JPH0796216B2 - Pc版製造用型枠の製造方法 - Google Patents
Pc版製造用型枠の製造方法Info
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- JPH0796216B2 JPH0796216B2 JP63267791A JP26779188A JPH0796216B2 JP H0796216 B2 JPH0796216 B2 JP H0796216B2 JP 63267791 A JP63267791 A JP 63267791A JP 26779188 A JP26779188 A JP 26779188A JP H0796216 B2 JPH0796216 B2 JP H0796216B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上端と下端に水平目地からの雨水の侵入を防
止するための相欠き状の立上り部と垂下部が形成された
カーテンウオール用のPC(プレキャストコンクリート)
版を製造するのに使用されるPC版製造用型枠の製造方法
に関するものである。
止するための相欠き状の立上り部と垂下部が形成された
カーテンウオール用のPC(プレキャストコンクリート)
版を製造するのに使用されるPC版製造用型枠の製造方法
に関するものである。
従来、この種のカーテンウオール用PC版の製造には、鋼
製の型枠(所謂ベッド型枠)が使用されていた。
製の型枠(所謂ベッド型枠)が使用されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 一般に、鋼製型枠は、堅牢で耐久性に富むため1個の型
枠でPC版を量産するには好適であるが、鋼製であるが故
に、型枠自体の製造が困難であると共に、型枠自体の製
作費が高く、殊に、製造すべきPC版の表面形状が複雑な
場合は、型枠の製造が困難なため、型枠製造費が著しく
高く付くものであった。
枠でPC版を量産するには好適であるが、鋼製であるが故
に、型枠自体の製造が困難であると共に、型枠自体の製
作費が高く、殊に、製造すべきPC版の表面形状が複雑な
場合は、型枠の製造が困難なため、型枠製造費が著しく
高く付くものであった。
ところで、同一形状のPC版を量産する場合、使用する型
枠の数が多い程、短期間で多数のPC版を製造できるか
ら、PC版の使用枚数が多い大規模な建築工事における工
期短縮に寄与するところ大であることは言うまでもな
い。しかし乍ら、現実には、上記の通り、型枠自体の費
用が高く付くため、超高層ビルの建築やその他の大規模
な建築工事においても、型枠数量をそれ程多くすること
はできず、PC版の製造能率が低く、工期が少なからず犠
牲にされているのである。
枠の数が多い程、短期間で多数のPC版を製造できるか
ら、PC版の使用枚数が多い大規模な建築工事における工
期短縮に寄与するところ大であることは言うまでもな
い。しかし乍ら、現実には、上記の通り、型枠自体の費
用が高く付くため、超高層ビルの建築やその他の大規模
な建築工事においても、型枠数量をそれ程多くすること
はできず、PC版の製造能率が低く、工期が少なからず犠
牲にされているのである。
上記の現状に鑑み、本発明は、PC版の大部分を成形する
ための型枠主体と、前記PC版の垂下部裏面側を成形する
ための端部型枠とに分割された多数のPC版製造用型枠を
容易かつ安価に製造できるようにし、もって、使用する
型枠数を増やすと共に、PC版を製造する際、型枠主体と
端部型枠とを組み付けた状態において、型枠主体と端部
型枠とを挟持固定するための挟持手段を設けなくても、
型枠主体と端部型枠との相対的な位置ずれを防止できる
ようにして、PC版の製造能率を向上し、工期短縮に大き
く寄与し得るようにしたPC版製造用型枠の製造方法を提
案するものである。
ための型枠主体と、前記PC版の垂下部裏面側を成形する
ための端部型枠とに分割された多数のPC版製造用型枠を
容易かつ安価に製造できるようにし、もって、使用する
型枠数を増やすと共に、PC版を製造する際、型枠主体と
