JPH0794868B2 - 手動歯車変速機のシフト機構 - Google Patents
手動歯車変速機のシフト機構Info
- Publication number
- JPH0794868B2 JPH0794868B2 JP60193383A JP19338385A JPH0794868B2 JP H0794868 B2 JPH0794868 B2 JP H0794868B2 JP 60193383 A JP60193383 A JP 60193383A JP 19338385 A JP19338385 A JP 19338385A JP H0794868 B2 JPH0794868 B2 JP H0794868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- reverse
- fork
- fork shaft
- shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/302—Final output mechanisms for reversing
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は同期装置を備えた前進5速および同期装置を備
えない後進速を有する手動歯車変速機に関しており、特
に、リバースシフトを円滑に行い得るシフト機構に関す
る。
えない後進速を有する手動歯車変速機に関しており、特
に、リバースシフトを円滑に行い得るシフト機構に関す
る。
(従来の技術) 一般に後進のためのリバースシフトは車輛停止時に行な
われるため、リバースシフトに関しては同期装置を設け
ないことが多い。しかしクラツチを切りシフトレバーを
ニユートラルにし車輛を停止させた場合、クラツチから
変速機に至る駆動軸およびそれに搭載された歯車、該駆
動軸と常時歯車係合し共に回転するカウンタシヤフトお
よびそれに搭載された歯車などは慣性により引続き回転
を続ける。これら部材の慣性モーメントが比較的大きい
こと、かつ潤滑剤の改良を含む軸受技術の進歩が著しい
ことなどのために、惰性による回転は仲々減衰せず、リ
バースシフトを行う場合シフトが円滑に行われずギヤノ
イズを発生することが多い。本問題を解決するため、本
出願人は特開昭57-137747号発明において、前進速にお
ける同期装置の一つを利用し、その摩擦係合面を介し
て、静止せる変速機出力軸から前記回転を続けている部
材へ制動トルクを加え、該部材の回転を減衰させること
を開示した。しかし該発明においては、制動のために利
用される同期装置はリバースフオークシヤフトと同じシ
フト方向を有することを前提としたため、リバースフオ
ークシヤフトと上記同期装置用フオークシヤフト間のリ
ンク機構は種々の構造的制約を受けかつ一般の前進5段
変速機の構造においては、制動用に利用するのに最も好
ましい第5速用同期装置を利用することは困難であつ
た。
われるため、リバースシフトに関しては同期装置を設け
ないことが多い。しかしクラツチを切りシフトレバーを
ニユートラルにし車輛を停止させた場合、クラツチから
変速機に至る駆動軸およびそれに搭載された歯車、該駆
動軸と常時歯車係合し共に回転するカウンタシヤフトお
よびそれに搭載された歯車などは慣性により引続き回転
を続ける。これら部材の慣性モーメントが比較的大きい
こと、かつ潤滑剤の改良を含む軸受技術の進歩が著しい
ことなどのために、惰性による回転は仲々減衰せず、リ
バースシフトを行う場合シフトが円滑に行われずギヤノ
イズを発生することが多い。本問題を解決するため、本
出願人は特開昭57-137747号発明において、前進速にお
ける同期装置の一つを利用し、その摩擦係合面を介し
て、静止せる変速機出力軸から前記回転を続けている部
材へ制動トルクを加え、該部材の回転を減衰させること
を開示した。しかし該発明においては、制動のために利
用される同期装置はリバースフオークシヤフトと同じシ
フト方向を有することを前提としたため、リバースフオ
ークシヤフトと上記同期装置用フオークシヤフト間のリ
ンク機構は種々の構造的制約を受けかつ一般の前進5段
変速機の構造においては、制動用に利用するのに最も好
ましい第5速用同期装置を利用することは困難であつ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 従つて本発明は、特開昭57-137747号発明のシフト機構
