JPH0788152A - 輸液ボトル用の吊り具および吊り具付き輸液ボトル - Google Patents
輸液ボトル用の吊り具および吊り具付き輸液ボトルInfo
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- JPH0788152A JPH0788152A JP6086925A JP8692594A JPH0788152A JP H0788152 A JPH0788152 A JP H0788152A JP 6086925 A JP6086925 A JP 6086925A JP 8692594 A JP8692594 A JP 8692594A JP H0788152 A JPH0788152 A JP H0788152A
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- infusion bottle
- fitted
- hook portion
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の吊り具1は、輸液ボトル2の底部2
1の凹部22内に嵌合取着される基部11と、ハンガー
3に引っ掛けるフック部12と、このフック部12を倒
伏させた状態で基部11に対して起立可能に接続するヒ
ンジ部13と、フック部12を起立させた際にフック部
12の所定部と係合して当該フック部12を起立状態に
維持するロック部14とを備えている。 【効果】 フック部12が輸液ボトル2の底部21から
突出する虞がなく、しかも点滴時において輸液ボトル2
が傾くのを防止した。
1の凹部22内に嵌合取着される基部11と、ハンガー
3に引っ掛けるフック部12と、このフック部12を倒
伏させた状態で基部11に対して起立可能に接続するヒ
ンジ部13と、フック部12を起立させた際にフック部
12の所定部と係合して当該フック部12を起立状態に
維持するロック部14とを備えている。 【効果】 フック部12が輸液ボトル2の底部21から
突出する虞がなく、しかも点滴時において輸液ボトル2
が傾くのを防止した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輸液ボトルを逆さに吊
り下げるための吊り具およびこの吊り具を備えた輸液ボ
トルに関する。
り下げるための吊り具およびこの吊り具を備えた輸液ボ
トルに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】糖
質、ビタミン類、電解質などを患者に点滴するための輸
液ボトルの底部には、点滴時において当該輸液ボトルを
ハンガーに逆さに吊り下げるための吊り具が設けられて
いる。この吊り具は、輸液ボトルの成形時に一体成形す
るものと、輸液ボトルの成形時に取り付けるものと、成
形された輸液ボトルに対して事後的に取り付けるものと
に大別される。何れの吊り具についても、ハンガーに引
っ掛けるフック部が輸液ボトルの底部に対して直角に起
立した状態で、薄肉のヒンジ部を介して当該底部に一体
化されており、使用時以外は、上記ヒンジ部を折り曲げ
ることによってフック部を倒伏させた状態で、輸液ボト
ル底部の凹部内に収容されている(実開昭50−502
95号公報参照)。
質、ビタミン類、電解質などを患者に点滴するための輸
液ボトルの底部には、点滴時において当該輸液ボトルを
ハンガーに逆さに吊り下げるための吊り具が設けられて
いる。この吊り具は、輸液ボトルの成形時に一体成形す
るものと、輸液ボトルの成形時に取り付けるものと、成
形された輸液ボトルに対して事後的に取り付けるものと
に大別される。何れの吊り具についても、ハンガーに引
っ掛けるフック部が輸液ボトルの底部に対して直角に起
立した状態で、薄肉のヒンジ部を介して当該底部に一体
化されており、使用時以外は、上記ヒンジ部を折り曲げ
ることによってフック部を倒伏させた状態で、輸液ボト
ル底部の凹部内に収容されている(実開昭50−502
95号公報参照)。
【0003】ところが、上記吊り具のヒンジ部は、折り
曲げた際の反発力に強弱があることから、当該反発力が
強い場合には、フック部が輸液ボトル底部の凹部から突
出することがある。そしてこの場合には、輸液製造ライ
ンにおいて、フック部が装置の突起部等に引っ掛かって
製造ラインが停止したり、輸液ボトルをテーブル上に載
置した場合に安定性が悪く、輸液の注入・混合を行ない
難い等、取扱上不便を生じたりする。
曲げた際の反発力に強弱があることから、当該反発力が
強い場合には、フック部が輸液ボトル底部の凹部から突
出することがある。そしてこの場合には、輸液製造ライ
ンにおいて、フック部が装置の突起部等に引っ掛かって
製造ラインが停止したり、輸液ボトルをテーブル上に載