端部型枠とを組み付けた状態において、型枠主体と端部
型枠とを挟持固定するための挟持手段を設けなくても、
型枠主体と端部型枠との相対的な位置ずれを防止できる
ようにして、PC版の製造能率を向上し、工期短縮に大き
く寄与し得るようにしたPC版製造用型枠の製造方法を提
案するものである。
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手
段は、次の通りである。即ち、本発明によるPC版製造用
型枠の製造方法は、上端と下端に水平目地からの雨水の
侵入を防止するための相欠き状の立上り部と垂下部が形
成されたカーテンウオール用のPC版と同一形状の原型を
製造し、当該原型を水平な定盤上に置き、周囲に周辺型
枠を設置し、しかる後、原型の垂下部とこれに対向する
周辺型枠との間に、セメント系の固結性流動体を原型の
表面と略面一状に打設すると共に、これがまだ固まらな
い間に、当該固結性流動体に付着しない材質で且つ上面
にアンカー用の突起部が突設された断面形状が凹凸状の
縁切り板を、その平坦な端部が原型の上に載った状態に
載置し、この状態で、原型及び縁切り板の上方にセメン
ト系の固結性流動体を周辺型枠上端と面一状に打設し、
脱型後、原型で成形された面にコンクリート剥離膜を形
成して、前記PC版の大部分を成形するための型枠主体
と、前記PC版の垂下部裏面側を成形するための端部型枠
とに分割されたPC版製造用型枠を製造することを特徴と
している。
段は、次の通りである。即ち、本発明によるPC版製造用
型枠の製造方法は、上端と下端に水平目地からの雨水の
侵入を防止するための相欠き状の立上り部と垂下部が形
成されたカーテンウオール用のPC版と同一形状の原型を
製造し、当該原型を水平な定盤上に置き、周囲に周辺型
枠を設置し、しかる後、原型の垂下部とこれに対向する
周辺型枠との間に、セメント系の固結性流動体を原型の
表面と略面一状に打設すると共に、これがまだ固まらな
い間に、当該固結性流動体に付着しない材質で且つ上面
にアンカー用の突起部が突設された断面形状が凹凸状の
縁切り板を、その平坦な端部が原型の上に載った状態に
載置し、この状態で、原型及び縁切り板の上方にセメン
ト系の固結性流動体を周辺型枠上端と面一状に打設し、
脱型後、原型で成形された面にコンクリート剥離膜を形
成して、前記PC版の大部分を成形するための型枠主体
と、前記PC版の垂下部裏面側を成形するための端部型枠
とに分割されたPC版製造用型枠を製造することを特徴と
している。
セメント系の固結性流動体としては、例えば、コンクリ
ート、モルタル、GRC(ガラス繊維補強コンクリートモ
ルタル)、SFRC(鋼繊維補強コンクリートモルタル)等
が使用され、必要があれば、補強筋が埋設される。原型
の材質は適宜設定できる。例えば、鋼製、木製、粘土
製、石こう製、固結材混入砂製の原型とすることがで
き、製造されたPC版の表面にコンクリート剥離膜を形成
したものを原型とすることもできる。
ート、モルタル、GRC(ガラス繊維補強コンクリートモ
ルタル)、SFRC(鋼繊維補強コンクリートモルタル)等
が使用され、必要があれば、補強筋が埋設される。原型
の材質は適宜設定できる。例えば、鋼製、木製、粘土
製、石こう製、固結材混入砂製の原型とすることがで
き、製造されたPC版の表面にコンクリート剥離膜を形成
したものを原型とすることもできる。
上記の構成によれば、原型を一つ製作すれば、PC版の大
部分を成形するための型枠主体と、前記PC版の垂下部裏
面側を成形するための端部型枠とに分割された多数のPC
版製造用型枠を容易かつ安価に製造できる。
部分を成形するための型枠主体と、前記PC版の垂下部裏
面側を成形するための端部型枠とに分割された多数のPC
版製造用型枠を容易かつ安価に製造できる。
殊に、上記の構成によれば、端部型枠用のセメント系固
結性流動体の上に設置する縁切り板の上面にアンカー用
の突起部を突設してあるので、縁切り板は、その上方に
後行して打設したセメント系固結性流動体側(型枠主体
側)に付着し、下面で先行側のセメント系固結性流動体
