケー
スは、その開口部に取付けられる分級ケース・カバーの
内面に仕切板が設けられ、この仕切板の内周面は、分級
手段としての回転羽根車の小径円筒部の終端を形成する
角形リングの外周面に近接して保持され、仕切板の内周
面と角形リングの外周面との間に、圧縮気体源に接続さ
れる環状の気体溜まりと、この気体溜まりを分級室と微
粉取出口とにそれぞれ連通する一次側隙間と二次側隙間
とが設けられてなる気流式微粉砕機を提供する。
【0015】
【作用】圧縮気体を当該気流式粉砕機に供給し、砕料ホ
ッパーに砕料を投入して装置を運転すると、スクリュー
軸にて運ばれた砕料は、インジェクター・ノズルの先端
部の円錐面外側に形成された環状空間部から出する気
体噴流に包まれて粉砕室の中へ向かい、スクリュー・ケ
ースに設けられた穴から出て来る二次気体とともに吸い
出され、加速される。それによって、粉砕物相互間の衝
突、摩擦作用によって粉砕が行われ、細かくなった粉体
は粉砕により減勢された気流に伴われて、粉砕物輸送通
路を通り、回転羽根車の軸芯に対して偏向した状態で気
流予備旋回室に入り、回転羽根車の回転と同方向に旋回
して、遠心力の差によって粗粒を周壁へ移動させながら
分級室に入る。
【0016】ここでは、回転羽根車が惹き起こす旋回気
流に従って粉体粒子も羽根車の周囲を旋回し、粒子の大
きさに応じた遠心力を受ける。一方、ノズルから吹き出
された気流は装置に後続する吸引ブロアーの助けによ
り、回転羽根車の外周面にわたって一様に内向流を形成
し、これによって粉体粒子は大きさに応じて内向きの搬
送力を受ける。このため、所定の粒度以下の微粉だけが
遠心力に打ち勝って、気流の搬送力により羽根車の中に
とりこまれ、分級ケースカバーの微粉取出口を経て、集
塵装置へ運ばれる。粗粉は仕切板の内周面と羽根車との
間隙から短絡的に微粉取出口へ漏出されずに、回転羽根
車を取り囲む内筒と仕切板との隙間を旋回しながらUタ
ーンする気流に乗って、粗粉戻し通路を通り粉砕室へ向
かう。カウンター・ノズルの先端部の円錐面外側に形成
された環状空間部から吹き出される気体噴流は、その粗
粉を吸引、加速して、反対側のインジェクター・ノズル
から吹き出される噴流で加速された砕料と衝突する。
【0017】粉砕室の中では、気体噴流が通過する比較
的粉体の濃度が低い空洞部と、空洞の周囲、主に空洞部
の下側に位置して粉体の活動が鈍い粉体の堆積層とに分
かれ、ノズルの気流によって導かれる砕料や戻り粗粉だ
けでなく、たえず堆積層中の粒子も噴流の吸引力によっ
て引き出され、加速されて粉体相互の衝突、摩擦作用に
より粉砕され、細かくなれば分級室へ持ち込まれ、残り
は堆積層へ戻る作業が続けられる。この際、インジェク
ター・ノズルから吹き出される噴流が形成する局所的負
圧によって、スクリューケース内の砕料は吸引作用を受
け、粉砕室内部の静圧が外界より少々(例えば30〜4
0cm水柱程度)高い場合でも、砕料ホッパーから砕料
が吹き出されないようにする。
【0018】
【実施例】図1ないし図8はこの発明の一実施例を示
す。図1はこの発明の主要な構成部を示す。砕料供給装
置Aはフレームの水平部1aに取付けられ、その一端は
インジェクター・ノズルBと係合される。粉体の粉砕
が行われる粉砕室Bは、その上部に粉砕物の輸送と粗粉
の戻りを司る循環手段を有し、粉砕室Bの上方には、気
流予備旋回29を含む分級室Cが縦方向のフランジ2
3aによって、フレームの垂直面1bにネジ止めされ
る。分級室Cは連結ボルトによって粉砕室Bと結合さ
れ、分級室Cの微粉取出口24は、図示外のダクトによ
って集塵装置、吸引ブロアーに連結される。粉砕室Bに
は、インジェクター・ノズルBに対向してカウンター
・ノズルBが設けられており、これらの各ノズル
,Bは、図示外の配管、圧力レギュレーターを経
て気体圧力源(コンプレッサー)に連結される。
