JPH0788183A - 輸液ポンプ - Google Patents
輸液ポンプInfo
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- JPH0788183A JPH0788183A JP5234811A JP23481193A JPH0788183A JP H0788183 A JPH0788183 A JP H0788183A JP 5234811 A JP5234811 A JP 5234811A JP 23481193 A JP23481193 A JP 23481193A JP H0788183 A JPH0788183 A JP H0788183A
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- JP
- Japan
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- finger
- tube
- infusion pump
- fingers
- engaging
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸液流量精度の低下を防止しつつチューブを
閉塞するのに必要最小な一定の力によって各フィンガを
駆動する。 【構成】 カム22に追従する第1フィンガ23とチュ
ーブ27を押圧する第2フィンガ24とを、バネ25を
介して係合する。カム22の回転に伴って第1,第2フ
ィンガ23,24が一体となって前進し、第2フィンガ
の押圧部の端面36がチューブ27に当接した後はバネ
が圧縮されて第2フィンガ24はチューブ27を閉塞す
る。そして、チューブ27が完全に閉塞された位置で第
2フィンガ24はフィンガ取付部26に当接して停止す
る。こうして、互いに独立したバネによって各第2フィ
ンガを押圧することによって、必要最小な一定の力によ
って各第2フィンガを駆動する。また、チューブ27を
必要以上に変形させず、チューブ27を平板状の扉28
で支持して輸液流量精度の低下を防止する。
閉塞するのに必要最小な一定の力によって各フィンガを
駆動する。 【構成】 カム22に追従する第1フィンガ23とチュ
ーブ27を押圧する第2フィンガ24とを、バネ25を
介して係合する。カム22の回転に伴って第1,第2フ
ィンガ23,24が一体となって前進し、第2フィンガ
の押圧部の端面36がチューブ27に当接した後はバネ
が圧縮されて第2フィンガ24はチューブ27を閉塞す
る。そして、チューブ27が完全に閉塞された位置で第
2フィンガ24はフィンガ取付部26に当接して停止す
る。こうして、互いに独立したバネによって各第2フィ
ンガを押圧することによって、必要最小な一定の力によ
って各第2フィンガを駆動する。また、チューブ27を
必要以上に変形させず、チューブ27を平板状の扉28
で支持して輸液流量精度の低下を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体が流通するチュ
ーブを一方向へ順次押圧して液体を送り出す輸液ポンプ
に関する。
ーブを一方向へ順次押圧して液体を送り出す輸液ポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11(a)はリニアペリスタルティック
方式の輸液ポンプにおける送液部の平面図である。ま
た、図11(b)は、図11(a)におけるA−A矢視断面図
である。
方式の輸液ポンプにおける送液部の平面図である。ま
た、図11(b)は、図11(a)におけるA−A矢視断面図
である。
【0003】モータ(図示せず)によってシャフト1が回
転されると、このシャフト1に対して2mm偏心して順次
位相をずらして積層して取り付けられた10枚のカム2
が回転する。そして、各カム2を回転自在に嵌合してい
るフィンガ3がプレッシャープレート4の面に対して垂
直方向に4mmの往復運動を行う。その際に、プレッシャ
ープレート4はバネ5による強い圧力で基準面7に対し
て押し付けられているので、カム2が上死点に達すると
フィンガ3はチューブ6を閉塞する(図11(a)における
実線部分)。一方、カム2が下死点に達するとフィンガ
3はチューブ6を最大限に解放する(図11(a)における
破線部分)。
転されると、このシャフト1に対して2mm偏心して順次
位相をずらして積層して取り付けられた10枚のカム2
が回転する。そして、各カム2を回転自在に嵌合してい
るフィンガ3がプレッシャープレート4の面に対して垂
直方向に4mmの往復運動を行う。その際に、プレッシャ
ープレート4はバネ5による強い圧力で基準面7に対し
て押し付けられているので、カム2が上死点に達すると
フィンガ3はチューブ6を閉塞する(図11(a)における
実線部分)。一方、カム2が下死点に達するとフィンガ
3はチューブ6を最大限に解放する(図11(a)における
破線部分)。
【0004】こうして、上記10枚のカム2をシャフト
1に角度36度ずつずらして取り付けると共に、各カム
2に1枚のフィンガ3を対応付けることによって、シャ
フト1の1回転に連れて各フィンガ3によって♯1フィ
ンガ(“31"と表す。以下同様)側から♯10フィンガ3
10側に向かって順次チューブ6を閉塞して、チューブ6
内の薬液が吐出されるのである。
1に角度36度ずつずらして取り付けると共に、各カム
2に1枚のフィンガ3を対応付けることによって、シャ
フト1の1回転に連れて各フィンガ3によって♯1フィ
ンガ(“31"と表す。以下同様)側から♯10フィンガ3
10側に向かって順次チューブ6を閉塞して、チューブ6
内の薬液が吐出されるのである。
【0005】図12は、上記各カム2の回転角度と対応
する各フィンガ3先端の変位との関係を示し、各フィン
ガ3の先端は正弦曲線を描いて変動する。したがって、
互いに隣接するフィンガ3のうちの一方のフィンガ(以
下、♯1フィンガ31で代表する)3が最前進位置から後
退する際に、前進してくる他方のフィンガ(以下、♯2
フィンガ32で代表する)3とすれ違う。つまり、両フィ
ンガ3の先端が同一位置となる瞬間がある。この互いに
隣接する♯1,♯2フィンガ31,32の先端が同じ位置と
なるのは、上述のように隣接するカム2は角度36度ず
つずらしてシャフト1に取り付けられているのであるか
ら、上記♯1フィンガ31が最前進位置に在る場合の♯
1カム21の位置(上死点)から♯1カム21が更に角度1
8度だけ回転した位置である。
する各フィンガ3先端の変位との関係を示し、各フィン
ガ3の先端は正弦曲線を描いて変動する。したがって、
互いに隣接するフィンガ3のうちの一方のフィンガ(以
下、♯1フィンガ31で代表する)3が最前進位置から後
退する際に、前進してくる他方のフィンガ(以下、♯2
フィンガ32で代表する)3とすれ違う。つまり、両フィ
ンガ3の先端が同一位置となる瞬間がある。この互いに
隣接する♯1,♯2フィンガ31,32の先端が同じ位置と
なるのは、上述のように隣接するカム2は角度36度ず
つずらしてシャフト1に取り付けられているのであるか
ら、上記♯1フィンガ31が最前進位置に在る場合の♯
1カム21の位置(上死点)から♯1カム21が更に角度1
8度だけ回転した位置である。
【0006】そこで、上記各フィンガ3が最前進位置に
ある場合にチューブ6が完全に閉塞されるようにプレッ
シャープレート4とフィンガ3との位置関係を設定した
場合には、♯1フィンガ31が最前進位置から後退し始
めてから♯2フィンガ32が最前進位置に至るまでの期
間(図12における斜線期間(A))はチューブ6が完全に
閉塞されないことなり、薬液の流れは生じないことにな
る。したがって、各カム2が上死点から角度18度だけ
回転した際に対応するフィンガ3がチューブ6を閉塞す
るように、各カム2および各フィンガ3の位置が設定さ
れている。
ある場合にチューブ6が完全に閉塞されるようにプレッ
シャープレート4とフィンガ3との位置関係を設定した
場合には、♯1フィンガ31が最前進位置から後退し始
めてから♯2フィンガ32が最前進位置に至るまでの期
間(図12における斜線期間(A))はチューブ6が完全に
閉塞されないことなり、薬液の流れは生じないことにな
る。したがって、各カム2が上死点から角度18度だけ
回転した際に対応するフィンガ3がチューブ6を閉塞す
るように、各カム2および各フィンガ3の位置が設定さ
れている。
【0007】また、上述のように、上記プレッシャープ
レート4はバネ5によってその両側部分が基準面7に当
接するように押圧されている。したがって、1枚のフィ
ンガ3によってプレッシャープレート4を押圧する際に
プレッシャープレート4に加わる圧力分布は、図13に
示すように、プレッシャープレート4の上下両端部では
プレッシャープレート4が大きく傾くために小さく、中
央部ではプレッシャープレート4が傾かずに平行移動す
るために大きくなっている。
レート4はバネ5によってその両側部分が基準面7に当
接するように押圧されている。したがって、1枚のフィ
ンガ3によってプレッシャープレート4を押圧する際に
プレッシャープレート4に加わる圧力分布は、図13に
示すように、プレッシャープレート4の上下両端部では
プレッシャープレート4が大きく傾くために小さく、中
央部ではプレッシャープレート4が傾かずに平行移動す
るために大きくなっている。
【0008】そして、上記フィンガ3がチューブ6を閉
塞する際に、プレッシャープレート4が受ける圧力の反
力によってフィンガ3が押圧される。一方、シャフト1
およびカム2を介してフィンガ3を駆動するモータの駆
動トルクは、フィンガ3がプレッシャープレート4から
受ける反力に比例する。以上のことから、モータによっ
てフィンガ3を駆動するに際して、♯5フィンガ35お
よび♯6フィンガ36がプレッシャープレート4の中心
付近を押圧する場合には大きな力で押圧しなければなら
ず、モータの駆動トルクがシャフト1の回転角度に応じ
て変動することになる。
塞する際に、プレッシャープレート4が受ける圧力の反
力によってフィンガ3が押圧される。一方、シャフト1
およびカム2を介してフィンガ3を駆動するモータの駆
動トルクは、フィンガ3がプレッシャープレート4から
受ける反力に比例する。以上のことから、モータによっ
てフィンガ3を駆動するに際して、♯5フィンガ35お
よび♯6フィンガ36がプレッシャープレート4の中心