を改良し、より制動作用を向上させ、かつよりリンク機
構をコンパクトにすることを目的としている。
を改良し、より制動作用を向上させ、かつよりリンク機
構をコンパクトにすることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 後に説明する本発明の一実施例に使用されている符号を
参考のために付記して記載すると、本発明は、同期装置
を備えた複数個の前進速と、同期装置を備えない行進速
とを有する手動歯車変速機のシフト機構であって、リバ
ースフォークシャフト7と、該リバースフォークシャフ
ト7の操作方向と逆方向の操作方向を有する1個の同期
装置のフォークシャフト11とをリンク装置により連動さ
せ、リバースシフトを行う場合前記1個の同期装置を摩
擦係合させて、カウンタシャフト4の回転を減衰させる
ようになっており、前記リンク装置は、変速機ケース1
に固定された軸16と、この軸16のまわりに回転可能に設
けられたレバー装置13とを含み、このレバー装置13の一
つの腕の端部は、リバースシフトフォーク9に設けた溝
10と遊隙なく係合しており、前記1個の同期装置のフォ
ークシャフト11には、その軸線方向に所定の長さを有す
る溝12が設けられ、前記レバー装置1の他の腕の端部
は、この所定の長さを有する溝12と、前記1個の同期装
置のフォークシャフト11の操作方向で見て後方に遊隙を
残して、係合しており、よって、リバース段が選択され
た場合には前記レバー装置13の前記他の腕の端部が前記
1個の同期装置のフォークシャフト11に力を伝達してこ
の同期装置を作動させるとともに、前記1個の同期装置
の設けられた変速段が選択された場合には該同期装置の
フォークシャフト11が前記レバー装置13を作動させない
ようになっており、前記リバースシフトフォーク9と係
合する腕の長さが、前記1個の同期装置のフォークシャ
フト11と係合する腕の長さよりも短いことを特徴とす
る。
参考のために付記して記載すると、本発明は、同期装置
を備えた複数個の前進速と、同期装置を備えない行進速
とを有する手動歯車変速機のシフト機構であって、リバ
ースフォークシャフト7と、該リバースフォークシャフ
ト7の操作方向と逆方向の操作方向を有する1個の同期
装置のフォークシャフト11とをリンク装置により連動さ
せ、リバースシフトを行う場合前記1個の同期装置を摩
擦係合させて、カウンタシャフト4の回転を減衰させる
ようになっており、前記リンク装置は、変速機ケース1
に固定された軸16と、この軸16のまわりに回転可能に設
けられたレバー装置13とを含み、このレバー装置13の一
つの腕の端部は、リバースシフトフォーク9に設けた溝
10と遊隙なく係合しており、前記1個の同期装置のフォ
ークシャフト11には、その軸線方向に所定の長さを有す
る溝12が設けられ、前記レバー装置1の他の腕の端部
は、この所定の長さを有する溝12と、前記1個の同期装
置のフォークシャフト11の操作方向で見て後方に遊隙を
残して、係合しており、よって、リバース段が選択され
た場合には前記レバー装置13の前記他の腕の端部が前記
1個の同期装置のフォークシャフト11に力を伝達してこ
の同期装置を作動させるとともに、前記1個の同期装置
の設けられた変速段が選択された場合には該同期装置の
フォークシャフト11が前記レバー装置13を作動させない
ようになっており、前記リバースシフトフォーク9と係
合する腕の長さが、前記1個の同期装置のフォークシャ
フト11と係合する腕の長さよりも短いことを特徴とす
る。
(作用) 本発明において、リバースフォークシャフト7と1個の
同期装置のフォークシャフト11とは互いに逆方向に動
き、且つ、リバースシフトフォーク9と係合する、レバ
ー装置13の腕の長さが、1個の同期装置のフォークシャ
フト11と係合する、レバー装置13の腕の長さよりも短く
されていることによって、リバースフォークシャフト7
の移動速度よりも1個の同期装置のフォークシャフト11
の移動速度の方が大きくなり、これによって、同期装置
の摩擦係合の開始が早くなり、摩擦係合領域が拡がるこ
ととなる。
同期装置のフォークシャフト11とは互いに逆方向に動
き、且つ、リバースシフトフォーク9と係合する、レバ
ー装置13の腕の長さが、1個の同期装置のフォークシャ
フト11と係合する、レバー装置13の腕の長さよりも短く
されていることによって、リバースフォークシャフト7
の移動速度よりも1個の同期装置のフォークシャフト11
