JPH0792864A - 像保持シートからの像形成物質除去方法及びその装置 - Google Patents

像保持シートからの像形成物質除去方法及びその装置

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JPH0792864A
JPH0792864A JP25927293A JP25927293A JPH0792864A JP H0792864 A JPH0792864 A JP H0792864A JP 25927293 A JP25927293 A JP 25927293A JP 25927293 A JP25927293 A JP 25927293A JP H0792864 A JPH0792864 A JP H0792864A
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JP
Japan
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image
forming substance
paper
holding sheet
toner
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JP25927293A
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Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
Yuichi Jibiki
優一 地引
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面に画像が形成された転写紙の両面からト
ナー像を除去して転写紙を再利用可能にし、かつ、除去
しきれない画像が少なくとも一方の面に残った転写紙
を、該画像が筆記具によるものか電子写真プロセスによ
るものかを区別して保管する転写紙からのトナー除去装
置を提供する。 【構成】 給紙ユニット1からの処理対象の転写紙を、
紙保持ドラム601に保持させ、塗布ローラ207で水
溶液を供給した後に、剥離ベルト308でトナーを除去
する。一面についての処理が終了したら転写紙を、一旦
該ドラム601から分離し表裏反転させる循環経路を通
した後、他方の面を外側にして上記ドラム601に保持
させてトナー除去を行う。そして、搬送路上のCCD6
03bで未除去画像の有無及び該画像が筆記具によるも
のか電子写真プロセスによるものかを検出しておき、前
者は第2排紙トレイ501b、後者は第5排紙トレイ5
01eにそれぞれ保管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置により、表面トナーな
どの像形成物質からなる画像が形成された転写紙などの
像保持シートから該像形成物質を除去する像保持シート
からの像形成物質除去方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持シートとしての用
紙からトナーなどの像形成物質を除去する像形成物質除
去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−255195号公報には、支持体上に離型
剤を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式
で載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体に
インキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該イ
ンキ剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方
法が開示されている。また特開平4−64472号公報
には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷
却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペ
ーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつけ
る押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部から
なるイレーザが開示されている。また特開平4−829
83号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を
通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本の
ローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接
箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、
前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去
する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示され
ている。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持シートから像形成物質を除去する
のに使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶
融性樹脂を主成分とする像形成物質を像保持シートに融
着させるなどして、像形成物質が像保持シート表面の繊
維に強固に固着されているので、像形成物質除去の際に
像形成物質と共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷
してしまう。特に像形成物質の除去性を高めるために、
上記インキ剥離体、エンドレスシートあるいはローラ上
に熱や圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に
像形成物質と像保持シートとの間の定着性を高めてしま
って除去を困難にすることもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み像保持
シートに、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水
溶液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と
水溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた
少なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持シートから剥離する
像形成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−2
55916号参照)。これによれば、像保持シートの紙
質を比較的損傷することなく、像形成物質のみを除去す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
像保持シートからの像形成物質除去装置において、記録
済み像保持シートに不安定化剤を付与した後、剥離部材
を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着もしく
は加圧接着して像保持シートから剥離する場合に、朱肉
印、シャチハタ(商品名)印等で押印されていたり、市
販の、サインペン、ボールペン、鉛筆、赤色鉛筆等の筆
記具で加筆されていると、該押印や加筆による像を形成
する像形成物質が除去されずに像保持シート上に残存す
ることがあるという事実を確認した。このように上記像
形成物質除去装置で除去できない像形成物質による未除
去画像が残存した場合には、何度像形成物質除去を繰り
返して完全に画像を除去するのは困難である。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、両面に画像形成された像保持シートから像形成
物質の除去するに当たり、除去されずに残留した像形成
物質が、筆記具によるものか電子写真プロセスによるも