置した場合に安定性が悪く、輸液の注入・混合を行ない
難い等、取扱上不便を生じたりする。
【0004】そこで、上記倒伏させたフック部を、輸液
ボトルの底部の止め部に係合させて倒伏状態を維持する
ようにしたものが提供されている(実開昭57−459
44号公報,実開昭60−61043号公報参照)。し
かし、この吊り具については、フック部と止め部との係
合を解除したとしても、ヒンジ部に曲がり癖が付いてい
るので、これをハンガーに引っ掛けて点滴を行なう際
に、ボトルが垂直に垂れ下がらずに、一定角度傾くこと
がある。この輸液ボトルの傾きは、輸液の残量が少なく
なるにつれて顕著となる。そのため、輸液面が見え難く
なったり、輸液セットの点滴筒内の滴下が確認し難くな
ったりすることから、患者への正確な輸液投与を行ない
難いという問題が生じている。
ボトルの底部の止め部に係合させて倒伏状態を維持する
ようにしたものが提供されている(実開昭57−459
44号公報,実開昭60−61043号公報参照)。し
かし、この吊り具については、フック部と止め部との係
合を解除したとしても、ヒンジ部に曲がり癖が付いてい
るので、これをハンガーに引っ掛けて点滴を行なう際
に、ボトルが垂直に垂れ下がらずに、一定角度傾くこと
がある。この輸液ボトルの傾きは、輸液の残量が少なく
なるにつれて顕著となる。そのため、輸液面が見え難く
なったり、輸液セットの点滴筒内の滴下が確認し難くな
ったりすることから、患者への正確な輸液投与を行ない
難いという問題が生じている。
【0005】本発明の主たる目的は、フック部が輸液ボ
トルの凹部から突出する虞がなく、しかも点滴時におい
て輸液ボトルが傾くのを防止した輸液ボトル用の吊り具
およびこの吊り具を備えた輸液ボトルを提供することで
ある。
トルの凹部から突出する虞がなく、しかも点滴時におい
て輸液ボトルが傾くのを防止した輸液ボトル用の吊り具
およびこの吊り具を備えた輸液ボトルを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の輸液
ボトル用の吊り具は、輸液ボトル底部の凹部内に収容さ
れ、輸液ボトルをハンガーに引っ掛けて逆さに吊り下げ
るためのフック部を有するものであって、輸液ボトル底
部の凹部内に突設された嵌合部に嵌合取着される基部
と、上記フック部を倒伏させた状態で基部に対して起立
可能に接続したヒンジ部と、フック部を起立させた際に
フック部の所定部と係合してこのフック部を起立状態に
維持するロック部とを備えている。
ボトル用の吊り具は、輸液ボトル底部の凹部内に収容さ
れ、輸液ボトルをハンガーに引っ掛けて逆さに吊り下げ
るためのフック部を有するものであって、輸液ボトル底
部の凹部内に突設された嵌合部に嵌合取着される基部
と、上記フック部を倒伏させた状態で基部に対して起立
可能に接続したヒンジ部と、フック部を起立させた際に
フック部の所定部と係合してこのフック部を起立状態に
維持するロック部とを備えている。
【0007】このように、本発明では、フック部は倒伏
させた状態で基部に接続されているので、フック部は使
用時まで輸液ボトル底部の凹部内で倒伏状態を維持し、
従ってフック部が輸液ボトル底部の凹部からはみ出す虞
がない。また、フック部を起立させる場合には、ロック
部をフック部の所定部に係合させて、フック部を起立状
態に維持することができるので、輸液ボトルが傾くのが
防止される。
させた状態で基部に接続されているので、フック部は使
用時まで輸液ボトル底部の凹部内で倒伏状態を維持し、
従ってフック部が輸液ボトル底部の凹部からはみ出す虞
がない。また、フック部を起立させる場合には、ロック
部をフック部の所定部に係合させて、フック部を起立状
態に維持することができるので、輸液ボトルが傾くのが
防止される。
【0008】好ましくは、上記基部は、環状の被嵌合部
と、この被嵌合部の外周に設けられた一対のブロック部
とからなり、各ブロック部の側壁に上記ヒンジ部を介し
て上記フック部の両端がそれぞれ接続される。ここで、
上記被嵌合部の外観形状である環状は、外周と内周とを
有しており、その周形状は一般的にはほぼ円形状のもの
が挙げられるが、それに限定されず、例えば三角形状、
四角形状などの他の多角形状であってもよい。また、外
周形状と内周形状とは異なっていてもよく、例えば外周
形状が四角形状で内周形状が円形状であってもよく、あ
るいはその逆であってもよい。
と、この被嵌合部の外周に設けられた一対のブロック部
とからなり、各ブロック部の側壁に上記ヒンジ部を介し
て上記フック部の両端がそれぞれ接続される。ここで、
上記被嵌合部の外観形状である環状は、外周と内周とを
有しており、その周形状は一般的にはほぼ円形状のもの
が挙げられるが、それに限定されず、例えば三角形状、
