JPH0791066A - 鉄筋組立用結束線及び鉄筋の結束方法 - Google Patents
鉄筋組立用結束線及び鉄筋の結束方法Info
- Publication number
- JPH0791066A JPH0791066A JP25752893A JP25752893A JPH0791066A JP H0791066 A JPH0791066 A JP H0791066A JP 25752893 A JP25752893 A JP 25752893A JP 25752893 A JP25752893 A JP 25752893A JP H0791066 A JPH0791066 A JP H0791066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binding
- wire
- magnetic
- reinforcing bar
- rebar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強力な磁場が発生されると共に,磁束の強度
の変動によって,鉄筋コンクリート中の鉄筋に誘導起電
力が発生して来るような装置を収納する鉄筋コンクリー
ト製の構築物等を構築する際において,複数の非磁性鉄
筋の交点を固定するための結束線として,磁気特性及び
強度の点からみて好適な結束線を使用した鉄筋の結束技
術を提供する。 【構成】 鉄筋コンクリート製の構築物の鉄筋の組み立
てにおいて,ステンレス鋼なまし線材の外周面を絶縁性
合成樹脂,好ましくは厚さ0.2〜0.6mm塩化ビニ
ールで被覆してなる鉄筋組立用結束線を使用する。
の変動によって,鉄筋コンクリート中の鉄筋に誘導起電
力が発生して来るような装置を収納する鉄筋コンクリー
ト製の構築物等を構築する際において,複数の非磁性鉄
筋の交点を固定するための結束線として,磁気特性及び
強度の点からみて好適な結束線を使用した鉄筋の結束技
術を提供する。 【構成】 鉄筋コンクリート製の構築物の鉄筋の組み立
てにおいて,ステンレス鋼なまし線材の外周面を絶縁性
合成樹脂,好ましくは厚さ0.2〜0.6mm塩化ビニ
ールで被覆してなる鉄筋組立用結束線を使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋コンクリート構造物
の構築において,複数の鉄筋の相互を固定して鉄筋を組
立てる際に用いられる鉄筋組立用結束線と鉄筋の結束方
法に関する。
の構築において,複数の鉄筋の相互を固定して鉄筋を組
立てる際に用いられる鉄筋組立用結束線と鉄筋の結束方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,鉄筋コンクリートを用いて構造物
を構築して行く場合には,一般的に,JISG3112
に規定された鉄筋コンクリート用棒鋼,もしくは,JI
SG3117に規定された鉄筋コンクリート用再生棒鋼
を鉄筋として使用している。この場合,その降伏点は2
0〜40Kg/mm2 であって強度的には決して高い
ものではなく,また磁気特性についてみると,これらの
鉄筋材料は容易に磁化され得るものである。しかしなが
ら,大型ヘリカル実験装置等にみられるように,構造内
容物自体が強力な磁場を発生するものであるときには,
上記の内容物を保護する目的で構築される構造物の芯材
が強力な磁場に影響を与え,結果的に見て,プラズマ閉
じ込めの磁場を乱す要因として作用するようになる。そ
れを回避するため,構造内容物自体が強力な磁場を発生
する大型ヘリカル実験装置本体等の中心からある範囲内
にある鉄筋については,非磁性鉄筋という特殊な鉄筋が
使用されている。
を構築して行く場合には,一般的に,JISG3112
に規定された鉄筋コンクリート用棒鋼,もしくは,JI
SG3117に規定された鉄筋コンクリート用再生棒鋼
を鉄筋として使用している。この場合,その降伏点は2
0〜40Kg/mm2 であって強度的には決して高い
ものではなく,また磁気特性についてみると,これらの
鉄筋材料は容易に磁化され得るものである。しかしなが
ら,大型ヘリカル実験装置等にみられるように,構造内
容物自体が強力な磁場を発生するものであるときには,
上記の内容物を保護する目的で構築される構造物の芯材
が強力な磁場に影響を与え,結果的に見て,プラズマ閉
じ込めの磁場を乱す要因として作用するようになる。そ
れを回避するため,構造内容物自体が強力な磁場を発生
する大型ヘリカル実験装置本体等の中心からある範囲内
にある鉄筋については,非磁性鉄筋という特殊な鉄筋が
使用されている。
【0003】この場合,本体装置から強力な磁場が発生
すると同時に,変動する磁束の強度によって鉄筋コンク
