JPH079749B2 - Midi信号復調装置 - Google Patents

Midi信号復調装置

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JPH079749B2
JPH079749B2 JP63294407A JP29440788A JPH079749B2 JP H079749 B2 JPH079749 B2 JP H079749B2 JP 63294407 A JP63294407 A JP 63294407A JP 29440788 A JP29440788 A JP 29440788A JP H079749 B2 JPH079749 B2 JP H079749B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル信号の処理装置に関し、特に電子楽器
を制御するためのMIDI信号処理装置に関する。
〔従来の技術〕
種々の電子楽器を所定のフォーマットに従ったデジタル
信号で駆動制御するものとしてMIDI規格がある。このMI
DI規格に従ってキーボード装置、電子楽器等が既に実用
化されており、単一のキーボード装置の操作により、多
数の電子楽器を駆動しえるようになっている。又、本出
願人はMIDI規格に基づく8ビットのデータ(以下MIDIワ
ードという)を予め磁気テープに記録しておき、これを
再生することにより、キーボードの操作なしに1又は複
数の電子楽器を駆動するデジタル情報記録及び記録再生
方式を開発し特許出願している。これは特開昭62−1464
70号公報に示されているように楽器の演奏に関するデジ
タル情報、すなわち音程、音階及び音の長さ等の楽器制
御情報をMIDIワードとしてヘリカルスキャン方式の磁気
記録再生装置にて予め記録しておき、これを再生してス
タートビットとストップビットを付加して10ビットのMI
DI信号を各楽器に与えて駆動するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記磁気記録再生装置を用いればスタートビットとスト
ップビットを含む計10ビットで構成されるMIDI信号から
スタートビットとストップビットを除いた8ビットから
なるMIDIワードをそのまま磁気テープに記録、再生でき
るが、コンパクトディスクのサブコードにMIDIワードを
記録しておきコンパクトディスクプレーヤにて再生する
ことができなかった。これは1つのMIDIワードが8ビッ
トで構成されているのに対して、コンパクトディスク
(以下CDという)のサブコードの1フレーム中、タイム
コード等に用いられる2ビットを除いた部分はR,S…W
からなる6ビットで構成されているので、MIDIワードを
そのままCDのサブコードチャンネルに記録することがで
きないからである。また、伝送レートも3,600BPS(バイ
トパーセカンド)、すなわち28,800bpsであり、31,250b
psのMIDI信号をそのまま記録することはできない。更に
MIDI規格ではMIDI信号が電子楽器に与えられている途中
で中断した場合を考慮していないので、MIDI信号再生装
置が停止等、再生状態以外の状態とされたり、信号のド
ロップアウト等で訂正不能なエラーが発生してMIDI信号
の正確な伝送が行われないと、電子楽器等の音源から音
が出たままとなったり、音程が狂ってしまうという問題
があった。
従って本発明はCDのサブコードチャンネルにMIDI信号を
記録しておき、これをCDプレーヤで再生して元のMIDI信
号を作るためのMIDI信号復調装置を提供することを第1
の目的とする。又、本発明は、かかるMIDI信号複合装置
であってCDプレーヤを非再生状態としたり、サブコード
の訂正が不能なときであっても駆動される電子楽器や各
種音源から再生音が出たままの状態となることを防止す
るものを提供することを第2の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記第1の目的を達成するため、CDのサブコー
ドチャンネルに予め記録されているMIDI信号を1バイト
単位の信号とする手段と、各バイトの先頭と末尾にそれ
ぞれスタートビットとストップビットを付加すると共に
