JPH0797092A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH0797092A JPH0797092A JP5262952A JP26295293A JPH0797092A JP H0797092 A JPH0797092 A JP H0797092A JP 5262952 A JP5262952 A JP 5262952A JP 26295293 A JP26295293 A JP 26295293A JP H0797092 A JPH0797092 A JP H0797092A
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- sheet
- suction
- sheets
- tray
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重送を確実に防止し、多種のシートに対し安
定した給紙を行うことができるシート給送装置を提供す
る。 【構成】 下向きに凸となる変位支点部15aを境に第
1,第2のシート吸着部4,8を設けるとともに、第2
のシート吸着部8の吸着面からシート側に突出した、シ
ート搬送方向に回動可能な突起ローラ25を、退避可能
に設ける。この構成では、各シート吸着部4,8に吸着
されたシートは、突起ローラ25によって、変位支点部
15aによる屈曲方向と略直角方向に屈曲させられる。
これにより、シートが2枚重なっていた場合には、それ
らのシート間に隙間eができ、その隙間にエアを吹き込
めば確実に分離させることができる。またシートのコシ
の強弱に応じて、突起ローラ25の突出量と共にシート
の変形量が自動的に変化することにより、多種のシート
に対し確実に分離・給送することが可能となる。
定した給紙を行うことができるシート給送装置を提供す
る。 【構成】 下向きに凸となる変位支点部15aを境に第
1,第2のシート吸着部4,8を設けるとともに、第2
のシート吸着部8の吸着面からシート側に突出した、シ
ート搬送方向に回動可能な突起ローラ25を、退避可能
に設ける。この構成では、各シート吸着部4,8に吸着
されたシートは、突起ローラ25によって、変位支点部
15aによる屈曲方向と略直角方向に屈曲させられる。
これにより、シートが2枚重なっていた場合には、それ
らのシート間に隙間eができ、その隙間にエアを吹き込
めば確実に分離させることができる。またシートのコシ
の強弱に応じて、突起ローラ25の突出量と共にシート
の変形量が自動的に変化することにより、多種のシート
に対し確実に分離・給送することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート給送装置に係
り、詳しくは、エアの吸引力を利用して、シートトレイ
上に積載されたシート束からシートを1枚ずつ分離搬送
するシート給送装置、およびそのシート給送装置を備え
た、特に電子写真複写機等の画像形成装置に関する。
り、詳しくは、エアの吸引力を利用して、シートトレイ
上に積載されたシート束からシートを1枚ずつ分離搬送
するシート給送装置、およびそのシート給送装置を備え
た、特に電子写真複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
〈従来例1〉従来、電子写真複写機等の画像形成装置に
おけるシート給送装置は、シートトレイ上に積載された
シートを給紙ローラの回転によって下流側に搬送する、
ローラシート給送装置が一般的である。この従来のロー
ラシート給送装置は、ローラ表面がゴム等の弾性体で構
成され、かつその性能がローラ表面の摩擦係数によると
ころが大きい。従って、摩耗によるローラの外形変化、
ローラの材質の経時変化、紙粉の付着等によるローラ表
面の摩擦係数の変化により給紙性能が安定しなかった
り、各種の表面性の違うシートに対応しきれいないとい
う欠点があった。
おけるシート給送装置は、シートトレイ上に積載された
シートを給紙ローラの回転によって下流側に搬送する、
ローラシート給送装置が一般的である。この従来のロー
ラシート給送装置は、ローラ表面がゴム等の弾性体で構
成され、かつその性能がローラ表面の摩擦係数によると
ころが大きい。従って、摩耗によるローラの外形変化、
ローラの材質の経時変化、紙粉の付着等によるローラ表
面の摩擦係数の変化により給紙性能が安定しなかった
り、各種の表面性の違うシートに対応しきれいないとい
う欠点があった。
【0003】そこで従来より、上述の問題点に鑑みて、
エアの吸引力を利用してシートを吸着、搬送するエアシ
ート給送装置が提案されている。
エアの吸引力を利用してシートを吸着、搬送するエアシ
ート給送装置が提案されている。
【0004】図17は、従来提案されている代表的なエ
アシート給送装置の概略構成図である。シートを積載し
たシートトレイ101の上方には、シート搬送部100
が配置されている。シート搬送部100は、シート吸着
部102、複数の吸着孔103aを有する搬送ベルト1
03、吸着孔103aおよびシート吸着部102を通し
てエアを吸引するブロワ104により構成されている。
シート先端近傍には、シートを浮上させるべくエアを噴
出させるノズル105、2枚目以降のシートにエアを吹
き付けてシートを一枚だけ分離するためのノズル106
が配置されている。ノズル105、106は、ブロワ1
07に連結され、エアが供給される。
アシート給送装置の概略構成図である。シートを積載し
たシートトレイ101の上方には、シート搬送部100
が配置されている。シート搬送部100は、シート吸着
部102、複数の吸着孔103aを有する搬送ベルト1
03、吸着孔103aおよびシート吸着部102を通し
てエアを吸引するブロワ104により構成されている。
シート先端近傍には、シートを浮上させるべくエアを噴
出させるノズル105、2枚目以降のシートにエアを吹
き付けてシートを一枚だけ分離するためのノズル106
が配置されている。ノズル105、106は、ブロワ1
07に連結され、エアが供給される。
【0005】このエアシート給送装置は次のように作動
する。まず、ノズル105からブロワ107の作用によ
りエアを噴出させ、シートトレイ上のシートを数枚浮上
させる。そしてブロワ104の作用により一番上のシー
トを搬送ベルト103に吸着させる。
する。まず、ノズル105からブロワ107の作用によ
りエアを噴出させ、シートトレイ上のシートを数枚浮上
させる。そしてブロワ104の作用により一番上のシー
トを搬送ベルト103に吸着させる。
【0006】次に搬送ベルトを駆動し、シートを下流側
に搬送する。このとき、ブロワ107の作用によりノズ
ル106からシート先端にエアを吹き付け、重送してき
たシートを吹き戻して分離する。そしてシートを1枚だ
け次の搬送ローラ対108まで搬送する。 〈従来例2〉電子写真複写機等の画像形成装置において
は、シートの剛性(コシ、厚み)によって、転写の電
圧、定着の際の定着温度などの最適な諸条件が変化し、
またその画像形成装置にシートを給紙するシート給送装
置自体においては、シートの剛性によってエア給紙の吸
引力などの最適な諸条件が変化する。
に搬送する。このとき、ブロワ107の作用によりノズ
ル106からシート先端にエアを吹き付け、重送してき
たシートを吹き戻して分離する。そしてシートを1枚だ
け次の搬送ローラ対108まで搬送する。 〈従来例2〉電子写真複写機等の画像形成装置において
は、シートの剛性(コシ、厚み)によって、転写の電
圧、定着の際の定着温度などの最適な諸条件が変化し、
またその画像形成装置にシートを給紙するシート給送装
置自体においては、シートの剛性によってエア給紙の吸
引力などの最適な諸条件が変化する。
【0007】そこで従来のシート給送装置では、ユーザ
ーやサービスマンが、視覚、触覚などの人間の感覚に基
づいて、給紙するシートの剛性を判断し、上記諸条件を
変更するように構成されていた。
ーやサービスマンが、視覚、触覚などの人間の感覚に基
づいて、給紙するシートの剛性を判断し、上記諸条件を
変更するように構成されていた。
【0008】
〈従来例1の課題〉上述の重送分離方式で大切なのは、
搬送すべき1枚目のシートと分離すべき2枚目のシート
の間にエアを吹き付けることである。図18(a)の説
明図に示すように、1枚目のシートS1と2枚目のシー
トS2の間にエアが吹き込まれると、この部分は正圧と
なり、2枚目のシートには分離を補助するような下向き
の力が発生する。また、1枚目のシートS1に搬送ベル
トに対する吸着を助けるような上向きの力が発生する。
したがって、1枚目のシートS1と2枚目のシートS2
は自然に分離する。
搬送すべき1枚目のシートと分離すべき2枚目のシート
の間にエアを吹き付けることである。図18(a)の説
明図に示すように、1枚目のシートS1と2枚目のシー
トS2の間にエアが吹き込まれると、この部分は正圧と
なり、2枚目のシートには分離を補助するような下向き
の力が発生する。また、1枚目のシートS1に搬送ベル
トに対する吸着を助けるような上向きの力が発生する。
したがって、1枚目のシートS1と2枚目のシートS2
は自然に分離する。
【0009】このように、上述の従来例では、搬送すべ
き1枚目のシートと分離すべき2枚目のシートの先端に
少しでも隙間があればそこからエアがシート間に入り込
んで2枚目のシートを分離できる。しかしながら、シー
トの繊維のからみつきやシートの裁断不良などによるバ
リ等により、1枚目のシートと2枚目のシートの先端が
密着している場合は、図18(b)の説明図に示すよう