付近を押圧する場合には大きな力で押圧しなければなら
ず、モータの駆動トルクがシャフト1の回転角度に応じ
て変動することになる。
【0009】上述の欠点に対処するために、従来、以下
のような2つの方式が提案されている。
のような2つの方式が提案されている。
【0010】第1の方式は、図14に示すように、プレ
ッシャープレートを薬液の流れの方向に10分割した分
割型プレッシャープレート8によって構成する。そし
て、個々のプレッシャープレート8a〜8jは互いに独立
したバネ9a〜9jによって圧力が付加されるようにす
る。
ッシャープレートを薬液の流れの方向に10分割した分
割型プレッシャープレート8によって構成する。そし
て、個々のプレッシャープレート8a〜8jは互いに独立
したバネ9a〜9jによって圧力が付加されるようにす
る。
【0011】ここで、図13に示すように、上記1枚の
フィンガ3によってプレッシャープレート4を押圧する
際にプレッシャープレート4に加わる圧力分布がプレッ
シャープレート4の上下両端部では小さく中央部では大
きくなるのは、一枚のプレッシャープレート4をバネ圧
によって支持しているために、プレッシャープレート4
を押圧するフィンガ3の位置が移動するとプレッシャー
プレート4の傾き角度が変化してバネ5の変位量が変化
するためである。
フィンガ3によってプレッシャープレート4を押圧する
際にプレッシャープレート4に加わる圧力分布がプレッ
シャープレート4の上下両端部では小さく中央部では大
きくなるのは、一枚のプレッシャープレート4をバネ圧
によって支持しているために、プレッシャープレート4
を押圧するフィンガ3の位置が移動するとプレッシャー
プレート4の傾き角度が変化してバネ5の変位量が変化
するためである。
【0012】そこで、第1の方式では、分割型プレッシ
ャープレート8を形成する個々のプレッシャープレート
8a〜8jを互いに独立したバネ9a〜9jによって支持し
て、チューブ6を押圧しているフィンガ3の周囲におけ
る個々のプレッシャープレート8a〜8jの変位量を同じ
にするのである。こうすることによって、バネ9がプレ
ッシャープレート8を介してフィンガ3に最も大きな反
力を与える部位が回転位相の変化に拘わらずチューブ6
を強く押圧しているフィンガ3の部位に限定されること
になり、シャフト1に掛かる反力の変動が少なくなるの
である。したがって、上記モータがフィンガ3を駆動す
る必要最小トルクが平滑化されるのである。
ャープレート8を形成する個々のプレッシャープレート
8a〜8jを互いに独立したバネ9a〜9jによって支持し
て、チューブ6を押圧しているフィンガ3の周囲におけ
る個々のプレッシャープレート8a〜8jの変位量を同じ
にするのである。こうすることによって、バネ9がプレ
ッシャープレート8を介してフィンガ3に最も大きな反
力を与える部位が回転位相の変化に拘わらずチューブ6
を強く押圧しているフィンガ3の部位に限定されること
になり、シャフト1に掛かる反力の変動が少なくなるの
である。したがって、上記モータがフィンガ3を駆動す
る必要最小トルクが平滑化されるのである。
【0013】また、第2の方式では、図16に示すよう
にプレッシャープレート10の中央部に窪み11を設け
ている。こうすることによって、中央部の♯5フィンガ
35および♯6フィンガ36がプレッシャープレート10
に当たるまでの距離が長くなって、♯5フィンガ35お
よび♯6フィンガ36がプレッシャープレート10を押
圧した際のバネ5の変位量が小さくなる。その結果、プ
レッシャープレート10の中央部における反力が小さく
なってシャフト1に掛かる反力の変動が少なくなる。し
たがって、上記モータがフィンガ3を駆動する必要最小
トルクが平滑化されるのである。
にプレッシャープレート10の中央部に窪み11を設け
ている。こうすることによって、中央部の♯5フィンガ
35および♯6フィンガ36がプレッシャープレート10
に当たるまでの距離が長くなって、♯5フィンガ35お
よび♯6フィンガ36がプレッシャープレート10を押
圧した際のバネ5の変位量が小さくなる。その結果、プ
レッシャープレート10の中央部における反力が小さく
なってシャフト1に掛かる反力の変動が少なくなる。し
たがって、上記モータがフィンガ3を駆動する必要最小
トルクが平滑化されるのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1の方式および第2の方式には、以下に述べるよ
うな問題がある。
来の第1の方式および第2の方式には、以下に述べるよ
うな問題がある。
【0015】すなわち、第1の方式においては、分割型
プレッシャープレート8の個々のプレッシャープレート
8a〜8jを互いに独立したバネ9a〜9jで付加してい
る。したがって、図15に示すように、フィンガ3がチ
ューブ6を介して分割型プレッシャープレート8を押圧
する際に、個々のプレッシャープレート8a〜8c間に段
差が生ずる。そのために、チューブ6の径変化にも段差
が生じて輸液流量精度が低下するという問題がある。
プレッシャープレート8の個々のプレッシャープレート
8a〜8jを互いに独立したバネ9a〜9jで付加してい
る。したがって、図15に示すように、フィンガ3がチ
ューブ6を介して分割型プレッシャープレート8を押圧
する際に、個々のプレッシャープレート8a〜8c間に段
差が生ずる。そのために、チューブ6の径変化にも段差
が生じて輸液流量精度が低下するという問題がある。
【0016】また、第2の方式においては、確かに♯5
フィンガ35および♯6フィンガ36がプレッシャープレ
ート10を押圧した際の反力は小さくなる。
フィンガ35および♯6フィンガ36がプレッシャープレ
ート10を押圧した際の反力は小さくなる。
【0017】ところが、上述したように、両端の♯10
フィンガ310及び♯1フィンガ31は、♯10カム210
が上死点から角度18度だけ回転した位置(つまり、♯
1カム21が上死点より角度18度だけ手前にある位置)
で同時にチューブ6を閉塞する。本来、1枚のフィンガ
3によってプレッシャープレート4に加わる圧力分布
は、図13に示すように、♯1フィンガ31および♯1
0フィンガ310に対応する上下端の箇所では小さくな
る。ところが、実際には、積層して取り付けられた10
枚のフィンガ3によってチューブ6を順次に押圧するた
めに、上述のように♯1フィンガ31および♯10フィ
ンガ310によってプレッシャープレート10の両端が同
時に押圧される場合が生ずるのである。
フィンガ310及び♯1フィンガ31は、♯10カム210
が上死点から角度18度だけ回転した位置(つまり、♯
1カム21が上死点より角度18度だけ手前にある位置)
で同時にチューブ6を閉塞する。本来、1枚のフィンガ
3によってプレッシャープレート4に加わる圧力分布
は、図13に示すように、♯1フィンガ31および♯1
0フィンガ310に対応する上下端の箇所では小さくな
る。ところが、実際には、積層して取り付けられた10
枚のフィンガ3によってチューブ6を順次に押圧するた
めに、上述のように♯1フィンガ31および♯10フィ
ンガ310によってプレッシャープレート10の両端が同
時に押圧される場合が生ずるのである。
【0018】その場合には、上記プレッシャープレート
10は傾かずに平行移動するのでプレッシャープレート
10全体からの反力が両端の♯1,♯10フィンガ31,
310に加わることになり、モータ駆動トルクが増大する
原因となっている。
10は傾かずに平行移動するのでプレッシャープレート
10全体からの反力が両端の♯1,♯10フィンガ31,
310に加わることになり、モータ駆動トルクが増大する
原因となっている。
【0019】さらに、上述のように各カム2が上死点か
ら角度18度だけ回転した位置でチューブ6が完全に閉
塞されるようにプレッシャープレート8,10とフィン
ガ3との位置関係を設定すると、♯10フィンガ310お
よび♯1フィンガ31は、対応するカム2が上死点から
角度±18度だけ回転した位置で既にチューブ6を完全
に閉塞しているにも拘わらず、上記対応するカム2が上
死点を中心として角度±18度の期間(図12における
斜線期間(B))ではプレッシャープレート8,10を介し
てチューブ6を更に押圧するために、チューブ6が異常
に変形することになる。そのために、長時間輸液ポンプ
を駆動させた場合にはチューブ6の疲労が大きくてフィ
ンガ3が最後退位置に至ってもチューブ6の対応する箇
所は元の径に復帰できず、輸液流量精度が悪化する原因
となっている。
ら角度18度だけ回転した位置でチューブ6が完全に閉
塞されるようにプレッシャープレート8,10とフィン
ガ3との位置関係を設定すると、♯10フィンガ310お
よび♯1フィンガ31は、対応するカム2が上死点から
角度±18度だけ回転した位置で既にチューブ6を完全
に閉塞しているにも拘わらず、上記対応するカム2が上
死点を中心として角度±18度の期間(図12における
斜線期間(B))ではプレッシャープレート8,10を介し
てチューブ6を更に押圧するために、チューブ6が異常
に変形することになる。そのために、長時間輸液ポンプ
を駆動させた場合にはチューブ6の疲労が大きくてフィ
ンガ3が最後退位置に至ってもチューブ6の対応する箇
所は元の径に復帰できず、輸液流量精度が悪化する原因
となっている。
【0020】そこで、この発明の目的は、輸液流量精度
の低下を防止しつつチューブを閉塞するのに必要最小な
一定の力によって各フィンガを駆動可能な輸液ポンプを
提供することにある。
の低下を防止しつつチューブを閉塞するのに必要最小な
一定の力によって各フィンガを駆動可能な輸液ポンプを
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、モータによって回転される
シャフトに所定の位相差を有して積層して取り付けられ
た複数のカムの夫々に追従する個々のフィンガが一定方
向に前進後退を繰り返し,上記複数のフィンガの先端に
よってチューブを順次押し絞り,上記チューブ内の輸液
を圧送するリニアペリスタルティック方式の輸液ポンプ
において、上記フィンガは,上記カムの夫々を回転自在
に嵌合して上記カムの動きに追従すると共に一端側に第
1係合部を有する第1フィンガと,一端側に上記第1係
合部に係合する第2係合部を有すると共に他端側の先端
によって上記チューブを押圧する第2フィンガとから成