シリアルなMIDI信号とする手段を設けたものである。
すなわち本発明によればCDプレーヤのデジタル出力に応
答し、CDから再生されたサブコードデータ中の各パック
の所定のフレームのサブコードビットの所定の範囲のデ
ータを1バイト単位の信号とする手段と、各バイトの先
頭と末尾にそれぞれスタートビットとストップビットを
付加すると共にシリアルなMIDI信号として出力する手段
を有するMIDI信号復調装置が提供される。
本発明は上記第2の目的を達成するため、CDのサブコー
ドチャンネルに予め記録されている6ビット単位のMIDI
データを1バイト単位の信号とする手段と、各バイトの
先頭と末尾にそれぞれスタートビットとストップビット
を付加すると共にシリアルなMIDI信号とする手段を設け
ると共に、サブコードの誤りが訂正不能であることを検
出する手段と、CDからのデジタル信号が所定期間存在し
ないことを検出する手段を設け、これらの手段に応じて
MIDI信号出力としてノートオフコマンド又はオールノー
トオフコマンドを出力する手段を設けたものである。
すなわち本発明によればCDプレーヤのデジタル出力に応
答し、CDから再生された複数のパックの所定のフレーム
のサブコードチャンネルのサブコードに誤りがあると
き、これを訂正して出力すると共に訂正不能のときに訂
正不能フラグを出力するサブコードエラー訂正手段と、
前記デジタル出力に応答し、このデジタル出力が所定時
間存在しないときにミュート検出フラグを出力するミュ
ート検出手段又は前記CDプレーヤの制御部に応答し、前
記CDプレーヤが非再生状態にあるときに非再生状態フラ
グを出力する非再生状態検出手段のどちらか一方の手段
と、前記サブコードエラー訂正手段からのサブコード内
の所定の範囲のMIDI信号を1バイト単位の信号とする手
段と、各バイトの先頭と末尾にそれぞれスタートビット
とストップビットを付加すると共にシリアルなMIDI信号
として出力する手段と、前記サブコードエラー訂正手段
からの訂正不能フラグと前記ミュート検出手段又は前記
非再生状態検出手段からのミュート検出フラグ又は非再
生状態フラグに応答し、訂正不能フラグ、ミュート検出
フラグ、非再生状態フラグのいずれか一つが与えられた
ときMIDI信号出力としてオールノートオフコマンドを出
力する手段とからなるMIDI信号復調装置が提供される。
又本発明によればCDプレーヤのデジタル出力に応答し、
CDから再生された複数のパックの所定のフレームのサブ
コードチャンネルのサブコードに誤りがあるとき、これ
を訂正して出力すると共に訂正不能のときに訂正不能フ
ラグを出力するサブコードエラー訂正手段と、前記デジ
タル出力に応答し、このデジタル出力が所定時間存在し
ないときにミュート検出フラグを出力するミュート検出
手段又は前記CDプレーヤの制御部に応答し、前記CDプレ
ーヤが非再生状態であるときに非再生状態フラグを出力
する非再生状態検出手段のどちらか一方の手段と、前記
サブコードエラー訂正手段からのサブコード内の所定の
範囲のMIDI信号を1バイト単位の信号とする手段と、各
バイトの先頭と末尾にそれぞれスタートビットとストッ
プビットを付加すると共にシリアルなMIDI信号として出
力する手段と、前記MIDI信号に応答し出力したMIDI信号
によって表わされる電子楽器又は音源の種類と音程を記
憶する手段と、前記サブコードエラー訂正手段からの訂
正不能フラグと前記ミュート検出手段又は前記非再生状
態検出手段からのミュート検出フラグに応答し訂正不能
フラグ又はミュート検出フラグ又は非再生状態フラグの
いずれか一つが与えられたとき前記記憶する手段に記憶
された電子楽器又は音源の種類と音程を表示する信号に
のみノートオフコマンドを出力する手段とからなるMIDI
信号復調装置が提供される。
〔作用〕
本発明のMIDI信号復調装置は上記の構成となっているの
で、CDのサブコードチャンネルに記録されているMIDI信
号を1バイト、すなわち8ビット単位の信号とした後、
通常のMIDI信号とするため各バイトの先頭と末尾に所定
のスタートビッとストップビットが付加され、シリアル
信号として出力されるのである。更にサブコードの誤り
が訂正不能の場合又は、CDからのデジタル信号が所定期
間存在しないか、CDプレーヤが非再生状態にある場合に