に、1枚目のシートS1と2枚目のシートS2の間にエ
アが入り込まず、2枚目のシートS2の下側が正圧の状
態になる。この場合、2枚目のシートの下側からエアが
吹き上げるような形になり、1枚目のシートS1と2枚
目のシートS2が密着するのを助ける力が働いてしま
う。また特に薄いシートの場合、1枚目のシートと同時
に2枚目のシートまでが、搬送ベルトの吸引孔からのエ
アの吸引力により吸着されてしまう。このように、先端
が完全に密着したシートに対しては重送を充分に防止で
きないという欠点があった。
き1枚目のシートと分離すべき2枚目のシートの先端に
少しでも隙間があればそこからエアがシート間に入り込
んで2枚目のシートを分離できる。しかしながら、シー
トの繊維のからみつきやシートの裁断不良などによるバ
リ等により、1枚目のシートと2枚目のシートの先端が
密着している場合は、図18(b)の説明図に示すよう
に、1枚目のシートS1と2枚目のシートS2の間にエ
アが入り込まず、2枚目のシートS2の下側が正圧の状
態になる。この場合、2枚目のシートの下側からエアが
吹き上げるような形になり、1枚目のシートS1と2枚
目のシートS2が密着するのを助ける力が働いてしま
う。また特に薄いシートの場合、1枚目のシートと同時
に2枚目のシートまでが、搬送ベルトの吸引孔からのエ
アの吸引力により吸着されてしまう。このように、先端
が完全に密着したシートに対しては重送を充分に防止で
きないという欠点があった。
【0010】また、重送を防止しようとして、図19の
概略構成図に示すように、シート吸着部102に固定さ
れた突起物109を取り付け、1枚目のシートのみを変
形させ(1方向に屈曲させ)、2枚目のシートを分離す
るという例があった。なお、図20はこの図19の装置
をシート搬送方向から見た図、図21(a),(b)は
図20の要部拡大図である。
概略構成図に示すように、シート吸着部102に固定さ
れた突起物109を取り付け、1枚目のシートのみを変
形させ(1方向に屈曲させ)、2枚目のシートを分離す
るという例があった。なお、図20はこの図19の装置
をシート搬送方向から見た図、図21(a),(b)は
図20の要部拡大図である。
【0011】この突起物109を取り付けたエアシート
給送装置は、重送を防止するのには多少の効果をあげて
いたが、下記のような数々の不都合もあった。
給送装置は、重送を防止するのには多少の効果をあげて
いたが、下記のような数々の不都合もあった。
【0012】一つは、1方向にしか曲げていないために
コシの弱いシートにおいては、曲げるために必要な力は
きわめて小さくてよく、2枚目のシートS2も2枚目の
シートS2との繊維のからみつきや、吸着した1枚目の
シートS1の繊維の隙間からわずかに漏れる吸着部から
の吸引力等の原因で、図21(a)のように、容易に1
枚目と共に変形してしまい重送を起こすということであ
る。
コシの弱いシートにおいては、曲げるために必要な力は
きわめて小さくてよく、2枚目のシートS2も2枚目の
シートS2との繊維のからみつきや、吸着した1枚目の
シートS1の繊維の隙間からわずかに漏れる吸着部から
の吸引力等の原因で、図21(a)のように、容易に1
枚目と共に変形してしまい重送を起こすということであ
る。
【0013】一つは、突起物109がシートを搬送する
のに対して抵抗となり、シートの斜行や給紙不良の原因
となってしまうということである。
のに対して抵抗となり、シートの斜行や給紙不良の原因
となってしまうということである。
【0014】その他にも、この突起物109による不都
合としては、紙の種類によって設定を変更しなければな
らないということがある。これは、コシの弱いシートに
対しては、突起物109の出っ張り高さhが低くてはあ
まり重送防止の効果がなく、効果を出すためには比較的
大きな高さhが必要であり(標準的な75g/m2 紙に
おいては約2.5mm〜4.5mmが妥当であった)、
それに対して、コシの強いシートにおいては、突起物1
09の出っ張り高さhが高すぎては図21(b)のよう
にシートS1が自らのコシの強さのために搬送ベルト1
03に完全に吸着せず(位置m)給紙不良の原因となる
ので、コシの弱いシートと比較した場合、比較的出っ張
り高さh(標準的な105g/m2 紙においては約0.
5mm〜1.5mmが妥当である)が低くなければなら
ないということから生じている。
合としては、紙の種類によって設定を変更しなければな
らないということがある。これは、コシの弱いシートに
対しては、突起物109の出っ張り高さhが低くてはあ
まり重送防止の効果がなく、効果を出すためには比較的
大きな高さhが必要であり(標準的な75g/m2 紙に
おいては約2.5mm〜4.5mmが妥当であった)、
それに対して、コシの強いシートにおいては、突起物1
09の出っ張り高さhが高すぎては図21(b)のよう
にシートS1が自らのコシの強さのために搬送ベルト1
03に完全に吸着せず(位置m)給紙不良の原因となる
ので、コシの弱いシートと比較した場合、比較的出っ張
り高さh(標準的な105g/m2 紙においては約0.
5mm〜1.5mmが妥当である)が低くなければなら
ないということから生じている。
【0015】このように従来は、固定された突起物を設
けても安定的に給紙を行うことは困難であった。
けても安定的に給紙を行うことは困難であった。
【0016】第1の発明は、上記従来例1における問題
を解決するためになされたもので、重送を確実に防止
し、多種のシートに対し安定した給紙を行うことができ
るシート給送装置、およびそのシート給送装置を備えた
画像形成装置を提供することを目的とする。 〈従来例2の課題〉上述の従来例2においては、上記諸
条件を設定するために、ユーザーやサービスマンが、シ
ートの剛性(コシ、厚み)を視覚、触覚などのような人
間の感覚に頼って判断していた。したがって、その時の
体調、感情などによる判断のばらつきや個人差による判
断のばらつきが生じてしまい、給紙、転写等の諸条件を
確実に最適の状態に設定することができなかった。
を解決するためになされたもので、重送を確実に防止
し、多種のシートに対し安定した給紙を行うことができ
るシート給送装置、およびそのシート給送装置を備えた
画像形成装置を提供することを目的とする。 〈従来例2の課題〉上述の従来例2においては、上記諸
条件を設定するために、ユーザーやサービスマンが、シ
ートの剛性(コシ、厚み)を視覚、触覚などのような人
間の感覚に頼って判断していた。したがって、その時の
体調、感情などによる判断のばらつきや個人差による判
断のばらつきが生じてしまい、給紙、転写等の諸条件を
確実に最適の状態に設定することができなかった。
【0017】また、特に多種多様なシートを使用する場
合は、シートの種類が変わるたびに頻繁にシートの剛性
を判断しなければならず、操作がわずらわしかった。
合は、シートの種類が変わるたびに頻繁にシートの剛性
を判断しなければならず、操作がわずらわしかった。
【0018】第2の発明は、上記従来例2における問題
を解決するためになされたもので、シートの剛性を、人
間の感覚に頼らずに自動的に検知し得るシート給送装
置、およびそのシート給送装置を備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。
を解決するためになされたもので、シートの剛性を、人
間の感覚に頼らずに自動的に検知し得るシート給送装
置、およびそのシート給送装置を備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るシート
給送装置は、複数枚のシートを積載するシートトレイ
(1)と、そのシートトレイに積載されているシートを
エアの吸引により吸着するシート吸着部(4,8)と、
そのシート吸着部に吸着されたシートを搬送する搬送手
段(14)と、上記シート吸着部の吸着面から退避可能
に突出させて設けられ、シート吸着部に吸着されたシー
トを変形させる突出手段(25)と、を設けたことを特
徴とするものである。
給送装置は、複数枚のシートを積載するシートトレイ
(1)と、そのシートトレイに積載されているシートを
エアの吸引により吸着するシート吸着部(4,8)と、
そのシート吸着部に吸着されたシートを搬送する搬送手
段(14)と、上記シート吸着部の吸着面から退避可能
に突出させて設けられ、シート吸着部に吸着されたシー
トを変形させる突出手段(25)と、を設けたことを特
徴とするものである。
【0020】また、第2の発明に係るシート給送装置
は、複数枚のシートを積載するシートトレイ(1)と、
そのシートトレイに積載されたシートからシートを1枚
ずつ分離・給送するシート給送手段(14)と、上記シ
ートトレイに積載されたシートと上記シート給送手段と
を、それぞれが近接する第1の位置と、離間する第2の
位置との間で移動させる移動手段(Mo)と、上記シー
トトレイに積載されているシートが上記第1の位置にあ
ることを検知するシート位置検知手段(34)と、上記
シートトレイに積載されているシートの剛性を検知する
シート物性検知手段(30,31,32)と、上記シー
ト位置検知手段の検知に基づいて上記シート物性検知手
段が作動するように制御する制御手段(Co)と、を設
けたことを特徴とするものである。
は、複数枚のシートを積載するシートトレイ(1)と、
そのシートトレイに積載されたシートからシートを1枚
ずつ分離・給送するシート給送手段(14)と、上記シ
ートトレイに積載されたシートと上記シート給送手段と
を、それぞれが近接する第1の位置と、離間する第2の
位置との間で移動させる移動手段(Mo)と、上記シー