四角形状などの他の多角形状であってもよい。また、外
周形状と内周形状とは異なっていてもよく、例えば外周
形状が四角形状で内周形状が円形状であってもよく、あ
るいはその逆であってもよい。
【0009】上記一対のブロック部は、フック部の起立
状態でフック部の前面と同一面となる垂直面が上記環状
の被嵌合部の中心を通るような位置で環状の被嵌合部に
接続されている。より具体的には、一対のブロック部の
上記側壁面からの延長線上に上記環状の被嵌合部の中心
が位置するように構成される。あるいは、上記一対のブ
ロック部は、フック部の起立状態でフック部の側面を縦
に2等分する垂直面が上記環状の被嵌合部の中心を通る
ような位置で環状の被嵌合部に接続されている。
状態でフック部の前面と同一面となる垂直面が上記環状
の被嵌合部の中心を通るような位置で環状の被嵌合部に
接続されている。より具体的には、一対のブロック部の
上記側壁面からの延長線上に上記環状の被嵌合部の中心
が位置するように構成される。あるいは、上記一対のブ
ロック部は、フック部の起立状態でフック部の側面を縦
に2等分する垂直面が上記環状の被嵌合部の中心を通る
ような位置で環状の被嵌合部に接続されている。
【0010】さらに、上記の構成から、上記一対のブロ
ック部は、フック部の起立状態でフック部の前面と同一
面となる垂直面と、同状態でフック部の側面を縦に2等
分する垂直面との間に、上記環状の被嵌合部の中心が存
在するような位置で環状の被嵌合部に接続されていても
よい。これらの形状の吊り具は、輸液ボトル底部の凹部
のほぼ中央部に突設された嵌合部に対して好適に用いら
れる。
ック部は、フック部の起立状態でフック部の前面と同一
面となる垂直面と、同状態でフック部の側面を縦に2等
分する垂直面との間に、上記環状の被嵌合部の中心が存
在するような位置で環状の被嵌合部に接続されていても
よい。これらの形状の吊り具は、輸液ボトル底部の凹部
のほぼ中央部に突設された嵌合部に対して好適に用いら
れる。
【0011】いずれの場合においても、使用時にフック
部をハンガーに引っ掛けて輸液ボトルを逆さに吊り下げ
たとき、輸液ボトルの傾きを殆ど完全になくすことがで
きる。また、本発明は、上記吊り具を取着した輸液ボト
ルをも提供するものである。
部をハンガーに引っ掛けて輸液ボトルを逆さに吊り下げ
たとき、輸液ボトルの傾きを殆ど完全になくすことがで
きる。また、本発明は、上記吊り具を取着した輸液ボト
ルをも提供するものである。
【0012】
【実施例】以下、添付図面により本発明をより詳細に説
明する。図1は本発明の輸液ボトル用の吊り具1を示し
ており、図2はこの吊り具1を輸液ボトル2の底部21
に取付けた状態を示している。吊り具1は、輸液ボトル
2の底部21に嵌合取着される基部11と、ハンガー3
(図3参照)に引っ掛けるフック部12と、このフック
部12と基部11との間に形成されたヒンジ部13と、
フック部12を起立させた際に、フック部12の所定部
と係合して当該フック部12を起立状態に維持するロッ
ク部14とを備えている。
明する。図1は本発明の輸液ボトル用の吊り具1を示し
ており、図2はこの吊り具1を輸液ボトル2の底部21
に取付けた状態を示している。吊り具1は、輸液ボトル
2の底部21に嵌合取着される基部11と、ハンガー3
(図3参照)に引っ掛けるフック部12と、このフック
部12と基部11との間に形成されたヒンジ部13と、
フック部12を起立させた際に、フック部12の所定部
と係合して当該フック部12を起立状態に維持するロッ
ク部14とを備えている。
【0013】上記基部11は、輸液ボトル2の凹部22
のほぼ中央部に突設された嵌合部23に対して嵌合され
る環状の被嵌合部11aと、この被嵌合部11aの外周
に互いに対向させた状態で一体に形成された一対のブロ
ック部11bとを備えている。上記被嵌合部11aは、
輸液ボトル2の嵌合部23に形成された段部23a内に
嵌められて、その抜脱が阻止される。
のほぼ中央部に突設された嵌合部23に対して嵌合され
る環状の被嵌合部11aと、この被嵌合部11aの外周
に互いに対向させた状態で一体に形成された一対のブロ
ック部11bとを備えている。上記被嵌合部11aは、
輸液ボトル2の嵌合部23に形成された段部23a内に
嵌められて、その抜脱が阻止される。
【0014】フック部12は、ハンガー3を導入するた
めの開口12aを有する門型のものであり、輸液ボトル
2の底部に対して倒伏状態に維持されている。また、上
記フック部12の両端部には、フック部12を起立させ
た際に上記ロック部14と係合する係合部12bがそれ
ぞれ突設されている。この係合部12bは、互いに向か
い合った一対の爪片12cによって構成された凹部であ
り、この凹部はロック部14の形状と対応して内部が拡