【0019】粉砕室Bを形成する粉砕ケース2は、図1
に示されるように一端が開口された横型の円筒から成
り、その一端(図の右側)の開口部はケース・カバー2
aにより閉鎖され、その外側に前記インジェクター・ノ
ズルBが設けられる。粉砕ケース2の他端(図の左
側)は傾斜面を有する底板2bとなっており、この底板
2bの傾斜而の部分には、前記カウンター・ノズルB
が設けられている。カウンター・ノズルBの中心線
は、インジェクター・ノズルBの中心線と交角αが1
40°〜160°をなすように交点2cで交叉してい
る。底板2bの傾斜面は、交点2cが2つのノズル
,Bからほぼ等距離になるように傾斜される。前
記交点2cの上側には、分級室Cと連結される角管が粉
砕ケース2から突出され、分級室Cの気流予備旋回室2
9に通ずる粉砕物輸送通路2dが形成される。
【0020】また、前記角管と並立して別の角管が粉砕
ケース2から突出され、分級室Cに形成される二重円筒
の下からカウンター・ノズルBの先端の近傍に向かっ
て、粗粉戻し通路2eが形成される。粉砕ケース2の胴
体の一部には、斜め上向きに枝管2fが突出され、その
カバー3にはレベルセンサー4(例えば振動片型、静電
容量型などの市販品を使用する)が取付けられ、枝管2
f内には粉砕室B側から飛散する粉体との衝突を防ぐ保
護板5が粉砕ケース2の中心線側に置かれ、保護板5に
よって区分される粉砕室Bの中心より外側にセンサーの
検出部4aが斜め下向きに設けられる。このレベルセン
サー4によって、粉砕室B内において噴流による空洞部
と粉体堆積層の境界面を検出して、粉砕供給用モーター
の制御が行われる。図2において、粉砕ケース2の断面
を横切る破線6は、気体噴流が通過する粉体濃度の低い
空洞部と、粉体の活動の鈍い堆積層との境界の一例を示
す。
【0021】図3について、インジェクター・ノズルB
を説明する。ケース・カバー2aの中央開口部に嵌入
されている鍔付の管状シート7は、ネジ11によって
ース・カバー2aに固定されるノズルケース8により固
定される。このノズルケース8の内側には、先端に円錐
角γ(≒24°)の円錐面が形成された中空スピンド
ル9が、その基端側をノズルケース8のネジ部8aと螺
合され、ロックナット10によって固定される。管状シ
ート7の内面には、反粉砕室側に前記円錐角γ2より
大きな円錐角β(≒90°)を有する第一の円錐面と、
粉砕室B寄りに前記円錐角γより小さな円錐角γ
(≒16°〜18°)を有する第二の円錐面とが連続
して形成され、中空スピンドル9の先端の円錐面との間
隙空間部に圧縮気体の通過する「ノド」7aを有するラ
バール管が形成される。
【0022】管状シート7の背面と、中空スピンドル9
の中央円筒面とノズルケース8とによって形成された環
状の空間8cは、ノズル・ケース8の周面に設けられた
ネジ穴8bから導入される圧縮気体の滞留場所で、ノズ
ル穴(ラバール管)の面積全体から圧縮気体が均一に吹
き出される役目を果たす。また、ノズルケース8に螺合
されている中空スピンドル9を回転すると、中空スピン
ドル9は、ノズルケース8に対して進退し、管状シート
7の2つの円錐面と中空スピンドル9の先端の円錐面と
によって形成される「ノド」7aの断面積を増減するた
め、中空スピンドル9の進退によりインジェクター・ノ
ズルBから粉砕室Bに吹き込まれる圧縮気体の投入量
を調節することができる。
【0023】図3及び図1について、砕料供給装置Aを
説明する。円筒状のスクリューケース12は、そのフー
ト12aの部分をネジ止めすることによりフレームの水
平部1aに固定される。スクリューケース12の基端側
に設けられた上向きの開口12bには、砕料ホッパー1
3がカップリング13aによって結合される。スクリュ
ー・ケース12の先端は、中空スピンドル9の円筒穴9
aに対してルーズに挿入され、中空スピンドル9の進退
