JPH0793688B2 - テレビジョン受信機の保護回路 - Google Patents

テレビジョン受信機の保護回路

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JPH0793688B2
JPH0793688B2 JP17865987A JP17865987A JPH0793688B2 JP H0793688 B2 JPH0793688 B2 JP H0793688B2 JP 17865987 A JP17865987 A JP 17865987A JP 17865987 A JP17865987 A JP 17865987A JP H0793688 B2 JPH0793688 B2 JP H0793688B2
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厚一 砂田
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョン受信機の保護回路に関し、特に映
像出力回路および/もしくは垂直出力回路の動作が停止
した場合に、高圧保護回路を利用して、受信機に生じる
異常現象を防止する保護回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のテレビジョン受信機の保護回路は、第3図に示す
ように、水平発振回路1、水平プリドライブ回路2、水
平ドライブ回路3、水平出力回路4、フライバックトラ
ンス(以下FBTと略)5から成る水平偏向回路6と、FBT
5の二次側のパルスを整流してCRT8のアノード端子に高
電圧を供給する高圧回路7と、映像を出力するCRT8と、
FBT5の二次側のパルスを整流して直流電圧+B1を得る整
流回路9bと過電流による次段回路の破壊を保護するたと
えばヒューズ9aとによって構成された映像出力用電源兼
保護回路(以下映像出力用電源と略)9と、この回路で
得た直流電圧+B1を電源電圧として動作する映像出力回
路10と、FBT5の二次側のパルスを整流して直流電圧+B2
を得る整流回路11bと過電流による次段回路の破壊を保
護するたとえばヒューズ11aとによって構成された垂直
偏向用電源兼保護回路(以下垂直偏向用電源と略)11
と、この回路で得た直流電圧+B2を電源電圧として動作
する垂直出力回路12と、FBT5の二次側のパルスを整流し
て直流電圧+B3を得る整流回路13aと抵抗R4とR5とから
なる分圧回路13bとから構成された高圧検出回路13と、
ツエナーダイオード(以下ZDと略)14aによって基準電
圧を作る基準電圧発生回路14とこの基準電圧発生回路14
の基準電圧により高圧検出回路13で整流した直流電圧+
B3の方が高くなったとき動作するPNP型トランジスタTR1
(以下TR1と略)とNPN型トランジスタTR2(以下TR2
略)とのたとえばフリップフロップのように構成された
スイッチ回路15とから構成されていた。
次にその動作について説明する。水平発振回路1は、水
平同期信号に同期したパルス信号(たとえば15.75KHzの
パルス信号)を水平プリドライブ回路2に供給し、水平
プリドライブ回路2は、入力インピーダンスが高く、水
平ドライブ回路3が増幅できるまでに増幅する前置増幅
器である。水平ドライブ回路3は、前段で増幅されたパ
ルス信号を、今度は、水平出力回路4が動作できるまで
十分増幅する増幅器である。そして、水平ドライブ回路
3で十分に増幅されたパルス信号は、水平出力回路4を
動作させ、その出力の一方を水平方向の偏向を行う水平
偏向コイルへのこぎり波電流(たとえば15.75KHz)とし
て出し、もう一方をFBT5の一次側にフライバックパルス
として出力する。FBT5は、水平出力回路4から出力され
たフライバックパルスを昇圧して二次側に高電圧を発生
させる。高圧回路7は、この高電圧を整流して直流電圧
に変換しCRT8のアノード端子に供給する。また、FBT5の
二次側に発生した高電圧は、各回路の電源電圧として利
用され、たとえば、映像出力回路10、垂直偏向回路12に
利用している。映像保護回路9は、FBT5の二次側に発生