の移動速度の方が大きくなり、これによって、同期装置
の摩擦係合の開始が早くなり、摩擦係合領域が拡がるこ
ととなる。
(実施例) 本発明の実施例につき以下図面を参照して説明する。
第1図において、変速機出力軸2に固定されたリバース
ギヤ3と、カウンタシヤフト4に固定されたカウンタリ
バースギヤ5とを、前後方向に摺動可能なリバースアイ
ドラギヤ6を移動させて作動的に連結することにより、
変速機は後進形態になる。アイドラギヤ6は、図示しな
いシフトレバーにより前後にシフトされるリバースシフ
トフオークシャフト7に固定されたリバースシフトフオ
ーク9により前後に移動され、リバースギヤ3と歯車係
合したり、係合を解除されたりする。
ギヤ3と、カウンタシヤフト4に固定されたカウンタリ
バースギヤ5とを、前後方向に摺動可能なリバースアイ
ドラギヤ6を移動させて作動的に連結することにより、
変速機は後進形態になる。アイドラギヤ6は、図示しな
いシフトレバーにより前後にシフトされるリバースシフ
トフオークシャフト7に固定されたリバースシフトフオ
ーク9により前後に移動され、リバースギヤ3と歯車係
合したり、係合を解除されたりする。
第5速ギヤシフト専用フオークシヤフト11はシヤフト7
と同じくシフトレバーにより前後にシフトされるが、そ
の操作方向はシヤフト7の操作方向と逆方向になつてい
る。フオークシヤフトとしてはこの他に第1速、第2速
用のフオークシヤフト、第3速、第4速用のフオークシ
ヤフトがあるが図示を省略している。
と同じくシフトレバーにより前後にシフトされるが、そ
の操作方向はシヤフト7の操作方向と逆方向になつてい
る。フオークシヤフトとしてはこの他に第1速、第2速
用のフオークシヤフト、第3速、第4速用のフオークシ
ヤフトがあるが図示を省略している。
リバースシフトフオーク9と、第5速フオークシヤフト
11との間には、リンク装置に含まれ、かつ、変速機ケー
ス1に固定された軸16に回転可能に搭載されたレバー装
置、すなわち反転レバー13が設けられており、リバース
シフトフオーク9がリバースシフトされる場合、それに
伴つて後述するような第5速フオークシヤフト11の移動
を生じさせるようになつている。第1、2、3図に見る
ように、反転レバー13の一端に設けたピン14はリバース
シフトフオーク9に設けた溝10と殆んど遊隙を有せず係
合している。反転レバー13の他端に設けたピン15は第3
図に見るように第5速フオークシヤフト11にその軸線方
向に所定の長さを有するように設けられた溝12と、第5
速フォークシャフト11の操作方向で見て後方(すなわ
ち、第3図において左側)に遊隙を残して、係合してお
り、シフトレバーが中立位置にあるときにはピン15は溝
12の前方側面に接している。従つて、リバースシフトに
あたり、ピン15が右方へ動くときはピン15からフオーク
シヤフト11に直ちに力が伝えられるが、逆に前進第5速
にシフトすべくフオークシヤフト11を右方へ動かす場合
にはフオークシヤフト11はピン15に全く作用を及ぼさな
い。
11との間には、リンク装置に含まれ、かつ、変速機ケー
ス1に固定された軸16に回転可能に搭載されたレバー装
置、すなわち反転レバー13が設けられており、リバース
シフトフオーク9がリバースシフトされる場合、それに
伴つて後述するような第5速フオークシヤフト11の移動
を生じさせるようになつている。第1、2、3図に見る
ように、反転レバー13の一端に設けたピン14はリバース
シフトフオーク9に設けた溝10と殆んど遊隙を有せず係
合している。反転レバー13の他端に設けたピン15は第3
図に見るように第5速フオークシヤフト11にその軸線方
向に所定の長さを有するように設けられた溝12と、第5
速フォークシャフト11の操作方向で見て後方(すなわ
ち、第3図において左側)に遊隙を残して、係合してお
り、シフトレバーが中立位置にあるときにはピン15は溝
12の前方側面に接している。従つて、リバースシフトに
あたり、ピン15が右方へ動くときはピン15からフオーク
シヤフト11に直ちに力が伝えられるが、逆に前進第5速
にシフトすべくフオークシヤフト11を右方へ動かす場合
にはフオークシヤフト11はピン15に全く作用を及ぼさな
い。
また、4本のフオークシヤフトは、そのいずれかがシフ
トレバーにより選択操作される場合、他のすべてのフオ
ークシヤフトをほぼその中立位置に保持するため、第3