(端部型枠)と剥離することになる。しかも、前記縁切
り板の断面形状が凹凸状であるため、製造された型枠で
PC版を製造する際、型枠主体と端部型枠とを組み付けた
状態において、型枠主体に付着して一体化した縁切り板
の凸部(又は凹部)と、当該凸部(又は凹部)により成
形された端部型枠の凹部(又は凸部)とが互いに嵌合す
ることになり、型枠主体と端部型枠とを挟持固定するた
めの挟持手段を設けなくても、型枠主体と端部型枠との
相対的な位置ずれを防止できる。
結性流動体の上に設置する縁切り板の上面にアンカー用
の突起部を突設してあるので、縁切り板は、その上方に
後行して打設したセメント系固結性流動体側(型枠主体
側)に付着し、下面で先行側のセメント系固結性流動体
(端部型枠)と剥離することになる。しかも、前記縁切
り板の断面形状が凹凸状であるため、製造された型枠で
PC版を製造する際、型枠主体と端部型枠とを組み付けた
状態において、型枠主体に付着して一体化した縁切り板
の凸部(又は凹部)と、当該凸部(又は凹部)により成
形された端部型枠の凹部(又は凸部)とが互いに嵌合す
ることになり、型枠主体と端部型枠とを挟持固定するた
めの挟持手段を設けなくても、型枠主体と端部型枠との
相対的な位置ずれを防止できる。
また製造された型枠は、その大部分の材質がセメント系
の固結性流動体の固結したものであるが、表面にコンク
リート剥離膜を形成してあるので、PC版製造時に、コン
クリートの付着がなく、鋼製型枠と同様な機能を有し、
それでいて、PC版の製造が終了して型枠が不要になった
場合には、型枠を細かく破砕して、輸送その他、以後の
取り扱いを容易にすることができる。
の固結性流動体の固結したものであるが、表面にコンク
リート剥離膜を形成してあるので、PC版製造時に、コン
クリートの付着がなく、鋼製型枠と同様な機能を有し、
それでいて、PC版の製造が終了して型枠が不要になった
場合には、型枠を細かく破砕して、輸送その他、以後の
取り扱いを容易にすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すPC版2は、本発明方法により製造されたPC
版製造用型枠を使用して製造されたものである。このPC
版2は、製造鉄骨に取り付けることにより、それ自体で
壁(カーテンウオール)を構成するものであり、表面に
凹凸模様が形成され、上端と下端には、水平目地からの
雨水の侵入を防止するための相欠き状の立上り部13aと
垂下部13bが形成されている。
版製造用型枠を使用して製造されたものである。このPC
版2は、製造鉄骨に取り付けることにより、それ自体で
壁(カーテンウオール)を構成するものであり、表面に
凹凸模様が形成され、上端と下端には、水平目地からの
雨水の侵入を防止するための相欠き状の立上り部13aと
垂下部13bが形成されている。
このPC版2の製造に使用したPC版製造用型枠Aの製造方
法を詳述すると次の通りである。
法を詳述すると次の通りである。
第2図(イ)に示すように、製造されるべきPC版、つま
り、第1図で示したPC版2と同一形状の原型Bを製造す
る。原型BがPC版2と同一形状であるから、表面形状だ
けでなく、周囲端面の形状もPC版2のそれに対応してお
り、前記立上り部13aと垂下部13bに対応した立上り部14
aと垂下部14bとを有している。原型Bの材質は適宜選択
できる。例えば、鋼製にしてもよい。鋼製の原型Bの場
合、表面形状によっては製造しにくいが、一つの原型B
を製作すれば、これを使用して、多数のPC版製造用型枠
Aを製造できるため、総合的には十分採算がとれること
になる。また、木製、粘土製、石こう製、固結材混入砂
製の原型Bにすれば、鋼製原型Bに比べて製造が容易で
あり、原型製造費も安い。但し、これらの場合は、第1
図(イ)に示すように、表面に後述するセメント系の固
結性流動体が付着しないようにするための剥離膜bを形
成することが望ましい。剥離膜bは、例えば、樹脂シー
トをラミネートしたり、或いはエポキシ樹脂を塗布する
ことによって形成される。また製造されたPC版2の表面