り、係合状態にある上記第1フィンガと第2フィンガと
における対向する面間にはバネが縮装されていることを
特徴としている。
め、請求項1に係る発明は、モータによって回転される
シャフトに所定の位相差を有して積層して取り付けられ
た複数のカムの夫々に追従する個々のフィンガが一定方
向に前進後退を繰り返し,上記複数のフィンガの先端に
よってチューブを順次押し絞り,上記チューブ内の輸液
を圧送するリニアペリスタルティック方式の輸液ポンプ
において、上記フィンガは,上記カムの夫々を回転自在
に嵌合して上記カムの動きに追従すると共に一端側に第
1係合部を有する第1フィンガと,一端側に上記第1係
合部に係合する第2係合部を有すると共に他端側の先端
によって上記チューブを押圧する第2フィンガとから成
り、係合状態にある上記第1フィンガと第2フィンガと
における対向する面間にはバネが縮装されていることを
特徴としている。
【0022】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の輸液ポンプにおいて、上記第1係合部あるい
は第2係合部の何れか一方はT字型を成す係合突起であ
り、上記第1係合部あるいは第2係合部の何れか他方は
内側に屈曲した係合爪を先端に有してコ字型を成す係合
腕であり、上記バネは,上記係合突起の頭が上記係合腕
の係合爪に引っ掛かって上記第1フィンガと第2フィン
ガとが係合状態にある際に,上記係合突起と係合腕とに
おける互いに対向した面間に縮装されていることを特徴
としている。
係る発明の輸液ポンプにおいて、上記第1係合部あるい
は第2係合部の何れか一方はT字型を成す係合突起であ
り、上記第1係合部あるいは第2係合部の何れか他方は
内側に屈曲した係合爪を先端に有してコ字型を成す係合
腕であり、上記バネは,上記係合突起の頭が上記係合腕
の係合爪に引っ掛かって上記第1フィンガと第2フィン
ガとが係合状態にある際に,上記係合突起と係合腕とに
おける互いに対向した面間に縮装されていることを特徴
としている。
【0023】また、請求項3に係る発明は、請求項1あ
るいは請求項2に係る発明の輸液ポンプにおいて、上記
第1フィンガにおける第1係合部および第2フィンガに
おける第2係合部の厚みを,上記両フィンガにおける上
記係合部以外の部分の厚みよりも薄くしたことを特徴と
している。
るいは請求項2に係る発明の輸液ポンプにおいて、上記
第1フィンガにおける第1係合部および第2フィンガに
おける第2係合部の厚みを,上記両フィンガにおける上
記係合部以外の部分の厚みよりも薄くしたことを特徴と
している。
【0024】また、請求項4に係る発明は、請求項1あ
るいは請求項2に記載の輸液ポンプにおいて、上記第1
係合部あるいは第2係合部の上記何れか他方を成す係合
腕の一方の面における少なくとも上記係合突起の頭部両
端が移動する領域を平板で覆ったことを特徴としてい
る。
るいは請求項2に記載の輸液ポンプにおいて、上記第1
係合部あるいは第2係合部の上記何れか他方を成す係合
腕の一方の面における少なくとも上記係合突起の頭部両
端が移動する領域を平板で覆ったことを特徴としてい
る。
【0025】また、請求項5に係る発明は、請求項1乃
至請求項4の何れか一つに係る発明の輸液ポンプにおい
て、上記第2フィンガにおける上記他端側の先端によっ
て上記チューブが完全に閉塞された際に、上記第2フィ
ンガに当接してこの第2フィンガの前進を阻止する当接
部材を備えたことを特徴としている。
至請求項4の何れか一つに係る発明の輸液ポンプにおい
て、上記第2フィンガにおける上記他端側の先端によっ
て上記チューブが完全に閉塞された際に、上記第2フィ
ンガに当接してこの第2フィンガの前進を阻止する当接
部材を備えたことを特徴としている。
【0026】また、請求項6に係る発明は、請求項5に
係る発明の輸液ポンプにおいて、上記当接部材は、上記
複数の第2フィンガが積層して進退自在に取り付けられ
て保持されているフィンガ取付部材であることを特徴と
している。
係る発明の輸液ポンプにおいて、上記当接部材は、上記
複数の第2フィンガが積層して進退自在に取り付けられ
て保持されているフィンガ取付部材であることを特徴と
している。
【0027】また、請求項7に係る発明は、請求項5に
係る発明の輸液ポンプにおいて、上記当接部材は、上記
チューブを上記第2フィンガによる押圧側の反対側から
保持するチューブ保持部材であることを特徴としてい
る。
係る発明の輸液ポンプにおいて、上記当接部材は、上記
チューブを上記第2フィンガによる押圧側の反対側から
保持するチューブ保持部材であることを特徴としてい
る。
【0028】
【作用】請求項1に係る発明では、モータによってシャ
フトが回転されると、このシャフトに取り付けられたカ
ムに追従して第1フィンガが一定方向に前進する。そう
すると、第1フィンガの第1係合部とバネを介して係合
状態にある第2係合部を有する第2フィンガも前進す
る。そして、上記第2フィンガの先端が上記チューブに
当接すると上記バネが圧縮され、バネ圧によって上記第
2フィンガ1を介して上記チューブが押圧される。
フトが回転されると、このシャフトに取り付けられたカ
ムに追従して第1フィンガが一定方向に前進する。そう
すると、第1フィンガの第1係合部とバネを介して係合
状態にある第2係合部を有する第2フィンガも前進す
る。そして、上記第2フィンガの先端が上記チューブに
当接すると上記バネが圧縮され、バネ圧によって上記第
2フィンガ1を介して上記チューブが押圧される。
【0029】こうして、上記シャフトに所定の位相差を
有して積層して取り付けられた複数のカムの夫々に追従
して個々の第2フィンガが一定方向に前進後退を繰り返
すことによって、上記複数の第2フィンガの先端によっ
てチューブが順次押し絞られて上記チューブ内の輸液が
圧送される。
有して積層して取り付けられた複数のカムの夫々に追従
して個々の第2フィンガが一定方向に前進後退を繰り返
すことによって、上記複数の第2フィンガの先端によっ
てチューブが順次押し絞られて上記チューブ内の輸液が
圧送される。
【0030】また、請求項2に係る発明では、内側に屈
曲した係合爪を先端に有してコ字型を成す係合腕の上記
係合爪によって、T字型を成す係合突起の頭が引っ掛け
られて上記第1フィンガと第2フィンガとが係合状態と
なる。その際に、上記係合突起と係合腕とにおける互い
に対向した面間に縮装されたバネによって、第1フィン
ガからの力が第2フィンガに伝達される。
曲した係合爪を先端に有してコ字型を成す係合腕の上記
係合爪によって、T字型を成す係合突起の頭が引っ掛け
られて上記第1フィンガと第2フィンガとが係合状態と
なる。その際に、上記係合突起と係合腕とにおける互い
に対向した面間に縮装されたバネによって、第1フィン
ガからの力が第2フィンガに伝達される。
【0031】また、請求項3に係る発明では、係合状態
にある第1フィンガと第2フィンガとの間に縮装された
バネの伸縮方向のベクトルが上記第1フィンガの軸方向
と異なる場合には、上記第2フィンガの位置が第1フィ
ンガの位置に対してずれようとして隣接する第2フィン
ガと擦れ合う。その際に、上記第1フィンガにおける第
1係合部および第2フィンガにおける第2係合部の厚み
は上記係合部以外の部分の厚みよりも薄くなっているの
で、上記隣接する第2フィンガ同士は先端部のみで擦れ
合う。
にある第1フィンガと第2フィンガとの間に縮装された
バネの伸縮方向のベクトルが上記第1フィンガの軸方向
と異なる場合には、上記第2フィンガの位置が第1フィ
ンガの位置に対してずれようとして隣接する第2フィン
ガと擦れ合う。その際に、上記第1フィンガにおける第
1係合部および第2フィンガにおける第2係合部の厚み
は上記係合部以外の部分の厚みよりも薄くなっているの
で、上記隣接する第2フィンガ同士は先端部のみで擦れ
合う。
【0032】また、請求項4に係る発明では、バネの伸
縮方向のベクトルのずれに起因する上記第2フィンガの
第1フィンガに対する位置ずれは、上記係合腕の一方の
面を覆う平板によって阻止されて、隣接する第2フィン
ガ同士が擦れ合うことが防止される。
縮方向のベクトルのずれに起因する上記第2フィンガの
第1フィンガに対する位置ずれは、上記係合腕の一方の
面を覆う平板によって阻止されて、隣接する第2フィン
ガ同士が擦れ合うことが防止される。
【0033】また、請求項5乃至請求項7に係る発明で
は、第2フィンガの先端によってチューブが完全に閉塞
された際に、上記第2フィンガがフィンガ取付部材やチ
ューブ保持部材で実現される当接部材に当接して、この
当接部材によって上記第2フィンガの前進が阻止され
る。その結果、上記チューブが必要以上に圧縮されて必
要以上に変形されることがない。
は、第2フィンガの先端によってチューブが完全に閉塞
された際に、上記第2フィンガがフィンガ取付部材やチ
ューブ保持部材で実現される当接部材に当接して、この
当接部材によって上記第2フィンガの前進が阻止され
る。その結果、上記チューブが必要以上に圧縮されて必
要以上に変形されることがない。
【0034】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
説明する。
【0035】<第1例>図1は本実施例の輸液ポンプに
おける一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図であ
る。
おける一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図であ
る。
【0036】シャフト21に対して偏心して取り付けら
れたカム22を回転自在に嵌合すると共に、カム22の
回転に連れてプレッシャープレートを兼ねる輸液ポンプ
の扉28の内壁面に対して垂直方向に往復運動を行うフ
ィンガは、第1フィンガ23と第2フィンガ24との2
つの部位から構成される。
れたカム22を回転自在に嵌合すると共に、カム22の
回転に連れてプレッシャープレートを兼ねる輸液ポンプ
の扉28の内壁面に対して垂直方向に往復運動を行うフ
ィンガは、第1フィンガ23と第2フィンガ24との2
つの部位から構成される。
【0037】上記第1フィンガ23は、中央にカム21
を嵌合するための矩形の嵌合穴29を有する基部と、こ
の基部の一端から突出したT字型の係合突起32とから
成っている。また、第2フィンガ24は、内側に屈曲し
た係合爪31を先端に有して略コ字型を成して第1フィ