図右方にその一部を示したようなインタロツク機構を備
えている。すなわち、リバースフオークシヤフト7と第
5速フオークシヤフト11とには、対向する位置に凹所が
設けられており、その間に軸方向に直角にケース1に設
けた孔の中を摺動するピン20が設けられている。両シヤ
フト7,11がほぼその中立位置にあるときは、ピン20と両
シヤフト7,11とはいずれもある程度自由に動き得る。し
かしあるシヤフトが強制的にシフトされた場合にはピン
20は他方のシヤフトの凹所に押し付けられ、他方のシヤ
フトをほぼその中立位置に保持するようになつている。
第4図の曲線ABCFDはリバースフオークシヤフト7の位
置に応じて、フオークシヤフト11の変位が制限される限
界を示している。
トレバーにより選択操作される場合、他のすべてのフオ
ークシヤフトをほぼその中立位置に保持するため、第3
図右方にその一部を示したようなインタロツク機構を備
えている。すなわち、リバースフオークシヤフト7と第
5速フオークシヤフト11とには、対向する位置に凹所が
設けられており、その間に軸方向に直角にケース1に設
けた孔の中を摺動するピン20が設けられている。両シヤ
フト7,11がほぼその中立位置にあるときは、ピン20と両
シヤフト7,11とはいずれもある程度自由に動き得る。し
かしあるシヤフトが強制的にシフトされた場合にはピン
20は他方のシヤフトの凹所に押し付けられ、他方のシヤ
フトをほぼその中立位置に保持するようになつている。
第4図の曲線ABCFDはリバースフオークシヤフト7の位
置に応じて、フオークシヤフト11の変位が制限される限
界を示している。
反転レバー13は、第1図に見るように、軸16に摺動可能
に搭載されており、コイルばね17によつて、軸16に固定
されたEリング18へ押し付けられている。第2図に見る
ようにピン15と軸16との間の距離bはピン14と軸16との
間の距離aよりも大きく設定されている。
に搭載されており、コイルばね17によつて、軸16に固定
されたEリング18へ押し付けられている。第2図に見る
ようにピン15と軸16との間の距離bはピン14と軸16との
間の距離aよりも大きく設定されている。
つぎに、リバースシフトを行つたときの上記各部材の動
きにつき説明する。リバースフオークシヤフト7のシフ
トが開始されると、第2図において、リバースシフトフ
ォーク9に設けた溝10が反転レバー13のピン14を押し、
反転レバー13を軸16廻りに回転させ、ピン15をリバース
フオークシヤフト7の移動方向と逆方向に、リバースフ
オークシヤフト7の移動速度のb/a倍の移動速度をもつ
て移動させる。そのときピン15は、第3図に見るよう
に、直ちに第5速フオークシヤフト11に設けた溝12の前
側傾斜面を押し、シヤフト11を右方へ移動させる。すな
わち、第4図において、シヤフト11はb/aの勾配をもつ
直線OBに沿つて移動し、インタロツク装置により移動を
停止されるB点に至る(第3図において、ピン15とシヤ
フト11は1点鎖線位置にある。)。この間、E点におい
て同期装置の摩擦係合が開始される。B点に至つたのち
は、ピン15は溝12の前側傾斜面に沿つて、コイルばね17
に抗して沈下しシヤフト11の側面に沿つて引続き移動す
るが、シヤフト11は第4図に見るようにインタロツク機
構によつてむしろ後退を始め、F点において同期装置の
摩擦係合を解除し、リバースシフト完了点D(第3図に
おいて、ピン15は2点鎖線位置にある)に至る。この
間、E点からF点に至る間の同期装置の摩擦係合によ
り、慣性で回転を続けていたカウンタシヤフト4やアイ
ドラギア6の回転運動は大幅に減衰され、リバースギヤ
3とリバースアイドラギヤ6との係合を円滑にし、ギヤ
ノイズを減少させる。第4図中直線OCは45°の傾斜を有
し、反転レバーの寸法がa=bになつている場合に対応
し、先行技術に見られたようなリバースフオークシヤフ
トと同じ操作方向をもつ同期装置を利用した場合に相当
している。図から判るように、レバー比b/aを1より大
きくすることにより、摩擦係合の開始を早くし、摩擦係
合領域を拡げることができる。
きにつき説明する。リバースフオークシヤフト7のシフ
トが開始されると、第2図において、リバースシフトフ
ォーク9に設けた溝10が反転レバー13のピン14を押し、
反転レバー13を軸16廻りに回転させ、ピン15をリバース
フオークシヤフト7の移動方向と逆方向に、リバースフ
オークシヤフト7の移動速度のb/a倍の移動速度をもつ
