JPH0790109A - 合成樹脂ペレットとその用途 - Google Patents
合成樹脂ペレットとその用途Info
- Publication number
- JPH0790109A JPH0790109A JP5262926A JP26292693A JPH0790109A JP H0790109 A JPH0790109 A JP H0790109A JP 5262926 A JP5262926 A JP 5262926A JP 26292693 A JP26292693 A JP 26292693A JP H0790109 A JPH0790109 A JP H0790109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- stone
- powder
- pellet
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高濃度で麦飯石を含有させた新規なペレッ
ト、該ペレットの製法及び該ペレットを脱臭剤、浄水
剤、防黴剤、鮮度保持剤として使用するという新らしい
形態での用途の提供。 【構成】 100メッシュ以下の麦飯石粉末10〜60
重量%を含有することを特徴とする合成樹脂ペレット、
該ペレットの製法及び該ペレットの脱臭剤、浄水剤、防
黴剤、鮮度保持剤としての用途。
ト、該ペレットの製法及び該ペレットを脱臭剤、浄水
剤、防黴剤、鮮度保持剤として使用するという新らしい
形態での用途の提供。 【構成】 100メッシュ以下の麦飯石粉末10〜60
重量%を含有することを特徴とする合成樹脂ペレット、
該ペレットの製法及び該ペレットの脱臭剤、浄水剤、防
黴剤、鮮度保持剤としての用途。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱臭剤、浄水剤、防黴
剤、鮮度保持剤として有用な高濃度に麦飯石を含有する
合成樹脂ペレットに関する。
剤、鮮度保持剤として有用な高濃度に麦飯石を含有する
合成樹脂ペレットに関する。
【0002】
【従来技術】麦飯石それ自身は、中国の古い文献である
本草綱目石部第10巻(日本訳本、第568〜571
頁)に詳述されているように、薬効を有する鉱石として
知られており、医歯薬出版株式会社発行 赤松金芳著
「新訂・和漢薬」第1020頁には、麦飯石は、「方解
石の魚卵状をなすもの、Calcareous ovo
lite.魚卵石」と記載されていて、称にMainf
an Stoneとも言われている。この石は、甘い匂
いがして、温かく、無毒であり、水に浸すとその水を活
性ミネラルウォーターに変え、この水を用いて炊いた御
飯を長期にわたって摂取すると利尿、健胃、肝臓の活性
化に有効であるとされている。この麦飯石それ自身はこ
のように有効であるとしても石自身は、もろくて取扱い
にくいものである。
本草綱目石部第10巻(日本訳本、第568〜571
頁)に詳述されているように、薬効を有する鉱石として
知られており、医歯薬出版株式会社発行 赤松金芳著
「新訂・和漢薬」第1020頁には、麦飯石は、「方解
石の魚卵状をなすもの、Calcareous ovo
lite.魚卵石」と記載されていて、称にMainf
an Stoneとも言われている。この石は、甘い匂
いがして、温かく、無毒であり、水に浸すとその水を活
性ミネラルウォーターに変え、この水を用いて炊いた御
飯を長期にわたって摂取すると利尿、健胃、肝臓の活性
化に有効であるとされている。この麦飯石それ自身はこ
のように有効であるとしても石自身は、もろくて取扱い
にくいものである。
【0003】特開昭63−256656号公報によれ
ば、0.1〜100μm径の麦飯石を結晶高分子に対し
て0.1〜5重量%配合した材料でフイルムまたはシー
トを作り、このフイルムまたはシートで作った袋に、ト
リメチルアミン、メチルメルカプタン、アンモニア等の
悪臭ガスを満し、その悪臭除去効果を測定したことが報
じられている。しかしながら、現実的には麦飯石を充填
材の1部として使用し、押出成形してフイルム厚を0.
