JPH079259B2 - ボ−ルねじの防音装置 - Google Patents
ボ−ルねじの防音装置Info
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- JPH079259B2 JPH079259B2 JP61311554A JP31155486A JPH079259B2 JP H079259 B2 JPH079259 B2 JP H079259B2 JP 61311554 A JP61311554 A JP 61311554A JP 31155486 A JP31155486 A JP 31155486A JP H079259 B2 JPH079259 B2 JP H079259B2
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- JP
- Japan
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- tube
- ball
- ball screw
- nut
- ball return
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2214—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はボールねじのボール戻しチューブを保護しかつ
ボール転動による騒音、振動を減少させるためのボール
ねじ用防音装置に関する。
ボール転動による騒音、振動を減少させるためのボール
ねじ用防音装置に関する。
[従来の技術] 周知の如くボールねじは、ナットの内周および該ナット
に挿入される軸の外周に螺旋溝を形成し、この螺旋溝の
間に多数のボールを介在せしめ、かつ螺旋溝のボール転
動部分の両端を別のボール戻し通路で連通してボールを
循環させつつナットと軸を相対螺旋運動させるものであ
る。従来からボールの戻し循環手段に関して種々の形態
のものが提案されており、第6図に示す例ではナット1
の外周部からコ字形に形成されたボール戻しチューブ2
を装着し、このボール戻しチューブ2をナット1の外側
部に止めねじ4で固定された鉄製の削り出しブロック3
(又はプレス加工したチューブ押え部材)で押えてい
る。またチューブ押え部材を用いずチューブ自体をむき
出しにして直接ナットに加締により固定したものもあ
る。この第6図の例はボール戻しチューブが2つ設けら
れボール循環路が2つとなっているところが図示されて
いる。さらに他の例として、ナットの外側部を一部切り
欠いてこの部分に、ボール戻し用のガイド溝を備えた鋼
又は鋳鉄製のガイド板を取り付けたもの(例えば実公昭
47−25419号公報)、あるいはボール戻しチューブを含
めてナットの外周全体を合成樹脂、鋳鉄等の成形層で埋
め込んで完全に固定し、これによってボール循環路の構
成部品の減少、剛性、あるいは生産性を高め、かつ成形
層を利用して全体の外形を任意形状になし成るようにし
たもの(例えば特公昭57−38830号公報)等がある。
に挿入される軸の外周に螺旋溝を形成し、この螺旋溝の
間に多数のボールを介在せしめ、かつ螺旋溝のボール転
動部分の両端を別のボール戻し通路で連通してボールを
循環させつつナットと軸を相対螺旋運動させるものであ
る。従来からボールの戻し循環手段に関して種々の形態
のものが提案されており、第6図に示す例ではナット1
の外周部からコ字形に形成されたボール戻しチューブ2
を装着し、このボール戻しチューブ2をナット1の外側
部に止めねじ4で固定された鉄製の削り出しブロック3
(又はプレス加工したチューブ押え部材)で押えてい
る。またチューブ押え部材を用いずチューブ自体をむき
出しにして直接ナットに加締により固定したものもあ
る。この第6図の例はボール戻しチューブが2つ設けら
れボール循環路が2つとなっているところが図示されて
いる。さらに他の例として、ナットの外側部を一部切り
欠いてこの部分に、ボール戻し用のガイド溝を備えた鋼
又は鋳鉄製のガイド板を取り付けたもの(例えば実公昭
47−25419号公報)、あるいはボール戻しチューブを含
めてナットの外周全体を合成樹脂、鋳鉄等の成形層で埋
め込んで完全に固定し、これによってボール循環路の構
