JPH0795907B2 - 漁労用巻揚装置の釣糸監視方法と釣糸監視装置 - Google Patents

漁労用巻揚装置の釣糸監視方法と釣糸監視装置

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JPH0795907B2
JPH0795907B2 JP5213528A JP21352893A JPH0795907B2 JP H0795907 B2 JPH0795907 B2 JP H0795907B2 JP 5213528 A JP5213528 A JP 5213528A JP 21352893 A JP21352893 A JP 21352893A JP H0795907 B2 JPH0795907 B2 JP H0795907B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漁船に装備される漁労
用巻揚装置において、例えば、釣糸がガイドローラより
外れる可能性があることを早期に検出して迅速な処置を
施すことを可能にしたり、釣糸相互の糸がらみを検出し
て迅速な処置を施すことを可能にし、それによって、漁
獲高の低下及び漁具の不用意な損傷を未然に防止するこ
とができる漁労用巻揚装置の釣糸監視方法と釣糸監視装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】漁船に装備される漁労用巻揚装置、例え
ば、いか釣機は図7に示すような構成になっている。す
なわち、漁船1には巻取ドラム3が設置されており、こ
の巻取ドラム3には釣糸5が繰り出し・巻揚可能に巻き
取られている。又、漁船1からはガイド部材7が突出・
配置されていて、このガイド部材7の先端にはガイドロ
ーラとしての前ローラ9が回転可能に取付けられてい
る。そして、釣糸5は、上記前ローラ9に上方より掛け
られた状態で繰り出されたり、巻揚られたりすることに
なる。
【0003】上記前ローラ9は、例えば、図8に示すよ
うな構成になっている。まず、芯棒11があり、この芯
棒11の外周には胴部13が回転可能に取付けられてい
る。又、この胴部13を左右両側から挟み込むようにし
て一対のローラ皿15a、15bが回転可能に取付けら
れている。そして、前ローラ9自体は回転手段を有して
おらず、そこに掛けられた釣糸5が繰り出し・巻取りさ
れることにより、胴部13とローラ皿15a、15bが
回転せられることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、操業中に海上が
しけているような場合には、漁船がピッチング・ローリ
ングといった現象を起こすことがあり、それによって、
釣糸5が前ローラ9より外れてしまうことがある。この
ように釣糸5が前ローラ9より外れてしまった場合に
は、漁獲物を取り逃がしたり、漁具を損傷させてしまう
ようなことになってしまう。
【0005】ここで、上記ピッチング・ローリング現象
によって釣糸5がどのようになるかを、図9及び図10
を参照して詳しく説明する。まず、ピッチング・ローリ
ング現象により漁船1の揺動が小さい場合には、図9に
示すように、釣糸5が前ローラ9から外れるようなこと
はなく、前ローラ9も釣糸5と接触しているので釣糸5
の繰り出し・巻揚速度に見合った状態で回転している。
これに対して、ピッチング・ローリング現象による漁船
1の揺動が大きい場合には、図10に示すように、釣糸
5が前ローラ9より離間して浮いた状態になってしま
う。その場合には、前ローラ9はその回転を停止した
り、或いは、回転速度が小さくなる。そして、図10に
示すような状態からそのまま釣糸5が前ローラ9から外
れてしまうことがある。その場合には、既に説明したよ
うに、漁獲物を取り逃がしたり、漁具を損傷させてしま
うようなことになってしまうものである。
【0006】又別の問題として、釣糸5の糸がらみの問
題があった。通常、同じいか釣り機に取付けられている
一対の釣糸5、5については、同種の動作を行っている
ので相互に糸がらみするようなことはない。これに対し
て、隣接する別のいか釣り機との間では、夫々別種の動
作(例えば、一方が巻揚動作で他方が繰り出し動作)を
行っている場合があり、そのような場合には、隣接する
釣糸5、5が相互に糸がらみしてしまうことがあり、そ
れによって、糸外れの場合と同じように、漁獲物を取り
逃がしたり、漁具を損傷させてしまうようなことになっ
てしまうものである。
【0007】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、例えば、釣糸がカイド
ローラから外れてしまう前に外れる可能性の有無を検出
して、釣糸がガイドローラから外れることによる被害を
最小限に食い止めることを可能にし、又、釣糸相互の糸
がらみを検出して迅速な処置を施すことを可能にする漁
労用巻揚装置の釣糸監視方法と釣糸監視装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による漁労用巻揚装置の釣糸監視方法は、漁船