トトレイに積載されているシートが上記第1の位置にあ
ることを検知するシート位置検知手段(34)と、上記
シートトレイに積載されているシートの剛性を検知する
シート物性検知手段(30,31,32)と、上記シー
ト位置検知手段の検知に基づいて上記シート物性検知手
段が作動するように制御する制御手段(Co)と、を設
けたことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】上記第1の発明に係るシート給送装置では、コ
シの弱いシートの場合には突出手段(25)を押す力が
弱いので、突出手段(25)は吸着面から大きく突き出
し、そのコシの弱いシートは大きく変形する。従って、
確実に分離・給紙される。一方、コシの強いシートの場
合には突出手段(25)を押す力が強いので、突出手段
(25)は吸着面から大きく突き出すことがなく、その
コシの強いシートは、分離に必要なだけ小さく変形す
る。従って、シート吸着部(4,8)に完全に吸着して
確実に分離・給紙される。
シの弱いシートの場合には突出手段(25)を押す力が
弱いので、突出手段(25)は吸着面から大きく突き出
し、そのコシの弱いシートは大きく変形する。従って、
確実に分離・給紙される。一方、コシの強いシートの場
合には突出手段(25)を押す力が強いので、突出手段
(25)は吸着面から大きく突き出すことがなく、その
コシの強いシートは、分離に必要なだけ小さく変形す
る。従って、シート吸着部(4,8)に完全に吸着して
確実に分離・給紙される。
【0022】また、第2の発明に係るシート給送装置で
は、シート物性検知手段(30,31,32)により、
シートトレイ(1)に積載されたシートの剛性を、人間
の感覚に頼らずに自動的に検知し得る。それよってシー
トの剛性に関係する画像形成、シート搬送上の諸問題発
生を未然に防止することが可能となる。
は、シート物性検知手段(30,31,32)により、
シートトレイ(1)に積載されたシートの剛性を、人間
の感覚に頼らずに自動的に検知し得る。それよってシー
トの剛性に関係する画像形成、シート搬送上の諸問題発
生を未然に防止することが可能となる。
【0023】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。 〈実施例1〉図1は、第1の発明の実施例におけるエア
シート給送装置の概略構成図、図2はその要部斜視図、
図3は概略断面図である。
る。 〈実施例1〉図1は、第1の発明の実施例におけるエア
シート給送装置の概略構成図、図2はその要部斜視図、
図3は概略断面図である。
【0025】これらの図において、1は複数枚のシート
を積載可能なシートトレイであり、シートSはその先端
がシート揃えガイド板2に突き当てられるように積載さ
れている。
を積載可能なシートトレイであり、シートSはその先端
がシート揃えガイド板2に突き当てられるように積載さ
れている。
【0026】3はシート搬送部である。4は第1のシー
ト吸着部であり、シートトレイ1に積載されたシート束
に対向した略平面状底面5、その略平面状底面5にあけ
られたエア吸引用開口6、吸引チャンバ7により構成さ
れている。8は第2のシート吸着部であり、第1の略平
面状底面5に対してシート搬送方向下流側に配置され、
所定の角度を成して第1の略平面状底面5の上方に変位
した第2の略平面状底面9、その第2の略平面状底面9
にあけられたエア吸引用開口10、吸引チャンバ11に
より構成されている。
ト吸着部であり、シートトレイ1に積載されたシート束
に対向した略平面状底面5、その略平面状底面5にあけ
られたエア吸引用開口6、吸引チャンバ7により構成さ
れている。8は第2のシート吸着部であり、第1の略平
面状底面5に対してシート搬送方向下流側に配置され、
所定の角度を成して第1の略平面状底面5の上方に変位
した第2の略平面状底面9、その第2の略平面状底面9
にあけられたエア吸引用開口10、吸引チャンバ11に
より構成されている。
【0027】上記第1のシート吸着部4と第2のシート
吸着部8は、それぞれ、エア吸引用のブロワ12a、1
2bに接続されている。ブロワ12a、12bの吸引
は、バルブ13a、13bによりon/off可能とな
っている。第1のシート吸引部4と第2のシート吸引部
8の表面を覆うようにして、搬送ベルト(搬送手段)1
4が掛け渡されている。搬送ベルト14には、複数の吸
引孔14aがあけられている。この搬送ベルト14は、
ローラ15、16、17、18により所定の張力で支持
されており、駆動機構(駆動手段)Mにより矢印A方向
に断続的に駆動され、シートを搬送する。ローラ15は
第1の略平面状底面5と第2の略平面状底面9の交わる
位置に配置され、シートを下向きに凸となるように変位
させるための変位支点部15aとして機能する。
吸着部8は、それぞれ、エア吸引用のブロワ12a、1
2bに接続されている。ブロワ12a、12bの吸引
は、バルブ13a、13bによりon/off可能とな
っている。第1のシート吸引部4と第2のシート吸引部
8の表面を覆うようにして、搬送ベルト(搬送手段)1
4が掛け渡されている。搬送ベルト14には、複数の吸
引孔14aがあけられている。この搬送ベルト14は、
ローラ15、16、17、18により所定の張力で支持
されており、駆動機構(駆動手段)Mにより矢印A方向
に断続的に駆動され、シートを搬送する。ローラ15は
第1の略平面状底面5と第2の略平面状底面9の交わる
位置に配置され、シートを下向きに凸となるように変位
させるための変位支点部15aとして機能する。
【0028】19はシートSを浮上させるためにエアを
噴出するノズル、20はシートSを一枚だけ分離するた
めにエアを噴出するノズルである。各ノズル19、20
は、エア噴出用のブロワ21に接続されている。ノズル
19、20からのエアの噴出は、バルブ22により選択
的に切り換え可能となっている。
噴出するノズル、20はシートSを一枚だけ分離するた
めにエアを噴出するノズルである。各ノズル19、20
は、エア噴出用のブロワ21に接続されている。ノズル
19、20からのエアの噴出は、バルブ22により選択
的に切り換え可能となっている。
【0029】23は搬送されてきたシートを更に下流側
に搬送する搬送ローラ対である。
に搬送する搬送ローラ対である。
【0030】次に、このシート給送装置の主要部を成
す、突起ローラ部24について説明する。
す、突起ローラ部24について説明する。
【0031】これは、図3に示すように、搬送ベルト1
4の外側に2つある。構成について説明すると、25は
シートSを変位支点部15aによる屈曲と略直角方向に
屈曲させる突起ローラ(突出手段)であり、26はその
突起ローラ25を支持する突起ローラ支持アームであ
る。突起ローラ25は突起ローラ支持アーム26に、突
起ローラ支持シャフト27を中心に回転自在に取り付け
られている。突起ローラ支持アーム26は、支点部28
を支点として回動できるようになっているが、回動でき
る範囲はストッパ29a、29bによって規制されてい
る。支点部28は突起ローラ支持シャフト27に対し
て、シート搬送方向上流側に位置している。
4の外側に2つある。構成について説明すると、25は
シートSを変位支点部15aによる屈曲と略直角方向に
屈曲させる突起ローラ(突出手段)であり、26はその
突起ローラ25を支持する突起ローラ支持アームであ
る。突起ローラ25は突起ローラ支持アーム26に、突
起ローラ支持シャフト27を中心に回転自在に取り付け
られている。突起ローラ支持アーム26は、支点部28
を支点として回動できるようになっているが、回動でき
る範囲はストッパ29a、29bによって規制されてい
る。支点部28は突起ローラ支持シャフト27に対し
て、シート搬送方向上流側に位置している。
【0032】上記突起ローラ25は、図示しない加圧手
段によって吸着面から突出する方向に力を受けており、
シートSが第2のシート吸着部8に吸着されていない場
合は、ストッパ29aに当たり止まっているが、吸着し
た場合には後述するようにシートSに押されて出っ張り
高さHが変動するようになっている。
段によって吸着面から突出する方向に力を受けており、
シートSが第2のシート吸着部8に吸着されていない場
合は、ストッパ29aに当たり止まっているが、吸着し
た場合には後述するようにシートSに押されて出っ張り
高さHが変動するようになっている。
【0033】次に、上述のエアシート給送装置の動作を
説明する。
説明する。
【0034】まず、図示しないソレノイド等の切り換え
手段によりバルブ22がaの位置に切り換えられ、ブロ
ワ21が作動して、ノズル19からシート先端に向けて
エアが噴出する。すると、数枚のシートが吹き上げられ
て浮上する。そして、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13a、13bがcの位置に切り換
えられ、ブロワ12a、12bが作動し、吸引用開口
6、10および吸気孔14aを通してエアが吸引され
る。すると一番上のシートS1は、第1、第2のシート
吸着部4、8に吸引され、搬送ベルト14に密着する。
詳しくは、シートの中央部付近は第1のシート吸着部4
に吸着され、シートの先端付近は第2のシート吸着部8
に吸着され、かつ、突起ローラ25によってシートは変
位支点部15aによる屈曲方向と略直角方向に屈曲させ
られる。つまり、シートS1は、2方向に曲げられるこ
とになる。
手段によりバルブ22がaの位置に切り換えられ、ブロ
ワ21が作動して、ノズル19からシート先端に向けて
エアが噴出する。すると、数枚のシートが吹き上げられ
