JPH079671B2 - カラー画像変換装置 - Google Patents
カラー画像変換装置Info
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- JPH079671B2 JPH079671B2 JP60224471A JP22447185A JPH079671B2 JP H079671 B2 JPH079671 B2 JP H079671B2 JP 60224471 A JP60224471 A JP 60224471A JP 22447185 A JP22447185 A JP 22447185A JP H079671 B2 JPH079671 B2 JP H079671B2
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- map
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フレームバッファを有するカラー画像の表
示装置において用いられるカラーマップ、特にカラー画
像から重要な色を自動的に抽出してカラーマップに登録
し、このカラーマップを用いてカラー画像を近似変換す
るカラー画像変換装置に関するものである。
示装置において用いられるカラーマップ、特にカラー画
像から重要な色を自動的に抽出してカラーマップに登録
し、このカラーマップを用いてカラー画像を近似変換す
るカラー画像変換装置に関するものである。
フレームバッファを有するカラー画像表示装置が様々な
分野で利用されており、更には家庭での需要も増えつつ
ある。人間の視覚は少なくとも5万色以上の色を区別で
きると言われているが、このような色を表現するには1
画素あたり15ビット以上ものフレームバッファが必要で
ある。
分野で利用されており、更には家庭での需要も増えつつ
ある。人間の視覚は少なくとも5万色以上の色を区別で
きると言われているが、このような色を表現するには1
画素あたり15ビット以上ものフレームバッファが必要で
ある。
カラーマップを用いたカラー画像の表示は、より少ない
フレームバッファで多彩な色表現ができるという利点が
あり、コンピュータによる合成画像の表示を効率的に行
うことができる。すなわち、カラーマップはインデック
ス番号と色との対応表であり、インデックスの数が256
の場合には、画像の中に現れる可能性のあるすべてのR
(赤),G(緑),B(青)色成分の組合せから任意に256
色を抽出してカラーマップに登録でき、1画面内にこの
256色を同時に表示することができる。しかし、実際の
カラー画像を入力し、カラーマップを用いてこの入力画
像を表示するためには、入力画像からカラーマップに登
録する色を抽出する必要があり、しかもこの処理を自動
化するとともに表示画像の画質の劣化をできる限り少な
くしなければならないという問題がある。この問題に関
して色の量子化という観点から、入力画像からカラーマ
ップに登録する色を自動的に抽出し、その色を用いて入
力画像を表現することが試みられている。
フレームバッファで多彩な色表現ができるという利点が
あり、コンピュータによる合成画像の表示を効率的に行
うことができる。すなわち、カラーマップはインデック
ス番号と色との対応表であり、インデックスの数が256
の場合には、画像の中に現れる可能性のあるすべてのR
(赤),G(緑),B(青)色成分の組合せから任意に256
色を抽出してカラーマップに登録でき、1画面内にこの
256色を同時に表示することができる。しかし、実際の
カラー画像を入力し、カラーマップを用いてこの入力画
像を表示するためには、入力画像からカラーマップに登
録する色を抽出する必要があり、しかもこの処理を自動
化するとともに表示画像の画質の劣化をできる限り少な
くしなければならないという問題がある。この問題に関
して色の量子化という観点から、入力画像からカラーマ
ップに登録する色を自動的に抽出し、その色を用いて入
力画像を表現することが試みられている。
第9図は例えば、先に出願した同一発明者による「カラ
ー画像変換装置」で示された方式の全体のフローチャー
ト、第10図及び第11図は第9図のステップ91で示すカラ
ーマップ及びカラー空間分割マップ作成部のより詳細な
フローチャートであり、前者は頻度優先法、後者は距離
優先法と呼ばれている。
ー画像変換装置」で示された方式の全体のフローチャー
ト、第10図及び第11図は第9図のステップ91で示すカラ
ーマップ及びカラー空間分割マップ作成部のより詳細な
フローチャートであり、前者は頻度優先法、後者は距離
優先法と呼ばれている。
第9図において、ステップ31はカラー画像をTVカメラ、
磁気ディスク等から入力してR(赤)成分、G(緑)成
分、B(青)成分をそれぞれMビットのデータとして画
像メモリに書き込む。ステップ32は入力された画像の全
画素または一部画素を走査してヒストグラム、すなわち
色の生起頻度分布を作成する。ステップ33では前記入力
画像に出現可能な23M色の中から23M色以下の色を候補色
として抽出する。例えば、RGB3次元空間の各軸をNr,Ng,
及びNb分割することによりNr×Ng×Nb個の直方体に分割
し、各直方体内で生起頻度が最大の色を候補色として抽
出する方法等が考えられるが、この方法に限定したもの
ではない。ステップ34は初期統合であり、前記候補色の
集合を はR,G,B成分で表現された3次元ベクトル )とすると、RGB3次元空間C3(C3は23M色の色から構成
される集合である)は候補色 と対応付けられたN個の領域Siに分割される。但し、Si
は次式(1)を満足する色の集合である。
磁気ディスク等から入力してR(赤)成分、G(緑)成
分、B(青)成分をそれぞれMビットのデータとして画
像メモリに書き込む。ステップ32は入力された画像の全
画素または一部画素を走査してヒストグラム、すなわち
色の生起頻度分布を作成する。ステップ33では前記入力
画像に出現可能な23M色の中から23M色以下の色を候補色
として抽出する。例えば、RGB3次元空間の各軸をNr,Ng,
及びNb分割することによりNr×Ng×Nb個の直方体に分割
し、各直方体内で生起頻度が最大の色を候補色として抽
出する方法等が考えられるが、この方法に限定したもの
ではない。ステップ34は初期統合であり、前記候補色の
集合を はR,G,B成分で表現された3次元ベクトル )とすると、RGB3次元空間C3(C3は23M色の色から構成
される集合である)は候補色 と対応付けられたN個の領域Siに分割される。但し、Si
は次式(1)を満足する色の集合である。
C3=Ui▲N-1 =0▼Si (1) Si∩Sj=φ(i≠j) 更に、ステップ34では上記式(1)で定められる23M色
の色と領域番号(Siはiなる番号を領域番号として持
つ)との対応関係を第14図に示すようなカラー空間分割
マップに記載するとともに、各領域から一色の代表色を
抽出する。ステップ35はRGB空間の領域の隣接関係テー
ブルを作成する。隣接関係を調べる方法はカラー空間分
割マップを形式的にS(r,g,b)(色(r,g,b)は領域S