て移動させる。そのときピン15は、第3図に見るよう
に、直ちに第5速フオークシヤフト11に設けた溝12の前
側傾斜面を押し、シヤフト11を右方へ移動させる。すな
わち、第4図において、シヤフト11はb/aの勾配をもつ
直線OBに沿つて移動し、インタロツク装置により移動を
停止されるB点に至る(第3図において、ピン15とシヤ
フト11は1点鎖線位置にある。)。この間、E点におい
て同期装置の摩擦係合が開始される。B点に至つたのち
は、ピン15は溝12の前側傾斜面に沿つて、コイルばね17
に抗して沈下しシヤフト11の側面に沿つて引続き移動す
るが、シヤフト11は第4図に見るようにインタロツク機
構によつてむしろ後退を始め、F点において同期装置の
摩擦係合を解除し、リバースシフト完了点D(第3図に
おいて、ピン15は2点鎖線位置にある)に至る。この
間、E点からF点に至る間の同期装置の摩擦係合によ
り、慣性で回転を続けていたカウンタシヤフト4やアイ
ドラギア6の回転運動は大幅に減衰され、リバースギヤ
3とリバースアイドラギヤ6との係合を円滑にし、ギヤ
ノイズを減少させる。第4図中直線OCは45°の傾斜を有
し、反転レバーの寸法がa=bになつている場合に対応
し、先行技術に見られたようなリバースフオークシヤフ
トと同じ操作方向をもつ同期装置を利用した場合に相当
している。図から判るように、レバー比b/aを1より大
きくすることにより、摩擦係合の開始を早くし、摩擦係
合領域を拡げることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、制動に利用す
るための同期装置として、リバースフオークシヤフトの
操作方向と反対の方向に作動される同期装置を選択した
ので、使用頻度が比較的低くシンクロ耐久性に最も余裕
のある第5速用同期装置を利用することが可能となつ
た。また同期装置を作動させるため反転するレバー装置
を備え、しかもレバー装置の、リバースシフトフォーク
と係合する腕の長さよりも、同期装置のフォークシャフ
トと係合する腕の長さを大きくしているので、同期装置
の摩擦係合の開始が早くなり、摩擦係合領域が拡がっ
て、カウンタシヤフトの惰性回転に対する減衰効果が向
上した。さらに同期装置を連動させるための反転レバー
は、先行技術(特開昭57-137747)におけるシフトレバ
ー先端部に設けた連動機構に比し、設置場所の選択がよ
り自由であり、空間利用率を改善することができた。
るための同期装置として、リバースフオークシヤフトの
操作方向と反対の方向に作動される同期装置を選択した
ので、使用頻度が比較的低くシンクロ耐久性に最も余裕
のある第5速用同期装置を利用することが可能となつ
た。また同期装置を作動させるため反転するレバー装置
を備え、しかもレバー装置の、リバースシフトフォーク
と係合する腕の長さよりも、同期装置のフォークシャフ
トと係合する腕の長さを大きくしているので、同期装置
の摩擦係合の開始が早くなり、摩擦係合領域が拡がっ
て、カウンタシヤフトの惰性回転に対する減衰効果が向
上した。さらに同期装置を連動させるための反転レバー
は、先行技術(特開昭57-137747)におけるシフトレバ
ー先端部に設けた連動機構に比し、設置場所の選択がよ
り自由であり、空間利用率を改善することができた。
第1図は、本発明のシフト機構の要部を変速機の軸方向
に見た概要図、 第2図は、第1図のII−II方向矢視図、 第3図は、第1図のIII−III方向矢視図、 第4図は、本機構の作動を示す説明図である。 1……変速機ケース、2……出力軸、3……リバースギ
ヤ、4……カウンタシャフト、5……カウンタリバース
ギヤ、6……アイドラギヤ、7……リバースフォークシ
ャフト、9……リバースシフトフォーク、10……溝、11
……第5速フォークシャフト、12……溝、13……反転レ
バー、14……ピン、15……ピン、16……軸、17……コイ
ルばね、18……Eリング、20……ピン
に見た概要図、 第2図は、第1図のII−II方向矢視図、 第3図は、第1図のIII−III方向矢視図、 第4図は、本機構の作動を示す説明図である。 1……変速機ケース、2……出力軸、3……リバースギ
ヤ、4……カウンタシャフト、5……カウンタリバース
ギヤ、6……アイドラギヤ、7……リバースフォークシ
ャフト、9……リバースシフトフォーク、10……溝、11
……第5速フォークシャフト、12……溝、13……反転レ
バー、14……ピン、15……ピン、16……軸、17……コイ
