JPH0792841A - 加圧ローラー - Google Patents

加圧ローラー

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JPH0792841A
JPH0792841A JP26044493A JP26044493A JPH0792841A JP H0792841 A JPH0792841 A JP H0792841A JP 26044493 A JP26044493 A JP 26044493A JP 26044493 A JP26044493 A JP 26044493A JP H0792841 A JPH0792841 A JP H0792841A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性に優れた加圧ローラーを得ること。 【構成】 芯金2の外周に導電性シリコーンスポンジゴ
ム3を被覆し、更にその外周にフッ素樹脂チューブ4を
被覆して加圧ローラー1の、前記の導電性シリコーンス
ポンジゴムを加硫剤として、ジ(アルキルパーオキシカ
ーボネート)とジアルキルパーオキサイドとを併用使用
して加硫成形したこと。 【効果】 スポンジゴム層の架橋密度が高いうえに均一
なセルが得られるので、耐久性の極めて優れた加圧ロー
ラーを得ることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機やレーザビ
ームプリンタ(以下LBPと略記する)の定着部におけ
る加圧ローラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子複写機やLBPの定着部にお
ける加圧ローラーとしてトナーの離型性を良好とするた
めに、芯金入りゴムローラーの外周にフッ素樹脂スリー
ブを被覆したローラーが知られている。そして、近年、
定着ローラーを使用した電子複写機やLBPなどの小型
化が進み、熱ローラーや加圧ローラーの外径が10〜2
5mm程度となり、特に加圧ローラーにおいては小型とな
るため定着時におけるニップ幅を確保するために、金属
芯金の外周に被覆した弾性体層を低硬度化する傾向があ
り、例えば特公平4−77315号公報にて開示される
ように弾性体層を多孔質弾性体(スポンジゴム)とした
ものが多用されている。
【0003】最近においては、加圧ローラーのトナーに
対する離型性を保持するために、表層にフッ素樹脂スリ
ーブを被覆したものが提案されており、このようなロー
ラーは、一般には特公昭47−20747号公報にて開
示されているように、弾性体層を被覆した心棒を接着剤
で被覆し、その心棒をスリーブ中へ挿入し、加熱するこ
とによりゴム心棒に固定するという方法で製造されてい
る。
【0004】上記したような従来の加圧ローラーは、最
外層に設けられたフッ素樹脂によりトナーとの離型性に
は優れているものの、定着用加熱ローラーとの摩擦によ
り帯電しやすく、その結果、静電オフセットと呼ばれる
問題が発生している。この静電オフセット現象は、定着
用加圧ローラーが加熱ローラーとの摩擦により数kVに
帯電し、転写材上の荷電トナーが飛び散ったり、機械内
に浮遊しているトナーを引きつけたりして転写材を汚し
てしまうことであり、この現象を防止するためには、加
圧ローラーの表面電位を下げる必要があり、特公平5−
22908号公報には、加圧ローラーの弾性体層に導電
性カーボンファイバーのような低抵抗物質を含有せしめ
て加圧ローラーの弾性体層を導電性にした定着装置が開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した金属芯金の外
周に被覆されるスポンジゴムとして通常シリコーンスポ
ンジゴムが用いられるが、このシリコーンスポンジゴム
は常圧熱気加硫(HAV)法にて成形されており、その
加硫剤としてはベンゾルパーオキサイドや2,4−ジク
ロロベンゾイルパーオキサイドなどのアシル系パーオキ
サイドが使用されている。しかしながら、導電性カーボ
ンを含有するシリコーンゴムにアシル系パーオキサイド
を加硫剤として使用すると、常圧熱気加硫では十分な加
硫が得られないという不具合があった。したがって、導
電性カーボンを含有するシリコーンスポンジゴムは特開
平3−223345号公報にて開示されているような付