に取付けられた巻取ドラムに巻回された釣糸を上記漁船
に取付けられたガイドローラを介して繰り出し又は巻揚
げるように構成した漁労用巻揚装置の釣糸監視方法にお
いて、ガイドローラの回転速度を検出し、該検出値とガ
イドローラの設定回転速度とを比較し、その差が予め設
定された許容値を越えた場合に、釣糸の糸外れの可能性
が有ると判別するようにしたことを特徴とするものであ
る。その際、ガイドローラと巻取ドラムとが1対1に対
応することが考えられる。また、いか釣り機に設けられ
た隣接する一対のガイドローラの回転速度を比較し、そ
の比較結果をも考慮して釣糸の糸外れの可能性の有無を
判別するようにしたことが考えられる。また、一対のガ
イドローラを有する一の機械のガイドローラ間の検出回
転速度の差と、一の機械と他の機械の隣接するガイドロ
ーラ間の検出回転速度の差と、各機械が繰り出し状態に
あるか巻揚状態にあるかを判断することにより、釣り糸
の糸がらみを検出するようにしたことが考えられる。
【0009】また、本願発明による漁労用巻揚装置の釣
糸監視装置は、漁船に取付けられた巻取ドラムに巻回さ
れた釣糸を上記漁船に取付けられたガイドローラを介し
て繰り出し又は巻揚げるように構成した漁労用巻揚装置
の釣糸監視装置において、上記ガイドローラの回転速度
を検出するガイドローラ回転速度検出手段と、上記ガイ
ドローラ回転速度検出手段からの検出信号に基づいて釣
糸の状態を監視する制御手段とを具備し、該制御手段
は、上記ガイドローラ回転速度検出手段からの検出値と
ガイドローラの設定回転速度とを比較して差を算出する
演算手段と、その差が予め設定された許容値を越えるか
否かによって釣糸の糸外れの可能性の有無を判別する判
別手段と、から構成されていることを特徴とするもので
ある。その際、ガイドローラと巻取ドラムとが1対1に
対応することが考えられる。また、隣接する一対のガイ
ドローラの回転速度を比較してその差を算出する演算手
段が設けられていて、制御手段はその差をも考慮して釣
糸の糸外れの可能性の有無を判別するものであることが
考えられる。また、一対のガイドローラを有する一の機
械のガイドローラ間の検出回転速度の差と、一の機械と
他の機械の隣接するガイドローラ間の検出回転速度の差
を監視する手段と、各機械が繰り出し状態にあるか巻揚
状態にあるかを監視する手段と、上記各監視手段からの
信号に基づいて釣り糸の糸がらみを検出する制御手段
と、を具備した構成にすることが考えられる。
【0010】
【作用】本願発明においては、ガイドローラの回転速度
を監視することにより釣糸の状態を監視するようにした
ものであり、釣り糸の糸外れや釣糸相互の糸がらみ等を
迅速に検知してこれに対処することができるようにな
る。即ち、例えば釣糸がガイドローラより離間し始める
ことにより、ガイドローラの回転速度が小さくなったり
その回転を停止するようになったりした場合、或いは隣
接する釣糸相互が絡むことにより、ガイドローラの回転
速度が小さくなったりその回転を停止するようになった
りした場合には、それを検出することにより、釣糸がガ
イドローラより外れる前または釣糸相互の糸がらみ前に
その可能性を検知して必要な処置を迅速にとることを可
能にするのである。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の第1実施例を
説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して示
しその説明は省略する。まず、本実施例の場合には、前
ローラ9に前ローラ9の回転速度を検出するガイドロー
ラ回転速度検出手段としての前ローラ回転速度検出手段
101を設けている。上記前ローラ回転速度検出手段1
01は次のような構成になっている。まず、芯棒11の
外周側には外歯車103が回転可能に配置されていて、
この外歯車103には内歯車105が噛合している。そ
して、この内歯車105に回転検出器107が同軸に取
付けられている。つまり、外歯車103は、胴部13の
回転に伴って回転し、それによって、内歯車105が回
転する。それを回転検出器107によって検出すること
により、前ローラ9の回転数ひいては回転速度を検出す
る。
【0012】上記回転検出器107の検出信号は、いか
釣り機の制御手段109に入力される。制御手段109
は、予め設定されている釣糸5の設定速度と、検出され
前ローラ9の回転速度、即ち、設定された前ローラ9
の回転数と検出された前ローラ9の回転数とを比較・演
算してその差を算出し、それが予め設定されている許容
値内に入っているか否かを判別する。そして、許容値を
越えている場合には、釣糸5が前ローラ9より外れる可
能性があるものと判別して、その旨の信号を出力する。
後は、上記警報信号に基づいて必要な処置を施し、釣糸
5の前ローラ9からの糸外れを未然に防止することにな
る。
【0013】以上本実施例によると、前ローラ9の回転
