JPH079171Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH079171Y2
JPH079171Y2 JP1987167751U JP16775187U JPH079171Y2 JP H079171 Y2 JPH079171 Y2 JP H079171Y2 JP 1987167751 U JP1987167751 U JP 1987167751U JP 16775187 U JP16775187 U JP 16775187U JP H079171 Y2 JPH079171 Y2 JP H079171Y2
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憲一 松本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、像担持体にトナー像を形成し、そのトナー像
を転写材に転写した後、清掃部材により像担持体に残留
するトナーを清掃するようにした画像形成装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来より、電子写真複写機等の画像形成装置において、
像担持体上のトナーを除去するためのクリーニング装置
としては、像担持体たる感光体ドラム上で現像されたト
ナー像が転写材に転写されないで、感光体ドラム上に残
留した未転写トナーを清掃部材たるクリーニングブレー
ドにより掻き落とすクリーニング方式が一般的である。
しかし、このような方式では、上記感光体ドラムとクリ
ーニングブレードとの間に大きな摩擦力が存在すると、
感光体ドラム表面を損傷したり、感光体ドラム上に薄い
トナーの膜を形成するいわゆるフイルミング、及びブレ
ードが摩擦力によるストレスのため本来の接触形態を保
てずめくれを起こしたり、摩擦による静電気的な影響の
ために、例えば帯電工程において均一な表面電位が得ら
れず、結果として画像ムラを生じたり、かぶりを生じる
ことなどが報告されている。また、摩擦力を低下させる
には像担持体に対するクリーニングブレードの圧力を小
さくしてやれば良いが、この場合には本来のクリーニン
グ機能が果たせずクリーニング不良を起こしてしまう。
特に、カラー電子写真複写装置において、色分解露光に
て各色の潜像を像担持体上に形成し、各色の潜像を通常
3〜4個の現像器を用いて個別に現像してトナー像を
得、次いでトナー像を順次に同一の転写材に転写するた
め、1コピー当たりの感光体ドラムの回転数が3〜4回
と多くなるような場合にはこのような不都合が生じ易い
傾向にある。
そのため、従来においては、ブレードと感光体ドラムと
の間の摩擦力を低下させる対策として現像剤中にワツク
スなどの潤滑剤を入れることが試みられている。しかし
ながら、この場合には使用されたトナー中のワツクスな
どの潤滑剤のためにトナーの転写材への定着性を悪くし
たり、フイルミングを生じたりする欠点があり画質を悪
化させる。また、ブレードそのものを低摩擦係数の材料
に改良する試みも行われているが、やはり添加物による
ブレードの機械的強度低下の問題が大きい。さらに、感
光体ドラムの初期設置時に数μm程度のポリフツ化ビニ
リデン、四弗化エチレン樹脂等の潤滑粉を散布し、ドラ
ムとブレードとの摩擦を小さくする作業がサービスマン
によって行われているが、人手による作業のためドラム
を傷つけたりする可能性があり、信頼性の面で問題があ
る。このため、初期設定時、あるいはコピー間に感光体
ドラム上にトナー層を形成する方法が一部で実施されて
いる。これは未転写のトナー層をブレードによってクリ
ーニングすることで前記トナー層を潤滑剤として利用す
るものである。しかしながら、感光体ドラムとブレード
の接触部分のうち、トナー層は形成できない部分(非画
像部)はやはり摩擦抵抗が大きく、ブレードめくれ等を
この部分から発生して感光体を損傷させるという問題が
ある。
〔考案の目的〕
従って、本考案は、上述したような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、特に清掃部材
の端部におけるめくれ、像担持体のクリーニング不良、
現像剤のフイルミング等の問題を解決し、良好な画像を
形成することのできる画像形成装置を提供することにあ
る。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するために本考案は、像担持体と、この
像担持体に現像剤を供給してトナー像を形成する現像手