がった構造を有している。これにより、ロック部14と
係合した状態でフック部12がロック部14から不用意
に離脱するのを防止している。
めの開口12aを有する門型のものであり、輸液ボトル
2の底部に対して倒伏状態に維持されている。また、上
記フック部12の両端部には、フック部12を起立させ
た際に上記ロック部14と係合する係合部12bがそれ
ぞれ突設されている。この係合部12bは、互いに向か
い合った一対の爪片12cによって構成された凹部であ
り、この凹部はロック部14の形状と対応して内部が拡
がった構造を有している。これにより、ロック部14と
係合した状態でフック部12がロック部14から不用意
に離脱するのを防止している。
【0015】ヒンジ部13は、基部11のブロック部1
1bに対してフック部12を起立可能に接続する薄肉の
ものであり、フック部12を図2に示す倒伏状態から、
図3に示すほぼ垂直な起立状態に回動させることができ
る。ロック部14は、基部11のブロック部11bの上
面に突設されたピン状のものであり、上記フック部12
の起立に伴って、係合部12bの爪片12c間に割り込
んで、当該係合部12bと係合する。
1bに対してフック部12を起立可能に接続する薄肉の
ものであり、フック部12を図2に示す倒伏状態から、
図3に示すほぼ垂直な起立状態に回動させることができ
る。ロック部14は、基部11のブロック部11bの上
面に突設されたピン状のものであり、上記フック部12
の起立に伴って、係合部12bの爪片12c間に割り込
んで、当該係合部12bと係合する。
【0016】上記の構成の吊り具1は、図2に示すよう
に、基部11の被嵌合部11aを、輸液ボトル2の嵌合
部23に嵌合させた状態で、輸液ボトル2の凹部22内
に収容される。この際、フック部12は、ヒンジ部13
によって倒伏状態に維持されているので、凹部22から
突出するのが規制される。従って、製造ラインにおいて
フック部12が引っ掛かったり、輸液ボトル2をテーブ
ルに載置した際に安定性が悪くなったりする虞がない。
に、基部11の被嵌合部11aを、輸液ボトル2の嵌合
部23に嵌合させた状態で、輸液ボトル2の凹部22内
に収容される。この際、フック部12は、ヒンジ部13
によって倒伏状態に維持されているので、凹部22から
突出するのが規制される。従って、製造ラインにおいて
フック部12が引っ掛かったり、輸液ボトル2をテーブ
ルに載置した際に安定性が悪くなったりする虞がない。
【0017】また、点滴に際しては、図3に示すよう
に、フック部12を起立させると、フック部12の係合
部12bに対して、ロック部14が係合するので、フッ
ク部12を垂直に起立させた状態に維持することができ
る。従って、フック部12をハンガー3に引っ掛けた際
に、ヒンジ部13の反発力によって、輸液ボトル2が傾
くのを防止することができる。このため、輸液面や点滴
筒内の滴下が見え難くなるのを防止することができる。
に、フック部12を起立させると、フック部12の係合
部12bに対して、ロック部14が係合するので、フッ
ク部12を垂直に起立させた状態に維持することができ
る。従って、フック部12をハンガー3に引っ掛けた際
に、ヒンジ部13の反発力によって、輸液ボトル2が傾
くのを防止することができる。このため、輸液面や点滴
筒内の滴下が見え難くなるのを防止することができる。
【0018】輸液ボトル2の傾きを確実に防止するうえ
で、フック部12の両端が接続される一対のブロック部
11b,11bの被嵌合部11aに対する取付け位置は
重要である。すなわち、本発明では、図4aに示すよう
に、環状の被嵌合部11aの中心Oが一対のブロック部
11b,11bの各側壁面から延びる延長線15上に位
置し、これにより図4bに示すようにフック部12の起
立状態でフック部12の前面12dと同一面となる垂直
面16が環状の被嵌合部11aの中心Oを通るように構
成される。
で、フック部12の両端が接続される一対のブロック部
11b,11bの被嵌合部11aに対する取付け位置は
重要である。すなわち、本発明では、図4aに示すよう
に、環状の被嵌合部11aの中心Oが一対のブロック部
11b,11bの各側壁面から延びる延長線15上に位
置し、これにより図4bに示すようにフック部12の起
立状態でフック部12の前面12dと同一面となる垂直
面16が環状の被嵌合部11aの中心Oを通るように構
成される。
【0019】また、他の取付け位置としては、図5aに
示すように、一対のブロック部11b,11bの側壁面
が、環状の被嵌合部11aの中心Oを通る延長線15よ
りわずかに外れた位置にあるように、一対のブロック部
11b,11bを被嵌合部11aの外周に取り付け、そ
れによって図5bに示すようにフック部12の起立状態
