JPH0790771B2 - 連続搬送装置及び方法 - Google Patents

連続搬送装置及び方法

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JPH0790771B2
JPH0790771B2 JP12885690A JP12885690A JPH0790771B2 JP H0790771 B2 JPH0790771 B2 JP H0790771B2 JP 12885690 A JP12885690 A JP 12885690A JP 12885690 A JP12885690 A JP 12885690A JP H0790771 B2 JPH0790771 B2 JP H0790771B2
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佳生 椎葉
浩 関根
正人 寺部
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車体等のワークを複数の作業位置に連続して搬
送する装置と方法に関する。
(従来の技術) 自動車の製造ラインにあっては、自動化を効率良く行な
うため、複数の作業位置をライン上に配置し、搬送装置
により前記ラインに沿って車体を送り、各作業位置にお
いて所定の作業を車体に施すようにしている。
具体例としては特開昭60−82476号及び実開昭62−77069
号に開示されるものがある。
特開昭60−82476号に開示される搬送装置は、チェーン
によって駆動される搬入側吊下げ搬送装置と同じくチェ
ーンによって駆動される搬出側吊下げ搬送装置との間
に、シャトルコンベアを配置し、定ピッチで車体を間欠
搬送しつつ所定の作業を施すようにしている。
一方、実開昭62−77069号にあっては、自走車によって
ワークを搬送し、作業位置においては自走車の速度を低
速にし、それ以外の場所ではワークを高速で搬送するよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題) 特開昭60−82476号に開示される搬送装置にあっては、
車体を一定のピッチでしか搬送できない。したがって例
えばエンジンの組付工程において、1つのマウント台車
を利用して異なる型式のエンジンを異なる車種の車体に
組付けようとしたときに、搬送される車体の停止位置を
若干変更するだけで他の要素つまりマウント台車の位置
やエンジンのセット位置をそのままとすることができる
場合でも、シャトルを用いた定ピッチ搬送ではこれに対
応することができない。
一方、実開昭62−77069号のように自走車を用いれば車
体の搬送ピッチの変更は容易であるが、自動車の製造ラ
インにおいては一定間隔で作業ロボットを設置し、これ
らロボットの位置に車体を正確に間欠搬送する方が有利
な場合が多く、全てを自走車による搬送ラインとするこ
とはコスト面から不利である。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、ワークを定ピッチで搬
送する搬送ラインに対し、任意のピッチで搬送する搬送
ラインを一部においてそれぞれのラインが平行となるよ
うに接近させ、両ライン間でワークの受渡しが行なえる
ようにした。
(作用) ワークを支持するハンガーをチェーンの駆動力で走行す
る定ピッチ搬送ラインに沿って自走車による任意ピッチ
搬送ラインとの合流部まで搬送し、この合流部において
ハンガーを自走車搬送ラインに受渡し、次いで自走車に
よってハンガーを両ラインの分岐部までチェーンの走行
に伴走させつつ移送し、この分岐部において自走車とハ
ンガーとの連結を解除するとともにチェーンとハンガー
とを連結せしめ、再びハンガーを定ピッチ搬送ラインに
受渡す。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明に係る連続搬送装置の概略平面図であ
り、連続搬送装置は定ピッチ搬送ラインL1と任意ピッチ
搬送ラインL2から構成され、任意ピッチ搬送ラインL2は
環状をなしその一部、即ち定ピッチ搬送ラインL1と任意
ピッチ搬送ラインL2との合流点Xと分岐点Yとの間が平
行にラップしている。そして、任意ピッチ搬送ラインL2
の一部からは引き込みラインL2′を導出して後述する自
走車が故障した場合にこの引き込みラインL2′に引き込
んで修理するようにしている。
以下に連続搬送装置の各部の詳細を第2図乃至第9図に
基いて説明する。ここで、第2図は合流点Xにおける連
続搬送装置の要部の正面図、第3図は第2図のA方向矢
視図、第4図は自走車の拡大正面図、第5図は第4図の
B方向矢視図、第6図は第4図のC方向矢視図、第7図
はフロントトロリーとリヤトロリーの構造を示す図、第
8図は切替機構の正面図、第9図は切替機構の平面図で
ある。
連続搬送装置は床上に門型フレーム1を立設し、この門
型フレーム1から下方に枠体2を垂下し、この枠体2の
下端にガイドレール3,3を設け、このガイドレール3,3に
ハンガー4のローラ5,5を係合し、ワークとしての車体
Wを吊下げ支持した状態でガイドレール3に沿ってハン
ガー4が移動可能となっている。ハンガー4は水平状態
維持機構6を備え、この水平状態維持機構6の上面に前
後方向杆7を取付け、この前後方向杆7の一側寄りの前