3mm程度の厚みのものとしても、これを延伸するとピ
ンホールが発生し、かつフイルム自体の感触は表面がな
んとなくザラつき、透明性を欠き、極めて商品価値の低
いものであった。
ば、0.1〜100μm径の麦飯石を結晶高分子に対し
て0.1〜5重量%配合した材料でフイルムまたはシー
トを作り、このフイルムまたはシートで作った袋に、ト
リメチルアミン、メチルメルカプタン、アンモニア等の
悪臭ガスを満し、その悪臭除去効果を測定したことが報
じられている。しかしながら、現実的には麦飯石を充填
材の1部として使用し、押出成形してフイルム厚を0.
3mm程度の厚みのものとしても、これを延伸するとピ
ンホールが発生し、かつフイルム自体の感触は表面がな
んとなくザラつき、透明性を欠き、極めて商品価値の低
いものであった。
【0004】麦飯石の効力を期待する以上、麦飯石がな
るべく表面に多く存在するようにと考えれば、自然にフ
イルム状またはシート状にするという発想が生まれ、前
述のような構想がまとまってくるのは、もっともなこと
であるが、麦飯石を配合した樹脂組成物をペレット状
で、あるいは、フイルムやシート以外の成形品として麦
飯石の効果を発揮させようという発想は生まれるべくも
なかった。
るべく表面に多く存在するようにと考えれば、自然にフ
イルム状またはシート状にするという発想が生まれ、前
述のような構想がまとまってくるのは、もっともなこと
であるが、麦飯石を配合した樹脂組成物をペレット状
で、あるいは、フイルムやシート以外の成形品として麦
飯石の効果を発揮させようという発想は生まれるべくも
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高濃
度で麦飯石を含有させた新規なペレットを提供する点に
ある。本発明の他の目的は、このペレットを脱臭剤、浄
水剤、防黴剤、鮮度保持剤として使用するという新らし
い形態での用途を提供する点にある。
度で麦飯石を含有させた新規なペレットを提供する点に
ある。本発明の他の目的は、このペレットを脱臭剤、浄
水剤、防黴剤、鮮度保持剤として使用するという新らし
い形態での用途を提供する点にある。
【0006】本発明の第一は、100メッシュ以下の麦
飯石粉末10〜60重量%、好ましくは30〜50重量
%を含有することを特徴とする合成樹脂ペレットに関す
る。前記合成樹脂は、結晶質のものの方が結晶と結晶と
の間隙が麦飯石と外部との接触機会を多くするので好ま
しい。結晶質の合成樹脂としては、ポリエチレンテレフ
タレートのようなポリエステル、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリプロピレン、低圧ポリエチレン、ポリス
チレンなどを挙げることができる。麦飯石の粒度は10
0メッシュ以下、好ましくは200メッシュ以下、とく
に好ましくは300メッシュ以下である。
飯石粉末10〜60重量%、好ましくは30〜50重量
%を含有することを特徴とする合成樹脂ペレットに関す
る。前記合成樹脂は、結晶質のものの方が結晶と結晶と
の間隙が麦飯石と外部との接触機会を多くするので好ま
しい。結晶質の合成樹脂としては、ポリエチレンテレフ
タレートのようなポリエステル、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリプロピレン、低圧ポリエチレン、ポリス
チレンなどを挙げることができる。麦飯石の粒度は10
0メッシュ以下、好ましくは200メッシュ以下、とく
に好ましくは300メッシュ以下である。
【0007】本発明の第二は、前記ペレットよりなる脱
臭剤に関する。
臭剤に関する。
【0008】本発明の第三は、前記ペレットよりなる浄
水剤に関する。
水剤に関する。
【0009】本発明の第四は、前記ペレットよりなる防
黴剤に関する。
黴剤に関する。
【0010】本発明の第五は、前記ペレットよりなる鮮
度保持剤に関する。
度保持剤に関する。
【0011】本発明の第六は、合成樹脂粉末またはペレ
ットを混練溶融すると同時に100メッシュ以下、好ま
しくは200メッシュ以下の麦飯石粉末を全樹脂分に対
して10〜60重量%圧入しつつ混練した後、ペレタイ
ザーによりペレット化することを特徴とする合成樹脂ペ
レットの製法に関する。麦飯石の粒度は小さい方が、成
形機を傷めることなく、多量の麦飯石を成形品中に混入
できるので好ましい。
ットを混練溶融すると同時に100メッシュ以下、好ま
しくは200メッシュ以下の麦飯石粉末を全樹脂分に対
して10〜60重量%圧入しつつ混練した後、ペレタイ
ザーによりペレット化することを特徴とする合成樹脂ペ
レットの製法に関する。麦飯石の粒度は小さい方が、成
形機を傷めることなく、多量の麦飯石を成形品中に混入
できるので好ましい。
【0012】前記麦飯石の圧入は、溶融樹脂中に挿入さ
れたパイプを連結した麦飯石入容器に空気を圧入するこ
とにより、麦飯石を溶融樹脂中に噴射させることにより
