JPH078837B2 - アリルエステル類の製造方法 - Google Patents

アリルエステル類の製造方法

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JPH078837B2
JPH078837B2 JP62322946A JP32294687A JPH078837B2 JP H078837 B2 JPH078837 B2 JP H078837B2 JP 62322946 A JP62322946 A JP 62322946A JP 32294687 A JP32294687 A JP 32294687A JP H078837 B2 JPH078837 B2 JP H078837B2
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allyl
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ester
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博 内田
国臣 丸茂
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Showa Denko KK
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は芳香族多塩基酸、例えばテレフタル酸、イソフ
タル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等のアルキル
エステルとアリルアルコールまたはメタリルアルコール
とのエステル交換反応により対応するアリルまたはメタ
リル〔以下(メタ)アリルと称す〕エステル類を合成す
る方法に関する。
本発明の目的化合物である芳香族多塩基酸の(メタ)ア
リルエステル類は反応性の高いモノマーである。各種架
橋剤として用いられるほか、そのもの自身の重合物も、
電気特性、寸法安定性、耐熱性、耐候性、耐薬品性、機
械的特性に優れ各種成形品、積層板、化粧板等に広く使
用できる。また近年、優れた光学特性を持つこともわか
り、光学材料としても使用されつつある。
[従来技術と問題点] 従来この種のエステルの合成法としては、 1)カルボン酸クロライドとアルコールを原料とする合
成法。
2)カルボン酸のアルカリ塩とアルキルハライドを原料
とする合成法。
3)カルボン酸とアルコールを原料とする合成法。
4)カルボン酸のアルキルエステルとアルコールを原料
とする合成法。
等が知られていた。
しかし、これらの方法を本発明に関係する化合物の合成
に用いようとした場合には、1)の方法は原料の酸クロ
ライドが高価であるという致命的欠点がある。
2)の方法を適用した場合には、アルキルハライドが加
水分解されてアリルアルコールになる副反応がかなりの
割合で起こり、原料と副生物との分離回収等の操作が複
雑になる上に、コストもかかる。
3)の方法では、一般に芳香族多塩基酸の溶解度が(メ
タ)アリルアルコールに対して極めて低く、円滑に反応
を進行させることが困難な上に、通常用いられる酸触媒
に対して(メタ)アリルアルコールが安定でなく、ジ
(メタ)アリルエーテルを副生するという欠点がある。
4)の方法については、特開昭48-28444、48-97833、48
-99136、48-103536、49-1531、56-71045等の方法が知ら
れているが、これらはいずれも高価な亜鉛またはマンガ
ンのβ−ジケトン錯体や有機スズ化合物を触媒として使
用しなければならない。
本発明者らは特開昭62-12747にアルカリ金属の炭酸塩ま
たは炭酸水素塩を用いる方法を出願したが、この方法で
は触媒は安価な化合物を用い、収率は高いものの、反応
液に着色がみられ、特に光学材料として使用する場合に
は問題が残った。また、この触媒を用いると副反応とし
て芳香族多塩基酸とアルカリ金属の塩が生成してしま
い、芳香族多塩基酸として、ジメチルイソフタレートを
用いた場合には、反応終了後、アリルアルコールを除去
すると、この塩により反応液がゲル状になってしまい、
分離に多大な労力を要するという問題がある。
また、これらの触媒は、一般に水分により失活してしま
うので、原料のアリルアルコールの水分を極力減らす必
要があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明では上記のような従来技術の欠点を考慮し、芳香
族多塩基酸のアルキルエステルと(メタ)アリルアルコ
ールを反応させて、芳香族多塩基酸の(メタ)アリルエ
ステルを得るに際して、工業的に有利に生産できて、着
色等の品質面での問題を起こさず、水分等の不純物の共
存にも影響を受けにくい方法を開発することである。
[問題を解決するための手段] そこで本発明者らは、これらの問題を解決すべく研究を
重ねた結果、アルカリ土類金属の水酸化物または酸化物
が、このエステル交換反応に対して、従来知られている
触媒よりも非常に優れていることを見いだした。
つまり、従来知られている触媒よりも、アリルアルコー
ル中に含まれる水分の反応に与える影響が低く、また、
反応中の着色もほとんどない上に、極めて高い活性およ
び選択性を有する。
この反応は芳香族多塩基酸のポリアルキルエステルと
(メタ)アリルアルコールを、アルカリ土類金属の水酸
化物または酸化物を触媒としててエステル交換反応を行
い対応する(メタ)アリルエステルを合成する反応であ
る。
原料の芳香族多塩基酸のポリアルキルエステルのアルキ