のかによって、その後に適切な処置ができるようにした
像保持シートからの像形成物質除去方法及びその装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像保持シートからの像形成物質
除去方法において、像保持シートの表面に付着している
像形成物質の除去を行った後に、除去しきれなかった像
形成物質が少なくとも一方の面に残存する像保持シート
について、該像形成物質が筆記具によるものか電子写真
プロセスによるものかを判別し、両者を保管することを
特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の像保
持シートからの像形成物質除去方法において、上記残留
する像形成物質からなる画像が像保持シートの一部に残
っているか、ほぼ全域に残っているかで、筆記具による
像形成物質か電子写真プロセスによる像形成物質かを判
別することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の像保持シートからの像形成物質除去方法において、上
記両者を、更に除去しきれなかった像形成物質が両面に
残存する像保持シートと別に保管することを特徴とする
ものである。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項1、2又
は3の像保持シートからの像形成物質除去方法におい
て、表面が繊維質で構成された像保持シート上に安定し
て付着している像形成物質と、該表面との付着状態を不
安定状態にし、該不安定状態になった像形成物質に剥離
部材を接触させ、該表面より該像形成物質を剥離して取
り除くことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項5の発明は、像保持シートか
らの像形成物質除去手段と、上記像形成物質除去手段で
の像形成物質除去処理によっては除去しきれなかった像
形成物質が、筆記具による画像が電子写真プロセスによ
る画像かを判別する判別手段と、両者をそれぞれ別々に
保管する第1及び第2の保管手段とを設けたことを特徴
とするものである。
【0013】また、請求項6の発明は、請求項5の像保
持シートからの像形成物質除去装置において、上記判別
手段を、上記残留する像形成物質からなる画像が像保持
シートの一部に残っているか、ほぼ全域に残っているか
で、筆記具による像形成物質か電子写真プロセスによる
像形成物質かを判別するように構成したことを特徴とす
るものである。
【0014】また、請求項7の発明は、請求項5又は6
の像保持シートからの像形成物質除去装置において、像
保持シートの表面に付着している像形成物質の除去を行
った後に、除去しきれなかった像形成物質が両面に残存
することを検出する検出手段と、該像形成物質が両面に
残留した像保持シートを、保管する第3の保管手段とを
設けたことを特徴とするものである。
【0015】また、請求項8の発明は、請求項5、6又
は7の像保持シートからの像形成物質除去装置におい
て、上記の像形成物質除去手段を、表面が繊維質で構成
された像保持シート上に安定して付着している像形成物
質と、該表面との付着状態を不安定状態にする付着不安
定化手段と、該不安定状態になった像形成物質に剥離部
材を接触させ、該表面より該像形成物質を剥離して取り
除く剥離手段とで構成したことを特徴とするものであ
る。 (以下、余白)
【0016】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持シートとしての転写紙か
ら、像形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナー
という)を取り除く像保持シートからの像形成物質除去
装置(以下、トナー除去装置という)に適用した実施例
について説明する。
【0017】図1は、本実施例1に係るトナー除去装置
の概略構成を示す正面図である。まず、全体の概略を説
明すると、このトナー除去装置は、図示しないカセット
内に積載状態で収容しているトナー像が形成された転写
紙を一枚づつ分離給送する給紙ユニット1、給紙ユニッ
ト1から送られてきた転写紙に液を供給し、液が供給さ
れた転写紙からトナーを剥離して除去する液付与ユニッ
ト兼トナー剥離ユニット6、トナーが除去された転写紙
を乾燥させる乾燥ユニット4、及び、複数の排紙トレイ
501a〜eを有する紙受けユニット5を備えている。
また、乾燥ユニット4からの転写紙を、上記紙受けユニ
ット5の複数の排紙トレイ501a〜501eのいずれ
かに分別して送り込む分別ユニット40も備え、かつ、
装置内には転写紙を表裏反転させて循環させる循環経路
も形成されている。更に、乾燥ユニット4からの転写紙
に必要に応じて識別マークを付与する識別マーク付与手
段としての識別マーク付与ユニット30も設けられてい
る。以下、各ユニットについて詳述する。
【0018】上記給紙ユニット1は、図示しないカセッ
ト内に積載された転写紙を例えば最上部のものから給紙
し、図示しない分離ローラ対で重送紙を分離して、一枚
の転写紙のみをタイミング調整及びスキュー補正のため
のレジストローラ対で送り出すものである。その具体的
な構成及び動作は電子写真複写機における給紙機構と同
様であるので、詳細な説明は省略する。
【0019】上記液付与ユニット兼トナー剥離ユニット
6は、転写紙からのトナー像除去処理を行うものであ
り、クランプ爪602で転写紙先端をクランプして周面
に保持して回転する紙保持ドラム601を備え、該ドラ
ム601上の転写紙に接触し得るように、該転写紙に液
を供給する例えばスポンジローラ等による塗布ローラ2
07や、支持ローラによって支持された剥離部材として
の剥離ベルト308が設けられている。
【0020】この塗布ローラ207は、転写紙表面に安
定に付着しているトナーと該表面との付着状態を不安定
状態にする不安定化剤としての処理液を、紙保持ドラム
601上の転写紙に塗布するためのものであり、液供給
装置208によって処理液が供給される。また、この塗
布ローラ207は、上記ドラム601に対して離接可能
に構成され、この塗布ローラ207の離接動作によって
トナーの部分除去も可能になっている。なお、上記処理
液とは別に、処理液の転写紙への浸透を促進させる浸透
度促進剤としての浸透促進液を、上記塗布ローラとは別
の塗布ローラで該ドラム601上の転写紙に付与するよ
うに構成することもできる。
【0021】ここで、上記処理液としては、水、水溶性
ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、及び
水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を用い
ることができる。また、該水又は水溶液には、所定の有
機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理液と
して、有機溶剤のみを用いることができる。また、上記
浸透促進液21としては、水溶性ポリマーを含む水溶
液、界面活性剤を含む水溶液、及び水溶性ポリマーと界
面活性剤とを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液等を用いることができる。
【0022】また上記水溶性ポリマーとしては、例え
ば、デンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプ
ン、タピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ
等)、マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒
天、アルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロア
オイ、トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物によ
る粘質物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(に
かわ、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリ
