JPH07923Y2 - インフレ−ションフィルムの検査装置 - Google Patents

インフレ−ションフィルムの検査装置

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JPH07923Y2
JPH07923Y2 JP1987104367U JP10436787U JPH07923Y2 JP H07923 Y2 JPH07923 Y2 JP H07923Y2 JP 1987104367 U JP1987104367 U JP 1987104367U JP 10436787 U JP10436787 U JP 10436787U JP H07923 Y2 JPH07923 Y2 JP H07923Y2
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film
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inspecting
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紳也 柴田
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、インフレーションフィルムのフィッシュアイ
の有無透明度、厚さ等の性質を検査するインフレーショ
ンフィルムの検査装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、フィルム製造工程において、インフレーショ
ンフィルムの品質を管理する上から、フィルム中のフィ
ッシュアイや異物の有無、透明度等の検査が行われてい
る。このフィルムの検査に際して、近年、省力化、時間
の短縮化が推進されている。
ところで、このインフレーションフィルムの性質の検査
にあっては、従来より、サンプル用としてフィルム製造
現場で採取したフィルムを検査場所まで持っていき、そ
こでフィッシュアイの有無等を市販の外観検査装置を用
いて行っている。しかし、これでは、サンプルが採取さ
れる時からサンプルによるフィルム検査結果がでるまで
に時間がかかり、検査によって不良品が発見された時に
は、その不良品が大量に製造される等の不都合がある。
そこで、検査時間を短縮し、検査結果をリアルタイムに
得るため、インフレーションフィルムの製造ライン稼働
中、即ち、オンライン中にフィルムの検査を行う検査装
置を開発することが考えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この場合、製造ライン中で検査するフィルムは、偏平チ
ューブ状であるため、いわば2枚同時に検査することに
なる。ところが、フィルムの透明性が悪い場合や、欠点
信号が微弱な場合など、その検査自体ができないケース
があるので、チューブ状フィルムの性質をそのまま製造
ライン中で検査することは不可能である。
ここに、本考案の目的は、インフレーションフィルムの
性質の検査を製造ライン中で正確に行えるインフレーシ
ョンフィルムの検査装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、インフレーション成形機からフィルム巻取供
までのフィルム製造ラインにおいてライン稼働中のイン
フレーションフィルムを検査する検査装置であって、前
記インフレーション成形機から送られてくる偏平チュー
ブ状のインフレーションフィルムをシート状に切断する
切断手段と、この切断手段によってシート状に切断され
たインフレーションフィルムの重合部分を互いに離れる
方向に分離させる分離手段と、この分離手段をインフレ
ーションフィルムの重合部分に挿入するための挿入部材
と、前記切断手段によってシード状に切断されたインフ
レーションフィルムの性質を検査するフィルム検査手段
とを備え、前記分離手段、挿入部材及びフィルム検査手
段はキャスタを有する装置本体に設けられていることを
特徴とする。
〔作用〕
フィルム製造ラインが稼働している状態において、製造
ライン中を移送している偏平チューブ状のインフレーシ
ョンフィルムを切断手段でシート状に切断する。する
と、インフレーションフィルムは重合された2枚のシー
ト状フィルムあるいは折り畳まれた1枚のシート状フィ
ルムとされる。
その後、前記分離手段、挿入部材及びフィルム検査手段
を装置本体とともにフィルム製造ラインに進入させる。