ルばね、18……Eリング、20……ピン
Claims (1)
- 【請求項1】同期装置を備えた複数個の前進速と、同期
装置を備えない後進速とを有する手動歯車変速機のシフ
ト機構であって、 リバースフォークシャフト(7)と、該リバースフォー
クシャフト(7)の操作方向と逆方向の操作方向を有す
る1個の同期装置のフォークシャフト(11)とをリンク
装置により連動させ、リバースシフトを行う場合前記1
個の同期装置を摩擦係合させて、カウンタシャフト
(4)の回転を減衰させるようになっており、 前記リンク装置は、変速機ケース(1)に固定された軸
(16)と、この軸(16)のまわりに回転可能に設けられ
たレバー装置(13)とを含み、 このレバー装置(13)の一つの腕の端部は、リバースシ
フトフォーク(9)に設けた溝(10)と遊隙なく係合し
ており、前記1個の同期装置のフォークシャフト(11)
には、その軸線方向に所定の長さを有する溝(12)が設
けられ、前記レバー装置(13)の他の腕の端部は、この
所定の長さを有する溝(12)と、前記1個の同期装置の
フォークシャフト(11)の操作方向で見て後方に遊隙を
残して、係合しており、よって、リバース段が選択され
た場合には前記レバー装置(13)の前記他の腕の端部が
前記1個の同期装置のフォークシャフト(11)に力を伝
達してこの同期装置を作動させるとともに、前記1個の
同期装置の設けられた変速段が選択された場合には該同
期装置のフォークシャフト(11)が前記レバー装置(1
3)を作動させないようになっており、前記リバースシ
フトフォーク(9)と係合する腕の長さが、前記1個の
同期装置のフォークシャフト(11)と係合する腕の長さ
よりも短いことを特徴とする手動歯車変速機のシフト機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60193383A JPH0794868B2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | 手動歯車変速機のシフト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60193383A JPH0794868B2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | 手動歯車変速機のシフト機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252246A JPS6252246A (ja) | 1987-03-06 |
| JPH0794868B2 true JPH0794868B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=16307014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60193383A Expired - Lifetime JPH0794868B2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | 手動歯車変速機のシフト機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794868B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57137747A (en) * | 1981-02-17 | 1982-08-25 | Toyota Motor Corp | Synchronizing device for speed changing gear |
| JPS59181358U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | マツダ株式会社 | 自動車用歯車変速機のシフト装置 |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP60193383A patent/JPH0794868B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6252246A (ja) | 1987-03-06 |
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