はMIDI信号出力としてノートオフコマンド又はオールノ
ートオフコマンドを出力して電子楽器等からの発音がい
つまでも続くことを防止するようにしている。
〔実 施 例〕
以下図面と共に本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明のMIDI信号復調信号の1実施例を示すブ
ロック図である。MIDI信号復調装置にはCDプレーヤ10の
デジタル出力に応答するものとなっている。CDプレーヤ
10のアナログ出力10aは図示しないアンプに供給され通
常のオーディオ信号の再生が行われる。MIDI信号復調装
置(デコーダ)12はインターフェース13、MIDIデータ変
換部14、バッファメモリ16、クロック信号発生回路18、
P/S変換及びビット付加回路20からなる。
第2図はCDのサブコードチャンネルの1パック分、すな
わちフレーム0からフレーム23までのデータの格納状況
を示す図である。各フレームについてRからWまでの6
ビットのデータが格納されるようになっており、MIDIデ
ータはフレーム4からフレーム19までにわたって格納さ
れている。各フレームは6ビット構成であり、格納され
ているMIDIデータはバイト、すなわち8ビット単位であ
る。1バイトのMIDIデータは例えばフレーム4のR〜W
にa0で示される6ビットとフレーム5のR,Sにa0′で示
される2ビットの計8ビットからなっている。以下同様
にフレーム5の残りのT〜Wに4ビットのb0とフレーム
6のR〜Uに4ビットのb0′の組合せにより1バイトの
データが構成されるという態様で、フレーム4からフレ
ーム19までの16フレームにわたって12バイトのMIDIデー
タが格納されている。
第3図は最終的に送り出すべきMIDIデータの1バイト分
の信号波形図であり、8ビットのMIDIデータの先頭に論
理0のスタートビットと末尾に論理1のストップビット
が加えられている。
第4図は送り出されるべき1パック中のMIDIデータの構
成を示している。第4図中のa0,a0′,b0等は第2図のサ
ブコード内のデータとの対応を示すものである。ここで
MIDI規格について簡単に説明すると、MIDIデータは1秒
当り3125バイトの速度で送信される。又第2図のサブコ
ードは24フレームからなる1パックを示しているが、CD
からは1秒当り300パックが再生されるので、MIDIデー
タは6ビット×16フレーム×300パック=28800bpsで再
生される。これをバイト単位で表すと28800bps/8=3600
となりMIDIデータの3125BPS(バイトパーセカンド)を
上回ってしまう。従って全てのパックについて1パック
当り12バイトのMIDIデータを格納しておくことはMIDI規
格上許されない。そこで、その対策として300パックで3
125バイトとなるように予めCDのサブコードに記録する
ときに工夫しておくことが必要である。例えば300パッ
クを12パック毎に25分割し、各12パックのグループ毎に
MIDIデータが最大11バイト入っているものを5パック、
MIDIデータが最大10バイト入っているものを7パックと
すれば、このグレープのMIDIバイトの総計は最大125バ
イトとなり、300パック全体では3125以下とすることが
できる。
しかし、MIDIデータの多くはノートオンコマンドとノー
トオフコマンドであり、これらは各々3バイトからなっ
ているので3つの倍数の12バイトを基準に考えた方がよ
い。そこで上記各グループにおいていくつかのパックに
は12バイトを入れ、残りのパックには11バイト以下のデ
ータを入れて全体として125バイト以下となるようにす
ることが好ましい。
第5図は第2図のサブコード1パック分を第4図の12バ
イトのMIDIデータに変換するための処理フローを示して
いる。すなわち第1図のMIDIデータ12中のMIDIデータ変
換部14は汎用マイクロコンピュータにて実現され得る
が、その場合の処理を第5図は示している。第5図中、
FAはサブコードのフレームアドレス、MAはMIDIデータを
格納するメモリーのアドレス、MBはMIDIデータのバイト
番号を示し、又nは(FA−4)を4で割った商である。
なお最初の判断ステップの(FA−4)MOD4?は(FA−