に剥離膜bを形成したものを原型Bとして用いることも
可能である。
り、第1図で示したPC版2と同一形状の原型Bを製造す
る。原型BがPC版2と同一形状であるから、表面形状だ
けでなく、周囲端面の形状もPC版2のそれに対応してお
り、前記立上り部13aと垂下部13bに対応した立上り部14
aと垂下部14bとを有している。原型Bの材質は適宜選択
できる。例えば、鋼製にしてもよい。鋼製の原型Bの場
合、表面形状によっては製造しにくいが、一つの原型B
を製作すれば、これを使用して、多数のPC版製造用型枠
Aを製造できるため、総合的には十分採算がとれること
になる。また、木製、粘土製、石こう製、固結材混入砂
製の原型Bにすれば、鋼製原型Bに比べて製造が容易で
あり、原型製造費も安い。但し、これらの場合は、第1
図(イ)に示すように、表面に後述するセメント系の固
結性流動体が付着しないようにするための剥離膜bを形
成することが望ましい。剥離膜bは、例えば、樹脂シー
トをラミネートしたり、或いはエポキシ樹脂を塗布する
ことによって形成される。また製造されたPC版2の表面
に剥離膜bを形成したものを原型Bとして用いることも
可能である。
第2図(ロ)に示すように、前記原型Bを水平な定盤8
上に置き、周囲に周辺型枠9を設置する。
上に置き、周囲に周辺型枠9を設置する。
しかる後、第2図(ハ)に示すように、垂下部14bとこ
れに対向する周辺型枠9との間に、図外のスペーサーを
介して補強筋11aを配置する。この状態で、前記垂下部1
4bとこれに対向する周辺型枠9との間に、セメント系の
固結性流動体12aを原型Bの表面と略面一状に打設する
と共に、これがまだ固まらない間に、当該固結性流動体
12aに付着しない材質で且つ上面にスタッドボルド等の
アンカー用の突起部15…が複数本突設された縁切り板16
を、その平坦な端部が原型Bの上に載った状態に設置す
る。縁切り板16としては、後述する通り、分割された型
枠同士の位置ずれを防止できるようにするために、断面
形状が凹凸状になっているものが使用されている。断面
形状が凹凸状になっている縁切り板16としては、床版用
の永久型枠として使用されているデッキプレートやキー
ストンプレートを適当な寸法に裁断したものが好適に利
用できる。
れに対向する周辺型枠9との間に、図外のスペーサーを
介して補強筋11aを配置する。この状態で、前記垂下部1
4bとこれに対向する周辺型枠9との間に、セメント系の
固結性流動体12aを原型Bの表面と略面一状に打設する
と共に、これがまだ固まらない間に、当該固結性流動体
12aに付着しない材質で且つ上面にスタッドボルド等の
アンカー用の突起部15…が複数本突設された縁切り板16
を、その平坦な端部が原型Bの上に載った状態に設置す
る。縁切り板16としては、後述する通り、分割された型
枠同士の位置ずれを防止できるようにするために、断面
形状が凹凸状になっているものが使用されている。断面
形状が凹凸状になっている縁切り板16としては、床版用
の永久型枠として使用されているデッキプレートやキー
ストンプレートを適当な寸法に裁断したものが好適に利
用できる。
縁切り板16の設置後、直ぐに、第2図(ニ)に示すよう
に、縁切り板16と原型Bの上方及び前記立上り部14aと
これに対向する周辺型枠9との間に図外のスペーサーを
介して補強筋11bを配置する。この補強筋11bには、予
め、吊り具7を取り付けるためのインサート金物6を取
り付けておく。
に、縁切り板16と原型Bの上方及び前記立上り部14aと
これに対向する周辺型枠9との間に図外のスペーサーを
介して補強筋11bを配置する。この補強筋11bには、予
め、吊り具7を取り付けるためのインサート金物6を取
り付けておく。
しかる後、第2図(ホ)に示すように、前記原型B及び
縁切り16の上方にセメント系の固結性流動体12bを周辺
型枠9上端と面一状に打設する。
縁切り16の上方にセメント系の固結性流動体12bを周辺
型枠9上端と面一状に打設する。
尚、セメント系の固結性流動体12a,12bとしては、例え
ば、コンクリート、モルタル、GRC(ガラス繊維補強コ