マーや、セルロース系(ビスコース、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性
デンプン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデ
ンプン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0023】また上記界面活性剤としては、例えば、陰
イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル
塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン系
(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ベンザルコニウム
塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾ
リニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリアミン
等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、スルホ
ベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸塩、
イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル型、エ
ーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価アルコ
ール、アミノアルコール、ポリエチレングリコール等)
の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。
【0024】また上記水又は水溶液に含有させる有機溶
剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセテ
ート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレン、
トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコール、
メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエチル
ケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エチレ
ンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオキサ
ン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノー
ル、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
【0025】また上記単独で用いる有機溶剤としては、
炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル石油
社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソン社
の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商品
名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,1
50(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,4
60(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール1030,
2130,3040(モービル石油社の商品名)等が挙
げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナートFC
40,43,70,77(住友3M社の商品名)、アフ
ルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤であ
る信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコーン
SH200,344(商品名)、東芝シリコーンTSF
431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0026】また、上記剥離ベルト308は、上記処理
液が供給された紙保持ドラム601上の転写紙からトナ
ーを剥離して除去するためのものであり、その表面が、
少なくとも軟化しているトナーに対して、転写紙と該ト
ナーとの付着力より大きい付着力を有するものを用いて
構成されている。具体的には、上記トナーと同一又は類
似のトナー成分樹脂や、接着剤の成分樹脂等を用いるこ
とができ、またアルミ系、銅系、ニッケル系、鉄系等の
金属材料を用いることもできるが、これらに限定される
ものではない。また上記樹脂は、水溶性のものであって
も、あるいは非水溶性のものであってもよい。
【0027】ここで、上記トナー成分樹脂としては、ポ
リスチレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチ
レン−ブチルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0028】また上記接着剤の成分樹脂としては、にか
わ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質系
接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系(ア
ラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接着
剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、エ
チレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレ
タン等の熱可塑性接着剤、ポリクロロプレン系、ニトリ
ルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴム
系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化チ
タンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0029】このような樹脂を用いる場合には、テンシ
ョンや熱による伸び防止、耐久性等の観点から、支持体
と表層の少なくとも2層以上の多層構造にすることが望
ましい。上記樹脂などを支持する支持体としては、例え
ば、シート、セロハンテープ、クラフト紙粘着テープ、
ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテープ、フィラメント
補強テープ等のテープ、等も用いることができるが、こ
れらに限定されるものではない。なお、図示の例のよう
なベルト形状の剥離部材に代えローラ形状の剥離部材を
用いても良い。この場合には、支持体としての例えば弾
性を有する基体ローラ上に上記樹脂などからなる表層を
形成して剥離部材を構成することができる。
【0030】また、上記剥離ベルト308の支持ローラ
のうち紙保持ドラム601に対向する支持ローラ301
aは、トナーの軟化手段としての加熱ランプ301を内
蔵している。この加熱ランプ301は、転写紙に固着し
ているトナーを加熱して軟化させ、これにより、トナー
を転写紙の繊維から剥がれ易くするものである。この加
熱はドラム601とベルト308との圧接部において転
写紙上のトナーが溶融しない程度に行うことが望まし
い。トナーが溶融してしまうと転写紙上のトナーを、紙
側と剥離ベルト308側とに分断することなく、剥離ベ
ルト308側へ転写させるのが、困難になるためであ
る。また加熱し過ぎると剥離ベルト308とドラム60
1との圧接部を通過中に転写紙が乾燥し過ぎて、トナー
の転写紙に対する固着力が転写紙が濡れている場合に比
