JPH0791723B2 - 織機における開口装置 - Google Patents

織機における開口装置

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JPH0791723B2
JPH0791723B2 JP1262749A JP26274989A JPH0791723B2 JP H0791723 B2 JPH0791723 B2 JP H0791723B2 JP 1262749 A JP1262749 A JP 1262749A JP 26274989 A JP26274989 A JP 26274989A JP H0791723 B2 JPH0791723 B2 JP H0791723B2
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rope
guide groove
lever
cam
jack
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JP1262749A
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Inventor
充博 岩崎
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株式会社豊田自動織機製作所
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ジャックレバーに作用する引張ばねのばね力
とカム機構の駆動力との協働によって綜絖枠を上下動す
る消極開口装置に関するものである。
[従来の技術] 特開昭62−141147号公報に開示されるこの種の開口装置
では複数本の引張ばねを張設されたハンガーとジャック
レバーとの間、綜絖枠と上下ロープとの間、及びカムレ
バーとロープ連結具との間ではブッシュと連結子とによ
る掛止機構が採用されている。そのため、ブッシュと連
結子との間の摺接部位には引張ばねのばね作用が集中す
るために摩耗損傷が生じ易く、そのために潤滑油切れと
ならないような給油配慮が行われている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ブッシュと連結子との間の摺接作用が激
しいために手差し給油方式ではその定期的な保守管理が
煩わしい。ジャックレバーとハンガーとの間あるいはカ
ムレバーとロープ連結具との間の接触部位へ潤滑油を自
動滴下する方式ではこのような保守管理の煩わしさは軽
減するが、ジャックレバーの高速揺動による油の飛び散
りが手差し給油の場合と同様にあり、油の飛び散りによ
って織布、織機、床の汚損が避けられない。
実開昭59−37378号公報では開口レバーの先端側にガイ
ド溝を設けると共に、このガイド溝にロープを接続して
いるが、カム機構方式では開口レバーとカムレバーとを
連結バーで連結する必要がある。そのため、カムレバー
と連結バーとの間でブッシュと連結子との摺動連結関係
を避けることができず、上記のような問題は依然として
存在する。
本発明は給油に起因する油汚損を回避し得る連結構造を
持った開口装置を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] そのため第1の発明では、カム機構を構成するカムレバ
ーには掛止連結具をボルトによる位置調整可能に取付け
ると共に、この掛止連結具には弧状のガイド溝をカムレ
バーの揺動方向に沿って設けると共に、綜絖枠に繋がる
ロープをこのガイド溝に接合するように掛止連結具に繋
げ、ロープとガイド溝との間にはロープの直線部がガイ
ド溝の接線となるガイド関係を設定した。
又、第2の発明では、ジャックレバーの一端側には第2
のロープを介してハンガーを連結し、ジャックレバーに
は弧状のガイド溝をジャックレバーの揺動方向に沿って
設けると共に、第2のロープをこのガイド溝に接合する
ようにジャックレバーに繋げ、第2のロープとガイド溝
との間には第2のロープの直線部がガイド溝の接線とな
るガイド関係を設定し、ジャックレバーと綜絖枠とを繋
ぐ第3のロープ及び第1のロープには可動取付体を止着
すると共に、第1及び第3のロープが直線状態となるよ
うに可動取付体を綜絖枠に締付固定した構成を第1の発
明の構成に付加した。
[作用] カムレバーと綜絖枠とを繋ぐロープはカムレバーの揺動
に追随して移動するが、この追随移動は掛止連結具のガ
イド溝に対して摺動することのない接離形態をとる。従