て浮上する。そして、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13a、13bがcの位置に切り換
えられ、ブロワ12a、12bが作動し、吸引用開口
6、10および吸気孔14aを通してエアが吸引され
る。すると一番上のシートS1は、第1、第2のシート
吸着部4、8に吸引され、搬送ベルト14に密着する。
詳しくは、シートの中央部付近は第1のシート吸着部4
に吸着され、シートの先端付近は第2のシート吸着部8
に吸着され、かつ、突起ローラ25によってシートは変
位支点部15aによる屈曲方向と略直角方向に屈曲させ
られる。つまり、シートS1は、2方向に曲げられるこ
とになる。
【0035】これは次のように重送防止手段として作用
する。図4(a)は1枚目のシートS1にかかる力を表
す概略図、図4(b)は2枚目のシートS2にかかる力
を表す概略図である。図では簡単のため1方向に曲げて
いるが、2方向に曲げた力について説明する。
する。図4(a)は1枚目のシートS1にかかる力を表
す概略図、図4(b)は2枚目のシートS2にかかる力
を表す概略図である。図では簡単のため1方向に曲げて
いるが、2方向に曲げた力について説明する。
【0036】まず、吸着される前に2枚目のシートS2
がシートS1と密着していたとする。このときの図中の
記号の定義について述べる。F1とは、第1の吸着部と
第2の吸着部からの吸着力であり、F1のうち、1枚目
のシートS1の繊維の隙間からわずかに漏れて2枚目の
シートS2に作用する力をF2とする。F3は、1枚目
のシートS1が曲がろうとするときに、1枚目のシート
S1と2枚目のシートS2の間の繊維のからみつきによ
って2枚が互いにくっつこうとする力である。シート
は、吸着されるときに上述のように2方向に曲げられる
が、シートをこのような不自然な形状に曲げようとする
ときには、シートに大きな力を作用させなければならな
い。この力をF4とする。
がシートS1と密着していたとする。このときの図中の
記号の定義について述べる。F1とは、第1の吸着部と
第2の吸着部からの吸着力であり、F1のうち、1枚目
のシートS1の繊維の隙間からわずかに漏れて2枚目の
シートS2に作用する力をF2とする。F3は、1枚目
のシートS1が曲がろうとするときに、1枚目のシート
S1と2枚目のシートS2の間の繊維のからみつきによ
って2枚が互いにくっつこうとする力である。シート
は、吸着されるときに上述のように2方向に曲げられる
が、シートをこのような不自然な形状に曲げようとする
ときには、シートに大きな力を作用させなければならな
い。この力をF4とする。
【0037】1枚目のシートS1には、吸着部からの吸
着力としては(F1−F2)が働いており、また吸着力
とは反対方向にF3が働いている。(F1−F2−F3
>F4)を満たすようにF1は設定されているので、1
枚目のシートS1は2方向に曲げられて吸着する。
着力としては(F1−F2)が働いており、また吸着力
とは反対方向にF3が働いている。(F1−F2−F3
>F4)を満たすようにF1は設定されているので、1
枚目のシートS1は2方向に曲げられて吸着する。
【0038】2枚目のシートS2には、吸着部に吸着し
ようとする方向に対し、F2とF3とが与えられる。こ
れらの2枚目に働く力の和(F2+F3)がシートを上
述のごとく2方向に曲げるのに必要な力F4よりも小さ
く(F2+F3<F4)になるように、突起ローラ25
の出っ張り高さHが変動(後述)しているため、図5の
状態説明図に示すように、1枚目のシートS1のみが2
方向に曲げられ、2枚目のシートS2は2方向には曲が
らずに平面状を維持することになる。
ようとする方向に対し、F2とF3とが与えられる。こ
れらの2枚目に働く力の和(F2+F3)がシートを上
述のごとく2方向に曲げるのに必要な力F4よりも小さ
く(F2+F3<F4)になるように、突起ローラ25
の出っ張り高さHが変動(後述)しているため、図5の
状態説明図に示すように、1枚目のシートS1のみが2
方向に曲げられ、2枚目のシートS2は2方向には曲が
らずに平面状を維持することになる。
【0039】すると、これら2枚のシートS1、S2の
間には隙間eができる。そこで、バルブ22がbの位置
に切り換わり、ノズル20からシートS1とシートS2
の隙間eにエアが吹き込まれ、シートS2は確実に分離
する。
間には隙間eができる。そこで、バルブ22がbの位置
に切り換わり、ノズル20からシートS1とシートS2
の隙間eにエアが吹き込まれ、シートS2は確実に分離
する。
【0040】このようにして、重送を防止し、1枚目の
シートS1のみが下流に向けて搬送される。その際に、
突起ローラ25は回動するのでシート搬送方向に対して
ほとんど負荷にならない。しかも、シートが搬送され始
めると突起ローラ25は上方(図1、B方向)に逃げて
いくので、抵抗はより小さく、吸着力も安定する。従っ
て、安定的に給紙が可能となる。
シートS1のみが下流に向けて搬送される。その際に、
突起ローラ25は回動するのでシート搬送方向に対して
ほとんど負荷にならない。しかも、シートが搬送され始
めると突起ローラ25は上方(図1、B方向)に逃げて
いくので、抵抗はより小さく、吸着力も安定する。従っ
て、安定的に給紙が可能となる。
【0041】本実施例においては、あらゆる紙種に対し
て安定的に給紙できるように、突起ローラ25の高さを
変動させるようになっている。その作動とそれが与える
意味について述べる。
て安定的に給紙できるように、突起ローラ25の高さを
変動させるようになっている。その作動とそれが与える
意味について述べる。
【0042】図6(a),(b)はコシが弱いシートの
場合、図7(a),(b)はコシが強いシートの場合の
突起ローラ25の動作を説明する説明図である。
場合、図7(a),(b)はコシが強いシートの場合の
突起ローラ25の動作を説明する説明図である。
【0043】シートを第1、第2の吸着部4、8が吸着
したとき、シート先端付近で、第2のシート吸着部8に
吸着されていないシートの部分(i,j,k,l)は、
シートのコシによって、第2のシート吸着部8の平面に
ならおうとする上側へ(Fa)の力を受ける。しかし、
突起ローラ25が下に落ちようとする力(Fb)によっ
て下側に押されるので、これら二つの力が釣り合う位置
で両者は止まる。
したとき、シート先端付近で、第2のシート吸着部8に
吸着されていないシートの部分(i,j,k,l)は、
シートのコシによって、第2のシート吸着部8の平面に
ならおうとする上側へ(Fa)の力を受ける。しかし、
突起ローラ25が下に落ちようとする力(Fb)によっ
て下側に押されるので、これら二つの力が釣り合う位置
で両者は止まる。
【0044】よって、コシの弱いシートでは突起ローラ
25を押す力が弱いので、突起ローラ25は吸着面から
大きく突き出した図6(a)のA1の位置(出っ張り高
さH1)で止まる。こうして、シートの種類によってシ
ートのコシが異なると、上述の二つの力が釣り合う位置
が異なることとなる。このようにして、突起ローラ25
の出っ張り高さが変動する。
25を押す力が弱いので、突起ローラ25は吸着面から
大きく突き出した図6(a)のA1の位置(出っ張り高
さH1)で止まる。こうして、シートの種類によってシ
ートのコシが異なると、上述の二つの力が釣り合う位置
が異なることとなる。このようにして、突起ローラ25
の出っ張り高さが変動する。
【0045】ところで、突起ローラ25の出っ張り高さ
Hとシートのコシについては、安定的に給紙するために
は次のように設定しなければならない。
Hとシートのコシについては、安定的に給紙するために
は次のように設定しなければならない。
【0046】コシの強いシートの場合、上述の力F4
は、出っ張り高さHが比較的小さくても(シートを2方
向にあまり屈曲させなくても)、重送を防止するための
条件(F2+F3<F4)を満たす。
は、出っ張り高さHが比較的小さくても(シートを2方
向にあまり屈曲させなくても)、重送を防止するための
条件(F2+F3<F4)を満たす。
【0047】必要以上に出っ張り高さHを大きくすると
(シートを屈曲させようとすると)、F4が大きくなり
(F1−F2−F3>F4)を満たさなくなってしま
い、1枚目のシートS1の吸着部への吸着不良を引き起
こしてしまう。
(シートを屈曲させようとすると)、F4が大きくなり
(F1−F2−F3>F4)を満たさなくなってしま
い、1枚目のシートS1の吸着部への吸着不良を引き起
こしてしまう。
【0048】コシの弱いシートの場合、上述の力F4
は、出っ張り高さHが比較的大きくなくては(シートを
2方向にかなり大きく屈曲させなくては)、重送を防止
するための条件(F2+F3<F4)を満たすようにな
らない。
は、出っ張り高さHが比較的大きくなくては(シートを
2方向にかなり大きく屈曲させなくては)、重送を防止
するための条件(F2+F3<F4)を満たすようにな
らない。
【0049】そこで、上述のA1、A2の位置をそれぞ
れ、コシの強いシート、コシの弱いシートに最適な高さ
になるように、第2のシート吸着部8の平面にならおう
とする上側への力Fa、突起ローラ25が下に落ちよう
とする力Fbを調整することによって、あらゆる紙種に
対して安定的に給紙できるようになる。
れ、コシの強いシート、コシの弱いシートに最適な高さ
になるように、第2のシート吸着部8の平面にならおう
とする上側への力Fa、突起ローラ25が下に落ちよう
とする力Fbを調整することによって、あらゆる紙種に
対して安定的に給紙できるようになる。