ンクリートモルタル)、SFRC(鋼繊維補強コンクリート
モルタル)等が使用される。
ば、コンクリート、モルタル、GRC(ガラス繊維補強コ
ンクリートモルタル)、SFRC(鋼繊維補強コンクリート
モルタル)等が使用される。
この状態で、所要期間、養生(好ましくは、加熱養生)
を行い、セメント系の固結性流動体12a,12bが固結した
ら、第2図(ヘ)に示すように、脱型する。この場合、
型枠Aには製造されるPC版2程の強度は要求されず、脱
型及び以後の製造工程において壊れない程度の強度があ
れば足りるから、加熱養生を行えば、1〜2日で脱型可
能である。縁切り板16は、上面にスタッドボルト等の突
起部15を突設してあるので、縁切り板16上に後行して打
設したセメント系の固結性流動体12b側に付着し、下面
で先行側のセメント系の固結性流動体12aと剥離するこ
とになる。
を行い、セメント系の固結性流動体12a,12bが固結した
ら、第2図(ヘ)に示すように、脱型する。この場合、
型枠Aには製造されるPC版2程の強度は要求されず、脱
型及び以後の製造工程において壊れない程度の強度があ
れば足りるから、加熱養生を行えば、1〜2日で脱型可
能である。縁切り板16は、上面にスタッドボルト等の突
起部15を突設してあるので、縁切り板16上に後行して打
設したセメント系の固結性流動体12b側に付着し、下面
で先行側のセメント系の固結性流動体12aと剥離するこ
とになる。
そして、第2図(ト)に示すように、前記型枠Bで形成
された本体A1(セメント系の固結性流動体が固結したも
の)の表面(成形面)にエポキシ樹脂を塗布する等して
コンクリート剥離膜A2を形成し、PC版2の大部分を形成
するための型枠主体A′と、前記PC版2の垂下部13b裏
面側を成形するための端部型枠A″とに分割されたPC版
製造用型枠Aを得るのである。コンクリート剥離膜A2を
形成するにあたっては、上述したような樹脂シートのラ
ミネートも可能であるが、養生期間が短くて、乾燥が完
全でなくても、接着力が強いので、エポキシ樹脂が好適
である。
された本体A1(セメント系の固結性流動体が固結したも
の)の表面(成形面)にエポキシ樹脂を塗布する等して
コンクリート剥離膜A2を形成し、PC版2の大部分を形成
するための型枠主体A′と、前記PC版2の垂下部13b裏
面側を成形するための端部型枠A″とに分割されたPC版
製造用型枠Aを得るのである。コンクリート剥離膜A2を
形成するにあたっては、上述したような樹脂シートのラ
ミネートも可能であるが、養生期間が短くて、乾燥が完
全でなくても、接着力が強いので、エポキシ樹脂が好適
である。
この発明では、前記縁切り板16として、デッキプレート
やキーストンプレート等のように断面形状が凹凸状のも
のを使用しているので、第2図(ト)に示すように、型
枠主体A′と端部型枠A″とを組み付けた状態におい
て、型枠主体A′に付着して一体化した縁切り板16の凸
部(又は凹部)と、当該凸部(又は凹部)により成形さ
れた端部型枠A″の凹部(又は凸部)とが互いに嵌合す
ることになり、型枠主体A′と端部型枠A″とを挟持固
定するための挟持手段を設けなくても、型枠主体A′と
端部型枠A″との相対的な位置ずれを防止できる。
やキーストンプレート等のように断面形状が凹凸状のも
のを使用しているので、第2図(ト)に示すように、型
枠主体A′と端部型枠A″とを組み付けた状態におい
て、型枠主体A′に付着して一体化した縁切り板16の凸
部(又は凹部)と、当該凸部(又は凹部)により成形さ
れた端部型枠A″の凹部(又は凸部)とが互いに嵌合す
ることになり、型枠主体A′と端部型枠A″とを挟持固
定するための挟持手段を設けなくても、型枠主体A′と
端部型枠A″との相対的な位置ずれを防止できる。
本発明は、上述した構成よりなるから、次の効果を奏し
得るのである。
得るのである。
上端と下端に水平目地からの雨水の侵入を防止するた
めの相欠き状の立上り部と垂下部が形成されたカーテン
ウオール用PC版を製造するのに使用されるPC版製造用型
枠を製造するにあたり、前記PC版と同一形状の原型を一