(r,g,b)に属することを意味する)と表現すれば次の
ように考えることができる。まず、すべての色(r,g,
b)について、 S(r,g,b)=S(r+1,g,b) (2) S(r,g,b)=S(r,g+1,b) (3) S(r,g,b)=S(r,g,b+1) (4) が成立するか否かを調べる。もし、式(2)が成立しな
い場合には領域S(r,g,b)と領域S(r+1,g,b)は隣
接し、式(3)が成立しない場合には領域S(r,g,b)
と領域S(r,g+1,b)は隣接し、式(4)が成立しない
場合には領域S(r,g,b)と領域S(r,g,b+1)は隣接
することがわかる。上記の処理をRGB空間の全色につい
て行うと領域の隣接関係を調べることができる。第12図
(a)は隣接関係テーブルの一構成例である。同図にお
いて、領域iは行iを横方向に見たときに論理1の立っ
ている部分の列番号の領域と隣接しており、領域iは領
域2及びjと隣接していることを示している。対角線上
は常に0である。ステップ91は、カラーマップ及びカラ
ー空間分割マップ作成部であり、前記領域から二つの領
域を選び出して両領域を統合し、この統合された領域か
ら一色の代表色を抽出するという処理を繰り返して所定
の色数にまで減らす。そして最終的に残った代表色を第
13図のようにカラーマップに登録するとともに、RGB空
間の全色とカラーマップのインデックス番号との対応関
係をカラー空間分割マップに登録する。この部分の処理
方式については第10図及び第11図のフローチャートを用
いて別途詳細に説明する。ステップ38は画像メモリ上の
入力画像の各画素のR,G,B成分データを読み出してカラ
ー空間分割マップを用いてカラーマップのインデックス
番号に変換し、そのインデックス番号を画像メモリに書
き込む。
の色と領域番号(Siはiなる番号を領域番号として持
つ)との対応関係を第14図に示すようなカラー空間分割
マップに記載するとともに、各領域から一色の代表色を
抽出する。ステップ35はRGB空間の領域の隣接関係テー
ブルを作成する。隣接関係を調べる方法はカラー空間分
割マップを形式的にS(r,g,b)(色(r,g,b)は領域S
(r,g,b)に属することを意味する)と表現すれば次の
ように考えることができる。まず、すべての色(r,g,
b)について、 S(r,g,b)=S(r+1,g,b) (2) S(r,g,b)=S(r,g+1,b) (3) S(r,g,b)=S(r,g,b+1) (4) が成立するか否かを調べる。もし、式(2)が成立しな
い場合には領域S(r,g,b)と領域S(r+1,g,b)は隣
接し、式(3)が成立しない場合には領域S(r,g,b)
と領域S(r,g+1,b)は隣接し、式(4)が成立しない
場合には領域S(r,g,b)と領域S(r,g,b+1)は隣接
することがわかる。上記の処理をRGB空間の全色につい
て行うと領域の隣接関係を調べることができる。第12図
(a)は隣接関係テーブルの一構成例である。同図にお
いて、領域iは行iを横方向に見たときに論理1の立っ
ている部分の列番号の領域と隣接しており、領域iは領
域2及びjと隣接していることを示している。対角線上
は常に0である。ステップ91は、カラーマップ及びカラ
ー空間分割マップ作成部であり、前記領域から二つの領
域を選び出して両領域を統合し、この統合された領域か
ら一色の代表色を抽出するという処理を繰り返して所定
の色数にまで減らす。そして最終的に残った代表色を第
13図のようにカラーマップに登録するとともに、RGB空
間の全色とカラーマップのインデックス番号との対応関
係をカラー空間分割マップに登録する。この部分の処理
方式については第10図及び第11図のフローチャートを用
いて別途詳細に説明する。ステップ38は画像メモリ上の
入力画像の各画素のR,G,B成分データを読み出してカラ
ー空間分割マップを用いてカラーマップのインデックス
番号に変換し、そのインデックス番号を画像メモリに書
き込む。
第10図は、第9図に示したステップ91の第一の処理方式
である頻度優先法の詳細なフローチャートである。同図
において、ステップ101は領域の統合を行った結果、代
表色数が所定の数になったか否かを判定し、所定の数に
なっていない場合にはステップ102〜104を実行し、所定
の数になった場合にはステップ105〜106を実行して処理
を終了する。ステップ102では、各領域の内、色の生起
頻度が最小となる最小頻度領域を抽出し、ステップ103
で隣接関係テーブルを参照して前記最小頻度領域と隣接
する領域を求め、その中で距離が最小となる代表色を有
する領域と統合する。このとき作られた新たな領域は前
記両領域の和集合であり、頻度は前記両領域の頻度の
和、代表色は前記両領域の代表色の荷重平均で与えられ
る。ステップ104では隣接関係テーブルを更新する。隣
接関係テーブルの更新の具体例を第12図に示す。同図
(a)において領域iが隣接領域jに統合されたときの
更新結果が同図(b)に示されている。すなわち、行i
と行jとの論理和を取りその結果を行jに書き、列iと
列jとの論理和を取りその結果を列jに書くとともに、
行i,列i及び対角成分に論理0を書く。以上で隣接関係
テーブルの更新が終了する。上記のステップ101〜104の
処理を繰り返し、所定の色数になればステップ105で各
領域の代表色をカラーマップに登録するとともにステッ
プ106でカラー空間分割マップを作成する。
である頻度優先法の詳細なフローチャートである。同図
において、ステップ101は領域の統合を行った結果、代
表色数が所定の数になったか否かを判定し、所定の数に
なっていない場合にはステップ102〜104を実行し、所定
の数になった場合にはステップ105〜106を実行して処理
を終了する。ステップ102では、各領域の内、色の生起
頻度が最小となる最小頻度領域を抽出し、ステップ103
で隣接関係テーブルを参照して前記最小頻度領域と隣接
する領域を求め、その中で距離が最小となる代表色を有
する領域と統合する。このとき作られた新たな領域は前
記両領域の和集合であり、頻度は前記両領域の頻度の
和、代表色は前記両領域の代表色の荷重平均で与えられ
る。ステップ104では隣接関係テーブルを更新する。隣
接関係テーブルの更新の具体例を第12図に示す。同図
(a)において領域iが隣接領域jに統合されたときの
更新結果が同図(b)に示されている。すなわち、行i
と行jとの論理和を取りその結果を行jに書き、列iと
列jとの論理和を取りその結果を列jに書くとともに、
行i,列i及び対角成分に論理0を書く。以上で隣接関係
テーブルの更新が終了する。上記のステップ101〜104の
処理を繰り返し、所定の色数になればステップ105で各
領域の代表色をカラーマップに登録するとともにステッ
プ106でカラー空間分割マップを作成する。
第11図は、第9図に示したステップ91の第二の処理方式
である距離優先法の詳細なフローチャートである。同図
において、ステップ111は隣接関係テーブルを参照し
て、隣接する領域の代表色間の距離をすべて計算する。
ステップ112は領域の統合を行った結果、代表色数が所