【0050】なお、上記突起ローラ25が吸着面から突
出する方向に力を受けるための手段としては、突起ロー
ラ25の自重であっても、バネなどの弾性体であって
も、そのほかにも、突起ローラ25の出っ張り高さHを
上述の条件を満たすように変動させるものであれば同様
の効果が得られる。
出する方向に力を受けるための手段としては、突起ロー
ラ25の自重であっても、バネなどの弾性体であって
も、そのほかにも、突起ローラ25の出っ張り高さHを
上述の条件を満たすように変動させるものであれば同様
の効果が得られる。
【0051】また、上記実施例では、突出手段として回
動可能な突起ローラを用いたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、突起手段がシートの搬送時に抵抗と
なりにくいものであればよく、例えば、回動可能な球状
部材を用いたり、円弧形状に形成された摩擦係数の小さ
い突起状の部材を用いたりしてもよい。
動可能な突起ローラを用いたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、突起手段がシートの搬送時に抵抗と
なりにくいものであればよく、例えば、回動可能な球状
部材を用いたり、円弧形状に形成された摩擦係数の小さ
い突起状の部材を用いたりしてもよい。
【0052】図8は、上記実施例1におけるシート給送
装置を備えた画像形成装置(複写機)の概略構成図であ
る。
装置を備えた画像形成装置(複写機)の概略構成図であ
る。
【0053】装置本体200には、原稿載置台201、
光源202、レンズ系203、給紙部204、画像形成
部(画像形成手段)205等を備えている。給紙部20
4は、シートSを収容して装置本体200に着脱自在な
カセット206、207およびペディスタル208に配
置されたデッキ209を有し、この給紙部204にエア
給紙装置が配置されている。また画像形成部205に
は、円筒状の感光体210、トナーを内蔵した現像器2
11、転写帯電器212、分離帯電器213、クリーナ
214、一次帯電器215等がそれぞれ配置されてい
る。画像形成部205の下流側には、搬送装置216、
定着装置217、排出ローラ218等が配置されてい
る。
光源202、レンズ系203、給紙部204、画像形成
部(画像形成手段)205等を備えている。給紙部20
4は、シートSを収容して装置本体200に着脱自在な
カセット206、207およびペディスタル208に配
置されたデッキ209を有し、この給紙部204にエア
給紙装置が配置されている。また画像形成部205に
は、円筒状の感光体210、トナーを内蔵した現像器2
11、転写帯電器212、分離帯電器213、クリーナ
214、一次帯電器215等がそれぞれ配置されてい
る。画像形成部205の下流側には、搬送装置216、
定着装置217、排出ローラ218等が配置されてい
る。
【0054】上記構成の画像形成装置において、装置本
体200側に設けられている図示しない制御装置からシ
ート給送信号が出力されると、カセット206、207
またはデッキ209からシートSが給送される。一方、
光源202から原稿載置台201に載置されている原稿
に当てられて反射した光は、レンズ系203を介して感
光体210に照射される。感光体210は、あらかじめ
一次帯電器215により帯電されており、光が照射され
ることにより静電潜像が形成され、ついで現像器211
によりトナー像が形成される。給紙部204から給送さ
れたシートSは、レジストローラ219で斜行が補正さ
れ、更にタイミングが合わされて画像形成部205へ送
られる。画像形成部205では、転写帯電器212によ
って送られてきたシートSに感光体210のトナー像が
転写され、転写されたシートSは分離帯電器213によ
って転写帯電器212と逆極性に帯電されて感光体21
0から分離される。
体200側に設けられている図示しない制御装置からシ
ート給送信号が出力されると、カセット206、207
またはデッキ209からシートSが給送される。一方、
光源202から原稿載置台201に載置されている原稿
に当てられて反射した光は、レンズ系203を介して感
光体210に照射される。感光体210は、あらかじめ
一次帯電器215により帯電されており、光が照射され
ることにより静電潜像が形成され、ついで現像器211
によりトナー像が形成される。給紙部204から給送さ
れたシートSは、レジストローラ219で斜行が補正さ
れ、更にタイミングが合わされて画像形成部205へ送
られる。画像形成部205では、転写帯電器212によ
って送られてきたシートSに感光体210のトナー像が
転写され、転写されたシートSは分離帯電器213によ
って転写帯電器212と逆極性に帯電されて感光体21
0から分離される。
【0055】そして、分離されたシートSは、搬送装置
216により定着装置217に搬送されて、定着装置2
17によりシートSに未定着画像が永久定着される。画
像が定着されたシートSは、排出ローラ218により装
置本体200から排出される。このようにして、給紙部
204から給送されたシートSは画像が形成されて排出
される。 〈実施例2〉図9は、第2の発明の実施例におけるシー
ト給送装置の概略断面図である。なお、実施例2におけ
るシート給送装置の図において、上記実施例1における
シート給送装置の図と同等の部分には、同一の符号を付
して説明を省略する。また、この第2の発明の実施例に
おけるシート給送装置は、上記第1の発明の実施例にお
けるシート給送装置と同様に、図8に示したような画像
形成装置(複写機)に配設される。
216により定着装置217に搬送されて、定着装置2
17によりシートSに未定着画像が永久定着される。画
像が定着されたシートSは、排出ローラ218により装
置本体200から排出される。このようにして、給紙部
204から給送されたシートSは画像が形成されて排出
される。 〈実施例2〉図9は、第2の発明の実施例におけるシー
ト給送装置の概略断面図である。なお、実施例2におけ
るシート給送装置の図において、上記実施例1における
シート給送装置の図と同等の部分には、同一の符号を付
して説明を省略する。また、この第2の発明の実施例に
おけるシート給送装置は、上記第1の発明の実施例にお
けるシート給送装置と同様に、図8に示したような画像
形成装置(複写機)に配設される。
【0056】この実施例2におけるシート給送装置で
は、二つのシート吸着部4、8に対して、一つのブロワ
12が共通に設けられている。また、上記実施例1にお
ける突起ローラは省略されている。
は、二つのシート吸着部4、8に対して、一つのブロワ
12が共通に設けられている。また、上記実施例1にお
ける突起ローラは省略されている。
【0057】このシート給送装置において、図9に示す
ように、1枚目のシートS1の中央部付近は第1のシー
ト吸着部4に吸着され、そのシートS1の先端付近は第
2のシート吸着部8に吸着される。このとき、第1、第
2のシート吸着部4、8の吸引力は充分に強く設定して
あるので、シートS1はそのコシの強さに抗して変位支
点部15aを支点にして屈曲し、シートS1の先端、中
央部共に搬送ベルト14に密着する。つまり、シートS
1は略平面状底面5、9にならい、変位支点部15aを
支点とした下側に凸の『く』の字状になる。
ように、1枚目のシートS1の中央部付近は第1のシー
ト吸着部4に吸着され、そのシートS1の先端付近は第
2のシート吸着部8に吸着される。このとき、第1、第
2のシート吸着部4、8の吸引力は充分に強く設定して
あるので、シートS1はそのコシの強さに抗して変位支
点部15aを支点にして屈曲し、シートS1の先端、中
央部共に搬送ベルト14に密着する。つまり、シートS
1は略平面状底面5、9にならい、変位支点部15aを
支点とした下側に凸の『く』の字状になる。
【0058】このとき、2枚目のシートS2がシートS
1と密着していたとする。この場合、2枚目のシートS
2の中央部付近はシートS1に概ねならっている。とこ
ろが、第2のシート吸着部8の表面はシートS1で覆わ
れているため、シートS2の先端付近は吸着される力が
働かない。従って、シートS2のコシが勝って、その2
枚目のシートS2は、変位支点部15aを支点にして屈
曲せずに平面状を維持し、シート先端は分離し、シート
S1、S2間に隙間eができる。
1と密着していたとする。この場合、2枚目のシートS
2の中央部付近はシートS1に概ねならっている。とこ
ろが、第2のシート吸着部8の表面はシートS1で覆わ
れているため、シートS2の先端付近は吸着される力が
働かない。従って、シートS2のコシが勝って、その2
枚目のシートS2は、変位支点部15aを支点にして屈
曲せずに平面状を維持し、シート先端は分離し、シート
S1、S2間に隙間eができる。
【0059】その後、駆動機構Mにより搬送ベルト14
は駆動され、1枚目のシートS1は矢印A方向に搬送さ
れる。それと同時に、バルブ22がbの位置に切り換わ
り、ノズル20からシートS1とシートS2の隙間eに
エアが吹き込まれ、シートS2は全域がシートS1から
安定して分離する。したがってシートS1のみが下流に
向けて搬送され、搬送ローラ対23に渡される。
は駆動され、1枚目のシートS1は矢印A方向に搬送さ
れる。それと同時に、バルブ22がbの位置に切り換わ
り、ノズル20からシートS1とシートS2の隙間eに
エアが吹き込まれ、シートS2は全域がシートS1から
安定して分離する。したがってシートS1のみが下流に
向けて搬送され、搬送ローラ対23に渡される。
【0060】次に、本実施例の特徴である、シートの剛
