JPH079629Y2 - 合成樹脂製有刺線 - Google Patents

合成樹脂製有刺線

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JPH079629Y2
JPH079629Y2 JP992790U JP992790U JPH079629Y2 JP H079629 Y2 JPH079629 Y2 JP H079629Y2 JP 992790 U JP992790 U JP 992790U JP 992790 U JP992790 U JP 992790U JP H079629 Y2 JPH079629 Y2 JP H079629Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
wire
fitting hole
barbed
barbed wire
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JP992790U
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JPH03101623U (ja
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佳一 伊藤
弘 村山
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Toray Monofilament Co Ltd
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Toray Monofilament Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軽量で電波障害を与えることがなく、しかも
耐久性、強度、刺体の緊密保持性および生産性などが優
れた合成樹脂製有刺線に関するものである。
[従来の技術] 警備用、防犯用および牧畜用などの棚やフェンスなどに
おいては、従来よりいわゆる有刺鉄線が使用されてきた
が、これらは金属製であることに起因して重く、しかも
錆びやすく、耐久性に劣るという欠点があった。
この耐久性の欠点を解消するために、有刺鉄線の芯線を
亜鉛メッキや樹脂被覆することも知られているが、この
様な改良有刺鉄線もいまだに耐久性が不十分であり、例
えば牧畜用フェンスとした場合に接触する家畜を傷付け
たり、また電波障害を生じたりするばかりか、生産性に
劣りコストがかなり高くつくという問題があった。
一方、従来の有刺鉄線の材料を金属から全て合成樹脂に
変更することも試みられており、例えば特開昭53-58199
合公報では、合成樹脂製の単線または撚線に、合成樹脂
製の刺体を接着固定した有刺樹脂線が提案されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の有刺樹脂線では、刺体に
設けた割り部を広げてこれを合成樹脂の単線または撚線
に挿入、嵌合する作業が繁雑で生産性に劣り、コストが
高くつくばかりか、刺体の接着力げ経時的に劣化し、つ
いには刺体の剥れや脱落を招きやすいため耐久性に問題
があり、しかも有刺線自体の強力も不十分であるという
欠点があった。
また、従来の有刺鉄線の製法に樹脂線を応用し、2本以
上の樹脂線を撚合せながら、その撚線の適宜個所に他の
樹脂線材を巻き回し、これを固定切断して刺体を形成す
る方法も考えられるが、この方法で得られる有刺線は、
樹脂線材の反発力に起因して刺体を撚線にきつく巻き付
けることができないため、刺体の緊密保持性に著しく欠
けるという問題がある。
そこで本考案の課題は、上述した従来の合成樹脂製有刺
線が有する問題点を解消することにある。
したがって本発明の目的は、軽量で電波障害を与えるこ
とがなく、しかも耐久性、強度、刺体の緊密保持性およ
び生産性などが優れた合成樹脂製有刺線を提供すること
にある。
本考案者らの検討によれば、合成樹脂製刺体の形状を改
良することにより、上記の目的が一挙に達成できること
が見出された。
[課題を解決するための手段] すなわち本考案は、合成樹脂モノフィラメントを複数本
撚合せてなる撚線に対し、複数の合成樹脂製刺体を緊密
に嵌着固定してなる合成樹脂製有刺線であって、前記合
成樹脂製刺体は前記撚線と同等の直径を有する中空嵌着
穴の周縁に複数の刺を一体成形してなり、かつその周縁
の一部から中心部嵌着穴にかけて幅が漸減する切欠きを
有すると共に、前記嵌着穴の周面に前記合成樹脂製撚線
を押圧するための複数の突起部を有することを特徴とす
る合成樹脂製有刺線を提供するものである。
[考案の作用] 本考案の合成樹脂製有刺線は、撚線と同等の直径を有す
る中空嵌着穴の周縁に、複数の刺を一体成形してなる合
成樹脂製刺体の周縁の一部から中心部嵌着穴にかけて幅
が漸減する切欠きを設けると共に、前記嵌着穴に合成樹
脂製撚線を押圧するための複数の突起部を設けたため、
これをその切欠きを介して合成樹脂製撚線に対し容易に
挿入、嵌着することができ、しかも嵌着された刺体は前
記突起部が合成樹脂製撚線を強く押圧するばかりか、こ
の突起部が撚線表面の凹凸に食い込んで、両者を緊密保
持するため撚線から外れ難く、耐久性が極めて改良され
たものとなる。
[実施例] 以下に、図面を参照しつつ、本考案の合成樹脂製有刺線
の実施例について詳細に説明する。
第1図は本考案による合成樹脂製有刺線の一例を示す正
面図、第2図は本考案において使用する合成樹脂モノフ
ィラメント製撚線を示す正面図、第3図(a)は本考案
において使用する合成樹脂製刺体の正面図、第3図
(b)は同側面図である。
第1図に示したように、本考案の合成樹脂製有刺線は、
合成樹脂モノフィラメントを複数本撚合せてなる撚線2
に対し、複数の合成樹脂製刺体3を緊密に嵌着固定する
ことにより構成されたものである。
本考案においては、まず合成樹脂モノフィラメント製撚
線と、合成樹脂製刺体を準備する。
ここで使用する合成樹脂製モノフィラメントとは、ナイ
ロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン12および
それらの共重合体などのポリアミド、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートおよびそれら
の共重合体などのポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ弗化ビニリデンなどのポリハロゲン化ビニリデン、
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンな
どの熱可塑性樹脂を溶融紡糸、延伸して得られる直径が
0.5〜5.0mmのかなりの高強力と硬度を有する線条体であ
る。
なお、これらの合成樹脂製モノフィラメントは、着色
剤、耐候剤、安定剤、難燃剤、充填剤、可塑剤、蛍光剤
および滑剤などの通常の添加剤を含有することができ
る。
そして、第2図に示したように、撚線2は上記合成樹脂
モノフィラメント1を複数本、例えば2〜4本撚合わせ
ることにより得られ、かかる撚線の製造はモノフィラメ
ントをそのガラス転位温度以上に予備加熱してこれを機
械的に撚合せ冷却する方法などの公知の方法により行わ
れる。
一方、刺体は例えば合成樹脂を射出成形することにより
製造されるものであり、その素材は上記モノフィラメン
ト素材と同一ないしはそれらと親和性を有する合成樹脂
から選択される。
ここで、合成樹脂製刺体3は、第3図(a)および
(b)に示したように、その中心中空部における上記撚
線に嵌着するための嵌着穴5の周縁に複数の刺4を一体
的に形成したものである。
刺体3の刺4の数は、2つ以上で任意であるが、通常は
3〜6個が好ましい。
そして、刺体3の周縁の一部から中心部嵌着穴5にかけ
て幅が漸減する切欠き6が設けられ、前記嵌着穴5の側
壁には前記撚線を押圧するための複数の突起部7が設け
られている。
刺体3の切欠き6は、その周縁部側は撚線2の外径寸法
とほぼ合致する幅を有しているが、その嵌着穴5側は撚
線2の外径寸法よりも小さい幅となるように幅が漸減し
ており、嵌着穴5の内径は前記撚線2の外径寸法とほぼ
一致するように設計されている。
したがって、本考案の合成樹脂製有刺線を製造するに際
しては、切欠き6の周縁部側を撚線2にあてがってこれ
を強く圧入すればよく、これにより刺体3は撚線2に対
し容易に挿入、嵌着されるため、生産性が極めて優れて
いる。
また、本考案の合成樹脂製有刺線においては、嵌着穴5
の周面側壁に設けた突起部7が撚線2を押圧し、さらに
は突起部7が撚線2表面に凹凸に食い込むことになるた
め、緊密な嵌着が達成されるのである。
かかる構成から成る本考案の合成樹脂製有刺線によれ
ば、刺体3の撚線2に対する緊密保持性が優れ、刺体3
が撚線2から外れにくいばかりか、刺体3が撚線2の長
さ方向へ移動することもないが、場合によっては撚線2
と刺体3の嵌着部に接着剤を塗布するか、または加熱融
着を付与することにより、上記緊密保持性をさらに高め
ることができる。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように、本考案の合成樹脂製有刺
線は、全体が合成樹脂で形成されているため軽量で電波
障害を起こすことがなく、しかも耐久性、強度、刺体の
緊密保持性および生産性などが優れている。
したがって、本考案の合成樹脂製有刺線は、これを直接
柵に取付けるか、または更に織状体に加工することによ
り、警備用、防犯用および牧畜用などの柵やフェンスな
ど、特に空港や港などの電波障害が起こりやすい周辺で
のこれらの用途に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による合成樹脂製有刺線の一例を示す正
面図、第2図は本考案において使用する合成樹脂モノフ
ィラメント製撚線を示す正面図、第3図(a)は本考案
において使用する合成樹脂製刺体の正面図、第3図
(b)は同側面図である。 1……モノフィラメント 2……合成樹脂製撚線 3……合成樹脂製刺体 4……刺 5……嵌着穴 6……切欠き 7……突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂モノフィラメントを複数本撚合せ
    てなる撚線に対し、複数の合成樹脂製刺体を緊密に嵌着
    固定してなる合成樹脂製有刺線であって、前記合成樹脂
    製刺体は前記撚線と同等の直径を有する中空嵌着穴の周
    縁に複数の刺を一体成形してなり、かつその周縁の一部
    から中心部嵌着穴にかけて幅が漸減する切欠きを有する
    と共に、前記嵌着穴の周面に前記合成樹脂製撚線を押圧
    するための複数の突起部を有することを特徴とする合成
    樹脂製有刺線。
JP992790U 1990-02-02 1990-02-02 合成樹脂製有刺線 Expired - Lifetime JPH079629Y2 (ja)

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JP992790U JPH079629Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 合成樹脂製有刺線

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JP992790U JPH079629Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 合成樹脂製有刺線

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Publication Number Publication Date
JPH03101623U JPH03101623U (ja) 1991-10-23
JPH079629Y2 true JPH079629Y2 (ja) 1995-03-08

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