を許容し、スクリュー・ケース12に設けられた円筒上
部の開口12cとともに、噴流発生時における二次気体
誘引の通路を提供する。スクリュー・ケース12の基端
には、ブッシュ14を内挿された軸受ケース15がネジ
止めされている。スクリュー・ケース12の円筒穴に
は、先端が中空スピンドル9の円錐穴9b内に達するス
クリュー軸16が横向きに内挿される。スクリュー軸1
6の基端側の軸頚はブッシュ14によって軸受ケース1
5に支持され、軸受ケース15から突出した軸頚部に
は、キー16aによって一体に回転されるプーリー17
がナット16bによって固定される。スクリュー軸16
への回転トルクは、不図示のモーター軸に固定されたプ
ーリーからベルトを介してプーリー17に伝達される。
スクリュー軸16が駆動されると、砕料ホッパー13か
ら、スクリューケース12、中空スピンドル9の貫通穴
を介して砕料が粉砕室Bへ供給さる。
【0024】図5について、カウンター・ノズルB
説明する。粉砕ケース2の底2bの穴に嵌入されてい
る鍔付の管状シート18は、ボルト20により粉砕ケー
ス2の底2bに取付けられるノズルケース19によっ
て固定される。このノズルケース19の内側には、先端
に円錐角γ′(≒12°)の円錐面が形成されたニー
ドル21が、その基端側をノズルケース19のネジ19
aと螺合され、ロックナット22によって固定される。
管状シート18の内面には反粉砕室側に前記円錐角
γ′より大きな円錐角β(≒90°)を有する円錐面
と、それより粉砕室B寄りに円筒面が連続して形成さ
れ、ニードル21の先端の円錐面との間隙空間部に圧縮
気体の通過する「ノド」18aを有するラバール管が形
成される。
【0025】管状シート18の背面と、ニードル21と
ノズルケース19の内面とによって形成された環状の空
間19cは、ノズル・ケース19の周面に設けられたネ
ジ穴19bから導入される圧縮気体の滞留場所でノズル
穴(ラバール管)の面積全体から圧縮気体が均一に吹き
出される役目を果たす。また、ノズルケース19に螺合
されているニードル21を回転すると、ニードル21
は、ノズルケース19に対して進退し、管状シート18
の円錐面から円筒面へ移行する境界とニードル21の先
端の円錐面とによって形成される「ノド」18aの断面
積を増減するため、ニードル21の進退によりカウンタ
ー・ノズルBから粉砕室Bに吹き込まれる圧縮気体の
投入量を調節することができる。
【0026】図2,7及び8について分級室Cを説明す
る。分級ケース23は一端の開口部に設けられたフラン
ジ23aによって、フレーム1bの垂直面にネジ止めさ
れ、他端には、中央部に微粉取出口24が形成された分
級ケース・カバー25がネジ止めされる。分級ケース2
3の円筒状胴体は、フレーム1b寄りに中央開口23c
をもつ隔壁23bが設けられている。隔壁23bの中央
開口23cには、駆動軸27を保持する軸受ケース28
の一部が外側から嵌入され、軸受ケース28の中間部に
設けられたフランジ28aの部分で外側から隔壁23b
にねじ止めされている。軸受ケース28から分級ケース
23内に突出する駆動軸27の部分に、分級ロータとし
ての回転型羽根車26が取付けられており、分級ケース
23内の軸受ケース28の下側には、粉砕ケース2の粉
砕物輸送通路2dに対応して、分級ケース23の軸芯に
対して偏向した開口23dが設けられ、軸受ケース28
の胴体外面と分級ケース23の内面及び隔壁23bとで
環状空間の気流予備旋回室29が形成される。
【0027】気流予備旋回室29を構成する分級ケース
23の内面の延長上に、回転型羽根車26を同芯に取囲
む内筒30が着脱自在に取付けられ、その外側にある大
径の分級ケース23の大径部23eとともに二重円筒が
形成される。分級ケースの大径部23eの下方はシュー
ト状になっていて、粗粉戻し通路2eに対応する開口2