達成される。
れたパイプを連結した麦飯石入容器に空気を圧入するこ
とにより、麦飯石を溶融樹脂中に噴射させることにより
達成される。
【0013】
【実施例】以下の各実施例は、樹脂としてポリスチレン
を用い、麦飯石は300メッシュ以下のもの50重量%
を配合してペレット化したものを用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
を用い、麦飯石は300メッシュ以下のもの50重量%
を配合してペレット化したものを用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0014】実施例1(脱臭剤としての効果) ニンニク3個をペースト状にすりつぶしたものを皿に入
れ、冷蔵庫に収納した。その冷蔵庫に前記ペレット5g
を入れたときと、入れないときの12時間後の冷蔵庫内
の臭い検査を行った。検査は20人のモニターにより官
能試験を行ったものである。その結果、本発明のペレッ
トが存在するケースについては、全員がニンニク臭を感
じなかったのに対し、ペレットが存在していないケース
は、全員がニンニク臭を強く感じた。
れ、冷蔵庫に収納した。その冷蔵庫に前記ペレット5g
を入れたときと、入れないときの12時間後の冷蔵庫内
の臭い検査を行った。検査は20人のモニターにより官
能試験を行ったものである。その結果、本発明のペレッ
トが存在するケースについては、全員がニンニク臭を感
じなかったのに対し、ペレットが存在していないケース
は、全員がニンニク臭を強く感じた。
【0015】実施例2(鮮度保持効果) 鮮魚として、マグロ肉3000gを200ml冷蔵庫に
収納した。そこに前記ペレット10gをのせた皿を入れ
た場合と、入れない場合について、48時間保冷後、肉
眼により変色の程度を比較した。本発明のペレットが存
在するケースでは全く変色がおきていないのに較べて、
ペレットのない方はかなりの変色が認められ、その差は
歴然としていた。また、モニター20人による味覚試験
の結果、約80%の人が、味の差があると報告した。
収納した。そこに前記ペレット10gをのせた皿を入れ
た場合と、入れない場合について、48時間保冷後、肉
眼により変色の程度を比較した。本発明のペレットが存
在するケースでは全く変色がおきていないのに較べて、
ペレットのない方はかなりの変色が認められ、その差は
歴然としていた。また、モニター20人による味覚試験
の結果、約80%の人が、味の差があると報告した。
【0016】実施例3(浄水効果) 500gの前記ペレットを入れた家庭用風呂桶にお湯を
入れ、4人家族が毎日1回づつ二週間入浴し、その中層
の風呂水を汲みとって社団法人埼玉県環境検査研究協会
(蕨市中央3−5−1)に検査を依頼した。その結果
は、下記表のとおりであった。
入れ、4人家族が毎日1回づつ二週間入浴し、その中層
の風呂水を汲みとって社団法人埼玉県環境検査研究協会
(蕨市中央3−5−1)に検査を依頼した。その結果
は、下記表のとおりであった。
【0017】
【表1】 試験の方法は、いずれも上水試験方法に従ったものであ
る。この結果、通常ならものすごい臭気が発生するとこ
ろであるのに、臭気について全く異常がないのは驚くべ
きことであるとともに、一般細菌をはじめ、大腸菌が検
出されなかったという事実も全く驚かざるを得ないこと
であった。
る。この結果、通常ならものすごい臭気が発生するとこ
ろであるのに、臭気について全く異常がないのは驚くべ
きことであるとともに、一般細菌をはじめ、大腸菌が検
出されなかったという事実も全く驚かざるを得ないこと
であった。
【0018】実施例4(防黴効果) シャーレ内の下記寒天培地の中心部上に、前記ペレット
5個を置いたものと、置かないものとをつくり、そこに
下記カビ混合胞子液1ml を均一にふりかけ、30℃で
30日間培養した。
5個を置いたものと、置かないものとをつくり、そこに
下記カビ混合胞子液1ml を均一にふりかけ、30℃で
30日間培養した。
【0019】供試培地:ASTM G21−70 無機塩寒天培地 混合胞子 Aspergillus niger Penicillium citrinum Cladosporium herbarum 判定基準 − … 寒天上にカビの生育が全くない。 + … 寒天上にほんのわずかにカビが生育して
いる。 ++ … 寒天上にある程度のカビが生育してい
る。 +++ … 寒天上にかなりのカビが生育している。 ++++ … 寒天上に全体的にカビが生育している。
結果
いる。 ++ … 寒天上にある程度のカビが生育してい
る。 +++ … 寒天上にかなりのカビが生育している。 ++++ … 寒天上に全体的にカビが生育している。
結果
【表2】
【0020】
【効果】本発明のペレットは、高濃度に麦飯石を含有し
ているので、麦飯石を含まない通常のペレットと混合し
て、麦飯石含有成形品を製造するのに有利に使用でき