リートを構成する鉄筋に誘導起電力が発生してくる。そ
の結果,いかに磁力の影響を受けにくい非磁性鉄筋を使
用しているとはいえ,非磁性鉄筋が電気的に良導体であ
ることに変わりはないので,非磁性鉄筋に電気的な回路
が形成されて非磁性鉄筋にも電流が流れることになる。
鉄筋を流れる電流は,電磁気的なノイズを発生する要因
の一つとして実験データの解析に支障を来すと共に,鉄
筋自体を弱体化する腐食の原因となるおそれがある。一
方,鉄筋構築物の強度を確保するために,鉄筋を組み立
てて行く工程で鉄筋同士を格子状に組み上げて行くが,
この場合,格子状に組まれた鉄筋の交点を結束線で結束
するので,結束された鉄筋の交点を介して電気的な回路
が形成される。
すると同時に,変動する磁束の強度によって鉄筋コンク
リートを構成する鉄筋に誘導起電力が発生してくる。そ
の結果,いかに磁力の影響を受けにくい非磁性鉄筋を使
用しているとはいえ,非磁性鉄筋が電気的に良導体であ
ることに変わりはないので,非磁性鉄筋に電気的な回路
が形成されて非磁性鉄筋にも電流が流れることになる。
鉄筋を流れる電流は,電磁気的なノイズを発生する要因
の一つとして実験データの解析に支障を来すと共に,鉄
筋自体を弱体化する腐食の原因となるおそれがある。一
方,鉄筋構築物の強度を確保するために,鉄筋を組み立
てて行く工程で鉄筋同士を格子状に組み上げて行くが,
この場合,格子状に組まれた鉄筋の交点を結束線で結束
するので,結束された鉄筋の交点を介して電気的な回路
が形成される。
【0004】単に鉄筋と鉄筋とを電気的に絶縁するので
あれば,その交点に対して,輪切りにしたゴムホース等
を介在させることで電気回路を絶縁させる方法を採るこ
とが可能であるが,実際に鉄筋コンクリートで構造物を
構築して行く際には,鉄筋の周囲にコンクリートを注入
しなければならず,また,注入されたコンクリートの中
には僅かながらも自由水が存在し,かつカルシウムイオ
ン等の電導性成分も生成されていることから,鉄筋の周
囲にコンクリートを注入した際には,鉄筋に電気回路が
形成されるのを阻止することができなくなる。
あれば,その交点に対して,輪切りにしたゴムホース等
を介在させることで電気回路を絶縁させる方法を採るこ
とが可能であるが,実際に鉄筋コンクリートで構造物を
構築して行く際には,鉄筋の周囲にコンクリートを注入
しなければならず,また,注入されたコンクリートの中
には僅かながらも自由水が存在し,かつカルシウムイオ
ン等の電導性成分も生成されていることから,鉄筋の周
囲にコンクリートを注入した際には,鉄筋に電気回路が
形成されるのを阻止することができなくなる。
【0005】以上を考慮して,強力な磁場を発生すると
同時に,変動する磁束の強度によって鉄筋コンクリート
を構成する鉄筋に誘導起電力が発生して来るような構築
物を構築して行く際には,鉄筋の外表面全体にエポキシ
樹脂を塗装したエポキシ樹脂塗装処理済の非磁性鉄筋が
利用されるようになって来ている。しかしながら,以上
のように,構築物の構成要素である鉄筋に対する配慮を
加えただけでは,構築物を各種の悪影響から隔離してそ
の使命を充分に発揮することは困難である。
同時に,変動する磁束の強度によって鉄筋コンクリート
を構成する鉄筋に誘導起電力が発生して来るような構築
物を構築して行く際には,鉄筋の外表面全体にエポキシ
樹脂を塗装したエポキシ樹脂塗装処理済の非磁性鉄筋が
利用されるようになって来ている。しかしながら,以上
のように,構築物の構成要素である鉄筋に対する配慮を
加えただけでは,構築物を各種の悪影響から隔離してそ
の使命を充分に発揮することは困難である。
【0006】そこで,従来鉄筋の交点を固定するために
使用されてきた結束線は,単純ななまし鉄線が多く,本
体自身が強い磁場を示すような装置を収納する構築物の
一部を構成する構築部材としては,磁気特性及び強度の
点からみて満足できるものでなく,これに代わる構築部
材の出現が望まれていた。また,耐蝕性の面からステン
レス線を使用する場合もあるが,例え非磁性を示すSU
S304ステンレス鋼線材を使用しても,そのままでは
電気的に絶縁度の高いものではないことから目的は達成
されない。そしてまた,キャプタイヤー電線等の結束に
利用されているバインド線も強度が低くて線材が伸びて
しまい,結束作業の後に結束部分が緩んでくるようなこ
とが多かった。さらに,上記の非磁性鉄筋と同様にし
て,非磁性鉄筋と同一な鋼材を線状に加工して得た非磁
性線材にエポキシ樹脂を塗装して製造された線材は,強
度が確保できるものの,加工が容易でなく価格面でも許
容できるものでないと共に,製品表面を構成する塗装膜
が薄いためにハッカー等を用いて結束作業を進める際に