定の数になったか否かを判定し、所定の数になっていな
い場合にはステップ113〜115を実行し、所定の数になっ
た場合にはステップ105〜106を実行して処理を終了す
る。ステップ113では、あらかじめ計算されている隣接
領域間距離のうち最小距離の領域対を抽出し、ステップ
114で前記領域対の統合を行う。統合によって生まれた
親領域は、前記両領域の和集合であり、頻度は前記両領
域の頻度の和、代表色は前記両領域の代表色の荷重平均
で与えられる。ステップ104では隣接関係テーブルの更
新を行う。ステップ115は新領域と親領域に隣接する領
域の代表色間の距離を計算する。上記のステップ112〜1
15の処理を繰り返し、所定の色数になればステップ105
で各領域の代表色をカラーマップに登録するとともに、
ステップ106でカラー空間分割マップを作成する。
である距離優先法の詳細なフローチャートである。同図
において、ステップ111は隣接関係テーブルを参照し
て、隣接する領域の代表色間の距離をすべて計算する。
ステップ112は領域の統合を行った結果、代表色数が所
定の数になったか否かを判定し、所定の数になっていな
い場合にはステップ113〜115を実行し、所定の数になっ
た場合にはステップ105〜106を実行して処理を終了す
る。ステップ113では、あらかじめ計算されている隣接
領域間距離のうち最小距離の領域対を抽出し、ステップ
114で前記領域対の統合を行う。統合によって生まれた
親領域は、前記両領域の和集合であり、頻度は前記両領
域の頻度の和、代表色は前記両領域の代表色の荷重平均
で与えられる。ステップ104では隣接関係テーブルの更
新を行う。ステップ115は新領域と親領域に隣接する領
域の代表色間の距離を計算する。上記のステップ112〜1
15の処理を繰り返し、所定の色数になればステップ105
で各領域の代表色をカラーマップに登録するとともに、
ステップ106でカラー空間分割マップを作成する。
従来のカラー画像変換装置は上記のようなアルゴリズム
を実行するように構成され、カラー画像が入力される
と、自動的に代表色をカラーマップに登録するとともに
入力画像を変換して表示されるようになっている。
を実行するように構成され、カラー画像が入力される
と、自動的に代表色をカラーマップに登録するとともに
入力画像を変換して表示されるようになっている。
上記のような従来のカラー画像変換装置において、カラ
ーマップの作成方式として第一の処理方式である頻度優
先法を用いた場合、頻度の低い領域が頻度の高い領域に
統合されるため、処理結果の画質が著しく劣化するとい
うことはないものの、頻度の高い領域であれば非常に近
接した色がカラーマップに登録される可能性があり、そ
の結果、例えば画像平面上で一色に塗りつぶされること
が望ましい領域内に二色以上の近接した色が雑音状に現
れるという問題点があった。更に、色の再現性に関して
は、頻度の低い色が消失する、あるいは色が変わる等の
問題点があった。
ーマップの作成方式として第一の処理方式である頻度優
先法を用いた場合、頻度の低い領域が頻度の高い領域に
統合されるため、処理結果の画質が著しく劣化するとい
うことはないものの、頻度の高い領域であれば非常に近
接した色がカラーマップに登録される可能性があり、そ
の結果、例えば画像平面上で一色に塗りつぶされること
が望ましい領域内に二色以上の近接した色が雑音状に現
れるという問題点があった。更に、色の再現性に関して
は、頻度の低い色が消失する、あるいは色が変わる等の
問題点があった。
一方、カラーマップの作成方式として第二の処理方式で
ある距離優先法を用いた場合、近接している色がカラー
マップに登録されることがないため、上記のような二色
以上の近接した色が雑音状に現れることがなく(雑音除
去効果がある)、更に、頻度が小さくても他の色から離
れている色はカラーマップに登録されるため、そのよう
な色の再現性が良くなっている。しかし、距離の近い色
が色空間上で連なって存在しているような場合には、領
域の統合が連鎖反応的に行われるため距離の離れた色が
同一代表色によって代表されるという問題点があった。
また、画像入力時における雑音の影響で非常に距離の離
れた色が一色でも存在していると、その色がカラーマッ
プに登録されてしまうという問題点があった。
ある距離優先法を用いた場合、近接している色がカラー
マップに登録されることがないため、上記のような二色
以上の近接した色が雑音状に現れることがなく(雑音除
去効果がある)、更に、頻度が小さくても他の色から離
れている色はカラーマップに登録されるため、そのよう
な色の再現性が良くなっている。しかし、距離の近い色
が色空間上で連なって存在しているような場合には、領
域の統合が連鎖反応的に行われるため距離の離れた色が
同一代表色によって代表されるという問題点があった。
また、画像入力時における雑音の影響で非常に距離の離
れた色が一色でも存在していると、その色がカラーマッ
プに登録されてしまうという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、入力されたカラー画像を限定された数の代表色で
表現する際に適切な色を代表色としてカラーマップに登
録するために、非常に近接した色がカラーマップに登録
されないようにするとともに、雑音成分ではない場合に
は頻度がある程度小さくとも他の色と距離が離れている
色についてはカラーマップに登録されるようなカラー画
像変換装置を得ることを目的とする。
ので、入力されたカラー画像を限定された数の代表色で
表現する際に適切な色を代表色としてカラーマップに登
録するために、非常に近接した色がカラーマップに登録
されないようにするとともに、雑音成分ではない場合に
は頻度がある程度小さくとも他の色と距離が離れている
色についてはカラーマップに登録されるようなカラー画
像変換装置を得ることを目的とする。
(1)カラー画像入力装置1と、カラー画像メモリ2
と、ヒストグラム作成手段3及びヒストグラムカウンタ
群4と、候補色抽出手段5と、初期統合手段6と、各領
域の内、色の生起頻度が最小の領域を抽出し、該最小頻
度領域をカラー空間上で隣接する他の領域と統合すると
ともに、統合された領域を一色で表現することを繰り返
すことにより領域数を所定の色数にまで減らし、その結
果生成された各領域を代表する色をインデックス番号が
付されたカラーマップ11に登録するとともに、前記入力
画像に出現可能な全色とカラーマップのインデックス番
号との対応関係をカラー空間分割マップ12に作成する第
一のカラーマップ作成手段9と、カラー空間上で隣接し
ている領域の内、代表色間の距離が最も小さい領域対を
統合するとともに、統合された領域を一色で表現するこ
とを繰り返すことにより領域数を所定の色数にまで減ら
し、その結果生成された各領域を代表する色をカラーマ
ップ11に登録するとともに、前記入力画像に出現可能な
全色とカラーマップのインデックス番号との対応関係を
カラー空間分割マップ12に作成する第二のカラーマップ
作成手段10と、前記入力画像の各画素を前記カラー空間
分割マップに従ってカラーマップのインデックス番号に