性(コシ、厚み)を検知するシート物性検知手段につい
て述べる。
性(コシ、厚み)を検知するシート物性検知手段につい
て述べる。
【0061】図9において、30は検知突起で、第1の
シート吸着部4のシート搬送方向上流、かつ、シートト
レイ1に積載されたシート上方にあり、第1の略平面状
底面5からシートトレイ1の方向に突き出ている。この
検知突起30は上下方向(図の矢印C方向)に可動とな
っている。31、32は検知突起30の位置を検知する
フォトセンサであり、検知突起30が上下することによ
って、on/offが切り換えられる。装置が作動して
いないときは、図10の状態説明図に示すように、検知
突起30は自重で下方に下がり、二つのフォトセンサ3
1、32はonとなっている(図中A2の位置)。検知
突起30がやや上方に持ち上げられたときには、図11
の状態説明図に示すように、フォトセンサ31のみがo
ffとなり(図中A3の位置)、また検知突起30が充
分上方に持ち上げられたときには、フォトセンサ31、
32共にoffとなるように設定されている。
シート吸着部4のシート搬送方向上流、かつ、シートト
レイ1に積載されたシート上方にあり、第1の略平面状
底面5からシートトレイ1の方向に突き出ている。この
検知突起30は上下方向(図の矢印C方向)に可動とな
っている。31、32は検知突起30の位置を検知する
フォトセンサであり、検知突起30が上下することによ
って、on/offが切り換えられる。装置が作動して
いないときは、図10の状態説明図に示すように、検知
突起30は自重で下方に下がり、二つのフォトセンサ3
1、32はonとなっている(図中A2の位置)。検知
突起30がやや上方に持ち上げられたときには、図11
の状態説明図に示すように、フォトセンサ31のみがo
ffとなり(図中A3の位置)、また検知突起30が充
分上方に持ち上げられたときには、フォトセンサ31、
32共にoffとなるように設定されている。
【0062】上記構成のシート給送装置は、図12の制
御ブロック図に示すごとく、制御部(制御手段)Coの
制御によって次のように機能する。
御ブロック図に示すごとく、制御部(制御手段)Coの
制御によって次のように機能する。
【0063】まず、図13の状態説明図に示すように、
所定の複写動作中にシートがなくなったとする。この状
態は、光反射式のシート検知センサ33により検知さ
れ、表示部(図12)に表示される。そこで、シートを
補給すべく、トレイカバー220を220Bの位置(図
8)まで開ける。すると、カバースイッチ221がof
fとなり、モータ(移動手段)Mo(図12)の作用に
よりシートトレイ1は、図14の状態説明図に示すよう
に下降して、シートを補給すべく第1のシート吸着部4
から充分に離間した第2の位置で停止する。この状態で
シートを補給する。補給後、トレイカバー220を22
0Aの位置(図8)まで閉じると、シートトレイ1は上
昇し、第1のシート吸着部4に近接したシート給送可能
な第1の位置までシート面の高さが上昇する(図1
0)。シート面が第1の位置になったことがシート高さ
検知センサ34により検知されるとシートトレイ1は停
止する。それと同時に、シート物性検知手段が作動す
る。
所定の複写動作中にシートがなくなったとする。この状
態は、光反射式のシート検知センサ33により検知さ
れ、表示部(図12)に表示される。そこで、シートを
補給すべく、トレイカバー220を220Bの位置(図
8)まで開ける。すると、カバースイッチ221がof
fとなり、モータ(移動手段)Mo(図12)の作用に
よりシートトレイ1は、図14の状態説明図に示すよう
に下降して、シートを補給すべく第1のシート吸着部4
から充分に離間した第2の位置で停止する。この状態で
シートを補給する。補給後、トレイカバー220を22
0Aの位置(図8)まで閉じると、シートトレイ1は上
昇し、第1のシート吸着部4に近接したシート給送可能
な第1の位置までシート面の高さが上昇する(図1
0)。シート面が第1の位置になったことがシート高さ
検知センサ34により検知されるとシートトレイ1は停
止する。それと同時に、シート物性検知手段が作動す
る。
【0064】まず、シートがシート吸着部4に吸着され
ていないときは図10に示す状態であり、検知突起30
は充分下方のA2位置に下がり、フォトセンサ31、3
2はともにon状態になっている。シート補給後、シー
トが第1の位置に装着されたことが検知されると、上述
した給紙動作と同様にしてシートは第1、第2のシート
吸着部4、8に吸着される。
ていないときは図10に示す状態であり、検知突起30
は充分下方のA2位置に下がり、フォトセンサ31、3
2はともにon状態になっている。シート補給後、シー
トが第1の位置に装着されたことが検知されると、上述
した給紙動作と同様にしてシートは第1、第2のシート
吸着部4、8に吸着される。
【0065】即ち、図示しないソレノイド等の切り換え
手段によりバルブ22がaの位置に切り換えられ、ブロ
ワ21が作動して、ノズル19からシート先端に向けて
エアが噴出する。すると、数枚のシートが吹き上げられ
て浮上する。そして、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13がcの位置に切り換えられ、ブ
ロワ12が作動し、吸引用開口6、10および吸気孔1
4aを通してエアが吸引される。すると、1枚目のシー
トは第1、第2のシート吸着部4、8に吸引され、搬送
ベルト14に密着する。このとき、第1のシート吸着部
4のシート搬送方向上流に位置しているシートの後端
は、第1のシート吸着部4に吸引されていないが、その
コシの強さによって、第1のシート吸着部4の平面にな
らおうとする上側への力を受ける。しかし、検知突起3
0が下に落ちようとする力によって下側に押されるの
で、これら二つの力が釣り合う位置でシートの後端は止
まる。
手段によりバルブ22がaの位置に切り換えられ、ブロ
ワ21が作動して、ノズル19からシート先端に向けて
エアが噴出する。すると、数枚のシートが吹き上げられ
て浮上する。そして、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13がcの位置に切り換えられ、ブ
ロワ12が作動し、吸引用開口6、10および吸気孔1
4aを通してエアが吸引される。すると、1枚目のシー
トは第1、第2のシート吸着部4、8に吸引され、搬送
ベルト14に密着する。このとき、第1のシート吸着部
4のシート搬送方向上流に位置しているシートの後端
は、第1のシート吸着部4に吸引されていないが、その
コシの強さによって、第1のシート吸着部4の平面にな
らおうとする上側への力を受ける。しかし、検知突起3
0が下に落ちようとする力によって下側に押されるの
で、これら二つの力が釣り合う位置でシートの後端は止
まる。
【0066】コシの弱い(厚さが薄い)シートでは、検
知突起30は図11のA3の位置で止まるために、フォ
トセンサ31は検知突起30によって切られoffとな
る。これによって、表示部にシートのコシが弱い(厚さ
が薄い)ことが表示される。
知突起30は図11のA3の位置で止まるために、フォ
トセンサ31は検知突起30によって切られoffとな
る。これによって、表示部にシートのコシが弱い(厚さ
が薄い)ことが表示される。
【0067】コシの強い(厚さが厚い)シートでは、検
知突起30はシートによって充分持ち上げられて図9の
A1の位置で止まるために、フォトセンサ31に加えて
フォトセンサ32も切ってoffにする。これによっ
て、表示部にシートのコシが強い(厚さが厚い)ことが
表示される。表示が終わった後はエアをoffし、吸引
力を止めて、通常の給紙可能な状態になる。
知突起30はシートによって充分持ち上げられて図9の
A1の位置で止まるために、フォトセンサ31に加えて
フォトセンサ32も切ってoffにする。これによっ
て、表示部にシートのコシが強い(厚さが厚い)ことが
表示される。表示が終わった後はエアをoffし、吸引
力を止めて、通常の給紙可能な状態になる。
【0068】このように、シートの種類によってシート
の剛性(コシ、厚さ)が異なると、上述の二つの力が釣
り合う位置が異なる。つまり、検知突起30が移動した
位置が異なるということであり、検知突起30の移動量
を計測することによってシートの剛性(コシ、厚さ)を
検知することができる。この検知結果が表示されたもの
を見ることで、ユーザーやサービスマンがシートの剛性
(コシ、厚さ)を正しく理解し、転写の電圧、エア給紙
の吸引力、定着の際の定着温度などの最適な諸条件を設
定することができる。 〈実施例3〉この実施例3は、上記実施例2におけるシ
ート物性検知手段をローラ給紙方式の給送装置に組み合
わせた例である。図15は、この実施例3におけるシー
ト給送装置の概略構成図、また図16は同じ給送装置の
他の状態を示す概略構成図である。なお、上記実施例2
と同様の部分は、同じ記号を付して説明を省略する。
の剛性(コシ、厚さ)が異なると、上述の二つの力が釣
り合う位置が異なる。つまり、検知突起30が移動した
位置が異なるということであり、検知突起30の移動量
を計測することによってシートの剛性(コシ、厚さ)を
検知することができる。この検知結果が表示されたもの
を見ることで、ユーザーやサービスマンがシートの剛性
(コシ、厚さ)を正しく理解し、転写の電圧、エア給紙
の吸引力、定着の際の定着温度などの最適な諸条件を設
定することができる。 〈実施例3〉この実施例3は、上記実施例2におけるシ
ート物性検知手段をローラ給紙方式の給送装置に組み合