速度を常時監視して、それが予め設定された釣糸5の設
定速度に対してどのような状態にあるかを比較し、それ
に基づいて、釣糸5の前ローラ9からの糸外れの可能性
の有無を判別するようにしているので、釣糸5の前ロー
ラ9からの糸外れ現象を未然に防止することができる。
それによって、漁獲物を不用意に落としたり、或いは、
漁具を損傷させたりするといった事態を未然に防止する
ことができる。
【0014】次に、図2を参照して本発明の第2実施例
を説明する。この実施例の場合には、前記第1実施例の
ように、個々の前ローラ9の回転速度を釣糸5の設定速
度と比較することの他に、隣接する他の前ローラ9の回
転速度との比較を行ない、その両方の監視によって、釣
糸5の前ローラ9からの糸外れの可能性の有無を判別す
るようにしたものである。すなわち、図2に示すよう
に、1基のいか釣り機2には一対の回転ドラム3、3と
一対の前ローラ9、9が配置されており、それぞれに釣
糸5、5が掛けられている。通常、このような一対の釣
糸5、5が夫々の前ローラ9、9から同時に外れるよう
なことは稀である。つまり、漁船1のピッチング・ロー
リング現象によって、漁船1が前後・左右に不規則に揺
動することになり、隣接する一対の釣糸5、5の両方が
夫々の前ローラ9、9から外れることは考え難いもので
ある。
【0015】そこで、隣接する一対の前ローラ9、9の
回転速度を相互に比較して、その差が予め設定された設
定値に対して許容値を上回る範囲で外れた場合には、釣
糸5が前ローラ9より外れる可能性があると判別するも
のである。そして、個々の前ローラ9の回転速度と釣糸
5の設定速度との比較・判別と、隣接する前ローラ9、
9の回転速度の比較・判別との両方から、釣糸5の前ロ
ーラ9からの糸外れの可能性の有無を判別するようにし
たものである。それによって、検出・判別精度がより高
いものとなる。尚、図2中符号2は駆動部(例えば、駆
動モータ)を示している。
【0016】次に、図3及び図4を参照して第3実施例
を説明する。この実施例の場合には、前ローラ9の回転
速度を監視する構成を利用して、隣接する一対のいか釣
り機の間における釣糸5相互の糸がらみを検出しようと
するものである。図3には、隣接する2基のいか釣り機
が示されていて、図中左側が機械1であり、右側が機械
2である。夫々の機械には一対の釣り糸5、5があり、
夫々前ローラ9、9を介して繰り出し・巻揚げされるよ
うになっている。そして、機械1については、一対の釣
糸5、5を巻き下げており、機械2については、一対の
釣糸5、5を巻き上げている。このような場合には、図
にも示すように、巻き下げ側の釣糸5と巻揚側の釣糸5
とが糸がらみしてしまうことが予想される。具体的に
は、機械1において、左側の前ローラ9は正常に回転し
ているが、右側の前ローラ9は糸がらみによって、その
回転速度が遅くなり、場合によっては停止してしまうよ
うなこもある。又、機械2については、右側の前ロー
ラ9は正常に回転しているが、左側の前ローラ9は糸が
らみによって、その回転速度が遅くなり、場合によって
は停止してしまうようなこともある。このような糸がら
み現象を夫々の機械の前ローラ9、9の回転速度を監視
することにより自動的に検出するものである。
【0017】上記検出を行うための制御装置の構成を図
4に示す。まず、番号設定スイッチ121、左ローラ回
転数検出センサ123、右ローラ回転数検出センサ12
5、エンコーダ127、モータ制御回路129があり、
これらは、I/Oポート131を介して、CPU(中央
演算処理装置)133に接続されている。又、上記CP
U(中央演算処理装置)133には、データ電送回路1
35、ROM137、RAM139が接続されている。
【0018】次に、図5及び図6のフローチャートを参
照して実際にどのような工程を経て検出されるかについ
て説明する。まず、釣糸5の速度算出を行う(シーケン
スS1)。次に、前ローラ9の回転数を算出してこれを
(X)とする(シーケンスS2)。次に、左側前ローラ
9の回転数を検出してこれを(Y)とする(シーケンス
S3)。次いで、右側前ローラ9の回転数を検出してこ
れを(Z)とする(シーケンスS4)。次に、シーケン
スS5に移行して、(X−Y)が検出基準値(B)以上
であるか否かを判別する。そして、検出基準値(B)以
上である場合にはシーケンスS6に移行して、定数
(C)を「1」に設定する。そして、シーケンスS7に
移行して、巻揚中か否かの判別を行ない、巻揚中の場合
には、図6に示すシーケンスS8に移行する。これに対
して、巻揚中でない場合には、シーケンスS9に移行し
て、異常であると判断して機械を停止する。
【0019】又、シーケンスS5において、差が検出基
準値(B)未満である場合には、シーケンスS10に移
行して、(X−Z)が検出基準値(B)以上であるか否
かの判別がなされる。そして、検出基準値(B)以上で
ある場合には、シーケンスS11に移行して、定数
(C)を「1」に設定する。その後、上記した場合と同