変換して画像メモリに記憶させるカラー画像変換手段13
と、隣接関係テーブル作成手段7と、隣接関係テーブル
8と、表示装置14と、前記隣接関係テーブル8、カラー
マップ11及びカラー空間分割マップ12を前記第一又は第
二のカラーマップ作成手段9,10のいずれかに切換える一
連の切換えスイッチ15を備えたカラー画像変換装置にお
いて、1つのカラー画像を初期入力し、前記初期統合手
段6による処理が終了した後に、第一又は第二のカラー
マップ作成手段9による処理をあらかじめ定めた閾(し
きい)値により所定の色数になるまで続行し、更に切換
えて第二又は第一のカラーマップ作成手段10により色数
を削減してカラーマップ及びカラー空間分割マップとを
作成することを特徴とするカラー画像変換装置。
と、ヒストグラム作成手段3及びヒストグラムカウンタ
群4と、候補色抽出手段5と、初期統合手段6と、各領
域の内、色の生起頻度が最小の領域を抽出し、該最小頻
度領域をカラー空間上で隣接する他の領域と統合すると
ともに、統合された領域を一色で表現することを繰り返
すことにより領域数を所定の色数にまで減らし、その結
果生成された各領域を代表する色をインデックス番号が
付されたカラーマップ11に登録するとともに、前記入力
画像に出現可能な全色とカラーマップのインデックス番
号との対応関係をカラー空間分割マップ12に作成する第
一のカラーマップ作成手段9と、カラー空間上で隣接し
ている領域の内、代表色間の距離が最も小さい領域対を
統合するとともに、統合された領域を一色で表現するこ
とを繰り返すことにより領域数を所定の色数にまで減ら
し、その結果生成された各領域を代表する色をカラーマ
ップ11に登録するとともに、前記入力画像に出現可能な
全色とカラーマップのインデックス番号との対応関係を
カラー空間分割マップ12に作成する第二のカラーマップ
作成手段10と、前記入力画像の各画素を前記カラー空間
分割マップに従ってカラーマップのインデックス番号に
変換して画像メモリに記憶させるカラー画像変換手段13
と、隣接関係テーブル作成手段7と、隣接関係テーブル
8と、表示装置14と、前記隣接関係テーブル8、カラー
マップ11及びカラー空間分割マップ12を前記第一又は第
二のカラーマップ作成手段9,10のいずれかに切換える一
連の切換えスイッチ15を備えたカラー画像変換装置にお
いて、1つのカラー画像を初期入力し、前記初期統合手
段6による処理が終了した後に、第一又は第二のカラー
マップ作成手段9による処理をあらかじめ定めた閾(し
きい)値により所定の色数になるまで続行し、更に切換
えて第二又は第一のカラーマップ作成手段10により色数
を削減してカラーマップ及びカラー空間分割マップとを
作成することを特徴とするカラー画像変換装置。
(2)カラー画像入力装置1と、カラー画像メモリ2
と、ヒストグラム作成手段3及びヒストグラムカウンタ
群4と、候補色抽出手段5と、初期統合手段6と、各領
域の内、色の生起頻度が最小の領域を抽出し、該最小頻
度領域をカラー空間上で隣接する他の領域と統合すると
ともに、統合された領域を一色で表現することを繰り返
すことにより領域数を所定の色数にまで減らし、その結
果生成された各領域を代表する色をインデックス番号が
付されたカラーマップ11に登録するとともに、前記入力
画像に出現可能な全色とカラーマップのインデックス番
号との対応関係をカラー空間分割マップ12に作成する第
一のカラーマップ作成手段9と、カラー空間上で隣接し
ている領域の内、代表色間の距離が最も小さい領域対を
統合するとともに、統合された領域を一色で表現するこ
とを繰り返すことにより領域数を所定の色数にまで減ら
し、その結果生成された各領域を代表する色をカラーマ
ップ11に登録するとともに、前記入力画像に出現可能な
全色とカラーマップのインデックス番号との対応関係を
カラー空間分割マップ12に作成する第二のカラーマップ
作成手段10と、前記入力画像の各画素を前記カラー空間
分割マップ12に従ってカラーマップのインデックス番号
に変換して画像メモリ2に記憶させるカラー画像変換手
段13と、隣接関係テーブル作成手段7と、隣接関係テー
ブル8と、表示装置14と、前記隣接関係テーブル8、カ
ラーマップ11及びカラー空間分割マップ12を前記第一又
は第二のカラーマップ作成手段9,10のいずれかに切換え
る一連の切換えスイッチ15とを備えたカラー画像変換装
置において、1つのカラー画像を初期入力し、前記初期
統合手段6による処理が終了した後に、第一のカラーマ
ップ作成手段9と第二のカラーマップ作成手段10とを対
話的に切換えることにより色数を削減してカラーマップ
及びカラー空間分割マップとを作成することを特徴とす
るカラー画像変換装置。
と、ヒストグラム作成手段3及びヒストグラムカウンタ
群4と、候補色抽出手段5と、初期統合手段6と、各領
域の内、色の生起頻度が最小の領域を抽出し、該最小頻
度領域をカラー空間上で隣接する他の領域と統合すると
ともに、統合された領域を一色で表現することを繰り返
すことにより領域数を所定の色数にまで減らし、その結
果生成された各領域を代表する色をインデックス番号が
付されたカラーマップ11に登録するとともに、前記入力
画像に出現可能な全色とカラーマップのインデックス番
号との対応関係をカラー空間分割マップ12に作成する第
一のカラーマップ作成手段9と、カラー空間上で隣接し
ている領域の内、代表色間の距離が最も小さい領域対を
統合するとともに、統合された領域を一色で表現するこ
とを繰り返すことにより領域数を所定の色数にまで減ら
し、その結果生成された各領域を代表する色をカラーマ
ップ11に登録するとともに、前記入力画像に出現可能な
全色とカラーマップのインデックス番号との対応関係を
カラー空間分割マップ12に作成する第二のカラーマップ
作成手段10と、前記入力画像の各画素を前記カラー空間
分割マップ12に従ってカラーマップのインデックス番号
に変換して画像メモリ2に記憶させるカラー画像変換手
段13と、隣接関係テーブル作成手段7と、隣接関係テー
ブル8と、表示装置14と、前記隣接関係テーブル8、カ
ラーマップ11及びカラー空間分割マップ12を前記第一又
は第二のカラーマップ作成手段9,10のいずれかに切換え
る一連の切換えスイッチ15とを備えたカラー画像変換装
置において、1つのカラー画像を初期入力し、前記初期
統合手段6による処理が終了した後に、第一のカラーマ
ップ作成手段9と第二のカラーマップ作成手段10とを対
話的に切換えることにより色数を削減してカラーマップ
及びカラー空間分割マップとを作成することを特徴とす
るカラー画像変換装置。
この発明においては、第一のカラーマップ作成手段には
頻度の低い領域を頻度のより高い領域に統合する作用が
あり、第二のカラーマップ作成手段には、近接した代表
色を有する領域どうしを統合する作用がある。従って、
第一及び第二のカラーマップ作成手段を備えることによ
り、両手段の特長を引き出すことができる。
頻度の低い領域を頻度のより高い領域に統合する作用が
あり、第二のカラーマップ作成手段には、近接した代表
色を有する領域どうしを統合する作用がある。従って、