して強まり、転写紙がトナーを介して剥離ベルト308
に貼り付いて分離できなくなる恐れがある。従って、加
熱部通過後の転写紙に多少の湿り気が残って上記トナー
の再付着を防止できる程度に加熱することが望ましい。
【0031】また、上記剥離ベルト308の表面には、
剥離ベルト308の表面上のトナーを除去するクリーニ
ングブレード309が当接し、該ブレード309によっ
て掻き落されたトナーを回収するトナー回収容器307
も付設されている。このようなブレード309を用いる
のに代え、クリーニングローラを用いても良い。
【0032】そして、紙保持ドラム601の回転方向に
おいて剥離ベルト308より下流側には、トナー剥離処
理工程後に該ドラム601に保持された転写紙上に残存
している未除去画像を検知する検知手段としての、CC
Dセンサ603aが設けられている。
【0033】上記乾燥ユニット4は、転写紙を乾燥させ
るものであり、加熱ランプ401内蔵の例えばアルミか
らなる乾燥ローラ対402で構成されている。少なくと
も一方のローラ402、例えば上側のローラに、給液性
部材からなる表層を設け、該表層の液を絞り落す絞りブ
レードを当接させても良い。またこのような乾燥ローラ
対402に代えて、ベルト状の部材を用いたり、熱風フ
ァンや赤外線ランプなどを用いたりしても良い。
【0034】上記紙受けユニット5は、第1〜第4の4
つの排紙トレイ501a〜501eを備えており、各ト
レイに対応して排出ローラ502a〜eが設けられてい
る。このように複数の排紙トレイを備えるのは、後述す
るように、トナー除去処理後の転写紙を、未除去画像の
有無や印影の有無などにように分けて保管するためであ
る。
【0035】上記分別ユニット40は、上記乾燥ユニッ
ト401からの転写紙を上記紙受けユニット5の各排紙
トレイ501a〜501e及び上記循環経路に送り込む
ためのガイド板と、各排紙トレイ501a〜501eの
いずれか又は上記循環経路に転写紙を選択的に送り込む
ために各トレイに対応させて設けられた偏向爪42a〜
eとを備えている。これらの偏向爪42a〜eは、例え
ばソレノイド650a〜e(図2参照)により後述する
制御部9からの制御データに応じて位置を切り換え制御
される。
【0036】上記循環経路は、複数の搬送ローラ60〜
64及びガイド板によって構成され、かつ、この循環搬
送経路の一部に、転写紙を表裏反転させるためのスイッ
チバック経路65が形成されている。具体的には、正逆
回転可能な正逆搬送ロー66と、上記分別ユニット40
の直後に位置する搬送ローラ対60の一方のローラに当
接する従動ローラ67と、ガイド板などによって、スイ
ッチバック経路65が形成されている。この循環経路
は、両面にトナー像が形成された転写紙について、自動
的にその両面からトナーを除去できるようにするため
に、上記液付与ユニット兼トナー剥離ユニット6によっ
て一方の面についてトナー除去処理が施された転写紙
を、表裏反転させて再び上記液付与ユニット兼トナー剥
離ユニット6に送り込むためのものである。なお、上記
スイッチバック経路65には上記正逆搬送ローラ66の
回転制御のために、転写紙の先後端を検出する例えば光
センサーなどからなる紙センサー68が設けられてい
る。また、上記循環経路の終端部には、給紙ユニット1
の図示しないカセットから紙保持ドラム601への搬送
路の一部を、循環経路から紙保持ドラム601への搬送
路として兼用するための変位可能なガイド爪69が設け
られている。
【0037】上記識別マーク付与ユニット30は、上記
液付与ユニット兼トナー剥離ユニット6では除去しきれ
ない印影が残った転写紙が悪用されないように転写紙を
処理するためのものであり、転写紙に識別マークとして
の孔を穿つ穿孔ユニットや、転写紙上に所定の識別マー
クを印字する印字ユニット等で構成される。そして、こ
の判別マーク付与ユニット30よりも上流側には、上記
液付与ユニット兼トナー剥離ユニット6でトナー除去処
理を施された転写紙面を検出するCCD603bが設け
られ、これからの検出データが識別マーク付与ユニット
30の作動制御等に用いられる。
【0038】図3(a)及び(b)は、識別マーク付与
ユニット30の一構成例である穿孔ユニットの正面図及
び斜視図である。この穿孔ユニットは、可動パンチ本体
31、上記制御部9で制御される駆動モータ32、該駆
動モータで回転駆動される送りネジ33、可動パンチ本
体31を図中矢印A方向にガイドするガイドレール3
4、転写紙10の搬送ローラ35、搬送ガイド部材3
6、搬送ローラ35の駆動部(不図示)等を備えてい
る。
【0039】上記可動パンチ本体31は、先端部が鋭利
に加工された円筒状のパンチ部材31a、パンチ部材3
1aが固定されたアーム部31b、上記制御部9により
制御され、アーム部31bを介してパンチ部材31aを
上下方向(図中矢印B方向)に駆動する駆動部31d、
下降したパンチ部材が係合する位置に孔31eが形成さ
れたパンチ台31f等によって構成されている。また、
可動パンチ本体31の上記送りねじ33が貫通する側壁
部には貫通孔が形成されており、この貫通孔の内周面に
は、送りねじ33(おねじ)に螺合するようにめねじが
切られている。そして、可動パンチ本体31のめねじが
切られている貫通孔に、送りねじ33を螺合させながら
挿通させている。これにより、送りねじ33の回動に従
って可動パンチ本体31が矢印A方向に往復移動可能と
なる。
【0040】上記穿孔ユニットにおいて、上記乾燥ユニ
ット4から搬送されてきた転写紙10を、図の左方向か
ら可動パンチ本体31のパンチ台上に搬送し、上記CC
Dセンサ603bで転写紙10上の未除去画像を検知し
た場合に、パンチ位置データから予め求められた所定の
位置で停止させるように搬送ローラ35を駆動制御す
る。また、転写紙搬送方向と直交する方向(矢印A方
向)のパンチ位置は、駆動モータ35で送りねじ33を
回転駆動して、可動パンチ本体31を移動させることに
よって制御する。パンチ位置の制御が終了したあと、駆
動部31cを作動させ、アーム部31bを介してパンチ
部材31aを下降させて、転写紙10にパンチする。こ
こで、パンチの個数は1個でもいいが、複数形成しても
よい。
【0041】図4は、識別マーク付与ユニット30の他
の構成例である印字ユニットの斜視図である。この印字
ユニットは、インクジェットタイプであり、三つのジェ
ットノズルを有しホルダー37aに固定されたノズルヘ
ッド37、ホルダー37aを貫通しノズルヘッド37の
移動をガイドするガイド棒38、ノズルヘッド37の駆
動部39などを備えている。駆動部39は、駆動モータ
39a、駆動モータ39aの回転軸に固定された駆動プ
ーリー39b、従動プーリー39c、ノズルヘッドのホ
ルダー37aに固定されプーリー39b,c間に懸架さ
れた駆動ワイヤ39c等で構成されている。この駆動モ
ータ39aの回転により、駆動ワイヤ39cを介して、
ノズルヘッド37が転写紙搬送方向に直交する方向に移
動する。ノズルヘッド37の各ジェットノズル及び駆動
モータ39aは、制御部9のドライバー910に接続さ
れている。
【0042】上記印字ユニットにおいて、上記乾燥ユニ
ット4から搬送されてきた転写紙10を矢印方向に搬送
し、駆動モータ39aの制御により、ノズルヘッド37
を転写紙搬送方向に直交する方向に移動させる。そし
て、ノズルヘッド37の各ジェットノズルのON/OF
Fを所定のタイミングで制御することにより、転写紙1
0が使用不可になるように、転写紙10の全面に例えば
×印や〇印等の識別マークを付ける。この印字制御のと
き、転写紙10の搬送は停止させなくてもいいが、ノズ
ルヘッド37の移動及びジェットノズルによる印字のタ
イミングで転写紙10の搬送を停止するように制御して
もよい。
【0043】なお、上記印字ユニットは、転写紙10上
の未除去画像の位置を認識し、その位置に印字するよう
に制御してもよい。この場合は、上記CCDセンサ60
3bで検知した未除去画像の位置データに基づき、駆動
モータ39aによるノズルヘッド37の移動制御、ジェ
ットノズルのON/OFFタイミング制御等が行なわれ
未除去画像の上に識別マークが印字される。このとき、
転写紙10と同色のインク、例えば白色のインクを使用
してもよい。
【0044】また、図4の印字ユニットの構成例では、
ジェットノズルを転写紙搬送方向に直交する方向に移動