じである。これに対して、検出基準値(B)未満の場合
には、シーケンスS12に移行して、(X−Y)が検出
基準値(A)以上であるか否かの判別がなされる。そし
て、検出基準値(A)以上である場合には、シーケンス
S13に移行して、定数(C)を「3」に設定する。そ
の後、上記した場合と同じである。これに対して、検出
基準値(A)未満の場合には、シーケンスS14に移行
して、(X−Z)が検出基準値(A)以上であるか否か
の判別がなされる。そして、検出基準値(A)以上であ
る場合には、シーケンスS15に移行して、定数(C)
を「3」に設定する。その後、上記した場合と同じであ
る。これに対して、検出基準値(A)未満の場合には、
シーケンスS16に移行して、定数(C)を「0」に設
定する。そして、正常であると判断して(シーケンスS
17)、シーケンスS1に戻る。
【0020】一方、前記したシーケンスS8では、定数
(C)を(C+1)とし、シーケンスS19に移行す
る。シーケンスS19においては、他の機械の(C)の
値が「0」であるか否かの判別がなされ、そうである場
合にはシーケンスS20に移行して、正常であると判断
する。これに対して、そうでない場合には、シーケンス
S21に移行して、他の機械の(C)の値が「2」であ
るか否かの判別がなされ、そうである場合にはシーケン
スS22に移行して、正常であると判断する。これに対
して、そうでない場合には、シーケンスS23に移行し
て、他の機械の(C)の値が「4」であるか否かの判別
がなされ、そうである場合にはシーケンスS24に移行
して、正常であると判断する。これに対して、そうでな
い場合には、シーケンスS25に移行して、他の機械の
(C)の値が「1」であるか否かの判別がなされ、そう
である場合にはシーケンスS26に移行して、異常であ
ると判断して、停止する(シーケンスS27)。これに
対して、そうでない場合には、シーケンスS28に移行
して、他の機械の(C)の値が「3」であるか否かの判
別がなされ、そうである場合にはシーケンスS29に移
行して、異常であると判断して、機械を停止する(シー
ケンスS30)。
【0021】このように、前ローラ9の回転速度差を監
視するとともに、いか釣り機がどのような動作状態にあ
るかについて監視することにより、釣糸5の糸がらみを
検出することができ、それに対する適切な処置を迅速に
とることが可能になるものである。
【0022】本発明は前記各実施例に限定されるもので
はない。前記各実施例では、いか釣り機を例にとって説
明しているが、他の漁労用巻揚装置に適用してもよい。
又、ガイドローラの回転速度を検出する手段としては、
図示したもの以外にも考えられ、公知のあらゆる検出手
段の適用が可能である。又、前ローラ9の回転速度を監
視して、それをどのように処理するかは任意であり、例
えば、前ローラ9の設定回転速度と比較して差を算出す
るようにしてもよい。また図5及び図6に示すフローチ
ャートは前記糸がらみの場合だけでなく、糸はずれの場
合にも適用されるものである。さらに、巻取ドラムは上
記実施例では楕円形のドラムを例にしたが、円形ドラム
であってもよく、ドラムの形状は任意である。
【0023】本明細書(特許請求の範囲の記載を含む)
において、釣糸の「糸はずれ」というときは、釣糸がガ
イドローラから外れる場合だけでなく、図2に2点鎖線
で示すように、釣糸がガイドローラとして前ローラ9
には接触しているが巻取ドラム3の巻取リールから外れ
ドラム軸に巻きつく場合をも含むものとする。けだし、
この場合にも釣糸がガイドローラから外れる場合と同
様、ガイドローラの回転速度が急激に低下するからであ
る。尚、従来は釣糸がドラム軸に何重にも巻き込まれ、
ときには機械が作動できなくなるまで気付かずにいるこ
とがあったのである。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による漁労用
巻揚装置の釣糸監視方法と釣糸監視装置によると、釣糸
の糸外れの可能性の有無を検出して、例えば釣糸のガイ
ドローラからの糸外れを未然に防止することができ、
又、釣糸相互の糸がらみを検出して、迅速な処置をとる
ことを可能にすることができ、それによって、漁獲高の
低下及び漁具の不用意な損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で前ローラの断面
図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図でいか釣り機を上
方よりみた一部平面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す図で隣接する2台の
いか釣り機の前ローラを示す図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す図で制御装置の構成
を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3実施例を示すフローチャートであ