第一及び第二のカラーマップ作成手段を備えることによ
り、両手段の特長を引き出すことができる。
また、この発明の別発明においては、選択手段で第一,
第二のカラーマップ作成手段を切換えて用いることがで
きるので、入力画像の種類に応じた適切な処理を行うこ
とができる。
第二のカラーマップ作成手段を切換えて用いることがで
きるので、入力画像の種類に応じた適切な処理を行うこ
とができる。
以下、この発明を実施例にもとづき説明する。
第1図は、この発明の一実施例によるカラー画像変換装
置の全体構成図である。画像入力装置1は、カラー画像
をTVカメラ、磁気ディスク等からR,G,B成分各Mビット
のデータとして画像メモリ2に書き込む。ヒストグラム
作成手段3は従来例のステップ32に相当し、画像メモリ
2に格納されている入力画像の全画素または一部画素を
走査してヒストグラム、すなわち色の生起頻度分布をヒ
ストグラムカウンタ群4上に作成する。候補色抽出手段
5,初期統合手段6,隣接関係テーブル作成手段7及びカラ
ー画像変換手段13はそれぞれ従来例のステップ33,ステ
ップ34,ステップ35及びステップ38と同一の処理を行
う。隣接関係テーブル8は隣接関係テーブル作成手段7
によって作成された第12図のような形式のテーブルを格
納する。また、カラーマップ11及びカラー空間分割マッ
プ12はそれぞれ第13図及び第14図に対応する。すなわ
ち、カラーマップ11はインデックス番号とR,G,B成分で
表現された代表色との対応表であり、カラー空間分割マ
ップ12はRGB空間の全色とカラーマップ11のインデック
ス番号との対応表である。第一のカラーマップ作成手段
9は第10図のフローチャートに示した従来例の頻度優先
法と同一の処理を行い、第二のカラーマップ作成手段10
は第11図のフローチャートに示した従来例の距離優先法
と同一の処理を行う。表示装置14は画像メモリ2上の入
力画像を表示するかまたは、画像メモリ2上のインデッ
クス番号で表現された処理結果をカラーマップ11を介し
てRGBの値に変換して表示する。15,15,15は上記隣接関
係テーブル8,カラーマップ11及びカラー空間分割マップ
12を第一または第二のカラーマップ作成手段9,10のいず
れかに切換える切換えスイッチであり、初期状態におい
ては全てのスイッチ15が第一のカラーマップ作成手段9
側に接続されているかまたは全てのスイッチ15が第二の
カラーマップ作成手段10側に接続されている。但し、こ
のスイッチ15は機械的なものではなく、ソフトウェア的
あるいは電気的なものである。
置の全体構成図である。画像入力装置1は、カラー画像
をTVカメラ、磁気ディスク等からR,G,B成分各Mビット
のデータとして画像メモリ2に書き込む。ヒストグラム
作成手段3は従来例のステップ32に相当し、画像メモリ
2に格納されている入力画像の全画素または一部画素を
走査してヒストグラム、すなわち色の生起頻度分布をヒ
ストグラムカウンタ群4上に作成する。候補色抽出手段
5,初期統合手段6,隣接関係テーブル作成手段7及びカラ
ー画像変換手段13はそれぞれ従来例のステップ33,ステ
ップ34,ステップ35及びステップ38と同一の処理を行
う。隣接関係テーブル8は隣接関係テーブル作成手段7
によって作成された第12図のような形式のテーブルを格
納する。また、カラーマップ11及びカラー空間分割マッ
プ12はそれぞれ第13図及び第14図に対応する。すなわ
ち、カラーマップ11はインデックス番号とR,G,B成分で
表現された代表色との対応表であり、カラー空間分割マ
ップ12はRGB空間の全色とカラーマップ11のインデック
ス番号との対応表である。第一のカラーマップ作成手段
9は第10図のフローチャートに示した従来例の頻度優先
法と同一の処理を行い、第二のカラーマップ作成手段10
は第11図のフローチャートに示した従来例の距離優先法
と同一の処理を行う。表示装置14は画像メモリ2上の入
力画像を表示するかまたは、画像メモリ2上のインデッ
クス番号で表現された処理結果をカラーマップ11を介し
てRGBの値に変換して表示する。15,15,15は上記隣接関
係テーブル8,カラーマップ11及びカラー空間分割マップ
12を第一または第二のカラーマップ作成手段9,10のいず
れかに切換える切換えスイッチであり、初期状態におい
ては全てのスイッチ15が第一のカラーマップ作成手段9
側に接続されているかまたは全てのスイッチ15が第二の
カラーマップ作成手段10側に接続されている。但し、こ
のスイッチ15は機械的なものではなく、ソフトウェア的
あるいは電気的なものである。
第2図は、第1図の実施例のシステム構成図であり、第
1図と同一符号は同一または相当部分を示す。CPU21は
プログラム・ワーキングメモリ22に格納されている制御
プログラムに従ってヒストグラム作成、候補色抽出、初
期統合、隣接関係テーブルの作成、第一のカラーマップ
作成手段、第二のカラーマップ作成手段、カラー画像の
変換及び各種装置の制御を行う。
1図と同一符号は同一または相当部分を示す。CPU21は
プログラム・ワーキングメモリ22に格納されている制御
プログラムに従ってヒストグラム作成、候補色抽出、初
期統合、隣接関係テーブルの作成、第一のカラーマップ
作成手段、第二のカラーマップ作成手段、カラー画像の
変換及び各種装置の制御を行う。
第3図は本実施例のフローチャートであり、ステップ36
において第一のカラーマップ作成手段9によって代表色
の数を所定の数にまで減らしたのち、ステップ37におい
て第二のカラーマップ作成手段10によって更に代表色の
数を減らすことによりカラーマップ11及びカラー空間分
割マップ12を作成するようにしたものである。この場
合、第1図の全体構成図における各スイッチ15は、初期
状態において全て第一のカラーマップ作成手段9側に接
続されており、ステップ36の処理が終了すると同時に全
て第二のカラーマップ作成手段10側に接続されることに
なる。なお、第3図において、ステップ31〜35,38は従
来例(第9図)の同一符号ステップに相当している。ま
た、ステップ36及びステップ37はそれぞれ従来例の頻度
優先法(第10図)及び距離優先法(第11図)と同一処理
を行う。
において第一のカラーマップ作成手段9によって代表色
の数を所定の数にまで減らしたのち、ステップ37におい
て第二のカラーマップ作成手段10によって更に代表色の
数を減らすことによりカラーマップ11及びカラー空間分
割マップ12を作成するようにしたものである。この場
合、第1図の全体構成図における各スイッチ15は、初期
状態において全て第一のカラーマップ作成手段9側に接
続されており、ステップ36の処理が終了すると同時に全
て第二のカラーマップ作成手段10側に接続されることに
なる。なお、第3図において、ステップ31〜35,38は従
来例(第9図)の同一符号ステップに相当している。ま
た、ステップ36及びステップ37はそれぞれ従来例の頻度
優先法(第10図)及び距離優先法(第11図)と同一処理
を行う。
第4図も本実施例のフローチャートであり、第二のカラ