ンガ23の係合突起32と係合する係合腕30を有する
基部と、この基部の反係合腕30側の端面から突出して
チューブ27を押圧する押圧部とから成っている。
を嵌合するための矩形の嵌合穴29を有する基部と、こ
の基部の一端から突出したT字型の係合突起32とから
成っている。また、第2フィンガ24は、内側に屈曲し
た係合爪31を先端に有して略コ字型を成して第1フィ
ンガ23の係合突起32と係合する係合腕30を有する
基部と、この基部の反係合腕30側の端面から突出して
チューブ27を押圧する押圧部とから成っている。
【0038】上記第2フィンガ24の基部における係合
腕30の係合爪31が第1フィンガ23の係合突起32
の頭に引っ掛かることによって、第1フィンガ23と第
2フィンガ24とが係合するようになっている。そし
て、第1フィンガ23と第2フィンガ24とが係合され
た状態において、第1フィンガ23の係合突起32の端
面33と第2フィンガ24の係合腕30における上記端
面33に対向する内壁面34との間には、バネ25を縮
装している。
腕30の係合爪31が第1フィンガ23の係合突起32
の頭に引っ掛かることによって、第1フィンガ23と第
2フィンガ24とが係合するようになっている。そし
て、第1フィンガ23と第2フィンガ24とが係合され
た状態において、第1フィンガ23の係合突起32の端
面33と第2フィンガ24の係合腕30における上記端
面33に対向する内壁面34との間には、バネ25を縮
装している。
【0039】上記第2フィンガ24の押圧部はフィンガ
取付部26に穿たれた貫通孔35に挿通され、その端面
36がチューブ27の側面に当接可能になっている。
取付部26に穿たれた貫通孔35に挿通され、その端面
36がチューブ27の側面に当接可能になっている。
【0040】ここで、図1(b)に示すように、上記第2
フィンガ24における押圧部の基部からの突出距離をd
2とし、係合腕30の係合爪31までの長さをd4とす
る。また、図1(a)に示すように、第1フィンガ23の
係合突起32における頭部の厚みをd5とする。さら
に、フィンガ取付部26の厚みをd1とし、フィンガ取
付部26の表面から扉28の内壁面までの距離をd3と
する。
フィンガ24における押圧部の基部からの突出距離をd
2とし、係合腕30の係合爪31までの長さをd4とす
る。また、図1(a)に示すように、第1フィンガ23の
係合突起32における頭部の厚みをd5とする。さら
に、フィンガ取付部26の厚みをd1とし、フィンガ取
付部26の表面から扉28の内壁面までの距離をd3と
する。
【0041】上記バネ25の弾性係数は、バネ25の長
さが(d4−d5)である場合にチューブ27を閉塞できる
最小の力になるように設定されている。
さが(d4−d5)である場合にチューブ27を閉塞できる
最小の力になるように設定されている。
【0042】尚、実際の輸液ポンプは、上述のカム22
と第1フィンガ23と第2フィンガ24とから成る組が
シャフト21の長手方向に10組積層され、10枚のカ
ム22は角度36度ずつ位相をずらしてシャフト21に
取り付けられて形成されている。
と第1フィンガ23と第2フィンガ24とから成る組が
シャフト21の長手方向に10組積層され、10枚のカ
ム22は角度36度ずつ位相をずらしてシャフト21に
取り付けられて形成されている。
【0043】上記構成において、モータ(図示せず)によ
ってシャフト21が回転されて、カム22が下死点から
上死点に向かって回転する場合を考える。その場合に
は、第1フィンガ23はカム22に追従して第2フィン
ガ24側に移動する。そして、バネ25を介して第1フ
ィンガ23と第2フィンガ24とが一体となってチュー
ブ27に向かって前進する。その際に、上記距離d1と
距離d2の大小関係によって、次の2通りの動作に分か
れる。
ってシャフト21が回転されて、カム22が下死点から
上死点に向かって回転する場合を考える。その場合に
は、第1フィンガ23はカム22に追従して第2フィン
ガ24側に移動する。そして、バネ25を介して第1フ
ィンガ23と第2フィンガ24とが一体となってチュー
ブ27に向かって前進する。その際に、上記距離d1と
距離d2の大小関係によって、次の2通りの動作に分か
れる。
【0044】(1) (d2>d1)である場合 上記第1フィンガ23と第2フィンガ24とが一体とな
って前進すると、やがて、第2フィンガ24は、フィン
ガ取付部26に当接する前にその押圧部の端面36にお
いてチューブ27の側面に当接する。
って前進すると、やがて、第2フィンガ24は、フィン
ガ取付部26に当接する前にその押圧部の端面36にお
いてチューブ27の側面に当接する。
【0045】上記カム22が更に上死点に向かって回転
を続けると、第1フィンガ23の係合突起32における
端面33によってバネ25が圧縮される。そうすると、
バネ25の長さが(d4−d5)よりも短くなるためにバネ
圧はチューブ27を閉塞させるに必要な最小の力よりも
大きくなり、カム22が上死点より角度18度手前に位
置した際にチューブ27が完全に閉塞されるように距離
(d3−d2)が設定されていれば、その時点でチューブ2
7はバネ圧によって完全に閉塞される。
を続けると、第1フィンガ23の係合突起32における
端面33によってバネ25が圧縮される。そうすると、
バネ25の長さが(d4−d5)よりも短くなるためにバネ
圧はチューブ27を閉塞させるに必要な最小の力よりも
大きくなり、カム22が上死点より角度18度手前に位
置した際にチューブ27が完全に閉塞されるように距離
(d3−d2)が設定されていれば、その時点でチューブ2
7はバネ圧によって完全に閉塞される。
【0046】(2) (d2≦d1)である場合 上記第1フィンガ23と第2フィンガ24とが一体とな
って前進すると、やがて、第2フィンガ24の押圧部の
端面36がチューブ27の側面に当接する。
って前進すると、やがて、第2フィンガ24の押圧部の
端面36がチューブ27の側面に当接する。
【0047】上記カム22が更に上死点に向かって回転
を続けると、第1フィンガ23の係合突起32における
端面33によってバネ25が圧縮される。そうすると、
バネ25の長さが(d4−d5)よりも短くなるためにバネ
圧はチューブ27を閉塞させるに必要な最小の力よりも
大きくなり、チューブ27はバネ圧によって閉塞され
る。そして、カム22が上死点より角度18度手前に位
置した際に第2フィンガ24はフィンガ取付部26に当
接する。その結果、カム22が更に上死点に向かって回
転を続けて第1フィンガ23が前進し続けても、第2図
に示すように、第2フィンガ24は停止状態にある。そ
の際に、距離(d3−d2)がチューブ27を完全に閉塞可
能な距離に設定されていれば、チューブ27はバネ圧に
よって完全に閉塞される。
を続けると、第1フィンガ23の係合突起32における
端面33によってバネ25が圧縮される。そうすると、
バネ25の長さが(d4−d5)よりも短くなるためにバネ
圧はチューブ27を閉塞させるに必要な最小の力よりも
大きくなり、チューブ27はバネ圧によって閉塞され
る。そして、カム22が上死点より角度18度手前に位
置した際に第2フィンガ24はフィンガ取付部26に当
接する。その結果、カム22が更に上死点に向かって回
転を続けて第1フィンガ23が前進し続けても、第2図
に示すように、第2フィンガ24は停止状態にある。そ
の際に、距離(d3−d2)がチューブ27を完全に閉塞可
能な距離に設定されていれば、チューブ27はバネ圧に
よって完全に閉塞される。
【0048】上記(1)あるいは(2)の後、カム22が上
死点から下死点に向かって更に回転すると、第1フィン
ガ23が後退するに連れてこの第1フィンガ23に係合
した第2フィンガ24も後退し、やがて両フィンガ2
3,24は最初の位置に戻る。
死点から下死点に向かって更に回転すると、第1フィン
ガ23が後退するに連れてこの第1フィンガ23に係合
した第2フィンガ24も後退し、やがて両フィンガ2
3,24は最初の位置に戻る。
【0049】上述した動作を、角度36度ずつ順次位相
がずれている各カム22の回転に基づいて、各第1フィ
ンガ23および第2フィンガ24が順次繰り返すことに
よって、チューブ27における閉塞位置が移動してチュ
ーブ27内の薬液が吐出されるのである。
がずれている各カム22の回転に基づいて、各第1フィ
ンガ23および第2フィンガ24が順次繰り返すことに
よって、チューブ27における閉塞位置が移動してチュ
ーブ27内の薬液が吐出されるのである。
【0050】その際に、個々の第2フィンガ24は互い
に独立したバネ25のバネ圧によってチューブ27を閉
塞するので、図14に示される第1の方式による輸液ポ
ンプの場合と同じ効果を奏することになる。すなわち、
バネ25が第1フィンガ23に最も大きな反力を与える
部位が回転位相の変化に拘わらずチューブ27を強く押
圧している第2フィンガ24の部位に限定されて、シャ
フト21に掛かる反力の変動が少なくなるのである。し
たがって、上記モータが第1,第2フィンガ23,24を
駆動する必要最小トルクは平滑化され、しかも、その必
要トルクは低いレベルのトルクでよいのである。
に独立したバネ25のバネ圧によってチューブ27を閉
塞するので、図14に示される第1の方式による輸液ポ
ンプの場合と同じ効果を奏することになる。すなわち、
バネ25が第1フィンガ23に最も大きな反力を与える
部位が回転位相の変化に拘わらずチューブ27を強く押
圧している第2フィンガ24の部位に限定されて、シャ
フト21に掛かる反力の変動が少なくなるのである。し
たがって、上記モータが第1,第2フィンガ23,24を
駆動する必要最小トルクは平滑化され、しかも、その必
要トルクは低いレベルのトルクでよいのである。
【0051】また、本実施例と図14に示される従来例
とを比較すると、本実施例における第1フィンガ23は
図14におけるフィンガ3に相当し、本実施例における
第2フィンガ24は図14におけるプレッシャープレー
ト8a〜8jに相当し、本実施例におけるバネ25は図1
4におけるバネ9a〜9jに相当すると言える。すなわ
ち、本実施例は、図14における分割型プレッシャープ
レート8およびバネ9をチューブ6に対して対象の位置
に配置してフィンガ3によってバネ9とプレッシャープ
レート8を介してチューブ6を押圧するようにしたもの
と考えることができる。