するように構成しているが、図5に示すように、ジェッ
トノズルを転写紙10の幅全体に並べたノズルヘッド3
7を、転写紙10上に配置してもよい。
【0045】なお、以上のような識別マーク付与ユニッ
ト30により、転写紙10の未除去画像が後で認識でき
ないように、該未除去画像の上に識別マークとしての孔
をあけたり、印字したりするように制御することができ
る。例えば、上記図2の穿孔ユニットにおいて、上記C
CDセンサ603bで検知した未除去画像の位置データ
に基づき、駆動モータ32による可動パンチ本体31の
移動制御、搬送ローラ35の駆動制御、パンチ部材31
bの駆動制御等を行い、未除去画像の上にパンチする。
このように該未除去画像の上に識別マークを付与すれ
ば、該転写紙10を誤って廃棄した場合などに、機密情
報の漏洩や、印、サイン等の未除去画像が残存した転写
紙10bの悪用(変造・偽造)を更に未然に防止できる
ようになる。
【0046】また、朱肉印やシャチハタ印等の画像が未
除去画像として残った悪用される恐れがある転写紙を、
悪用されないように処理する方法として、ハンコの印影
をにじませることも有効である。このように印影をにじ
ませる処理液としては、朱肉印に対して炭化水素溶剤や
アセトン溶剤等、シャチハタ印に対して水やアルコール
等をそれぞれ用いることができる。スタンプ台のインク
によるスタンプの場合には水やアルコール等を用いるこ
とができる。また、例えば押印に代え又はこれに加えて
なされる署名がボールペンなどで行われた場合にもこれ
が未除去画像として残った場合、悪用される恐れが有
る。このような署名などをにじませる処理液として、ボ
ールペンで加筆されたものの場合はアルコールやアセト
ン溶剤等、万年筆で加筆されたものの場合は水等、それ
ぞれ用いることができる。そこで、上記識別マーク付与
ユニット30としてこのような処理液を転写紙に供給し
て印影などをにじませる装置を用いても良い。またこの
ようなにじませる処理液を、上記紙保持ドラム601上
に保持された状態の転写紙に供給するようにしても良
い。この場合には、紙保持ドラム601に対向して配置
されているCCD603aを、印影有無判断のために兼
用することが望ましい。更に、このようなにじませる処
理液を、転写紙表面とトナーとの付着性不安定化剤とし
て兼用しても良い。 (以下、余白)
【0047】次に、図5を用いて、上記トナー除去装置
を動作させるための制御手段としての制御部9について
説明する。図5は、図1のトナー除去装置を動作させる
ための制御ブロック図である。図5において、メインス
イッチ902をオンすると、商用電源901から交流の
供給を受ける直流電源(PSU)903から、DC電源
電圧が各制御ICに供給されるようになっている。CP
U904は、電源供給開始によりプログラムカウンタ等
のリセットを行い、ROM905に書き込まれたプログ
ラム内容に基づいて、制御を開始するようになってお
り、CPU動作に必要な基準クロック(CLK)を供給
するCLK発振器906が接続されている。
【0048】上記CPU904には、アドレスデータバ
ス907を介して上記ROM905の他、各ローラ30
1a,401の制御温度などが書き込まれRAM91
9、A/Dコンバータ918、パラレルインターフェイ
ス908、シリアルインターフェイス921などが接続
されている。このA/Dコンバータ918には、上記各
CCD603,603bの他、剥離ベルト支持ローラ3
01aと乾燥ローラ404ぞれぞれの温度検出用サーミ
スタ916,917などが接続されている。上記パラレ
ルインターフェイス908の出力ポートには、給紙モー
タ923、レジストモータ924、メイン駆動モータ9
22、各ランプ301,401への電圧供給用リレー9
11の接点駆動コイル911、各ランプ301,401
点灯制御用のソリッドステートリレーSSR1(91
2),SSR2(913)、クランプ爪602用ソレノ
イド926、塗布ローラ207移動用ソレノイド20
7、各偏向爪42a〜e用ソレノイド950a〜eなど
のドライバー910が接続され、またその出力ポートに
は給紙ユニット1のカセット内の紙有無を検出するペー
パーエンドセンサー925が接続されている。上記シリ
アルインターフェイス921には、トナー除去装置の操
作表示部用制御部920や上記識別マーク付与ユニット
30用制御部930が接続されている。なお、剥離ベル
ト308の回転や塗布ローラ207の回転は、メイン駆
動モータ922にて同期駆動される。
【0049】次に、トナー除去装置の動作について説明
する。両面に画像が形成された転写紙は、両面ともに画
像が除去されて両面記録用の転写紙として再利用できる
もの、いずれか一方の面のみに未除去画像が残り、他方
の面を画像記録用に再利用できる可能性があるもの、両
面に未除去画像が残り再利用できないものの3種類に大
別できる。このうち、少なくとも一方の面に未除去画像
が残るものについては、更に、その未除去画像が、印影
のように悪用される恐れが高いものと、そうでないもの
とに大別される。以上の観点を組み合わせて両面に画像
が形成された転写紙を細分類すると次のようになる。 両面ともに画像が除去されて両面記録用の転写紙とし
て再利用できるもの いずれか一方の面のみに悪用の恐れが少ない未除去画
像のみが残り、他方の面をそのまま再利用できるもの 両面に悪用の恐れが少ない未除去画像のみが残り、そ
のままでは再利用できないもの 少なくともいずれか一方の面に、悪用の恐れが高い印
影が残り、悪用等の防止処理を要するもの
【0050】そこで、本実施例においては、以上の〜
の転写紙のいずれであるかを判別し、必要に応じ所定
の処理を行った後に、前述のように4つ設けた排紙トレ
イ501a〜eに保管するようにしている。更に悪用防
止などの処理が必要な上記の転写紙については、上記
識別マーク付与ユニット30で、パンチ孔を開けるなど
処理を行う。
【0051】更に、本実施例では、サインペンなどの筆
記用具による手書き文字などが含まれているか否かの判
別を行い、この結果によって保管場所を異ならせる。こ
れは、次の理由による。すなわち、鉛筆などの本トナー
除去方式によっては何度トナー除去処理を繰り返しても
完全に未除去画像を無くすことが困難な転写紙と、転写
紙の繊維を過度に傷めるのを防止するため連続剥離処理
回数を制限していることから未除去画像が残っているに
すぎずない、電子写真方式で形成された未除去画像が残
っている転写紙とでは、後の取扱が異なる。つまり、後
者の転写紙については、多少紙繊維が傷むことを覚悟
で、再度トナー除去装置の給紙カセットにセットしてト
ナー除去処理を行なえば、完全にトナーを除去して再利
用できるが前者については、完全な画像除去ができな
い。従って、両者の手作業による仕分けが必要になる。
また、重要会議の配布資料は電子写真複写機などを用い
て作成されている場合が多く、未除去画像が残った転写
紙がこのような機密性の高いものである場合、裁断など
の処理を要する。一方手書きによる書き込みのみが残っ
ているだけの転写紙の場合にはそれほどの厳格な処理は
要しない。この観点からの両者を仕分ける必要がある。
【0052】図6は、このような動作を行わせる制御の
一例を示すものである。まず、図示しない装置電源投入
後の装置立ち上げ動作として、CPU904からアドレ
スデータバス907を通してパラレルインターフェイス
908にリレー909をONするデータが送られ、パラ
レルインターフェイスの出力ポートに接続されたドライ
バー910を介して、リレー911の接点駆動コイル9
11aが通電されて、リレー911の接点が閉じる。そ
して、ソリッドステートリレーSSR1(912)及び
SSR2(913)をそれぞれオンするデータが前記と
同様にドライバー910へ送られ、該ドライバー910
を介してSSR1(912)がONになり、剥離ベルト
308を加熱する加熱ランプ301に電流が流れて、同
ローラ302の加熱が開始する。更に、該ドライバー9
10を介してSSR2(913)がONになり、乾燥ロ
ーラ402を加熱する加熱ランプ401に電流が流れ
て、同ローラ402の加熱を開始する。各ローラ30
2,402の温度は、それぞれサーミスタ916,91
7で検知されてA/Dコンバータ918へ入力され、ア
ナログデータからデジタルデータへ変換される。RAM