って、カムレバーとロープとの間で給油を行なう必要が
なく、カムレバーの高速揺動による油の飛び散りは無く
なる。
さらに、この発明では、カム機構を構成するカムレバー
に掛止連結具をボルトによる位置調整可能に取付けたの
で、この調整部に給油を必要とする摺動面を無くし、引
張ばねの引張量の調整を簡単かつ迅速に行うことができ
る。
又、ジャックレバーとハンガーとを連結するロープはジ
ャックレバーの揺動に追随して移動するが、この追随移
動はガイド溝に対して摺動することのない接離形態をと
る。従って、ジャックレバーとロープとの間でも給油を
行なう必要がなく、ジャックレバーの高速揺動による油
の飛び散りは無くなる。
さらに、綜絖枠は摺接関係のない可動取付体の上下の直
線運動に一体的に追随し、給油の必要は全くない。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜7図に基づ
いて説明する。
織機の両サイドフレーム1(一方のみ図示)上の開口ブ
ラケット2にはジャックレバー3が支軸3aを介して回動
可能に支持されており、ジャックレバー3の内端部には
吊下ロープ4が止着されていると共に、吊下ロープ4の
下端には可動取付体5が止着されている。
一方のサイドフレー1側方には機台回転に同期して回転
するタペットカム6及びカムレバー7からなるカム機構
がカムボックス23内に収容されており、カムレバー7に
は掛止連結具8がボルト9によって取付位置調整可能に
締付固定されている。タペットカム6とカムレバー7上
の回転子7aとの接触部位はカムボックス23内のオイルに
浸けられている。掛止連結具8は、コ字状の支持枠体10
と、支持枠体10の両側板10a,10bを連結する連結板11
と、両側板10a,10bの先端部間に挾持固定されたガイド
板12とからなり、ボルト9の締付によって連結板11がカ
ムレバー7の一側縁に圧接される。
ガイド板12の上縁には2条のガイド溝12a,12bが並列に
設けられており、ガイド板12の下縁には一対の引き下げ
ロープ13a,13bの一端部がそれぞれボルト15によって締
付固定されている。両引き下げロープ13a,13bは各ガイ
ド溝12a,12bに沿ってガイド板12に巻掛け連結されてお
り、引き下げロープ13aの他端部が可動取付体5に止着
されていると共に、引き下げロープ13bの他端部も他サ
イドフレーム側の同様の可動取付体に止着されている。
第6,7図に示すように吊下ロープ4及び引き下げロープ1
3を繋ぐ可動取付体5には綜絖枠16のサイドスティ16aの
上部に突設された接合部16bが四角形状の締付環17及び
ボルト18の締付作用によって締付固定されている。
第1,2図に示す掛止連結具8のカムレバー7に対する取
付位置では両ガイド溝12a,12bはカムレバー7の回動中
心C1を中心とする角度範囲θ1にわたって回動中心C1を
中心とする円弧Cに形成されている。角度範囲θ2をカ
ムレバー7の揺動角とし、綜絖枠16が最下動位置にある
ときには引き下げロープ13の直線部13a,13bが角度範囲
θ2の左側境界線r1とガイド溝12a,12bの円弧部との交
点における接線に一致しているとすると、綜絖枠16が最
上動位置にあるときには連結ロープ13の直線部13a,13b
は角度範囲θ2の右側境界線r2とガイド溝12a,12bの円
弧部との交点における接線に一致する。即ち、カムレバ
ー7が揺動すると引き下げロープ13はこれに追随して移
動するが、引き下げロープ13は角度範囲θ2内でガイド
溝12a,12bに対して摺接することなく接離し、引き下げ
ロープ13の直線部13a,13bは第1,2図に示す位置に常に保
持される。
摺接のない引き下げロープ13とガイド板12との接離関係
は引き下げロープ13とガイド板12との接触部における確
実な摩耗回避をもたらし、この接触部への給油を不要と
する。従って、給油保守管理の煩わしさ、及びカムレバ
ー7の高速揺動による油の飛び散りの問題が解決され
る。カムレバー上のブッシュと連結子との摺接部位に滴
下給油する場合には通常カムボックス23内の油を汲み上
げて滴下する方式が用いられるが、不実施例ではこのよ
うな油汲み上げ機構が不要となる。
又、支持枠体10は第4図に示すようにボルト9を緩めて
カムレバー7に沿って上下の取付位置変更可能であり、
この変更によって経糸開口角を変更することができる。
円弧Cの半径は比較的大きいため、ガイド溝12a,12bが
円弧Cからずれても引き下げロープ13の振動は極めて少