ーマップ作成手段10によって代表色の数を所定の数にま
で減らしたのち、第一のカラーマップ作成手段9によっ
て更に代表色の数を減らすことによりカラーマップ11及
びカラー空間分割マップ12を作成するようにしたもので
ある。この場合、第1図の全体構成図における各スイッ
チ15は、初期状態において全て第二のカラーマップ作成
手段10側に接続されており、ステップ37の処理が終了す
ると同時に全て第一のカラーマップ作成手段9側に接続
されることになる。
ーマップ作成手段10によって代表色の数を所定の数にま
で減らしたのち、第一のカラーマップ作成手段9によっ
て更に代表色の数を減らすことによりカラーマップ11及
びカラー空間分割マップ12を作成するようにしたもので
ある。この場合、第1図の全体構成図における各スイッ
チ15は、初期状態において全て第二のカラーマップ作成
手段10側に接続されており、ステップ37の処理が終了す
ると同時に全て第一のカラーマップ作成手段9側に接続
されることになる。
このような本実施例によれば、第一及び第二のカラーマ
ップ作成手段が縦続接続されるため、第一のカラーマッ
プ作成手段9では画像入力時の雑音等によって全く異っ
た色として入力されたため頻度が少ないにもかかわらず
候補色として抽出され、領域を形成している場合に該領
域を他の領域に統合し、第二のカラーマップ作成手段10
では本来画像平面上で一色で塗られている部分が、原稿
のむらやA/D変換の誤差等によって比較的色の似た2色
以上の色として入力され、それらの色を代表色とするよ
うな領域が形成されているような場合にそれらの領域を
統合することができる。そして、本実施例の第3図に示
した方式では、まず第一のカラーマップ作成手段9によ
って頻度の小さい領域がクラスタ化され、体積の大きい
領域を形成する。これは、自然情景画像のように、頻度
の小さい似かよった色が多数出現している場合に、これ
らの色が一つの領域を形成することを意味する。従っ
て、次に第二のカラーマップ作成手段10によって近接し
た色を減らす際に連鎖反応的な領域の統合を防ぐことが
できる。つまり、この方式は自然情景画像の処理に適し
ていると言える。一方、第4図の方式では、まず第二の
カラーマップ作成手段10によって近接した代表色を有す
る領域が統合されるため、色の分布がいくつかのかたま
りとなって存在し、それぞれのかたまりがRGB空間上で
分離しているような場合の処理に適している。このよう
な画像は彩度の高い数種類の色で描かれているイラスト
あるいは漫画に相当する。
ップ作成手段が縦続接続されるため、第一のカラーマッ
プ作成手段9では画像入力時の雑音等によって全く異っ
た色として入力されたため頻度が少ないにもかかわらず
候補色として抽出され、領域を形成している場合に該領
域を他の領域に統合し、第二のカラーマップ作成手段10
では本来画像平面上で一色で塗られている部分が、原稿
のむらやA/D変換の誤差等によって比較的色の似た2色
以上の色として入力され、それらの色を代表色とするよ
うな領域が形成されているような場合にそれらの領域を
統合することができる。そして、本実施例の第3図に示
した方式では、まず第一のカラーマップ作成手段9によ
って頻度の小さい領域がクラスタ化され、体積の大きい
領域を形成する。これは、自然情景画像のように、頻度
の小さい似かよった色が多数出現している場合に、これ
らの色が一つの領域を形成することを意味する。従っ
て、次に第二のカラーマップ作成手段10によって近接し
た色を減らす際に連鎖反応的な領域の統合を防ぐことが
できる。つまり、この方式は自然情景画像の処理に適し
ていると言える。一方、第4図の方式では、まず第二の
カラーマップ作成手段10によって近接した代表色を有す
る領域が統合されるため、色の分布がいくつかのかたま
りとなって存在し、それぞれのかたまりがRGB空間上で
分離しているような場合の処理に適している。このよう
な画像は彩度の高い数種類の色で描かれているイラスト
あるいは漫画に相当する。
第5図は本発明の他の実施例の全体構成図である。同図
おいて1〜15は第1図の同一符号部と全く同じ構成とな
っている。スイッチ切換え手段16は第一または第二のカ
ラーマップ作成手段のいずれを使用するかという選択情
報と、代表色数とを対話的に入力するかまたは自動的に
生成し、選択した手段で指定した代表色数になるまで領
域の統合を行うことを指示する。ここで、上記切換えス
イッチ15及びスイッチ切換え手段16は本願の選択手段を
構成している。
おいて1〜15は第1図の同一符号部と全く同じ構成とな
っている。スイッチ切換え手段16は第一または第二のカ
ラーマップ作成手段のいずれを使用するかという選択情
報と、代表色数とを対話的に入力するかまたは自動的に
生成し、選択した手段で指定した代表色数になるまで領
域の統合を行うことを指示する。ここで、上記切換えス
イッチ15及びスイッチ切換え手段16は本願の選択手段を
構成している。
第6図は第5図の実施例のシステム構成図であり、第2
図のシステム構成図に対話的な入力装置としてキーボー
ド61が付加されている。
図のシステム構成図に対話的な入力装置としてキーボー
ド61が付加されている。
第7図は本実施例のフローチャートであり、ステップ31
〜35及び36〜38は本発明の第一の実施例のフローチャー
トである第3図及び第4図における同一符号部と同じ構
成となっている。従って、ステップ35において隣接関係
テーブル8が作成されるまでは本発明の第一の実施例と
全く同一の処理を行う。そして、本実施例ではその後ス
テップ71及びステップ72において第一または第二のカラ
ーマップ作成手段のいずれを使用するかという選択情報
と代表色数とを対話的に入力し、選択した手段であるス
テップ36またはステップ37を用いて前記代表色数になる
まで領域の統合を行う。そして、ステップ38で画像メモ
リ2上の入力画像の各画素のRGB成分データをカラー空
間分割マップ12を用いてカラーマップ11のインデックス
番号に変換し、そのインデックス番号を画像メモリ2に
書き込む。このときの変換画像は、カラーマップ11を介
してRGB成分の値に変換されて表示装置14に表示され
る。ステップ73では代表色数が所定の色数にまで減り、
全処理が終了したか否かを判定する。未終了の場合には
ステップ71からの処理を繰り返す。
〜35及び36〜38は本発明の第一の実施例のフローチャー
トである第3図及び第4図における同一符号部と同じ構
成となっている。従って、ステップ35において隣接関係
テーブル8が作成されるまでは本発明の第一の実施例と
全く同一の処理を行う。そして、本実施例ではその後ス
テップ71及びステップ72において第一または第二のカラ
ーマップ作成手段のいずれを使用するかという選択情報
と代表色数とを対話的に入力し、選択した手段であるス
テップ36またはステップ37を用いて前記代表色数になる
まで領域の統合を行う。そして、ステップ38で画像メモ
リ2上の入力画像の各画素のRGB成分データをカラー空
間分割マップ12を用いてカラーマップ11のインデックス
番号に変換し、そのインデックス番号を画像メモリ2に