したパルスをヒューズ9aを介して整流回路9bで整流して
直流電圧+B1を作り映像出力回路10に供給し、映像出力
回路10はこの直流電圧+B1によって動作し所定の映像信
号をCRT8に出力する。垂直偏向用電源回路11は、FBT5の
二次側に発生したパルスをヒューズ11aを介して整流回
路11bで整流して直流電圧+B2を作り垂直偏向回路11に
供給し、垂直偏向回路11はこの直流電圧+B2によって動
作し、垂直方向の偏向を行なう垂直偏向コイルへのこぎ
り波電流(たとえば60Hz)を出力する。高圧検出回路13
は、FBT5の二次側に発生するパルスを整流回路13aで整
流して直流電圧+B3を作り、この直流電圧+B3が基準電
圧発生回路14の基準電圧Vzよりも高くなった時に高圧検
出信号HVをスイッチ回路15のTR2のベース電極に出力す
る。TR2はこの信号HVによってオン状態となりTR1もオン
状態となる。TR1およびTR2がオン状態となる抵抗R1を介
して、水平発振回路1から出力されているパルス信号
は、アースされる。すなわち、水平プリドライブ回路2
の入力インピーダンスが非常に高いので、パルス信号は
抵抗R1−TR1−TR2−ZDを介してアースされるのである。
そして、このスイッチ回路15は、先に述べたようにたと
えばフリップフロップのように構成されているので1度
オン状態になると水平発振回路の停止状態を持続する。
従来の高圧保護回路16をもうすこし詳しく述べると、図
示しない電源回路の素子の故障や交流入力電圧の変動に
よって、FBT5の1次側に供給される電源電圧+Bが変動
すると、昇圧されて2次側に発生する高圧が異常上昇
し、これによってビーム電流IBが増加し、CRT8のブラウ
ン管からX線が放射される危険があったため、高圧保護
回路16に設けられた基準電圧発生回路14の基準電圧Vzよ
り、整流回路13aで整流した直流電圧+B3の方が高くな
ったとき、高圧の異常上昇であることを検出して高圧検
出信号HVをスイッチ回路15に出力し、この信号HVによっ
てTR2がオン状態となり次いでTR1もオン状態になるので
水平発振回路1から出力されるパルス信号はしゃ断され
ていた。その結果水平プリドライブ回路2、水平ドライ
ブ回路3、水平出力回路4は動作を停止するのでフライ
バックパルスは発生しなくなり、FBT5の二次側にも、高
電圧が発生しなくなるのでビーム電流IBも生じなくな
り、X線の放射はなくなるといった効果を有していた。
また、高圧保護回路16とは別に、映像出力用電源回路9
および垂直偏向用電源回路11が設けられ、これらの回路
はたとえば映像出力回路10の回路素子がショートした
り、整流回路9bが故障したりして過電流Iが流れたと
き、水平出力回路や電子回路が、この過電流Iによって
破壊されないように保護するものである。つまり、過電
流Iによって、ヒューズ9aが溶断することで短絡状態と
なり、映像出力回路10への電源電圧+B1をしゃ断して映
像出力回路10の動作を停止させていた。同様に、垂直偏
向用電源回路11も過電流Iが流れると、ヒューズ11aが
溶断し、短絡状態となって垂直偏向回路12への電源電圧
+B2をしゃ断して、垂直偏向回路12の動作を停止させて
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記従来の構成では、高圧保護回路16が
働いていない状態、つまり、スイッチ回路15がオフ状態
で水平発振回路1から出力されるパルス信号によって、
以後の回路2、3、4が動作している状態で、映像出力
回路10または垂直偏向回路12が、前述した原因によって
動作を停止すると、たとえば、映像出力回路10の場合
は、輝度が異常に上りビーム電流IBが増加して、CRT8の
ブラウン管からX線が放射される危険やビーム電流IB
過大による誘起電流がFBT5の一次側に流れ水平出力回路
4を破壊するなどの問題点を有していた。
また、垂直偏向回路12の場合は、垂直偏向を行なえなく
なるため、CRT8の画面には、横一線の白線が生じけい光