とを比較すると、本実施例における第1フィンガ23は
図14におけるフィンガ3に相当し、本実施例における
第2フィンガ24は図14におけるプレッシャープレー
ト8a〜8jに相当し、本実施例におけるバネ25は図1
4におけるバネ9a〜9jに相当すると言える。すなわ
ち、本実施例は、図14における分割型プレッシャープ
レート8およびバネ9をチューブ6に対して対象の位置
に配置してフィンガ3によってバネ9とプレッシャープ
レート8を介してチューブ6を押圧するようにしたもの
と考えることができる。
【0052】その結果、本実施例においては、チューブ
27を反フィンガ側からバネとプレッシャープレートと
によって支持する必要はなく、それらに変わる平板状の
扉28で支持すればよい。したがって、本実施例によれ
ば、チューブ27を反フィンガ側から支持する支持部材
(扉28)に段差が生ずることがなく、上記段差による輸
液流量精度の低下がなくなる。
27を反フィンガ側からバネとプレッシャープレートと
によって支持する必要はなく、それらに変わる平板状の
扉28で支持すればよい。したがって、本実施例によれ
ば、チューブ27を反フィンガ側から支持する支持部材
(扉28)に段差が生ずることがなく、上記段差による輸
液流量精度の低下がなくなる。
【0053】また、上述の第2フィンガ24がフィンガ
取付部26に当接して停止する(2)の場合には、対応す
るカム22が上死点を中心として角度±18度の範囲内
にある期間は、第2フィンガ24はフィンガ取付部26
によって停止されている。したがって、完全に閉塞され
ているチューブ27が更に第2フィンガ24によって押
圧されることがない。したがって、チューブ27は必要
以上に変形せず、長時間輸液ポンプを駆動させた場合に
は、第2フィンガ24がフィンガ取付部26に当接しな
い場合よりも輸液流量精度が向上するのである。
取付部26に当接して停止する(2)の場合には、対応す
るカム22が上死点を中心として角度±18度の範囲内
にある期間は、第2フィンガ24はフィンガ取付部26
によって停止されている。したがって、完全に閉塞され
ているチューブ27が更に第2フィンガ24によって押
圧されることがない。したがって、チューブ27は必要
以上に変形せず、長時間輸液ポンプを駆動させた場合に
は、第2フィンガ24がフィンガ取付部26に当接しな
い場合よりも輸液流量精度が向上するのである。
【0054】図3は、他の実施例の輸液ポンプにおける
一対のカムとフィンガの箇所の横断面図である。尚、図
1と同じ構成部材には図1と同じ番号を付して詳細な説
明は省略する。
一対のカムとフィンガの箇所の横断面図である。尚、図
1と同じ構成部材には図1と同じ番号を付して詳細な説
明は省略する。
【0055】本実施例における輸液ポンプにおけるフィ
ンガは、図1に示す輸液ポンプにおけるフィンガと同様
に、互いに係合する第1フィンガ41と第2フィンガ4
2との2つの部位から構成される。
ンガは、図1に示す輸液ポンプにおけるフィンガと同様
に、互いに係合する第1フィンガ41と第2フィンガ4
2との2つの部位から構成される。
【0056】但し、本実施例における第1フィンガ41
には、図1における第2フィンガ24に設けられている
係合腕30および係合爪31と同じ係合腕43および係
合爪44を設けている。一方、第2フィンガ42には、
図1における第1フィンガ23に設けられている係合突
起32と同じT字型の係合突起45を設けている。そし
て、第1フィンガ41と第2フィンガ42とが係合され
た状態において、第2フィンガ42の係合突起45の端
面46と第1フィンガ41の係合腕43における端面4
6に対向する内壁面47との間にはバネ25を縮装して
いる。
には、図1における第2フィンガ24に設けられている
係合腕30および係合爪31と同じ係合腕43および係
合爪44を設けている。一方、第2フィンガ42には、
図1における第1フィンガ23に設けられている係合突
起32と同じT字型の係合突起45を設けている。そし
て、第1フィンガ41と第2フィンガ42とが係合され
た状態において、第2フィンガ42の係合突起45の端
面46と第1フィンガ41の係合腕43における端面4
6に対向する内壁面47との間にはバネ25を縮装して
いる。
【0057】つまり、本実施例における第1フィンガ4
1と第2フィンガ42との係合関係は、図1に示す実施
例における第1フィンガ23と第2フィンガ24との係
合関係と逆になっているのである。
1と第2フィンガ42との係合関係は、図1に示す実施
例における第1フィンガ23と第2フィンガ24との係
合関係と逆になっているのである。
【0058】上記構成における各部の寸法は次のように
設定する。すなわち、図3(a)に示すように、上記第1
フィンガ41における係合腕43の係合爪44までの長
さをd4とする。また、図3(b)に示すように、第2フィ
ンガ42における係合突起45の頭の厚みをd5とし、
上記押圧部の突出距離をd2とする。さらに、フィンガ
取付部26の厚みをd1とし、フィンガ取付部26の表
面から扉28の内壁までの距離をd3とする。こうし
て、各部の寸法は図1における各部の寸法と同じにして
いる。
設定する。すなわち、図3(a)に示すように、上記第1
フィンガ41における係合腕43の係合爪44までの長
さをd4とする。また、図3(b)に示すように、第2フィ
ンガ42における係合突起45の頭の厚みをd5とし、
上記押圧部の突出距離をd2とする。さらに、フィンガ
取付部26の厚みをd1とし、フィンガ取付部26の表
面から扉28の内壁までの距離をd3とする。こうし
て、各部の寸法は図1における各部の寸法と同じにして
いる。
【0059】したがって、本実施例における第1フィン
ガ41および第2フィンガ42は、図1に示す第1フィ
ンガ23および第2フィンガ24と全く同様に動作する
のである。その結果、本実施例においても図1に示す実
施例の場合と全く同じ効果を奏することができる。
ガ41および第2フィンガ42は、図1に示す第1フィ
ンガ23および第2フィンガ24と全く同様に動作する
のである。その結果、本実施例においても図1に示す実
施例の場合と全く同じ効果を奏することができる。
【0060】<第2例>図4は、本実施例の輸液ポンプ
における一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図であ
る。尚、図1と同じ構成部材には図1と同じ番号を付し
て詳細な説明は省略する。
における一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図であ
る。尚、図1と同じ構成部材には図1と同じ番号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0061】本実施例における輸液ポンプにおけるフィ
ンガは、図1に示す輸液ポンプにおけるフィンガと同様
に、互いに係合する第1フィンガ23と第2フィンガ5
0との2つの部位から構成される。
ンガは、図1に示す輸液ポンプにおけるフィンガと同様
に、互いに係合する第1フィンガ23と第2フィンガ5
0との2つの部位から構成される。
【0062】上記第1フィンガ23は、図1における第
1フィンガ23と全く同じ構造を有し、カム22を嵌合
するための矩形の嵌合穴29およびT字型を成す係合突
起32を有している。また、第2フィンガ50は、第1
フィンガ23の係合突起32と係合する係合腕51およ
び係合爪52を有する基部と、この基部の反係合腕51
側の端面から突出してチューブ27を押圧する押圧部を
有している。
1フィンガ23と全く同じ構造を有し、カム22を嵌合
するための矩形の嵌合穴29およびT字型を成す係合突
起32を有している。また、第2フィンガ50は、第1
フィンガ23の係合突起32と係合する係合腕51およ
び係合爪52を有する基部と、この基部の反係合腕51
側の端面から突出してチューブ27を押圧する押圧部を
有している。
【0063】上記第2フィンガ50における係合爪52
が第1フィンガ23の係合突起32の頭に引っ掛かるこ
とによって第1フィンガ23と第2フィンガ50とが係
合された状態において、第1フィンガ23の係合突起3
2の端面33と第2フィンガ50の係合腕51における
上記端面33に対向する内壁面53との間にはバネ58
を縮装している。
が第1フィンガ23の係合突起32の頭に引っ掛かるこ
とによって第1フィンガ23と第2フィンガ50とが係
合された状態において、第1フィンガ23の係合突起3
2の端面33と第2フィンガ50の係合腕51における
上記端面33に対向する内壁面53との間にはバネ58
を縮装している。
【0064】上記第2フィンガ50の押圧部はフィンガ
取付部56に穿たれた貫通孔57に挿通され、その端面
54がチューブ27の側面に当接可能になっている。ま
た、第2フィンガ50の基部における上記押圧部が突出
している端面の両側部にはこの押圧部に平行に突出した
突出部55,55を設けている。そして、突出部55の
突出長さを上記押圧部の突出長さよりも長くしておく。
取付部56に穿たれた貫通孔57に挿通され、その端面
54がチューブ27の側面に当接可能になっている。ま
た、第2フィンガ50の基部における上記押圧部が突出
している端面の両側部にはこの押圧部に平行に突出した
突出部55,55を設けている。そして、突出部55の
突出長さを上記押圧部の突出長さよりも長くしておく。
【0065】ここで、図4(b)に示すように、上記第2
フィンガ50における突出部55の上記押圧部からの突
出距離をd6とし、係合腕51の係合爪52までの長さ
をd7とする。また、図4(a)に示すように、第1フィン
ガ23の係合突起32における頭部の厚みをd8とす
る。
フィンガ50における突出部55の上記押圧部からの突
出距離をd6とし、係合腕51の係合爪52までの長さ
をd7とする。また、図4(a)に示すように、第1フィン
ガ23の係合突起32における頭部の厚みをd8とす
る。
【0066】上記バネ58の弾性係数は、バネ58の長
さが(d7−d8)である場合にチューブ27を閉塞できる
最小の力になるように設定されている。
さが(d7−d8)である場合にチューブ27を閉塞できる
最小の力になるように設定されている。
【0067】尚、本実施例の場合にも、上述のカム22
と第1フィンガ23と第2フィンガ50とから成る組が
シャフト21の長手方向に10組積層され、10枚のカ