段と、前記像担持体に当接しトナーを除去する弾性ブレ
ードと、この弾性ブレードを保持する保持部材と、を有
する画像形成装置において、上記弾性ブレードの自由端
から上記保持部材によって保持される部分までの長さ
は、上記弾性ブレードの長手方向において同じであり、
上記弾性ブレードの長手方向における非画像部において
上記弾性ブレードの自由端と上記像担持体との間にトナ
ーの体積平均粒径より小さい厚さでかつ上記弾性ブレー
ドより動摩擦係数の小さいフィルムを設けることを特徴
とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本考案画像形成装置の一例であるカラー電子
写真複写装置の主要部断面図である。ここで、像担持体
である感光体ドラム21には、OPC(有機光導電体)を使
用している。感光体ドラム21上には、前露光22、コロナ
帯電器23、画像露光24等の潜像形成手段にて色分解潜像
が形成される。回転移動型回転体25には、イエロー現像
器25Y、マゼンタ現像器25M、シアン現像器25C及びブラ
ツク現像器25Bの異なる現像剤を有する現像器が搭載さ
れ、上記の色分解潜像に対応する色の現像器が感光体ド
ラム21と体面する現像位置に選択的に回転停止して色分
解潜像を現像する。現像されたトナー像は、転写ドラム
26の表面に保持された転写材P上に、転写コロナ放電器
27により転写される。転写されずに感光体ドラムの表面
に残ったトナーは、ブレード状の清掃部材28aによって
清掃される。各々の色が現像される毎にクリーニングは
行われ、転写材Pに4色のトナー像が位置合わせされて
転写される。その後、転写材Pは、分離爪29により転写
ドラム上から分離され、図示しない定着器に導かれ、定
着されてフルカラー画像が得られる。
次に、本考案の特徴たるクリーニング装置の構成につい
て詳細に説明する。
本考案では、第1図に示すように清掃部材の保持手段た
るブレードホルダー3の先端に保持された清掃部材たる
クリーニングブレード(例えばポリウレタンから成り、
厚さ1.2mm)1を備え、該クリーニングブレード1にお
ける長手方向端部の非画像領域a,a′(これは感光体ド
ラム21の非画像領域すなわち現像剤が常時供給されない
領域に対応する)部分にシート部材たる極薄シート2を
図示したように巻きつけている。ブレード1の自由端か
らホルダーによって保持される部分までの長さは、ブレ
ード1の長手方向において同じである。この極薄シート
2は実施例では東レ・デュポン社製ポリイミドフイルム
(カプトン)、厚み7.5μmを幅9mmに切り出し、あら
かじめ折り目をつけた後、クリーニングブレード先端部
エツジCに合わせて貼りつけたものである。また該シー
ト2とクリーニングブレード1との接着は接着が楽なよ
うに図中ブレードホルダー3のb,b′部を瞬間接着剤
(東亜化学アロンアルフア)で接着し、直接ブレード
材質と極薄シートとの接着は行っていないが、極薄シー
トの全面を接着しても構わない。このシート2のエツジ
部C(当接部)は顕微鏡での観察では半径略10μm程度
の曲面になっていた。ここで、前記非画像部a,a′の感
光体ドラムに対する動摩擦係数、即ちポリイミド樹脂の
感光体ドラムに対する動摩擦係数は、極薄シートを貼っ
ていない部分(画像部)であるポリウレタン樹脂の感光
体ドラムに対する動摩擦係数より大幅に減少している。
次に、このようなクリーニングブレード1を使用したク
リーニング装置の作用を説明する。まず、感光体ドラム
21における画像領域には、転写の際に残ったトナーが付
着しているので、これが潤滑剤の役割をなし、この領域
でのクリーニングブレード1との当接面Cの摩擦抵抗は
小さくなる。一方、クリーニングブレード1の前記非画
像領域部a,a′には前述したようにシート部材が設けら
れており、このため感光体ドラム21との当接面Cでの摩
擦抵抗も小さくなる。
従って、従来のようにブレードと感光体ドラムとの間の
摩擦力が大きいために生じたブレードのめくれ、感光体
ドラム表面の損傷、ドラム上におけるトナーのフイルミ
ングがなくなり、更には、ブレードとドラムとの間の摩
擦力を小さくする事を実現するために、ブレードのドラ
ムに対する圧力をできるだけ抑えることにより発生して
いたクリーニング不良を解決することができる。
なお、上記実施例で使用しているトナーは、個数平均粒
径8.0〜9.5μm、体積平均粒径12〜13.5μmのものであ
り、ポリイミドフイルムよりなる極薄シートの厚みは7.