3fが設けられる。この二重円筒と回転羽根車26との
間で、分級作業が行われる。回転羽根車26の一端は、
駆動軸27が嵌入されるボス26aを有する円形底面2
6bによって閉鎖され、他端は開放された中空円筒状と
なっている。回転羽根車26の外周面には、軸線方向と
平行に配列された段違いの羽根31が円周に沿って等ピ
ッチで多数設けられ、この羽根31の外側をつらねて気
流の進入側から大径円筒部26dと小径円筒部26eと
が設けられる。この大径円筒部26dの部分では、隣接
する羽根31,31の間に、図1に示すように、回転羽
根車26の外周面を貫通する吸気通路26cが形成され
る。
【0028】また、段違いの羽根31の段落ち部31a
は、これと等しい内外径を有し、段落ち部31aに接続
された角形リング31bとともに小径円筒部26eを形
成する。角形リング31bの円形開口は分級ケース・
バー25に設けられた微粉取出口24と対応する。分級
ケース・カバー25の内面側には、分級ケースカバー2
5に設けられた気体導入穴25aにつながる一次気体溜
り32aを有する環状の仕切板32がネジ止めされ、
仕切板32の内面と内筒30の開口端との間には、軸線
方向の隙間30aが形成されて、分級後の粗粉を含む気
流がUターンして排気される場所を提供する。また、大
径円筒部26dから小径円筒部26eへ移行する羽根3
1の外周が形成する斜面31cと、仕切板32に形成さ
れる内周円錐面との間には、一次側隙間δが形成され
る。
【0029】前記角形リング31bの外周面に対向する
仕切板32の内周面には、角形リング31bとの間で環
状溝形の二次気体溜まり33が形成され、この二次気体
溜まり33の前後に仕切板32の内周面と角形リング3
1bの外周面との間に狭い二次側隙間δが形成され
る。この隙間部分の長さは回転羽根車26の羽根31の
斜面31cに近い次側隙間δ の長さ1は反対側の
二次側隙間δ長さ1より短い。これらの隙間δ
δ、及び二次気体溜まり33によって分級室Cは微粉
取出口24に連通される。一次気体溜まり32aと二次
気体溜まり33とは、円周方向に対して等分に設けられ
た多数の流通路34により連通され、気体導入穴25a
から流入するシール用気体が二次気体溜まり33に一様
に配分される。運転中、二次気体溜まり33からシール
用気体が一次側隙間δと二次側隙間δを通して絶え
ず吹き出し、回転羽根車26と仕切板32との隙間部分
に分級前の気流中に含まれている粉体が侵入するのを妨
げて、この粉体がこれらの隙間δ,δを通して微粉
取出口24側へ漏出するのを防止する。
【0030】回転羽根車26のボス26aは、軸受ケー
ス28から水平方向に突出する駆動軸27の軸頚27c
部にキー27aとカバー27bとによって一体に結合さ
れ、軸受ケース28内の軸受35aの内輪に対して、ス
ペーサー36を介して押圧されることにより、回転羽根
車26の位置決めを行い、同時に回転羽根車26の回転
に必要なトルクが伝達される。37は軸受ケース28に
保持された軸受35aの外輪を押圧するカバーで、この
カバー37の反軸受側には、回転羽根車26の円形底
26bの外周を覆う幅1の庇37eが設けられてい
る。カバー37は、回転羽根車26と対面する側に環状
の気体溜まり37cを形成する。気体溜まり37cの中
心側の端面と、外周寄りの端面は、回転羽根車26の円
形底26bとの間にそれぞれ狭い端面隙間δとδ
とを形成する。同様にカバー37の庇37eは回転羽根
車26との間に狭い外周隙間δを形成する。
【0031】軸受ケース28には、一部がフランジ28
aを通るL形の気体通路28bが設けられ、この気体通
路28bのカバー37側の開口端は、カバー37の対応
する位置に設けられた気体通路37aによりカバー37
の気体溜まり37cに連通されるとともに、気体通路3
7aから分岐する別の気体通路(分岐通路)37bによ