成部品の減少、剛性、あるいは生産性を高め、かつ成形
層を利用して全体の外形を任意形状になし成るようにし
たもの(例えば特公昭57−38830号公報)等がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来のボールねじは、ボール戻しチューブを金
属製のチューブ押え部材で部分的に覆って固定するか、
ボール戻しチューブをむき出しにして該チューブをねじ
等で固定しているので、螺旋溝内あるいはチューブ内で
ボールどおしが衝突したときの音や、螺旋溝から金属製
のチューブ内へのボールすくい上げ部にボールが衝突し
たときの音、振動等が外部に伝わる。このような音、振
動は、取り付け誤差によるモーメント荷重を受けること
によって発生し易く、特にボールねじが高速化されてく
ると大きな音を発生する。近年ボールねじの用途が広が
り事務用電子機器、医療機器、あるいは自動製図機など
静かな環境で使用する機器の場合は不快な騒音、騒擾振
動源となる。チューブの代りにナット側部の切欠部を蓋
閉するガイト板でボール戻し通路を形成した場合も、ボ
ールとガイド板との金属接触により音、振動を発生し、
また金属(鉄)製の板のために防音、吸振作用がなく、
ガイド板から直接外部へ伝搬する。ナット全周を合成樹
脂、鋳鉄等の成形層で固めた前記特公昭57−38830号の
場合も振動は吸収できず、成形層の材質によっては防音
できない。またナット外周をボール戻しチューブごと成
形層で完全に固定してしまうため、チューブ部分やボー
ル転動部の分解修理がきかず、その上ボールねじの使用
条件に応じて成形層の材質、厚みを変更することができ
ない等、種々の問題がある。なおボール戻しチューブが
むき出しの場合は、チューブ自体をぶっつけたり破損さ
せたりする危険がある。
属製のチューブ押え部材で部分的に覆って固定するか、
ボール戻しチューブをむき出しにして該チューブをねじ
等で固定しているので、螺旋溝内あるいはチューブ内で
ボールどおしが衝突したときの音や、螺旋溝から金属製
のチューブ内へのボールすくい上げ部にボールが衝突し
たときの音、振動等が外部に伝わる。このような音、振
動は、取り付け誤差によるモーメント荷重を受けること
によって発生し易く、特にボールねじが高速化されてく
ると大きな音を発生する。近年ボールねじの用途が広が
り事務用電子機器、医療機器、あるいは自動製図機など
静かな環境で使用する機器の場合は不快な騒音、騒擾振
動源となる。チューブの代りにナット側部の切欠部を蓋
閉するガイト板でボール戻し通路を形成した場合も、ボ
ールとガイド板との金属接触により音、振動を発生し、
また金属(鉄)製の板のために防音、吸振作用がなく、
ガイド板から直接外部へ伝搬する。ナット全周を合成樹
脂、鋳鉄等の成形層で固めた前記特公昭57−38830号の
場合も振動は吸収できず、成形層の材質によっては防音
できない。またナット外周をボール戻しチューブごと成
形層で完全に固定してしまうため、チューブ部分やボー
ル転動部の分解修理がきかず、その上ボールねじの使用
条件に応じて成形層の材質、厚みを変更することができ
ない等、種々の問題がある。なおボール戻しチューブが
むき出しの場合は、チューブ自体をぶっつけたり破損さ
せたりする危険がある。
[問題点が解決するための手段] そこで本発明は、ボールねじナットの外側部に露出した
ボール戻しチューブに密接する溝部を備えた緩衝材製チ
ューブ押え部材を該ボールねじナットの外側部に取り付
けて該ボール戻しチューブの全体を包み込むことによ
り、上記の問題点を解決した。即ち本発明のボールねじ
用防音装置は、ボールねじナットの外側部にボール戻し
用のチューブ差し込み孔を有する平坦な切欠面を形成
し、該切欠面のチューブ差し込み孔にコ字形のボール戻
しチューブの両端部が挿抜可能に挿入されてボールねじ
ナットの螺旋溝と連通するボール循環路が形成され、前
記切欠面とほぼ同じ大きさの裏面を持ちかつ該裏面に前
記ボール戻しチューブが前記切欠面から突出する量より
僅かに小さい深さの溝部を略対角線上に形成した緩衝材
製チューブ押え部材を配置して該チューブ押え部材の外
面側から止めねじで該チューブ押え部材を前記切欠面に
押圧固定し、前記チューブ押え部材を前記切欠面に固定
