JPH0788980A - リードフレームメッキ用ゴムマスクの製造方法 - Google Patents

リードフレームメッキ用ゴムマスクの製造方法

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JPH0788980A
JPH0788980A JP26559093A JP26559093A JPH0788980A JP H0788980 A JPH0788980 A JP H0788980A JP 26559093 A JP26559093 A JP 26559093A JP 26559093 A JP26559093 A JP 26559093A JP H0788980 A JPH0788980 A JP H0788980A
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JP
Japan
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mold
lead frame
rubber
frame
synthetic resin
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Pending
Application number
JP26559093A
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English (en)
Inventor
Yoji Terui
洋司 照井
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Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リードフレームのメッキ必要部分だけにメッ
キ液を行き渡らせることが出来るゴム製マスクの製造方
法を提供する。 【構成】 メッキされるリードフレーム表面に薄膜を形
成した母型1に液状のゴム体5を流し込み、更にその上
面にオープニング部分を切除したリードフレーム6を重
ね、更にその上面から液状のゴム体5を流し込んで固化
させ、裏面が平坦なゴム製の第1型を得、ついでその第
1型の凹凸面を上面にして周辺部を枠体で囲み、その枠
内部に金属粉と石膏を混合した合成樹脂を流し込み、そ
の合成樹脂を硬化させた後、枠体と第1型を取り除いて
合成樹脂製の第2型を得、ついでその第2型の凹凸面部
分に液状のゴム体を流し込み、裏面に補強材を固着して
固化させて第2型から分離するリードフレームメッキ用
ゴムマスクの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路(以下、I
Cチップという)を配線するために用いる金属製に基盤
(以下、リードフレームという)の部分的メッキに用い
られるゴムマスクの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICチップのリード線を配線する
為に用いられるリードフレームは、銅やニッケルと鉄な
どの合金からなる金属フレームを正確に打ち抜いて作製
され、ICチップを配線してボンディングする為の足の
一部分には、ボンディングが確実で容易にできる様、金
や銀などでメッキ処理(通称、スポットメッキという)
されていた。
【0003】スポットメッキを施すには、耐熱性塩化ビ
ニール樹脂等で作製された板状体で、その上面には、リ
ードフレームのメッキ必要部分が正確に切り抜かれた孔
が複数個設けられ、孔の底からメッキ液が表面に流出す
る構成を有する専用スパージャーを用いる。なお、その
スパージャーの表面には、ガラス繊維を合成樹脂で固め
た層を設け、さらにその上面にはシリコンゴム等で形成
した薄いマスク層が設けられている。
【0004】そして、ゴム製の薄いマスク上の所定位置
に正確にリードフレームのメッキ必要面が接するように
セットピン等を利用してリードフレームを重ねる。つい
で、その上面全体から適度の硬度を有するゴム製ラバー
を圧接させてメッキ液がリードフレームの裏面に回り込
むことを防止する様にした状態で、スパージャーの孔に
連通したパイプから帯電させたメッキ液を孔の上面に送
り込み、リードフレームを部分的にメッキ処理してい
た。
【0005】
【発明が解決すべき課題】ところで、リードフレームの
ピンはICチップから引き出されたリード線をボンディ
ングする部分であるから、一般に複雑な形状をしてお
り、特にメッキ処理を施す部分は、きわめて細い棒状の
ピンが一定の間隔を隔てて多数整列した形で配置されて
いる。その為、スパージャーの貫通孔より流入したメッ
キ液は、リードフレームのメッキ不要部分を適度な硬度
を持ったゴム製のマスクとラバーで圧接力を調整しなが
ら被覆していても、ピンのメッキ必要部分をメッキ処理
するだけでなく、メッキを必要としないピンの側面や裏
面にまでメッキ液が流れ込んでメッキ処理していた。そ
の結果、リードフレームのIC部分を合成樹脂でパッキ
ングした時、リードフレームのメッキ不要部分で合成樹
脂の密着不良が生じ、隙間が発生し易くなる。そして、
その隙間から空気中の湿気がIC中へ侵入してICを錆
びさせ、誤作動を引き起こすなど、ICの信頼性を低下
させていた。そのため、現在では非常に厳密なリードフ