りスペーサー36の軸受35a寄りの外周面とカバー3
7の穴内面とで形成される気体溜まり37dに連通され
る。運転中、大きな気体溜まり37cに蓄積された圧縮
気体は、回転中の回転羽根車26と静止しているカバー
37の庇37eとの間の狭い外周隙間δから回転羽根
車26の外側に向かって吹き出される。また、圧縮気体
の一部は、カバー37の枝管分岐通路37bを通って気
体溜まり37dからスペーサー36の外周とカバー37
の穴内面とで形成される狭い隙間部分を通り、さらに端
面隙間δを通って気体溜まり37cと通じ、回転羽根
車26の周りの粉体(異物)が軸受35aの内部に侵入
するのを防止する。
【0032】駆動軸27は、前記の軸受35aと、ナッ
ト38によって駆動軸27に固定された他の軸受35b
を介して、軸受ケース28により支持され、駆動軸27
の外側の軸頚27dには、図示しないプーリーがキー止
めされ、モーター軸に固定されたプーリーにより、ベル
トを介して駆動軸27の回転に必要なトルクが伝達され
る。
【0033】次に装置の運転について説明する。 1)圧縮気体源からシール用気体を回転羽根車26を回
転する駆動軸27の軸受35aに対する気体溜まり37
c,37dと分級室Cの仕切板32の内周面と回転羽根
車26の角形リング31bの間隙に対する気体溜まり3
2a,33へ導入して、軸受35aの保護と、分級室C
から微粉取出口24への粗粉の漏出防止の措置を採る。 2)回転羽根車26を所定の回転数まで加速して運転す
る。 3)吸引ブロアーを起動して、粉砕室Bの内部を減圧す
る。 4)インジェクター・ノズルB及びカウンター・ノズ
ルBに対して、圧力レギュレーターで設定した圧縮気
体を投入する。 5)砕料供給用モーターの起動によって、スクリュー軸
16を駆動する。 6)粉砕室Bの内部では、インジェクター・ノズルB
から噴出する気体噴流に誘引されてスクリューケース1
2から砕料が持ちこまれ、以前からの作業で残存してい
る粉砕室B内の堆積層中の粉体は両ノズルB,B
ら吹き出される噴流により吸引、加速されて粉砕作業が
始まる。この際、粉砕室Bの内部の静圧は定常値(外界
より稍高い)となる。 7)同時に、細かくなった粉砕物は、粉砕によって減勢
された気流により分級室Cへ運ばれ、回転羽根車26に
よって微粉と粗粉とに分級され、微粉は、吸引ブロアー
による気流に乗せられて微粉取出口24から集塵装置に
運ばれて捕集される。 8)粗粉は分級室Cから直ちに粉砕室Bへ戻され、再度
粉砕が繰り返される。 9)粉砕作業中、粉砕室B内の粉体堆積層と噴流による
空洞部との境界面はレベルセンサー4によって監視さ
れ、砕料の供給速度は微粉の生成速度より高く設定され
ているので、境界面が上昇して所定のレベルに達する
と、レベルセンサー4が働き、連動するタイマーによっ
て設定時間後に砕料供給用モーターが停止されて、砕料
の供給が中断される。その後、粉砕の続行によって境界
面が所定のレベルまで下がると、レベルの低下はレベル
センサー4によって検知される。これに連動して砕料供
給用モーターが起動され、砕料の供給が自動的に復活さ
れる。この動作は作業停止の措置を講ずるまで続けられ
る。 10)その間、粉砕室B、分級室C内部における粉体、
気流に関する挙動は「作用」の項に記載した通りとな
る。
【0034】
【発明の効果】この発明は、上述の通り構成されている
のて、次に記載する効果を奏する。請求項1の気流式微
粉砕機においては、
【0035】(1)インジェクター・ノズルにおいて
は、気体源から発する気流の通る気体通路と、砕料が通
る通路は区別されており、インジェクターノズルの中心
線上に、中を砕料が運ばれる中空スピンドルが第1の芯
体として配され、この第1の芯体の周囲を囲んで筒体状
の管状シートが設けられ、この芯体とそれを囲む管状シ
ートとの間隙にできる環状部分が気体通路とされ、この