ない。
ジャックレバー3の外端部には連結ロープ19の一端部が
止着されており、連結ロープ19の他端部にはハンガー20
が止着されている、ジャックレバー3の外端部の直下に
てサイドフレーム1の外側面にはハンガーブラケット21
が止着されており、ハンガーブラケット21とハンガー20
との間には引張ばね22が張設されている。従って、引張
ばね22のばね作用によってカムレバー7の回転子7aがタ
ペットカム6に押接され、タペットカム6の回転が可動
取付体5の上下動に変換される。これにより可動取付体
5間に架設支持された綜絖枠16が上下動する。
第5図に示すようにジャックレバー3の外端部の周端縁
にはガイド溝3bがジャックレバー3の揺動方向に沿って
設けられており、連結ロープ19がガイド溝3bにはまり込
み支持されている。ガイド溝3bはジャックレバー3の回
動中心C2を中心とする角度範囲θ3にわたって回動中心
C2を中心とする円弧に形成されている。
角度範囲θ4をジャックレバー3の揺動角とし、綜絖枠
16が最下動位置にあるときには連結ロープ19の直線部19
aが角度範囲θ4の下側境界線r3とガイド溝3bの円弧部
との交点における接線に一致しているとすると、綜絖枠
16が最上動位置にあるときには連結ロープ19の直線部19
aは角度範囲θ4の上側境界線r4とガイド溝3bの円弧部
との交点における接線に一致する。即ち、ジャックレバ
ー3が揺動すると連結ロープ19はこれに追随して移動す
るが、連結ロープ19は角度範囲θ4内でガイド溝3bに対
して摺接することなく接離し、連結ロープ19の直線部19
aは第5図に示す位置に常に保持される。
摺接のない連結ロープ19とジャックレバー3との接離関
係は連結ロープ19とジャックレバー3との接触部におけ
る確実な摩耗回避をもたらし、この接触部への給油を不
要とする。従って、給油保守管理の煩わしさ、及びジャ
ックレバー3の高速揺動による油の飛び散りの問題が解
決される。
なお、本実施例では連結ロープ19のハンガー20との接続
部をハンガー20の上下中間部付近に設定してジャックレ
バー3の内端部を各綜絖枠16毎のハンガー20間に入り込
ませているため、ハンガー20の厚み方向への振動がジャ
ックレバー3のガイド作用によって抑制される。
第6,7図に示すように吊下ロープ4及び引き下げロープ1
3を繋ぐ可動取付体5はカムレバー7の揺動によって上
下に直線運動し、綜絖枠16は摺接関係を持つことなくこ
の直線運動に一体的に追随する。従って、綜絖枠16とロ
ープ4,13との接続機構においても給油は不要となり、給
油保守管理の煩わしさを回避することができる。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば第8図に示すように前記実施例におけるガイ
ド板12の代わりにガイド円板24を用い、ガイド円板24の
周縁に設けられたガイド溝24aに引き下げロープ25を巻
掛けた実施例も可能である。引き下げロープ25の両端部
はそれぞれ綜絖枠の左右に接続され、ガイド円板24の揺
動によって綜絖枠が上下動する。ガイド円板24は支持枠
10に対して回動不能に支持されており、引き下げロープ
25はガイド円板24に対して摺動することなく接離する。
第9,10図は可動取付体5に対する綜絖枠16の締付固定方
式の別例であり、第9図では締付環17の上下内面に傾斜
面17a,17bを設け、可動取付体5と傾斜面17a,17bとの間
に楔部材26,27を嵌入すると共に、両楔部材26,27にボル
ト28を螺合している。ボルト28を締付ければ両楔部材2
6,27が互いに接近し合って傾斜面17a,17bに押接し、可
動取付体5が締付環17に圧接固定される。
第10図では締付環17に回動可能に取付けられた補助枠29
にボルト30を貫通可能に螺合すると共に、ボルト30の先
端を綜絖枠16の接合部16bに当接して締付けており、こ
れにより締付環17と綜絖枠16の接合部16bとが接合固定
される。
又、吊下ロープに止着される可動取付体と引き下げロー
プに止着される可動取付体とを別々にし、引き下げロー
プの可動取付体を綜絖枠のサイドスティの下部に連結す
るようにした実施例も可能である。
さらに本発明では吊下ロープと引き下げロープとを1本
のロープで構成し、その途中に可動取付体を配設した実
施例も可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、カムレバーに取付けられ
た掛止連結具のガイド溝に引き下げロープを摺動不能に