でフック部12の側面を縦に2等分する垂直面17が上
記環状の被嵌合部11aの中心Oを通るように構成され
る。
示すように、一対のブロック部11b,11bの側壁面
が、環状の被嵌合部11aの中心Oを通る延長線15よ
りわずかに外れた位置にあるように、一対のブロック部
11b,11bを被嵌合部11aの外周に取り付け、そ
れによって図5bに示すようにフック部12の起立状態
でフック部12の側面を縦に2等分する垂直面17が上
記環状の被嵌合部11aの中心Oを通るように構成され
る。
【0020】さらに、一対のブロック部11b,11b
は、フック部12の起立状態でフック部12の前面と同
一面となる第1の垂直面16と、同状態でフック部12
の側面を2等分する第2の垂直面17との間に上記環状
の被嵌合部11aの中心Oが存在するような位置で環状
の被嵌合部11aに接続されてもよい。本発明の吊り具
は、例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂を
用いて、射出成形などによって製造される。
は、フック部12の起立状態でフック部12の前面と同
一面となる第1の垂直面16と、同状態でフック部12
の側面を2等分する第2の垂直面17との間に上記環状
の被嵌合部11aの中心Oが存在するような位置で環状
の被嵌合部11aに接続されてもよい。本発明の吊り具
は、例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂を
用いて、射出成形などによって製造される。
【0021】次に本発明の吊り具付き輸液ボトルの製造
方法の一例を図6および図7を参照しながら説明する。
図6は、パリソンの射出成形からブロー成形を経て成形
品のエジェクトまでを一連の装置で行う、ホットパリソ
ン方式による二軸延伸ブロー成形装置を示している。図
6(a)は容器の原形となるパリソンを成形する射出成形
装置を示しており、射出型コア31、ネック型32a,
32b、雌型33、ランナー型34および押出し機35
とからなる。これらの型は通常開いており、成形時に同
図(a)に示すように閉じた状態となる。
方法の一例を図6および図7を参照しながら説明する。
図6は、パリソンの射出成形からブロー成形を経て成形
品のエジェクトまでを一連の装置で行う、ホットパリソ
ン方式による二軸延伸ブロー成形装置を示している。図
6(a)は容器の原形となるパリソンを成形する射出成形
装置を示しており、射出型コア31、ネック型32a,
32b、雌型33、ランナー型34および押出し機35
とからなる。これらの型は通常開いており、成形時に同
図(a)に示すように閉じた状態となる。
【0022】ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ートなどの容器材料は、押出し機35にて溶融後、射出
され、ランナー型34内の経路36を通り、射出型の空
洞部37内に注入される。このとき、予め冷却されてい
る射出型により、空洞部37の内表面に接触する部位は
冷却されて軟化点付近になるが、空洞部37の中央部付
近はまだ溶融状態のままである。この状態で、コア31
を上昇させ、雌型33を下降させて、パリソンを取り出
す。ついで、ネック型32a,32bにてパリソンを保
持した状態で図6(b)に示す装置に移す。
ートなどの容器材料は、押出し機35にて溶融後、射出
され、ランナー型34内の経路36を通り、射出型の空
洞部37内に注入される。このとき、予め冷却されてい
る射出型により、空洞部37の内表面に接触する部位は
冷却されて軟化点付近になるが、空洞部37の中央部付
近はまだ溶融状態のままである。この状態で、コア31
を上昇させ、雌型33を下降させて、パリソンを取り出
す。ついで、ネック型32a,32bにてパリソンを保
持した状態で図6(b)に示す装置に移す。
【0023】同図(b)の装置は、二軸延伸ブローの予備
段階として、パリソンの再加熱および予備ブローを行う
ものであって、加熱ロッド38および温度調節機能を兼
ね備えた予備ブロー型39a,39bからなる。同図
(b)は、加熱ロッド38が下降し、かつ予備ブロー型3
9a,39bが閉じている状態を示しているが、通常は
予備ブロー型39a,39bが開いており、加熱ロッド
38も上昇した状態になっている。この予備ブロー型3
9a,39b内にパリソンを収容し、型を閉じかつ加熱
ロッド38を下降させた状態で、予備ブロー型39a,
39bと加熱ロッド38との隙間からエアーブローを行
い、第2のパリソン40を得る。このパリソン40の外
表面は型39a,39bに接することにより再加熱され
る。また、パリソン40の内表面は、すでに加熱ロッド
38により再加熱された状態となり、二軸延伸ブローの