そのため、まず、インフレーションフィルムの重合部分
の隙間に挿入部材をガイドとして挿入し、続いて、分離
手段を挿入する。この分離手段によりインフレーション
フィルムの重合部分は互いに離れる方向に分離する。
この状態で切断されたインフレーションフィルムの性質
をフィルム検査手段により検査する。
検査が終了したら、前記分離手段、挿入部材及びフィル
ム検査手段を装置本体とともにフィルム製造ラインから
後退させ、その後、切断手段における偏平チューブ状の
インフレーションフィルムの切断作業を終了する。
なお、本考案でいうインフレーションフィルムの性質と
は、透明度、フィッシュアイや異物の有無、フィルムの
厚さ等をいう。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図から第4図に基づいて
説明する。
第1図には本実施例がインフレーション成形機と巻取機
との間の製造ラインに配置された状態の概略構成が示さ
れている。
この第1図において、インフレーション成形機10は、ホ
ッパ2から原料樹脂が投入される押出機3を備え、この
押出機3からダイ4に溶融樹脂を供給し、このダ4から
インフレーションフィルム1を上方に向かってチューブ
状に吹き出した後安定板5で偏平にし、この安定板5か
ら一対のピンチロール6で偏平チューブ状のフィルム1
を引っ張るようにされている。このインフレーション成
形機10の側方には、前記ピンチロール6から送られる偏
平チューブ状のインフレーションフィルム1を巻き取る
巻取ロール21を備えたフィルム巻取機20が配置されてい
る。これらインフレーション成形機10からフィルム巻取
20の間でフィルム製造ラインが構成され、このライン中
に本実施例に係るフィルム検査装置25が設けられてい
る。なお、第1図中符号7A,7B,7C,7Dは、インフレーシ
ョンフィルム1をインフレーション成形機10からフィル
ム巻取機20へ案内するためのガイドロールである。
前記フィルム検査装置25は、切断手段を構成するカッタ
26と、フィルム検査機器30とを含んで構成されている。
前記カッタ26は、前記インフレーション成形機10に設け
られた、あるいは、成形機10に近接して立設されたフレ
ーム(図示せず)に一対取付けられるとともに、偏平チ
ューブ状フィルム1に対して進退可能とされている。ま
た、カッタ26は、前記フィルム1に向かって前進した状
態では、フィルム1に突き刺さってフィルム1の両端部
を切り落とし、フィルム1をいわば2枚の連続するシー
ト状とするようになっている。
前記フィルム検査機器30は、第2図から第4図に拡大し
て示されている。(なお、第1図と第2図のフィルム検
査機器30は、図中、左右が逆に示されている。) これらの図において、フィルム検査機器30は、キャスタ
31及びストッパ50を有するベース32を備え、このベース
32の一側には門型のフレーム33が立設されている。この
フレーム33には取付板34が取付けられている。ここで、
前記ベース32、フレーム33及び取付板34から装置本体が
構成されている。この取付板34の上方側には、上下2本
づつ、計4本の互いに平行な片持ちロール40が水平に設
けられている。これらの片持ちロール40は分離手段とし
て機能するものでありカッタ26で2枚に切り開かれたフ
ィルム1を上下2方向に分離するようにされている。前
記片持ちロール40の間には取付板34に取付けられた支持
部材41を介して高周波蛍光灯からなる投光器42が設けら
れ、この投光器42の下方相対位置には、取付板34に取付
けられたブラケット43を介してCCDカメラ44が設けら
れ、このCCDカメラ44にはモニタ45が電気的に接続され
ている。ここで、これら投光器42、CCDカメラ44及びモ
ニタ45によりフィルム検査手段46が構成され、このフィ
ルム検査手段46は、上下方向に2枚に分離されたフィル
ム1のうち下方のフィルム1に光を照射してCCDカメラ4
4で捉え、その映像をモニタ45で映してフィルム1中の
フィッシュアイや異物の有無、透明度を検査できるよう
になっている。
前記取付板34には、2本の取付ロッド48を介して角錐状
の挿入部材49が取付けられ、この挿入部材49は、片持ち
ロール40の先端側に位置するとともに、その底面部外縁
から4本の片持ちロール40が正面から見てはみ出さない
ようにされている。これにより、挿入部材49は、前記検
査機器30の製造ライン中への進入に伴って、2枚に切断
されたフィルム1の間に片持ちロール40がスムースに挿