ム22は角度36度ずつ位相をずらしてシャフト21に
取り付けられて、輸液ポンプを形成している。
と第1フィンガ23と第2フィンガ50とから成る組が
シャフト21の長手方向に10組積層され、10枚のカ
ム22は角度36度ずつ位相をずらしてシャフト21に
取り付けられて、輸液ポンプを形成している。
【0068】上記構成において、モータ(図示せず)によ
ってシャフト21が回転されると、上記各実施例の場合
と同様に、第1フィンガ23と第2フィンガ50とは一
体となってチューブ27に向かって前進する。そして、
やがて、第2フィンガ50の押圧部の端面54がチュー
ブ27の側面に当接する。
ってシャフト21が回転されると、上記各実施例の場合
と同様に、第1フィンガ23と第2フィンガ50とは一
体となってチューブ27に向かって前進する。そして、
やがて、第2フィンガ50の押圧部の端面54がチュー
ブ27の側面に当接する。
【0069】上記カム22が更に上死点に向かって回転
を続けると、第1フィンガ23の係合突起32における
端面33によってバネ58が圧縮される。そうすると、
バネ58の長さが(d7−d8)よりも短くなるためにバネ
圧はチューブ27を閉塞させるに必要な最小の力よりも
大きくなり、チューブ27はバネ圧によって閉塞され
る。そして、カム22が上死点より角度18度手前に位
置した際に第2フィンガ50の突出部55が扉28の内
壁面に当接する。その際に、距離d6が完全に閉塞され
たチューブ27の短外径になっていれば、その時点でチ
ューブ27は完全に閉塞される。
を続けると、第1フィンガ23の係合突起32における
端面33によってバネ58が圧縮される。そうすると、
バネ58の長さが(d7−d8)よりも短くなるためにバネ
圧はチューブ27を閉塞させるに必要な最小の力よりも
大きくなり、チューブ27はバネ圧によって閉塞され
る。そして、カム22が上死点より角度18度手前に位
置した際に第2フィンガ50の突出部55が扉28の内
壁面に当接する。その際に、距離d6が完全に閉塞され
たチューブ27の短外径になっていれば、その時点でチ
ューブ27は完全に閉塞される。
【0070】以後、カム22が更に上死点に向かって回
転して第1フィンガ23が前進し続けても、第2図に示
すように、第2フィンガ50は停止状態にある。この場
合、第1フィンガ23の係合突起32における端面33
によってバネ58が圧縮され続けるのでバネ58の長さ
は(d7−d8)よりも短く、チューブ27はバネ圧によっ
て完全に閉塞され続ける。
転して第1フィンガ23が前進し続けても、第2図に示
すように、第2フィンガ50は停止状態にある。この場
合、第1フィンガ23の係合突起32における端面33
によってバネ58が圧縮され続けるのでバネ58の長さ
は(d7−d8)よりも短く、チューブ27はバネ圧によっ
て完全に閉塞され続ける。
【0071】上述した動作を、角度36度ずつ順次位相
がずれている各カム22の回転に基づいて、各第1フィ
ンガ23および第2フィンガ50が順次繰り返すことに
よって、チューブ27における閉塞位置が移動してチュ
ーブ27内の薬液が吐出されるのである。
がずれている各カム22の回転に基づいて、各第1フィ
ンガ23および第2フィンガ50が順次繰り返すことに
よって、チューブ27における閉塞位置が移動してチュ
ーブ27内の薬液が吐出されるのである。
【0072】その際に、個々の第2フィンガ50は互い
に独立したバネ58のバネ圧によってチューブ27を閉
塞するので、本実施例の場合にも図1に示す実施例の場
合と同様にシャフト21に掛かる反力の変動が少なくな
る。したがって、上記モータが第1,第2フィンガ23,
50を駆動する必要最小トルクは平滑化され、しかも、
その必要トルクは低いレベルのトルクでよい。すなわ
ち、本実施例によれば、モータの消費電流を低減し、モ
ータ形状を小型化できる。
に独立したバネ58のバネ圧によってチューブ27を閉
塞するので、本実施例の場合にも図1に示す実施例の場
合と同様にシャフト21に掛かる反力の変動が少なくな
る。したがって、上記モータが第1,第2フィンガ23,
50を駆動する必要最小トルクは平滑化され、しかも、
その必要トルクは低いレベルのトルクでよい。すなわ
ち、本実施例によれば、モータの消費電流を低減し、モ
ータ形状を小型化できる。
【0073】また、上記チューブ27を反フィンガ側か
らバネとプレッシャープレートとによって支持する必要
はなく、それらに変わる平板状の扉28で支持すればよ
い。したがって、本実施例によれば、チューブ27を反
フィンガ側から支持する支持部材(扉28)に段差が生ず
ることがなく、上記段差による輸液流量精度の低下がな
くなる。
らバネとプレッシャープレートとによって支持する必要
はなく、それらに変わる平板状の扉28で支持すればよ
い。したがって、本実施例によれば、チューブ27を反
フィンガ側から支持する支持部材(扉28)に段差が生ず
ることがなく、上記段差による輸液流量精度の低下がな
くなる。
【0074】また、カム22が上死点を中心として角度
±18度の範囲内にある期間は、第2フィンガ50はそ
の突出部55によって前進を妨げられている。したがっ
て、チューブ27は、完全に閉鎖されているにも拘わら
ず更に第2フィンガ50の押圧部によって押圧されるこ
とがない。したがって、チューブ27は必要以上に変形
せず、長時間輸液ポンプを駆動させた場合における輸液
流量精度が向上する。
±18度の範囲内にある期間は、第2フィンガ50はそ
の突出部55によって前進を妨げられている。したがっ
て、チューブ27は、完全に閉鎖されているにも拘わら
ず更に第2フィンガ50の押圧部によって押圧されるこ
とがない。したがって、チューブ27は必要以上に変形
せず、長時間輸液ポンプを駆動させた場合における輸液
流量精度が向上する。
【0075】図5は、他の実施例の輸液ポンプにおける
一対のカムとフィンガの箇所の横断面図である。尚、図
3および図4と同じ構成部材には図3および図4と同じ
番号を付して詳細な説明は省略する。
一対のカムとフィンガの箇所の横断面図である。尚、図
3および図4と同じ構成部材には図3および図4と同じ
番号を付して詳細な説明は省略する。
【0076】本実施例の輸液ポンプにおける第1フィン
ガ41は、図3に示す第1フィンガ41と全く同じ構造
を有している。そして、第1フィンガ41と第2フィン
ガ61との係合関係は、図4に示す輸液ポンプにおける
第1フィンガ23と第2フィンガ50との係合関係と逆
になっている。つまり、第1フィンガ41側に係合腕4
3と係合爪44を設ける一方、第2フィンガ61側にT
字型の係合突起62を設けるのである。
ガ41は、図3に示す第1フィンガ41と全く同じ構造
を有している。そして、第1フィンガ41と第2フィン
ガ61との係合関係は、図4に示す輸液ポンプにおける
第1フィンガ23と第2フィンガ50との係合関係と逆
になっている。つまり、第1フィンガ41側に係合腕4
3と係合爪44を設ける一方、第2フィンガ61側にT
字型の係合突起62を設けるのである。
【0077】上記構成における各部の寸法は次のように
設定する。すなわち、図5(a)に示すように、第1フィ
ンガ41における係合腕43の係合爪44までの長さを
d7とする。また、図5(b)に示すように、第2フィンガ
61の係合突起62の厚みをd8とし、突出部55の上
記押圧部からの突出距離をd6とする。こうして、各部
の寸法は図4における各部の寸法と同じにしている。
設定する。すなわち、図5(a)に示すように、第1フィ
ンガ41における係合腕43の係合爪44までの長さを
d7とする。また、図5(b)に示すように、第2フィンガ
61の係合突起62の厚みをd8とし、突出部55の上
記押圧部からの突出距離をd6とする。こうして、各部
の寸法は図4における各部の寸法と同じにしている。
【0078】したがって、本実施例における第1フィン
ガ41および第2フィンガ61は図4に示す第1フィン
ガ23および第2フィンガ50と全く同様に動作して、
図4に示す実施例の場合と全く同じ効果を奏する。
ガ41および第2フィンガ61は図4に示す第1フィン
ガ23および第2フィンガ50と全く同様に動作して、
図4に示す実施例の場合と全く同じ効果を奏する。
【0079】上記第1例および第2例において、第2フ
ィンガ24,42,50,61がフィンガ取付部26ある
いは扉28に当接して停止している間は、さらに前進を
続ける第1フィンガ23,41によってバネ25,58が
圧縮される。したがって、図2に示すように、その間は
バネ圧が上昇するためにモータ駆動トルクを少し増加さ
せる必要がある。
ィンガ24,42,50,61がフィンガ取付部26ある
いは扉28に当接して停止している間は、さらに前進を
続ける第1フィンガ23,41によってバネ25,58が
圧縮される。したがって、図2に示すように、その間は
バネ圧が上昇するためにモータ駆動トルクを少し増加さ
せる必要がある。
【0080】これに対して、上記第1例において、第2
フィンガ24,42をフィンガ取付部26によって停止
させない場合には、第2フィンガ24,42は更にチュ
ーブ27を押圧して前進するので、その前進距離だけバ
ネ25の圧縮量は少なくなって、図2に示すように、カ
ム22の上死点近傍におけるバネ圧の上昇は低減されて
モータ駆動トルクの増加量も低減される。
フィンガ24,42をフィンガ取付部26によって停止
させない場合には、第2フィンガ24,42は更にチュ
ーブ27を押圧して前進するので、その前進距離だけバ
ネ25の圧縮量は少なくなって、図2に示すように、カ
ム22の上死点近傍におけるバネ圧の上昇は低減されて
モータ駆動トルクの増加量も低減される。
【0081】つまり、上記第2フィンガの上死点近傍に
おける停止/非停止は、停止による輸液流量精度の向上
と非停止によるモータ駆動トルクの低減との何れを優先
させるかによって決定すればよい。
おける停止/非停止は、停止による輸液流量精度の向上
と非停止によるモータ駆動トルクの低減との何れを優先
させるかによって決定すればよい。
【0082】上記各輸液ポンプを量産する際において、
バネ25,58の伸縮方向のベクトルにばらつきが生す
る。そこで、例えば、図1(図6(a))に示す輸液ポンプ
において、図6(b)に示すように、バネ25の伸縮方向
のベクトル(イ)が第1フィンガ23および第2フィンガ
24の軸方向とは異なる場合には、図6(c)に示すよう