つ製作すれば、PC版の大部分を成形するための型枠主体
と、前記PC版の垂下部裏面側を成形するための端部型枠
とに分割された多数のPC版製造用型枠を容易かつ安価に
製造できる。
めの相欠き状の立上り部と垂下部が形成されたカーテン
ウオール用PC版を製造するのに使用されるPC版製造用型
枠を製造するにあたり、前記PC版と同一形状の原型を一
つ製作すれば、PC版の大部分を成形するための型枠主体
と、前記PC版の垂下部裏面側を成形するための端部型枠
とに分割された多数のPC版製造用型枠を容易かつ安価に
製造できる。
型枠主体と端部型枠とに分割された型枠であるが、縁
切り板の断面形状を凹凸状に形成してあるため、PC版を
製造する際、型枠主体と端部型枠とを組み付けた状態に
おいて、型枠主体に付着して一体化した縁切り板の凸部
(又は凹部)と、当該凸部(又は凹部)により成形され
た端部型枠の凹部(又は凸部)とが互いに嵌合すること
になり、型枠主体と端部型枠とを挟持固定するための挟
持手段を設けなくても、型枠主体と端部型枠との相対的
な位置ずれを防止できる。
切り板の断面形状を凹凸状に形成してあるため、PC版を
製造する際、型枠主体と端部型枠とを組み付けた状態に
おいて、型枠主体に付着して一体化した縁切り板の凸部
(又は凹部)と、当該凸部(又は凹部)により成形され
た端部型枠の凹部(又は凸部)とが互いに嵌合すること
になり、型枠主体と端部型枠とを挟持固定するための挟
持手段を設けなくても、型枠主体と端部型枠との相対的
な位置ずれを防止できる。
上記ののとおり、多数のPC版製造用型枠を容易かつ
安価に製造できるので、使用する型枠数を増やすことが
採算上、可能となり、加えて、上記ののとおり、型枠
主体と端部型枠とを挟持固定するための挟持手段を設け
なくても、型枠主体と端部型枠との相対的な位置ずれを
防止できるので、PC版製造時の作業を簡略化でき、これ
らの結果として、PC版の製造能率を向上し、工期短縮に
大きく寄与し得るのである。
安価に製造できるので、使用する型枠数を増やすことが
採算上、可能となり、加えて、上記ののとおり、型枠
主体と端部型枠とを挟持固定するための挟持手段を設け
なくても、型枠主体と端部型枠との相対的な位置ずれを
防止できるので、PC版製造時の作業を簡略化でき、これ
らの結果として、PC版の製造能率を向上し、工期短縮に
大きく寄与し得るのである。
製造された型枠は、その大部分の材質がセメント系の
固結性流動体の固結したものであるが、表面にコンクリ
ート剥離膜を形成してあるので、PC版製造時に、コンク
リートの付着がなく、鋼製型枠と同様な機能を有し、そ
れでいて、PC版の製造が終了して型枠が不要になった場
合には、型枠を細かく破砕して、輸送その他、以後の取
り扱いを容易にすることができる。
固結性流動体の固結したものであるが、表面にコンクリ
ート剥離膜を形成してあるので、PC版製造時に、コンク
リートの付着がなく、鋼製型枠と同様な機能を有し、そ
れでいて、PC版の製造が終了して型枠が不要になった場
合には、型枠を細かく破砕して、輸送その他、以後の取
り扱いを容易にすることができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はPC版の断面図、
第2図(イ)〜(ト)は第1図のPC版を製造するのに使
用するPC版製造用型枠の製造方法を説明するための断面
図である。 A……PC版製造用型枠、A′……型枠主体、A″……端
部型枠、B……原型、2……PC版、12a,12b……セメン
ト系の固結性流動体、15……突起部、16……縁切り板。
第2図(イ)〜(ト)は第1図のPC版を製造するのに使
用するPC版製造用型枠の製造方法を説明するための断面
図である。 A……PC版製造用型枠、A′……型枠主体、A″……端
部型枠、B……原型、2……PC版、12a,12b……セメン
ト系の固結性流動体、15……突起部、16……縁切り板。
Claims (1)
- 【請求項1】上端と下端に水平目地からの雨水の侵入を
防止するための相欠き状の立上り部13aと垂下部13bが形