端に後述する自走車によって把持される突片8を取付け
ている。
また、前記ガイドレール3,3間の中間部上方にガイドレ
ール3と平行にトロリーガイドレール9を架設し、この
トロリーガイドレール9にフロントトロリー10及びリヤ
トロリー11を移動自在に係合し、フロントトロリー10の
前後方向杆7の前端とを連結杆12を介して連結し、リヤ
トロリー11と前後方向杆7の後端とを連結杆13を介して
連結し、更に適宜箇所にもフリートロリー14を設け、こ
のフリートロリー14もトロリーガイドレール9に移動自
在に係合している。
また、トロリーガイドレール9の上方に定ピッチ搬送ラ
インL1を構成するチェーンガイドレール15を配置し、こ
のチェーンガイドレール15に沿って駆動チェーン16を配
設し、この駆動チェーン16と前記フロントトロリー10と
を係合することでワークWを載置したハンガー4が定ピ
ッチで間欠送りされる。
ここで、フロントトロリー10の構造は第7図に示すよう
に、L字状をなすプレート20に軸21を介してレバー22を
揺動自在に支持し、このレバー22とプレート20の前方へ
の延出部20aとの間に隙間23を形成するようにし、また
レバー22の後端には上下方向に移動可能とされた受動突
起24の下端を係合している。而して、レバー22はスプリ
ング或いは自重により図において軸21を中心として時計
方向に付勢され、その結果、受動突起24は上方に位置
し、この位置においてチェーン16から垂下した駆動突起
25と係合し、駆動突起25によってフロントトロリー10が
前方に押され、これによりハンガー4が前方に定ピッチ
で搬送される。
またプレート20の後部には軸26を介してストッパ片27が
支持されている。このストッパ片27は図に示す起立状態
から後方へは回動しないが前方にはスプリングに抗して
回動可能となっている。而して、走行する駆動チェーン
16が停止すると、慣性力によってハンガー4は前方に移
動しようとするが、ストッパ片27が駆動突起25に当接し
てハンガー4の前方への移動は阻止される。
ところで、連続して搬送されるハンガー4の1つが先行
するハンガー4に接近すると、フロントトロリー10のレ
バー22とプレートの延出部20aとの間に形成した隙間23
に先行するハンガー4のリヤトロリー11の突部28が入り
込み、この突部28によってレバー22が反時計方向に揺動
せしめられ、受動突起24が下動し、駆動突起25との係合
が解除されてチェーン16からの駆動力伝達が遮断され、
先行するハンガー4を後続のハンガー4で押出すことを
防止している。
一方、前記定ピッチ搬送ラインL1を構成するチェーンガ
イドレール15の側方には任意ピッチ搬送ラインL2を構成
するフレーム30をチェーンガイドレール15に接近して且
つ平行に配設している。このフレーム30には第6図にも
示すように、一対の支持プレート31,31を取付け、これ
ら支持プレート31,31の下端部に互いに対向するレール3
2,32を固着し、これらレール32,32に自走車33のローラ3
4…を内側から走行可能に係合している。
自走車33は第1図に示すように任意ピッチ搬送ラインL2
に複数台設けられ、各自走車33はそれぞれコントロール
ボックス35を備え、搬送速度及び停止位置を任意に設定
できる。例えば第1図で示せば、自走車33aについてはP
1点で停止させ、自走車33bについてはP2点で停止せしめ
ることが可能となっている。
また、自走車33の具体的な構造は前記ローラ34を取付け
たプレート37に走行用のモータ38を固着し、このモータ
38によって回転せしめられるピニオン39を前記フレーム
30の下縁に沿って取付けたラック40に噛合することで任
意の速度で走行するようにし、更に走行中の落下を防止
するプレート41をプレート37の上方にローラ34を挟むよ
うに取付けている。
更に、プレート37からは下方にブラケット42を垂下し、
このブラケット42下部に補助ブラケット43を取付け、こ
れらブラケット42,43間に左右一対の軸44,45を回転自在
に支承し、これら軸44,45の基部に刻設したスプライン
にクランプ片46,47の基部を嵌合し、更にブラケット43
から両方に突出した軸44,45の先端部には互いに噛合す
るギヤ48,49をキー嵌合している。ここで、前記クラン
プ片46,47の対向面にはウレタン等から成る弾性体46a,4
7aを貼着してクランプ片46,47が閉じる時の衝撃を緩和
するようにしている。
一方、前記プレート37の下面にはクランプ装置駆動用の
モータ50を固着し、このモータ50の駆動力を減速機51及
びギヤ52を介して前記ギヤ46に伝達し、モータ50が正逆
回転することでクランプ片44,45が開閉動作するように
している。
ところで、前記定ピッチ搬送ラインL1と任意ピッチ搬送
ラインL2との合流点X付近には、第8図及び第9図に示
すように、チェーン16からの駆動力をフロントトロリー
10に対して接続及び遮断する切替機構60を設けている。
この切替機構60は前記トロリーガイドレール9の上方で
且つ前記チェーンの駆動突起25の下端よりも下方位置
に、解除カバー61を前記合流点Xから分岐点Yに至る区
間に亘って設け、またトロリーガイドレール9の一側に
ブラケット62を突設し、このブラケット62上にシリンダ
ユニット63を固着し、このシリンダユニット63のロッド