る。
【図7】従来例を示す図でいか釣り機の一部側面図であ
る。
【図8】従来例を示す図で前ローラの断面図である。
【図9】従来例を示す図でピッチング・ローリング現象
による漁船の揺動を説明するためのいか釣り機の一部側
面図である。
【図10】従来例を示す図でピッチング・ローリング現
象による漁船の揺動を説明するためのいか釣り機の一部
側面図である。
【符号の説明】
1 漁船 3 巻取ドラム 5 釣糸 9 前ローラ(ガイドローラ) 101 前ローラ回転速度検出手段(ガイドローラ回転
速度検出手段) 109 制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漁船に取付けられた巻取ドラムに巻回さ
    れた釣糸を上記漁船に取付けられたガイドローラを介し
    て繰り出し又は巻揚げるように構成した漁労用巻揚装置
    の釣糸監視方法において、ガイドローラの回転速度を検
    出し、該検出値とガイドローラの設定回転速度とを比較
    し、その差が予め設定された許容値を越えた場合に、釣
    糸の糸外れの可能性が有ると判別するようにしたことを
    特徴とする漁労用巻揚装置の釣糸監視方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の漁労用巻揚装置の釣糸監
    視方法において、ガイドローラと巻取ドラムとが1対1
    に対応することを特徴とする漁労用巻揚装置の釣糸監視
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項記載の漁労用巻揚装置の釣糸監
    視方法において、いか釣り機に設けられた隣接する一対
    のガイドローラの回転速度を比較し、その比較結果をも
    考慮して釣糸の糸外れの可能性の有無を判別するように
    したことを特徴とする漁労用巻揚装置の釣糸監視方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の漁労用巻揚装置の釣糸監
    視方法において、一対のガイドローラを有する一の機械
    のガイドローラ間の検出回転速度の差と、一の機械と他
    の機械の隣接するガイドローラ間の検出回転速度の差
    と、各機械が繰り出し状態にあるか巻揚状態にあるかを
    判断することにより、釣り糸の糸がらみを検出するよう
    にしたことを特徴とする漁労用巻揚装置の釣糸監視方
    法。
  5. 【請求項5】 漁船に取付けられた巻取ドラムに巻回さ
    れた釣糸を上記漁船に取付けられたガイドローラを介し
    て繰り出し又は巻揚げるように構成した漁労用巻揚装置
    の釣糸監視装置において、上記ガイドローラの回転速度
    を検出するガイドローラ回転速度検出手段と、上記ガイ
    ドローラ回転速度検出手段からの検出信号に基づいて釣
    糸の状態を監視する制御手段とを具備し、該制御手段
    は、上記ガイドローラ回転速度検出手段からの検出値と
    ガイドローラの設定回転速度とを比較して差を算出する
    演算手段と、その差が予め設定された許容値を越えるか
    否かによって釣糸の糸外れの可能性の有無を判別する判
    別手段と、から構成されていることを特徴とする漁労用
    巻揚装置の釣糸監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の漁労用巻揚装置の釣糸監
    視装置において、ガ イドローラと巻取ドラムとが1対1
    に対応することを特徴とする漁労用巻揚装置の釣糸監視
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項記載の漁労用巻揚装置の釣糸監
    視装置において、隣接する一対のガイドローラの回転速
    度を比較してその差を算出する演算手段が設けられてい
    て、制御手段はその差をも考慮して釣糸の糸外れの可能
    性の有無を判別するものであることを特徴とする漁労用
    巻揚装置の釣糸監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の漁労用巻揚装置の釣糸監
    視装置において、一対のガイドローラを有する一の機械
    のガイドローラ間の検出回転速度の差と、一の機械と他
    の機械の隣接するガイドローラ間の検出回転速度の差を
    監視する手段と、各機械が繰り出し状態にあるか巻揚状
    態にあるかを監視する手段と、上記各監視手段からの信
    号に基づいて釣り糸の糸がらみを検出する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする漁労用巻揚装置の釣糸監視
    装置。
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