面を焼損するといった問題点も有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、上記従来の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、映像出力回路あるいは垂
直偏向回路の動作が停止したときに高圧保護回路のスイ
ッチ回路を制御して水平偏向回路の動作を停止させるテ
レビジョン受信機の保護回路を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、テレビジョン受
信機の保護回路において、映像出力回路および/もしく
は垂直偏向回路に供給される直流電圧が立たれたことを
検出する電源検出回路と、この電源検出回路から出力さ
れた電源検出信号によって、テレビジョン受信機の保護
回路を動作させるよう制御する第2のスイッチ回路とを
具備した。
〔作用〕
本発明は、高圧保護回路が動作していない場合でも映像
出力回路および/もしくは垂直偏向回路の動作が停止す
れば、これを検出することによって前記高圧保護回路を
動作するように制御し、受信機の異常現象を防止してい
る。
〔実施例〕
第一図に本発明の電気ブロック図を示し、第2図に電気
回路を示す。以下本発明の一実施例を第2図に従って説
明する。なお、従来例と同一のものには同一符号を付
し、説明を省略し、新規な部分についてのみ詳細に説明
する。
従来のテレビジョン受信機の保護回路において、水平偏
向回路6のフライバックトランス(以下FBTと略)5の
二次側に発生したパルス電圧を整流回路9b,11bで整流し
て直流電圧+B1,+B2を供給し、予め定められた値以上
の過電流が流れたことを検出して供給動作を停止させ
る。たとえばヒューズ9a,11aとを具備した電源回路であ
る映像出力用電源兼保護回路(以下映像出力用電源と
略)9と垂直偏向用電源兼保護回路(以下垂直偏向用電
源と略)11との出力を入力とする電源検出回路17と、こ
の回路17の出力信号すなわち電源検出信号Aを受けて、
第1のスイッチ回路15を制御するよう動作する第2のス
イッチ回路18とを新たに具備した。
次に動作について説明する。
高圧保護回路16が働いていないとき、つまり高圧の異常
上昇がなく、映像出力回路10、垂直偏向回路12が正常に
動作しているときは、電源検出回路17のTR5のベース電
極には抵抗R10を介して直流電圧+B1が加わって“H"レ
ベルとなってオン状態となり、TR6もベース電極に抵抗R
11を介して直流電圧+B2が加わって“H"レベルとなりオ
ン状態となる。したがって、電源電圧+Bは、抵抗R9
TR5−TR6を介して接地される。その結果、TR5のコレク
タ電極から出力される電源検出信号Aは“L"レベルとな
り、抵抗R8を介して、第2のスイッチ回路18のNPN型ト
ランジスタTR4(以下TR4と略)のベース電極に加わり、
TR4はオフ状態となる。TR4がオフ状態であると、電源電
圧+Bは抵抗R4を介してNPN型トランジスタTR3(以下TR
3と略)のベース電極に加わるので“H"レベルとなりオ
ン状態となる。TR3がオン状態であると、分圧回路13bの
抵抗R5を介して、第1のスイッチ回路15のNPN型トラン
ジスタTR2(以下TR2と略)のベース電極がアース電位、
すなわち“L"レベルとなるのでオフ状態となり、PNP型
トランジスタTR1(以下TR1と略)もオフ状態となる。し
たがって、水平偏向回路6は停止することなく動作を持
続する。
次に、映像出力回路10の回路素子のショートなどによっ
て短絡した場合、過電流が流れ、映像出力用電源9に設
けられているヒューズ9aが溶断すると直流電圧+B1がな
くなり映像出力回路10は動作を停止する。すると、電源
検出回路17のTR5のベース電極は“L"レベルとなり、TR5
がオフ状態となる。そして、TR5のコレクタ電極から出
力される電源検出信号Aは“H"レベルとなって、第2の
スイッチ回路18のTR4のベース電極に抵抗R8を介して加
わる。TR4は、この“H"レベルによってオン状態とな
り、今度は、TR3がオフ状態となる。TR3がオフ状態とな
ると分圧回路13bの抵抗R4と抵抗R5の接続点の電位が上
り、この電位が、基準電圧発生回路14で設定した基準電
圧Vzよりも高くなると、第1のスイッチ回路15のTR2