絶縁被膜の剥離を発生し易く,結果的に目的を達成でき
ないことが多かった。
使用されてきた結束線は,単純ななまし鉄線が多く,本
体自身が強い磁場を示すような装置を収納する構築物の
一部を構成する構築部材としては,磁気特性及び強度の
点からみて満足できるものでなく,これに代わる構築部
材の出現が望まれていた。また,耐蝕性の面からステン
レス線を使用する場合もあるが,例え非磁性を示すSU
S304ステンレス鋼線材を使用しても,そのままでは
電気的に絶縁度の高いものではないことから目的は達成
されない。そしてまた,キャプタイヤー電線等の結束に
利用されているバインド線も強度が低くて線材が伸びて
しまい,結束作業の後に結束部分が緩んでくるようなこ
とが多かった。さらに,上記の非磁性鉄筋と同様にし
て,非磁性鉄筋と同一な鋼材を線状に加工して得た非磁
性線材にエポキシ樹脂を塗装して製造された線材は,強
度が確保できるものの,加工が容易でなく価格面でも許
容できるものでないと共に,製品表面を構成する塗装膜
が薄いためにハッカー等を用いて結束作業を進める際に
絶縁被膜の剥離を発生し易く,結果的に目的を達成でき
ないことが多かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は,上記
の事情を勘案して,強力な磁場が発生されると共に,磁
束の強度の変動によって鉄筋コンクリートを構成する鉄
筋に誘導起電力が発生して来るような装置を収納する鉄
筋コンクリート製の構築物等を構築して行く際におい
て,複数の非磁性鉄筋の交点を固定するための結束線と
して,磁気特性及び強度の点からみて好適な結束線を提
供することとそれを使用した鉄筋の結束方法を提供する
ものである。
の事情を勘案して,強力な磁場が発生されると共に,磁
束の強度の変動によって鉄筋コンクリートを構成する鉄
筋に誘導起電力が発生して来るような装置を収納する鉄
筋コンクリート製の構築物等を構築して行く際におい
て,複数の非磁性鉄筋の交点を固定するための結束線と
して,磁気特性及び強度の点からみて好適な結束線を提
供することとそれを使用した鉄筋の結束方法を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は,上記の課
題を解決するため,鋭意研究開発に努力を重ねた結果,
ステンレス鋼なまし線材の外周面を絶縁性合成樹脂で被
覆してなる鉄筋組立用結束線を複数鉄筋の固定に使用す
ることによって上記課題を解決できることを見いだし,
本発明をなすに至った。本発明における被覆の絶縁性合
成樹脂としては塩化ビニールが好ましく,厚さ0.2〜
0.6mmのものが好ましい。ステンレス鋼なまし線材
は,SUS304ステンレス鋼なまし線材が好ましい。
また,その線径は0.5〜2.0mm程度の太さのも
のを用いればよく,従来から使用されてきている結束線
と同様な太さの結束線を用いればよい。
題を解決するため,鋭意研究開発に努力を重ねた結果,
ステンレス鋼なまし線材の外周面を絶縁性合成樹脂で被
覆してなる鉄筋組立用結束線を複数鉄筋の固定に使用す
ることによって上記課題を解決できることを見いだし,
本発明をなすに至った。本発明における被覆の絶縁性合
成樹脂としては塩化ビニールが好ましく,厚さ0.2〜
0.6mmのものが好ましい。ステンレス鋼なまし線材
は,SUS304ステンレス鋼なまし線材が好ましい。
また,その線径は0.5〜2.0mm程度の太さのも
のを用いればよく,従来から使用されてきている結束線
と同様な太さの結束線を用いればよい。
【0009】
【作用】本発明は非磁性であるステンレス鋼なまし線材
を芯材とした結束線を使用しているため,強度及び加工
性の面で不満足なものではなく,また結束線の表面が絶
縁性合成樹脂で被覆されているため,結束部分に電気的
な回路が形成されるおそれもない。電気回路が形成され
ると,結束線材,鉄筋金属等の一部がイオン化して腐食
を起こす結果ともなり,それらの寿命が短くなるおそれ
が生じる。さらに,絶縁性合成樹脂として塩化ビニール
を用いることにより,全体価格を低く抑えることができ
ると共に,その被膜の厚さを0.2〜0.6mmとすれ
ば充分な絶縁性を確保しつつ結束線を締め付け処理する
場合に表面の被膜を破壊する危険を避けることができ
る。
を芯材とした結束線を使用しているため,強度及び加工
性の面で不満足なものではなく,また結束線の表面が絶
縁性合成樹脂で被覆されているため,結束部分に電気的
な回路が形成されるおそれもない。電気回路が形成され
ると,結束線材,鉄筋金属等の一部がイオン化して腐食
を起こす結果ともなり,それらの寿命が短くなるおそれ
が生じる。さらに,絶縁性合成樹脂として塩化ビニール