に、第2フィンガ24の位置が第1フィンガ23の位置
に対して矢印(ロ)で示す方向へずれようとする。その結
果、隣接する第2フィンガ同士、あるいは、第2フィン
ガ24と隣接する第1フィンガとが擦れ合ってモータ駆
動トルクが上昇する。
バネ25,58の伸縮方向のベクトルにばらつきが生す
る。そこで、例えば、図1(図6(a))に示す輸液ポンプ
において、図6(b)に示すように、バネ25の伸縮方向
のベクトル(イ)が第1フィンガ23および第2フィンガ
24の軸方向とは異なる場合には、図6(c)に示すよう
に、第2フィンガ24の位置が第1フィンガ23の位置
に対して矢印(ロ)で示す方向へずれようとする。その結
果、隣接する第2フィンガ同士、あるいは、第2フィン
ガ24と隣接する第1フィンガとが擦れ合ってモータ駆
動トルクが上昇する。
【0083】このような欠点を防止するために、図7に
示すように、第1フィンガ23および第2フィンガ24
における係合箇所(図中斜線で表示)の肉厚t1を非係合箇
所の肉厚よりも薄くするのである。こうすることによっ
て、例えバネ25の伸縮方向のベクトルと第2フィンガ
24の軸方向とにずれが生じても第2フィンガ24が隣
接する第2フィンガあるいは第1フィンガと擦れる箇所
は先端部のみとなり、モータ駆動トルクの上昇を最小限
に押えることができるのである。
示すように、第1フィンガ23および第2フィンガ24
における係合箇所(図中斜線で表示)の肉厚t1を非係合箇
所の肉厚よりも薄くするのである。こうすることによっ
て、例えバネ25の伸縮方向のベクトルと第2フィンガ
24の軸方向とにずれが生じても第2フィンガ24が隣
接する第2フィンガあるいは第1フィンガと擦れる箇所
は先端部のみとなり、モータ駆動トルクの上昇を最小限
に押えることができるのである。
【0084】尚、図8に示すように、図3に示す輸液ポ
ンプの場合にも第1,第2フィンガ41,42の係合箇所
の肉厚t2を非係合箇所の肉厚よりも薄くして、バネ25
の伸縮方向のベクトルずれに起因するモータ駆動トルク
の上昇を押えることができる。
ンプの場合にも第1,第2フィンガ41,42の係合箇所
の肉厚t2を非係合箇所の肉厚よりも薄くして、バネ25
の伸縮方向のベクトルずれに起因するモータ駆動トルク
の上昇を押えることができる。
【0085】図9および図10は、バネの伸縮方向のベ
クトルずれに起因するモータ駆動トルクの上昇を押える
他の実施例を示す。
クトルずれに起因するモータ駆動トルクの上昇を押える
他の実施例を示す。
【0086】図9(a)に示す第2フィンガ24'は、図1
に示す第2フィンガ24に加工を施したものである。図
9(a)において、第2フィンガ24'おける係合腕30'
および係合爪31'の表裏何れか一方の面を薄く削り、
その削られた面に薄板66を張り付けて両係合腕30',
30'間を覆っている。こうすることによって、第2フ
ィンガ24'の第1フィンガ23に対する少なくとも一
方向への位置ずれは解消される。
に示す第2フィンガ24に加工を施したものである。図
9(a)において、第2フィンガ24'おける係合腕30'
および係合爪31'の表裏何れか一方の面を薄く削り、
その削られた面に薄板66を張り付けて両係合腕30',
30'間を覆っている。こうすることによって、第2フ
ィンガ24'の第1フィンガ23に対する少なくとも一
方向への位置ずれは解消される。
【0087】もし、上記第2フィンガ24'が第1フィ
ンガ23に対して他方向にずれる場合には、軸の回りに
関するバネの向きを変えて(伸縮方向のベクトルを変え
て)上記一方向へずれるようにすればよい。
ンガ23に対して他方向にずれる場合には、軸の回りに
関するバネの向きを変えて(伸縮方向のベクトルを変え
て)上記一方向へずれるようにすればよい。
【0088】図9(b)に示す第1フィンガ41'は図3に
示す第1フィンガ41に対して加工を施したものであ
り、上記第1フィンガ41'における係合腕43'および
係合爪44'に薄板68を張り付けて両係合腕43',4
3'間を覆ったものである。
示す第1フィンガ41に対して加工を施したものであ
り、上記第1フィンガ41'における係合腕43'および
係合爪44'に薄板68を張り付けて両係合腕43',4
3'間を覆ったものである。
【0089】図9(a)においては、薄板66によって両
係合腕30',30'間を全面に渡って覆っている。しか
しながら、上述の効果を得るためには必ずしも両係合腕
30',30'間の全面を覆う必要はなく、図10(a)ある
いは図10(b)に示すように、第1フィンガ23におけ
るT字型の係合突起31の頭の両端が移動する範囲のみ
を覆うことによって必要な効果が得られる。これは、第
1フィンガ41に対しても同様である。
係合腕30',30'間を全面に渡って覆っている。しか
しながら、上述の効果を得るためには必ずしも両係合腕
30',30'間の全面を覆う必要はなく、図10(a)ある
いは図10(b)に示すように、第1フィンガ23におけ
るT字型の係合突起31の頭の両端が移動する範囲のみ
を覆うことによって必要な効果が得られる。これは、第
1フィンガ41に対しても同様である。
【0090】上述のようにして第2フィンガ24',42
の第1フィンガ23,41'に対するずれを防止すること
によって、伸縮方向のベクトルが軸に沿って真っすぐな
バネを選別する必要がなくなり、生産性の向上を図るこ
とができる。
の第1フィンガ23,41'に対するずれを防止すること
によって、伸縮方向のベクトルが軸に沿って真っすぐな
バネを選別する必要がなくなり、生産性の向上を図るこ
とができる。
【0091】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の輸液ポンプは、チューブを順次押し絞るフィン
ガを上記カムの動きに追従する第1フィンガと上記チュ
ーブを押圧する第2フィンガとで構成し、上記第1フィ
ンガが有する第1係合部と上記第2フィンガが有する第
2係合部との係合によって係合状態にある上記第1フィ
ンガと第2フィンガとにおける対向する面間にはバネを
縮装しているので、互いに独立したバネによって各第2
フィンガを独立して押圧してチューブを押し絞ることが
できる。したがって、上記チューブ閉塞に必要最小な一
定の力によって各第2フィンガを駆動でき、モータの小
型化を図ってコストダウンできる。
る発明の輸液ポンプは、チューブを順次押し絞るフィン
ガを上記カムの動きに追従する第1フィンガと上記チュ
ーブを押圧する第2フィンガとで構成し、上記第1フィ
ンガが有する第1係合部と上記第2フィンガが有する第
2係合部との係合によって係合状態にある上記第1フィ
ンガと第2フィンガとにおける対向する面間にはバネを
縮装しているので、互いに独立したバネによって各第2
フィンガを独立して押圧してチューブを押し絞ることが
できる。したがって、上記チューブ閉塞に必要最小な一
定の力によって各第2フィンガを駆動でき、モータの小
型化を図ってコストダウンできる。
【0092】さらに、互いに独立したバネによって上記
チューブを押圧するので、上記チューブを反第2フィン
ガ側から保持するチューブ保持部材は平板状でよい。し
たがって、上記第2フィンガによってチューブを押圧し
た際に上記チューブ保持部材に段差が生ずることがな
く、輸液流量精度の向上を図ることができる。
チューブを押圧するので、上記チューブを反第2フィン
ガ側から保持するチューブ保持部材は平板状でよい。し
たがって、上記第2フィンガによってチューブを押圧し
た際に上記チューブ保持部材に段差が生ずることがな
く、輸液流量精度の向上を図ることができる。
【0093】また、請求項2に係る発明の輸液ポンプ
は、上記第1係合部あるいは第2係合部の何れか一方を
係合突起で成し、上記第1係合部あるいは第2係合部の
何れか他方を係合腕で成し、上記係合突起の頭が上記係
合腕の係合爪に引っ掛かって上記第1フィンガと第2フ
ィンガとが係合状態にある際に上記係合突起と係合腕と
の互いに対向した面間に上記バネを縮装したので、上記
輸液ポンプを容易に実現できる。
は、上記第1係合部あるいは第2係合部の何れか一方を
係合突起で成し、上記第1係合部あるいは第2係合部の
何れか他方を係合腕で成し、上記係合突起の頭が上記係
合腕の係合爪に引っ掛かって上記第1フィンガと第2フ
ィンガとが係合状態にある際に上記係合突起と係合腕と
の互いに対向した面間に上記バネを縮装したので、上記
輸液ポンプを容易に実現できる。
【0094】また、請求項3に係る発明の輸液ポンプ
は、上記第1フィンガにおける第1係合部および第2フ
ィンガにおける第2係合部の厚みを上記両フィンガにお
ける上記係合部以外の部分の厚みよりも薄くしたので、
上記バネの伸縮方向のベクトルが第2フィンガの軸方向
と異なる際に生ずる隣接する第2フィンガ同士あるいは
隣接する第1,第2フィンガの擦れ合を最小限にするこ
とができる。したがって、輸液ポンプを量産するに際し
て伸縮方向のベクトルが軸方向であるバネの選別の必要
が無く、上記輸液ポンプの製造工数を低減して、コスト
ダウンを図ることができる。
は、上記第1フィンガにおける第1係合部および第2フ
ィンガにおける第2係合部の厚みを上記両フィンガにお
ける上記係合部以外の部分の厚みよりも薄くしたので、
上記バネの伸縮方向のベクトルが第2フィンガの軸方向
と異なる際に生ずる隣接する第2フィンガ同士あるいは
隣接する第1,第2フィンガの擦れ合を最小限にするこ
とができる。したがって、輸液ポンプを量産するに際し
て伸縮方向のベクトルが軸方向であるバネの選別の必要
が無く、上記輸液ポンプの製造工数を低減して、コスト
ダウンを図ることができる。
【0095】また、請求項4に係る発明の輸液ポンプ
は、上記第1係合部あるいは第2係合部の上記何れか他
方を成す係合腕の一方の面における少なくとも上記係合
突起の頭部両端が移動する領域を平板で覆ったので、上
記バネの伸縮方向のベクトルずれに起因する第2フィン
ガの第1フィンガに対する位置ずれを防止できる。した
がって、上記輸液ポンプを量産するに際してバネの選別
の必要が無い。
は、上記第1係合部あるいは第2係合部の上記何れか他
方を成す係合腕の一方の面における少なくとも上記係合
突起の頭部両端が移動する領域を平板で覆ったので、上
記バネの伸縮方向のベクトルずれに起因する第2フィン
ガの第1フィンガに対する位置ずれを防止できる。した
がって、上記輸液ポンプを量産するに際してバネの選別