接続したので、カムレバーの揺動に伴う引き下げロープ
の追随移動がカムレバーに対して摺接のない接離形態と
なり、これによりカムレバーと引き下げロープとの接続
機構における給油の必要がなくなって油の飛び散りも解
消し得るという優れた効果を奏する。
さらに、この発明では、カム機能を構成するカムレバー
に軽視連結具をボルトによる位置調整可能に取付けたの
で、この調整部に給油を必要とする摺動面を設けること
なく、引張ばねの引張量の調整を簡単かつ迅速に行うこ
とができる。
又、ジャックレバーのガイド溝に連結ロープを摺動不能
に接続すると共に、上下両ロープを直線状に連結する可
動取付体に綜絖枠を締付固定することによって引張ばね
からカム機構に至るばね力伝達経路が摺接部位のない構
成となり、この経路上における給油が全く不要となると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図は開口装置の一側の正面図、第2図は掛止連結具の拡
大縦断面図、第3図は掛止連結具の拡大平面図、第4図
はカムレバーに対する掛止連結具の取付位置変更状態を
示す拡大縦断面図、第5図はジャックレバーの一部破断
拡大側面図、第6図は可動取付体と綜絖枠との連結状態
を示す要部破断正面図、第7図はその平面図、第8図は
掛止連結具の別例を示す一部破断拡大側面図、第9,10図
はいずれも綜絖枠と可動取付体との連結機構の別例を示
す要部破断正面図である。 ジャックレバー3、ガイド溝3b、吊下ロープ4、可動取
付体5、カム機構を構成するカムレバー7、掛止連結具
8、ガイド溝12a,12b、引き下げロープ13、締付環17、
連結ロープ19。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジャックレバーに作用する引張ばねのばね
    力とカム機構の駆動力との協働によって綜絖枠を上下動
    する消極開口装置において、カム機構を構成するカムレ
    バーには掛止連結具をボルトによる位置調整可能に取付
    けると共に、この掛止連結具には弧状のガイド溝をカム
    レバーの揺動方向に沿って設けると共に、綜絖枠に繋が
    るロープをこのガイド溝に接合するように掛止連結具に
    繋げ、ロープとガイド溝との間にはロープの直線部がガ
    イド溝の接線となるガイド関係を設定した織機における
    開口装置。
  2. 【請求項2】ジャックレバーに作用する引張ばねのばね
    力とカム機構の駆動力との協働によって綜絖枠を上下動
    する消極開口装置において、 カム機構を構成するカムレバーには掛止連結具をボルト
    による位置調整可能に取付けると共に、この掛止連結具
    には弧状のガイド溝をカムレバーの揺動方向に沿って設
    けると共に、綜絖枠に繋がる第1のロープをこのガイド
    溝に接合するように掛止連結具に繋げ、第1のロープと
    ガイド溝との間には第1のロープの直線部がガイド溝の
    接線となるガイド関係を設定し、 ジャックレバーの一端側には第2のロープを介してハン
    ガーを連結し、ジャックレバーには弧状のガイド溝をジ
    ャックレバーの揺動方向に沿って設けると共に、第2の
    ロープをこのガイド溝に接合するようにジャックレバー
    に繋げ、第2のロープとガイド溝との間には第2のロー
    プの直線部がガイド溝の接線となるガイド関係を設定
    し、 ジャックレバーと綜絖枠とを繋ぐ第3のロープ及び第1
    のロープには可動取付体を止着すると共に、第1及び第
    3のロープが直線状態となるように前記取付体を綜絖枠
    に締付固定した織機における開口装置。
JP1262749A 1989-10-06 1989-10-06 織機における開口装置 Expired - Lifetime JPH0791723B2 (ja)

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JPH03124836A JPH03124836A (ja) 1991-05-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937378U (ja) * 1982-09-02 1984-03-09 株式会社山田ドビ− 開口装置における開口レバ−とワイヤロ−プの連結装置

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