4)を4で割った余りを求めるステップであり、余りが
0〜3のいずれかであるかによって以下のフローが定め
られる。このフローによって1つのパックについて、す
なわち第2図のフレーム4からフレーム19までについて
変換を行い第4図の12バイトのMIDIデータが作られ、そ
の後次のパックについて同様の処理を行うものである。
このようにして作られた12バイトのMIDIデータは第1図
のバッファメモリ16に送られ、MIDI送り出しクロック信
号を作るクロック信号発生回路18からのMIDI送り出しク
ロックに同期してP/S変換及びビット付加回路20へ1バ
イト単位で送られる。この回路20は例えば10ビットのシ
フトレジスタで構成しえるが、マイクロコンピュータの
演算処理によって同様の結果を得ることもできる。P/S
変換及びビット付加回路20にて、MIDIバイトは第3図に
示すようにスタートビットとストップビットが付加され
た10ビットのシリアルなMIDI信号となって外部へ送出さ
れる。この場合もMIDI送り出しクロックに同期して送出
されるのである。
CDプレーヤ10から再生されたデジタル信号10dはインタ
ーフェース13を介してサブコードエラー訂正回路15に与
えられる。このサブコードエラー訂正回路15はCDグラフ
ィクスのデコーダにて用いられるものと同一でよく、フ
レーム20〜23のパリティー用ビット群p0〜p3を用いてエ
ラーの検出と訂正を行うものである。なおこのエラー検
出はCPUとROM,RAM等ソフトウェアで実現できるが、ディ
スクリートな回路によりハードウェアでも実現すること
ができる。又上記実施例はMIDI信号復調装置として説明
したが、従来のCDグラフィクスデコーダとの共用部分も
多いので、CDグラフィクス及びMIDI信号復調装置とする
こともできる。
このようにCDグラフィクスデコーダと兼用する場合に
は、CDのサブフレームに入っているデータがグラフィク
スデータかMIDIデータかを識別する必要がある。第2図
のフレーム0のモードを示す3ビットはこの目的で用い
られ、グラフィクスの場合は001、MIDIの場合は011とさ
れる。なおフレーム0の後半の3ビットはアイテムであ
りグラフィクス等の種類を示すものである。CDグラフィ
クスとの兼用機の場合は、第5図のフローに入る前にフ
レーム0のモードのデータをデコードしてMIDI信号であ
ることを確認するステップが必要である。このステップ
はサブコードチャンネルのフレーム4〜19のR〜Wに書
き込まれている信号がCDグラフィクス信号かMIDI信号か
を識別する手段を構成するものであり、この判別結果に
応じて以下の処理を選択するものである。
次に本発明のMIDI信号復調装置の他の実施例について説
明する。第6図は第1図の変化態様である他の実施例を
示すブロック図である。第6図の実施例は、インターフ
ェース13の出力に応答するミュート検出回路17を設ける
と共に、サブコードエラー訂正回路15が訂正不可能なエ
ラーのあったときに訂正不能フラグを出力する構成とし
た点が第1図の実施例と異っている。ミュート検出回路
17はCDプレーヤ10からのデジタル出力10dが所定時間存
在しないときにミュート検出フラグを出力してMIDIデー
タ変換部14へ与えるものである。又上記訂正不能フラグ
もMIDIデータ変換部14に与えられる。
第7図は、第6図のインターフェース13とミュート検出
回路17の構成例を示すブロック図である。22は波形整形
回路であり、電気信号又は光信号として与えられるCDプ
レーヤ10の再生デジタル出力信号を波形整形する。この
波形整形回路17の出力信号はデジタルインターフェース
を構成するLSI24に与えられる。このLSI24としては例え
ばヤマハ株式会社のYM3623Bを用いることができる。こ
のLSI24の出力としてはフレームシンク、サブコードデ
ータ、サブコードクロック、ミュート信号がある。フレ
ームシンクはフレーム単位に出力される同期信号で上記
LSIの場合はS0,S1のときには、このフレームシンクが抜
ける。なおフレームシンクの周波数は75×98Hzである。
ミュート信号はデジタルI/Oのエラーを検出したときH
レベルとなる信号である。上記サブコードシンクとミュ