準備が完了する。この状態で、予備ブロー型39a,3
9bおよび加熱ロッド38を通常の元の位置に戻し、ネ
ック型32a,32bにてパリソン40を保持したま
ま、図6(c)の装置に移す。
段階として、パリソンの再加熱および予備ブローを行う
ものであって、加熱ロッド38および温度調節機能を兼
ね備えた予備ブロー型39a,39bからなる。同図
(b)は、加熱ロッド38が下降し、かつ予備ブロー型3
9a,39bが閉じている状態を示しているが、通常は
予備ブロー型39a,39bが開いており、加熱ロッド
38も上昇した状態になっている。この予備ブロー型3
9a,39b内にパリソンを収容し、型を閉じかつ加熱
ロッド38を下降させた状態で、予備ブロー型39a,
39bと加熱ロッド38との隙間からエアーブローを行
い、第2のパリソン40を得る。このパリソン40の外
表面は型39a,39bに接することにより再加熱され
る。また、パリソン40の内表面は、すでに加熱ロッド
38により再加熱された状態となり、二軸延伸ブローの
準備が完了する。この状態で、予備ブロー型39a,3
9bおよび加熱ロッド38を通常の元の位置に戻し、ネ
ック型32a,32bにてパリソン40を保持したま
ま、図6(c)の装置に移す。
【0024】図6(c)〜(e)は、二軸延伸ブローを行うた
めの装置での一連の操作を示している。この装置は、延
伸ロッド41、ブロー型42a,42bおよび底型43
からなる。同図(c)はパリソン40を囲むようにブロー
型42a,42bが閉じた状態を示している。また、底
型43の型内には吊り具44が装着されている。この状
態で、底型43を上昇させ、パリソン40を完全に包み
込むように型を閉じる。ついで、延伸ロッド41が下降
を開始し、ネック型32a,32bを通り、パリソン4
0の有底部を押しながら底型43まで下降し、パリソン
40を縦方向に延伸する(図6(d))。
めの装置での一連の操作を示している。この装置は、延
伸ロッド41、ブロー型42a,42bおよび底型43
からなる。同図(c)はパリソン40を囲むようにブロー
型42a,42bが閉じた状態を示している。また、底
型43の型内には吊り具44が装着されている。この状
態で、底型43を上昇させ、パリソン40を完全に包み
込むように型を閉じる。ついで、延伸ロッド41が下降
を開始し、ネック型32a,32bを通り、パリソン4
0の有底部を押しながら底型43まで下降し、パリソン
40を縦方向に延伸する(図6(d))。
【0025】縦方向への延伸終了直後に、ネック型32
a,32bと延伸ロッド41との隙間からエアーブロー
が開始され、パリソン40は横方向に延伸されて、ブロ
ー型42a,42bおよび底型43の内面に密着して、
輸液ボトル47が成形される。ここで、吊り具44は、
図7に示すように、底型43の型内面の中央に設けられ
た凹部48の入口部分の段部49にあらかじめ装着され
ている。そのため、パリソン40をブロー成形すると、
パリソン40は吊り具44の環状の被嵌合部11a内を
通って凹部48内に充填される。このとき、凹部48の
内径は環状の被嵌合部11aの内径よりも大きいため、
換言すれば成形された嵌合部50の外径は環状の被嵌合
部11aの内径よりも大きいため、吊り具44は輸液ボ
トル47の底部に嵌合された状態となる。
a,32bと延伸ロッド41との隙間からエアーブロー
が開始され、パリソン40は横方向に延伸されて、ブロ
ー型42a,42bおよび底型43の内面に密着して、
輸液ボトル47が成形される。ここで、吊り具44は、
図7に示すように、底型43の型内面の中央に設けられ
た凹部48の入口部分の段部49にあらかじめ装着され
ている。そのため、パリソン40をブロー成形すると、
パリソン40は吊り具44の環状の被嵌合部11a内を
通って凹部48内に充填される。このとき、凹部48の
内径は環状の被嵌合部11aの内径よりも大きいため、
換言すれば成形された嵌合部50の外径は環状の被嵌合
部11aの内径よりも大きいため、吊り具44は輸液ボ
トル47の底部に嵌合された状態となる。
【0026】なお、吊り具44に設けたフック部12は
成形時にパリソン40に接触するが、パリソン40は樹
脂の結晶化温度よりも高く融点よりも低い所定温度に維
持されているため、フック部12がパリソン40に融着
して起立できなくなるおそれはない。ちなみに、輸液ボ
トルの材料がポリプロピレンの場合、結晶化温度が約1
10℃で融点が約160℃であるので、110〜160
℃未満の範囲内の温度でブロー成形される。
成形時にパリソン40に接触するが、パリソン40は樹
脂の結晶化温度よりも高く融点よりも低い所定温度に維
持されているため、フック部12がパリソン40に融着
して起立できなくなるおそれはない。ちなみに、輸液ボ