書き込む。このときの変換画像は、カラーマップ11を介
してRGB成分の値に変換されて表示装置14に表示され
る。ステップ73では代表色数が所定の色数にまで減り、
全処理が終了したか否かを判定する。未終了の場合には
ステップ71からの処理を繰り返す。
以上説明したように本実施例によれば、処理結果を見な
がらそれに応じて対話的手段によってカラーマップ作成
手段を選択できるため、入力画像の性質や処理途中段階
での画像の状態に応じて適切な処理を行うことが可能と
なる。
がらそれに応じて対話的手段によってカラーマップ作成
手段を選択できるため、入力画像の性質や処理途中段階
での画像の状態に応じて適切な処理を行うことが可能と
なる。
なお、本実施例ではスイッチ切換え手段16として対話的
手段を用いているが、これは自動的に行うことも可能で
ある。第8図はスイッチ切換えを自動的に行う実施例の
フローチャートであり、ステップ31〜35,36〜38及び73
は第7図のフローチャートにおける同一符号部に相当す
る。ステップ81では最小頻度に対するしきい値Th及び最
小距離に対するしきい値Tdに初期値を与える。ステップ
82はスイッチ15の切換えであり、第1回目のループでは
スイッチ15の初期状態に対応した処理を行うように指示
し、第2回目以降のループではスイッチ15を反対側に切
換え、そしてスイッチ15の状態に対応した処理を行うよ
うに指示する。ステップ83及びステップ84はしきい値の
更新であり、それぞれのしきい値に対して増分△h(>
0)及び△d(>0)が加えられる。ステップ36は第一
のカラーマップ作成手段であり、最小頻度がThを越える
かまたは代表色数が最終的にカラーマップに登録すべき
色数に等しくなればステップ36の処理を終了する。ステ
ップ37は第二のカラーマップ作成手段であり、隣接領域
の代表色間の最小距離がTdを越えるかまたは代表色数が
最終的にカラーマップに登録すべき色数に等しくなれば
ステップ37の処理を終了する。
手段を用いているが、これは自動的に行うことも可能で
ある。第8図はスイッチ切換えを自動的に行う実施例の
フローチャートであり、ステップ31〜35,36〜38及び73
は第7図のフローチャートにおける同一符号部に相当す
る。ステップ81では最小頻度に対するしきい値Th及び最
小距離に対するしきい値Tdに初期値を与える。ステップ
82はスイッチ15の切換えであり、第1回目のループでは
スイッチ15の初期状態に対応した処理を行うように指示
し、第2回目以降のループではスイッチ15を反対側に切
換え、そしてスイッチ15の状態に対応した処理を行うよ
うに指示する。ステップ83及びステップ84はしきい値の
更新であり、それぞれのしきい値に対して増分△h(>
0)及び△d(>0)が加えられる。ステップ36は第一
のカラーマップ作成手段であり、最小頻度がThを越える
かまたは代表色数が最終的にカラーマップに登録すべき
色数に等しくなればステップ36の処理を終了する。ステ
ップ37は第二のカラーマップ作成手段であり、隣接領域
の代表色間の最小距離がTdを越えるかまたは代表色数が
最終的にカラーマップに登録すべき色数に等しくなれば
ステップ37の処理を終了する。
以上説明したように本実施例によれば、自動的に第一及
び第二のカラーマップ作成手段の選択を行うことが可能
になる。
び第二のカラーマップ作成手段の選択を行うことが可能
になる。
この発明は以上説明したとおり、カラーマップ作成手段
として、頻度優先法にもとづく第一のカラーマップ作成
手段と距離優先法にもとづく第二のカラーマップ作成手
段とを備えたことにより、両方式の特長を生かして頻度
の小さい雑音的な色がカラーマップに登録されるのを防
ぐとともに、複数色の似かよった色がカラーマップに登
録されるのを防ぐ効果がある。
として、頻度優先法にもとづく第一のカラーマップ作成
手段と距離優先法にもとづく第二のカラーマップ作成手
段とを備えたことにより、両方式の特長を生かして頻度
の小さい雑音的な色がカラーマップに登録されるのを防
ぐとともに、複数色の似かよった色がカラーマップに登
録されるのを防ぐ効果がある。
また、この発明の別発明は,上記のものに、第一,第二
のカラーマップ作成手段のいずれかを選択する選択手段
を備えたことにより、上記と同様の効果が得られるとと
もに、入力画像の種類に応じた適切な処理を行うことが
できるという効果がある。
のカラーマップ作成手段のいずれかを選択する選択手段
を備えたことにより、上記と同様の効果が得られるとと
もに、入力画像の種類に応じた適切な処理を行うことが
できるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す全体構成図、第2図
は第1図の実施例のシステム構成図、第3図及び第4図
は第1図の実施例のフローチャート、第5図はこの発明
の他の実施例を示す全体構成図、第6図は第5図の実施
例のシステム構成図、第7図及び第8図は第5図の実施
例のフローチャート、第9図は従来例のフローチャー
ト、第10図及び第11図は従来例のカラーマップ作成手段
のフローチャート、第12図(a),(b)は隣接関係テ
ーブルの一構成例、第13図はカラーマップの構成図、第
14図はカラー空間分割マップの構成図である。 図において、1は画像入力装置、2は画像メモリ、3は
ヒストグラム作成手段、4はヒストグラム・カウンタ
群、5は候補色抽出手段、6は初期統合手段、7は隣接
関係テーブル作成手段、8は隣接関係テーブル、9は第
一のカラーマップ作成手段、10は第二のカラーマップ作
成手段、11はカラーマップ、12はカラー空間分割マッ
プ、13はカラー画像変換手段、14は表示装置、15は切換
えスイッチ、16は上記切換えスイッチ15とともに選択手
段を構成するスイッチ切換え手段、21はCPU、22はプロ
グラム・ワーキングメモリ、61はキーボードである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
は第1図の実施例のシステム構成図、第3図及び第4図
は第1図の実施例のフローチャート、第5図はこの発明
の他の実施例を示す全体構成図、第6図は第5図の実施
例のシステム構成図、第7図及び第8図は第5図の実施
例のフローチャート、第9図は従来例のフローチャー
ト、第10図及び第11図は従来例のカラーマップ作成手段
のフローチャート、第12図(a),(b)は隣接関係テ
ーブルの一構成例、第13図はカラーマップの構成図、第
14図はカラー空間分割マップの構成図である。 図において、1は画像入力装置、2は画像メモリ、3は
ヒストグラム作成手段、4はヒストグラム・カウンタ
群、5は候補色抽出手段、6は初期統合手段、7は隣接
関係テーブル作成手段、8は隣接関係テーブル、9は第
一のカラーマップ作成手段、10は第二のカラーマップ作
成手段、11はカラーマップ、12はカラー空間分割マッ
プ、13はカラー画像変換手段、14は表示装置、15は切換
えスイッチ、16は上記切換えスイッチ15とともに選択手
段を構成するスイッチ切換え手段、21はCPU、22はプロ