5μmである。即ち、極薄シートの厚みは、これらのト
ナーの平均粒径よりも小さくなっていることが好まし
い。なぜならば、このようにすることによりクリーニン
グブレード1を感光体ドラム21に当接させて清掃する
時、感光体ドラム21の画像領域に残留するトナーはクリ
ーニングブレード1に完全に掻き取られ、クリーニング
ブレード1と感光体ドラム21の間をトナーがすりぬけて
しまうといったクリーニング不良を生じることがないか
らである。
また、研究実験の結果、前記実施例で使用した極薄シー
ト2は、ポリイミドシートのみ使用可能なのではなく、
例えば以下に述べるように極薄であり、像担持体との動
摩擦係数の小さい材料が使用可能となることがわかっ
た。
ポリエステルフイルム4μm厚,6μm厚(ダイヤホ
イル(株)製品) ポリフツ化フルオロエチレン(PTFE)多孔質シート
10μm厚(日東電工(株)製品) また、本実施例を示す第1図では、クリーニングブレー
ド1の両端部に極薄シート2を設けているが、ブレード
1の片端部だけに極薄シート2を設けても良い。という
のは、例えば複写紙などの転写材を片側基準にして搬送
する場合、複写紙サイズをいろいろ変えると基準側と反
対側には特にトナーが行きづらくなるので、そこでブレ
ードめくれが起こりやすくなるからである。
なお、本実施例の感光体ドラム21には、OPCを採用して
いるが、これに限定されるものではなく、アモルフアス
シリコン,セレン,硫化カドミウム等適宜使用できる。
しかしながら、特にOPCは、他の感光体に比べて滑り性
が良くないために感光体がOPCである場合には本考案は
有効である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、清掃部材の長手
方向端部にシート部材を設け、前記清掃部材端部の像担
持体に対する摩擦係数を小さくしたことによって、清掃
部材の端部におけるめくれを防止し、クリーニング不
良、現像剤のフイルミング等の問題を起こすことなく、
良好な画像を形成することのできる画像形成装置を提供
できる。
特に、フィルムを貼りつけることによって動摩擦係数を
下げているので、液状や粉状の潤滑剤を用いて動摩擦係
数を下げる場合等に比べて画像形成に与える悪影響も確
実に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すクリーニングブレードの
斜視図、第2図は本考案の実施例を示す画像形成装置の
概略断面図である。 1……清掃部材(クリーニングブレード) 2……シート部材(極薄シート) 21……像担持体(感光ドラム)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体に現像剤を供給
    してトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体に当
    接しトナーを除去する弾性ブレードと、この弾性ブレー
    ドを保持する保持部材と、を有する画像形成装置におい
    て、 上記弾性ブレードの自由端から上記保持部材によって保
    持される部分までの長さは、上記弾性ブレードの長手方
    向において同じであり、上記弾性ブレードの長手方向に
    おける非画像部において上記弾性ブレードの自由端と上
    記像担持体との間にトナーの体積平均粒径より小さい厚
    さでかつ上記弾性ブレードより動摩擦係数の小さいフィ
    ルムを設けることを特徴とする画像形成装置。
JP1987167751U 1987-10-31 1987-10-31 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH079171Y2 (ja)

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JP1987167751U JPH079171Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 画像形成装置

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JP1987167751U JPH079171Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH0173868U JPH0173868U (ja) 1989-05-18
JPH079171Y2 true JPH079171Y2 (ja) 1995-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100781A (ja) * 1985-10-28 1987-05-11 Tokai Rubber Ind Ltd クリ−ニングブレ−ド
JPH0624849Y2 (ja) * 1986-03-10 1994-06-29 シャープ株式会社 クリ−ニングブレ−ドの構造

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JPH0173868U (ja) 1989-05-18

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