を用いることにより,全体価格を低く抑えることができ
ると共に,その被膜の厚さを0.2〜0.6mmとすれ
ば充分な絶縁性を確保しつつ結束線を締め付け処理する
場合に表面の被膜を破壊する危険を避けることができ
る。
【0010】
実施例1:芯材として直径0.5mmのSUS304ス
テンレス鋼なまし線材を用い,その表面に塩化ビニール
の被膜厚さを0.2mmとした線径0.9mmの鉄筋結
束用被覆結束線を用意した。非磁性合金鋼として高マン
ガン鋼の表面にエポキシ樹脂を厚さ0.03mmに塗布
して製作した非磁性鉄筋の交差部分を,上記結束線を使
用して結束した後,コンクリートを打設し養生,硬化
し,大型ヘリカル実験装置用構築物を構築した。 大型
ヘリカル実験装置と同様な強力な磁場と磁束強度の変動
も大きい磁気環境を付与したが,結束線は磁力線による
影響を全く受けることがなく,使用した鉄筋の劣化は認
められなかった。
テンレス鋼なまし線材を用い,その表面に塩化ビニール
の被膜厚さを0.2mmとした線径0.9mmの鉄筋結
束用被覆結束線を用意した。非磁性合金鋼として高マン
ガン鋼の表面にエポキシ樹脂を厚さ0.03mmに塗布
して製作した非磁性鉄筋の交差部分を,上記結束線を使
用して結束した後,コンクリートを打設し養生,硬化
し,大型ヘリカル実験装置用構築物を構築した。 大型
ヘリカル実験装置と同様な強力な磁場と磁束強度の変動
も大きい磁気環境を付与したが,結束線は磁力線による
影響を全く受けることがなく,使用した鉄筋の劣化は認
められなかった。
【0011】実施例2:芯材として直径1.0mmのS
US304ステンレス鋼なまし線材を用い,その表面に
塩化ビニールの被膜厚さを0.6mmとした線径0.9
mmの鉄筋結束用被覆結束線を用意した。この結束線を
使用して,非磁性合金鋼として高マンガン鋼の表面にエ
ポキシ樹脂を厚さ0.03mmに塗布して得た非磁性鉄
筋の交差部分を,結束し固定して大型ヘリカル実験装置
用構築物を構築した。これを強力な磁場を発生すると共
に磁束強度の変動も大きい大型ヘリカル実験装置と同様
な磁気環境下に保持したが,磁力線による影響を全く受
けることがなく,使用した鉄筋の劣化も認められなかっ
た。
US304ステンレス鋼なまし線材を用い,その表面に
塩化ビニールの被膜厚さを0.6mmとした線径0.9
mmの鉄筋結束用被覆結束線を用意した。この結束線を
使用して,非磁性合金鋼として高マンガン鋼の表面にエ
ポキシ樹脂を厚さ0.03mmに塗布して得た非磁性鉄
筋の交差部分を,結束し固定して大型ヘリカル実験装置
用構築物を構築した。これを強力な磁場を発生すると共
に磁束強度の変動も大きい大型ヘリカル実験装置と同様
な磁気環境下に保持したが,磁力線による影響を全く受
けることがなく,使用した鉄筋の劣化も認められなかっ
た。
【0012】比較例1:芯材として直径0.9mmのS
US304ステンレス鋼なまし線材をそのままの状態で
鉄筋結束用結束線として用意した。この結束線を使用し
て,非磁性合金鋼として高マンガン鋼の表面にエポキシ
樹脂を厚さ0.03mmに塗布して得た非磁性鉄筋の交
差部分を,結束し固定して大型ヘリカル実験装置用構築
物を構築した。それを強力な磁場を発生すると共に,磁
束強度の変動も大きい大型ヘリカル実験装置と同様な磁
気環境下に保持したところ,磁力線による影響は全く受
けることがなかったものの,電気回路の形成によって実
験データの採取に際して異常データを数多く記録した。
また,使用した鉄筋にも劣化が認められた。
US304ステンレス鋼なまし線材をそのままの状態で
鉄筋結束用結束線として用意した。この結束線を使用し
て,非磁性合金鋼として高マンガン鋼の表面にエポキシ
樹脂を厚さ0.03mmに塗布して得た非磁性鉄筋の交
差部分を,結束し固定して大型ヘリカル実験装置用構築
物を構築した。それを強力な磁場を発生すると共に,磁
束強度の変動も大きい大型ヘリカル実験装置と同様な磁
気環境下に保持したところ,磁力線による影響は全く受
けることがなかったものの,電気回路の形成によって実
験データの採取に際して異常データを数多く記録した。
また,使用した鉄筋にも劣化が認められた。
【0013】比較例2:芯材として直径2.0mmのS
US304ステンレス鋼なまし線材をそのままの状態で
鉄筋結束用結束線として用意した。この結束線を使用し
て,非磁性合金鋼として高マンガン鋼の表面にエポキシ
樹脂を厚さ0.03mmに塗布して得た非磁性鉄筋の交
差部分を,結束し固定して大型ヘリカル実験装置用構築
物を構築した。それを,強力な磁場を発生すると共に,
磁束強度の変動も大きい大型ヘリカル実験装置と同様な
磁気環境下に保持したところ,磁力線による影響は全く