した際前記ボール戻しチューブが前記溝部に密着して囲
包されるようにしたものである。
ボール戻しチューブに密接する溝部を備えた緩衝材製チ
ューブ押え部材を該ボールねじナットの外側部に取り付
けて該ボール戻しチューブの全体を包み込むことによ
り、上記の問題点を解決した。即ち本発明のボールねじ
用防音装置は、ボールねじナットの外側部にボール戻し
用のチューブ差し込み孔を有する平坦な切欠面を形成
し、該切欠面のチューブ差し込み孔にコ字形のボール戻
しチューブの両端部が挿抜可能に挿入されてボールねじ
ナットの螺旋溝と連通するボール循環路が形成され、前
記切欠面とほぼ同じ大きさの裏面を持ちかつ該裏面に前
記ボール戻しチューブが前記切欠面から突出する量より
僅かに小さい深さの溝部を略対角線上に形成した緩衝材
製チューブ押え部材を配置して該チューブ押え部材の外
面側から止めねじで該チューブ押え部材を前記切欠面に
押圧固定し、前記チューブ押え部材を前記切欠面に固定
した際前記ボール戻しチューブが前記溝部に密着して囲
包されるようにしたものである。
[作用] このようにすると、ボールの転動によりボール戻しチュ
ーブに生ずる振動がチューブ押え部材の弾性により吸収
できるとともに、ボール戻しチューブが外気と遮断され
ているのでボール戻しチューブの振動により外気に振動
が伝わることが防がれる。
ーブに生ずる振動がチューブ押え部材の弾性により吸収
できるとともに、ボール戻しチューブが外気と遮断され
ているのでボール戻しチューブの振動により外気に振動
が伝わることが防がれる。
[実施例] 次に、本発明を図面を参照して実施例につき説明する。
第1図は本発明の実施例に係るボールねじの軸部を除去
した状態における部分的な斜視図である。ボールねじナ
ット1は外側部の一部が平坦に切り欠かれており、この
切欠面5上にはそのほぼ対角方向にコ字形に形成された
チューブ内をボールが通過可能とされたボール戻しチュ
ーブ2が配置されている。ボール戻しチューブ2の両端
は前記切欠面5に設けられたチューブ挿し込み穴に挿し
込まれ、ボール戻しチューブの内孔はボールねじナット
1内の螺旋溝6に連通されている。図示していないが、
このナット1に挿入される軸の外周部にも該ナット1の
螺旋溝6に対応した螺旋溝が形成されている。該軸がナ
ット1に挿入された状態で前記チューブ2を装着する前
にナット1の切欠面5のチューブ挿し込み穴からこれら
の螺旋溝およびボール戻しチューブ2内に多数個のボー
ル7が詰め込まれ、次に所要数のボールをつめ込んだボ
ール戻しチューブをかぶせて取り付ける。前記軸とナッ
ト1の相対回転移動により、前記ボール7は軸の螺旋溝
とナット1の螺旋溝6に挟まれて螺旋溝6に沿って転動
し、該溝のボール転動部分の一端からボール戻しチュー
ブ2内にすくい上げられ、該チューブ2を通って螺旋溝
6のボール転動部分の他端へ戻り、再循環する。このボ
ール循環の際に、ホール7がボール戻しチューブ2に断
続的にぶつかって音を発生する。特に、前記チューブ2
の端のボールすくい上げ部2aで騒音や振動を発生する。
この種のチューブ2は通常薄い金属チューブ形成される
ため、振動の音が共鳴音、反響音となって周囲に伝わ
る。本発明では、ボール戻しチューブを弾性的に支持し
て制御すると共にボール戻しチューブの振動により発生
する音が外部に漏れるのを低減させるために、可撓性の
合成樹脂、硬質ゴム等の緩衝材、吸音材で全体を形成し
た半月形チューブ押え部材8が前記チューブ2に密着し
てかつ切欠面5から露出するチューブ全体を覆うように
該切欠面5に止めねじ4で脱着可能に装着されている。
した状態における部分的な斜視図である。ボールねじナ
ット1は外側部の一部が平坦に切り欠かれており、この
切欠面5上にはそのほぼ対角方向にコ字形に形成された
チューブ内をボールが通過可能とされたボール戻しチュ
ーブ2が配置されている。ボール戻しチューブ2の両端
は前記切欠面5に設けられたチューブ挿し込み穴に挿し
込まれ、ボール戻しチューブの内孔はボールねじナット
1内の螺旋溝6に連通されている。図示していないが、
このナット1に挿入される軸の外周部にも該ナット1の
螺旋溝6に対応した螺旋溝が形成されている。該軸がナ
ット1に挿入された状態で前記チューブ2を装着する前
にナット1の切欠面5のチューブ挿し込み穴からこれら