ート信号は単安定マルチバイブレータ(以下モノマルチ
という)26のB入力と▲▼入力にそれぞれ与えられ
ている。A入力は接地され、Q出力がミュート検出フラ
グとしてMIDIデータ変換部14に与えられる。なお、サブ
コードデータ及びサブコードクロックはサブコードエラ
ー訂正回路15に与えられる。
第7図の回路は次のように動作する。CDプレーヤ10側で
は通常の再生状態以外、すなわちストップ、ポーズ、ス
キップ、サーチ等の状態のときにはサブコードのR〜W
のデータが全て0となるものとする。従ってCDプレーヤ
10が再生状態からポーズ等の非再生状態となるとサブコ
ードが6ビットの0となる。このデータはデジタルI/O
のエラー検出においては異常とは認められないが、LSI2
4からのフレームシンクが出力されなくなる。
第8図はフレームシンクとモノマルチ26のQ出力の関係
を示すタイミングチャートである。モノマルチ26の時定
数はサブコードシンクによってフレームシンクのパルス
が抜ける期間より大きく設定してある。従ってサブコー
ドシンクが次々と与えられているときはQ出力はHレベ
ルであるが、ポーズ等の状態になることによってサブコ
ードシンクがなくなると点線で示すようにフレームシン
クパルスが例えば3個以上抜け、Q出力はLレベルにな
る。このLレベルの信号が前述のミュート検出フラグで
ある。又、CDからの再生信号に何らかの異常があると、
デジタルI/Oのエラー検出においてミュート信号が発生
し、モノマルチ26がクリアされるので、同様にQ出力が
Lレベルとなりミュート検出フラグが送り出されること
となる。従って第7図の回路がミュート検出手段を構成
している。
訂正不能フラグ又はミュート検出フラグのいずれかがMI
DIデータ変換部14に与えられると、デコードされたMIDI
データの内容に拘わらずMIDI信号としてノートオフコマ
ンドが出力される。このノートオフコマンドの出力方法
としてはオールノートオフコマンド、すなわち全ての電
子楽器の全ての音を停止させるコマンドを出力する場合
と、既にMIDI信号として出力されたデータで特定された
所定の電子楽器の所定の音程の音のみを停止するコマン
ドを出力する場合とがありうる。前者のオールノートオ
フコマンドは、Bn 7B 00(nは1〜16のチャンネルを
示す0,1…F)で表わされ全てのチャンネルの全ての音
を停止するものであり、出力する側としては簡単であ
る。しかし16チャンネル全ての128音程全てについてこ
のコマンドを送るとなると、ある程度の時間を要し、従
ってCDプレーヤ10が停止した場合、いくつかの電子楽器
からの音の出力が直ちに停止しない場合もある。更にオ
ールノートオフコマンドを受け付けるか否かは電子楽器
側の規格によって定まるので、中にはオールノートオフ
コマンドを送っても発音を停止しないものもある。この
ような場合にはオールノートオフコマンドを送るより、
個々の音のノートオフコマンドを送る必要がある。個々
の電子楽器の個々の音程の音を停止するためには、それ
までにMIDI信号によってノートオンの指定されたものを
RAMマップ上でフラグを立てておき、フラグの立ってい
る音に対してのみノートオフコマンドを出力するように
すればよい。このようにすることにより、オールノート
オフコマンドを受け付けない電子楽器からの発音を確実
に停止できるばかりでなく、比較的短時間で発音を停止
できるので、耳ざわりな現象を防止することができる。
上記実施例では不要な発音を停止するノートオフコマン
ドを出力しているが、その他のコマンドをノートオフコ
マンドの出力の際に出力することもできる。その他のコ
マンドとしては下記のようなものがあり、これらはコマ
ンドを送らないと聴感上影響のでる可能性があるもので
ある。
En 40 00:ピッチベンドリセット Dn 00:チャンネルプレッシャーリセット Bn 01 00:モデュレーションリセット Bn 02 00:ブレスコントローラリセット Bn 40 00:ホールドペダルリセット Bn 79 00:オールコントローラリセット FC − −:MIDIクロックストップ F7 − −:システムエクスクルーシブエンド F0 7E 00 7E 00 F7:サンプルダンプキャンセル 上記コマンド中上の5つは各種電子楽器の発音状態を微