加型の導電性シリコーンゴムに発泡剤を添加して作成さ
れている。しかしながら、前記の付加型の組成物は混練
り後の可使時間が短いために硬度などに安定した製品が
得られないという問題点があった。
【0006】上記した問題点を解決するために、特開平
5−43802号公報には、導電性シリコーンゴムの加
硫剤としてジ(アルキルパーオキシカーボネイト)を用
いた導電性シリコーンスポンジゴムが開示されている。
この場合にはジ(アルキルパーオキシカーボネート)が
カーボンブラックに対して加硫障害がなく、かつ常圧熱
気加硫できるので硬度などが安定した導電性シリコーン
スポンジゴムが得られるが、前記したジ(アルキルパー
オキシカーボネート)を加硫剤として導電性シリコーン
ゴムに使用したスポンジゴムを加圧ローラーの弾性体層
に適用した場合には、実機耐久後の製品硬度の低下が著
しく、耐久性がないという不具合があり、また、ジ(ア
ルキルパーオキシカーボネート)の使用量を増すと加硫
したスポンジゴムにおいて部分的に極めて大きな気泡が
生じるという異常発泡が発生し、加圧ローラーを形成で
きないという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記した不
具合や問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、硬度
低下の主原因が導電性シリコーンスポンジゴムの架橋密
度が低いためであり、その加硫剤としてジ(アルキルパ
ーオキシカーボネート)とジアルキルパーオキサイドと
を併用して使用することにより、硬度低下の少ない加圧
ローラーを得ることができ、前述した問題点を解消でき
ることを見出して本発明を完成するにいたった。
【0008】前記した本発明において用いられる加硫剤
ジ(アルキルパーオキシカーボネート)としては、特開
平5−43802号公報等に開示される有機過酸化物が
適用でき、1,2−ビス(t−ブチルパーオキシカルボ
キシ)エタン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシカ
ルボキシ)プロパン、1,4−ビス(t−ブチルパーオ
キシカルボキシ)ブタン、1,5−ビス(t−ブチルパ
ーオキシカルボキシ)ペンタン、1,6−ビス(t−ブ
チルパーオキシカルボキシ)ヘキサン、1,7−ビス
(t−ブチルパーオキシカルボキシ)ヘブタン、1,8
−ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)オクタン、
2,2−ジメチル−1,3−ビス(t−ブチルパーオキ
シカルボキシ)プロパンなどが例示される。
【0009】本発明において加硫剤として併用使用して
いるジアルキルパーオキサイドとしては、ジt−ブチル
パーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ
クミルパーオキサイド、α,α−ビス(t−ブチルパー
オキシ−m−イソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
2,5ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)
ヘキシン−3などが例示される。
【0010】本発明における導電性シリコーン組成物の
ゴム硬化物の硬度は特に制限されるものではなくJIS
A硬度計で15〜70度の範囲で任意に選定できる
が、その硬度と物理強度及び導電性とのバランスのうえ
から35〜65度の範囲が望ましい。また、前記の導電
性シリコーン組成物における導電性付与剤としては、導
電性カーボンブラックが一般的で、アセチレンブラック
であるデンカブラック(商品名、電気化学工業株式会社
製)やオイルファーネスブラックであるトーカブラック
(商品名、東海カーボン株式会社製)、三菱導電性カー
ボン(商品名、三菱化成株式会社製)、バルカン(商品
名、キャボット社製)、プリンテックス(商品名、デグ
ッサ製)、ケッチェンブラック(商品名、アクゾ社製)
等が挙げられ、これらの導電性カーボンが適宜使用され
る。また、金属粉、金属酸化物、カーボンファイバーな
どのカーボンブラック以外の導電性付与剤を単独もしく
はカーボンブラックと併用使用してもよく、体積固有抵