気体通路に、断面積が気体の流れにそって一旦縮小した
のち拡大されるノド部を備え、この気体通路の粉砕室外
側から粉砕室内側に向けて圧縮気体が流入されてなるた
め、中空スピンドル内から供給される砕料の通過速度は
十分に遅くてよく、従来の技術の如く気体源から発する
気体と共に砕料が高速で加速管(又はノズル)内を通過
する場合に較べて、部材の損耗は著しく少なく、砕製品
を汚染する不都合を解消することができる。その上、粉
砕室内部の静圧が外界より少々高い場合でも、インジェ
クター・ノズルの気体通路から出る噴流が形成する局所
的負圧の作用により、砕料ホッパーから砕料が吹き出さ
れることも防止される。 (2)しかも、インジェクター・ノズルとカウンター・
ノズルは、環状ノズルに形成されているため、環状ノズ
ルから出る中空状の気体噴流は単孔ノズルから出る気体
噴流の場合に較べて、粉体層に対して広い表面積をもっ
て接するから、粉体を吸引して粉砕の機会を増加するこ
とができる。 (3)さらに、カウンター・ノズルが、インジェクター
・ノズルの中心線に対し鈍角で交叉するよう対向して粉
砕室に取付けられているため、インジェクター・ノズル
からの砕料がカウンター・ノズルに噴入するおそれがな
く、噴入によるカウンター・ノズルの損耗が防止され
る。
【0036】請求項2の気流式微粉砕機においては、 (1)粉砕室から分級室へ粉砕物を輸送する気流の通路
は分級室の内筒の延長部を形成する筒体に対して偏向し
て連通されているため、粉砕物を運ぶ気流は内筒に侵入
する以前において予備旋回運動を与えられる。このた
め、分級のための回転羽根車の周囲において、粉体の遠
心力による選別作用が回転羽根車の軸方向入口側から正
常に働くとともに、粗粉は粉砕物輸送通路の出口側から
引き続き内筒の壁際に集合して移動するため、目的とす
る大きさの微粉の中に粗粉や粗粒が紛れ込まないように
する。 (2)微粉を運ぶ気流が分級室の回転羽根車の中へ侵入
するときに受ける抵抗は、回転羽根車の円周面上のいず
れの位置から侵入する場合にもほぼ同じであるため、気
流が回転羽根車の吸気通路を通過する速度は、回転羽根
車の吸気側外周面の全体に対して均一になる。これによ
って、回転羽根車の近傍では、粒子を搬送する気流の搬
送力と、回転羽根車の旋回気流による遠心力との関係
は、回転羽根車における羽根の軸方向のどの位置でもほ
ぼ同じにすることができる。したがって、回転羽根車の
外周部における限界粒子径がほぼ同じになるため、粒度
分布幅の狭い均一な製品を能率良く作り出すことができ
る。 (3)回転羽根車の周りに設けた二重円筒によって、羽
根車の周りの旋回気流は分級室から退出する粗粉を含む
気流と截然と区別されて整流化されるので、粗粉は回転
羽根車に接近することなく効率よく分級室から排除され
るとともに、回転羽根車を運転するに要する負荷電流を
軽減することができる。 (4)粉砕物輸送通路は両ノズルの中心線の交叉点の上
方にあるため、粉砕作業により減勢された上昇気流に乗
せて、粉砕物を粉砕室から予備旋回室へ迎え入れること
ができる。また、粗粉戻し通路はカウンター・ノズルの
先端の近傍に出口をもつため、粗粉を分級室から粉砕室
へ向かって遅滞なく運ぶことができる。
【0037】請求項3の気流式微粉砕機においては、環
状ノズルにおける気体の通る通路の断面積は始めに急激
に縮小し、続いて漸次拡大するラバール管に形成されて
いるため、ノズルから噴出する気体噴流は音速前後の速
度に加速され、吸引した粉体を高速で吹きとばして粉砕
を促進することができる。
【0038】請求項4の気流式微粉砕機においては、中
空スピンドルまたはニードルは、管状シートに対して進
退可能に取付けられているため、これらのノズルの芯体
をノズルの管状シートに対して進退させることによりノ
ズルの「ノド」の開口面積を容易に無段階に調節できる