わせた例である。図15は、この実施例3におけるシー
ト給送装置の概略構成図、また図16は同じ給送装置の
他の状態を示す概略構成図である。なお、上記実施例2
と同様の部分は、同じ記号を付して説明を省略する。
【0069】51はシート束から1枚だけシートを送る
ピックアップローラ、52はピックアップローラ51か
ら受け渡されたシートを搬送するフィードローラ、53
は重送しそうになったとき2枚目以降を分離するリター
ドローラである。54はシート吸着部であり、シートト
レイ1に積載されたシート束に対向した略平面状底面5
5、略平面状底面55にあけられたエア吸引用開口5
6、吸引チャンバ57により構成されている。
ピックアップローラ、52はピックアップローラ51か
ら受け渡されたシートを搬送するフィードローラ、53
は重送しそうになったとき2枚目以降を分離するリター
ドローラである。54はシート吸着部であり、シートト
レイ1に積載されたシート束に対向した略平面状底面5
5、略平面状底面55にあけられたエア吸引用開口5
6、吸引チャンバ57により構成されている。
【0070】シートの剛性(コシ、厚さ)の検知動作に
ついては、上記実施例2と概ね同様である。
ついては、上記実施例2と概ね同様である。
【0071】まず、所定の複写動作中にシートがなくな
ったとする。この状態は、光反射式のシート検知センサ
33により検知され、表示部に表示される。そこで、シ
ートを補給すべく、トレイカバー220を220Bの位
置まで開ける(図8)。すると、カバースイッチ221
がoffとなり、図示しないモータの作用によりシート
トレイ1は下降して、シートを補給すべくシート吸着部
54より充分に離れた第2の位置で停止する。この状態
でシートを補給する。補給後、トレイカバー220を2
20Aの位置まで閉じると、シートトレイ1は上昇し、
シート給送可能な位置までシート面の高さが上昇する。
シート面がシート吸着部54に近接した所定の高さ(第
1の位置)になったことがシート高さ検知センサ34に
より検知されると、シートトレイ1は停止する。それと
同時に、シート物性検知手段が作動する。
ったとする。この状態は、光反射式のシート検知センサ
33により検知され、表示部に表示される。そこで、シ
ートを補給すべく、トレイカバー220を220Bの位
置まで開ける(図8)。すると、カバースイッチ221
がoffとなり、図示しないモータの作用によりシート
トレイ1は下降して、シートを補給すべくシート吸着部
54より充分に離れた第2の位置で停止する。この状態
でシートを補給する。補給後、トレイカバー220を2
20Aの位置まで閉じると、シートトレイ1は上昇し、
シート給送可能な位置までシート面の高さが上昇する。
シート面がシート吸着部54に近接した所定の高さ(第
1の位置)になったことがシート高さ検知センサ34に
より検知されると、シートトレイ1は停止する。それと
同時に、シート物性検知手段が作動する。
【0072】つまり、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13がcの位置に切り換えられ、ブ
ロワ12が作動し、吸引用開口56を通してエアが吸引
される。すると、一番上のシートS1はシート吸着部5
4に吸引され、略平面状底面55に密着する。ここで、
上記実施例2と同様に、コシの弱い(厚さが薄い)シー
トでは、検知突起30は図16のX2の位置に上がるた
めに、フォトセンサ31は検知突起30によって切られ
offとなる。これによって、表示部にシートのコシが
弱い(厚さが薄い)ことが表示される。コシの強い(厚
さが厚い)シートでは、検知突起30は図15のX1の
位置に上がってフォトセンサ31に加えてフォトセンサ
32も切ってoffにする。これによって、表示部にシ
ートのコシが強い(厚さが厚い)ことが表示される。表
示が終わった後はエアをoffし、吸引力を0にして、
通常の給紙できる状態になる。
え手段によりバルブ13がcの位置に切り換えられ、ブ
ロワ12が作動し、吸引用開口56を通してエアが吸引
される。すると、一番上のシートS1はシート吸着部5
4に吸引され、略平面状底面55に密着する。ここで、
上記実施例2と同様に、コシの弱い(厚さが薄い)シー
トでは、検知突起30は図16のX2の位置に上がるた
めに、フォトセンサ31は検知突起30によって切られ
offとなる。これによって、表示部にシートのコシが
弱い(厚さが薄い)ことが表示される。コシの強い(厚
さが厚い)シートでは、検知突起30は図15のX1の
位置に上がってフォトセンサ31に加えてフォトセンサ
32も切ってoffにする。これによって、表示部にシ
ートのコシが強い(厚さが厚い)ことが表示される。表
示が終わった後はエアをoffし、吸引力を0にして、
通常の給紙できる状態になる。
【0073】こうして表示された結果を見ることで上記
実施例2と同様に、ユーザーやサービスマンがシートの
剛性(コシ、厚さ)を正しく理解し、転写の電圧、ロー
ラ給紙のリタードローラのリタード圧を、定着の際の定
着温度などの最適な諸条件を設定することができる。
実施例2と同様に、ユーザーやサービスマンがシートの
剛性(コシ、厚さ)を正しく理解し、転写の電圧、ロー
ラ給紙のリタードローラのリタード圧を、定着の際の定
着温度などの最適な諸条件を設定することができる。
【0074】なお、上記実施例2,3では、検知突起3
0の移動量の計測としては2段階のみで説明してある
が、これだけに限ったものでなく、スライドボリュウム
等を用いて、何段階かに計測しても、あるいは無段階に
計測しても良い。また、検知突起30は自重で下向きに
落ちようとしているが、これに限ったことではなく、例
えばバネを用いるなど、吸着方向と逆向きに向かう力を
発生させるあらゆるものが有効であることは言うまでも
ない。
0の移動量の計測としては2段階のみで説明してある
が、これだけに限ったものでなく、スライドボリュウム
等を用いて、何段階かに計測しても、あるいは無段階に
計測しても良い。また、検知突起30は自重で下向きに
落ちようとしているが、これに限ったことではなく、例
えばバネを用いるなど、吸着方向と逆向きに向かう力を
発生させるあらゆるものが有効であることは言うまでも
ない。
【0075】さらに、上記実施例2,3では、シートの
後端側においてコシの強さを検知する場合を示している
が、必ずしもこれに限ったものではなく、シートの先端
側や側端側を検知しても同様な効果が得られることは言
うまでもない。
後端側においてコシの強さを検知する場合を示している
が、必ずしもこれに限ったものではなく、シートの先端
側や側端側を検知しても同様な効果が得られることは言
うまでもない。
【0076】その他、上記実施例2,3では、シートト
レイ1はカバーを開閉してシートを補給するタイプとし
たが、これに限ったものではなく、例えばシートトレイ
全体を画像形成装置本体から手前に引き出してシートを
補給するフロントローディングタイプであってもよい。
また、シートをカセットに収納してからカセットを画像
形成装置本体に挿入するタイプであってもよい。
レイ1はカバーを開閉してシートを補給するタイプとし
たが、これに限ったものではなく、例えばシートトレイ
全体を画像形成装置本体から手前に引き出してシートを
補給するフロントローディングタイプであってもよい。
また、シートをカセットに収納してからカセットを画像
形成装置本体に挿入するタイプであってもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、シート吸着部の近
傍に、吸着面よりも突出している高さが変動可能なロー
ラを設けた第1の発明に係るシート給送装置によれば、
重送を確実に防止することができる。しかもシート吸着
部にシートを確実に吸着させることができ、かつシート
給送の抵抗にならず、多種のシートに対して安定した給
紙を行うことができる。従って、このシート給送装置を
備えた画像形成装置は、信頼性の高いものとなる。
傍に、吸着面よりも突出している高さが変動可能なロー
ラを設けた第1の発明に係るシート給送装置によれば、
重送を確実に防止することができる。しかもシート吸着
部にシートを確実に吸着させることができ、かつシート
給送の抵抗にならず、多種のシートに対して安定した給
紙を行うことができる。従って、このシート給送装置を
備えた画像形成装置は、信頼性の高いものとなる。
【0078】また、シート物性検知手段を設けた第2の
発明に係るシート給送装置によれば、シートをシートト
レイに補給するたびにそのシートの剛性(コシ、厚み)
を自動的に正しく検知でき、それによってシートの剛性
に関係する画像形成、シート搬送上の諸問題発生を未然
に防止することができる。従って、このシート給送装置
を備えた画像形成装置は、信頼性の高いものとなる。
発明に係るシート給送装置によれば、シートをシートト
レイに補給するたびにそのシートの剛性(コシ、厚み)
を自動的に正しく検知でき、それによってシートの剛性
に関係する画像形成、シート搬送上の諸問題発生を未然
に防止することができる。従って、このシート給送装置
を備えた画像形成装置は、信頼性の高いものとなる。
【図1】第1の発明の実施例におけるシート給送装置の
概略構成図。
概略構成図。
【図2】同シート給送装置の要部斜視図。
【図3】同シート給送装置の概略断面図。
【図4】同シート給送装置において、(a)は1枚目の
シートにかかる力を表す概略図、(b)は2枚目のシー
トにかかる力を表す概略図。
シートにかかる力を表す概略図、(b)は2枚目のシー
トにかかる力を表す概略図。