る。麦飯石のブレンドは射出成形機等に直接配合する方
法では成形機のスクリューを著しく傷めることがある
が、このペレットを用いれば、その心配は全くない。ま
た、本発明のペレットは、脱臭剤、浄水剤、鮮度保持
剤、防黴剤などとしてすばらしい効果を挙げることがで
き、かなり使用した後は、天日にさらすことにより何度
でも使用でき、変形、変質を全くおこさない。
ているので、麦飯石を含まない通常のペレットと混合し
て、麦飯石含有成形品を製造するのに有利に使用でき
る。麦飯石のブレンドは射出成形機等に直接配合する方
法では成形機のスクリューを著しく傷めることがある
が、このペレットを用いれば、その心配は全くない。ま
た、本発明のペレットは、脱臭剤、浄水剤、鮮度保持
剤、防黴剤などとしてすばらしい効果を挙げることがで
き、かなり使用した後は、天日にさらすことにより何度
でも使用でき、変形、変質を全くおこさない。
Claims (8)
- 【請求項1】 100メッシュ以下の麦飯石粉末10〜
60重量%を含有することを特徴とする合成樹脂ペレッ
ト。 - 【請求項2】 前記合成樹脂が結晶性合成樹脂である請
求項1記載の合成樹脂ペレット。 - 【請求項3】 麦飯石の粒度が200メッシュ以下であ
る請求項1または2記載の合成樹脂ペレット。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載のペレットよ
りなる脱臭剤。 - 【請求項5】 請求項1、2または3記載のペレットよ
りなる浄水剤。 - 【請求項6】 請求項1、2または3記載のペレットよ
りなる防黴剤。 - 【請求項7】 請求項1、2または3記載のペレットよ
りなる鮮度保持剤。 - 【請求項8】 合成樹脂粉末またはペレットを混練溶融
すると同時に100メッシュ以下の麦飯石粉末を全樹脂
分に対して10〜60重量%圧入しつつ混練した後、ペ
レタイザーによりペレット化することを特徴とする合成
樹脂ペレットの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262926A JPH0790109A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 合成樹脂ペレットとその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262926A JPH0790109A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 合成樹脂ペレットとその用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0790109A true JPH0790109A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17382513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5262926A Pending JPH0790109A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 合成樹脂ペレットとその用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790109A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003055610A1 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-10 | Estee Lauder Group Of Companies K.K. | Spray |
| CN102949982A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-06 | 陈坤鑫 | 麦饭石合成球及其制备方法和由其净化的水 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5262926A patent/JPH0790109A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003055610A1 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-10 | Estee Lauder Group Of Companies K.K. | Spray |
| CN102949982A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-06 | 陈坤鑫 | 麦饭石合成球及其制备方法和由其净化的水 |
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