の螺旋溝およびボール戻しチューブ2内に多数個のボー
ル7が詰め込まれ、次に所要数のボールをつめ込んだボ
ール戻しチューブをかぶせて取り付ける。前記軸とナッ
ト1の相対回転移動により、前記ボール7は軸の螺旋溝
とナット1の螺旋溝6に挟まれて螺旋溝6に沿って転動
し、該溝のボール転動部分の一端からボール戻しチュー
ブ2内にすくい上げられ、該チューブ2を通って螺旋溝
6のボール転動部分の他端へ戻り、再循環する。このボ
ール循環の際に、ホール7がボール戻しチューブ2に断
続的にぶつかって音を発生する。特に、前記チューブ2
の端のボールすくい上げ部2aで騒音や振動を発生する。
この種のチューブ2は通常薄い金属チューブ形成される
ため、振動の音が共鳴音、反響音となって周囲に伝わ
る。本発明では、ボール戻しチューブを弾性的に支持し
て制御すると共にボール戻しチューブの振動により発生
する音が外部に漏れるのを低減させるために、可撓性の
合成樹脂、硬質ゴム等の緩衝材、吸音材で全体を形成し
た半月形チューブ押え部材8が前記チューブ2に密着し
てかつ切欠面5から露出するチューブ全体を覆うように
該切欠面5に止めねじ4で脱着可能に装着されている。
第2図乃至第4図に示すようにチューブ押え部材8はナ
ット1の外側部の切欠面5に丁度合致する大きさの底面
8aを有し、また外面8bはナット1の外側部と同じ曲率の
わん曲面に形成され、かつ該部材8をナット1の切欠面
5に装着するための座ぐり穴9が設けられている。チュ
ーブ押え部材8の底面8aには、ナット切欠面5に露出し
たボール戻しチューブ2に密着しかつ該チューブを包み
込むのに充分な横断面U字形の溝部10が、該チューブの
伸長方向に対応してほぼ対角方向に形成されている。こ
の場合、チューブ押え部材の溝部10の深さはナット1の
切欠面5からのチューブ2の突出量より若干小さめに形
成されている。このような半月形状のチューブ押え部材
8でナット1の切欠面5を蓋閉し、止めねじ4で締め付
けたときボール戻しチューブ2を底面8aの溝部10の底に
密接させ該チューブ2を弾性的に押圧して封じ込めるこ
とにより、チューブ2の固定が確実になされるととも
に、チューブ2から外部へ伝わる音、振動は、該部材8
の弾性による吸振原理が働いて吸収され、低騒音、低振
動化される。
ット1の外側部の切欠面5に丁度合致する大きさの底面
8aを有し、また外面8bはナット1の外側部と同じ曲率の
わん曲面に形成され、かつ該部材8をナット1の切欠面
5に装着するための座ぐり穴9が設けられている。チュ
ーブ押え部材8の底面8aには、ナット切欠面5に露出し
たボール戻しチューブ2に密着しかつ該チューブを包み
込むのに充分な横断面U字形の溝部10が、該チューブの
伸長方向に対応してほぼ対角方向に形成されている。こ
の場合、チューブ押え部材の溝部10の深さはナット1の
切欠面5からのチューブ2の突出量より若干小さめに形
成されている。このような半月形状のチューブ押え部材
8でナット1の切欠面5を蓋閉し、止めねじ4で締め付
けたときボール戻しチューブ2を底面8aの溝部10の底に
密接させ該チューブ2を弾性的に押圧して封じ込めるこ
とにより、チューブ2の固定が確実になされるととも
に、チューブ2から外部へ伝わる音、振動は、該部材8
の弾性による吸振原理が働いて吸収され、低騒音、低振
動化される。
第5図(a)は鉄製ガイド板によりボール戻しチューブ
を押えた従来のボールねじの音の振巾波形を示し、第5
図(b)は本発明の硬質ゴムのチューブ押え部材を用い
たボールねじによる音の振巾波形を示した図で、第5図
(a)は聴覚による音響大のもの、第5図(b)は音響
の問題のないものを示す実験例の一例である。いずれも
ボールねじから40cm離れた位置でマイクロホンにより検
出したものである。5KHZ以下の場合、50KHZ以上の場合
とも音周波数の振巾は本発明の方が約1/2に減少してい
るのがわかる。種々の実験によれば、防音効果は、チュ
ーブ押え部材の緩衝材の材質が同じでも、ボールねじの
作動条件(回転数、軸荷重等)により異なる。したがっ
て種々の作動条件に対し最良効果の得られる材質のもの
を選定して用いる必要があるが、本発明では、チューブ
押え部材はね止めでナットに固着する構造であるため、