受けることがなかったものの,電気回路の形成によって
実験データの採取に際して異常データを数多く記録し,
使用した鉄筋にも劣化が認められた。以上のようにし
て,本発明を実施した場合には,その目標とした磁気の
影響による鉄筋の劣化を確実に防止できることと強力な
磁場が発生し,磁束強度の変動の大きい大型ヘリカル実
験装置の実験データに悪影響を及ぼす危険が生じないこ
とが判った。
US304ステンレス鋼なまし線材をそのままの状態で
鉄筋結束用結束線として用意した。この結束線を使用し
て,非磁性合金鋼として高マンガン鋼の表面にエポキシ
樹脂を厚さ0.03mmに塗布して得た非磁性鉄筋の交
差部分を,結束し固定して大型ヘリカル実験装置用構築
物を構築した。それを,強力な磁場を発生すると共に,
磁束強度の変動も大きい大型ヘリカル実験装置と同様な
磁気環境下に保持したところ,磁力線による影響は全く
受けることがなかったものの,電気回路の形成によって
実験データの採取に際して異常データを数多く記録し,
使用した鉄筋にも劣化が認められた。以上のようにし
て,本発明を実施した場合には,その目標とした磁気の
影響による鉄筋の劣化を確実に防止できることと強力な
磁場が発生し,磁束強度の変動の大きい大型ヘリカル実
験装置の実験データに悪影響を及ぼす危険が生じないこ
とが判った。
【0014】
【発明の効果】上記のとおり,本発明によれば,強力な
磁場を発生すると共に,磁束強度の変動も大きい,例え
ば大型ヘリカル実験装置を収納する構築物等において,
非磁性と電気回路の遮断という両面にその効果を遺憾な
く発揮させ,ノイズレスで確実な実験データの採取を可
能とすると共に,鉄筋の寿命向上も計れる。よって,本
発明は磁性環境にある構築物を建設するような分野に寄
与するところ大なるものである。
磁場を発生すると共に,磁束強度の変動も大きい,例え
ば大型ヘリカル実験装置を収納する構築物等において,
非磁性と電気回路の遮断という両面にその効果を遺憾な
く発揮させ,ノイズレスで確実な実験データの採取を可
能とすると共に,鉄筋の寿命向上も計れる。よって,本
発明は磁性環境にある構築物を建設するような分野に寄
与するところ大なるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 建世 岐阜県安八郡輪之内町楡俣1695番地の1 未来工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ステンレス鋼なまし線材の外周面を絶縁
性合成樹脂で被覆してなる鉄筋組立用結束線。 - 【請求項2】 絶縁性合成樹脂が,被膜の厚さ0.2〜
0.6mmの塩化ビニールであることを特徴とする請求
項1記載の鉄筋組立用結束線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25752893A JPH0791066A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 鉄筋組立用結束線及び鉄筋の結束方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25752893A JPH0791066A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 鉄筋組立用結束線及び鉄筋の結束方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791066A true JPH0791066A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17307550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25752893A Pending JPH0791066A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 鉄筋組立用結束線及び鉄筋の結束方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791066A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2894603A1 (fr) * | 2005-12-14 | 2007-06-15 | Jean Marie Renovation Sarl Sar | Goujon d'assemblage de micropieux et micropieux comprenant de tels goujons |
