JPH0789357B2 - 自動配線処理機能を用いた未配線区間表示装置 - Google Patents

自動配線処理機能を用いた未配線区間表示装置

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JPH0789357B2
JPH0789357B2 JP63064702A JP6470288A JPH0789357B2 JP H0789357 B2 JPH0789357 B2 JP H0789357B2 JP 63064702 A JP63064702 A JP 63064702A JP 6470288 A JP6470288 A JP 6470288A JP H0789357 B2 JPH0789357 B2 JP H0789357B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 未配線区間が生じた後の人手配線を行うための未配線区
間を表示する未配線区間表示装置に関し、 結線率を向上するとともに、自動配線を効率的に行うこ
とを可能とする自動配線機能を用いた未配線区間表示装
置を提供することを目的とし、 配線可能領域を定める配線格子及び配線領域を分割する
基本格子のデータを発生するデータ発生手段と、前記基
本格子或いは配線格子の間に配置される配線補助格子の
データを発生するデータ発生手段と、既配線パターンデ
ータの検出手段と、配線が終了していない未配線区間を
指定する未配線区間指定手段と、前記未配線区間の配線
を行うために必要とされる使用可能な配線格子が存在し
ない場合、前記配線格子に代えて前記配線補助格子を用
いて配線を行うことにより配線可能かどうかを判別する
配線可能部判別手段と、前記配線可能部判別手段の出力
により、前記配線補助格子を用いて前記未配線区間の配
線を行う経路を表示する表示装置とを備えている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機支援設計装置を用いて、電気回路のパ
ターン設計を行う配線技術に係り、特に従来の自動配線
において、未配線区間が生じた後の人手配線を行うため
の未配線区間を表示する未配線区間表示装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に自動配線処理によって2層配線を行う場合には、
第6図(a)に示すように、X方向に配線するX方向層
21とY方向に配線するY方向層22とを予め決めて、各層
において配線が交差しないように配慮しながら、X方向
層21とY方向層22を組み合わせて配線処理を行ってい
る。例えば、ポイント23から24へと配線する場合には、
ポイント23から中継孔25まではX方向層21で配線を行
い、中継孔25からポイント24まではY方向層22上で配線
を行う。この時、X方向層21及びY方向層22において、
第6図(b)に示すように配線が通ることが可能な配線
格子を便宜上設定しておき、これらの配線格子上に沿っ
て配線を行う。しかし、これらの配線格子が一杯になっ
たり、或いは必要なパターン間隙が満足できないと判断
された場合には、それ以上の配線が不可能になる。
自動配線では、電気的特性例えばクロストークの防止等
を考慮して、パターン間には必要な間隙を保証するよう
に予め決められている。
一般にCADを使った自動配線処理方式では、実際に自動
配線の実行をする前に、いかなる順序で配線区間に配線
を行うか、例えば配線区間の短い順や、最短距離で配線
したい信号線があれば、その信号線等を優先して配線経
路を決めている。従って、さきに配線した配線パターン
が邪魔になり、配線可能な領域が存在しているにもかか
わらず、後から配線しようとした区間が未配線となって
しまうケースがあり、このため、結線率が悪くなるとい
う欠点があった。更に自動配線終了後に、人手によって
既配線パターン修正及び未配線区間への配線パターンの
入力を行う必要があるが、その場合に既配線パターンを
表示装置上に表示し、目視によって配線可能部分を判断
してその後既配線パターンを適当に変更する等をしてい
た。
第7図に示すように、ランド26間をX方向層21或いはY
方向層22を用いて結線していくと、最後にランド27とラ
ンド28とを結線したい場合でも、既に既配線されている
Y方向層22の配線が邪魔になってしまう。すなわち、配
線に必要な配線格子に空きがないばかりか、無理に配線
しようとすると、各配線間に必要とする間隙がとれない
こととなる。そこでランド27、28との間を第7図に示す