入されるための挿入部材として機能する。
前記取付板34のフィルム導入側(第2図中右側)には、
取付板34に突設された支持板35を介して補助カッタ36が
一対設けられている。これらの補助カッタ36は、第3図
に示されるように、先端がインフレーション成形機側に
向けられた略L字型に形成されるとともに、その切り刃
36Aを外側に向けた状態で前記支持板35の盛り上がった
両端部35Aにばね37を介して取付けられ、その切り刃36A
によって前記カッタ26で切り損ねたフィルム1の両端部
を完全に2枚のシート状に切り開くようにされている。
なお、第1図から第3図中の矢印Pは、フィルム1の移
送方向を示すものである。
このような構成のフィルム検査装置25により、インフレ
ーションフィルム1の性質の検査を行うには次のように
行う。
まず、インフレーション成形機10によってインフレーシ
ョンフィルム1を成形しながらフィルム巻取機20で巻き
取っている状態、即ち、製造ラインが稼働している状態
において、カッタ26により製造ライン中を移送されるフ
ィルム1の両端部を切断する。すると、フィルム1は、
2枚に重ね合わされたシート状とされる。
その後、インフレーション成形機10とフィルム巻取機20
との間のフィルム製造ライン中にフィルム検査機器30を
進入させる。そのため、ライン中の2枚に重ね合わされ
たフィルム1を作業員が手で分離させた後、図示しない
棒等を介在させる等、適宜な手段によってフィルム1間
に隙間をつくり、この隙間からフィルム検査機器30を挿
入部材49の先端より挿入する。この際、挿入部材49は、
いわばガイドの役割をなし、フィルム1をスムースに4
本の片持ちロール40に送り、このロール40に送られたフ
ィルム1は、上下2つに分離された状態で巻取機側に移
送されるとともに、ガイドロール7Dにて重合されて巻取
機20によって巻き取られる。
片持ちロール40で上下2方向に分離されたフィルム1の
うち下方のフィルム1を、フィルム検査手段46によって
そのフィッシュアイ及び異物の有無、透明度を検査す
る。即ち、投光器42から移送中のフィルム1に向けて光
を照射すると、フィルム1が照らし出されて鮮明な像が
CCDカメラ44で撮影されるとともにモニタ45で映しださ
れる。検査員は、フィルム1の移送に伴ってモニタ45で
映される逐次変化する像を見て、単位面積又は単位時間
当たりのフィッシュアイ等の欠陥数を自動計測装置又は
目視により計測する。これによって、品質管理部門にお
いてはフィルム1の品質情報を得ることができ、生産部
門においては、インフレーション成形機10の作動を中止
させ、これ以上不良なインフレーションフィルム1を成
形しないよう対応をとることができる。
一方、検査を終了した時は、カッタ26で偏平チューブ状
フィルム1の両端部を切断したまま、前記検査機器30を
製造ラインから後退させる。この際、補助カッタ36は、
フィルム1との接触がないので、検査機器30を後退させ
ても、フィルム1は、方持ちロール40から挿入板49を経
てスムースに外されることになる。検査機器30を後退さ
せたら、カッタ26によるフィルム1の切断を中止する。
すると、フィルム1は、偏平チューブ状で巻取機20側に
送られる。その後、フィルム1の検査に使用された部
分、即ち、2枚に切断された部分を切り除き、巻取機20
の巻取ロール21を交換し、検査に使っていない偏平チュ
ーブ状フィルム1を新たな巻取ロール21に巻き取る。
このような本実施例によれば、カッタ26によって偏平チ
ューブ状フィルム1を2枚に切断し、その後、フィルム
検査機器30によってフィルム1を1枚のシート状として
その性質を検査するので、その検査を製造ライン中で正
確に行える。また、本実施例によれば、切断手段をカッ
タ26としたので、フィルム検査装置25の構造を簡易なも
のとすることができる。さらに、カッタのほかに、補助
カッタ36を設けたので、フィルム1を完全に切断でき、
検査に際しフィルム1の移送が邪魔される等の支障が生
じることがない。また、挿入部材49を設けたので、フィ
ルム検査機器30の製造ライン中の進入がスムースに行え
る。
なお、前記実施例では、切断手段をカッタ26としたが、
本考案の切断手段は、このほか、レーザ光線、電熱線等
を用いてフィルム1を切断するものでもよく、要する
に、フィルム検査機器30にフィルム1を2枚に切断した
状態で送れれば、その手段は問わない。また、その配置