調節して、例えば周波数を少しずつ引き上げたり、ビブ
ラートをかけたり、ピアノのペダルを踏んだ状態となっ
ているものをリセットして元の状態とするものである。
又オールコントローラリセットはこれら5つの全てのリ
セットを行うものである。このオールコントローラリセ
ットも前述のオールノートオフコマンド同様必ずしも全
てのMIDI対応電子楽器が受け付けてくれるとは限らない
ので個々のコマンドを与えるようにすることが好まし
い。下の3つのコマンドは電子楽器を制御するものでは
ないが、例えば入力信号の音程を取り込むサンプラーを
ロード前の状態に戻すサンプルダンプキャンセル等があ
る。
上記実施例ではMIDI信号復調専用機の場合について説明
したが、前述の如くCDグラフィクスデコーダとの兼用機
とした場合は、ノートオフコマンドやオールノートオフ
コマンドの代りにCRT上の再生画像をクリアするコマン
ドとすることもできる。
本発明のMIDI信号復調装置はCDプレーヤの外部に接続す
るアダプタ方式とすることも、CDプレーヤの内部に組み
込む一体方式とすることもできる。第1図の実施例はア
ダプタ方式の場合を示しており、一体方式の場合はCDか
ら再生されたデジタル信号から抽出されたサブコードデ
ータを直接サブコードエラー訂正回路15に与える構成と
することができる。従ってインターフェース13は不要と
なる。又、CDプレーヤの非再生状態を検出するため、CD
プレーヤの制御部の例えばマイクロコンピュータの所定
の出力信号を監視することができる。すなわち、CDプレ
ーヤの制御部に応答し、CDプレーヤが非再生状態にある
ときに非再生フラグを出力する非再生状態検出手段を設
ければ、この非再生フラグを第1図のミュート検出フラ
グの代りに用いることができる。従ってミュート検出回
路17は不要となる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明
のMIDI信号復調装置ではCDのサブコードに記録された6
ビット単位のMIDIデータを8ビット単位のMIDIバイト信
号とした上でスタートビット及びストップビットを付加
して10ビットの正規のMIDI信号として出力する構成とし
たので、CDを再生することによりMIDI信号を種々の電子
楽器に送って、これらを駆動することができる。更に、
訂正不能なエラーがサブコードに生じた場合や、CDプレ
ーヤが再生状態からストップ、ポーズ等の非再生状態と
された場合に、電子楽器からの発音状態が続くことが防
止できるのである。又CDグラフィックス用サブコードデ
コーダとインターフェース、エラー訂正回路等を共用で
きるという特長もあり、CDグラフィクスデコーダとの兼
用機とすれば、CDが非再生状態となったり、訂正不能な
エラーがサブコードに生じた場合、CRT上の再生画面を
クリアすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のMIDI信号復調装置の1実施例を示すブ
ロック図、第2図はCDのサブコードのR〜Wチャンネル
の1パック分を示す図、第3図は送出すべきMIDI信号の
1バイト分の波形図、第4図は第2図の1パックのサブ
コード内のMIDIデータを12バイトのMIDI信号とし、第3
図の波形図に従ったものとした図、第5図は第1図のMI
DIデータ変換部を構成するマイクロコンピュータの処理
を示すフローチャート、第6図は本発明のMIDI信号復調
装置の他の実施例を示すブロック図、第7図は第6図中
のインターフェースとミュート検出回路のブロック図、
第8図は第7図の回路の動作を示すタイミングチャート
である。 12……MIDI信号復調装置、13……インターフェース、14
……MIDIデータ変換部、15……サブコードエラー訂正回
路、16……バッファメモリ、17……ミュート検出回路、
18……MIDI送り出しクロック信号発生回路、20……P/S
変換及びビット付加回路、22……波形整形回路、24……
LSI、26……モノマルチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CDプレーヤのデジタル出力に応答し、CDか
    ら再生されたサブコードデータ中の各パックの所定のフ