ので、同一仕様のノズルによって気体源(コンプレッサ
ー)の幅広い容量に対応することができる。また、「ノ
ド」の開口面積を絞りこんで、気体投入量を制限すると
ともに、分級用羽根車を最高の回転数に採ることによ
り、超微粉の砕製物を得ることができる。さらに、長時
間の使用によって、ノズルの気流に接する表面が損耗し
た場合には、ノズルの芯体を粉砕室へ向かって進めるこ
とにより、「ノド」の開口面積を所定の大きさに保持す
ることができる。
【0039】請求項5の気流式微粉砕機においては、仕
切板の内周面と分級用羽根車の終端である角形リング部
の外周面の隙間に、気体溜まりから羽根車の分級面に向
かってシール用気体が吹き出され、分級室から微粉排出
口に向かって粗粉が短絡的に漏出するのを妨げて装置外
に取り出される砕製物中に分級点以上の粗粉砕混入する
ことを防止することができる。
【0040】請求項6の気流式微粉砕機においては、イ
ンジェクター・ノズルを構成する中空スピンドルの反粉
砕室側の開口部に、スクリュー軸を内包する砕料供給装
置が取付けられているため、スクリュー軸の回転によ
輸送作用によって砕料を砕料ホッパーから中空スピンド
ルの内部へ送し、インジェクター・ノズルから噴出さ
れる噴流気体の吸引作用と協働して砕料を粉砕室内部へ
供給することができる。しかも、スクリュー軸を内包す
る砕料供給装置は、遊合的に内挿されているため、中空
スピンドルを軸方向に進退させてインジェクター・ノズ
ルのノド部開口面積を変えると、インジェクター・ノズ
ルから粉砕室に吹き込まれる圧縮空気の量を調節し、粉
砕室への砕料の供給量を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を断面で示した正面図
である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】インジェクター・ノズル部分の拡大縦断面図で
ある。
【図4】図3の1V−1V断面図である。
【図5】カウンター・ノズル部分の縦断面図である。
【図6】図5のV1−V1断面図である。
【図7】回転羽根車の基端側の拡大断面図である。
【図8】回転羽根車の先端側の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
2d 粉砕物輸送通路 2e 粗粉戻し通路 7,18 管状シート 7a,18a ノド 8c,19c 圧縮気体の滞留場所 9 中空スピンドル 12 スクリュー・ケース 13 砕料ホッパー 16 スクリュー軸 21 ニードル 23 分級ケース 24 微粉取出口 25 分級ケースカバー 26 分級ローター(回転羽根車) 26d 大径円筒部 26e 小径円筒部 27 駆動軸 29 気流予備旋回室 30 内筒 31 羽根 31b 角形リング 32 環状の仕切板 A 砕料供給装置 B 粉砕室 B インジェクター・ノズル B カウンター・ノズル C 分級室 δ 一次側隙間 δ 二次側隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インジェクター・ノズルを介して粉砕室
    に供給される砕料を、インジェクター・ノズルとカウン
    ター・ノズルとにより粉砕し、粉砕物中の一定粒度以下
    の微粉を粉砕室上部の分級室内の分級手段により分級し
    て装置外に取出すとともに、一定粒度以上の粗粉を循環
    手段により粉砕室に戻し再度粉砕を繰り返して行う気流
    式微粉砕機において、 前記カウンター・ノズルインジェクター・ノズルの中
    心線に対し鈍角で交叉するよう対向して粉砕室に取付け
    られ、該インジェクターノズルの中心線上に、中を砕料
    が運ばれる中空スピンドルが第1の芯体として配され、
    またカウンターノズルの中心線上にニードルが第2の芯