位置もインフレーション成形機10からフィルム検査装置
20のフィルム製造ライン中であれば、いかなるところで
もよい。さらに、カッタ26によってフィルム1を2枚に
切断したが、1枚のシート状にフィルム1を切断するの
なら、偏平チューブ状の一端部を切断して片開き状とし
てもよい。ただし、前記実施例のようにすれば、フィル
ム検査装置の構造が簡易になる。たとえ、前記実施例の
ようにフィルム1を2枚に切り開いた場合でも、そのフ
ィルム1の両方、または上方を検査するものでもよい。
さらに、本考案で検査できるフィルム1の性質は、前記
実施例のような透明度、フィッシュアイ及び異物の有無
等のほか、フィルム1の厚さ等を検査することもでき
る。この場合、フィルムの厚さを測定するフィルム検査
手段としては、赤外線をフィルム1に照射する照射手段
と、フィルム1の透光量の変化からフィルム1の厚みを
測定する測定手段とからなるもの、あるいは、フィルム
1に当接させたスピンドルの変位量からフィルム1の厚
みを測定するもの等がある。たとえ、フィッシュアイ及
び異物の有無、透明度等を検査する場合であっても、前
記実施例の構成に必ずしも限られるものではない。たと
えば、フィッシュアイの有無等を検査するものとして
は、レーザ光線をフィルムに照射するスキャナーと受光
器とを備え、レーザ光線がフィルム中のフィッシュアイ
に照射されて散乱すると、これを受光器が検出するもの
があり、フィルムの透明度を検査するものとしては、光
照射器及び受光器を備え、フィルムに照射された光の拡
散率等に基づいて透明度を検出するものがある。さら
に、本考案では、補助カッタ36は必ずしも設けることを
要しない。ただし、これを設ければ、前述のような効果
がある。
〔考案の効果〕
前述のような本考案によれば、インフレーションフィル
ムの性質の検査を製造ライン中で正確に行えるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例がインフレーション成形
機とフィルム巻取機との間に配置された状態を示す概略
構成図、第2図は前記実施例の要部を示す正面図、第3
図はその平面図、第4図はその右側面図である。 1……インフレーションフィルム、10……インフレーシ
ョン成形機、20……フィルム巻取機、25……フィルム検
査装置、26……切断手段としてのカッタ、30……フィル
ム検査機器、32,33,34……装置本体を構成するベース、
フレーム及び取付板、40……分離手段である片持ちロー
ル、46……フィルム検査手段、49……挿入部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インフレーション成形機からフィルム巻取
    機までのフィルム製造ラインにおいてライン稼働中のイ
    ンフレーションフィルムを検査する検査装置であって、
    前記インフレーション成形機から送られてくる偏平チュ
    ーブ状のインフレーションフィルムをシート状に切断す
    る切断手段と、この切断手段によってシート状に切断さ
    れたインフレーションフィルムの重合部分を互いに離れ
    る方向に分離させる分離手段と、この分離手段をインフ
    レーションフィルムの重合部分に挿入するための挿入部
    材と、前記切断手段によってシート状に切断されたイン
    フレーションフィルムの性質を検査するフィルム検査手
    段とを備え、前記分離手段、挿入部材及びフィルム検査
    手段はキャスタを有する装置本体に設けられていること
    を特徴とするインフレーションフィルムの検査装置。
JP1987104367U 1987-07-06 1987-07-06 インフレ−ションフィルムの検査装置 Expired - Lifetime JPH07923Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54118888A (en) * 1978-03-07 1979-09-14 Dainippon Printing Co Ltd Method and device for checking surfaceetreated film

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JPS648661U (ja) 1989-01-18

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