919には各ローラの制御温度が書き込まれており、そ
の値と比較して温度制御される。この制御温度のデータ
は操作表示部50の制御部920からシリアルインター
フェイス921を通して、RAM919に書き込むこと
もできる。各ローラ301a,402の温度が、それぞ
れ剥離あるいは乾燥するのに充分な温度(RAMの設定
値)になったら、制御部920を介して操作表示部に動
作可能の表示(LED点灯等)を示す。
【0053】以上の装置立ち上げ動作が終了した状態
で、操作表示部の制御部920より動作指令データが送
信されたら、CPU904はメイン駆動モータ922を
動作させ、紙保持ドラム601、剥離ベルト308、塗
布ローラ207などを回転させ、同モータ922の負荷
が一定速度で駆動できたら、給紙モータ923を駆動
し、給紙を開始する。レジストモータ924は、スキュ
ー防止のため給紙モータ923とのタイミングを計りな
がら回転し、転写紙を紙保持ドラム601上に向けて送
り出す。
【0054】そして、図示のように、給紙ユニット1か
ら送られてきた段階で上向きになっている転写紙面(以
下、第1面という)と下向きになっている転写紙面(以
下、第2面という)の両面に画像が存在するか否かを判
断する(ステップ1)。この判断は、各面それぞれに対
向するように画像有無検出センサを配設して、該センサ
からの信号を用いて判別しても良いし、予め操作者が上
記操作表示部からテンキー入力するようにし、該入力信
号を用いて判断するようにしても良い。
【0055】まず、両面には画像が存在しないと判断し
た場合(ステップ1でN)、すなわち第1面と第2面の
いずれか一方のみに画像が存在すると判断した場合につ
いて説明する。この場合には、次いで画像が存在するの
が第1面であるかを判断する(ステップ2)。第1面に
画像が存在すると判断したときは、紙保持ドラム601
のクランプ爪602を閉じる制御データをパラレルイン
ターフェース908に送り、ドライバー910によりソ
レノイド926を動作させて、転写紙をクランプ爪60
2で紙保持ドラム601に保持させ該ドラム601を1
回転させる。この間、転写紙は塗布ローラ207で処理
液が塗布され、剥離液が転写紙とトナーとの界面部に浸
透した状態で、剥離ベルト308によって、処理液を浸
透させた界面部においてトナーが転写紙上から剥離して
除去する(ステップ4)。またこの回転中にCCDセン
サ603aで転写紙表面を検出し、A/Dコンバータ9
18を介してCPU904に送りこまれたその検知デー
タを用いて、未除去画像が残っているか否かを判断する
(ステップ5)。
【0056】未除去画像が残っていないときには(ステ
ップ5でY)、クランプ爪602を開く制御データをパ
ラレルインターフェース908に送り、ドライバー91
0によりソレノイド926の動作を停止して、クランプ
爪602を開放させ、これにより、転写紙を紙保持ドラ
ム601から分離する。そして、転写紙を乾燥ユニット
4で乾燥し、不作動状態の識別マーク付与ユニット30
を通過させ、分別ユニット40の第1偏向爪42aによ
り第1排紙トレイ501aに排紙して、これに保管させ
る(ステップ6)。未除去画像が残っているときは(ス
テップ5でN)、連続トナー処理回数をカウントするた
めのカウンタNをカウントアップし、該回数が所定回数
bを越えないか否かを判断しながら、トナー除去処理及
びCCDセンサ603aの出力を用いたチェックを繰り
返す(ステップ4,5,7,8)。この間に未除去画像
が残っていないと判断したときは(ステップ5でY)、
同様に第1排紙トレイ501aに排紙して、これに保管
させる。
【0057】逆に未除去画像が残っているまま所定回数
bを越えたときは、クランプ爪602を開いて紙保持ド
ラム601から分離し、乾燥ユニット4で乾燥し、A/
Dコンバータ918を介してCPU904に送られてき
たCCD603bの検出データを用いた例えば円形又は
四角形の形状有無判断で、その未除去画像が印影か否か
を判断する(ステップ9)。この判断は、上記CCD6
03aと赤色又はそれに近い色に感度を有するCCDと
を併用し、形状及び色で朱肉による印影か否かを判断す
るようにしても良い。なお、上記CCD603bからの
検出データは、RAM919に書き込まれて識別マーク
付与ユニット30、分別ユニット40などにおける制御
にも用いられる。
【0058】ここで、印影が残っていると判断したとき
には(ステップ9でY)、識別マーク付与ユニット30
を作動させ、例えば印影に重なるように、又は重ならな
いように、パンチ孔を開けたり、○、×などを印字した
り、印影全体が隠れるようにベタ画像を形成したり、又
は特殊な液を塗布して印影をにじませたりした後に(ス
テップ10)、分別ユニット40の第4偏向爪42dに
より第4排紙トレイ501dに排紙して、これに保管さ
せる(ステップ29)。
【0059】逆に印影が残っていないと判断したとき
(ステップ9でN)には、次に、未除去画像が手書きに
よる書き込みか否かを判断している(ステップ31)。
この判断は、例えばCCD603bの出力を用い、未除
去画像が転写紙全体のうちの一部にのみ偏在するか否か
によって手書きによる書き込みか否かを判断する。これ
は、手書きによる書き込みは転写紙全体のうちの一部に
のみ行われることがほとんどである一方、電子写真複写
機などによるコピーは転写紙の全体に記録されている場
合がほとんどであることを利用したものである。
【0060】ここで、手書きによる書き込みでない場
合、すなわち、通常の電子写真複写機などによる画像で
ある場合には、不作動状態の識別マーク付与ユニット3
0を通過させ、第5偏向爪42eによって第2排紙トレ
イ501bに保管させる。逆に、手書きによる書き込み
である場合には、不作動状態の識別マーク付与ユニット
30を通過させ、第5偏向爪42eによって第5排紙ト
レイ501eに保管する。なお、いずれの排紙トレイ5
01b,501eにおいても転写紙の未除去画像が残っ
ている第1面は上向きになっている。
【0061】以上は転写紙の第1面にのみ画像が存在す
る場合の処理であるが、上記ステップ2で、第2面にの
み画像が存在すると判断した場合(ステップ2でN)に
も、この判断の直後に紙保持ドラム601に保持させる
ことなく、不作動状態の乾燥ユニット4、識別マーク付
与ユニット30、及び分別ユニット40を通過させ、循
環経路で表裏反転させた後に、紙保持ドラム601に保
持させる点を除き、同様の動作を行わせる。すなわち、
転写紙の第2面の画像を除去できた場合には、第1排紙
トレイ501aに転写紙を保管させ、所定回数を越えな
い範囲でのトナー除去処理の繰り返しでは第2面の画像
を除去できずに未除去画像が残り、かつ、該画像が印影
を含むときには、識別マーク付与ユニット30で所定の
処理を行った後に第4排紙トレイ501dに保管させ、
また、所定回数を越えない範囲でのトナー除去処理の繰
り返しでは第2面の画像を除去できずに未除去画像が残
り、かつ、該画像が印影を含まないときには、手書きか
否かの判断をして第2排紙トレイ501b又は第5排紙
トレイ501eに保管させる。なお、この第2面に未除
去画像が残った転写紙も第2排紙トレイ501bや第5
排紙トレイ501e上では、未除去画像がトレイ上で上
向きになる。
【0062】次に、上記ステップ1で両面に画像が存在
すると判断した場合(ステップ1でY)について説明す
る。この場合には、まず第1面についてのトナー除去処
理を開始する(ステップ12)。この第1面についての
トナー除去処理も、所定回数bを越えない範囲で行い
(ステップ13,19,20,12)、第1面の画像を
除去できた場合には(ステップ13でY)、第2面のト
ナー除去処理に入る(ステップ14,30,15,1
6,17)。この第2面のトナー除去処理に入るときに
は、一旦クランプ爪602を開いて転写紙を紙保持ドラ
ム601から分離し、不作動状態の乾燥ユニット4、識
別マーク付与ユニット30、及び分別ユニット40を通
過させ、循環経路で表裏反転させた後(ステップ14)
に、紙保持ドラム601に保持させて所定回数bを越え
ない範囲でトナー除去処理を行う(ステップ30,1
5,16,17)。
【0063】この第2面についてのトナー除去処理で第
2面の画像も除去できたとき(ステップ15でY)に
は、転写紙を、クランプ爪602を開いて紙保持ドラム