| CN103031959A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-04-10 | 攀钢集团工程技术有限公司 | 一种防磁区不锈钢钢筋的绝缘与绑扎方法 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP25752893A patent/JPH0791066A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2894603A1 (fr) * | 2005-12-14 | 2007-06-15 | Jean Marie Renovation Sarl Sar | Goujon d'assemblage de micropieux et micropieux comprenant de tels goujons |
| CN103031959A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-04-10 | 攀钢集团工程技术有限公司 | 一种防磁区不锈钢钢筋的绝缘与绑扎方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| MY123234A (en) | Connector for use in cathodic protection and method of use. | |
| US5609748A (en) | Anode for cathodic protection against corrosion | |
| US4267029A (en) | Anode for high resistivity cathodic protection systems | |
| JPH0791066A (ja) | 鉄筋組立用結束線及び鉄筋の結束方法 | |
| DE69522709D1 (de) | Verfahren zur erhöhung der korrosionsbeständigkeit von metalleund legierung durch behandelnmit seltenen erde-elementen | |
| CA2316983C (en) | Connector for use in cathodic protection and method of use | |
| JPS60107211A (ja) | 海底ケ−ブル | |
| NO923480D0 (no) | Anodestruktur for katodisk beskyttelse av staalarmert betong samt fremgangsmaate for bruk av anodestrukturen | |
| US20080073223A1 (en) | Protection Of Reinforcing Steel | |
| JPH08170433A (ja) | コンクリート構造物の建造方法 | |
| JP2003208929A (ja) | 建築物の接地システム | |
| EP1598497B1 (en) | Use of a low-magnetism, low-conductivity construction material having improved electromagnetic wave transmittance | |
| JP2575894Y2 (ja) | 電気絶縁配筋構造 | |
| RU2094575C1 (ru) | Железобетонная опора | |
| JPH05500834A (ja) | コンクリート構造体の陰極防食に使用されるべき電極構成体を固定する方法及び固定エレメント | |
| JP3072020B2 (ja) | 電気的に絶縁された建造物 | |
| JP4393024B2 (ja) | 電磁波透過性が改善された低磁性低電導の建築資材 | |
| JPH09259947A (ja) | 建造物におけるコンクリート基礎を利用した電気設備の接地構造 | |
| EP0203751A2 (en) | Electric coupler | |
| JP3855085B2 (ja) | 接地抵抗計算図表 | |
| JPH10144144A (ja) | 電線ケーブル用ステンレス鋼線 | |
| JPS6227607B2 (ja) | ||
| JPS6362081B2 (ja) | ||
| PT1290245E (pt) | Método para proteger reforço em betão de corrosão por cloreto | |
| JPH0213068B2 (ja) |