その時の条件に応じて容易に他の緩衝材のものに変更で
きる。
を押えた従来のボールねじの音の振巾波形を示し、第5
図(b)は本発明の硬質ゴムのチューブ押え部材を用い
たボールねじによる音の振巾波形を示した図で、第5図
(a)は聴覚による音響大のもの、第5図(b)は音響
の問題のないものを示す実験例の一例である。いずれも
ボールねじから40cm離れた位置でマイクロホンにより検
出したものである。5KHZ以下の場合、50KHZ以上の場合
とも音周波数の振巾は本発明の方が約1/2に減少してい
るのがわかる。種々の実験によれば、防音効果は、チュ
ーブ押え部材の緩衝材の材質が同じでも、ボールねじの
作動条件(回転数、軸荷重等)により異なる。したがっ
て種々の作動条件に対し最良効果の得られる材質のもの
を選定して用いる必要があるが、本発明では、チューブ
押え部材はね止めでナットに固着する構造であるため、
その時の条件に応じて容易に他の緩衝材のものに変更で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、弾性のある緩衝防音材で
全体を形成したチューブ押え部材でナットから露出した
ボール戻しチューブをおおうことにより、ボールねじの
作動中に生じる音、振動を低減でき、またボール戻しチ
ューブが他の部材と不慮の衝突をすることによる破損等
も防止できる効果がある。前記チューブ押え部材はボー
ル戻しチューブを押える溝が該チューブより小さく形成
され、該溝の圧縮変形で該チューブを強く押圧、固定す
るので、弾性緩衝防音材で構成してもチューブの固定が
確実であり、使用中や取扱中にチューブがずれたり抜け
側へ緩んだりすることがない。止めねじによりチユーブ
押え部材はナットに着脱可能であるから、ボールねじの
分解修理にも支障をきたさず、また作動条件に応じてそ
の都度適切な材質の部材を選定して用いることができる
等種々の効果をもたらされる。
全体を形成したチューブ押え部材でナットから露出した
ボール戻しチューブをおおうことにより、ボールねじの
作動中に生じる音、振動を低減でき、またボール戻しチ
ューブが他の部材と不慮の衝突をすることによる破損等
も防止できる効果がある。前記チューブ押え部材はボー
ル戻しチューブを押える溝が該チューブより小さく形成
され、該溝の圧縮変形で該チューブを強く押圧、固定す
るので、弾性緩衝防音材で構成してもチューブの固定が
確実であり、使用中や取扱中にチューブがずれたり抜け
側へ緩んだりすることがない。止めねじによりチユーブ
押え部材はナットに着脱可能であるから、ボールねじの
分解修理にも支障をきたさず、また作動条件に応じてそ
の都度適切な材質の部材を選定して用いることができる
等種々の効果をもたらされる。
第1図は本発明の実施例に係るボールねじの軸体を除去
した状態における一部裁断した斜視図、第2図は本発明
に適用されるチューブ押え部材の拡大底面図、第3図は
第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図は第2図のIV
−IV線に沿う断面図、第5図(a),(b)はボールね
じの発生音振巾を従来構造のものと本発明とを比較して
示した図、第6図は従来のボールねじ構造の一例でその
一部を裁断した斜視図である。 1……ナット、2……ボール戻しチューブ、 3,8……チューブ押え部材、5……切欠面、 6……螺旋溝、7……ボール、9……座ぐり穴、 10……溝部。
した状態における一部裁断した斜視図、第2図は本発明
に適用されるチューブ押え部材の拡大底面図、第3図は
第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図は第2図のIV
−IV線に沿う断面図、第5図(a),(b)はボールね
じの発生音振巾を従来構造のものと本発明とを比較して
示した図、第6図は従来のボールねじ構造の一例でその
一部を裁断した斜視図である。 1……ナット、2……ボール戻しチューブ、 3,8……チューブ押え部材、5……切欠面、 6……螺旋溝、7……ボール、9……座ぐり穴、 10……溝部。
Claims (2)
- 【請求項1】ボールねじナットの外側部にボール戻し用
のチューブ差し込み孔を有する平坦な切欠面を形成し、
該切欠面のチューブ差し込み孔にコ字形のボール戻しチ