オン状態となり、これに共なって、TR1もオン状態とな
る。したがって、水平発振回路1から出力されるパルス
信号が抵抗R1−TR1−TR2を介して接地され、その結果、
水平偏向回路6の動作が停止する。なお、第1のスイッ
チ回路15は、たとえばフリップフロップのように構成さ
れているので、水平発振回路1の供給電源をしゃ断しな
い限りオン状態を持続する。
また、垂直偏向用電源11に設けられているヒューズ11a
が、過電流によって溶断した場合も前述した映像出力用
電源9の場合と同じように電源検出回路17のTR6のベー
ス電極が“L"レベルになり、TR6はオフ状態となる。し
たがって、電源検出回路17から出力される電源検出信号
Aは“H"レベルとなって、第2のスイッチ回路18のTR4
に抵抗R8を介して加わり、TR4はオン状態となる。した
がって、高圧検出回路13の分圧回路13bの抵抗R4と抵抗R
5の接続点の電位が上り、第1のスイッチ回路15のTR2
オン状態となる。その結果、水平偏向回路6は動作を停
止する。この場合も前述同様水平発振回路1の供給電源
をしゃ断しない限りオン状態を持続する。
なお、実施例では、映像出力回路10の電源電圧は、映像
出力用電源9を介して、FBT5の2次側から得るように構
成してあるが、かならずしもFBT5の1次側から取る必要
はなく、たとえば商用電源から得るように構成してもよ
い。この場合も、本発明の動作と同様の動作をすること
は勿論である。
〔効果〕
以上説明したように、本発明によれば、高圧検出時のみ
高圧保護回路が動作するのではなく映像出力回路および
/もしくは垂直偏向回路の動作が停止した場合でも、高
圧保護回路が動作するように構成したので、従来問題点
となっていた、映像出力回路の動作の停止による過電流
による水平出力回路の破壊や、垂直偏向回路の動作の停
止によるけい光面の焼損を防止することができ、安全性
および信頼性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気ブロック図、第2図は本発明の電
気回路図、第3図は従来例の電気ブロック図である。 6……水平偏向回路、9……映像出力用電源兼保護回
路、10……映像出力回路、11……垂直偏向用電源兼保護
回路、12……垂直偏向回路、16……高圧保護回路、17…
…電源検出回路、18……第2のスイッチ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受像管の電子ビームを水平方向に偏向させ
    る水平偏向回路と、この水平偏向回路に生じるフライバ
    ックパルスを前記水平偏向回路に接続されたフライバッ
    クトランスで昇圧し、整流して高圧を発生させ、受像管
    のアノード電極に供給する高圧発生回路と、映像信号を
    受像管のカソードまたはグリッドに供給し、前記映像信
    号で前記受像管のビーム電流を変調する映像出力回路
    と、受像管の電子ビームを垂直方向に偏向させる垂直偏
    向回路と、高圧発生回路に発生する高圧が予め決められ
    た値以上になったことを検出して、前記水平偏向回路の
    動作を停止させるように制御する第1のスイッチ回路を
    有する高圧保護回路と、前記映像出力回路および/もし
    くは前記垂直偏向回路を動作させるのに必要な直流電圧
    を、商用電源または水平偏向回路で発生するパルス電圧
    を整流平滑して供給し、予め定められた値以上の過電流
    が流れたことを検出して供給動作を停止させる過電流防
    止手段とを有する電源回路とから成るテレビジョン受信
    機の保護回路において、 前記過電流防止手段の動作により前記電源回路からの直
    流電圧が断たれたことを検出して電源検出信号を出力す
    る電源検出回路と、この回路から出力された前記検出信
    号によって前記第1のスイッチ回路の制御を行う第2の
    スイッチ回路とを具備したことを特徴とするテレビジョ
    ン受信機の保護回路。
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