の必要が無い。
【0096】また、請求項5乃至請求項7に係る発明の
輸液ポンプは、上記第2フィンガの先端によって上記チ
ューブが完全に閉塞された際に、フィンガ取付部材やチ
ューブ保持部材で構成される当接部材によって第2フィ
ンガの前進を阻止するので、上記チューブが上記第2フ
ィンガによって必要以上に押圧されて必要以上に変形す
ることが防止される。したがって、長時間輸液ポンプを
駆動しても安定した輸液流量精度を呈することができ
る。
輸液ポンプは、上記第2フィンガの先端によって上記チ
ューブが完全に閉塞された際に、フィンガ取付部材やチ
ューブ保持部材で構成される当接部材によって第2フィ
ンガの前進を阻止するので、上記チューブが上記第2フ
ィンガによって必要以上に押圧されて必要以上に変形す
ることが防止される。したがって、長時間輸液ポンプを
駆動しても安定した輸液流量精度を呈することができ
る。
【図1】この発明の輸液ポンプにおける一対のカムとフ
ィンガとの箇所の一例を示す横断面図である。
ィンガとの箇所の一例を示す横断面図である。
【図2】図1におけるカムの回転角度と第2フィンガの
変位との関係および対応するバネ圧を示す図である。
変位との関係および対応するバネ圧を示す図である。
【図3】図1とは異なる輸液ポンプにおける一対のカム
とフィンガとの箇所の横断面図である。
とフィンガとの箇所の横断面図である。
【図4】図1および図3とは異なる輸液ポンプにおける
一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図である。
一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図である。
【図5】図1,図3および図4とは異なる輸液ポンプに
おける一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図であ
る。
おける一対のカムとフィンガとの箇所の横断面図であ
る。
【図6】図1における第2フィンガの第1フィンガに対
する位置ずれの説明図である。
する位置ずれの説明図である。
【図7】図3に示す位置ずれを起こさない第1,第2フ
ィンガの説明図である。
ィンガの説明図である。
【図8】図7とは異なる位置ずれを起こさない第1,第
2フィンガの説明図である。
2フィンガの説明図である。
【図9】図7および図8とは異なる位置ずれを起こさな
い第1,第2フィンガの説明図である。
い第1,第2フィンガの説明図である。
【図10】図7,図8および図9とは異なる位置ずれを
起こさない第2フィンガの説明図である。
起こさない第2フィンガの説明図である。
【図11】従来の輸液ポンプにおける送液部を示す図で
ある。
ある。
【図12】図11における各カムの回転角度と対応する
各フィンガ先端の変位との関係を示す図である。
各フィンガ先端の変位との関係を示す図である。
【図13】図11におけるプレッシャープレートを1枚
のフィンガで押圧する際にプレッシャープレートに加わ
る圧力分布を示す図である。
のフィンガで押圧する際にプレッシャープレートに加わ
る圧力分布を示す図である。
【図14】図11とは異なる従来の輸液ポンプの断面図
である。
である。
【図15】図14における個々のプレッシャープレート
間に生ずる段差の説明図である。
間に生ずる段差の説明図である。
【図16】図11および図14とは異なる従来の輸液ポ
ンプの断面図である。
ンプの断面図である。
21…シャフト、 22…カム、2
3,41…第1フィンガ、 24,42,50,6
1…第2フィンガ、25,58…バネ、
26,56…フィンガ取付部、27…チューブ、
30,43,51…係合腕、31,44,5
2…係合爪、 32,45,62…係合突起。
3,41…第1フィンガ、 24,42,50,6
1…第2フィンガ、25,58…バネ、
26,56…フィンガ取付部、27…チューブ、
30,43,51…係合腕、31,44,5
2…係合爪、 32,45,62…係合突起。
Claims (7)
- 【請求項1】 モータによって回転されるシャフトに所
定の位相差を有して積層して取り付けられた複数のカム
の夫々に追従する個々のフィンガが一定方向に前進後退
を繰り返し、上記複数のフィンガの先端によってチュー
ブを順次押し絞り、上記チューブ内の輸液を圧送するリ
ニアペリスタルティック方式の輸液ポンプにおいて、 上記フィンガは、上記カムの夫々を回転自在に嵌合して
上記カムの動きに追従すると共に一端側に第1係合部を
有する第1フィンガと、一端側に上記第1係合部に係合
する第2係合部を有すると共に他端側の先端によって上
記チューブを押圧する第2フィンガとから成り、 係合状態にある上記第1フィンガと第2フィンガとにお
ける対向する面間にはバネが縮装されていることを特徴
とする輸液ポンプ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の輸液ポンプにおいて、 上記第1係合部あるいは第2係合部の何れか一方は、T
字型を成す係合突起であり、 上記第1係合部あるいは第2係合部の何れか他方は、内
側に屈曲した係合爪を先端に有してコ字型を成す係合腕
であり、 上記バネは、上記係合突起の頭が上記係合腕の係合爪に
引っ掛かって上記第1フィンガと第2フィンガとが係合
状態にある際に、上記係合突起と係合腕とにおける互い
に対向した面間に縮装されていることを特徴とする輸液
ポンプ。 - 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の輸液
ポンプにおいて、 上記第1フィンガにおける第1係合部および第2フィン
ガにおける第2係合部の厚みを、上記両フィンガにおけ
る上記係合部以外の部分の厚みよりも薄くしたことを特
徴とする輸液ポンプ。 - 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2に記載の輸液
ポンプにおいて、 上記第1係合部あるいは第2係合部の上記何れか他方を
成す係合腕の一方の面における少なくとも上記係合突起
の頭部両端が移動する領域を、平板で覆ったことを特徴
とする輸液ポンプ。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記
載の輸液ポンプにおいて、 上記第2フィンガにおける上記他端側の先端によって上
記チューブが完全に閉塞された際に、上記第2フィンガ
に当接してこの第2フィンガの前進を阻止する当接部材
を備えたことを特徴とする輸液ポンプ。 - 【請求項6】 請求項5に記載の輸液ポンプにおいて、 上記当接部材は、上記複数の第2フィンガが積層して進
退自在に取り付けられて保持されているフィンガ取付部
材であることを特徴とする輸液ポンプ。 - 【請求項7】 請求項5に記載の輸液ポンプにおいて、 上記当接部材は、上記チューブを上記第2フィンガによ
る押圧側の反対側から保持するチューブ保持部材である
ことを特徴とする輸液ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234811A JPH0788183A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 輸液ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234811A JPH0788183A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 輸液ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0788183A true JPH0788183A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16976766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234811A Pending JPH0788183A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 輸液ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788183A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017043093A1 (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 輸液ポンプ |
| CN116784776A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-09-22 | 湖南省华芯医疗器械有限公司 | 一种阀门、手柄和内窥镜 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234811A patent/JPH0788183A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017043093A1 (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 輸液ポンプ |
| KR20180048990A (ko) * | 2015-09-11 | 2018-05-10 | 가부시끼가이샤 제이엠에스 | 수액펌프 |
| CN108025131A (zh) * | 2015-09-11 | 2018-05-11 | 株式会社Jms | 输液泵 |
| JPWO2017043093A1 (ja) * | 2015-09-11 | 2018-06-28 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 輸液ポンプ |
| CN116784776A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-09-22 | 湖南省华芯医疗器械有限公司 | 一种阀门、手柄和内窥镜 |
| CN116784776B (zh) * | 2023-08-23 | 2023-11-14 | 湖南省华芯医疗器械有限公司 | 一种阀门、手柄和内窥镜 |
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