ように点線で示し、この部分を配線したいことをオペレ
ータに表示して、オペレータはこの点線表示に基づいて
既配線を変更しながらランド27と28間に結線がなされる
ように人手によって未配線部分の配線可能経路を検討し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来は配線格子を用いてすべての配線
を行っていたので、配線可能な空領域が存在したにも関
わらず未配線となり、結線率が悪くなるという欠点があ
った。
さらに、既配線パターンを表示した上で配線すべきパタ
ーンを単に点線で表示しその表示をオペレータが目視し
ながら配線可能領域を人手によって判別していたため非
効率的であるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて、結線率を向上する
とともに、自動配線を効率的に行うことを可能とする自
動配線機能を用いた未配線区間表示装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明の原理は、第1図(a)に示すように、まず
計算機支援装置を使ってランド間を通る基本格子と、そ
のランド間の基本格子の間に設けられた配線格子とのデ
ータ配線格子、基本格子のデータ発生部1で発生し、こ
のデータに基づいてその配線格子、基本格子との間にさ
らに配線補助格子を設けるためのデータを配線補助格子
発生部2にて発生する。既配線部分については、その既
配線そのものとその周囲の配線間の間隙を考慮した部分
を含む既配線パターンデータを既配線パターンデータ発
生部3で発生する。更に未配線として残っている部分で
あって、これから配線したい部分を指定する未配線区間
指定部4を有する。そして配線格子、基本格子のデータ
発生部1と配線補助格子発生部2と既配線パターンデー
タ発生部3と未配線区間指定部4とからのデータに基づ
いて、配線可能部判別部5にて配線可能部を判別し、そ
の配線可能部において配線可能な経路を検出する。この
配線可能部判別部5の出力を表示装置6で表示すること
により、配線補助格子を用いて配線可能経路を表示装置
6上に表示する。
また、第2の発明の特徴によれば、第1図(b)に示す
ように、既配線パターンデータ発生部11で発生された既
配線パターンの未配線部分にそって部分的な配線補助格
子を部分的配線補助格子発生部12で発生する。そして発
生格子、基本格子データ発生部13と未配線部分を指定す
る未配線区間指定部14と既配線パターンデータ発生部11
と部分的配線補助格子発生部12との出力を用いて、配線
可能部判別部15において部分的配線補助格子を使って未
配線区間をさらに配線することができる部分を検出し、
その経路を出力する。そして配線可能部判別部15によっ
て出力された未配線区間の配線可能経路を表示装置16上
に表示を行う。
〔作用〕
第1の発明によれば、配線格子、基本格子のデータ発生
部1から発生された配線格子、基本格子のデータに基づ
いて、配線格子や基本格子の間に回路パターンの全体に
わたって配線補助格子を発生し、この配線補助格子を使
って未配線区間であって配線可能な経路を判別し、その
経路を表示装置上に表示する。従ってオペレータは配線
補助格子を使った配線可能経路に基づいて、他の既配線
経路を変更することにより、配線を行うことができる。
第2の発明によると、部分的配線補助格子発生部12は既
配線パターンと、だぶらないように未配線区間の必要な
部分だけに、部分的配線補助格子を発生する。この部分
的配線補助格子を用いて未配線区間の配線経路を検出し
てこれを表示装置に表示する。未配線区間における配線
可能な経路が表示されているので、オペレータは効率的
に他の配線を変更し、全体的に結線率を向上することが
できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明す
る。
第2図(a)は従来の自動配線処理が終わった状態を示
し、ランド47と48が未配線のまま残っている。第2図
(b)は、本発明に従って配線補助格子を用いて配線可
能経路31を発生し、ランド47,48間を結線する。第2図
(c)は配線可能経路31に基づいて、各配線が所望の配
線間隙を有するように配線を変更したものである。
第3図は本発明にかかる未配線区間指定装置の動作を示
すフローチャートである。第3図において、S1は、従来
の自動配線処理を終わった後(第2図(a))を示して
いる。この時、先に配線したパターンが邪魔になり、配
線を行うように指定した配線区間のうち一部の区間の配