抗として10-6Ω・cm以下とすることが肝要である。
【0011】充填材等の配合処方も、特に制限されるも
のではなく、硬化したシリコーン組成物層の機械的特
性、すなわち物理強度、ゴム硬度、圧縮永久歪み等を考
慮して決定されるものであり、これには、アエロジルや
Cab−O−Silで代表されるヒュームドシリカ、H
i−Silやニップシルの如き湿式シリカ、セライトや
ラジオライトの如きけいそう土、ミヌシルやクリスタラ
イトの如き石英粉などが例示され、これらの充填材を通
常は数種類組み合わせて使用する。また、熱伝導性など
の特性を付与するために、上記した充填材に加え、酸化
アルミニウム(アルミナ)、酸化チタン、酸化マグネシ
ウム、けい酸アルミニウム、酸化亜鉛、酸化鉄、炭酸カ
ルシウムなどを併用してもよい。更に、密封老化性を考
慮して酸化セリウムの如き耐熱剤や酸化マグネシウムの
如き受酸剤を加えてもよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明すると、
1は加圧ローラーを示し、該加圧ローラー1は芯金の外
周に導電性シリコーンスポンジ層が接着され、更にその
外周に厚さ0.1mm以下のフッ素樹脂スリーブ4が被覆
されている。そして、前記の導電性シリコーンスポンジ
ゴム層3にはX−30−2103U(信越化学工業株式
会社製商品名)の如きスポンジ用グレードが使用され
る。
【0013】前記した芯金2とスポンジ層3の接着は、
予め発泡剤と加硫剤とを混練りしたシリコーンゴムを、
押出機で押出して原料ゴムチューブを形成した後に、H
AV(Hot Air Vulcanization )法やFBV(Fluidize
d Bed Vulcanization )法などにより加熱発泡させてシ
リコーンスポンジチューブを作成し、このシリコーンス
ポンジチューブに、予めTSE322(東芝シリコーン
株式会社製商品名)のような付加型の接着剤を塗布した
芯金2を挿入した後、更に加熱して前記接着剤を硬化さ
せてシリコーンスポンジゴムチューブを芯金2に接着さ
せるようにしてもよいし、表面にプライマーNO.8
(信越化学工業株式会社製商品名)のような接着剤を塗
布した芯金2を押出機のクロスヘッドダイを通過させて
上記芯金2上に発泡剤と加硫剤を混練りしたシリコーン
ゴム層を形成し、次いで、これを恒温槽中や加熱した金
型中で加熱発泡させると同時に接着させてもよい。上記
したいずれの接着方法でも芯金2上にシリコーンスポン
ジ層3を形成した後に、表面に形成されたスキン層を除
去するためと、外径寸法精度を得るためにスポンジ外周
を研磨する必要がある。
【0014】本実施例は、先ず、導電性シリコーンスポ
ンジゴム層3として前記したX−30−2103Uを1
00重量部、加硫剤として使用するジ(アルキルパーオ
キシカーボネート)として1,6−ビス(t−ブチル−
オキシカルボキシ)ヘキサンを0.75重量部、前記加
硫剤と併用使用するジアルキルパーオキサイドとして、
ジクミルパーオキサイドを0.2重量部を配合して試料
を混練りし、発泡剤の入っていない試料を作成したもの
を実施例1とし、上記ジクミルパーオキサイドを0.4
重量部とした他は実施例1と同様の配合にて試料を混練
りし、発泡剤の入っていない試料を作成したものを実施
例2とし、上記実施例1,実施例2と比較するために、
ジクミルパーオキサイドを配合しない他は実施例1及び
実施例2と同様の配合にて混練し、発泡剤の入っていな
い試料を作成したものを比較例1とし、更に、1,6−
ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)ヘキサンを
1.25重量部とした他は比較例1と同様として配合混
練した比較例2として発泡剤の入っていない試料を作成
した。これを表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】次に、テストピースを加硫した後、200
℃で4時間二次加硫した。この試料の物性試験結果を表
2に示すが、この試験結果から実施例1,実施例2及び
比較例2のテストピースは、比較例1のテストピースよ
り架橋密度が高いことが分かった。ここでいう架橋密度
は特公平4−38579号公報に記載されるトルエン膨
潤法による架橋密度の測定を行ったものであるが、トル
エンへの浸漬試験における体積変化率も同様の傾向を示