グラム・ワーキングメモリ、61はキーボードである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/06 8121−5G (72)発明者 富田 悟 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社応用機器研究所内 (56)参考文献 昭和60年度電子通信学会総合全国大会, 1173「カラーマップ作成に関する一考察」 昭和60年3月5日、論文集発行
Claims (2)
- 【請求項1】カラー画像入力装置1と、カラー画像メモ
リ2と、ヒストグラム作成手段3及びヒストグラムカウ
ンタ群4と、候補色抽出手段5と、初期統合手段6と、
各領域の内、色の生起頻度が最小の領域を抽出し、該最
小頻度領域をカラー空間上で隣接する他の領域と統合す
るとともに、統合された領域を一色で表現することを繰
り返すことにより領域数を所定の色数にまで減らし、そ
の結果生成された各領域を代表する色をインデックス番
号が付されたカラーマップ11に登録するとともに、前記
入力画像に出現可能な全色とカラーマップのインデック
ス番号との対応関係をカラー空間分割マップ12に作成す
る第一のカラーマップ作成手段9と、カラー空間上で隣
接している領域の内、代表色間の距離が最も小さい領域
対を統合するとともに、統合された領域を一色で表現す
ることを繰り返すことにより領域数を所定の色数にまで
減らし、その結果生成された各領域を代表する色をカラ
ーマップ11に登録するとともに、前記入力画像に出現可
能な全色とカラーマップのインデックス番号との対応関
係をカラー空間分割マップ12に作成する第二のカラーマ
ップ作成手段10と、前記入力画像の各画素を前記カラー
空間分割マップに従ってカラーマップのインデックス番
号に変換して画像メモリに記憶させるカラー画像変換手
段13と、隣接関係テーブル作成手段7と、隣接関係テー
ブル8と、表示装置14と、前記隣接関係テーブル8、カ
ラーマップ11及びカラー空間分割マップ12を前記第一又
は第二のカラーマップ作成手段9,10のいずれかに切換え
る一連の切換えスイッチ15を備えたカラー画像変換装置
において、1つのカラー画像を初期入力し、前記初期統
合手段6による処理が終了した後に、第一又は第二のカ
ラーマップ作成手段9による処理をあらかじめ定めた閾
(しきい)値により所定の色数になるまで続行し、更に
切換えて第二又は第一のカラーマップ作成手段10により
色数を削減してカラーマップ及びカラー空間分割マップ
とを作成することを特徴とするカラー画像変換装置。 - 【請求項2】カラー画像入力装置1と、カラー画像メモ
リ2と、ヒストグラム作成手段3及びヒストグラムカウ
ンタ群4と、候補色抽出手段5と、初期統合手段6と、
各領域の内、色の生起頻度が最小の領域を抽出し、該最
小頻度領域をカラー空間上で隣接する他の領域と統合す
るとともに統合された領域を一色で表現することを繰り
返すことにより領域数を所定の色数にまで減らし、その
結果生成された各領域を代表する色をインデックス番号
が付されたカラーマップ11に登録するとともに、前記入
力画像に出現可能な全色とカラーマップのインデックス
番号との対応関係をカラー空間分割マップ12に作成する
第一のカラーマップ作成手段9と、カラー空間上で隣接
している領域の内、代表色間の距離が最も小さい領域対
を統合するとともに、統合された領域を一色で表現する
ことを繰り返すことにより領域数を所定の色数にまで減
らし、その結果生成された各領域を代表する色をカラー
マップ11に登録するとともに、前記入力画像に出現可能
な全色とカラーマップのインデックス番号との対応関係
をカラー空間分割マップ12に作成する第二のカラーマッ
プ作成手段10と、前記入力画像の各画素を前記カラー空
間分割マップ12に従ってカラーマップのインデックス番
号に変換して画像メモリ2に記憶させるカラー画像変換
手段13と、隣接関係テーブル作成手段7と、隣接関係テ
ーブル8と、表示装置14と、前記隣接関係テーブル8、
カラーマップ11及びカラー空間分割マップ12を前記第一
又は第二のカラーマップ作成手段9,10のいずれかに切換
える一連の切換えスイッチ15とを備えたカラー画像変換
装置において、1つのカラー画像を初期入力し、前記初
期統合手段6による処理が終了した後に、第一のカラー
マップ作成手段9と第二のカラーマップ作成手段10とを
対話的に切換えることにより色数を削減してカラーマッ
プ及びカラー空間分割マップとを作成することを特徴と
するカラー画像変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60224471A JPH079671B2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | カラー画像変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60224471A JPH079671B2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | カラー画像変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6284386A JPS6284386A (ja) | 1987-04-17 |
| JPH079671B2 true JPH079671B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=16814314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60224471A Expired - Fee Related JPH079671B2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | カラー画像変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079671B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2743999B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1998-04-28 | 株式会社東芝 | 画像量子化装置及び方法 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP60224471A patent/JPH079671B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 昭和60年度電子通信学会総合全国大会,1173「カラーマップ作成に関する一考察」昭和60年3月5日、論文集発行 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6284386A (ja) | 1987-04-17 |
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