レームのメッキ処理を要求されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
を解決する為に成されたもので、メッキされるリードフ
レーム表面に厚さ10〜50ミクロン程度の薄膜を形成
して母型とし、ついでその母型の概略形状に一致させて
彫り込んだ透明性樹脂から形成された型枠本体内にセッ
トピンに合わせて母型を設置し、ついでその上面から液
状のゴム体を流し込み、更にその上面にセットピンに合
わせてオープニング部分を切除したリードフレームを重
ね、更にその上面から液状のゴム体を流し込んで固化さ
せ、裏面が平坦なゴム製の第1型を得、ついでその第1
型の凹凸面を上面にして周辺部を枠体で囲み、その枠内
部に金属粉と石膏を混合した合成樹脂を流し込み、その
合成樹脂を硬化させた後、枠体と第1型を取り除いて合
成樹脂製の第2型を得、ついでその第2型の凹凸面部分
に液状のゴム体を流し込み、裏面に補強材を固着して固
化させて第2型から分離するリードフレームメッキ用ゴ
ムマスクの製造方法を提供する。
【0007】以下、この発明を実施例の図面に基づいて
説明する。
【0008】図1から図6は、この発明の方法によるゴ
ムマスクの製造工程を順に示している。
【0009】図1は、ゴム製第1型を作成する為の枠体
を示し、図2は、ゴム製第1型の横断面図である。
【0010】図3は、合成樹脂製の第2型を作成する為
の枠体を示し、図4は、合成樹脂製第2型の横断面図で
ある。
【0011】図5は、ゴムマスクを作成する状態を示
し、図6は、ゴムマスクの横断面図である。
【0012】リードフレームの母型1は、リードフレー
ムの表面に厚さ10〜50ミクロン程度の薄膜を形成し
て作成される。その方法としては、リードフレームを無
電解ニッケルメッキや金属の真空蒸着処理により、膜厚
が10〜50ミクロン程度になるまで均一な薄膜を付着
させる。
【0013】ついで、その母型1は、母型1の概略形状
よりも少し大きめに彫り込んだ透明性樹脂から形成され
た型枠とそれを密閉する金属製の蓋14を有した一対の
型枠本体2内に設置される。なお、母型1はセットピン
3で型枠内の所定に位置にセットし、型枠本体2と蓋1
4はガイドピン4で確実に密閉することが出来る。
【0014】型枠本体2を透明樹脂とするのは、内部に
設置する母型1と液状のゴム体5の状態を外部から確認
できる様にする為で、透明性の高いアクリル系合成樹脂
が好ましく用いられる。
【0015】母型1の上面から液状のゴム体5を流し込
む。ゴム体5は、母型1との離形性と耐久性に優れたシ
リコン樹脂系ゴムが好ましく用いられる。
【0016】ついで、そのゴム体5の上面にオープニン
グ部分を切除したリードフレーム6をセットピン3を基
準にして重ね、更にその上面から液状のゴム体5を流し
込んみ、蓋14をして密閉放置し、ゴム体5を固化させ
る。そして、固化したゴム体5を型枠本体2より取り出
して裏面が平坦なゴム製の第1型7を得る。ゴム体5は
シリコン樹脂系ゴムが好ましく用いられる。
【0017】つづいて、そのゴム製第1型7の凹凸面を
上面にして3周辺部を枠体8で囲み、その枠内部に金属
粉と石膏を混合した合成樹脂9を流し込み、その合成樹
脂9を硬化させた後、枠体8とゴム製第1型7を取り除
いて合成樹脂製の第2型10を得る。なお、合成樹脂を
9を硬化させた後、枠体8の側板のみを取りはずし、合
成樹脂9表面に補強板15を貼り付けると、第2型10
の変形が防止出来て好ましい。
【0018】第2型10の合成樹脂9としては、硬化が
早く、適度な硬度と硬化物の体積収縮が少ない2液型エ
ポキシ樹脂やウレタン樹脂等が好ましく用いられる。な
お、合成樹脂9の体積収縮を可能な限り少なくする為、
銅粉や石膏を添加することもある。その添加率は合成樹
脂9の約半量を添加すると効果が見られる。
【0019】なお、補強板15としては、厚さが5〜1
0mm程度のエポキシ樹脂を含浸したFRP板が好まし
く用いられる。
【0020】ついで、その合成樹脂製第2型10の凹凸
面部分に液状のゴム体11を流し込み、その裏面に補強
用の樹脂板12等を固着させるとともに固化させて第2
型10から分離することで、求めるリードフレームメッ
キ用ゴムマスク13を得ることができる。合成樹脂製の
第2型10の凹凸面部分に流し込むゴム体11は、シリ
コン樹脂ゴムであり、補強材12は、厚さ1〜5mm程
度のFRP板等の樹脂板が好ましく用いられる。
【0021】
【作用】メッキされるリードフレーム表面に厚さ10〜
50ミクロン程度の薄膜を形成して母型とするのは、母
型を元型として雨後の工程によって作成されるゴム製の
第1型、合成樹脂製の第2型、ゴム製マスクの形状をメ
ッキすべきリードフレームの寸法よりも僅かに大きく仕
上げるためである。
【0022】また、オープニング部分を切除したリード
フレームをゴム体の中に固定するのは、ゴム製の第1型
の強度を保持し、寸法の安定化を図るためである。
【0023】
【実施例】鉄とニッケルの合金からなるリードフレーム
の表面に、無電解ニッケルメッキをして、厚さ30ミク
ロン程度の薄膜を形成して母型1とした。ついで、その
母型1を、母型1の概略形状よりも少し大きめに彫り込
んだアクリル透明性樹脂から形成された型枠本体2内に
セットピン3を基準として設置した。そして、その彫り
込み内に母型1の上面から液状のシリコンゴム5を流し