した。すなわち架橋密度の高いゴムほど膨潤率が少ない
という結果となった。
【0017】
【表2】
【0018】次に、前記した表1に示した配合に発泡剤
であるKE−P−13(アゾビスイソブチロニトリルの
50%シリコーンペースト、信越化学工業株式会社製商
品名)を各々2重量部加えた試料を混練りした後、全長
330mm、外径20mmの芯金2を押出機のクロスヘッド
ダイを通過せしめて上記芯金2上に発泡剤と加硫剤とを
混練りした導電シリコーンゴム層を形成した後、常圧熱
気炉にて発泡させたところ表3に示すような結果とな
り、比較例2では部分的に発泡度合いの極端に大きい場
所が数箇所あり、均一なスポンジが得られないことが分
かった。
【0019】
【表3】
【0020】前記した比較例2での部分的な異常発泡
は、発泡温度を例えば150℃程度に下げることにより
解消される傾向にあるが、この場合には加硫不足に起因
する粘着感が大きく架橋密度も低くなるので耐久性が保
持できない。上記した異常発泡を解析するためにエラス
トグラフ67.85<ロータレスタイプ・キュアーメー
ター>(独ゴットフエルト社製)でこれらのシリコーン
スポンジ配合物の180℃での加硫速度を測定し、図2
の結果を得た。図3は、図2で得られた加硫曲線を微分
したもので、カーブが高いほどその時間での加硫速度が
速いことを示している。
【0021】図2,図3より、加硫剤として1,6−ビ
ス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)ヘキサンのみを
使用した比較例1,比較例2では加硫初期に加硫反応が
終了しているのに対して、ジクミルパーオキサイドを併
用した実施例1,2では90%加硫反応が終了後も徐々
に加硫反応が進行していることが分かった。このことか
ら、特に比較例2では加硫速度と発泡剤の分解速度のバ
ランスがとれておらず、部分的な異常発泡が生じるもの
と考えられる。これに対して、実施例1,実施例2では
反応温度の異なる過酸化物を加硫剤として併用使用して
いるのでゴムの架橋密度が比較例2と同レベルで、かつ
発泡剤の分解速度とバランスがとれ均一なスポンジが得
られるものと考えられる。
【0022】次に表3に示したスポンジローラのうち、
実施例1,実施例2及び比較例1のローラーの表層に厚
さ50μmのPFAチューブで被覆した後、キャノン株
式会社製の複写機であるNP6030(商品名)に取付
けて実機耐久試験を実施したところ、比較例1のローラ
ーでは3万枚の通紙時に定着不良に起因する画像不良が
発生した。そこで比較例1の製品硬度をアスカーC硬度
計にて測定したところ、実機耐久試験前の硬度42度に
対し、実機耐久試験後は36度と約6度の硬度低下がみ
られた。このため、スポンジゴム層を観察したところ部
分的にスポンジセルが破壊されて連泡状態になってお
り、この結果、製品硬度が低下して画像不良が発生した
ものと思われる。
【0023】これに対し、実施例1,実施例2のローラ
ーでは7万枚の実機耐久試験後も定着不良や紙しわなど
の不具合は発生せず、製品硬度の低下も約2度程度であ
り、加圧ローラーとして十分な耐久性を有していること
が分かった。実施例1,実施例2のローラーが比較例1
のローラーと比べて耐久性が良好なのは、スポンジゴム
層の架橋密度が高いうえに均一なセルが得られているた
めと考えられ、単純に加硫剤である1,6−ビス(t−
ブチルパーオキシカルボキシ)ヘキサンを増量しても架
橋密度は高くなるが、比較例2に示すような部分的に極
端に発泡の大きい部分が発生し、均一なスポンジが得ら
れず加圧ローラーとしては不適切である。そのために、
ベースゴムの架橋密度は大きい方が好ましく、5×10
-4mole/cc 以上であることが望ましい。
【0024】以上のように、本実施例においては、導電
性シリコーンスポンジゴムの加硫剤として反応温度の異
なる1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)
ヘキサンとジクミルパーオキサイドとを併用使用したの
で、ゴムの架橋密度を高くでき、発泡剤の分解速度とバ
ランスがとれ、均一なスポンジゴムを得ることができ、
耐久性の良好な加圧ローラーを得ることができたもので