線が不可能となる場合がある。自動配線処理では、配線
が不可能な場合は配線が行われないので、まだ配線がな
されていない未配線区間を入力する(S2)。そして、配
線層、配線領域を設定する(S3)。配線層の設定は、プ
リント基板が複数の層から構成されている場合に行うも
ので、プリント基板が1層のみから構成されている場合
は行う必要がない。また、配線領域の設定は、遅延時間
の問題があって最短距離で配線する場合などに行うもの
で、最短距離で配線する場合、未配線区間を含む最小矩
形領域を配線領域として設定する。配線領域の設定を行
わない場合、プリント基板の配線可能領域全体が配線領
域として設定される。次に、設定基準データ、または入
力データカードをもとにして前述の配線層における配線
領域内に自動配線用の配線格子を設定する(S4)。ステ
ップS4で設定された自動配線用の配線格子のうち、既配
線や配線禁止領域等が存在する部分を配線不可とする
(S5)。自動配線用の配線格子の間に配線補助格子を設
定する(S6)。自動配線用の配線格子に加えて配線補助
格子を使用して自動配線処理を公知技術である配線線分
探索法、ラインサーチやメール法(メイズ)を利用して
行う(S7)。すなわち自動配線用の配線格子、及び配線
補助格子上において、配線可能な区間を探して配線可能
経路31として接続する(第2図(b))。次に自動配線
結果を未配線区間の表示用データとする(S8)。そして
未配線区間を表示装置上の画面に表示する(S9)。尚、
S7において配線可能部分を判別する際には配線パターン
間に必要な間隙のチェックはしない。従って第2図
(b)に示すように、未配線のまま残っていたランド47
とランド48との配線可能経路31を表示した際には、配線
可能経路31と既配線32,33との間隙は所望のものより小
さくなっている。そして第2図(c)に示すように配線
補助格子を使った配線可能経路31とすでに存在する配線
32,33が所定の間隙を有するように配線33の位置を反転
して33′へと変え、これに伴い配線34の位置を配線34′
へ変え、さらに補助格子を使った配線可能経路31と既存
の既配線32との間の間隙を十分にとるように調整して配
線補助格子を使った配線可能経路31も31′へと若干位置
をずらすとともに既配線32も32′へと配線をずらし31′
と32′の間に十分な間隙を生ずるように人手によって行
われる(S10)。
第4図には、第3図に示した本発明に係る自動配線の手
法をより具体的に説明する。
第4図(a)において配線用基本格子41,42,43は等分割
に配置され、その間に配線格子44,45が2本ずつ等分割
または不均一分割に配線される。この配線格子44及び45
は配線格子上を標準幅のパターンが通った場合にパター
ン間に必要な間隙が満足するような距離を有するように
配設されている。例えば第4図(b)には、基本格子41
及び42上に部品ランド46或いはビア(スルーホール)を
おいて、その基本格子41,42間に配設パターン44′,45′
が、配線格子44,45上に設けられた場合を示す。ここで
は配線格子44,45を点線で示した。そして配線パターン4
4′,45′の間、及び配線パターン44′,45′と基本格子4
1,42の間にはクロストーク等を除去するに十分な間隙が
おかれている。従って標準の部品ランド46間には例えば
2.54mmの間隔があり、その間に必要な間隙をおいて配線
パターン44′,45′が設けられている。そして、第2図
(a)に示されるように配線格子上の配線パターンを使
って配線を終了した後に、まだ未配線区間として例えば
ランド47,48が残っている場合には(第2図(b))、
配線格子を使ってはランド47,48間を配線できない。そ
こで第4図(c)に示すように基本格子41,42の間に設
けられた配線格子44,45の間にさらに、配線補助格子49,
50,51を設ける。そしてこの配線補助格子49,50,51を用
いて第2図(b)に示すように本来配線格子だけでは、
配線ができないランド47,48間に配線間の間隙を無視し
て配線可能であることを検出し、それを表示装置上に表
示する。その後は第2図(c)に示すように所定の間隙
を配線パターンが有するように既配線パターンを人手に
よって変更すればよい。
従って従来、第7図に示すように部品ランド27、28間に
点線で未配線区間が示されただけの場合に比べて配線可
能領域が補助配線格子を使って表示装置上に配線可能経
路31として表示されるので、この配線可能経路31を目視
しながら他の既配線を人手によって動かすだけでよいの