64をレバー65の基端部に連結している。このレバー65は
軸66にて前記解除カバー61の直前の位置に解除カバー61
と同じかそれよりも低い位置に回動可能に支持されてい
る。
以上において、チェーン16の駆動突起25とフロントトロ
リー10の受動突起24とが係合し他状態で、ハンガー4が
定ピッチ搬送ラインL1に沿って任意ピッチ搬送ラインL2
との合流点Xまで搬送されてくると、第8図に示すよう
に、受動突起24の上端テーパ面が解除カバー61に当接し
受動突起24が下方に押し下げられて駆動突起25との係合
状態が解除されてカバー61内に潜り込む。またこれと同
時にまたは若干前後してシリンダユニット63に圧縮動を
なさしめ、レバー65を第9図において反時計方向に回動
せしめる。すると、ストッパ片27がレバー65によって前
方に倒され受動突起24と同様に解除カバー61内に入り込
む。以上の動作により定ピッチ搬送ラインL1からハンガ
ー4が分離する。
そして、定ピッチ搬送ラインL1からハンガー4が分離す
るのと前後して自走車33のモータ50の駆動でクランプ片
46,47によりハンガー4の突片8を把持し、モータ38の
駆動により任意ピッチでハンガー4を搬送する。
このようにして、ハンガー4を自走車33によって分岐点
Yまで搬送してくると、解除カバー61から受動突起24及
びストッパ片27が抜け出て起立する。そして、この時に
クランプ片46,47による突片8の把持を解除して待機し
ていると、ハンガー4と平行に定ピッチ搬送ラインL1を
伴走していたチェーン16の駆動突起25がハンガー4に追
いつきフロントトロリー10のストッパ片27に後方から当
たり、ストッパ片27を前方に倒してストッパ片27と受動
突起24との間に入り込み再び受動突起24に係合して定ピ
ッチ搬送ラインL1に戻る。一方、自走車33は任意ピッチ
搬送ラインL2を循環して合流点Xに再び戻る。
尚、実施例にあってはチェーンの駆動力をトロリーを介
してハンガーに伝達する例を示したが、チェーンとハン
ガーとを直接連結するようにしてもよい。
(効果) 以上に説明したように本発明によれば、チェーンの駆動
力で定ピッチで搬送する定ピッチ搬送ラインに対し、自
走車によって任意ピッチで搬送する任意ピッチ搬送ライ
ンを一部でラップさせ、更にチェーンとハンガー(トロ
リー)、自走車とハンガーとを連結及び分離自在とした
ので、前記ラップしている区間だけ自走車によって任意
のピッチでハンガー(ワーク)を搬送することができ
る。したがって、サイクルタイムの異なる自動化工程に
容易に対応でき、自動車の製造工程が極めて効率的に行
なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る連続搬送装置の概略平面図、第2
図は同連続搬送装置の要部の正面図、第3図は第2図の
A方向矢視図、第4図は自走車の拡大正面図、第5図は
第4図のB方向矢視図、第6図は第4図のC方向矢視
図、第7図はフロントトロリーとリヤトロリーの構造を
示す図、第8図は切替機構の正面図、第9図は切替機構
の平面図である。 尚、図面中3はハンガーガイドレール、4はハンガー、
8は突片、9はトロリーガイドレール、10はフロントト
ロリー、11はリヤトロリー、15はチェーンガイドレー
ル、16はチェーン、24は受動突起、25は駆動突起、27は
ストッパ片、33は自走車、46,47はクランプ片、60は切
替機構、61は解除カバー、65はレバー、L1は定ピッチ搬
送ライン、L2は任意ピッチ搬送ライン、Wはワークであ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを支持するハンガーをチェーンの駆
    動力で搬送する定ピッチ搬送ラインに対し、自走車によ
    って搬送する任意ピッチ搬送ラインを一部においてそれ
    ぞれのラインを平行となるように接近させ、前記定ピッ
    チ搬送ラインにはチェーンからの駆動力を接続及び遮断
    する切替機構を設け、また前記自走車にはハンガーの一
    部を把持するクランプ機構を設けたことを特徴とする連
    続搬送装置。
  2. 【請求項2】前記ハンガーにはトロリーが連結し、この
    トロリーが前記切替機構を介してチェーンに連結してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の連続搬送装置。
  3. 【請求項3】前記自走車によって搬送する任意ピッチ搬
    送ラインは循環ラインとしたことを特徴とする請求項1
    に記載の連続搬送装置。
  4. 【請求項4】ワークを支持するハンガーを、チェーンに
    よる定ピッチ搬送ラインに沿って自走車による任意ピッ
    チ搬送ラインとの合流部まで搬送し、この合流部におい
    てチェーンとハンガーとの連結状態を解除するとともに
    自走車とハンガーとを連結し、次いで自走車によってハ
    ンガーを両ラインの分岐部までチェーンの走行に伴走さ
    せつつ移送し、この分岐部において自走車とハンガーと
    の連結を解除するとともにチェーンとハンガーとを連結
    せしめ、ハンガーを定ピッチ搬送ラインに戻すようにし
    たことを特徴とする連続搬送方法。
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