601から分離し、乾燥ユニット4で乾燥し、不作動状
態の識別マーク付与ユニット30を通過させ、分別ユニ
ット40の第1偏向爪42aにより第1排紙トレイ50
1aに排紙して、これに保管させる(ステップ6)。
【0064】これとは異なり、この第2面についての所
定回数を越えない範囲でのトナー除去処理の繰り返しで
は第2面の画像を除去できずに未除去画像が残り(ステ
ップ17でN)、かつ、該画像が印影を含む(ステップ
18でY)ときには、前述のステップ10と同様に識別
マーク付与ユニット30を作動させて、所定の処理をし
た後に(ステップ10)、分別ユニット40の第4偏向
爪42dにより第4排紙トレイ501dに排紙して、こ
れに保管させる(ステップ29)。また、この第2面に
ついての所定回数を越えない範囲でのトナー除去処理の
繰り返しでは第2面の画像を除去できずに未除去画像が
残り(ステップ17でN)、かつ、該画像が印影を含ま
ない(ステップ18でN)ときには、不作動状態の識別
マーク付与ユニット30を通過させ、手書き否かによっ
て第2排紙トレイ501b又は第5排紙トレイ501e
に排紙して、これに保管させる。ここで第2排紙トレイ
501b上の転写紙の未除去画像が残っている第2面は
上向きになっている。
【0065】上記第1面についての所定回数を越えない
範囲でのトナー除去処理の繰り返しでは第1面の画像を
除去できずに未除去画像が残った(ステップ26でN)
ときには、該未除去画像に印影が含まれるか否かによっ
て、第2面についてのトナー除去処理にいるか否かを決
める。すなわち、該画像が印影を含む(ステップ27で
Y)ときには、第2面についてのトナー除去処理を行う
ことなく、前述のステップ10と同様に識別マーク付与
ユニット30を作動させて、所定の処理をした後に(ス
テップ10)、分別ユニット40の第4偏向爪42dに
より第4排紙トレイ501dに排紙して、これに保管さ
せる(ステップ29)。
【0066】逆に、該画像が印影を含まないときには、
一旦クランプ爪602を開いて転写紙を紙保持ドラム6
01から分離し、不作動状態の乾燥ユニット4、識別マ
ーク付与ユニット30、及び分別ユニット40を通過さ
せ、循環経路で表裏反転させた(ステップ22)後に、
紙保持ドラム601に保持させて所定回数bを越えない
範囲でトナー除去処理を行う第2面についてのトナー除
去処理に入る(ステップ23,24,25,26)。
【0067】この第2面についてのトナー除去処理で第
2面の画像も除去できた(ステップ24でY)ときに
は、転写紙を、クランプ爪602を開いて紙保持ドラム
601から分離し、乾燥ユニット4で乾燥し、不作動状
態の識別マーク付与ユニット30を通過させて、手書き
か否かによって第2排紙トレイ501b又は第5排紙ト
レイ501eに排紙して、これに保管させる(ステップ
31,11,32)。
【0068】なお、この転写紙は第1面にのみ未除去画
像が残っているので、第2面についてのトナー処理後に
そのまま第2排紙トレイ501bや第5排紙トレイ50
1eに排紙すると、未除去画像が残っている第1面がト
レイ501b,e上で下向きになってしまう。これで
は、前述の転写紙の一方の面にのみ画像が存在し、かつ
その画像を除去しきれずに、該トレイ501b,eに保
管される転写紙や、両面の画像のうち第2面の画像のみ
除去しきれずに、該トレイ501b,eに保管される転
写紙と、未除去画像の向きが逆になってしまい、再利用
時に手作業で再利用可能な面の向きを揃える手間が生じ
る。そこで、このような手間を省くために、この場合の
転写紙を第2排紙トレイ501bや第5排紙トレイ50
1eに排紙するに先だって、転写紙を表裏反転すること
が望ましい。例えば、該トレイ501bに排紙する前
に、分別ユニット40及び循環経路を通過させて、表裏
反転させた後に排紙トレイ501bに排紙する。無論、
未除去画像の面が該排紙トレイ501b,e上で下向き
になって揃うように、逆に、前述の転写紙の一方の面に
のみ画像が存在し、かつその画像を除去しきれずに、該
トレイ501b,eに保管される転写紙や、両面の画像
のうち第2面の画像のみ除去しきれずに、該トレイ50
1b,eに保管される転写紙の排紙時に、転写紙を表裏
反転させてるようにしてもよい。
【0069】これとは異なり、この第2面についての所
定回数を越えない範囲でのトナー除去処理の繰り返しで
は第2面の画像を除去できずに未除去画像が残り(ステ
ップ26でN)、かつ、該画像が印影を含む(ステップ
27でY)ときには、前述のステップ10と同様に識別
マーク付与ユニット30を作動させて、所定の処理をし
た後に(ステップ10)、分別ユニット40の第4偏向
爪42dにより第4排紙トレイ501dに排紙して、こ
れに保管させる(ステップ29)。また、この第2面に
ついての所定回数を越えない範囲でのトナー除去処理の
繰り返しでは第2面の画像を除去できずに未除去画像が
残り(ステップ26でN)、かつ、該画像が印影を含ま
ない(ステップ27でN)ときには、不作動状態の識別
マーク付与ユニット30を通過させ、分別ユニット40
の第3偏向爪42cにより第3排紙トレイ501cに排
紙して、これに保管させる。
【0070】なお、以上の動作は、給紙ユニット1にお
ける紙の有無を検知するペーパーエンドセンサー925
からの紙なしデータが、パラレルインターフェイス90
8を通じてCPU904に送信されるまで繰り返し、紙
無しを検知したCPU904は、マシン動作を停止し、
制御部920を介して操作表示部50へ動作停止の表示
(LED点灯等)を行う。
【0071】以上本実施例によれば、紙保持ドラム60
1上で一方の面のみからトナーを除去した後、上記分別
ユニット40及び循環経路を通過させて表裏反転された
状態で再び上記液付与ユニット兼トナー剥離ユニット6
に送り込みことができるので、両面に対してトナー除去
処理を行なうことができる。
【0072】また、本実施例によれば、トナー除去装置
内に、転写紙を表裏反転させる循環経路を設けたので、
転写紙の両面から画像を除去することができる。また、
トナー除去処理によって一方の面のみが再利用可能にな
った転写紙は第2排紙トレイ501bに保管し、両面共
に未除去画像が残っていずれの面も再利用できない転写
紙は第3排紙トレイ501cに保管するというように、
両者を区別して保管することから、両者の手作業による
分別が不要になる。よって、両者を一緒に保管するもの
に比して、前者の転写紙の再利用が容易になる。また、
一方の面のみが再利用可能になった転写紙を第3排紙ト
レイ501bに保管するに当たり、常に未除去画像が同
じ向きになるように保管するので、再利用時に表裏を反
転させながら再利用可能な面の向きを、手作業で揃える
必要がなく、再利用が容易になる。 (以下、余白) 更に、該一方の面が上向きになるように保管するので、
該トレイ501bの必要に応じて装置から取り外したり
した状態で、上方から未除去画像がどのようなものであ
るかを容易に確認することができる。また、未除去画像
が印影である場合に、識別マーク付与ユニット30で転
写紙に所定の処理を行うので、印影が残った転写紙の悪
用を防止できる。
【0073】また、両面に画像を有する転写紙の最初に
トナー除去処理を行った面に除去しきれない印影が残っ
た場合には、他方の面のトナー処理を行うことなく、該
転写紙を保管するので、両面についてトナー処理を行う
場合に比して、再利用すべきでない転写紙についての処
理時間を短くできる。また、除去しきれない印影が残っ
た転写紙は第4排紙トレイ501d、一方の面にのみ印
影以外の除去しきれない未除去画像が残った転写紙は第
2排紙トレイ501b、両面に印影以外の除去しきれな
い未除去画像が残った転写紙は第3排紙トレイ501c
というように、それぞれ別々のトレイに保管するので、
再利用の可否や機密保持のための裁断要否などの、その
後の処理を行うための手作業による仕分けを不要にでき
る。
【0074】また、本実施例によれば、トナーが付着し
た転写紙に液を供給して転写紙のトナーとの界面部に液
を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊維を
傷めることなく、トナーを除去できる。
【0075】また、上記実施例によれば、未除去画像が
サインペンなどの筆記用具による手書き文字などか、そ