成されたカーテンウオール用のPC版2と同一形状の原型
Bを製造し、当該原型Bを水平な定盤8上に置き、周囲
に周辺型枠9を設置し、しかる後、原型Bの垂下部14b
とこれに対向する周辺型枠9との間に、セメント系の固
結性流動体12aを原型Bの表面と略面一状に打設すると
共に、これがまだ固まらない間に、当該固結性流動体12
aに付着しない材質で且つ上面にアンカー用の突起部15
が突設された断面形状が凹凸状の縁切り板16を、その平
坦な端部が原型Bの上に載った状態に載置し、この状態
で、原型B及び縁切り板16の上方にセメント系の固結性
流動体12bを周辺型枠9上端と面一状に打設し、脱型
後、原型Bで成形された面にコンクリート剥離膜を形成
して、前記PC版2の大部分を成形するための型枠主体
A′と、前記PC版2の垂下部13b裏面側を成形するため
の端部型枠A″とに分割されたPC版製造用型枠Aを製造
することを特徴とするPC版製造用型枠の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63267791A JPH0796216B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | Pc版製造用型枠の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63267791A JPH0796216B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | Pc版製造用型枠の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02113905A JPH02113905A (ja) | 1990-04-26 |
| JPH0796216B2 true JPH0796216B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=17449645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63267791A Expired - Fee Related JPH0796216B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | Pc版製造用型枠の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796216B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2541910B2 (ja) * | 1993-10-08 | 1996-10-09 | 杉晃 草竹 | パレット型の製造方法 |
| GB201118807D0 (en) * | 2011-11-01 | 2011-12-14 | Univ Loughborough | Method and apparatus |
| CH714834B1 (de) * | 2018-03-26 | 2021-12-30 | Pquadrum Eng Sa | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Betonwerkstücks. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49104912A (ja) * | 1973-02-05 | 1974-10-04 |
-
1988
- 1988-10-24 JP JP63267791A patent/JPH0796216B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02113905A (ja) | 1990-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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