    レームのサブコードビットの所定の範囲のデータを1バ
    イト単位の信号とする手段と、各バイトの先頭と末尾に
    それぞれスタートビットとストップビットを付加すると
    共にシリアルなMIDI信号として出力する手段を有するMI
    DI信号復調装置。
  2. 【請求項2】前記CDプレーヤのデジタル出力に応答する
    サブコード訂正手段と、前記訂正手段の出力に応答しCD
    のサブコードのパック内の所定のフレームの識別信号を
    デコードし前記パック内に記録されているデータがCDグ
    ラフィクスのデータか又はMIDIのデータかを識別する手
    段とを有する請求項1記載のMIDI信号復調装置。
  3. 【請求項3】CDプレーヤのデジタル出力に応答し、CDか
    ら再生された複数のパックの所定のフレームのサブコー
    ドチャンネルのサブコードに誤りがあるとき、これを訂
    正して出力すると共に訂正不能のときに訂正不能フラグ
    を出力するサブコードエラー訂正手段と、前記デジタル
    出力に応答し、このデジタル出力が所定時間存在しない
    ときにミュート検出フラグを出力するミュート検出手段
    又は前記CDプレーヤの制御部に応答し、前記CDプレーヤ
    が非再生状態にあるときに非再生状態フラグを出力する
    非再生状態検出手段のどちらか一方の手段と、前記サブ
    コードエラー訂正手段からのサブコード内の所定の範囲
    のMIDI信号を1バイト単位の信号とする手段と、各バイ
    トの先頭と末尾にそれぞれスタートビットとストップビ
    ットを付加すると共にシリアルなMIDI信号として出力す
    る手段と、前記サブコードエラー訂正手段からの訂正不
    能フラグと前記ミュート検出手段又は前記非再生状態検
    出手段からのミュート検出フラグ又は非再生状態フラグ
    に応答し、訂正不能フラグ、ミュート検出フラグ、非再
    生状態フラグのいずれか一つが与えられたときMIDI信号
    出力としてオールノートオフコマンドを出力する手段と
    からなるMIDI信号復調装置。
  4. 【請求項4】CDプレーヤのデジタル出力に応答し、CDか
    ら再生された複数のパックの所定のフレームのサブコー
    ドチャンネルのサブコードに誤りがあるとき、これを訂
    正して出力すると共に訂正不能のときに訂正不能フラグ
    を出力するサブコードエラー訂正手段と、前記デジタル
    出力に応答し、このデジタル出力が所定時間存在しない
    ときにミュート検出フラグを出力するミュート検出手段
    又は前記CDプレーヤの制御部に応答し、前記CDプレーヤ
    が非再生状態であるときに非再生状態フラグを出力する
    非再生状態検出手段のどちらか一方の手段と、前記サブ
    コードエラー訂正手段からのサブコード内の所定の範囲
    のMIDI信号を1バイト単位の信号とする手段と、各バイ
    トの先頭と末尾にそれぞれスタートビットとストップビ
    ットを付加すると共にシリアルなMIDI信号として出力す
    る手段と、前記MIDI信号に応答し出力したMIDI信号によ
    って表わされる電子楽器又は音源の種類と音程を記憶す
    る手段と、前記サブコードエラー訂正手段からの訂正不
    能フラグと前記ミュート検出手段又は前記非再生状態検
    出手段からのミュート検出フラグに応答し訂正不能フラ
    グ又はミュート検出フラグ又は非再生状態フラグのいず
    れか一つが与えられたとき前記記憶する手段に記憶され
    た電子楽器又は音源の種類と音程を表示する信号にのみ
    ノートオフコマンドを出力する手段とからなるMIDI信号
    復調装置。
  5. 【請求項5】前記オールノートオフコマンドを出力する
    手段又は前記ノートオフコマンドを出力する手段が前記
    オールノートオフコマンド又は前記ノートオフコマンド
    を出力する際に他の所定のコマンドも出力する構成とな
    っている請求項3又は4記載のMIDI信号復調装置。
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