れとも電子写真プロセスによるものかの判別を行い、こ
の結果によって保管場所を異ならせているので、鉛筆な
どの本トナー除去方式によっては何度トナー除去処理を
繰り返しても完全に未除去画像を無くすことが困難な転
写紙と、前述の各実施例におけるように転写紙の繊維を
過度に傷めるのを防止するため連続剥離処理回数を制限
していることから未除去画像が残っているにすぎずな
い、電子写真方式で形成された未除去画像が残っている
転写紙とを、別々に保管できる。よって、後者の転写紙
について、多少紙繊維が傷むことを覚悟で、再度トナー
除去装置の給紙カセットにセットしてトナー除去処理を
行うような場合に、両者の手作業による仕分けが不要に
なる。また、重要会議の配布資料は電子写真複写機など
を用いて作成されている場合が多く、未除去画像が残っ
た転写紙がこのような機密性の高いものに対して裁断な
どの処理を施すうえでも、手書きによる書き込みが残っ
ているだけの転写紙との間での手作業による仕分けが不
要になる。また、一方の面にのみ手書きによる書き込み
でも印影でもない未除去画像が残った転写紙は第2排紙
トレイ501b、一方の面にのみ手書きによる書き込み
の未除去画像が残った転写紙は第5排紙トレイ、両面に
除去しきれない未除去画像が残った転写紙は第3排紙ト
レイ501cというように、それぞれ別々のトレイに保
管するので、再利用の可否や機密保持のための裁断要否
などの、その後の処理を行うための手作業による仕分け
を不要にできる。なお上記第5排紙トレイ501eに保
管されるような転写紙は、このようなに機密性の高いも
のが含まれている可能性のあるので、トナー除去装置に
裁断機(シュレッダー)を付設し、かつ、トナー除去装
置から該裁断機への転写紙搬送路を形成しておき、該第
5排紙トレイに収容することなく、そのまま、裁断機で
裁断するようにしても良い。
【0076】なお、上記実施例においては、未除去画像
に印影が含まれる場合に、該印影を転写紙の色と同色で
塗りつぶして、該印影を有する面も再利用できるように
しても良い。このためには、転写紙の色を検出する手段
と、予め容易しておいた複数色のインキのうち検出色に
似た色のもので、印影を塗りつぶす例えばインクジェッ
トノズルを備えた印字ユニットを使用する。
【0077】また、上記実施例においては、紙保持ドラ
ム601から分離されたトナー除去処理後の転写紙面を
CCD603bで検出して、これからのデータを用いて
印影の有無を判断しているが、紙保持ドラム601上の
転写紙面を検出するCCD603aなどからのデータを
用いて印影の有無を検出したり、トナー除去処理が行わ
れる前の転写紙面を検出したデータを用いて、該面上の
画像中に印影が含まれているか否かを判断するようにし
ても良い。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、像保持シートからの像
形成物質除去方法において、像保持シートの表面に付着
している像形成物質の除去を行った後に、除去しきれな
かった像形成物質が少なくとも一方の面に残存する像保
持シートについて、該像形成物質が筆記具によるものか
電子写真プロセスによるものかを判別し、両者を別々に
保管するので、その後の取扱が容易である。
【0079】特に、請求項2及び6の発明によれば、上
記残留する像形成物質からなる画像が像保持シートの一
部に残っているか、ほぼ全域に残っているかで、筆記具
による像形成物質か電子写真プロセスによる像形成物質
かを判別するので、容易に両者の判別を行うことができ
る。
【0080】また、請求項3及び7の発明によれば、上
記両者を、更に除去しきれなかった像形成物質が両面に
残存する像保持シートと別に保管するので、更にその後
の取扱が容易である。
【0081】また、請求項4及び8の発明によれば、表
面が繊維質で構成された像保持シート上に安定して付着
している像形成物質と、該表面との付着状態を不安定状
態にし、該不安定状態になった像形成物質に剥離部材を
接触させ、該表面より該像形成物質を剥離して取り除く
ので、像形成物質除去にともなう像保持シートの繊維質
表面の傷みを軽減できる。従って、像保持シートの再利
用回数を多くでき、資源の有効活用を一層図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー除去装置の概略構成を示す
正面図。
【図2】(a)は同トナー除去装置に用いる穿孔ユニッ
トの正面図。(b)は同穿孔ユニットの斜視図。
【図3】同トナー除去装置に用いる印字ユニットの斜視
図。
【図4】変形例に係る印字ユニットの斜視図。
【図5】同トナー除去装置の電装部のブロック図。
【図6】同トナー除去装置の制御のフローチャート。
【符号の説明】
1 給紙ユニット 4 乾燥ユニット 5 紙受けユニット 6 液付与ユニット兼トナー剥離ユニット 30 識別マーク付与ユニット 40 分別ユニット 42 偏向爪

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像保持シートからの像形成物質除去方法に
    おいて、 像保持シートの表面に付着している像形成物質の除去を
    行った後に、除去しきれなかった像形成物質が少なくと
    も一方の面に残存する像保持シートについて、該像形成
    物質が筆記具によるものか電子写真プロセスによるもの
    かを判別し、両者を保管することを特徴とする像保持シ
    ートからの像形成物質除去方法。
  2. 【請求項2】上記残留する像形成物質からなる画像が像
    保持シートの一部に残っているか、ほぼ全域に残ってい
    るかで、筆記具による像形成物質か電子写真プロセスに
    よる像形成物質かを判別することを特徴とする請求項1
    の像保持シートからの像形成物質除去方法。
  3. 【請求項3】上記両者を、更に除去しきれなかった像形
    成物質が両面に残存する像保持シートと別に保管するこ
    とを特徴とする請求項1又は2の像保持シートからの像
    形成物質除去方法。
  4. 【請求項4】表面が繊維質で構成された像保持シート上
    に安定して付着している像形成物質と、該表面との付着
    状態を不安定状態にし、該不安定状態になった像形成物
    質に剥離部材を接触させ、該表面より該像形成物質を剥
    離して取り除くことを特徴とする請求項1、2又は3の
    像保持シートからの像形成物質除去方法。
  5. 【請求項5】像保持シートからの像形成物質除去手段
    と、 上記像形成物質除去手段での像形成物質除去処理によっ
    ては除去しきれなかった像形成物質が、筆記具による画
    像が電子写真プロセスによる画像かを判別する判別手段
    と、 両者をそれぞれ別々に保管する第1及び第2の保管手段
    とを設けたことを特徴とする像保持シートからの像形成
    物質除去装置。
  6. 【請求項6】上記判別手段を、上記残留する像形成物質
    からなる画像が像保持シートの一部に残っているか、ほ
    ぼ全域に残っているかで、筆記具による像形成物質か電
    子写真プロセスによる像形成物質かを判別するように構
    成したことを特徴とする請求項5の像保持シートからの
    像形成物質除去装置。
  7. 【請求項7】像保持シートの表面に付着している像形成
    物質の除去を行った後に、除去しきれなかった像形成物
    質が両面に残存することを検出する検出手段と、該像形
    成物質が両面に残留した像保持シートを、保管する第3
    の保管手段とを設けたことを特徴とする請求項5又は6
    の像保持シートからの像形成物質除去装置。
  8. 【請求項8】上記の像形成物質除去手段を、表面が繊維
    質で構成された像保持シート上に安定して付着している
    像形成物質と、該表面との付着状態を不安定状態にする
    付着不安定化手段と、該不安定状態になった像形成物質
    に剥離部材を接触させ、該表面より該像形成物質を剥離
    して取り除く剥離手段とで構成したことを特徴とする請
    求項5、6又は7の像保持シートからの像形成物質除去
    装置。
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