    体として配され、 第1の芯体と第2の芯体の各周囲を囲んでそれぞれ筒体
    状の管状シートが設けられ、各芯体とそれを囲む管状シ
    ートとの間隙にできる環状部分が気体通路とされ、この
    気体通路に、断面積が気体の流れにそって一旦縮小した
    のち拡大されるノド部を備え、この気体通路の粉砕室外
    側から粉砕室内側に向けて圧縮気体が流入されてなる
    流式微粉砕機。
  2. 【請求項2】 分級手段は、閉塞された端面側を駆動軸
    に固定するとともに、軸線に平行な多数の短冊形の羽根
    を外周面に備えた回転羽根車で、回転羽根車は大径円筒
    部と小径円筒部とを有する径違いの円筒形の外形を有
    し、小径円筒部の終端に角形リングによって開口が形成
    され、この角形リングの外周に近接して環状の仕切板が
    設けられ、回転羽根車が収納される分級ケースの開口側
    に微粉取出口を備えた分級ケースカバーが取付けられ、
    分級室は回転羽根車を取囲む二重円筒のハウジングによ
    って形成され、回転羽根車が駆動軸に取付けられる閉塞
    された端面の手前側に、前記の二重円筒の内筒の延長面
    を形成する円筒状ハウジングによって気流予備旋回室が
    設けられ、 粉体の循環手段は、カウンター・ノズルがインジェクタ
    ー・ノズルの中心線に対して鈍角をなすよう交叉され、
    この交叉点の上側から、分級手段に形成される気流予備
    旋回室に向かい、回転羽根車の軸芯に対して偏向して連
    結される粉砕物輸送通路と、分級室の二重円筒間に形成
    される環状空間部を粉砕室に取付けられるノズルの一方
    の先端に近接するよう連結される粗粉戻し通路とにより
    形成された請求項1に記載の気流式微粉砕機。
  3. 【請求項3】 インジェクター・ノズルとカウンター・
    ノズルは、それらの芯体を形成する中空スピンドルまた
    はニードルの先端部に、粉砕室側に向かってゆるやかに
    縮小する円錐面が形成され、これら芯体の円錐面と対向
    する各管状シートの内面には、圧縮気体導入側から粉砕
    室側に向かって縮小する芯体の円錐角より大きな円錐角
    を有する第一の円錐面と、芯体の円錐角より小さな円錐
    角を有する第二の円錐面または円筒面とが連続して形成
    され、これらの管状シートの内面と各芯体の外面との間
    隙の中間部に、環状の断面積が最小となるノド部が形成
    された請求項1または請求項2に記載の気流式微粉砕
    機。
  4. 【請求項4】 先端部に円錐面が形成された中空スピン
    ドルまたはニードルは、それらの先端部が係合された各
    管状シートに対し、螺合その他の手段により進退可能に
    取付けられた請求項3に記載の気流式微粉砕機。
  5. 【請求項5】 分級ケースは、その開口部に取付けられ
    る分級ケース・カバーの内面に仕切板が設けられ、この
    仕切板の内周面は、分級手段としての回転羽根車の小径
    円筒部の終端を形成する角形リングの外周面に近接して
    保持され、仕切板の内周面と角形リングの外周面との間
    に、圧縮気体源に接続される環状の気体溜まりと、この
    気体溜まりを分級室と微粉取出口とにそれぞれ連通する
    一次側隙間と二次側隙間とが設けられた請求項1から請
    求項4までのいずれか一つに記載の気流式微粉砕機。
  6. 【請求項6】 インジェクター・ノズルを構成する中空
    スピンドルの反粉砕室側の開口部に、スクリュー軸を内
    包する砕料供給装置が遊合的に内挿された請求項3また
    は請求項4に記載の気流式微粉砕機。
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