ル基としては、アリルアルコールよりも低沸点のアルコ
ールを生成するものが望ましく、このようなものとして
はC4以下のアルキル基であり、具体的には、メチル、エ
チル、イソプロピル、t−ブチル基であり特にメチル基
が工業的にみて好ましい。
触媒として用いるアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物
としては具体的には、水酸化カルシウム、水酸化マグネ
シウム、水酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化マグネ
シウムであるが、特に水酸化カルシウム、酸化カルシウ
ムが性能的にみて好ましい。
反応の形態としては芳香族多塩基酸エステルと(メタ)
アリルアルコールを触媒の存在下に加熱するという方法
をとる。反応温度は30から200℃、好ましくは50〜150℃
の範囲から選ばれ、常圧または加圧下、または必要に応
じて減圧下で、不活性ガス雰囲気で行われることが望ま
しい。さらに、反応を効率的に行うためには、生成する
アルコールを反応系外に速やかに留出させたほうがよ
い。
(メタ)アリルアルコールの使用量としては、原料エス
テルに対して理論量は最低限必要であり、反応速度、平
衡等を考慮すれば、更に過剰モル使用したほうがよい。
しかし、(メタ)アリルアルコールをあまりに大過剰用
いても、その過剰量に見合う効果が出ないので経済的に
好ましくない。よって通常(メタ)アリルアルコールは
原料エステルの理論量に対して、1.2〜10倍モルより好
ましくは1.5〜4倍モル程度を使用する。その際の仕込
方法としては反応の最初に仕込んでもよいし、反応途中
に順次加えて入ってもよい。
触媒の使用量としては、原料エステルに対して0.1wt%
〜5wt%、好ましくは0.5wt%〜3wt%程度である。この
場合も、少なすぎる場合には反応速度が遅くなるし、多
い場合にはその量に見合う効果が得られないばかりか、
副反応のためにかえって収率が低下してしまう場合すら
ある。
本反応系で生成した芳香族多塩基酸のアリルエステルの
単離法としては、反応時の着色が少ないために、(メ
タ)アリルアルコールを留出後、濾過等の適当な手段で
触媒を分離後、酸洗浄、アルカリ洗浄するだけで、製品
として得ることが出来るという大きな特徴を有する。
無論、蒸留等の適当な手段で精製すれば、更に高品質な
製品が得られることはいうまでもない。
以下に実施例をあげて説明する。
[実施例] 実施例1 ジメチルイソフタレート(以下DMIと略記)100g、アリ
ルアルコール120g、水酸化カルシウム2gを温度計、精留
塔のついた300ml三ツ口フラスコに仕込み、120℃に調節
した油浴により加熱して反応を行った。反応の進行とと
もに、生成してくるメタノールを精留塔から留出させて
18時間反応を行った。反応終了後、ガスクロマトグラフ
ィー(以下GCと略)分析によりDMIに対し、95.8%のジ
アリルイソフタレートが生成していることを確認した。
この後系内に残っているアリルアルコールを減圧下に留
去し、濾過により触媒を除いた。濾液はほぼ無色透明で
あり、APHA数は5であった。
この濾液を直接減圧蒸留して、沸点140℃〜142℃(0.2m
mHg)の無色透明なジアリルイソフタレート115.4g(収
率91%)を得た。
実施例2 実施例1の水酸化カルシウムに代え、種々のアルカリ土
類金属の水酸化物、酸化物で反応を行った。触媒と反応
時間、GC収率を表−1に示す。
実施例3 DMI10.0g、メタリルアルコール14.86g、水酸化カルシウ
ム0.3gを温度計、精留塔のついた50mlの三ツ口フラスコ
に仕込み、130℃に調節した油浴により加熱し反応を行
った。反応の進行とともに、生成してくるメタノールを
精留塔から留出させて18時間反応を行った。反応終了
後、GC分析によりDMIに対し、92.6%のジメタリルイソ
フタレートが生成していることを確認した。
実施例4 実施例3のDMIの代わりに種々の芳香族カルボン酸のア
ルキルエステルで反応を行った。原料と反応時間、GCま
たは液体クロマトグラフィー(以下LCと略)での収率を
表−2に示す。
比較例 従来のエステル交換反応の触媒と比較するために、DMI1
00g、アリルアルコール120g、表−3の触媒を実施例1
と同じ反応装置に仕込み、120℃に調節した油浴で加熱
して反応を行った。表−3に結果を示す。
この表よりK2CO3,Ti(OEt)4,NaOMeは水分による失活が
起こり易く、また反応中の着色が著しい。
また、炭酸カリウムの場合、反応終了後にアリルアルコ
ールを留去すると、反応系全体がゲル状になった。
[効果] 本発明によれば、芳香族多塩基酸のアリルエステルを反
応中の着色がなく、経済的な方法で合成することが出来
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香族多塩基酸のアルキルエステルとアリ
    ルアルコールまたはメタリルアルコールとを反応させて
    芳香族多塩基酸のアリルエステルを合成する際に、エス
    テル交換反応の触媒としてアルカリ土類金属の水酸化物
    または酸化物を用いる方法。
  2. 【請求項2】前記アルカリ土類金属の水酸化物が水酸化
    カルシウムである特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】前記芳香族多塩基酸がジメチルイソフタレ
    ートである特許請求の範囲第1項記載の方法。
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