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る加圧ローラーは芯金の外周
に導電性シリコーンスポンジゴムを被覆し、更にその外
周にフッ素樹脂チューブを被覆して形成した加圧ローラ
ーの、前記導電性シリコーンスポンジゴムの加硫剤とし
て、ジ(アルキルパーオキシカーボネート)とジアルキ
ルパーオキサイドとを併用使用したので、スポンジゴム
層の架橋密度を高くすることができるとともに均一なセ
ルが得られ、この結果耐久性に極めて優れた加圧ローラ
ーを得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】加圧ローラーの縦断面図
【図2】シリコーンスポンジ配合物の180℃での加硫
速度を示す線図
【図3】図2を微分して示す加硫速度曲線
【符号の説明】
1 加圧ローラー 2 芯金 3 導電性シリコーンスポンジゴム層 4 フッ素樹脂層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明における導電性シリコーン組成物の
ゴム硬化物の硬度は特に制限されるものではなくJIS
A硬度計で15〜70度の範囲で任意に選定できる
が、その硬度と物理強度及び導電性とのバランスのうえ
から35〜65度の範囲が望ましい。また、前記の導電
性シリコーン組成物における導電性付与剤としては、導
電性カーボンブラックが一般的で、アセチレンブラック
であるデンカブラック(商品名、電気化学工業株式会社
製)やオイルファーネスブラックであるトーカブラック
(商品名、東海カーボン株式会社製)、三菱導電性カー
ボン(商品名、三菱化成株式会社製)、バルカン(商品
名、キャボット社製)、プリンテックス(商品名、デグ
ッサ製)、ケッチェンブラック(商品名、アクゾ社製)
等が挙げられ、これらの導電性カーボンが適宜使用され
る。また、金属粉、金属酸化物、カーボンファイバーな
どのカーボンブラック以外の導電性付与剤を単独もしく
はカーボンブラックと併用使用してもよく、体積固有抵
抗として106 Ω・cm以下とすることが肝要である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本実施例は、先ず、導電性シリコーンスポ
ンジゴム層3として前記したX−30−2103Uを1
00重量部、加硫剤として使用するジ(アルキルパーオ
キシカーボネート)として1,6−ビス(t−ブチル−
パーオキシカルボキシ)ヘキサンを0.75重量部、前
記加硫剤と併用使用するジアルキルパーオキサイドとし
て、ジクミルパーオキサイドを0.2重量部を配合して
試料を混練りし、発泡剤の入っていない試料を作成した
ものを実施例1とし、上記ジクミルパーオキサイドを
0.4重量部とした他は実施例1と同様の配合にて試料
を混練りし、発泡剤の入っていない試料を作成したもの
を実施例2とし、上記実施例1,実施例2と比較するた
めに、ジクミルパーオキサイドを配合しない他は実施例
1及び実施例2と同様の配合にて混練し、発泡剤の入っ
ていない試料を作成したものを比較例1とし、更に、
1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)ヘキ
サンを1.25重量部とした他は比較例1と同様として
配合混練した比較例2として発泡剤の入っていない試料
を作成した。これを表1に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金の外周に被覆した導電性シリコーン
    スポンジゴムの外周にフッ素樹脂チューブを被覆して形
    成した加圧ローラーにおいて、前記導電性シリコーンス
    ポンジゴムを、その加硫剤としてジ(アルキルパーオキ
    シカーボネート)とジアルキルパーオキサイドとを併用
    使用して加硫成形したことを特徴とする加圧ローラー。
  2. 【請求項2】 ジ(アルキルパーオキシカーボネート)
    が1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルボキシ)ヘ
    キサンであり、ジアルキルパーオキサイドがジクミルパ
    ーオキサイドである請求項1記載の加圧ローラー。
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