込んだ。なお、ゴム5の硬度は25度のものを用いた。
【0024】次に、母型1とシリコンゴム体5の上面に
オープニング部分を切除したリードフレーム6をセット
ピン3を基準とし芯材として重ね、更にその上面から液
状のゴム体5を流し込んで蓋14をし、放置してゴム体
5を固化させた。蓋14を解盤して型枠本体2より固化
したゴム体5を取り出し、裏面が平坦なゴム製の第1型
7を得た。ゴム体5は硬度が80度前後のシリコン樹脂
系ゴムを用いた。
【0025】つづいて、そのゴム製第1型7の凹凸面を
上面にして3周辺部を枠体8で囲み、その枠内部に金属
粉と石膏を50%混合した2液型エポキシ樹脂9を流し
込み、その合成樹脂9を硬化させた後、枠体8の側板を
取りはずし、合成樹脂9の表面に厚さ6mmのFRP板
を補強板15として接着した。その後、枠体8の底板と
ゴム製第1型7を取り除いてエポキシ樹脂製の第2型1
0を得た。
【0026】ついで、その合成樹脂製第2型10の凹凸
面部分に液状のシリコンゴム体11を流し込み、その裏
面に補強材12の樹脂板を固着させるとともに固化させ
て第2型10から分離して、求めるリードフレームメッ
キ用ゴムマスク13を得た。なお、流し込むシリコンゴ
ム体11は、硬度を30程度になるシリコンゴムであ
り、補強材12の樹脂板は、厚さ2mm程度のエポキシ
樹脂とガラス繊維からなるFRP板を用いた。
【0027】そのゴムマスクを用いてリードフレームの
所定部分をメッキしたが、メッキの側面流れもなく、良
好な仕上がりであった。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、リードフレームの表
面にメッキ必要部分の位置に対応したマスクを作成する
に当たり、メッキされるリードフレーム表面に厚さ10
〜50ミクロン程度の薄膜を形成して母型とするので、
母型を元型として雨後の工程によって作成されるゴム製
の第1型、合成樹脂製の第2型、ゴム製マスクの形状は
メッキすべきリードフレームの寸法よりも僅かに大きく
仕上げられるため、スパージャーにリードフェームをの
せ、マスクで押さえながらメッキ液を流し込んでもメッ
キ必要部分だけにメッキ液を行き渡らせることが出来、
メッキ必要部分以外のきわめて細い棒状部間にメッキ液
が侵入することを防止できる。
【0029】従って、リードフレームのIC部分を合成
樹脂でパッキングした時、リードフレームのピンにはメ
ッキ不要部分が殆ど無いからIC部分は隙間なくパッキ
ングされ、空気中の湿気がIC中へ侵入してICを錆び
させ、誤作動を引き起こしてICの信頼性を低下させる
等の問題を解消出来る。更には、不要部分をメッキしな
いから、高価な金や銀のメッキ液を無駄に消費すること
もないし、メッキ処理の後、不要部分のメッキを取り除
くために行われるフレーム全体の電解剥離処理に用いる
処理液の使用寿命も伸び、リードフレームの品質も向上
する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ゴム製第1型を作成する為の枠体を示
す。
【図2】図2は、ゴム製第1型の横断面図である。
【図3】図3は、合成樹脂製の第2型を作成する為の枠
体を示す。
【図4】図4は、合成樹脂製第2型の横断面図である。
【図5】図5は、ゴムマスクを作成する状態を示す。
【図6】図6は、ゴムマスクの横断面図である。
【符号の説明】
1 母型 2 型枠本体 3 セットピン 4 ガイドピン 5 液状ゴム体 6 リードフレーム 7 ゴム製第1型 8 枠体 9 合成樹脂 10 合成樹脂製第2型 11 液状ゴム体 12 補強材 13 ゴムマスク 14 蓋 15 補強板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキされるリードフレーム表面に厚さ
    10〜50ミクロン程度の薄膜を形成して母型(1)と
    し、ついでその母型(1)の概略形状に一致させて彫り
    込んだ透明性樹脂から形成された型枠本体(2)内にセ
    ットピン(3)に合わせて母型(1)を設置し、ついで
    その上面から液状のゴム体(5)を流し込み、更にその
    上面にセットピン(3)に合わせてオープニング部分を
    切除したリードフレーム(6)を重ね、更にその上面か
    ら液状のゴム体(5)を流し込んで固化させ、裏面が平
    坦なゴム製の第1型(7)を得、ついでその第1型
    (7)の凹凸面を上面にして周辺部を枠体(8)で囲
    み、その枠内部に金属粉と石膏を混合した合成樹脂
    (9)を流し込み、その合成樹脂(9)を硬化させた
    後、枠体(8)と第1型(7)を取り除いて合成樹脂製
    の第2型(10)を得、ついでその第2型(10)の凹
    凸面部分に液状のゴム体(11)を流し込み、裏面に補
    強材(12)を固着して固化させて第2型(10)から
    分離することを特徴としたリードフレームメッキ用ゴム
    マスク(13)の製造方法。
JP26559093A 1993-09-28 1993-09-28 リードフレームメッキ用ゴムマスクの製造方法 Pending JPH0788980A (ja)

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