トルの材料がポリプロピレンの場合、結晶化温度が約1
10℃で融点が約160℃であるので、110〜160
℃未満の範囲内の温度でブロー成形される。
【0027】縦、横の二軸延伸ブロー終了後、ブロー型
42a,42bを左右に開き、底型43を下降させ、ネ
ック型32a,32bで輸液ボトル47を保持したま
ま、エジェクト(図示せず)へ移動して、ネック型32
a,32bを左右に開いて、図6(f)に示す輸液ボトル
47を装置から離脱させる。なお、本発明の吊り具は、
上記実施例に限定されるものでなく、例えばロック部1
4を、フック部12に係合可能な鍵形のもので構成する
等、種々の設計変更を施すことができる。
42a,42bを左右に開き、底型43を下降させ、ネ
ック型32a,32bで輸液ボトル47を保持したま
ま、エジェクト(図示せず)へ移動して、ネック型32
a,32bを左右に開いて、図6(f)に示す輸液ボトル
47を装置から離脱させる。なお、本発明の吊り具は、
上記実施例に限定されるものでなく、例えばロック部1
4を、フック部12に係合可能な鍵形のもので構成する
等、種々の設計変更を施すことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ヒンジ
部によってフック部が輸液ボトルの凹部から突出するの
を規制することができるので、製造ラインにおいてフッ
ク部が引っ掛かって、製造ラインが停止したり、輸液ボ
トルをテーブルに載置した際に安定性が悪くなったりす
る虞がない。
部によってフック部が輸液ボトルの凹部から突出するの
を規制することができるので、製造ラインにおいてフッ
ク部が引っ掛かって、製造ラインが停止したり、輸液ボ
トルをテーブルに載置した際に安定性が悪くなったりす
る虞がない。
【0029】また、フック部を起立させた状態で、ロッ
ク部によってフック部の起立状態を維持することができ
るので、ヒンジ部の反発力によって、点滴中に輸液ボト
ルが傾いて、輸液面や輸液の滴下状態が見え難くなる虞
がない。従って、生産性に優れると共に取扱が容易で、
しかも輸液投与を正確に行なうことができる輸液ボトル
を提供することができるという効果を奏する。
ク部によってフック部の起立状態を維持することができ
るので、ヒンジ部の反発力によって、点滴中に輸液ボト
ルが傾いて、輸液面や輸液の滴下状態が見え難くなる虞
がない。従って、生産性に優れると共に取扱が容易で、
しかも輸液投与を正確に行なうことができる輸液ボトル
を提供することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の輸液ボトル用の吊り具の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】上記吊り具を輸液ボトルに取付けた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】輸液ボトルをハンガーに吊り下げた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】同図(a)は吊り具の被嵌合部に対するブロック
部の取付け位置を示す平面図、同図(b)は図(a)に示す吊
り具におけるフック部の起立状態を示す側面図である。
部の取付け位置を示す平面図、同図(b)は図(a)に示す吊
り具におけるフック部の起立状態を示す側面図である。
【図5】同図(a)は吊り具の被嵌合部に対するブロック
部の取付け位置の他の例を示す平面図、同図(b)は図(a)
に示す吊り具におけるフック部の起立状態を示す側面図
である。
部の取付け位置の他の例を示す平面図、同図(b)は図(a)
に示す吊り具におけるフック部の起立状態を示す側面図
である。
【図6】吊り具付き輸液ボトルの製造方法の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】吊り具の取付け状態を示す断面図である。
1 吊り具 11 基部 12 フック部 13 ヒンジ部 14 ロック部 2 輸液ボトル 21 底部 22 凹部 23 嵌合部 3 ハンガー
Claims (5)
- 【請求項1】輸液ボトル底部の凹部内に収容され、フッ
ク部をハンガーに引っ掛けることにより、輸液ボトルを
逆さに吊り下げる輸液ボトル用の吊り具において、 輸液ボトル底部の凹部内に突設された嵌合部に嵌合取着
される基部と、 上記フック部を、倒伏させた状態で基部に対して起立可
能に接続するヒンジ部と、 フック部を起立させた際にフック部の所定部と係合し
て、当該フック部を起立状態に維持するロック部とを備
えることを特徴とする輸液ボトル用の吊り具。 - 【請求項2】上記基部は、環状の被嵌合部と、この被嵌
合部の外周に設けられた一対のブロック部とからなり、
各ブロック部の側壁に上記ヒンジ部を介して上記フック