【図5】同シート給送装置における状態説明図。
【図6】(a),(b)は、同シート給送装置におい
て、コシが弱いシートの場合の突起ローラの動作を説明
する説明図。
て、コシが弱いシートの場合の突起ローラの動作を説明
する説明図。
【図7】(a),(b)は、同シート給送装置におい
て、コシが強いシートの場合の突起ローラの動作を説明
する説明図。
て、コシが強いシートの場合の突起ローラの動作を説明
する説明図。
【図8】第1および第2の発明の実施例におけるシート
給送装置を備えた画像形成装置(複写機)の概略構成
図。
給送装置を備えた画像形成装置(複写機)の概略構成
図。
【図9】第2の発明の実施例におけるシート給送装置の
概略断面図。
概略断面図。
【図10】同シート給送装置における状態説明図。
【図11】同シート給送装置における他の状態説明図。
【図12】同シート給送装置の制御ブロック図。
【図13】同シート給送装置における他の状態説明図。
【図14】同シート給送装置における他の状態説明図。
【図15】第2の発明の他の実施例におけるシート給送
装置の概略構成図。
装置の概略構成図。
【図16】同シート給送装置の他の状態を示す概略構成
図。
図。
【図17】従来例におけるシート給送装置の概略構成
図。
図。
【図18】(a),(b)は、同従来例における分離作
用の説明図。
用の説明図。
【図19】他の従来例におけるシート給送装置の概略構
成図。
成図。
【図20】図19のシート給送装置をシート搬送方向か
ら見た図。
ら見た図。
【図21】(a),(b)は図20の要部拡大図。
1 シートトレイ 4 第1のシート吸着部 8 第2のシート吸着部 14 搬送ベルト(搬送手段) 25 突起ローラ(突出手段) 30 検知突起(シート物性検知手段) 31,32 フォトセンサ(同) 34 シート高さ検知センサ(シート位置検知
手段) Co 制御部(制御手段) Mo モータ(移動手段) 205 画像形成部(画像形成手段)
手段) Co 制御部(制御手段) Mo モータ(移動手段) 205 画像形成部(画像形成手段)
Claims (11)
- 【請求項1】 複数枚のシートを積載するシートトレイ
と、 上記シートトレイに積載されているシートをエアの吸引
により吸着するシート吸着部と、 上記シート吸着部に吸着されたシートを搬送する搬送手
段と、 上記シート吸着部の吸着面から退避可能に突出させて設
けられ、シート吸着部に吸着されたシートを変形させる
突出手段と、 を設けたことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 上記突出手段は、自重によりシートに当
接して変形させてなる請求項1に記載のシート給送装
置。 - 【請求項3】 上記突出手段は、弾性手段によりシート
に当接して変形させてなる請求項1に記載のシート給送
装置。 - 【請求項4】 上記突出手段は、上記シート吸着部に吸
着されたシートの先端側角部に対応させて配置されてな
る請求項2または3に記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 上記シート吸着部は、上記シートトレイ
に積載されているシートをエアの吸引により吸着する第
1のシート吸着部と、 上記第1のシート吸着部により吸着されたシートの搬送
方向における先端側をエアの吸引により吸着することに
より、上記第1のシート吸着部により吸着されたシート
の先端側を変位させる第2のシート吸着部と、を有し、 上記突出手段は、上記第1のシート吸着部及び上記第2
のシート吸着部の吸着により変位したシートを、該変位
方向と異なる方向に変位させてなる請求項4に記載のシ
ート給送装置。 - 【請求項6】 上記突出手段は、シートとの当接部に回
動可能な突起ローラを有している請求項1ないし5のい
ずれか1つに記載のシート給送装置。 - 【請求項7】 複数枚のシートを積載するシートトレイ
と、 上記シートトレイに積載されているシートをエアの吸引
により吸着するシート吸着部と、 上記シート吸着部に吸着されたシートを搬送する搬送手
段と、 上記シート吸着部の吸着面から退避可能に突出させて設
けられ、シート吸着部に吸着されたシートを変形させる
突出手段と、 上記搬送手段により搬送されたシートに画像を形成する
画像形成手段と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】 複数枚のシートを積載するシートトレイ
と、 上記シートトレイに積載されたシートからシートを1枚
ずつ分離・給送するシート給送手段と、 上記シートトレイに積載されたシートと上記シート給送
手段とを、それぞれが近接する第1の位置と、離間する
第2の位置との間で移動させる移動手段と、 上記シートトレイに積載されているシートが上記第1の
位置にあることを検知するシート位置検知手段と、 上記シートトレイに積載されているシートの剛性を検知
するシート物性検知手段と、 上記シート位置検知手段の検知に基づいて上記シート物
性検知手段が作動するように制御する制御手段と、 を設けたことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項9】 上記シート給送手段は、略平面状底面に
少なくとも一つのエア吸引用開口を有したシート吸着部
と搬送ベルトとを備えたものであり、 上記シート物性検知手段は、 上記シート吸着部の近傍に設けられ、吸着されたシート
によって押されることにより移動可能となっている検知
突起と、 シートが上記シート吸着部に吸着された際にシートによ
って押されて移動した上記検知突起の移動量を計測する
少なくとも一つの計測手段と、 を具備してなることを特徴とする請求項8に記載のシー
ト給送装置。 - 【請求項10】 上記検知突起は、少なくとも上記シー
ト吸着部の略平面状底面に対して直交する方向に移動可
能であることを特徴とした請求項9に記載のシート給送
装置。 - 【請求項11】 複数枚のシートを積載するシートトレ
イと、 上記シートトレイに積載されたシートからシートを1枚
ずつ分離・給送するシート給送手段と、 上記シートトレイに積載されたシートと上記シート給送
手段とを、それぞれが近接する第1の位置と、離間する
第2の位置との間で移動させる移動手段と、 上記シートトレイに積載されているシートが上記第1の
位置にあることを検知するシート位置検知手段と、 上記シートトレイに積載されているシートの剛性を検知
するシート物性検知手段と、 上記シート位置検知手段の検知に基づいて上記シート物
性検知手段が作動するように制御する制御手段と、 上記シート給送手段により給送されるシートに画像を形
成する画像形成手段と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262952A JPH0797092A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | シート給送装置及び画像形成装置 |
| US08/309,141 US5645274A (en) | 1993-09-22 | 1994-09-20 | Sheet supply apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262952A JPH0797092A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797092A true JPH0797092A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17382834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5262952A Pending JPH0797092A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-27 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797092A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089887A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP2011190034A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
| JP2012166864A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5262952A patent/JPH0797092A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089887A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP2011190034A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
| JP2012166864A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| US8740214B2 (en) | 2011-02-10 | 2014-06-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus |
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