で、配線が極めて効率的に行える。さらにここにおいて
補助配線格子を使ったので、従来のような配線格子だけ
では配線が不可能な場合であってもその間にさらに配線
可能な経路を割込ませて引くことが可能となる。
第5図には第4図と異なって配線格子が予め固定してい
ない場合を示す。第5図(a)に示すように、既存パタ
ーン51の間に配線可能領域52を設定し、その配線可能領
域52の中には配線53とその周囲に線幅を考えたパターン
とがあるものとする。次に、第5図(b)に示すよう
に、既存パターン51に従って配線格子54,55,56を作成す
る。この配線格子上には既存パターン51がすでにのって
いるものとする。そして配線格子54,56の間であって、
配線に必要な部分に部分的配線補助格子57,58,59を形成
する。そしてこの部分的配線補助格子の上を通って第2
図(b)に示すように未配線区間の可能な配線可能経路
31を割込ませて引くことによって以下、前述と同様に第
2図(c)のような配線パターンを得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、配線補助格子あるいは部分的配線補助
格子を用いて、未配線区間の配線可能経路を表示し、そ
の後既配線パターンの配線経路を変更するので配線の効
率及び結線率を格段と向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はそれぞれ本発明の基本原理図、 第2図(a)〜(c)は本発明の一実施例に従う未配線
区間の表示を示す図、 第3図は本発明の一実施例を示すフローチャート、 第4図(a)〜(c)は本発明に従って配線補助格子を
使用した配線手順をそれぞれ説明する図、 第5図(a)〜(c)は本発明に従う部分的配線補助格
子を使って配線の手順を説明する図、 第6図(a)〜(c)は一般の配線格子を使った配線の
仕方を説明する図、 第7図は従来の配線方法を示す平面図である。 1……配線格子、基本格子データ発生部、 2……配線補助格子発生部、 3……既配線パターンデータ発生部、 4……未配線区間指定部、 5……配線可能部判別部、 6……表示装置.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線可能領域を定める配線格子及び配線領
    域を分割する基本格子のデータを発生するデータ発生手
    段(1)と、 前記基本格子或いは配線格子の間に配置される配線補助
    格子のデータを発生するデータ発生手段(2)と、 既配線パターンデータの検出手段(3)と、 配線が終了していない未配線区間を指定する未配線区間
    指定手段(4)と、 前記未配線区間の配線を行うために必要とされる使用可
    能な配線格子が存在しない場合、前記配線格子に代えて
    前記配線補助格子を用いて配線を行うことにより配線可
    能かどうかを判別する配線可能部判別手段(5)と、 前記配線可能部判別手段の出力により、前記配線補助格
    子を用いて前記未配線区間の配線を行う経路を表示する
    表示装置(6)とを備えることを特徴とする自動配線処
    理機能を用いた未配線区間表示装置。
  2. 【請求項2】配線可能領域を定める配線格子及び配線領
    域を分割する基本格子のデータを発生するデータ発生手
    段(13)と、 既配線パターンデータの検出手段(11)と、 前記既配線パターンデータに基づいて、前記基本格子或
    いは配線格子の間に部分的に配置される部分的配線補助
    格子のデータを発生するデータ発生手段(12)と、 配線が終了していない未配線区間を指定する未配線区間
    指定手段(14)と、 前記未配線区間の配線を行うために必要とされる使用可
    能な配線格子が存在しない場合、前記配線格子に代えて
    前記部分的配線補助格子を用いて配線を行うことにより
    配線可能かどうかを判別する配線可能部判別手段(15)
    と、 前記配線可能部判別手段の出力により、前記部分的配線
    補助格子を用いて前記未配線区間の配線を行う経路を表
    示する表示装置(16)とを備えることを特徴とする自動
    配線処理機能を用いた未配線区間表示装置。
JP63064702A 1988-03-19 1988-03-19 自動配線処理機能を用いた未配線区間表示装置 Expired - Fee Related JPH0789357B2 (ja)

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