ューブの両端部が挿抜可能に挿入されてボールねじナッ
トの螺旋溝と連通するボール循環路が形成され、前記切
欠面とほぼ同じ大きさの裏面を持ちかつ該裏面に前記ボ
ール戻しチューブが前記切欠面から突出する量より僅か
に小さい深さの溝部を略対角線上に形成した緩衝材製チ
ューブ押え部材を配置して該チューブ押え部材の外面側
から止めねじで該チューブ押え部材を前記切欠面に押圧
固定し、前記チューブ押え部材を前記切欠面に固定した
際前記ボール戻しチューブが前記溝部に密着して囲包さ
れることを特徴とするボールねじの防音装置。 - 【請求項2】前記緩衝材製チューブ押え部材はニトリル
ゴム等の硬質ゴム材で形成されかつ前記ボールねじナッ
トの切欠面に着脱可能に取り付けられることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載したボールねじの防音装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61311554A JPH079259B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | ボ−ルねじの防音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61311554A JPH079259B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | ボ−ルねじの防音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63163060A JPS63163060A (ja) | 1988-07-06 |
| JPH079259B2 true JPH079259B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=18018631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61311554A Expired - Fee Related JPH079259B2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | ボ−ルねじの防音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079259B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06244040A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-09-02 | Fuji Electric Co Ltd | 誘導電器の巻線締付け構造および方法 |
| JP2924759B2 (ja) * | 1996-02-20 | 1999-07-26 | 日本電気株式会社 | 原稿読取装置 |
| JP5425562B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-02-26 | Thk株式会社 | 転動体ねじ装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4725419U (ja) * | 1971-04-16 | 1972-11-22 | ||
| JPS5547792B2 (ja) * | 1974-09-27 | 1980-12-02 | ||
| JPS608557U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-21 | 日本電気株式会社 | ボ−ルネジ |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP61311554A patent/JPH079259B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63163060A (ja) | 1988-07-06 |
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