部の両端がそれぞれ接続されると共に、一対のブロック
部が、フック部の起立状態でフック部の前面と同一面と
なる第1の垂直面と、同状態でフック部の側面を2等分
する第2の垂直面との間に上記環状の被嵌合部の中心が
存在するような位置で環状の被嵌合部に接続されている
請求項1記載の輸液ボトル用吊り具。 - 【請求項3】上記基部は、環状の被嵌合部と、この被嵌
合部の外周に設けられた一対のブロック部とからなり、
各ブロック部の側壁に上記ヒンジ部を介して上記フック
部の両端がそれぞれ接続されると共に、一対のブロック
部が、フック部の起立状態でフック部の前面と同一面と
なる垂直面が上記環状の被嵌合部の中心を通るような位
置で環状の被嵌合部に接続されている請求項1または2
記載の輸液ボトル用の吊り具。 - 【請求項4】上記基部は、環状の被嵌合部と、この被嵌
合部の外周に設けられた一対のブロック部とからなり、
各ブロック部の側壁に上記ヒンジ部を介して上記フック
部の両端がそれぞれ接続されると共に、一対のブロック
部が、フック部の起立状態でフック部の側面を縦に2等
分する垂直面が上記環状の被嵌合部の中心を通るような
位置で環状の被嵌合部に接続されている請求項1または
2記載の輸液ボトル用の吊り具。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の吊り具を
底部の凹部内に取り付けたことを特徴とする吊り具付き
輸液ボトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6086925A JPH0788152A (ja) | 1993-05-07 | 1994-04-25 | 輸液ボトル用の吊り具および吊り具付き輸液ボトル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10702593 | 1993-05-07 | ||
| JP5-107025 | 1993-05-07 | ||
| JP6086925A JPH0788152A (ja) | 1993-05-07 | 1994-04-25 | 輸液ボトル用の吊り具および吊り具付き輸液ボトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0788152A true JPH0788152A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=26427995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6086925A Pending JPH0788152A (ja) | 1993-05-07 | 1994-04-25 | 輸液ボトル用の吊り具および吊り具付き輸液ボトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788152A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7922961B2 (en) | 2006-11-10 | 2011-04-12 | Rexam Healthcare Packaging Inc. | Molded plastic container having insert-molded insert and method of manufacture |
| JP2015123087A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | テルモ株式会社 | 医療用液体収納用容器体およびそれを用いた薬剤充填済み医療用容器 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP6086925A patent/JPH0788152A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7922961B2 (en) | 2006-11-10 | 2011-04-12 | Rexam Healthcare Packaging Inc. | Molded plastic container having insert-molded insert and method of manufacture |
| JP2015123087A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | テルモ株式会社 | 医療用液体収納用容器体およびそれを用いた薬剤充填済み医療用容器 |
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